JP2015103313A - コネクタユニット及び配索構造 - Google Patents
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(1) 幹線から分岐した枝線の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタと、
底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記枝線の引出面側に組み付けられるコネクタカバーと、
を備え、前記コネクタカバーにより前記枝線及び前記幹線の配索方向が誘導されるコネクタユニットであって、
前記コネクタカバーは、前記側面に形成された枝線引出口と、バンド挿通孔と、を有し、前記枝線引出口から前記枝線が引き出され、
前記バンド挿通孔には、前記コネクタカバーに取り付けられて前記幹線を結束する結束バンドのバンド部が挿通される。
前記コネクタカバーは、前記側面又は前記底面から延在する延在部を有し、該延在部に前記バンド挿通孔が形成されている。
前記コネクタカバーは、前記結束バンドの挿通方向が異なる複数のバンド挿通孔を有している。
底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記枝線の引出面側に組み付けられる挿通型コネクタカバーと、
を備え、前記コネクタカバーにより前記枝線及び前記幹線の配索方向が誘導されるコネクタユニットであって、
前記挿通型コネクタカバーは、前記側面に形成された枝線引出口と、前記底面又は前記側面に一体に形成された結束バンド部と、を有し、前記枝線引出口から前記枝線が引き出され、
前記結束バンド部により前記幹線が結束される。
また、上記(4)のコネクタユニットによれば、結束バンド部がコネクタカバーに一体に形成されているので、別体の結束バンドを取り付ける場合と比較して結束作業を容易に行うことができる。
前記挿通型コネクタユニットは、前記結束型コネクタユニットと共通の前記コネクタと、底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記引出面側に組み付けられる挿通型コネクタカバーと、を備え、前記挿通型コネクタカバーの対向する前記側面には電線挿通口が形成され、該電線挿通口に前記幹線が挿通されると共に該電線挿通口から前記枝線が引き出される。
ここで、図9及び図10に示したように複数のコネクタユニットを用いて電線(幹線及び枝線)の配索経路を規制する場合、必ずしも全てのコネクタユニットにおいて幹線に対する回転が防止されている必要はない。したがって、上記(5)の配索構造のように結束型コネクタユニット及び挿通型コネクタユニットの双方を含む構成として、回転の防止を図りたい箇所には結束型コネクタユニットを配置し、それ以外の箇所には挿通型コネクタユニットを配置する構成とすることができる。このような構成とすれば、結束バンドの結束作業を要すると共に製品コストが割高な結束型コネクタユニットの個数を低減することができる。
また、特に上記(1)〜(3)のコネクタユニットを結束型コネクタユニットとして用いる場合、上述したように取り付ける結束バンドの種類を変更することによって比較的多くの幹線を結束することができる。したがって、上記(5)の配索構造のように結束型コネクタユニット及び挿通型コネクタユニットの双方を含む構成として、比較的多くの幹線が配索されている箇所では結束型コネクタユニットを配置し、それ以外の箇所には挿通型コネクタユニットを配置する構成とすることができる。
挿通型コネクタユニット30Cは、図10及び図11に示した前述の先行発明に係るコネクタユニットである。第1結束型コネクタユニット30A及び第2結束型コネクタユニット30Bは、共通のコネクタ20を有しており、且つ、当該コネクタ20は、挿通型コネクタユニット30Cのコネクタ20とも共通する。
(1) 実施形態に係る第1結束型コネクタユニット30Aは、幹線82から分岐した枝線81の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタ20と、底面12と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタ20の前記枝線81の引出面25側に組み付けられるコネクタカバー10Aと、を備え、前記コネクタカバー10Aにより前記枝線81及び前記幹線82の配索方向が誘導されるコネクタユニットである。前記コネクタカバー10Aは、前記側面に形成された枝線引出口17と、バンド挿通孔14と、を有する。前記枝線引出口17から前記枝線81が引き出される。前記バンド挿通孔14には、前記コネクタカバー10Aに取り付けられて前記幹線82を結束する結束バンド7のバンド部9が挿通される。
(2) 実施形態に係る第1結束型コネクタユニット30Aでは、前記コネクタカバー10Aは、前記側面又は前記底面12から延在する延在部13を有し、該延在部13に前記バンド挿通孔14が形成されている。
(3) 実施形態に係る第1結束型コネクタユニット30Aでは、前記コネクタカバー10Aは、前記結束バンド7の挿通方向が異なる複数のバンド挿通孔14を有している。
(4) 実施形態に係る第2結束型コネクタユニット30Bは、幹線82から分岐した枝線81の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタ20と、底面12と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタ20の前記枝線81の引出面25側に組み付けられるコネクタカバー10Bと、を備え、前記コネクタカバー10Bにより前記枝線81及び前記幹線82の配索方向が誘導されるコネクタユニットである。前記コネクタカバー10Bは、前記側面に形成された枝線引出口17と、前記底面12又は前記側面に一体に形成された結束バンド部57と、を有する。前記枝線引出口17から前記枝線81が引き出される。前記結束バンド部57により前記幹線82が結束される。
(5) 実施形態に係る配索構造は、上記(1)〜(4)のいずれか1つのコネクタユニットである結束型コネクタユニット30A、30Bと、挿通型コネクタユニット30Cと、を備え、前記幹線82及び前記枝線81を所定の配索経路で誘導する配索構造である。前記挿通型コネクタユニット30Cは、前記結束型コネクタユニット30A、30Bと共通の前記コネクタ20と、底面12と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタ20の前記引出面25側に組み付けられる挿通型コネクタカバー(10C)と、を備え、前記挿通型コネクタカバーの対向する前記側面には電線挿通口16が形成され、該電線挿通口16に前記幹線82が挿通されると共に該電線挿通口16から前記枝線81が引き出される。
9:バンド部
10A、10B:コネクタカバー(結束型コネクタカバー)
10C:コネクタカバー(挿通型コネクタカバー)
12:底面
13:延在部
14:バンド挿通孔
16:電線挿通口
17:枝線引出口
20:コネクタ
21:ハウジング
25:引出面
30A:第1結束型コネクタユニット
30B:第2結束型コネクタユニット
30C:挿通型コネクタユニット
57:結束バンド部
59:バンド部
80:電線
81:枝線
82:幹線
Claims (5)
- 幹線から分岐した枝線の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタと、
底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記枝線の引出面側に組み付けられるコネクタカバーと、
を備え、前記コネクタカバーにより前記枝線及び前記幹線の配索方向が誘導されるコネクタユニットであって、
前記コネクタカバーは、前記側面に形成された枝線引出口と、バンド挿通孔と、を有し、前記枝線引出口から前記枝線が引き出され、
前記バンド挿通孔には、前記コネクタカバーに取り付けられて前記幹線を結束する結束バンドのバンド部が挿通される、
ことを特徴とするコネクタユニット。 - 前記コネクタカバーは、前記側面又は前記底面から延在する延在部を有し、該延在部に前記バンド挿通孔が形成されている、
ことを特徴とする請求項1のコネクタユニット。 - 前記コネクタカバーは、前記結束バンドの挿通方向が異なる複数のバンド挿通孔を有している、
ことを特徴とする請求項1又は2のコネクタユニット。 - 幹線から分岐した枝線の先端に電気的に接続された端子を収容するコネクタと、
底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記枝線の引出面側に組み付けられるコネクタカバーと、
を備え、前記コネクタカバーにより前記枝線及び前記幹線の配索方向が誘導されるコネクタユニットであって、
前記コネクタカバーは、前記側面に形成された枝線引出口と、前記底面又は前記側面に一体に形成された結束バンド部と、を有し、前記枝線引出口から前記枝線が引き出され、
前記結束バンド部により前記幹線が結束される、
ことを特徴とするコネクタユニット。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1つのコネクタユニットである結束型コネクタユニットと、挿通型コネクタユニットと、を備え、前記幹線及び前記枝線を所定の配索経路で誘導する配索構造であって、
前記挿通型コネクタユニットは、前記結束型コネクタユニットと共通の前記コネクタと、底面と側面とを有する有底筒状に形成されて前記コネクタの前記引出面側に組み付けられる挿通型コネクタカバーと、を備え、前記挿通型コネクタカバーの対向する前記側面には電線挿通口が形成され、該電線挿通口に前記幹線が挿通されると共に該電線挿通口から前記枝線が引き出される、
ことを特徴とする配索構造。
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