JP2015101106A - 車両の盗難防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の盗難防止装置において、誤判定を防止するとともに、確実な車両の盗難防止を行うことにある。【解決手段】始動要求を検出すると内燃機関用制御装置(5)へ正規データの照合を行う車両用制御装置(6)を備えた車両の盗難防止装置(4)において、車両電源の状態を記憶する電源状態記憶部(13)を備え、始動要求を検出した際、前記車両電源の状態がオンである場合に、前記正規データの照合を行わない。【選択図】図1

Description

この発明は、車両の盗難防止装置に係り、特に内燃機関用制御手段への不正交換から車両の盗難を防止する車両の盗難防止装置に関する。
従来、車両の盗難防止においては、携帯機(リモコンキー)と車両に搭載された車両用制御装置との間で正規のデータ信号(例えば、ID信号)を照合する方法が知られている。具体的に説明すれば、携帯機から送信された正規のデータ信号を車両用制御装置が受信すると、この車両用制御装置は、前記受信した正規のデータ信号のデータ(ID)が記憶部(メモリ)に保存されたデータ(ID)と一致するか否かを判定する。そして、この車両用制御装置は、前記受信した正規のデータ信号のデータ(ID)が前記記憶部(メモリ)に保存されたデータ(ID)に一致すると判定した場合に、内燃機関の始動許可信号を内燃機関用制御装置へ出力し、内燃機関を始動させるものである。
このような車両の盗難防止装置としては、以下の先行技術文献がある。
特開2010−13045号公報
特許文献1に係る車両盗難防止装置は、データ(ID)照合機能を備えた車両であって、車両用制御手段(ECU)と同系車両のデータ(ID)照合機能を備えない車両に搭載される制御手段(ECU)とが交換されると、データ(ID)照合をすることなく、内燃機関の始動が可能となることを指摘している。そして、この問題点を解決するために、内燃機関用制御手段(ECU)にこの内燃機関用制御手段(ECU)の取り付け履歴を記憶する記憶部(EEPROM)を設け、内燃機関の始動時に、この記憶部(EEPROM)からデータを取得し、正規のデータでないときには、内燃機関を始動させないようにしている。
ところで、車両盗難防止装置においては、車両用制御装置と内燃機関用制御装置との照合結果を内燃機関用制御装置が保持する記憶部内に保存するものがある。また、照合結果が一致した状態で、クランキングを行うと車両用制御装置への供給電力が一時的に低下し記憶部に記憶させた一致情報が消去される場合がある。このため、内燃機関用制御装置の記憶部には、電力供給が低下しても情報が維持される不揮発性メモリが用いられることがある。
しかしながら、一致情報を不揮発性メモリに記憶させる場合、一致情報がメモリに保存された状態で、例えば、バッテリを取り外すか、若しくは、強制的に電力供給を遮断すると、メモリには一致情報が残った状態になる。そして、この状態の内燃機関用制御装置を他車両の内燃機関用制御装置と交換すると、キー照合の結果にかかわらず、内燃機関の始動が可能となる誤判定をする問題があった。
そこで、この発明は、誤判定を防止するとともに、確実な車両の盗難防止を行うことができる車両の盗難防止装置を提供することを目的とする。
この発明は、始動要求を検出すると内燃機関用制御装置へ正規データの照合を行う車両用制御装置を備えた車両の盗難防止装置において、車両電源の状態を記憶する電源状態記憶部を備え、始動要求を検出した際、前記車両電源の状態がオンである場合に、前記正規データの照合を行わないことを特徴とする。
この発明は、誤判定を防止するとともに、確実な車両の盗難防止を行うことができる。
図1は盗難防止装置のシステム構成図である。(実施例) 図2は盗難防止制御のフローチャートである。(実施例)
この発明は、誤判定を防止するとともに、確実な車両の盗難防止を行う目的を、携帯機から正規のデータ信号を受信する際で、車両電源がオンである場合に、内燃機関の始動許可信号を内燃機関用制御装置へ出力しないようにして実現するものである。
図1、図2は、この発明の実施例を示すものである。
図1に示すように、車両1には、内燃機関2と、車両電源を供給するバッテリ3と、盗難防止装置4とが搭載されている。
盗難防止装置4は、内燃機関用制御装置(ECU)5と、車両用制御装置(ECU)6とを備える。この内燃機関用制御装置5と車両用制御装置6とは、相互に通信が可能である。車両用制御装置6は、始動要求を検出すると内燃機関用制御装置5へ正規データの照合を行うものである。
内燃機関用制御装置5には、車速情報を検出可能な車速情報検出手段7と、車両電源のオン状態を検出可能なイグニションスイッチ(IG)8とが接続している。
内燃機関用制御装置5は、車両電源のオン時(イグニションスイッチ8のオン時)に、車両用制御装置6と照合を実施し、内燃機関2の始動の許可・非許可を決定し、また、内部の照合結果データ用記憶部(不揮発性メモリ)9に照合結果データ格納領域を持つとともに、内部の電源状態データ用記憶部(不揮発性メモリ)10に電源状態のデータ格納領域を持つ。
具体的には、内燃機関用制御装置5は、照合結果データ用記憶部9の照合結果データと、電源状態データ用記憶部10の電源状態データとを持ち、下記のタイミングで照合結果データと電源状態データとを更新する。
電源状態データは、車両電源がオン(イグニションスイッチ8がオン)になると、0→1に書き換えられ、一方、車両電源がオフ(イグニションスイッチ8がオフ)になると、1→0に書き換えられ、また、内燃機関用制御装置5に車両電源が印加された時に、通常であれば、「0」から開始される。
照合結果データは、車両電源がオン(イグニションスイッチ8がオン)になった後、照合(暗号通信)が開始され、一致した場合に、0→1に書き換えられ、一方、不一致の場合には、1→0に書き換えられる。
そして、内燃機関用制御装置5は、車両電源がオン(イグニションスイッチ8がオン)時に、電源状態データと照合結果データを確認する。通常、電源状態データは、「0」から始まる。
従って、電源状態データが「0」の場合には、通常の電源投入操作(イグニションスイッチ8がオフ→オン)されたとして、照合結果データに関わらず、照合を開始する。
また、電源状態データが「1」の場合には、照合結果データの組み合わせにより、照合開始有無を判断する。
更に、電源状態データが「1」、且つ照合結果データが「0」の場合には、照合が一致していないため、照合を開始する。
更にまた、電源状態データが「1」、且つ照合結果データが「1」の場合には、
(1)、不正操作が行われた可能性、
(2)、照合終了後にクランキング操作によって車両電源が低下した可能性、
(3)、ハーネス異常、ノイズ等による異常の可能性、
が考えられる。
これら(1)〜(3)の状況を区別するため、内燃機関用制御装置5は、車両1からの車速情報を用いる。
そして、上記の(1)の不正交換の場合、停車中である。よって、車速が一定値未満の場合に、照合を実施し、車速が一定値以上の場合には、照合を実施せず、内燃機関2の始動を継続する。つまり、内燃機関用制御装置5では、照合結果データと電源状態データとの組み合わせと、車速条件とから不正操作の可能性がある状況を判断し、照合を実施する。
また、上記の(2)、(3)の状況においては、車両1の走行中、停車中の何れの状況もありうるが、停車中に不要な照合を実施し、その照合がノイズ等で失敗してしまっても車両1への影響は少なく、走行中に内燃機関2が停止してしまうという状況は、回避できる。
車両用制御装置6は、予め携帯機(リモコンキー)11に内蔵された素子(トランスポンダ)のデータを記録し、アンテナ12を通じてデータの照合(暗号通信)を実施し、また、携帯機11との照合の結果を基に、内燃機関用制御装置5と照合を実施する。車両用制御装置6と携帯機11とは、アンテナ12を通じて相互に通信が可能である。
また、車両用制御装置6は、車両電源の状態を記憶する電源状態記憶部13を備える。
そして、盗難防止装置4においては、始動要求を検出した際、車両電源の状態がオンである場合に、正規データの照合を行わない。
この実施例では、内燃機関用制御装置5の電源状態データ用記憶部10に車両電源状態データを記録させ、この電源状態データ用記憶部10に記録された車両電源状態データ、照合結果データ用記憶部9に記録された照合結果データ、及び、入力情報から不正操作が行われたか否かを判定し、不正操作の可能性がない場合には、照合を実施せず、一方、不正操作の可能性がある場合には、再度照合を実施することで、不正操作による車両1の盗難を防止する構成である。
次に、この実施例に係る盗難防止制御を、図2のフローチャートに沿って説明する。
図2に示すように、イグニションスイッチ8のオンで、盗難防止装置4のプログラムがスタートすると(ステップA01)、先ず、電源状態データ=1で、車両電原がオンか否かを判断する(ステップA02)。
このステップA02がYESの場合には、照合結果データ=1で、照合結果がオンか否かを判断する(ステップA03)。
このステップA03がYESの場合には、車速が一定値以上か否かを判断する(ステップA04)。
このステップA04がYESの場合には、照合未実施で、内燃機関2の始動を継続する(ステップA05)。
一方、前記ステップA02がNOの場合、前記ステップA03がNOの場合、又は前記ステップA04がNOの場合には、不正操作の可能性があるとして、照合を実施する(ステップA06)。
前記ステップA05の処理後、又は前記ステップA06の処理後は、プログラムをリターンする(ステップA07)。
この結果、盗難防止装置4は、電源状態記憶部13が記憶する車両電源がオン(正常にオフされていない)である場合は、車両用制御装置6と内燃機関用制御装置5との照合を行わない。
これにより、窃盗しようとする者が、意図的に、車両用制御装置6の電原状態記憶部13に始動許可情報を残して、内燃機関用制御装置5を交換した場合であっても、車両電原がオンになっているため、始動許可信号が出力されることがない。従って、車両1の盗難を確実に防止できる。
また、ユーザーが内燃機関用制御装置5を交換する場合には、車両電源がオフになっているため、ユーザーが自ら交換した場合に、誤判定することがない。
この発明に係る盗難防止装置を、各種車両に適用可能である。
1 車両
2 内燃機関
3 バッテリ
4 盗難防止装置
5 内燃機関用制御手段(ECU)
6 車両用制御手段(ECU)
7 車速情報手段
8 イグニションスイッチ
9 照合結果データ用記憶部
10 電源状態データ用記憶部
11 携帯機
12 アンテナ
13 電原状態記憶部

Claims (1)

  1. 始動要求を検出すると内燃機関用制御装置へ正規データの照合を行う車両用制御装置を備えた車両の盗難防止装置において、車両電源の状態を記憶する電源状態記憶部を備え、始動要求を検出した際、前記車両電源の状態がオンである場合に、前記正規データの照合を行わないことを特徴とする車両の盗難防止装置。
JP2013240585A 2013-11-21 2013-11-21 車両の盗難防止装置 Pending JP2015101106A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107640246A (zh) * 2016-07-21 2018-01-30 中斗科技(江苏)有限公司 一种车载防盗系统

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