JP2015102605A - 写真シール作成装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

写真シール作成装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より見栄えのよいシール紙を提供する。【解決手段】撮影処理部は、利用者を被写体として複数回撮影し、複数の撮影画像を取得し、印刷処理部は、複数の撮影画像が印刷される撮影画像領域と、撮影画像領域の周囲の領域であって、撮影画像以外の周囲画像が印刷される周囲画像領域とを含むシール紙の領域に、複数の撮影画像および周囲画像を配置する。印刷処理部は、予め決められた縦横比をもつ矩形状の撮影画像領域内に、縦長の撮影画像と横長の撮影画像とを隙間なく配置するように、縦長の撮影画像および/または横長の撮影画像の大きさを、縦辺および横辺の長短の関係を保ったまま変えるとともに、撮影画像それぞれにおける被写体の向きを同一にして、複数の撮影画像を配置する。本発明は、例えば、写真シール作成装置に適用することができる。【選択図】図9

Description

本発明は、写真シール作成装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、見栄えのよいシール紙を提供することができるようにする写真シール作成装置および方法、並びにプログラムに関する。
利用者を撮影し、撮影画像に対して利用者に編集を行わせ、編集後の画像をシール紙に印刷して提供する写真シール機が知られている。このような写真シール機は娯楽(遊戯)施設等に設置される。
写真シール機によって提供される1ゲームの流れは、通常、撮影空間内にいる利用者を被写体として撮影し、利用者を編集空間に移動させ、編集空間内で行われる操作に従って画像を編集し、編集後の画像である編集済み画像をシール紙に印刷するという流れになる。
このような写真シール機の中には、撮影画像に合成されている合成用画像に応じて、シール紙において撮影画像が配置される領域以外の領域に印刷される領域外画像を決定し、そのシール紙に撮影画像と領域外画像とを配置するためのレイアウトに基づいて、撮影画像と領域外画像とをシール紙に印刷するようにしたものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1においては、レイアウトとして、シール紙に画像を規則正しく配置させる通常のレイアウトと、画像を傾けたり、画像同士の一部分を重ねて配置させるスペシャルレイアウトとが用意されており、特にスペシャルレイアウトを選択することにより、シール紙のデザイン性を高めることができるようになされている。
特開2012−237956号公報
しかしながら、特許文献1の写真シール機においては、複数回の撮影として、同じ画角での撮影しか行われないため、例えば、横長の撮影画像と縦長の撮影画像とが混在してシール紙に配置されることは考慮されていなかった。
また、特許文献1のスペシャルレイアウトで配置される画像は、それぞれ隙間が設けられて配置されているため、配置される画像の大きさを小さくしたり、配置される画像の枚数を少なくしたりする必要があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より見栄えのよいシール紙を提供することができるようにするものである。
本発明の一側面の写真シール作成装置は、利用者を被写体として複数回撮影し、複数の撮影画像を取得する撮影手段と、複数の前記撮影画像が印刷される撮影画像領域と、前記撮影画像領域の周囲の領域であって、前記撮影画像以外の周囲画像が印刷される周囲画像領域とを含むシール紙の領域に、複数の前記撮影画像および前記周囲画像を配置する画像配置手段とを備え、前記画像配置手段は、予め決められた縦横比をもつ矩形状の前記撮影画像領域内に、縦長の前記撮影画像と横長の前記撮影画像とを隙間なく配置するように、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦辺および横辺の長短の関係を保ったまま変えるとともに、前記撮影画像それぞれにおける前記被写体の向きを同一にして、複数の前記撮影画像を配置する。
前記画像配置手段には、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦横比固定で変えさせることができる。
前記画像配置手段には、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦長の前記撮影画像の長辺の長さと、横長の前記撮影画像の短辺の長さとが同一になるように変えさせることができる。
前記画像配置手段には、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦長の前記撮影画像の短辺の長さと、横長の前記撮影画像の長辺の長さとが同一になるように変えさせることができる。
前記画像配置手段には、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦長の前記撮影画像の縦横比と、横長の前記撮影画像の横縦比とが同一になるように変えさせることができる。
前記画像配置手段には、予め決められた前記撮影画像領域より、複数の前記撮影画像が実際に配置される実撮影画像領域の方が小さくなる場合、前記周囲画像領域に加えて、予め決められた前記撮影画像領域から前記実撮影画像領域を除いた領域に、前記周囲画像を配置させることができる。
前記撮影画像領域における前記撮影画像の配置と、前記周囲画像の種類とを表すシールレイアウトの、前記利用者による選択を受け付ける受付手段をさらに設け、前記画像配置手段には、前記利用者に選択された前記シールレイアウトで、前記シール紙の領域に複数の前記撮影画像および前記周囲画像を配置させることができる。
複数の前記撮影画像に対して前記利用者に編集入力を行わせることで、複数の編集済み画像を取得する編集手段をさらに設け、前記画像配置手段には、前記撮影画像領域内に、複数の前記撮影画像または前記編集済み画像を配置させることができる。
前記撮影手段には、複数の前記撮影画像として、縦長の前記撮影画像と横長の前記撮影画像とを取得させることができる。
前記撮影手段には、複数の前記撮影画像をトリミングすることで、縦長の前記撮影画像と横長の前記撮影画像とを取得させることができる。
本発明の一側面の写真シール作成方法は、利用者を被写体として複数回撮影し、複数の撮影画像を取得する撮影ステップと、複数の前記撮影画像が印刷される撮影画像領域と、前記撮影画像領域の周囲の領域であって、前記撮影画像以外の周囲画像が印刷される周囲画像領域とを含むシール紙の領域に、複数の前記撮影画像および前記周囲画像を配置する画像配置ステップとを含み、前記画像配置ステップの処理は、予め決められた縦横比をもつ矩形状の前記撮影画像領域内に、縦長の前記撮影画像と横長の前記撮影画像とを隙間なく配置するように、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦辺および横辺の長短の関係を保ったまま変えるとともに、前記撮影画像それぞれにおける前記被写体の向きを同一にして、複数の前記撮影画像を配置する。
本発明の一側面のプログラムは、利用者を被写体として複数回撮影し、複数の撮影画像を取得する撮影ステップと、複数の前記撮影画像が印刷される撮影画像領域と、前記撮影画像領域の周囲の領域であって、前記撮影画像以外の周囲画像が印刷される周囲画像領域とを含むシール紙の領域に、複数の前記撮影画像および前記周囲画像を配置する画像配置ステップとを含む処理をコンピュータに実行させ、前記画像配置ステップの処理は、予め決められた縦横比をもつ矩形状の前記撮影画像領域内に、縦長の前記撮影画像と横長の前記撮影画像とを隙間なく配置するように、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦辺および横辺の長短の関係を保ったまま変えるとともに、前記撮影画像それぞれにおける前記被写体の向きを同一にして、複数の前記撮影画像を配置する。
本発明の一側面においては、予め決められた縦横比をもつ矩形状の撮影画像領域内に、縦長の撮影画像と横長の撮影画像とを隙間なく配置するように、縦長の撮影画像および/または横長の撮影画像の大きさを、縦辺および横辺の長短の関係を保ったまま変えるとともに、撮影画像それぞれにおける被写体の向きを同一にして、複数の撮影画像が配置される。
本発明によれば、より見栄えのよいシール紙を提供することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る写真シール作成装置の外観の構成例を示す斜視図である。 写真シール作成装置の外観を他の角度からみた斜視図である。 利用者の移動について説明する図である。 撮影部の構成例を示す図である。 背景部の構成例を示す図である。 編集部の構成例を示す図である。 事後接客部の構成例を示す図である。 写真シール作成装置の内部の構成例を示すブロック図である。 制御部の機能構成例を示すブロック図である。 写真シール作成ゲーム処理の流れの例を説明するフローチャートである。 撮影処理について説明するフローチャートである。 人数選択画面の例を示す図である。 横長の撮影画像と縦長の撮影画像の例を示す図である。 編集処理について説明するフローチャートである。 分割数選択画面の例を示す図である。 シールレイアウトの例を示す図である。 シールレイアウトの例を示す図である。 シールレイアウトの例を示す図である。 印刷処理について説明するフローチャートである。 出力されるシール紙の例を示す図である。 シール紙に設定されるシールレイアウトについて説明する図である。 撮影画像の配置の例について説明する図である。 撮影画像の配置の例について説明する図である。 出力されるシール紙の例を示す図である。 シール紙に設定されるシールレイアウトについて説明する図である。 撮影画像の配置の例について説明する図である。 出力されるシール紙の例を示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[写真シール作成装置の外観構成]
図1は、写真シール作成装置1の外観の構成例を示す斜視図である。
写真シール作成装置1は、撮影や編集等の作業を利用者にゲームとして行わせ、撮影画像や編集済み画像を提供する代わりに利用者より代金を受け取るゲーム機である。写真シール作成装置1はゲームセンタなどの店舗に設置される。利用者は1人であることもあるが、主に2人または3人等の複数人である。
写真シール作成装置1が提供するゲームで遊ぶ利用者は、代金を投入し、自身が被写体となって撮影を行い、撮影によって得られた撮影画像の中から選択した編集対象の画像に対して、背景や前景の画像となる合成用画像や手書きの線画やスタンプ画像を合成する編集機能を用いて編集を行うことにより、撮影画像を彩り豊かな画像にする。利用者は、編集済みの画像が印刷されたシール紙を受け取って一連のゲームを終了させることになる。
図1に示すように、写真シール作成装置1は、主に、撮影ユニット11、編集部12、および事後接客部13から構成される。撮影ユニット11と編集部12が接した状態で設置され、編集部12と事後接客部13が接した状態で設置される。
撮影ユニット11は、撮影部21と背景部22から構成される。撮影部21と背景部22は所定の距離だけ離れて設置され、撮影部21と背景部22の間に形成される空間である撮影空間において撮影処理が行われる。
撮影部21は撮影処理を利用者に行わせる装置である。撮影部21は、撮影空間に入り、撮影処理を行っている利用者の正面に位置する。撮影空間を正面に臨む面を構成する撮影部21の正面パネル41には、撮影処理時に利用者により用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。撮影空間にいる利用者から見て右側の面を右側面、左側の面を左側面とすると、撮影部21の右側面が側面パネル42Aにより構成され、左側面が側面パネル42B(図示せず)により構成される。
背景部22は、正面を向いて撮影処理を行っている利用者の背面側に位置する板状の部材である背面パネル51、背面パネル51の右端に取り付けられ、側面パネル42Aより横幅の狭い板状の部材である側面パネル52A、および、背面パネル51の左端に取り付けられ、側面パネル42Bより横幅の狭い板状の部材である側面パネル52B(図示せず)から構成される。
撮影部21の右側面を構成する側面パネル42Aと背景部22の側面パネル52Aは、ほぼ同一平面に設けられ、それぞれの上部が板状の部材である連結部23Aによって、それぞれの下部が、例えば金属製の略コの字型の部材である連結部23A’によって連結される。また、撮影部21の左側面を構成する側面パネル42Bと背景部22の側面パネル52Bは、ほぼ同一平面に設けられ、それぞれの上部が板状の部材である連結部23Bによって、それぞれの下部が、例えば金属製の略コの字型の部材である連結部23B’(図示せず)によって連結される。
撮影部21の側面パネル42A、連結部23A、および背景部22の側面パネル52Aに囲まれることによって形成される開口が撮影空間の出入り口G1となる。図示されないが、撮影部21の側面パネル42B、連結部23B、および背景部22の側面パネル52Bに囲まれることによって形成される開口も撮影空間の出入り口G2となる。撮影空間の内部には床材27が設置される。利用者は、撮影空間に入り、床材27の上に立って撮影を行うことになる。
背景部22の上部には、背面パネル51、側面パネル52A、および側面パネル52Bに支持される形で背景カーテンユニット25が設けられる。背景カーテンユニット25には、色または柄の異なる、背景に利用される巻き取り式の背景カーテンが複数収納される。背景カーテンユニット25は、撮影部21に設けられたカメラ等による撮影と連動して動作し、撮影の際に、例えば利用者により選択された色のカーテンを下ろし、その他のカーテンを巻き取る。
なお、背景カーテンユニット25に収納される背景カーテンとしては、複数枚のカーテンを1枚のクロマキー用のカーテンとして使用する昇降式カーテンを用意してもよい。また、クロマキー用のカーテンを予め撮影空間の背面となる背面パネル51に張り付けるとともに、合成用の背景画像を複数種類用意し、撮影処理や編集処理において、利用者が所望する背景画像をカーテンの部分に合成することができるようにしてもよい。
撮影空間の上方には、撮影部21の正面パネル41、連結部23A、連結部23B、および背景カーテンユニット25に囲まれる開口が形成され、その開口の一部を覆うように天井ストロボユニット24が設けられる。天井ストロボユニット24の一端が連結部23Aに固定され、他端が連結部23Bに固定される。天井ストロボユニット24は、フラッシュとして撮影に合わせて撮影空間内に向けて発光するストロボを内蔵する。天井ストロボユニット24の内部には、ストロボの他に、蛍光灯が設けられており、撮影空間の照明としても機能する。
編集部12は、撮影処理によって得られた画像を編集する処理である編集処理を利用者に行わせる装置である。編集部12は、一方の側面が撮影部21の正面パネル41の背面に接するように撮影ユニット11に連結して設けられる。編集部12には、編集処理時に利用者により用いられるタブレット内蔵モニタなどの構成が設けられる。
図1に示す編集部12の構成を正面側の構成とすると、2組の利用者が同時に編集処理を行うことができるように、編集部12の正面側と背面側には編集処理に用いられる構成がそれぞれ設けられる。
編集部12の正面側は、床面に対して垂直な面であり、側面パネル42Aとほぼ平行な面である面71と、面71の上方に形成された斜面72から構成され、編集作業に用いられる構成が斜面72に設けられる。斜面72の右側には、柱状の形状を有し、照明装置74の一端を支持する支持部73Aが設けられる。斜面72の左側にも、照明装置74の他端を支持する支持部73B(図2)が設けられる。さらに、支持部73Aの右側には、板状の形状を有し、事後接客部13が連結して設けられる支持部73Cが設けられる。また、支持部73Cの上面にはカーテンレール26を支持する支持部75が設けられる。
編集部12の上方にはカーテンレール26が取り付けられる。カーテンレール26は、上から見たときの形状がコの字状となるように3本のレール26A乃至26Cを組み合わせて構成される。平行に設けられるレール26Aと26Bの一端は、連結部23Aと連結部23Bにそれぞれ固定され、他端に残りの一本のレール26Cの両端が接合される。
カーテンレール26には、編集部12の正面前方の空間と背面前方の空間の内部が外から見えないようにカーテンが取り付けられる。カーテンレール26に取り付けられたカーテンにより囲まれる編集部12の正面前方の空間と背面前方の空間が、利用者が編集処理を行う編集空間となる。
図2は、写真シール作成装置1を別の角度から見た斜視図である。
事後接客部13は事後接客処理を利用者に行わせる装置である。事後接客処理には、撮影画像や編集済みの画像を携帯電話機などの携帯端末に送信する処理、ミニゲームを利用者に行わせる処理、アンケートに答えさせる処理などが含まれる。
図2に示すように、事後接客部13は、所定の厚さを有する板状の筐体を有しており、編集部12の右側面に接合されて設けられる。事後接客部13の正面には、事後接客処理時に利用者により用いられるタブレット内蔵モニタや、撮影画像や編集済みの画像が印刷されたシール紙が排出される排出口などが設けられる。事後接客部13の正面前方の空間が、シール紙への印刷が終わるのを待っている利用者が事後接客処理を行う事後接客空間となる。
ここで、写真シール作成ゲームの流れと、それに伴う利用者の移動について図3を参照して説明する。図3は、写真シール作成装置1を上から見た平面図である。
写真シール作成装置1の利用者は、白抜き矢印#1で示すように出入り口G1から、または白抜き矢印#2で示すように出入り口G2から、撮影部21と背景部22の間に形成された撮影空間A1に入り、撮影部21に設けられたカメラやタッチパネルモニタなど利用して撮影処理を行う。
撮影処理を終えた利用者は、白抜き矢印#3で示すように出入り口G1を使って撮影空間A1から出て編集空間A2−1に移動するか、白抜き矢印#4で示すように出入り口G2を使って撮影空間A1から出て編集空間A2−2に移動する。
編集空間A2−1は、編集部12の正面側の編集空間であり、編集空間A2−2は、編集部12の背面側の編集空間である。編集空間A2−1と編集空間A2−2のいずれの空間に移動するのかが、撮影部21のタッチパネルモニタの画面表示などによって案内される。例えば2つの編集空間のうちの空いている方の空間が移動先として案内される。編集空間A2−1または編集空間A2−2に移動した利用者は編集処理を開始する。編集空間A2−1の利用者と、編集空間A2−2の利用者は同時に編集処理を行うことができる。
編集処理が終了した後、撮影画像や編集済みの画像の中から選択された画像の印刷が開始される。画像の印刷中、編集処理を終えた利用者は、編集空間A2−1で編集処理を行っていた場合には白抜き矢印#5で示すように編集空間A2−1から事後接客空間A3に移動して事後接客処理を行う。また、編集処理を終えた利用者は、編集空間A2−2で編集処理を行っていた場合には白抜き矢印#6で示すように編集空間A2−2から事後接客空間A3に移動し、事後接客空間A3において事後接客処理を行う。
画像の印刷が終了したとき、利用者は、事後接客部13に設けられた排出口からシール紙を受け取り、一連の写真シール作成ゲームを終えることになる。
次に、各装置の構成について説明する。
[撮影部の構成]
図4は、撮影部21の正面の構成例を示す図である。撮影部21は、正面パネル41、側面パネル42A、および側面パネル42Bが、箱状の形状を有するベース部43に取り付けられることによって構成される。
正面パネル41は撮影空間A1で撮影処理を行う利用者の正面に位置し、側面パネル42Aと側面パネル42Bは、それぞれ、撮影空間A1で撮影処理を行う利用者の左側、右側に位置する。
正面パネル41の中央からやや上側には撮影・表示ユニット81が設けられる。撮影・表示ユニット81は、カメラ91、タッチパネルモニタ92、および正面ストロボ93から構成される。
カメラ91は、レンズやCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により構成され、撮影空間A1にいる利用者を撮影する。カメラ91により取り込まれた動画像は、タッチパネルモニタ92にリアルタイムで表示される。利用者により撮影が指示されたときなどの所定のタイミングでカメラ91により取り込まれた画像は撮影画像(静止画像)として保存される。
カメラ91の下側に設けられたタッチパネルモニタ92は、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ92は、カメラ91により取り込まれた動画像を表示するライブビューモニタとしての機能と、各種のGUI(Graphical User Interface)画像を表示し、利用者の選択操作をタッチパネルにより受け付ける機能とを備えている。タッチパネルモニタ92には、適宜、撮影結果としての静止画像や、背景等の画像が合成された後の動画像が表示される。
カメラ91の上側および左右を囲むように半円状の発光面(乳白アクリル板)が設けられた正面ストロボ93は、内蔵されたストロボがカメラ91による撮影に合わせて発光することで、被写体としての利用者の顔付近を正面から照射する。
正面パネル41には、撮影・表示ユニット81の上方に右上ストロボ82および左上ストロボ83が設置される。右上ストロボ82は、内蔵されたストロボが発光することで、利用者を、利用者から見て右上前方から照射し、左上ストロボ83は、内蔵されたストロボが発光することで、利用者を、利用者から見て左上前方から照射する。
ベース部43には利用者の足元を照射する足元ストロボ84も設けられる。右上ストロボ82、左上ストロボ83、足元ストロボ84、および正面ストロボ93の内部には、ストロボの他に、蛍光灯を設けるようにし、天井ストロボユニット24の内部の蛍光灯と合わせて、撮影空間A1内の照明として用いられるようにしてもよい。各ストロボの発光量が調整されることによって、または、発光させるストロボの数が調整されることによって、利用者に照射される光が調整される。
足元ストロボ84の右側には、利用者がお金を投入する硬貨投入返却口85が設けられる。
ベース部43の上面の左右に形成されるスペース43Aおよび43Bは、撮影処理を行う利用者が手荷物等を置くための荷物置き場として用いられる。正面パネル41の例えば天井付近には、撮影処理の案内音声、BGM(Back Ground Music)、効果音等の音を出力するスピーカも設けられる。
[背景部の構成]
図5は、背景部22の撮影空間A1側の構成例を示す図である。
上述したように、背面パネル51の上方には背景カーテンユニット25が設けられる。背景カーテンユニット25のほぼ中央には、撮影空間A1内で撮影処理を行っている利用者を後方中央から照射する背面中央ストロボ101が取り付けられる。
背面パネル51の、出入り口G1側の位置には、撮影空間A1内で撮影処理を行っている利用者を右後方から照射する背面右ストロボ102が取り付けられる。また、背面パネル51の、出入り口G2側の位置には、撮影空間A1内で撮影処理を行っている利用者を左後方から照射する背面左ストロボ103が取り付けられる。
[編集部の構成]
図6は、編集部12の背面側(編集空間A2−2側)の構成例を示す図である。
斜面72のほぼ中央には、タブレット内蔵モニタ131が設けられる。タブレット内蔵モニタ131を挟んで左側にタッチペン132Aが設けられ、右側にタッチペン132Bが設けられる。
タブレット内蔵モニタ131は、タッチペン132Aまたは132Bを用いて操作入力が可能なタブレットがLCDなどのモニタに重畳して設けられることによって構成される。タブレット内蔵モニタ131には、例えば、編集対象画像として選択された撮影画像の編集に用いられる画面である編集画面が表示される。2人で同時に編集作業を行う場合、タッチペン132Aは一方の利用者により用いられ、タッチペン132Bは他方の利用者により用いられる。
編集部12の左側には事後接客部13が設けられる。
[事後接客部の構成]
図7は、事後接客部13の正面側の構成例を示す図である。
事後接客部13の上方中央にはタブレット内蔵モニタ161が設けられる。タブレット内蔵モニタ161は、利用者の指等を用いて操作入力が可能なタブレットがLCDなどのモニタに重畳して設けられることによって構成される。タブレット内蔵モニタ161には、事後接客処理に用いられる画面が表示される。
タブレット内蔵モニタ161の下にはスピーカ162が設けられ、スピーカ162の下にはシール紙排出口163が設けられる。
スピーカ162は、事後接客処理の案内音声、BGM、効果音等の音を出力する。
シール紙排出口163には、編集空間A2−1の利用者が編集処理を行うことによって作成した画像が印刷されたシール紙、または、編集空間A2−2の利用者が編集処理を行うことによって作成した画像が印刷されたシール紙が排出される。編集部12の内部にはプリンタが設けられており、画像の印刷がそのプリンタにより行われる。
[写真シール作成装置の内部構成]
次に、写真シール作成装置1の内部構成について説明する。図8は、写真シール作成装置1の内部の構成例を示すブロック図である。上述した構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
制御部201はCPU(Central Processing Unit)などよりなり、ROM(Read Only Memory)206や記憶部202に記憶されているプログラムを実行し、写真シール作成装置1の全体の動作を制御する。制御部201には、記憶部202、通信部203、ドライブ204、ROM206、RAM(Random Access Memory)207が接続される。制御部201には、撮影部208、編集部209、および事後接客部210の各構成も接続される。
記憶部202は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体からなり、制御部201から供給された各種の設定情報等を記憶する。記憶部202に記憶されている情報は制御部201により適宜読み出される。
通信部203は、インターネットなどのネットワークのインタフェースであり、制御部201による制御に従って外部の装置と通信を行う。
ドライブ204には、光ディスクや半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205が適宜装着される。ドライブ204によりリムーバブルメディア205から読み出されたコンピュータプログラムやデータは、制御部201に供給され、記憶部202に記憶されたり、インストールされたりする。
ROM206には、制御部201において実行されるプログラムやデータが記憶されている。RAM207は、制御部201が処理するデータやプログラムを一時的に記憶する。
撮影部208は、撮影空間A1における撮影処理を行う構成である硬貨処理部221、背景制御部222、照明装置223、カメラ91、タッチパネルモニタ92、およびスピーカ224から構成される。
硬貨処理部221は、硬貨投入返却口85に対する硬貨の投入を検出する。硬貨処理部221は、例えば400円などの所定の金額分の硬貨が投入されたことを検出した場合、そのことを表す起動信号を制御部201に出力する。
背景制御部222は、制御部201より供給される背景制御信号に従って背景カーテンユニット25に収納されている背景カーテンの上げ下ろしを行う。背景カーテンの選択が利用者により手動で行われるようにしてもよい。
照明装置223は、撮影空間A1内の各ストロボの内部に設けられるストロボ(フラッシュ)であり、制御部201より供給される照明制御信号に従って発光する。上述したように、撮影空間A1には、天井ストロボユニット24のストロボの他に、撮影部21に設けられる右上ストロボ82、左上ストロボ83、足元ストロボ84、正面ストロボ93、背景部22に設けられる背面中央ストロボ101、背面右ストロボ102、背面左ストロボ103が設けられている。
カメラ91は、制御部201による制御に従って撮影を行い、撮影によって得られた画像を制御部201に出力する。
編集部209Aは、編集空間A2−1における編集処理を行う構成として編集部12の正面側に設けられるタブレット内蔵モニタ131、タッチペン132A,132B、およびスピーカ231から構成される。編集部209Bも編集部209Aと同一の構成を有しており、編集空間A2−2における編集処理を行う。
タブレット内蔵モニタ131は、制御部201による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対する利用者の操作を検出する。利用者の操作の内容を表す信号は制御部201に供給され、編集対象の撮影画像の編集が行われる。
事後接客部210は、事後接客空間A3における事後接客処理を行う構成であるタブレット内蔵モニタ161、スピーカ162、印刷処理を行う構成であるプリンタ241、およびシール紙ユニット242から構成される。
プリンタ241は、撮影画像、または編集処理によって得られた編集済みの画像を、プリンタ241に装着されたシール紙ユニット242に収納されているシール紙に印刷し、シール紙排出口163に排出する。
[制御部の構成]
次に、制御部201について説明する。図9は、制御部201がROM206などに格納されているプログラムを実行することにより実現される機能ブロックの構成例を示している。
制御部201は、写真シール作成ゲームを開始する際に投入される代金に関する処理や利用者グループを撮影する等の写真シール作成ゲームの撮影作業の工程に関する処理を行う撮影処理部301、撮影画像に対する落書き編集等の写真シール作成ゲームの編集作業の工程に関する処理を行う編集処理部302、シール紙の印刷等の写真シール作成ゲームの印刷の工程に関する処理を行う印刷処理部303、および、編集作業を終了した利用者グループを接客する写真シール作成ゲームの事後接客の工程に関する処理を行う事後接客処理部304を有する。
このように、制御部201は、写真シール作成ゲームの各工程に関する処理の制御を行う。
[写真シール作成装置の動作]
ここで、図10のフローチャートを参照して、写真シール作成ゲームを提供する写真シール作成装置1の動作について説明する。
ステップS1において、写真シール作成装置1の撮影処理部301は、所定の金額分の硬貨が投入されたか否かを硬貨処理部221から供給される信号に基づいて判定し、投入されたと判定するまで待機する。
ステップS1において、硬貨が投入されたと判定された場合、ステップS2において、撮影処理部301は、撮影部208を制御し、カメラ91に取り込まれた被写体の動画像をタッチパネルモニタ92にライブビュー表示させ、撮影空間A1にいる利用者を被写体として撮影し、撮影画像を出力する撮影処理を行う。
ステップS3において、撮影処理部301は、撮影空間A1にいる利用者に対して、編集空間A2−1または編集空間A2−2への移動を案内する。編集空間A2−1または編集空間A2−2への移動の案内は、撮影部208のタッチパネルモニタ92に画面を表示させることによって、または音声をスピーカ224から出力させることによって行われる。
ステップS4において、編集処理部302は、編集空間A2−1と編集空間A2−2のうち、撮影処理を終えた利用者の移動先とした方の編集空間に対応する編集部209を制御し、撮影処理により得られた撮影画像に対して利用者に落書き編集入力を行わせ、落書き編集が施された編集済み画像を出力する編集処理を行う。
ステップS5において、編集処理部302は、編集空間A2−1または編集空間A2−2で編集処理を終えた利用者に対して事後接客空間A3への移動を案内する。事後接客空間A3への移動の案内は、タブレット内蔵モニタ131に画面を表示させることによって、または音声をスピーカ231から出力させることによって行われる。
ステップS6において、印刷処理部303は、撮影処理により得られた撮影画像、または編集処理により得られた編集済み画像を、印刷画像としてプリンタ241に出力してシール紙に印刷する印刷処理を行う(開始する)。
また、タブレット内蔵モニタ161に表示される、事後接客処理の開始ボタンが選択されると、ステップS7において、事後接客処理部304は、印刷終了待機中の利用者に対する事後接客処理を行う。具体的には、事後接客処理部304は、撮影画像や編集済みの画像を、携帯送信用画像として携帯端末に送信する携帯送信ゲーム処理を事後接客処理として行う。
印刷が終了すると、ステップS8において、事後接客処理部304は、印刷が終了した旨をタブレット内蔵モニタ161に表示させ、プリンタ241は、画像が印刷されたシール紙をシール紙排出口163に排出し、処理を終了させる。
[撮影処理の流れ]
次に、図11のフローチャートを参照して、上述した写真シール作成ゲームの一連の処理におけるステップS2の撮影処理の流れを説明する。
まず、ステップS11において、撮影処理部301は、写り選択画面をタッチパネルモニタ92に表示させる。写り選択画面は、撮影画像における被写体の写りに応じた撮影コースの選択に用いられる画面である。
ステップS12において、撮影処理部301は、人数選択画面をタッチパネルモニタ92に表示させる。人数選択画面は、利用者の人数に応じた撮影コースの選択に用いられる画面である。
図12は、人数選択画面の例を示す図である。
人数選択画面の中央上方には「撮りたいコースを選んでね」のメッセージが表示され、メッセージの下方左側には、2人用コースを選択するときに操作(選択)されるサンプル画像351が表示される。サンプル画像401は、2人用コースで撮影を行ったときに得られる画像のサンプルである。
サンプル画像401の右側には、3人用コースを選択するときに操作されるサンプル画像402と、4人用コースを選択するときに操作されるサンプル画像403が、縦に並べて表示される。サンプル画像402は3人用コースで撮影を行ったときに得られる画像のサンプルであり、サンプル画像403は4人用コースで撮影を行ったときに得られる画像のサンプルである。
なお、人数選択画面における操作によって、利用者の人数に応じた撮影コースが決定される以外にも、後述するライブビュー画像に対して顔認証処理を行い、被写体(利用者)の顔の数を検知することによって、利用者の人数に応じた撮影コースが決定されるようにしてもよい。
ステップS13において、撮影処理部301は、立ち位置の案内画面をタッチパネルモニタ92に表示させる。
具体的には、撮影処理部301は、2人用コースまたは3人用コースが選択された場合、カメラ91から近い位置に立つことを案内する画面を表示させる。また、撮影処理部301は、4人用コースで撮影することが選択された場合、カメラ91から遠い位置に立つことを案内する画面を表示させる。
このように、誘導する前後方向の立ち位置を利用者の人数に応じて切り替えることにより、最適な大きさで利用者の顔が写る画像を撮影することが可能になる。
ステップS14において、撮影処理部301は、カメラ91を制御し、画像の取り込みを開始させ、カメラ91により取り込まれた動画像(ライブビュー画像)をタッチパネルモニタ92に表示させる(ライブビュー表示を行う)。
このとき、撮影処理部301は、ステップS12において選択された利用者の人数に応じた画角、例えば2人用コースが選択されている場合、縦横比が約1:1.2となる画角でライブビュー画像を取り込み表示させる。また、3人用コースが選択されている場合、縦横比が約3:4となる画角でライブビュー画像を取り込み、4人用コースが選択されている場合、縦横比が約9:16となる画角でライブビュー画像を取り込み、表示させる。
ステップS15において、撮影処理部301は、タッチパネルモニタ92にカウントダウンインジケータを表示し、撮影タイミングを利用者に通知する。
撮影タイミングになったとき、ステップS16において、撮影処理部301は、カメラ91を制御して撮影を行い、静止画像である撮影画像を取得する。この撮影画像もまた、ステップS12において選択された利用者の人数に応じた画角で撮影されたものとなる。すなわち、撮影処理部301は、利用者の人数に応じた画角で撮影を行う。
具体的には、2人用コースにおいては、縦横比が約1:1.2となる画角で撮影された撮影画像が取得される。また、3人用コースにおいては、縦横比が約3:4となる画角で撮影された撮影画像が取得され、4人用コースにおいては、縦横比が約9:16となる画角で撮影された撮影画像が取得される。
このように、利用者の人数に応じて、利用者それぞれの顔が適切に収まる画角で撮影が行われるので、人物(被写体)の配置のバランスのよい撮影画像を得ることができ、結果として、利用者の満足度を向上させることができる。
撮影処理部301は、ステップS17において、撮影画像を、撮影結果として撮影画面に表示した後、ステップS18において、撮影を所定回数繰り返し行ったか否かを判定する。ステップS17において撮影を所定回数行っていないと判定された場合、処理はステップS13に戻り、上述の処理を繰り返し行う。具体的には、2人用コースおよび3人用コースの場合には6回の撮影が行われるまで、4人用コースの場合には4回の撮影が行われるまで、上述の処理が繰り返される。
ステップS19において、撮影処理部301は、得られた6枚または4枚の撮影画像を撮影結果として記憶部202に保存(記憶)させる。その後、図10のステップS2に戻り、それ以降の処理が行われる。
なお、本実施の形態では、2人用コースの場合、4回の撮影が行われると、撮影処理部301は、残り2回の撮影について、横長の画角で撮影するか、または縦長の画角で撮影するかを利用者に選択させ、残り2回の撮影を、利用者に選択された方の画角で行うものとする。
すなわち、2人用コースの場合、4回の撮影が行われ、残り2回の撮影について、横長の画角での撮影が利用者に選択されると、得られる6枚の撮影画像はいずれも、図13Aに示されるような横長(縦横比が約1:1.2)の画像となる。また、4回の撮影が行われ、残り2回の撮影について、縦長の画角での撮影が利用者に選択されると、得られる6枚の撮影画像のうちの4枚は、図13Aに示されるような横長(縦横比が約1:1.2)の画像となり、6枚の撮影画像のうちの2枚は、図13Bに示されるような縦長(縦横比が約1.2:1)の画像となる。
このように、縦長の画角での撮影を選択可能とすることで、横長の画角での撮影では写らない利用者の服装を画角に収めることができ、このことを望む利用者の満足度を向上させることができる。
なお、図13の例では、縦長の画像の縦横比と横長の画像の縦横比とがいずれも1.2:1と、それぞれ同一とされるものとしたが、これらは異なっていてもよい。
また、撮影処理部301は、撮影画像をトリミングすることで、縦長の画像の縦横比と横長の画像とを得るようにしてもよい。
[編集処理の流れ]
次に、図14のフローチャートを参照して、上述した写真シール作成ゲームの一連の処理におけるステップS4の編集処理の流れを説明する。
編集処理が開始されると、ステップS31において、編集処理部302は、撮影処理部301により得られた、例えば6枚の撮影画像を、記憶部202から取得する。
ステップS32において、編集処理部302は、タブレット内蔵モニタ131にGUIを表示し、利用者からの指示を受け付け、利用者それぞれの名前(おなまえ)を入力させる。
ステップS33において、編集処理部302は、タブレット内蔵モニタ131にGUIを表示し、利用者からの指示を受け付け、その指示に応じて、撮影画像に写る被写体(利用者)毎に、目の大きさや顔の大きさ、肌の明るさを変更するレタッチ処理を行う。
ステップS34において、編集処理部302は、タブレット内蔵モニタ131にGUIを表示し、利用者からの指示を受け付け、背景画像を選択させる。
ステップS35において、編集処理部302は、タブレット内蔵モニタ131やスピーカ231等を制御して、落書き作業の流れを案内する画像や音声を出力することにより、利用者に対して落書き作業のガイダンスを行う。
その後、編集処理部302は、ステップS36において、タブレット内蔵モニタ131に編集画面を表示し、ステップS37において、編集部209Aまたは編集部209B(利用者が編集作業を行う方)の各部を制御して、利用者による撮影画像に対する落書き作業を受け付ける落書き編集処理を行う。すなわち、編集処理部302は、利用者の編集入力によって、編集対象画像に合成用画像を合成する。
落書き作業が終了すると、ステップS38において、編集処理部302は、タブレット内蔵モニタ131にGUIを表示し、利用者からの指示を受け付け、シール紙の分割数を選択させる。そして、編集処理部302は、利用者からの指示に応じて、シール紙の分割数を決定し、シールレイアウトを設定する。
図15は、シール紙の分割数の選択の際に表示される分割パターン選択画面の例を示す図である。
図15の分割パターン選択画面には、それぞれの分割パターンを選択させるためのボタンが表示されている。なお、以下では、撮影処理において2人用コースが選択されたものとして説明する。
分割パターンには、シール紙がカットされず1枚で出力されるシールレイアウトが選択できる「cherrycherryおすすめ分割」、シール紙がカットされて出力されるシールレイアウトが選択できる「切れてる分割」、および、シール紙に印刷される撮影画像(編集済み画像)のサイズを小さくまたは大きくしたシールレイアウトが選択できる「小分割・大分割」がある。
分割パターンとして「cherrycherryおすすめ分割」が選択された場合、出力されるシール紙のシールレイアウトは、図16A,Bに示されるように、長方形のシール紙に対して撮影画像が傾いて配置されたり、撮影画像が配置される領域以外の領域に装飾された文字や絵柄が印刷された、デザイン性の高いシールレイアウトとなる。
分割パターンとして「切れてる分割」が選択された場合、出力されるシール紙のシールレイアウトは、図17A,Bに示されるように、2等分されて出力可能なシールレイアウトとなる。シール紙が2等分されて出力されることで、利用者が2人の場合には、シール紙をはさみ等で切り分ける必要がなく、利用者にとって便利となる。
分割パターンとして「小分割・大分割」が選択された場合、出力されるシール紙のシールレイアウトは、小さいサイズまたは大きいサイズの撮影画像が、行列状に規則的に配列されたシールレイアウトとなる。例えば、“小分割”のシールレイアウトは、図18Aに示されるように、小さいサイズの36枚の撮影画像が、6×6で配列されたシールレイアウトとなる。このように、多くの枚数の撮影画像が印刷されて出力されることで、利用者は、多くの友達にシールを切り分けて共有することができる。また例えば、“大分割”のシールレイアウトは、図18Bに示されるように、大きいサイズの6枚の撮影画像が、2×3で配列されたシールレイアウトとなる。このシールレイアウトは、大きいサイズの画像を望む利用者にとって好適である。
なお、図15の例では、分割パターンとして「切れてる分割」が選択されているものとする。
図15に示されるように、分割パターン選択画面501には、主な構成が、左右に2つずつ設けられている。これにより、基本的に同じ組の2人の利用者が同時にシールレイアウトの選択を行うことができる。
分割パターン選択画面501の左側には、選択対象レイアウト表示部511−1、選択済レイアウト表示部512−1、縦横選択ボタン513−1、およびOKボタン514−1が表示されている。
選択対象レイアウト表示部511−1には、シールレイアウトを利用者に提示し選択させるためのレイアウト画像が複数表示されており、そのうちのいずれかが利用者によって選択されると、選択されたレイアウト画像が、選択済レイアウト表示部512−1に表示される。
縦横選択ボタン513−1は、利用者に選択させるシールレイアウトとして、画像が主に縦方向に配列される縦長のシールレイアウトと、画像が主に横方向に配列される横長のシールレイアウトのいずれかの選択の入力を受け付けるためのボタンである。
OKボタン514−1は、選択済レイアウト表示部512−1に表示されているレイアウト画像で与えられるシールレイアウトを、最終的に出力されるシール紙における印刷画像の配置を表すシールレイアウトとして設定するためのボタンである。
分割パターン選択画面501の右側には、選択対象レイアウト表示部511−2、選択済レイアウト表示部512−2、縦横選択ボタン513−2、およびOKボタン514−2が表示されているが、基本的な構成は、分割パターン選択画面501の右側と同様であるので、その説明は省略する。
従来の分割パターン選択画面においては、縦長のシールレイアウトと横長のシールレイアウトとが混在して雑然と並べられており、その中から所望のシールレイアウトを限られた時間のなかで選択することは、利用者にとって容易ではなかった。
そこで、分割パターン選択画面501においては、縦横選択ボタン513−1,513−2により、利用者に、まず、縦長のシールレイアウトと横長のシールレイアウトのいずれかを選択させることができる。したがって、利用者は、縦長のシールレイアウトと横長のシールレイアウトのいずれかが整然と並べられたシールレイアウトの中から、所望のシールレイアウトを容易に選択することができるようになるので、結果として、シールレイアウトの選択に要する時間を短縮させることができる。
例えば、図15の分割パターン選択画面501においては、その左側において、縦横選択ボタン513−1により横長のシールレイアウトが選択されており、その右側において、縦横選択ボタン513−2により縦長のシールレイアウトが選択されている。
これにより、選択対象レイアウト表示部511−1には、横長のシールレイアウトのレイアウト画像531A,531B,531C,531Dが表示され、選択対象レイアウト表示部511−2には、縦長のシールレイアウトのレイアウト画像531E,531F,531G,531Hが横向き(左回りに90°回転した向き)に表示されるようになる。
なお、以上のように、レイアウト画像が選択されることで、シール紙に対して、複数の撮影画像が印刷される撮影画像配置領域、撮影画像配置領域の周囲の領域(撮影画像配置領域以外の領域)、および、撮影画像配置領域の周囲の領域に印刷される色や文字を含む画像(以下、周囲画像)が、シールレイアウトとして設定されるようになる。なお、周囲画像が印刷される領域を、以下、周囲画像配置領域という。
そして、分割数が選択され、シールレイアウトが設定されると、ステップS38において、編集処理部302は、そのシールレイアウトについての情報であるレイアウト情報を生成し、シール紙に配置される印刷画像(編集済み画像)とともに、記憶部202に保存(記憶)させる。
具体的には、レイアウト情報には、シール紙に対して設定される撮影画像配置領域を表す情報、周囲画像配置領域を表す情報、および周囲画像自体を表す情報(画像データ)が含まれる。
ステップS38の処理が終了すると、編集処理は終了され、処理は、図10のステップS4に戻る。
[印刷処理の流れ]
次に、図19のフローチャートを参照して、上述した写真シール作成ゲームの一連の処理におけるステップS6の印刷処理の流れを説明する。
印刷処理が開始されると、ステップS61において、印刷処理部303は、編集処理において生成され、保存されている撮影画像(編集済み画像)とレイアウト情報を、記憶部202から取得する。
ステップS62において、印刷処理部303は、取得した編集済み画像を、レイアウト情報で示されるシールレイアウトで配置した印刷データを生成する。
ステップS63において、印刷処理部303は、プリンタ241を制御し、その印刷データのシール紙への印刷を開始する。印刷を開始すると、印刷処理部303は、その印刷を継続させながら、印刷処理を終了し、処理は、図10のステップS6に戻る。
印刷が終了すると、印刷済みのシール紙は、シール紙排出口163から排出される。
図20は、印刷済みのシール紙の例を示している。
なお、以下では、撮影処理において2人用コースが選択された場合に、印刷処理において印刷されるシール紙の例について説明する。
図20に示されるシール紙611は、上述した「切れてる分割」の分割パターンが選択されることで設定された横長のシールレイアウトで印刷されたものであり、2等分にカットされる前のものである。シール紙611においては、カットされて出力される1枚分の領域に、10枚の撮影画像(編集済み画像)が隙間なく配置されており、そのうちの左側6枚は、2人用コースで得られた横長の画像とされ、右側4枚は、2人用コースで得られた縦長の画像とされる。なお、上述したように、撮影処理において2人用コースが選択された場合、横長の撮影画像が4枚、縦長の撮影画像が2枚得られるので、シール紙611においては、例えば、得られた4枚の横長の撮影画像のうちのいずれか2枚が重複して配置され、得られた2枚の縦長の撮影画像それぞれが重複して配置されるようにすることで、10枚の撮影画像が配置されるようになる。
図21は、シール紙611が印刷される際に設定されるシールレイアウトの詳細を示している。
図21に示されるシールレイアウト620は、撮影画像配置領域621、周囲画像配置領域622、印刷不可領域623,624から構成される。
上述したように、撮影画像配置領域621は、撮影画像(編集済み画像)が配置される領域であり、予め決められた縦横比を有する。また、周囲画像配置領域622は、所定の色や図柄、文字等が周囲画像として配置される領域である。周囲画像として配置される文字としては、例えば、写真シール作成装置1の機種名や、撮影処理において選択されたコースの名称、撮影日時等がある。なお、印刷不可領域623は、プリンタ241のヘッドの送り幅の限界等により何も印刷させない領域であり、印刷不可領域624は、2等分にカットされるシール紙それぞれの周囲画像の色を混在させないようにするために何も印刷させない領域である。なお、シール紙を2等分にカットする際に、2回カットすることで印刷不可領域624を切り落とすことができれば、印刷不可領域624に、周囲画像の色を混在させるように印刷されるようにしてもよい。
撮影処理において2人用コースが選択され、横長の撮影画像と縦長の撮影画像とが得られた場合、シールレイアウト620が設定されたシール紙に対して、印刷処理部303は、撮影画像配置領域621内に、縦長の撮影画像と横長の撮影画像とを隙間なく配置するように、縦長の撮影画像および/または横長の撮影画像の大きさ(具体的にはピクセル数)を、縦辺と横辺の長短の関係を保ったまま変えて配置する。
具体的には、縦長の撮影画像は、少なくとも縦辺が横辺より長くなるように(つまり、あくまで縦長の矩形形状を維持したまま)、そのピクセル数を変えて配置される。また、横長の撮影画像は、少なくとも横辺が縦辺より長くなるように(つまり、あくまで横長の矩形形状を維持したまま)、そのピクセル数を変えて配置される。
またこのとき、印刷処理部303は、縦長の撮影画像と横長の撮影画像それぞれにおける被写体の向きが同一になるように、撮影画像をシール紙に配置する。
具体的には、印刷処理部303は、例えば撮影画像(編集済み画像)に付加されている画像情報(画像サイズ、縦横比等)に基づいて、被写体の向きを同一にして、撮影画像を撮影画像配置領域に配置する。また、撮影画像における人物領域をマスクするマスク画像を生成することで、そのマスク画像で示される人物領域の向きに基づいて、被写体の向きを同一にして、撮影画像を配置するようにしてもよい。
ここで、撮影画像配置領域621の縦横比は1:2.6であるとする。
2人用コースで得られる横長の撮影画像の縦横比は1:1.2、縦長の撮影画像の縦横比は1.2:1であるので、横長の撮影画像3枚と縦長の撮影画像2枚の大きさを、縦横比固定で、かつ、横長の撮影画像の短辺の長さと縦長の撮影画像の長辺の長さとが同一となるように(縦の長さを基準(=1)として)変えて横一列に配置すると、図22に示されるように、縦長の撮影画像2枚それぞれの縦横比は、1:約0.8(具体的には、1:0.833)となる。
すなわち、図22に示される、横一列に配置された5枚の撮影画像で形成される矩形領域の縦横比は、1:約5.2(具体的には、1:5.266)となる。そして、この横一列に配置された5枚の撮影画像が縦2列に並んで形成される矩形領域の縦横比は、2:約5.2、すなわち、1:約2.6となる。
したがって、横長の撮影画像の縦横比が1:1.2、縦長の撮影画像の縦横比が1.2:1である場合、縦横比が1:2.6である撮影画像配置領域621に、横長の撮影画像6枚と縦長の撮影画像4枚とを、隙間なく配置することができる。
従来は、横長の撮影画像と縦長の撮影画像とを混在させてシール紙に印刷する場合には、被写体の向きを揃えることは考慮されておらず、このような場合、利用者は、シール紙を見る際に、画像によってシール紙を回転させて見る必要があった。
一方、上述した処理によれば、縦横比の異なる撮影画像が、矩形の撮影画像配置領域に隙間なく、かつ、被写体の向きが同一となるように配置されてシール紙に印刷されるので、利用者がシール紙を見る際に、画像によってシール紙を回転させて見る必要はなく、また、配置される画像の大きさを小さくする必要も、配置される画像の枚数を少なくする必要もなく、より見栄えのよいシール紙を提供することが可能となる。
また、上述した例では、横長の撮影画像の縦横比と、縦長の撮影画像の横縦比とが同一となるように撮影画像が配置されるので、撮影画像それぞれが整然と配列されるようになり、シール紙の見た目をより向上させることができる。
なお、撮影画像配置領域における撮影画像のそれぞれの配置は、その撮影画像が、撮影処理において何回目の撮影により得られたか(横長の画角での撮影であったか、または、縦長の画角での撮影であったか)に応じて決まるようにしてもよいし、利用者の選択に応じて決まるようにしてもいい。特に、撮影画像配置領域における撮影画像のそれぞれの配置が利用者の選択に応じて決まるようになった場合には、撮影画像配置領域内における配置毎に、撮影画像を選択させるようにしてよいし、各配置の撮影画像をまとめて選択させるようにしてもよい。
また、以上においては、シール紙の領域に、横長の撮影画像の縦横比が1:1.2、縦長の撮影画像の縦横比が1.2:1、すなわち、横長の撮影画像の縦横比と、縦長の撮影画像の横縦比とが同一となるように、撮影画像が配置されるものとしたが、これらは同一とならなくてもよい。
例えば、横長の撮影画像の縦横比が1:1.2、縦長の撮影画像の縦横比が1.4:1である場合、横長の撮影画像3枚と縦長の撮影画像2枚の大きさを、縦横比固定で、かつ、横長の撮影画像の短辺の長さと縦長の撮影画像の長辺の長さとが同一となるように(縦の長さを基準(=1)として)変えて横一列に配置すると、図23に示されるように、縦長の撮影画像2枚それぞれの縦横比は、1:約0.7(具体的には、1:0.714)となる。
すなわち、図23に示される、横一列に配置された5枚の撮影画像で形成される矩形領域の縦横比は、1:約5(具体的には、1:5.028)となる。そして、この横一列に配置された5枚の撮影画像が縦2列に並んで形成される矩形領域の縦横比は、2:約5、すなわち、1:約2.5となる。
したがって、横長の撮影画像の縦横比が1:1.2、縦長の撮影画像の縦横比が1.4:1である場合、縦横比が1:2.6である撮影画像配置領域621内に、横長の撮影画像6枚と縦長の撮影画像4枚とを、隙間なく配置することができる。
なお、この場合、シール紙においては、撮影画像配置領域621と比べて、10枚の印刷画像が実際に配置される領域である実撮影画像配置領域の方が小さくなる。このとき、印刷処理部303は、周囲画像配置領域622に加えて、撮影画像配置領域621から実撮影画像配置領域を除いた領域(撮影画像配置領域621において撮影画像が配置されない領域)にも周囲画像を配置し、印刷する。
図24は、印刷済みのシール紙の他の例を示している。
図24に示されるシール紙651は、上述した「切れてる分割」の分割パターンが選択されることで設定された縦長のシールレイアウトで印刷されたものであり、2等分にカットされる前のものである。シール紙651においては、カットされて出力される1枚分の領域に、10枚の撮影画像(編集済み画像)が隙間なく配置されており、そのうちの上側6枚は、2人用コースで得られた横長の画像とされ、下側4枚は、2人用コースで得られた縦長の画像とされる。
図25は、シール紙651が印刷される際に設定されるシールレイアウトの詳細を示している。
図25に示されるシールレイアウト660は、撮影画像配置領域661、周囲画像配置領域662、印刷不可領域663,664から構成される。
なお、図25のシールレイアウトにおいて、撮影画像配置領域661、周囲画像配置領域662、印刷不可領域663,664は、図21のシールレイアウトにおける撮影画像配置領域621、周囲画像配置領域622、印刷不可領域623,624とそれぞれ対応する領域であるので、その説明は省略する。
撮影処理において2人用コースが選択され、横長の撮影画像と縦長の撮影画像とが得られた場合、シールレイアウト660が設定されたシール紙に対して、印刷処理部303は、撮影画像配置領域661内に、縦長の撮影画像と横長の撮影画像とを隙間なく配置するように、縦長の撮影画像および/または横長の撮影画像の大きさを、縦辺と横辺の長短の関係を保ったまま変えて配置する。このとき、縦長の撮影画像と横長の撮影画像それぞれにおける被写体の向きが同一になるように、撮影画像がシール紙に配置される。
ここで、撮影画像配置領域661の縦横比は2.5:1であるとする。
2人用コースで得られる横長の撮影画像の縦横比は1:1.2、縦長の撮影画像の縦横比は1.2:1であるので、横長の撮影画像3枚と縦長の撮影画像2枚の大きさを、縦横比固定で、かつ、横長の撮影画像の長辺の長さと縦長の撮影画像の短辺の長さとが同一となるように(横の長さを基準(=1)として)変えて縦一列に配置すると、図26に示されるように、横長の撮影画像3枚それぞれの縦横比は、約0.8:1となる。
すなわち、図26に示される、縦一列に配置された5枚の撮影画像で形成される矩形領域の縦横比は、約5:1となる。そして、この縦一列に配置された5枚の撮影画像が横2列に並んで形成される矩形領域の縦横比は、約5:2、すなわち、約2.5:1となる。
したがって、横長の撮影画像の縦横比が1:1.2、縦長の撮影画像の縦横比が1.2:1である場合、縦横比が2.5:1である撮影画像配置領域661に、横長の撮影画像6枚と縦長の撮影画像4枚とを、隙間なく配置することができる。
以上においては、分割パターンとして「切れてる分割」が選択された場合のシールレイアウトで、横長の撮影画像と縦長の撮影画像とが、撮影画像配置領域内に隙間なく、かつ、被写体の向きが同一となるように配置される例について説明したが、他の分割パターンが選択された場合のシールレイアウトで、横長の撮影画像と縦長の撮影画像とが、撮影画像配置領域内に隙間なく、かつ、被写体の向きが同一となるように配置されるようにしてもよい。
また、以上においては、撮影処理において、2人用コースが選択された場合にのみ、横長の撮影画像と縦長の撮影画像とが得られるものとしたが、3人用コースや4人用コースが選択された場合にも、横長の撮影画像と縦長の撮影画像とが得られるようにしてもよい。
この場合も、縦長の撮影画像と横長の撮影画像とを、隙間なく、かつ、被写体の向きが同一となるように、シール紙の領域に配置されるようにする。
これにより、例えば、撮影処理において、3人用コースが選択された場合には、図27に示されるシール紙691が印刷される。
シール紙691においては、シール紙691を3人で切り分けることができるシールレイアウトで、縦横比が3:4の横長の撮影画像と、縦横比が1:1.2の縦長の撮影画像とが、隙間なく、かつ、被写体の向きが同一になるように配置される。
さらに、以上においては、撮影画像配置領域内に、縦長の撮影画像と横長の撮影画像とが、隙間なく、かつ、被写体の向きが同一になるように配置されて、シール紙に印刷されるようにしたが、シール紙の印刷データを表示用にすることで、撮影画像配置領域内に、縦長の撮影画像と横長の撮影画像とが、隙間なく、かつ、被写体の向きが同一になるように配置されて、表示されるようにしてもよい。
また、以上においては、撮影画像を、その大きさを縦横比固定で変えて、撮影画像配置領域内に配置するようにしたが、上述したように、撮影画像における縦辺と横辺の長短の関係が保たれていれば、縦横比が変更されてもよい。例えば、縦横比が1:αである横長の撮影画像の縦横比を1:α±βに変更して、その大きさを変えるようにしてもよい。
なお、撮影画像(編集済み画像)をトリミングすることで、縦横比が1:α±βである画像を取得し、その画像の大きさを変えて、撮影画像配置領域内に隙間なく配置するようにしてもよい。例えば、撮影時に得られた撮影画像をトリミングすることで、縦横比が1:α±βである撮影画像(編集済み画像)を取得し、その画像を撮影画像配置領域内に配置するようにしてもよいし、落書き編集時に、落書き編集入力が行われた編集済み画像をトリミングすることで、縦横比が1:α±βである編集済み画像を取得し、その画像を撮影画像配置領域内に配置するようにしてもよい。
さらに、撮影画像配置領域内に配置される撮影画像の枚数は、10枚に限らず、矩形状の撮影画像配置領域の縦横比、横長の撮影画像や縦長の撮影画像の縦横比に応じて、適宜調整されるようにすることもできる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。上述した一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、例えば、図8に示されるように、装置本体とは別に、写真シール作成装置1の管理者にプログラムを配信するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROMおよびDVDを含む)、光磁気ディスク(MDを含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態で管理者に配信される、プログラムが記録されているROM206や、記憶部202に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上において、印刷媒体は、シール紙や写真紙に限られるものではなく、例えば、所定のサイズの紙やフィルム、ポスター用の紙、テレホンカードなどのカード、あるいは、Tシャツなどの布地などに印刷するようにしてもよい。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 写真シール作成装置
11 撮影ユニット
12 編集部
13 事後接客部
201 制御部
208 撮影部
209 編集部
210 事後接客部
301 撮影処理部
302 編集処理部
303 印刷処理部
304 事後接客処理部

Claims (12)

  1. 利用者を被写体として複数回撮影し、複数の撮影画像を取得する撮影手段と、
    複数の前記撮影画像が印刷される撮影画像領域と、前記撮影画像領域の周囲の領域であって、前記撮影画像以外の周囲画像が印刷される周囲画像領域とを含むシール紙の領域に、複数の前記撮影画像および前記周囲画像を配置する画像配置手段と
    を備え、
    前記画像配置手段は、予め決められた縦横比をもつ矩形状の前記撮影画像領域内に、縦長の前記撮影画像と横長の前記撮影画像とを隙間なく配置するように、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦辺および横辺の長短の関係を保ったまま変えるとともに、前記撮影画像それぞれにおける前記被写体の向きを同一にして、複数の前記撮影画像を配置する
    写真シール作成装置。
  2. 前記画像配置手段は、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦横比固定で変える
    請求項1に記載の写真シール作成装置。
  3. 前記画像配置手段は、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦長の前記撮影画像の長辺の長さと、横長の前記撮影画像の短辺の長さとが同一になるように変える
    請求項1または2に記載の写真シール作成装置。
  4. 前記画像配置手段は、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦長の前記撮影画像の短辺の長さと、横長の前記撮影画像の長辺の長さとが同一になるように変える
    請求項1または2に記載の写真シール作成装置。
  5. 前記画像配置手段は、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦長の前記撮影画像の縦横比と、横長の前記撮影画像の横縦比とが同一になるように変える
    請求項1乃至4のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  6. 前記画像配置手段は、予め決められた前記撮影画像領域より、複数の前記撮影画像が実際に配置される実撮影画像領域の方が小さくなる場合、前記周囲画像領域に加えて、予め決められた前記撮影画像領域から前記実撮影画像領域を除いた領域に、前記周囲画像を配置する
    請求項1乃至5のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  7. 前記撮影画像領域における前記撮影画像の配置と、前記周囲画像の種類とを表すシールレイアウトの、前記利用者による選択を受け付ける受付手段をさらに備え、
    前記画像配置手段は、前記利用者に選択された前記シールレイアウトで、前記シール紙の領域に複数の前記撮影画像および前記周囲画像を配置する
    請求項1乃至6のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  8. 複数の前記撮影画像に対して前記利用者に編集入力を行わせることで、複数の編集済み画像を取得する編集手段をさらに備え、
    前記画像配置手段は、前記撮影画像領域内に、複数の前記撮影画像または前記編集済み画像を配置する
    請求項1乃至7のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  9. 前記撮影手段は、複数の前記撮影画像として、縦長の前記撮影画像と横長の前記撮影画像とを取得する
    請求項1乃至8のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  10. 前記撮影手段は、複数の前記撮影画像をトリミングすることで、縦長の前記撮影画像と横長の前記撮影画像とを取得する
    請求項9に記載の写真シール作成装置。
  11. 利用者を被写体として複数回撮影し、複数の撮影画像を取得する撮影ステップと、
    複数の前記撮影画像が印刷される撮影画像領域と、前記撮影画像領域の周囲の領域であって、前記撮影画像以外の周囲画像が印刷される周囲画像領域とを含むシール紙の領域に、複数の前記撮影画像および前記周囲画像を配置する画像配置ステップと
    を含み、
    前記画像配置ステップの処理は、予め決められた縦横比をもつ矩形状の前記撮影画像領域内に、縦長の前記撮影画像と横長の前記撮影画像とを隙間なく配置するように、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦辺および横辺の長短の関係を保ったまま変えるとともに、前記撮影画像それぞれにおける前記被写体の向きを同一にして、複数の前記撮影画像を配置する
    写真シール作成方法。
  12. 利用者を被写体として複数回撮影し、複数の撮影画像を取得する撮影ステップと、
    複数の前記撮影画像が印刷される撮影画像領域と、前記撮影画像領域の周囲の領域であって、前記撮影画像以外の周囲画像が印刷される周囲画像領域とを含むシール紙の領域に、複数の前記撮影画像および前記周囲画像を配置する画像配置ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させ、
    前記画像配置ステップの処理は、予め決められた縦横比をもつ矩形状の前記撮影画像領域内に、縦長の前記撮影画像と横長の前記撮影画像とを隙間なく配置するように、縦長の前記撮影画像および/または横長の前記撮影画像の大きさを、縦辺および横辺の長短の関係を保ったまま変えるとともに、前記撮影画像それぞれにおける前記被写体の向きを同一にして、複数の前記撮影画像を配置する
    プログラム。
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