JP2015104019A - 基地局、主基地局、移動局、制御局、無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

基地局、主基地局、移動局、制御局、無線通信システムおよび無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同じ信号を同じ周波数で複数の基地局から送信する場合に、受信側において適応等化処理不要でビート干渉を軽減する信号を送信可能な基地局を得ること。【解決手段】通信エリアに他の基地局を有する主基地局、主基地局の通信エリア内の不感地帯を含むエリアを通信エリアとする基地局、移動局、および各基地局を制御する制御局を含む無線通信システムにおける基地局30であって、主基地局と同一信号を送信する場合に、送信フレーム毎に異なる位相回転量を付与する位相オフセット部106と、位相回転された送信フレームを送信する無線処理部102と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、主基地局、移動局および制御局とともに無線通信システムを構成する基地局に関する。
従来、無線通信システムでは、同じ信号を同じ周波数で複数のアンテナまたは複数の基地局から送信する場合、各基地局のエリアが重複する場所で各送信信号の位相が逆相で合成されると、受信電力が低下するいわゆるビート干渉が発生する。移動局は、ビート干渉が発生する場所において、エリア内でありながら基地局からの信号が受信できない状況が連続して発生する。
ビート干渉に対して、例えば、下記特許文献1では、同一基地局の2つのアンテナからタイミングの異なる信号を送信し、ビート干渉の発生を低減し、受信側では適応等化処理を行い、タイミングの異なる信号を分離、合成する技術が開示されている。さらに、複数の基地局から送信する場合に、基地局間で異なる周波数偏差を与えて送信し、各送信信号の位相が逆相で合成される時間を少なくし、受信性能を改善する方法が提案されている。
特開2002−300097号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、基地局の2つのアンテナからタイミングの異なる信号を送信するため、受信側では処理が複雑な適応等化処理が必要である、という問題があった。また、基地局からは周波数偏差を与えて送信するため、周波数偏差に対する耐性が低い方式では受信側において受信性能が劣化する、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、同じ信号を同じ周波数で複数の基地局から送信する場合に、受信側において適応等化処理不要でビート干渉を軽減する信号を送信可能な基地局を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、通信エリアに他の基地局を有する主基地局、前記主基地局の通信エリア内の不感地帯を含むエリアを通信エリアとする基地局、移動局、および各基地局を制御する制御局を含む無線通信システムにおける前記基地局であって、前記主基地局と同一信号を送信する場合に、送信フレーム毎に異なる位相回転量を付与する位相オフセット手段と、位相回転された送信フレームを送信する無線処理手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、同じ信号を同じ周波数で複数の基地局から送信する場合に、受信側において適応等化処理不要でビート干渉を軽減する信号を送信できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1の無線通信システムの構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1の主基地局の構成例を示す図である。 図3は、実施の形態1の従基地局の構成例を示す図である。 図4は、実施の形態1の移動局の構成例を示す図である。 図5は、実施の形態1の無線通信システムにおける無線通信方法を示すフローチャートである。 図6は、実施の形態2の従基地局の構成例を示す図である。 図7は、位相オフセット部で記憶する送信フレーム番号、位相回転角度およびACK/NACKの関係を示す図である。 図8は、実施の形態3の無線通信システムの構成例を示す図である。 図9は、実施の形態4の無線通信システムの構成例を示す図である。 図10は、実施の形態4の主基地局の構成例を示す図である。 図11は、実施の形態4の2アンテナの従基地局の構成例を示す図である。 図12は、実施の形態4の1アンテナの従基地局の構成例を示す図である。 図13は、実施の形態4の移動局の構成例を示す図である。
以下に、本発明にかかる基地局の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態の無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システム1は、通信エリアとして主局エリア10Aを形成する主基地局10と、移動局20と、通信エリアとして従局エリア30Aを形成する従基地局30と、制御局40と、から構成される。主基地局10の主局エリア10Aの中に、移動局20および従基地局30がある。移動局20は、従局エリア30Aを除く主局エリア10Aでは主基地局10と通信可能である。また、移動局20は、従局エリア30Aにおいて、主局不感地帯30Bでは従基地局30と通信可能であり、主局従局重複エリア30Cでは主基地局10および従基地局30と通信可能である。
主基地局10および従基地局30は、制御局40からの制御に基づいて、制御局40から受け取ったデータを移動局20に無線で送信するとともに、移動局20から無線で受信したデータを制御局40に送信する。
移動局20は、主基地局10および従基地局30を介して、または、主基地局10、従基地局30のいずれかを介して、制御局40との間でデータを送受信する。
制御局40は、1つ以上の基地局(ここでは、主基地局10および従基地局30)と接続し、移動局20との間でやりとりするデータを送受信するとともに、各基地局(主基地局10および従基地局30)を制御する。制御局40は、移動局20に送信するデータを主基地局10および従基地局30に送信する。さらに、制御局40は、従基地局30に対して位相回転情報を送信する。
つぎに、主基地局10の構成および動作について説明する。図2は、本実施の形態の無線通信システムを構成する主基地局の構成例を示す図である。主基地局10は、符号化部100と、変調部101と、無線処理部102と、アンテナ103と、復調部104と、復号部105と、を備える。
主基地局10において、符号化部100は、制御局40より受信した送信データに対して誤り訂正符号化する。本実施の形態では、誤り訂正符号化の方法は特定の方法に限定するものではなく、従来同様の一般的な方法でよい。変調部101は、誤り訂正符号化されたデータを変調する。本実施の形態では、変調方式は特定の方式に限定するものではなく、従来同様の一般的な方式でよい。無線処理部102は、変調されたデータである変調シンボルをRF信号に変換し、アンテナ103から移動局20へ送信する。
また、無線処理部102は、アンテナ103を介して移動局20から受信したRF信号をベースバンド信号に変換する。復調部104は、無線処理部102で変換されたベースバンド信号を復調する。復号部105は、復調後の信号に対して誤り訂正復号し、受信データを得る。
つぎに、従基地局30の構成および動作について説明する。図3は、本実施の形態の無線通信システムを構成する従基地局の構成例を示す図である。従基地局30は、符号化部100と、変調部101と、無線処理部102と、アンテナ103と、復調部104と、復号部105と、位相オフセット部106と、を備える。
符号化部100から復号部105の動作は主基地局10と同様である。主基地局10と従基地局30との違いは、従基地局30に位相オフセット部106が追加されている点である。ここでは、位相オフセット部106の動作について説明する。
位相オフセット部106は、制御局40からの位相回転情報に基づいて、変調部101から出力される変調シンボルを位相回転し、位相回転シンボルを出力する。例えば、位相回転情報が位相回転周期Tを表す場合、変調シンボルに付与する位相回転量は、次の式(1)で表すことができる。
srn=snexp(j2πi/T) …(1)
ここで、snは複素表記された変調シンボル、jは虚数単位、iは送信フレーム番号、srnは複素表記された位相回転シンボルである。
従基地局30では、無線処理部102は、位相オフセット部106において位相回転された変調シンボルである位相回転シンボルをRF信号に変換し、アンテナ103から移動局20へ送信する。ここでは、送信フレームに付与される位相回転量は2π/位相回転周期[rad]単位となる。なお、式(1)から分かるように、位相回転シンボルsrnは、変調シンボルsnに対して送信フレーム番号iによって異なる位相回転量が付与される。これにより、従基地局30では、送信フレーム毎に異なる位相回転量を付与して送信することができる。
つぎに、移動局20の構成および動作について説明する。図4は、本実施の形態の無線通信システムを構成する移動局の構成例を示す図である。移動局20は、符号化部200と、変調部201と、無線処理部202と、アンテナ203と、復調部204と、復号部205と、を備える。
移動局20において、無線処理部202は、アンテナ203を介して、主基地局10、従基地局30、または主基地局10および従基地局30の両方から受信したRF信号をベースバンド信号に変換する。復調部204は、無線処理部202で変換されたベースバンド信号を復調する。復号部205は、復調後の信号に対して誤り訂正復号し、受信データを得る。
また、移動局20からデータを送信する場合、符号化部200が、送信データに対して誤り訂正符号化する。本実施の形態では、誤り訂正符号化の方法は特定の方法に限定するものではなく、従来同様の一般的な方法でよい。変調部201は、誤り訂正符号化されたデータを変調する。本実施の形態では、変調方式は特定の方式に限定するものではなく、従来同様の一般的な方式でよい。無線処理部202は、変調されたデータである変調シンボルをRF信号に変換し、アンテナ203から、主基地局10、従基地局30、または主基地局10および従基地局30の両方に送信する。
主基地局10および従基地局30では、それぞれ、移動局20から受信した信号を無線処理部102でベースバンド信号に変換し、復調部104で復調し、復号部105で誤り訂正復号し、受信データを得て制御局40に送信する。
図5は、本実施の形態の無線通信システムにおける無線通信方法を示すフローチャートである。まず、無線通信システム1において、制御局40が、従基地局30に対して位相回転情報を送信する(ステップS1)。従基地局30では、位相オフセット部106が、制御局40からの位相回転情報に基づいて、送信フレームに付与する位相回転量を決定する(ステップS2)。そして、従基地局30では、位相オフセット部106が、送信フレーム毎に異なる位相回転量を付与して、無線処理部102、アンテナ103を介して送信フレームを送信する(ステップS3)。
なお、上記では、主基地局10と従基地局30の機能明確化のため、主基地局10と従基地局30のそれぞれ構成を異なる構成で説明したが、主基地局10の構成は従基地局30と同じでもよく、その場合、制御局40から主基地局10にも位相回転情報を送ることになる。その位相回転情報を位相回転なし、すなわち位相回転周期T=1とすれば、上記と同様に機能する。
また、主基地局10と従基地局30の無線処理とアンテナ以外の機能を制御局40に配置し、主基地局10と制御局40間、従基地局30と制御局40間で送受する信号を、無線処理部102の入出力信号とするよう構成してもよい。
無線通信システム1において、従基地局30は、主基地局10の信号が届きにくい不感地帯をカバーするために設置される。従基地局30については、送信電力を必要最低限で送信するが、不感地帯をなくすためには、主基地局10の通信エリアと重複する通信エリアが生じることが避けられない。重複エリアでは、主基地局10と従基地局30の信号が合成されるが、それぞれの信号の位相が逆相で合成されることで信号電力が小さくなるビート干渉が発生すると、移動局20で信号を受信できない場所が発生することがある。
そのため、本実施の形態では、無線通信システム1において、従基地局30は、送信信号を送信フレーム毎に位相回転することとした。これにより、ビート干渉が発生する時間を少なくし、移動局20において連続して受信できない状況を回避することができる。また、移動局20では、複雑な適応等化処理を行うことなく受信処理を行うことができる。
実施の形態2.
本実施の形態の無線通信システム1の構成は実施の形態1と同様であるが、従基地局30および移動局20の動作が異なる。そのため、実施の形態1と異なる部分について説明する。
本実施の形態では、移動局20は、従基地局30から送信された送信フレームに対して、正しく受信できたか否かを示す送達確認であるACK/NACKを従基地局30へ送信する。移動局20においてACK/NACKを送信する方法は従来同様の一般的な方法でよい。
図6は、本実施の形態の従基地局の構成例を示す図である。実施の形態1(図3参照)の従基地局30と比較すると、復号部105および位相オフセット部106に替えて、復号部305および位相オフセット部306を備える点が異なる。
復号部305は、復調部104での復調後の信号に対して誤り訂正復号し、受信データを得る。さらに、復号部305は、移動局20から送信されたACK/NACKの情報を位相オフセット部306へ出力する。
位相オフセット部306は、制御局40からの位相回転情報に基づいて、変調部101から出力される変調シンボルを位相回転し、位相回転シンボルを出力する。このとき、位相オフセット部306では、送信フレーム番号とその送信フレーム番号の位相回転角度を記憶する。さらに、位相オフセット部306は、移動局20からのACK/NACKの情報を復号部305から得て、NACKだったフレーム番号に対応する位相回転角度を使用しない制御を行う。
図7は、位相オフセット部306で記憶する送信フレーム番号、位相回転角度およびACK/NACKの関係を示す図である。図7(a)は、従基地局30から最初に送信した際の送信フレーム番号とその送信フレームの位相回転角度を表す。一例として、位相回転周期Tが「3」の場合について説明する。図7(b)は、図7(a)に示す位相回転角度で従基地局30から送信フレームを送信した時に移動局20において正しく受信できたか(ACK)、できなかったか(NACK)を示す。図7(c)は、図7(b)に示す結果を受けた後、従基地局30から次に送信フレームを送信する時の送信例であり、移動局20で正しく受信できなかった位相回転角度2π/3を使用せず、その直前の角度をそのまま用いていることを示す。
従基地局30では、位相オフセット部306において、図7(c)に示すように、移動局20で正しく受信できなかった位相回転角度を使用せずに直前の角度をそのまま用いるという処理を繰り返すと、最終的に使用する位相回転角度が1つになることも考えられる。この場合、位相オフセット部306は、最終的に使用する1つの位相回転角度でもNACKとなる時は、位相回転角度を初期の値(図7(a))に戻す、または、一定時間経過後に位相回転角度を初期の値(図7(a))に戻す。
以上説明したように、本実施の形態では、無線通信システム1において、従基地局30は、送信信号を送信フレーム毎に位相回転し、さらに、主基地局10および従基地局30の通信エリアが重複するエリアで移動局20が正しく送信フレームを受信できない位相回転角度を使用しないこととした。これにより、ビート干渉の影響をさらに少なくすることができ、移動局20において連続して受信できない状況を回避することができる。また、移動局20では、複雑な適応等化処理を行うことなく受信処理を行うことができる。
実施の形態3.
図8は、本実施の形態の無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システム1aは、通信エリアとして主局エリア10Aを形成する主基地局10と、移動局20と、通信エリアとして従局エリア30Aを形成する従基地局30と、通信エリアとして従局エリア31Aを形成する従基地局31と、制御局41と、から構成される。実施の形態1(図1参照)に対して、従基地局31が追加されている。主基地局10の主局エリア10Aの中に、移動局20および従基地局30,31がある。
移動局20は、従局エリア30A,31Aを除く主局エリア10Aでは主基地局10と通信可能である。また、移動局20は、従局エリア30Aにおいて、主局不感地帯30Bでは従基地局30と通信可能であり、主局従局重複エリア30Cでは主基地局10および従基地局30と通信可能であり、さらに、主局従局重複エリア30Cのうち従基地局31の通信エリアとも重複する主局従局重複エリア30Dでは主基地局10および従基地局30,31と通信可能である。また、移動局20は、従局エリア31Aにおいて、主局不感地帯31Bでは従基地局31と通信可能であり、主局従局重複エリア31Cでは主基地局10および従基地局31と通信可能であり、さらに、主局従局重複エリア31Cのうち従基地局30の通信エリアとも重複する主局従局重複エリア31Dでは主基地局10および従基地局30,31と通信可能である。
なお、本実施の形態における従基地局30,31の構成は、実施の形態1(図3参照)または実施の形態2(図6参照)と同じでよい。
制御局41は、1つ以上の基地局(ここでは、主基地局10および従基地局30,31)と接続し、移動局20との間でやりとりするデータを送受信するとともに、各基地局(主基地局10および従基地局30,31)を制御する。制御局41は、移動局20に送信するデータを主基地局10および従基地局30,31に送信する。さらに、制御局41は、従基地局30,31に対して位相回転情報を送信する。このとき、制御局41から与える位相回転情報を、従基地局30と従基地局31とで異なるものを与えてもよい。
例えば、従基地局30の位相回転周期をT、従基地局31の位相回転周期を−Tとする。この場合、実施の形態1で示した式(1)で位相回転角度を計算すると、従基地局30と従基地局31とでは位相回転方向がお互いに逆方向となる。従基地局30では、送信フレームに付与される位相回転量は2π/位相回転周期[rad]単位となり、従基地局31では、送信フレームに付与される位相回転量は−2π/位相回転周期[rad]単位となる。
以上説明したように、本実施の形態では、無線通信システム1aにおいて、従基地局30,31は、送信信号を送信フレーム毎に位相回転することとした。また、従基地局30,31において、お互いに異なる位相回転量を付与することができる。これにより、主基地局10、従基地局30,31の3つの基地局の通信エリアが重複する場合においても、ビート干渉が発生する時間を少なくし、移動局20において連続して受信できない状況を回避することができる。また、移動局20では、複雑な適応等化処理を行うことなく受信処理を行うことができる。
なお、本実施の形態では、無線通信システム1aとして、1つの主基地局10および2つの従基地局30,31から構成される場合について説明したが、これに限定するものではなく、従基地局を3つ以上にすることも可能である。
また、実施の形態1に基づいて説明したが、これに限定するものではなく、実施の形態2にも適用可能である。
実施の形態4.
本実施の形態では、基地局および移動局が複数のアンテナを備える場合について説明する。
図9は、本実施の形態の無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システム1bは、通信エリアとして主局エリア11Aを形成する主基地局11と、移動局21と、通信エリアとして従局エリア32Aを形成する従基地局32と、通信エリアとして従局エリア33Aを形成する従基地局33と、制御局42と、から構成される。主基地局11の主局エリア11Aの中に、移動局21および従基地局32,33がある。
移動局21は、従局エリア32A,33Aを除く主局エリア11Aでは主基地局11と通信可能である。また、移動局21は、従局エリア32Aにおいて、主局不感地帯32Bでは従基地局32と通信可能であり、主局従局重複エリア32Cでは主基地局11および従基地局32と通信可能であり、さらに、主局従局重複エリア32Cのうち従基地局33の通信エリアとも重複する主局従局重複エリア32Dでは主基地局11および従基地局32,33と通信可能である。また、移動局21は、従局エリア33Aにおいて、主局不感地帯33Bでは従基地局33と通信可能であり、主局従局重複エリア33Cでは主基地局11および従基地局33と通信可能であり、さらに、主局従局重複エリア33Cのうち従基地局32の通信エリアとも重複する主局従局重複エリア33Dでは主基地局11および従基地局32,33と通信可能である。
本実施の形態では、主基地局11、移動局21、従基地局32が複数のアンテナを有しており、各局において、送信ダイバーシチおよび受信ダイバーシチを適用する場合について説明する。ここでは、一例として、各局が複数のアンテナから送信する方法として時空間符号化を用いる場合について説明するが、これに限定するものではない。
主基地局11および従基地局32,33は、制御局42からの制御に基づいて、制御局42から受け取ったデータを移動局21に無線で送信するとともに、移動局21から無線で受信したデータを制御局42に送信する。
移動局21は、主基地局11および従基地局32,33を介して、または、主基地局11、従基地局32,33のいずれかを介して、制御局42との間でデータを送受信する。
制御局42は、1つ以上の基地局(ここでは、主基地局11および従基地局32,33)と接続し、移動局21との間でやりとりするデータを送受信するとともに、各基地局(主基地局11および従基地局32,33)を制御する。制御局42は、移動局21に送信するデータを主基地局11および従基地局32,33に送信する。さらに、制御局42は、従基地局32,33に対して位相回転情報を送信する。制御局42は、従基地局32に送信する位相回転情報については、従基地局32のアンテナ数分送信する。
つぎに、主基地局11の構成および動作について説明する。図10は、本実施の形態の無線通信システムを構成する主基地局の構成例を示す図である。主基地局11は、符号化部100と、変調部101と、2つの無線処理部102と、2つのアンテナ103と、復調部104と、復号部105と、時空間符号化部107と、時空間復号部108と、を備える。主基地局11は、2つのアンテナでデータを送受信する。
符号化部100から復号部105の動作は実施の形態1の主基地局10(図2参照)と同様である。実施の形態1の主基地局10との違いは、時空間符号化部107および時空間復号部108が追加され、無線処理部102およびアンテナ103が2つずつある点である。主基地局11では、無線処理部102およびアンテナ103を2つ備えているが、無線処理部102およびアンテナ103のそれぞれの動作は実施の形態1と同様である。ここでは、時空間符号化部107および時空間復号部108の動作について説明する。
時空間符号化部107は、変調部101から出力される変調シンボルに対して、時空間符号化を行う。時空間符号化部107は、時空間符号化方法として、例えば、AlamoutiのSTBC(Space Time Block Coding)、TarokhのDSTBC(Differential Space Time Block Coding)などを用い、2アンテナ分の送信シンボルを出力する。
時空間符号化部108は、各無線処理部102から出力される各受信ベースバンド信号に対して、それぞれ送信側で行った時空間符号化に対応する復号処理を行った後、合成して復調部104へ出力する。なお、無線通信システム1bでは、主基地局11、移動局21、従基地局32,33において、使用する時空間符号化方法は既知とする。
つぎに、従基地局32の構成および動作について説明する。図11は、本実施の形態の無線通信システムを構成する2アンテナの従基地局の構成例を示す図である。従基地局32は、符号化部100と、変調部101と、2つの無線処理部102と、2つのアンテナ103と、復調部104と、復号部105と、位相オフセット部106a,106bと、時空間符号化部107と、時空間復号部108と、を備える。従基地局32は、2つのアンテナでデータを送受信する。
従基地局32において、図10に示す主基地局11との違いは、時空間符号化部107の出力それぞれに位相オフセット部106a,106bが追加されている点である。位相オフセット部106a,106bの動作は、実施の形態1における前述の位相オフセット部106の動作と同様である。
このとき、制御局42は、位相オフセット部106a,106bのそれぞれに対して位相回転情報a,bを送信する。位相回転情報a,bについては、同じ値としても異なる値としてもよい。
つぎに、従基地局33の構成および動作について説明する。図12は、本実施の形態の無線通信システムを構成する1アンテナの従基地局の構成例を示す図である。従基地局33は、符号化部100と、変調部101と、無線処理部102と、アンテナ103と、復調部104と、復号部105と、位相オフセット部106aと、時空間符号化部107と、時空間復号部108と、を備える。従基地局33は、1つのアンテナでデータを送受信する。
従基地局33において、図11に示す従基地局32との違いは、アンテナ103が1つとなり、それに対応する位相オフセット部106bおよび無線処理部102が省略されている点である。その他については動作も含めて図11に示す従基地局33と同様である。
1アンテナの従基地局33は、主基地局11から送信される複数の信号のうちの一つの信号を送信することになる。従基地局では、アンテナ数を減らしても不感地帯をカバーするために十分な性能を得られる場合、アンテナ数および各アンテナに対応するブロックを減らすことができ、装置のコストを低減することができる。
つぎに、移動局21の構成および動作について説明する。図13は、本実施の形態の無線通信システムを構成する移動局の構成例を示す図である。移動局21は、符号化部200と、変調部201と、2つの無線処理部202と、2つのアンテナ203と、復調部204と、復号部205と、時空間符号化部207と、時空間復号部208と、を備える。移動局21は、2つのアンテナでデータを送受信する。
符号化部200から復号部205の動作は実施の形態1の移動局20(図4参照)と同様である。実施の形態1の移動局20との違いは、時空間符号化部207および時空間復号部208が追加され、無線処理部202およびアンテナ203が2つずつある点である。移動局21では、無線処理部202およびアンテナ203を2つ備えているが、無線処理部202およびアンテナ203のそれぞれの動作は実施の形態1と同様である。また、時空間符号化部207の動作は前述の時空間符号化部107の動作と同様であり、時空間復号部208の動作は前述の時空間復号部108の動作と同様である。
無線通信システム1bにおいて、従基地局32,33は、主基地局11の信号が届きにくい不感地帯をカバーするために設置される。従基地局32,33については、送信電力を必要最低限で送信するが、不感地帯をなくすためには、主基地局11の通信エリアと重複する通信エリアが生じることが避けられない。重複エリアでは、主基地局11と従基地局32,33の信号が合成されるが、それぞれの信号の位相の関係によって信号電力が小さくなるビート干渉が発生すると、移動局21で信号を受信できない場所が発生することがある。
そのため、本実施の形態では、無線通信システム1bにおいて、従基地局32,33は、送信信号を送信フレーム毎に位相回転することとした。これにより、ビート干渉が発生する時間を少なくし、移動局21において連続して受信できない状況を回避することができる。また、移動局20では、複雑な適応等化処理を行うことなく受信処理を行うことができる。
さらに、無線通信システム1bにおいて、送信ダイバーシチを適用する場合に、主基地局11から信号を送信するアンテナ数と、従基地局33から信号を送信するアンテナ数を変更することにより、重複エリアでの合成位相の関係による信号電力低下を防ぐことができる。また、アンテナ数および各アンテナに対応するブロックを減らすことによる、装置コストを低減することができる。
なお、本実施の形態では、主基地局11より従基地局33のアンテナ数が少ない場合について説明したが、これに限定するものではなく、従基地局よりも主基地局のアンテナ数を少なくすることも可能である。
また、実施の形態3に基づいて説明したが、これに限定するものではなく、実施の形態2のように従基地局においてACK/NACKの情報を用いる場合にも適用可能である。
以上のように、本発明にかかる基地局は、無線通信システムに有用であり、特に、複数の基地局において通信エリアが重複する場合に適している。
1,1a,1b 無線通信システム、10,11 主基地局、20,21 移動局、30,31,32,33 従基地局、40,41,42 制御局、100,200 符号化部、101,201 変調部、102,202 無線処理部、103,203 アンテナ、104,204 復調部、105,205,305 復号部、106,106a,106b,306 位相オフセット部、107,207 時空間符号化部、108,208 時空間復号部。

Claims (15)

  1. 通信エリアに他の基地局を有する主基地局、前記主基地局の通信エリア内の不感地帯を含むエリアを通信エリアとする基地局、移動局、および各基地局を制御する制御局を含む無線通信システムにおける前記基地局であって、
    前記主基地局と同一信号を送信する場合に、送信フレーム毎に異なる位相回転量を付与する位相オフセット手段と、
    位相回転された送信フレームを送信する無線処理手段と、
    を備えることを特徴とする基地局。
  2. 前記位相オフセット手段は、前記制御局から受信した位相回転情報に基づいて、送信フレームに付与する位相回転量を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記位相オフセット手段は、前記位相回転情報が位相回転周期の情報の場合に、送信フレームに付与する位相回転量を2π/位相回転周期[rad]単位とする、
    ことを特徴とする請求項2に記載の基地局。
  4. 前記位相オフセット手段は、送信した送信フレームに対する前記移動局からの送達確認を示すACK/NACKの情報に基づいて、今後送信する送信フレームに付与する位相回転量を決定する、
    ことを特徴とする請求項1,2または3に記載の基地局。
  5. 前記位相オフセット手段は、前記NACKに対応する送信フレームに使用した位相回転量は、今後送信する送信フレームに使用しない、
    ことを特徴とする請求項4に記載の基地局。
  6. 前記制御局が、前記主基地局の通信エリア内にある複数の基地局に対して、各基地局において異なる位相回転量を送信フレームに付与するための位相回転情報を送信する場合、
    各基地局の位相オフセット手段は、前記制御局から受信した位相回転情報に基づいて、送信フレームに付与する位相回転量を決定する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の基地局。
  7. 前記主基地局の通信エリア内に2つの基地局がある場合、
    一方の基地局の位相オフセット手段は、前記制御局から受信した位相回転周期の情報に基づいて、送信フレームに付与する位相回転量を2π/位相回転周期[rad]単位とし、
    他方の基地局の位相オフセット手段は、前記制御局から受信した位相回転周期の情報に基づいて、送信フレームに付与する位相回転量を−2π/位相回転周期[rad]単位とする、
    ことを特徴とする請求項6に記載の基地局。
  8. 前記主基地局が複数のアンテナを備え、前記主基地局の通信エリア内の基地局が前記主基地局よりも少ない本数のアンテナを備える場合、
    前記基地局は、自局のアンテナと同数の位相オフセット手段および無線処理手段を備え、前記主基地局が複数のアンテナから送信する信号のうち、一部の信号を送信し、
    各位相オフセット手段は、前記制御局からそれぞれで受信した位相回転情報に基づいて、送信フレームに付与する位相回転量を決定する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の基地局。
  9. 前記主基地局の通信エリア内の基地局が複数のアンテナを備え、前記主基地局が前記基地局よりも少ない本数のアンテナを備える場合、
    前記基地局は、自局のアンテナと同数の位相オフセット手段および無線処理手段を備え、
    各位相オフセット手段は、前記制御局からそれぞれで受信した位相回転情報に基づいて、送信フレームに付与する位相回転量を決定する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の基地局。
  10. さらに、
    STBCまたはDSTBCを用いて前記位相オフセット手段と同数の送信フレームを生成して出力する時空間符号化手段、
    を備え、
    前記各位相オフセット手段は、前記時空間符号化手段で生成された送信フレームに対して決定した位相回転量を付与する、
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の基地局。
  11. 通信エリアに他の基地局を有する主基地局、前記主基地局の通信エリア内の不感地帯を含むエリアを通信エリアとする基地局、移動局、および各基地局を制御する制御局を含む無線通信システムにおける前記主基地局であって、
    前記基地局が複数のアンテナを備え、前記主基地局が前記基地局よりも少ない本数のアンテナを備える場合、
    前記主基地局は、自局のアンテナと同数の無線処理手段を備え、前記基地局が複数のアンテナから送信する信号のうち、一部の信号を送信する、
    ことを特徴とする主基地局。
  12. 通信エリアに他の基地局を有する主基地局、前記主基地局の通信エリア内の不感地帯を含むエリアを通信エリアとする基地局、移動局、および各基地局を制御する制御局を含む無線通信システムにおける前記移動局であって、
    前記基地局から送信フレーム毎に異なる位相回転量が付与された送信フレームを受信した場合、前記送信フレームの送達確認であるACK/NACKを前記基地局へ送信する、
    ことを特徴とする移動局。
  13. 通信エリアに他の基地局を有する主基地局、前記主基地局の通信エリア内の不感地帯を含むエリアを通信エリアとする基地局、移動局、および各基地局を制御する制御局を含む無線通信システムにおける前記制御局であって、
    前記主基地局と同一信号を送信する前記基地局に対して、送信フレーム毎に異なる位相回転を付与する位相回転量を決定するために用いる位相回転情報を送信する、
    ことを特徴とする制御局。
  14. 通信エリアに他の基地局を有する主基地局、前記主基地局の通信エリア内の不感地帯を含むエリアを通信エリアとする基地局、移動局、および各基地局を制御する制御局を含む無線通信システムであって、
    前記制御局が、前記主基地局と同一信号を送信する前記基地局に対して、送信フレーム毎に異なる位相回転を付与する位相回転量を決定するために用いる位相回転情報を送信し、
    前記基地局が、前記位相回転情報に基づいて、送信フレーム毎に異なる位相回転量を決定し、送信フレーム毎に異なる位相回転量を付与して送信する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  15. 通信エリアに他の基地局を有する主基地局、前記主基地局の通信エリア内の不感地帯を含むエリアを通信エリアとする基地局、移動局、および各基地局を制御する制御局を含む無線通信システムの無線通信方法であって、
    前記制御局が、前記主基地局と同一信号を送信する前記基地局に対して、送信フレーム毎に異なる位相回転を付与する位相回転量を決定するために用いる位相回転情報を送信する位相回転情報送信ステップと、
    前記基地局が、前記位相回転情報に基づいて、送信フレーム毎に異なる位相回転量を決定する位相回転量決定ステップと、
    前記基地局が、送信フレーム毎に異なる位相回転量を付与して送信する送信フレーム送信ステップと、
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
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