JP2015100826A - 走間板厚変更方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】定常部から板厚変更部への板厚変更点1および板厚変更部から定常部への板厚変更点2の各圧延スタンド到達時に設定するロール速度変更量とロールギャップ変更量を圧延条件と板厚変更部の設定長さに基づいてそれぞれ求め、板厚変更点1が各圧延スタンド到達時に、板厚変更点1用のロール速度変更量とロールギャップ変更量を設定し、次に板厚変更点2が対応する各圧延スタンド到達時に、先に設定したロール速度変更量とロールギャップ変更量に、板厚変更点2用のロール速度変更量とロールギャップ変更量をそれぞれ重ね合わせる。
【選択図】図1
Description
定常部から板厚変更部への板厚変更点1と板厚変更部から定常部への板厚変更点2は、同一の圧延スタンド間に同時に入ることを特徴とする走間板厚変更方法。
前記板厚変更点1および前記板厚変更点2の各圧延スタンド到達時に設定するロール速度変更量とロールギャップ変更量を圧延条件と板厚変更部の設定長さに基づいてそれぞれ求め、前記板厚変更点1が各圧延スタンド到達時に、前記求めた板厚変更点1用のロール速度変更量とロールギャップ変更量を設定し、次に前記板厚変更点2が対応する各圧延スタンド到達時に、先に設定したロール速度変更量とロールギャップ変更量に、板厚変更点2用のロール速度変更量とロールギャップ変更量をそれぞれ重ね合わせることを特徴とする走間板厚変更方法。
前記板厚変更点1と前記板厚変更点2のタンデム圧延機内での位置関係の遷移パターンを分類し、分類した遷移パターンに基づきロール速度変更量とロールギャップ変更量を算出することを特徴とする走間板厚変更方法。
板厚変更部の設定長さが短いため実現できない場合には、実現可能な範囲で板厚変更部の長さが最短となるように再設定し、再計算を行うことを特徴とする走間板厚変更方法。
定常部から板厚変更部への板厚変更点1および板厚変更部から定常部への板厚変更点2が各圧延スタンド到達時に設定するロール速度変更量とロールギャップ変更量を圧延条件と板厚変更部の設定長さに基づいてそれぞれ求める変更量計算手段と、
前記板厚変更点1が各圧延スタンド到達時に、前記変更量計算手段で求めた板厚変更点1用のロール速度変更量とロールギャップ変更量を設定し、次に前記板厚変更点2が対応する各圧延スタンド到達時に、先に設定したロール速度変更量とロールギャップ変更量に、板厚変更点2用のロール速度変更量とロールギャップ変更量をそれぞれ重ね合わせる設定変更手段を具備し、
定常部から板厚変更部への板厚変更点1と板厚変更部から定常部への板厚変更点2は、同一の圧延スタンド間に同時に入ることを特徴とする走間板厚変更装置。
前記変更量計算手段は、圧延条件と板厚変更部の設定長さに基づき前記板厚変更点1と前記板厚変更点2のタンデム圧延機内での位置関係の遷移パターンを分類し、分類した遷移パターンに基づきロール速度変更量とロールギャップ変更量を算出し、前記設定長さが短いため実現できない場合には、実現可能な範囲で板厚変更部の長さが最短となるように再設定し、再計算を行うことを特徴とする走間板厚変更装置。
分類した遷移パターンと圧延条件に基づき、ロール速度変更量(Step2-1)とロールギャップ変更量すなわち圧下変更量(Step2-2)を求める。そして、Step3-1にて、設定長さ実現可否の評価を行う。
図8は、初期状態における圧延状態を示す図である。板厚変更点がスタンド通過前の初期状態であり、この状態では、マスフローの整合性が取れているのでスタンドのロール速度を変更する必要はない。
図9は、遷移状態1における圧延状態を示す図である。#1STD速度設定は、質量保存則すなわち#2STD入出のマスは不変であるから、以下の(1)式により求める。なお、先進率fについては、例えば、非特許文献1に記載の方法を用いるようにするとよい。
図10は、遷移状態2における圧延状態を示す図である。#1STD速度設定は、#2STD入出のマスは不変であるから、以下の(2)式により求める。
図11は、遷移状態3における圧延状態を示す図である。#2STD速度設定は、#3STD入出のマスは不変であるから、以下の(3)式により求める。
図12は、遷移状態7における圧延状態を示す図である。#3STD速度設定は、#4STD入出のマスは不変であるから、以下の(5)式により求める。
図13は、最終状態における圧延状態を示す図である。最終スタンドと各スタンドのマスフローが一致するように計算すると、以下の(8)式となる。
続いてケース1の遷移状態4、5、6における速度計算方法と変更量の計算式を示す。
図14は、遷移状態4における圧延状態を示す図である。#3STD速度設定は、#4STD入出のマスは不変であるから、以下の(9)式により求める。
図15は、遷移状態5における圧延状態を示す図である。#3STD速度設定は、#4STD入出のマスは不変であるから、以下の(12)式により求める。
図16は、遷移状態6における圧延状態を示す図である。#3STD速度設定は、#4STD入出のマスは不変であるから、以下の(15)式により求める。
<遷移状態1と初期状態の速度差>
<遷移状態1と初期状態の速度差>
<遷移状態1と初期状態の速度差>
102 終了点トラッキング装置
201 開始点油圧圧下指令装置
202 終了点油圧圧下指令装置
301 開始点ロール速度指令装置
302 終了点ロール速度指令装置
M 電動機
Claims (6)
- 先行材と後行材を接合してタンデム圧延機で連続圧延する際に、接合部前後の板厚を定常部の板厚と異なる仕上げ厚に圧延する走間板厚変更方法であって、
定常部から板厚変更部への板厚変更点1と板厚変更部から定常部への板厚変更点2は、同一の圧延スタンド間に同時に入ることを特徴とする走間板厚変更方法。 - 請求項1に記載の走間板厚変更方法において、
前記板厚変更点1および前記板厚変更点2の各圧延スタンド到達時に設定するロール速度変更量とロールギャップ変更量を圧延条件と板厚変更部の設定長さに基づいてそれぞれ求め、前記板厚変更点1が各圧延スタンド到達時に、前記で求めた板厚変更点1用のロール速度変更量とロールギャップ変更量を設定し、次に前記板厚変更点2が対応する各圧延スタンド到達時に、先に設定したロール速度変更量とロールギャップ変更量に、板厚変更点2用のロール速度変更量とロールギャップ変更量をそれぞれ重ね合わせることを特徴とする走間板厚変更方法。 - 請求項2に記載の走間板厚変更方法において、
前記板厚変更点1と前記板厚変更点2のタンデム圧延機内での位置関係の遷移パターンを分類し、分類した遷移パターンに基づきロール速度変更量とロールギャップ変更量を算出することを特徴とする走間板厚変更方法。 - 請求項2に記載の走間板厚変更方法において、
板厚変更部の設定長さが短いため実現できない場合には、実現可能な範囲で板厚変更部の長さが最短となるように再設定し、再計算を行うことを特徴とする走間板厚変更方法。 - 先行材と後行材を接合してタンデム圧延機で連続圧延する際に、接合部前後の板厚を定常部の板厚と異なる仕上げ厚に圧延する走間板厚変更装置であって、
定常部から板厚変更部への板厚変更点1および板厚変更部から定常部への板厚変更点2が各圧延スタンド到達時に設定するロール速度変更量とロールギャップ変更量を圧延条件と板厚変更部の設定長さに基づいてそれぞれ求める変更量計算手段と、
前記板厚変更点1が各圧延スタンド到達時に、前記変更量計算手段で求めた板厚変更点1用のロール速度変更量とロールギャップ変更量を設定し、次に前記板厚変更点2が対応する各圧延スタンド到達時に、先に設定したロール速度変更量とロールギャップ変更量に、板厚変更点2用のロール速度変更量とロールギャップ変更量をそれぞれ重ね合わせる設定変更手段を具備し、
定常部から板厚変更部への板厚変更点1と板厚変更部から定常部への板厚変更点2は、同一の圧延スタンド間に同時に入ることを特徴とする走間板厚変更装置。 - 請求項5に記載の走間板厚変更装置において、
前記変更量計算手段は、圧延条件と板厚変更部の設定長さに基づき前記板厚変更点1と前記板厚変更点2のタンデム圧延機内での位置関係の遷移パターンを分類し、分類した遷移パターンに基づきロール速度変更量とロールギャップ変更量を算出し、前記設定長さが短いため実現できない場合には、実現可能な範囲で板厚変更部の長さが最短となるように再設定し、再計算を行うことを特徴とする走間板厚変更装置。
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