JP2015103313A - コネクタユニット及び配索構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付作業性を向上できるコネクタユニットを提供する。【解決手段】コネクタカバー10Aは、側面に形成された枝線引出口17とバンド挿通孔14とを有する。枝線引出口17から枝線81が引き出される。バンド挿通孔14には、幹線82を結束する結束バンド7のバンド部9が挿通される。【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタユニット及び当該コネクタユニットを含む配索構造に関する。
従来、車両には、電子機器にバッテリからの電力や制御装置からの制御信号を伝えるための電線が配索される。これら電線を配索する際には、配索経路の規制や電線の保護を適切に行う必要がある。例えば、特許文献1及び2には、コネクタから外部に引き出された電線の保護及び経路規制を実現するためのカバーを備えるコネクタが開示されている。
また、特許文献3には、電子部品間の信号伝達や外部との信号伝達を行うためにトランスミッション内部に電線を配索した例が開示されている。この種の従来のトランスミッションは、ミッションケースの中に、入力軸の回転を所望の回転数に変更して出力軸側に伝達する変速用ギア機構と、この変速用ギア機構を制御するために必要なセンサやソレノイド等の電子部品と、これら電子部品を保持するための基板と、電子部品間の信号伝達や外部との信号伝達を行うための電線と、を備えている。
特開2013−105524号公報 特開平7−153521号公報 特開2004−028590号公報
図9は、従来のミッションケース内部における電線の配索形態の一例を模式的に示す平面図である。図9に示す例では、矩形状のミッションケース170の中に、電子部品等を固定するためのベース部材160と、ベース部材160に固定された複数の(図9の例では、7つ。)ソレノイド150と、ソレノイド150各々の側面に固定された相手方コネクタ140(例えば、オスコネクタ。)と、相手方コネクタ140と嵌合するコネクタ120(例えば、メスコネクタ。)と、コネクタ120から引き出されて導出口171まで延長され、当該導出口171から外部に導出される電線180と、が収容されている。電線180は、コネクタ120から引き出される枝線181と、これら枝線181が束状とされた幹線182とからなる。ミッションケース170は、図示しない別体のカバーにより液密に覆われる。そして、ミッションケース170とカバーとに囲まれた内部空間にオイルが充填される。
このような従来の配索形態では、図9に示すように、コネクタ120から導出された電線180がそれぞれ導出口171に向けて導出されるので、電線180の配索経路の規制が困難であった。このため、図9に符号185で示すように電線180の配索経路が乱れる場合があった。この場合、封止作業時にミッションケース170とカバーとの間に電線180が挟まり、ミッションケース170内部の液密を保持できない可能性があった。
このような挟み込みを防止するために、上記特許文献1及び2に示されるようなコネクタを用いることが考えられるが、当該コネクタは大型成形品であるので比較的広い取り付けスペースが必要であり、ミッションケース170が大型化してしまう。また、この場合、当該コネクタを取り付けるための固定機構が必要となることからも、ミッションケース170が大型化してしまう。さらに、当該コネクタを用いると配索経路が固定されてしまうため、設計変更に対する柔軟性に乏しく、部品の流用が難しい。
また、電線180のうちの幹線182部分を図示しないバインダーで束ねることも考えられるが、電線180の配索経路が適切に規制されるように取り付けることは難しく、またコスト高である。また、挟み込みを防止するために、コネクタ120とミッションケース170の側面との間の空間を広くとることが考えられるが、ミッションケース170が大型化してしまう。また、従来の配索形態では、電線180がコネクタ120から直接引き出されるため、電線180に引張り力が作用した場合、コネクタ120内部に収容された端子に力が作用しやすく、接続不良等を引き起こす可能性がある。さらに、従来の配索形態では、コネクタ120の枝線181の引出面側が開口しているため、微細な金属破片(コンタミ)が当該開口からコネクタ120の内部に進入するおそれがあり、ショートを引き起こす可能性があった。
これに対して、本出願人は、図10及び図11に示すようなコネクタユニットを本発明の先行発明として考案した。図10は、先行発明に係るコネクタユニットを用いた場合の、ミッションケース内における電線の配索形態の一例を示す平面図であり、図11は、先行発明に係るコネクタユニットを用いた場合の電線の配索形態を示す斜視図である。先行発明に係るコネクタユニットは、後述する実施形態の挿通型コネクタユニット30C(図1及び図7参照。)と共通のものである。また、当該先行発明に係るコネクタユニット(挿通型コネクタユニット30C)は、後述するように実施形態に係るコネクタユニット(後述する第1結束型コネクタユニット30A及び第2結束型コネクタユニット30B。)と共通のコネクタ20を有する。
挿通型コネクタユニット30Cは、幹線82から分岐した枝線81が引き出されるコネクタ20と、底面と側面とを有する有底筒状に形成され、コネクタ20の枝線81の引出面側に組み付けられるコネクタカバー10Cと、を備え、ミッションケース70内に収容される。コネクタ20は、枝線81の先端に電気的に接続された端子(例えば、メス端子。図示せず。)を収容しており、ソレノイド50の側面に固定された相手方コネクタ40と嵌合する。相手方コネクタ40の内部には前記端子と電気的に接続する複数の相手方端子(例えば、オス端子。図示せず。)が収容されており、コネクタ20と相手方コネクタ40とが嵌合すると、これら両端子が電気的に接続される。
コネクタカバー10の対向する側面には電線挿通口16が形成されており、図11に示すように、電線挿通口16に幹線82が挿通されると共に電線挿通口16から枝線81が引き出される。図11に示すように、隣接する挿通型コネクタユニット30Cからの幹線82が電線挿通口16に挿通されてコネクタカバー10Cの内部を通過し、当該幹線82と引き出された枝線81とが合流して次の挿通型コネクタユニット30C側に配索される幹線82となる。すなわち、コネクタカバー10Cは、電線挿通口16に枝線81及び幹線82が挿通される挿通型コネクタカバーである。このように、挿通型コネクタユニット30Cでは、コネクタカバー10Cにより枝線81及び幹線82の配索方向が誘導される。このように、挿通型コネクタユニット30Cによれば、コネクタカバー10Cにより枝線81及び幹線82の配索方向を適切に誘導して配索経路を規制できる。
このような先行発明を用いた図10に示す配索形態によれば、コネクタカバー10Cにより電線を集約して配索できるので、省スペース化を実現できる。また、コネクタカバー10Cによって相手方コネクタ40との嵌合作業時にコネクタ20を同一の方向に向けることができるため、当該嵌合作業が容易となる。また、詳細は後述するが、配索経路の変更に合わせて電線80の引き出し方向を変更できるので、設計変更に対する柔軟性が向上している。
また、先行発明を用いた図10に示す配索形態によれば、コネクタカバー10Cにより配索経路を規制できるので、バインダーによる結束を省略することができる。また、ミッションケース70の小型化を図ることができる。また、電線80がコネクタカバー10Cを介して引き出されるため、電線80に引張り力が作用した場合であっても、コネクタ20内部に収容された端子に力が作用しにくい。さらに、コネクタ20の引出面側がコネクタカバー10Cにより覆われるので、当該開口からコンタミが進入しにくい。
このように、先行発明に係る挿通型コネクタユニット30Cを用いた配索形態によれば、従来技術の問題点を解決できる。しかしながら、先行発明に係る挿通型コネクタユニット30Cでは、コネクタカバー10Cは、電線挿通口16に枝線81及び幹線82が挿通される挿通型コネクタカバーであり、幹線82に対して回転可能に構成されている。このため、挿通型コネクタユニット30C全体が幹線に対して回転してしまい、複数のコネクタ20の向きが揃わない場合があった(後述する図8(a)参照。)。これにより、相手方コネクタ40に対する取付作業性が良くないおそれがあった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、取付作業性を向上できるコネクタユニット及び配索構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタユニット及び配索構造は、下記の点を特徴としている。
(1) 幹線から分岐した枝線の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタと、
底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記枝線の引出面側に組み付けられるコネクタカバーと、
を備え、前記コネクタカバーにより前記枝線及び前記幹線の配索方向が誘導されるコネクタユニットであって、
前記コネクタカバーは、前記側面に形成された枝線引出口と、バンド挿通孔と、を有し、前記枝線引出口から前記枝線が引き出され、
前記バンド挿通孔には、前記コネクタカバーに取り付けられて前記幹線を結束する結束バンドのバンド部が挿通される。
上記(1)のコネクタユニットによれば、結束バンドによって幹線がコネクタカバーに結束され、コネクタユニットと幹線とが強固に固定される。すなわち、上述した先行発明に係るコネクタユニットが挿通型コネクタユニットであり、そのコネクタカバーは挿通型コネクタカバーであるのに対して、上記(1)のコネクタユニットは結束型コネクタユニットであり、そのコネクタカバーは、幹線を強固に結束する結束型コネクタカバーである。このため、コネクタユニット全体が幹線に対して回転してしまうことを防止でき、コネクタを相手方コネクタに対して取り付ける際における取付作業性を向上できる。
また、上記(1)のコネクタユニットでは、バンド挿通孔に挿通可能なバンド部を有するものであれば、任意の種類の結束バンドをコネクタカバーに取り付けて用いることができる。例えば、バンド部の長さが異なる複数種の結束バンドを用意しておき、結束する幹線の本数(すなわち幹線の太さ。)に適合した種類の結束バンドを選択して用いることが想定される。電線の本数に適合した結束バンドを用いることにより、電線の本数に依らず隙間無く電線を結束できる。あるいは、耐熱特性の異なる合成樹脂により形成された複数種の結束バンドを用意しておき、使用環境に適合した種類の結束バンドを選択して用いることが想定される。例えば、コネクタユニットがミッションケース内で使用される場合、ミッションケースの仕様によっては、150°C〜160°C程度となる比較的高い温度レンジへの耐熱性が要求される場合もあれば、80°C〜90°C程度の比較的低い温度レンジのみに対する耐熱性で充分である場合もある。このような場合、いずれの使用環境にも対応できるような高い耐熱特性を有する結束バンドを用いることも考えられが、耐熱性の良い合成樹脂を用いるとコストが嵩む。これに対して、高い耐熱性が要求されない場合には低い温度レンジのみで使用可能な結束バンドを選択して用いることとすれば、コストを低減できる。
また、上記(1)のコネクタユニットでは、結束が不要である場合には結束バンドを取り外して使用することができるので、用途に合わせて結束バンドの取り付けの有無を変更できる。
(2) 上記(1)のコネクタユニットであって、
前記コネクタカバーは、前記側面又は前記底面から延在する延在部を有し、該延在部に前記バンド挿通孔が形成されている。
上記(2)のコネクタユニットでは、側面又は底面から延在する延在部にバンド挿通孔が設けられているので、例えば当該側面又は底面自体にバンド挿通孔が設けられている場合と比較して、結束バンドのバンド部の挿通作業が容易であり、且つ成形も容易である。
(3) 上記(1)又は(2)のコネクタユニットであって、
前記コネクタカバーは、前記結束バンドの挿通方向が異なる複数のバンド挿通孔を有している。
上記(3)のコネクタユニットによれば、結束バンドを異なる挿通方向でコネクタカバーに取り付けることができるので、結束する幹線の配索方向に合わせて結束する方向を変更することができる。このため、結束する幹線の配索方向に依らず、確実に幹線を結束して経路規制できる。
(4) 幹線から分岐した枝線の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタと、
底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記枝線の引出面側に組み付けられる挿通型コネクタカバーと、
を備え、前記コネクタカバーにより前記枝線及び前記幹線の配索方向が誘導されるコネクタユニットであって、
前記挿通型コネクタカバーは、前記側面に形成された枝線引出口と、前記底面又は前記側面に一体に形成された結束バンド部と、を有し、前記枝線引出口から前記枝線が引き出され、
前記結束バンド部により前記幹線が結束される。
上記(4)のコネクタユニットによれば、結束バンド部によってコネクタカバーと幹線が結束され、コネクタユニットと幹線とが強固に固定される。すなわち、上述した先行発明に係るコネクタユニットが挿通型コネクタユニットであり、そのコネクタカバーは挿通型コネクタカバーであるのに対して、上記(4)のコネクタユニットは結束型コネクタユニットであり、そのコネクタカバーは結束型コネクタカバーである。このため、コネクタユニット全体が幹線に対して回転してしまうことを防止でき、コネクタを相手方コネクタに対して取り付ける際における取付作業性を向上できる。
また、上記(4)のコネクタユニットによれば、結束バンド部がコネクタカバーに一体に形成されているので、別体の結束バンドを取り付ける場合と比較して結束作業を容易に行うことができる。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれか1つのコネクタユニットである結束型コネクタユニットと、挿通型コネクタユニットと、を備え、前記幹線及び前記枝線を所定の配索経路で誘導する配索構造であって、
前記挿通型コネクタユニットは、前記結束型コネクタユニットと共通の前記コネクタと、底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記引出面側に組み付けられる挿通型コネクタカバーと、を備え、前記挿通型コネクタカバーの対向する前記側面には電線挿通口が形成され、該電線挿通口に前記幹線が挿通されると共に該電線挿通口から前記枝線が引き出される。
上述したように、先行発明に係る挿通型コネクタユニット30Cでは、挿通型コネクタユニット30C全体が幹線に対して回転してしまうおそれがあった。これに対して、上記(1)〜(4)のいずれか1つのコネクタユニットである結束型コネクタユニットを用いることで、コネクタユニットの幹線に対する回転を防止できる。
ここで、図9及び図10に示したように複数のコネクタユニットを用いて電線(幹線及び枝線)の配索経路を規制する場合、必ずしも全てのコネクタユニットにおいて幹線に対する回転が防止されている必要はない。したがって、上記(5)の配索構造のように結束型コネクタユニット及び挿通型コネクタユニットの双方を含む構成として、回転の防止を図りたい箇所には結束型コネクタユニットを配置し、それ以外の箇所には挿通型コネクタユニットを配置する構成とすることができる。このような構成とすれば、結束バンドの結束作業を要すると共に製品コストが割高な結束型コネクタユニットの個数を低減することができる。
また、特に上記(1)〜(3)のコネクタユニットを結束型コネクタユニットとして用いる場合、上述したように取り付ける結束バンドの種類を変更することによって比較的多くの幹線を結束することができる。したがって、上記(5)の配索構造のように結束型コネクタユニット及び挿通型コネクタユニットの双方を含む構成として、比較的多くの幹線が配索されている箇所では結束型コネクタユニットを配置し、それ以外の箇所には挿通型コネクタユニットを配置する構成とすることができる。
本発明によれば、取付作業性を向上できるコネクタユニットを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。さらに、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、実施形態という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、実施形態に係る配索構造を用いた場合の、ミッションケース内における電線の配索形態の一例を模式的に示す平面図である。 図2は、第1結束型コネクタユニット及びオスハウジングを示す分解斜視図である。 図3は、幹線を結束した状態の第1結束型コネクタユニットを示す斜視図である。 図4は、図3の状態からコネクタカバーを90°だけ回転させてオスハウジングに取り付けた状態を示す斜視図である。 図5(a)は、第2結束型コネクタユニットのコネクタカバーを示す斜視図であり、図5(b)は、図5(a)の側面図である。 図6は、第2結束型コネクタユニットの使用状態を示す斜視図である。 図7は、実施形態に係る配索構造を用いた電線の配索形態を示す平面図である。 図8は、実施形態に係るコネクタユニットの作用効果を説明するための図であり、図8(a)は先行発明に係るコネクタユニットを用いた場合の配索形態の一例を示す斜視図であり、図8(b)は実施形態に係るコネクタユニットを用いた場合の配索形態の一例を示す斜視図である。 図9は、従来のミッションケース内部における電線の配索形態の一例を模式的に示す平面図である。 図10は、先行発明に係るコネクタユニット(挿通型コネクタユニット)を用いた場合の、ミッションケース内における電線の配索形態の一例を示す平面図である。 図11は、先行発明に係るコネクタユニットを用いた場合の電線の配索形態を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図9を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る配索構造を用いた場合の、ミッションケース内における電線の配索形態の一例を示す平面図である。本実施形態では、図1に示すように、矩形状のミッションケース70の中に、電子部品等を固定するためのベース部材60と、ベース部材60に固定された複数の(本実施形態では、7つ。)ソレノイド50と、各ソレノイド50の側面に固定された相手方コネクタ40(例えば、オスコネクタ。)と、相手方コネクタ40と嵌合するコネクタ20(例えば、メスコネクタ。)と、コネクタ20から引き出されて導出口71まで延長し、当該導出口71から外部に導出される電線80と、が収容されている。電線80は、各コネクタ20から引き出される枝線81と、これら枝線81が束状となった幹線82とからなる(後述する図3(a)及び図3(b)、図6、及び図11参照。)。枝線81及び幹線82の配索方向は、コネクタ20とコネクタカバー10Aとを備える第1結束型コネクタユニット30A、コネクタ20とコネクタカバー10Bとを備える第2結束型コネクタユニット30B、及びコネクタ20とコネクタカバー10Cとを備える挿通型コネクタユニット30Cによって誘導される。ミッションケース70は、図示しない別体のカバーにより液密に覆われる。そして、ミッションケース70とカバーとに囲まれた内部空間にオイルが充填される。
挿通型コネクタユニット30Cは、図10及び図11に示した前述の先行発明に係るコネクタユニットである。第1結束型コネクタユニット30A及び第2結束型コネクタユニット30Bは、共通のコネクタ20を有しており、且つ、当該コネクタ20は、挿通型コネクタユニット30Cのコネクタ20とも共通する。
はじめに、第1結束型コネクタユニット30Aについて説明する。図2は、第1結束型コネクタユニット及びオスハウジングを示す分解斜視図、図3は、幹線を結束した状態の第1結束型コネクタユニットを示す斜視図、図4は、図3の状態からコネクタカバーを90°だけ回転させてオスハウジングに取り付けた状態を示す斜視図である。
図2に示すように、第1結束型コネクタユニット30Aは、枝線81が引き出されるコネクタ20と、コネクタ20の枝線81の引出面25側に組み付けられるコネクタカバー10Aと、を備えている。これらの部材は、いずれも合成樹脂により形成されている。
コネクタ20(例えば、メスコネクタ。)は、内部に端子収容室22が形成された箱状のハウジング21を備え、枝線81の先端に電気的に接続された複数の端子(例えば、メス端子。図示せず。)を当該端子収容室22に収容する。コネクタ20は、相手方コネクタ40(例えば、オスコネクタ。)の係止部41に係止する係止凸部23をハウジング21の外面に有し、相手方コネクタ40と嵌合する。相手方コネクタ40の内部には前記端子と電気的に接続する複数の相手方端子(例えば、オス端子。図示せず。)が収容されており、コネクタ20と相手方コネクタ40とが嵌合すると、これら両端子が電気的に接続される。
また、ハウジング21の引出面25側の外面には、後述するコネクタカバー10Aの係止孔15に係止する4つの係止突起24が形成されている。係止突起24は、引出面25側の4隅それぞれに同一形状で形成されている。これら4つの係止突起24は、コネクタカバー10Aの4つの係止孔15のいずれにも係止可能であり、これによりコネクタカバー10Aのコネクタ20に対する取り付け角度が変更可能に構成されている。すなわち、コネクタカバー10Aは、図3及び図4に示すように、縦向き及び横向きの双方でコネクタ20に対して取り付けられることができる。このように取り付け角度を変更することにより、コネクタカバー10Aによる電線80の誘導方向を変更できる。
コネクタカバー10Aは、図2に示すように、底面12と4つの側面とを有する有底筒状に形成され、開口11を有している。コネクタカバー10Aは、図3及び図4に示すように、当該開口11側からハウジング21の引出面25側に組み付けられる。コネクタカバー10Aの開口11側の4隅には、上述した係止突起24に係止される係止孔15が形成されている。また、コネクタカバー10Aは、対向する側面それぞれに形成された枝線引出口17を有しており、図3及び図4に示すように、当該枝線引出口17から枝線81が引き出される。
また、コネクタカバー10Aは、底面12から該底面12と垂直な方向に延在する矩形状の延在部13を有しており、該延在部13にバンド挿通孔14が形成されている。バンド挿通孔14は、延在部13の側面それぞれに貫通形成されている。バンド挿通孔14には、結束バンド7のバンド部9が挿通される。結束バンド7は、合成樹脂製であり、図2に示すように、バンド部9と固定部8とが一体成型されることにより形成されている。結束バンド7は、バンド部9がバンド挿通孔14に挿通された状態で、固定部8がバンド部9を抜け止めすることによりコネクタカバー10Aに固定される。結束バンド7は、図3及び図4に示すように、コネクタカバー10Aに取り付けられて幹線82を強固に結束する。このように、コネクタカバー10Aは、幹線82を結束バンド7により結束する結束型コネクタカバーであり、挿通型コネクタカバーである先行発明に係るコネクタカバー10Cとは異なる。
また、延在部13には、第1方向(例えば、上下方向。)に貫通するバンド挿通孔14と、当該第1方向と交差する(図2の例では、直交する。)第2方向(例えば、左右方向。)に貫通するバンド挿通孔14と、が設けられている。バンド部9は、これらバンド挿通孔14各々に挿通可能である。すなわち、コネクタカバー10Aは、結束バンド7の挿通方向が異なる複数のバンド挿通孔14を有している。このため、結束バンド7を異なる挿通方向でコネクタカバー10Aに取り付けることができる。したがって、結束する幹線82の配索方向に合わせて結束方向も変更することができる。例えば、図3に示す例では、幹線82が図中の左右方向に配索され、上下方向に当該幹線82を結束した状態を示しているが、コネクタカバー10Aの取り付け角度を当該状態から変更することなく、幹線82を上下方向に配索し、左右方向に幹線82を結束する態様に変更することができる。
次に、第2結束型コネクタユニット30Bについて説明する。図5(a)は、第2結束型コネクタユニットのコネクタカバーを示す斜視図であり、図5(b)は、図5(a)の側面図である。図6は、第2結束型コネクタユニットの使用状態を示す斜視図である。上述した第1結束型コネクタユニット30Aと同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図5(a)及び図5(b)に示すように、第2結束型コネクタユニット30Bは、第1結束型コネクタユニット30Aと共通のコネクタ20と、コネクタ20の引出面25側に組み付けられるコネクタカバー10Bと、を備えている。これらの部材は、いずれも合成樹脂により形成されている。
コネクタカバー10Bは、図5(a)及び図5(b)に示すように、底面12と4つの側面とを有する有底筒状に形成され、開口11を有している。コネクタカバー10Bは、図6に示すように、当該開口11側からハウジング21の引出面25側に組み付けられる。コネクタカバー10Bの開口11側の4隅には、係止突起24に係止される係止孔15が形成されている。これにより、上述した第1結束型コネクタユニット30Aと同様に、コネクタカバー10Bは、図6に示す取り付け角度以外に、当該取り付け角度から90°だけ回転した状態でも(すなわち、縦向き及び横向きの双方で。)コネクタ20に対して取り付けられることができる。また、コネクタカバー10Bは、対向する側面それぞれに形成された枝線引出口17を有しており、図5に示すように、当該枝線引出口17から枝線81が引き出される。
また、コネクタカバー10Bは、底面12に一体に設けられた結束バンド部57を有している。結束バンド部57は、底面12の一端側から該底面12と垂直な方向に延設された固定部58と、底面12の他端側から延設されたバンド部59と、を有している。固定部58には固定孔58Bが形成されており、固定孔58Bにバンド部59が挿通されて抜け止される。結束バンド部57は、図6に示すように、コネクタカバー10Bと幹線82とを強固に結束する。すなわち、コネクタカバー10Bも、コネクタカバー10Aと同様に結束型コネクタカバーであり、挿通型コネクタカバーである先行発明に係るコネクタカバー10Cとは異なる。なお、図5(b)に破線で示すバンド部59は結束前の状態を示している。
次に、上述した第1結束型コネクタユニット30A及び第2結束型コネクタユニット30B、並びに挿通型コネクタユニット30Cを用いた配索方法を説明する。図7は、実施形態に係る配索構造を用いた電線の配索形態を示す平面図である。図8は、実施形態に係るコネクタユニットの作用効果を説明するための図であり、図8(a)は先行発明に係るコネクタユニットを用いた場合の配索形態の一例を示す斜視図であり、図8(b)は実施形態に係るコネクタユニットを用いた場合の配索形態の一例を示す斜視図である。
本実施形態では、図7に示すように、図1に示した7つのソレノイド50に固定された相手方コネクタ40に対して順次嵌合できるように、7つのコネクタユニット30A〜30Cを用いて電線80の配索経路を規制する例を挙げて説明する。なお、図1に示したコネクタユニット30A〜30Cの並び順及び割合は一例であり、各々の相手方コネクタ40に対してコネクタユニット30A〜30Cの中から選択した任意のコネクタユニットを配置できる。
第1結束型コネクタユニット30Aについては図3及び図4、第2結束型コネクタユニット30Bについては図6、挿通型コネクタユニット30Cについては図11を参照して説明したように、コネクタユニット30A〜30Cの使用時には、隣接するコネクタユニット30A〜30Cからの幹線82が、結束バンド7若しくは結束バンド部57により結束され、又は電線挿通口16に挿通されてコネクタカバー10Cの内部を通過し、当該幹線82と引き出された枝線81とが合流して次のコネクタユニット30A〜30C側に配索される幹線82となる。このように、コネクタユニット30A〜30Cでは、コネクタカバー10A〜10Cにより枝線81及び幹線82の配索方向が誘導される。
このように電線80を順次配索することにより、例えば図7に示すように、枝線81及び幹線82の配索方向を適切に誘導して配索経路を規制できる。
特に、図7に示す配索形態の例では、コネクタユニットとして第1結束型コネクタユニット30A及び第2結束型コネクタユニット30Bが用いられている。第1結束型コネクタユニット30A及び第2結束型コネクタユニット30Bによれば、上述したように、結束バンド7又は結束バンド部57によって幹線82が結束され、結束型コネクタユニット30A、30Bと幹線82とが強固に固定される。このため、結束型コネクタユニット30A、30B全体が幹線82に対して回転してしまうことを防止でき、コネクタ20を相手方コネクタ40に対して取り付ける際における取付作業性を向上できる。
図8を参照して更に説明すると、挿通型コネクタユニット30Cのみを用いた配索形態の場合(上述した図10の配索形態の場合。)、挿通型コネクタユニット30Cでは電線挿通口16に幹線82が挿通されているのみであるため、図8(a)に示すようにコネクタユニット30Cが電線80に対して回転してしまい、複数のコネクタ20の向きが揃わない場合があった。このようにコネクタ20の向きが揃えにくいと、コネクタ20の相手方コネクタ40に対する取付作業性がよくない。これに対して、本実施形態の配索形態では、上述したように結束型コネクタユニット30A、30B全体が幹線82に対して回転してしまうことが抑制されており、図8(b)に示すように複数のコネクタ20の向きを容易に揃えることができるので、取付作業性が向上している。
なお、上述したように、図1及び図7に示したコネクタユニット30A〜30Cの並び順及び割合は一例であり、例えば全ての相手方コネクタ40に対して第1結束型コネクタユニット30Aを嵌合する構成としてもよい。しかしながら、複数のコネクタユニット30A〜30Cを用いて電線80の配索経路を規制する場合、必ずしも全てのコネクタユニット30A〜30Cにおいて幹線82に対する回転が防止されている必要はない。
したがって、図1及び図7に示した配索構造のように結束型コネクタユニット30A、30B及び挿通型コネクタユニット30Cの双方を含む構成として、回転の防止を図りたい箇所には結束型コネクタユニット30A、30Bを配置し、それ以外の箇所には挿通型コネクタユニット30Cを配置する構成とすることができる。このような構成とすれば、結束作業を要すると共に製品コストが割高な結束型コネクタユニット30A、30Bの個数を低減することができる。
また、第1結束型コネクタユニット30Aについては、バンド挿通孔14に挿通可能なバンド部9を有するものであれば、任意の種類の結束バンド7をコネクタカバー10Aに取り付けて用いることができる。例えば、バンド部9の長さが異なる複数種の結束バンド7を用意しておき、結束する幹線82の本数(すなわち幹線82の太さ。)に適合した種類の結束バンド7を選択して用いることが想定される。
また、このように第1結束型コネクタユニット30Aは、比較的本数が多く、比較的太い部位の幹線82を結束することができることから、図1及び図7に示すように、挿通型コネクタユニット30Cよりも幹線82における太い部位に配置することができる。図1及び図7では、図中の左側にいくに連れて幹線82の本数が増えて太くなっているので、挿通型コネクタユニット30Cよりも左側に第1結束型コネクタユニット30Aを配置している。すなわち、図1及び図7に示した配索構造のように、結束型コネクタユニット(第1結束型コネクタユニット30A又は第2結束型コネクタユニット30B)及び挿通型コネクタユニット30Cの双方を含む構成として、比較的多くの幹線82が配索されている箇所では結束型コネクタユニット30A、30Bを配置し、それ以外の箇所には挿通型コネクタユニット30Cを配置する構成とすることができる。
あるいは、耐熱特性の異なる合成樹脂により形成された複数種の結束バンド7を用意しておき、使用環境に適合した種類の結束バンド7を選択して用いることが想定される。例えば、第1結束型コネクタユニット30Aがミッションケース70内で使用される場合、ミッションケース70の仕様によっては、150°C〜160°C程度となる比較的高い温度レンジへの耐熱性が要求される場合もあれば、80°C〜90°C程度の比較的低い温度レンジのみに対する耐熱性で充分である場合もある。このような場合、いずれの使用環境にも対応できるような高い耐熱特性を有する結束バンド7を用いることも考えられるが、耐熱性の良い合成樹脂を用いるとコストが嵩む。これに対して、高い耐熱性が要求されない場合には低い温度レンジのみで使用可能な結束バンド7を選択して用いることとすれば、コストを低減できる。
また、第1結束型コネクタユニット30Aは、結束が不要である場合には結束バンド7を取り付けること無く使用することができるので、用途に合わせて結束バンド7の取り付けの有無を変更できる。
また、第2結束型コネクタユニット30Bについては、結束バンド部57がコネクタカバー10Bに一体に形成されているので、別体の結束バンドを取り付ける場合と比較して結束作業を容易に行うことができる。
以下では、実施形態に係るコネクタユニット及び配索構造について纏める。
(1) 実施形態に係る第1結束型コネクタユニット30Aは、幹線82から分岐した枝線81の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタ20と、底面12と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタ20の前記枝線81の引出面25側に組み付けられるコネクタカバー10Aと、を備え、前記コネクタカバー10Aにより前記枝線81及び前記幹線82の配索方向が誘導されるコネクタユニットである。前記コネクタカバー10Aは、前記側面に形成された枝線引出口17と、バンド挿通孔14と、を有する。前記枝線引出口17から前記枝線81が引き出される。前記バンド挿通孔14には、前記コネクタカバー10Aに取り付けられて前記幹線82を結束する結束バンド7のバンド部9が挿通される。
(2) 実施形態に係る第1結束型コネクタユニット30Aでは、前記コネクタカバー10Aは、前記側面又は前記底面12から延在する延在部13を有し、該延在部13に前記バンド挿通孔14が形成されている。
(3) 実施形態に係る第1結束型コネクタユニット30Aでは、前記コネクタカバー10Aは、前記結束バンド7の挿通方向が異なる複数のバンド挿通孔14を有している。
(4) 実施形態に係る第2結束型コネクタユニット30Bは、幹線82から分岐した枝線81の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタ20と、底面12と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタ20の前記枝線81の引出面25側に組み付けられるコネクタカバー10Bと、を備え、前記コネクタカバー10Bにより前記枝線81及び前記幹線82の配索方向が誘導されるコネクタユニットである。前記コネクタカバー10Bは、前記側面に形成された枝線引出口17と、前記底面12又は前記側面に一体に形成された結束バンド部57と、を有する。前記枝線引出口17から前記枝線81が引き出される。前記結束バンド部57により前記幹線82が結束される。
(5) 実施形態に係る配索構造は、上記(1)〜(4)のいずれか1つのコネクタユニットである結束型コネクタユニット30A、30Bと、挿通型コネクタユニット30Cと、を備え、前記幹線82及び前記枝線81を所定の配索経路で誘導する配索構造である。前記挿通型コネクタユニット30Cは、前記結束型コネクタユニット30A、30Bと共通の前記コネクタ20と、底面12と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタ20の前記引出面25側に組み付けられる挿通型コネクタカバー(10C)と、を備え、前記挿通型コネクタカバーの対向する前記側面には電線挿通口16が形成され、該電線挿通口16に前記幹線82が挿通されると共に該電線挿通口16から前記枝線81が引き出される。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、上記実施形態では、コネクタユニット30A〜30Cを用いてミッションケース70内に配索される電線80の配索経路を規制する例を挙げて説明したが、コネクタユニット30A〜30Cは、ミッションケース70内における配索に限らず、他の用途に用いることができることは云うまでもない。
7:結束バンド
9:バンド部
10A、10B:コネクタカバー(結束型コネクタカバー)
10C:コネクタカバー(挿通型コネクタカバー)
12:底面
13:延在部
14:バンド挿通孔
16:電線挿通口
17:枝線引出口
20:コネクタ
21:ハウジング
25:引出面
30A:第1結束型コネクタユニット
30B:第2結束型コネクタユニット
30C:挿通型コネクタユニット
57:結束バンド部
59:バンド部
80:電線
81:枝線
82:幹線

Claims (5)

  1. 幹線から分岐した枝線の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタと、
    底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記枝線の引出面側に組み付けられるコネクタカバーと、
    を備え、前記コネクタカバーにより前記枝線及び前記幹線の配索方向が誘導されるコネクタユニットであって、
    前記コネクタカバーは、前記側面に形成された枝線引出口と、バンド挿通孔と、を有し、前記枝線引出口から前記枝線が引き出され、
    前記バンド挿通孔には、前記コネクタカバーに取り付けられて前記幹線を結束する結束バンドのバンド部が挿通される、
    ことを特徴とするコネクタユニット。
  2. 前記コネクタカバーは、前記側面又は前記底面から延在する延在部を有し、該延在部に前記バンド挿通孔が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1のコネクタユニット。
  3. 前記コネクタカバーは、前記結束バンドの挿通方向が異なる複数のバンド挿通孔を有している、
    ことを特徴とする請求項1又は2のコネクタユニット。
  4. 幹線から分岐した枝線の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタと、
    底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記枝線の引出面側に組み付けられるコネクタカバーと、
    を備え、前記コネクタカバーにより前記枝線及び前記幹線の配索方向が誘導されるコネクタユニットであって、
    前記コネクタカバーは、前記側面に形成された枝線引出口と、前記底面又は前記側面に一体に形成された結束バンド部と、を有し、前記枝線引出口から前記枝線が引き出され、
    前記結束バンド部により前記幹線が結束される、
    ことを特徴とするコネクタユニット。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1つのコネクタユニットである結束型コネクタユニットと、挿通型コネクタユニットと、を備え、前記幹線及び前記枝線を所定の配索経路で誘導する配索構造であって、
    前記挿通型コネクタユニットは、前記結束型コネクタユニットと共通の前記コネクタと、底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記引出面側に組み付けられる挿通型コネクタカバーと、を備え、前記挿通型コネクタカバーの対向する前記側面には電線挿通口が形成され、該電線挿通口に前記幹線が挿通されると共に該電線挿通口から前記枝線が引き出される、
    ことを特徴とする配索構造。
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