JP2015099109A - ガスセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性に優れた構造のガスセンサを提供する。
【解決手段】固体電解質体300と測定電極層310と基準電極層320からなる検出部30を具備するガスセンサ素子3と、信号線2と、端子金具1と、ハウジング7と、通気孔52を備えたケーシング5と、第1の筒状弾性部材4と、撥水フィルタ61と、を具備し、被測定ガス91中の特定成分を検出するガスセンサであって、撥水フィルタ61の基端部は、第1の筒状弾性部材4と、信号線2と共にケーシング5の基端側を圧縮変形した基端側かしめ部54によって封止し、撥水フィルタ61の先端部は、第2の筒状弾性部材60と共に、ガスセンサ素子3の信号取出部33の外周面331を背にして、ケーシング5の先端側を圧縮変形した先端側かしめ部55によって封止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車エンジン等の燃焼排気中の特定ガス成分濃度を検出するガスセンサの構造に関するものである。
従来、自動車エンジン等の内燃機関の燃焼排気流路に、燃焼排気中に含まれる酸素等の特定ガス成分の濃度を検知するガスセンサを配設して、検知された特定ガス成分の濃度によって空燃比制御や排気処理触媒の温度制御等を行っている。
このようなガスセンサとして、ジルコニア等の酸素イオン伝導性固体電解質の基体表面に被測定ガスに接する測定電極層と基準ガスとして導入された大気に接する基準電極層とを施した酸素濃度検出素子を具備し、被測定ガス中の酸素濃度と基準ガス中の酸素濃度との差によって両電極間に発生する電位差を検出して被測定ガス中の酸素濃度を測定する酸素センサ等が広く用いられている。
さらに、このようなガスセンサは、通常極めて高温の環境下で使用され、また、エンジンルーム以外に車両の足回りに近い排気管等にも搭載され、厳しい環境下に晒されている。
外部からの水滴等の侵入があるとガス濃度検出素子の破損や誤動作を招く虞があり、これを防止するために高い防水性が必要とされている。
一方、基準電極層は基準ガスとなる大気に接しなければならず、外部との良好な通気性が確保されなければならない。
このため、ガスセンサにおいては防水性と通気性との二律背反する課題を同時に解決する必要がある。
特許文献1には、筒状の検出素子と、検出素子を保持する主体金具と、検出素子と電気的に接続する端子金具と、端子金具からのびで電流経路を形成するリード線とリード線が挿通されるセパレータと、セパレータの周囲を取り囲む内筒と、内筒の筒孔内に配置されてリード線が挿通されるグロメットと、内径の径方向外側に配置されるフィルタと、内筒との間にフィルタを介在させる外筒とを備え、セパレータが検出素子とグロメットとにより挟持されることによって内筒から離間したガスセンサが開示されている。
外筒と内筒との間に介装したフィルタを固定するためには、外筒に降伏値を超える圧力を加えて塑性変形させ、変形部分が元の形状に戻らないようにする必要がある。
特開2013−104832号公報
ところが、特許文献1にあるような従来のガスセンサでは、内筒がセパレータから離間しているため、外筒を圧縮して塑性変形させてフィルタを加締め固定したときに、フィルタと内筒も塑性変形して、内筒の弾性力が失われることになる。
このような状態で冷熱環境に晒されると、内筒と外筒とフィルタとの間に間隙が発生し、水滴の侵入を許し、検出素子の被水割れを発生する虞がある。
また、内筒の弾性を失わせない程度の弱い力で外筒を加締めた場合には、外筒の加締めが不十分となり、復元力によって外筒とフィルタとの間に間隙が形成される虞もある。
加えて、特許文献1にあるような従来のガスセンサでは、端子金具を絶縁保持するセパレータを検出素子とグロメットとで挟持する構造であるため、検出素子の基端側開口部がセパレータで覆われた状態となる。
このため、検出素子内へ基準ガスとして導入する大気の循環が阻害され、基準ガス中の酸素濃度が変動して出力に誤差を生じる虞もある。
さらに、高温の被測定ガスからの熱がセパレータに蓄熱され、セパレータに広い面積で接するグロメットの熱劣化を招く虞もある。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、簡易な構造で、基準ガスとしての大気の導入は容易でありながらも水滴の侵入が起こり難く、耐久性に優れた構造のガスセンサを提供するものである。
本発明のガスセンサ(8、8a〜8k)は、少なくとも、特定イオンに対して伝導性を有する有底筒状の固体電解質体(300)と、該固体電解質体(300)の外周表面(301)に形成され、被測定ガス(91)に接する測定電極層(310)と、前記固体電解質体(300)の内周表面(321)に形成され、基準ガスとして導入した大気に接する基準電極層(320)とからなる検出部(30)を具備して、被測定ガス中の特定成分を検出するガスセンサ素子(3、3a、3c、3d、3e、3h)と、該ガスセンサ素子と外部との接続を図る信号線(2、2P、2H、2N)と、前記ガスセンサ素子と前記信号線との接続を図る端子金具(1)と、前記ガスセンサ素子を収容し、前記検出部を被測定ガス(91)中に配設・固定するハウジング(7、7j、7k)と、前記ガスセンサ素子の基端側を前記端子金具と共に覆いつつ、内側に大気を導入する通気孔(52)を備えた筒状のケーシング(5、5k)と、該ケーシングの基端側を気密に封止しつつ、前記端子金具に接続された前記信号線を保持する第1の筒状弾性部材(4、4j、4k)と、前記通気孔に対向して設けられ、気体の透過は許容し液体の透過は阻止する多孔質繊維構造体を筒状に形成した撥水フィルタ(61、61e)と、を具備し、被測定ガス中の特定成分を検出するガスセンサであって、前記撥水フィルタの基端部(611、611e)は、前記第1の筒状弾性部材(4、4j、4k)と前記信号線(2、2P、2H、2N)と共に、前記ケーシング(5、5k)の基端側を圧縮変形した基端側かしめ部(54)によって封止し、前記ケーシング(5、5k)と前記ガスセンサ素子(3、3a、3c、3d、3e、3h)の信号取出部(33、33h、33k)との間に、前記ケーシング及び前記撥水フィルタを弾性的に押圧する第2の筒状弾性部材(60、60e)を設け、前記撥水フィルタの先端部(612、612e)は、前記第2の筒状弾性部材(60、60e)と共に、前記信号取出部(33、33h、33k)の外周面(331、331h、331k)を背にして、前記ケーシング(5、5k)の先端側を圧縮変形した先端側かしめ部(55、55e)によって封止したことを特徴とする。
本発明によれば、前記撥水フィルタの基端部は前記信号線を埋設した状態の前記第1の筒状弾性部材によって常に弾性的に押圧されることになり、前記撥水フィルタの先端部は、前記信号取出部の外周面によって支えられた状態の前記第2の筒状弾性部材によって常に弾性的に押圧されることになる。
このため、加締めにより、前記撥水フィルタの基端部及び先端部がクリープ変形しても、前記第1の筒状弾性部材及び前記第2の筒状弾性部材によって常に密着状態が維持されるので、前記基端側かしめ部及び前記先端側かしめ部のいずれの側からも水滴が侵入するおそれがなく、前記通気路を通過して前記ガスセンサ内に導入される大気は、確実に前記撥水フィルタを透過し、ガスセンサ内への水滴の侵入が阻止されることになる。
したがって、極めて簡易な構成により、信頼性の高いガスセンサを実現できる。
本発明の第1の実施形態におけるガスセンサ8の全体構成を示す断面図。 図1のガスセンサ8に用いられる端子金具1の概要を示す斜視図 図2Aの端子金具1の半断面図 図2B中C−C、D−D、E−Eに沿った断面を重ね合わせて、筒状部15と導通部12と加締め部10の位置関係を示す断面図。 図2Aの端子金具の変形例を示す断面図 本発明の第1の実施形態におけるガスセンサ8の効果を説明するための要部断面図。 本発明の第1の実施形態におけるガスセンサ8の製造方法の概要を示す展開断面図 図4Aに続く工程を示す要部断面図 図4Bに続く工程を示す要部断面図 本発明の第1の実施形態におけるガスセンサの変形例8aを示す要部断面図 本発明の第1の実施形態におけるガスセンサの他の変形例8bを示す要部断面図 本発明の第1の実施形態におけるガスセンサの他の変形例8cを示す要部断面図 本発明の第1の実施形態におけるガスセンサの他の変形例8dを示す要部断面図 本発明の第2の実施形態におけるガスセンサ8eを示す要部断面図 本発明の第2の実施形態におけるガスセンサの変形例8fを示す要部断面図 本発明の第3の実施形態におけるガスセンサ8gを示す要部断面図 本発明の第4の実施形態におけるガスセンサ8hを示す要部断面図 本発明の第5の実施形態におけるガスセンサ8iを示す縦断面図。 本発明の第6の実施形態におけるガスセンサ8jを示す縦断面図 本発明の第6の実施形態におけるガスセンサの変形例8kを示す縦断面図
図1、図2A、図2B、図2C、図2D、図3を参照して、本発明の第1の実施形態におけるガスセンサ8の概要について説明する。
なお、以下の説明において、被測定ガス91に露出する側を先端側、信号線2を引き出す側を基端側と称する。
本発明の適用されるガスセンサ8は、自動車エンジン、自動二輪車エンジン等の内燃機関の燃焼排気等を被測定ガス91とし、被測定ガス流路90に固定され、被測定ガス中の特定成分を検出する。
なお、本発明の理解を容易にするため、以下の説明においては、ジルコニア等の酸素イオン伝導性を有する固体電解質材料を用いた酸素センサを例に説明するが、本発明において、検出対象を限定するものではなく、検出対象に応じて、ガスセンサ素子3を構成する固体電解質材料としてプロトン伝導体等を用いたり、酸素濃度だけでなく、空燃比、NOx、アンモニア等の検出に利用したりすることも可能である。
ガスセンサ8では、ガスセンサ素子3の内部に大気は導入しつつ、水分の侵入は阻止する筒状の撥水フィルタ61を具備する。
ガスセンサ8では、撥水フィルタ基端部611を第1の筒状弾性部材4と信号線2と共に、ケーシング5の基端側を圧縮変形した基端側かしめ部54によって封止してある。
加えて、ケーシング5とガスセンサ素子3の信号取出部33との間に、ケーシング5及び撥水フィルタ611を弾性的に押圧する第2の筒状弾性部材60を設けてある。
さらに、撥水フィルタ先端部612と、第2の筒状弾性部材60と、をガスセンサ素子3の信号取出部33の外周面331を背にして、ケーシング5の先端側を圧縮変形した先端側かしめ部55によって封止してある。
本発明のガスセンサ8では、撥水フィルタ61の先端側と基端側とそれぞれに、第1の筒状弾性部材4と第2の筒状弾性部材61とが配設されることによって、ケーシング5との間に隙間が生じることがなく、外部からの水滴の侵入を確実に阻止し、耐久性の向上を図ろうとするものである。
本実施形態におけるガスセンサ8は、内燃機関の排気筒に近い位置に配設され被測定ガス91の高い温度を利用して固体電解質体を活性化するヒータレスタイプのガスセンサである。
ガスセンサ8は、端子金具1と、信号線2とガスセンサ素子3と、第1の筒状弾性部材4と、ケーシング5と、第2の筒状弾性部材60と、撥水フィルタ61と、ハウジング7と、その他一般的にガスセンサに用いられる部材(粉末充填部材62、筒状絶縁体63、シール部材64)によって構成されている。
ガスセンサ素子3は、いわゆるコップ型の素子となっており、特定イオンに対して伝導性を有する固体電解質材料を一端が閉塞し他端が開口する有底筒状に形成した固体電解質体300と、その外周表面301に形成され、被測定ガス91に接する測定電極層310と、固体電解質体300の内周表面321に形成され、基準ガスとして基準ガス空間32内に導入した大気に接する基準電極層320とからなる検出部30を具備する。
ガスセンサ素子3は、検出部30と、外周の一部を拡径した大径部31と、内側に区画した基準ガス室32と、基端側から外部との接続を図る信号引出部33とによって構成されている。
測定電極層310、基準電極層320は、白金又は白金合金からなる公知の多孔質電極によって形成されている。
固体電解質体300の内側には基準ガスとして大気が導入される基準ガス室32が区画されている。
検出部30は、被測定ガス91内に配設され、基準ガス室32内に導入した大気中の酸素濃度と被測定ガス中の酸素濃度との差によって生じる起電力によって、被測定ガス中の酸素濃度を検出することができる。
基準電極層320は、端子金具1によって外部に接続する信号線2と接続されている。
測定電極層310は、ハウジング7を介して、被測定ガス流路90に電気的に接続され、接地状態となっている。
信号線2は、内側に銅、アルミニウム、ステンレス等の導電性材料からなる芯線20を埋設し、外側を絶縁被覆で覆った公知の信号線が用いられている。
信号線2は、ガスセンサ素子3と外部との接続を図っている。
本実施形態における端子金具1は、ステンレス、鉄、ニッケル、又は、これらの合金等の耐熱性、導電性、弾性に優れた金属材料が用いられている。
本実施形態における端子金具1は、信号線2の芯線20を圧着固定する圧着部10と、基準電極層320との導通を図る導通部12と、第1の筒状弾性部材として設けられた第1の筒状弾性部材4の底面40とガスセンサ素子3との間に断熱空間322を形成するための断熱層形成用筒状部15とこれらを連結する連結部11、13とによって構成されている。
本発明では、端子金具1の断熱層形成用筒状部15によって、第1の弾性筒状部材4の底面40と固体電解質体300との間に断熱空間322を形成し、ケーシング5に設けた通気孔52を断熱空間322に連通させ、さらに、通気孔52に対向させた撥水フィルタ61をかしめ固定するに際して、第1の筒状弾性部材4と第2の筒状弾性部材60の弾性を利用して、筒状の撥水フィルタ61の基端側と先端側とのケーシング5の中径部51との間に隙間が生じないようにすることで、ガスセンサ素子3内部に導入する大気を確実に撥水フィルタ61を通過させ、水滴の侵入阻止を確実なものとしている。
断熱層形成用筒状部15は、固体電解質体300の内周面321の内径よりも径大で、断面C字形で軸方向に伸びる一部切り欠き筒状に形成されている。
断熱層形成用筒状部15は、端子金具1を固体電解質体300に装着したときにガスセンサ素子3の基端側から所定の長さで突出するように形成されている。
素子側当接部14は、断熱層形成用筒状部15の先端側において固体電解質体300の長手軸に垂直な平面部34に当接するように形成されている。
本実施形態においては、固電解質体300の基端側端面を変面部34としている。
基端側当接部16は、断熱層形成用筒状部15の基端側において第1の筒状弾性部材4の底面40に当接するように形成されている。
また本実施形態における基端側当接部16は、径方向に張り出す鍔状に形成されている。
鍔状とすることで、第1の筒状弾性部材4の底面40を押圧する圧力を分散させ、第1の筒状弾性部材4に局所的な圧力が作用して亀裂を生じるのを防ぐことができる。
導通部12は、固体電解質体300の内周面321の内径よりも僅かに大きい径で、断面C字形で軸方向に伸びる一部切り欠き筒状に形成されている。
導通部12は、外径方向に付勢されているので、導通部12を縮径しながら固体電解質体300に装着したとき、基準電極層320と弾性的に当接して、導通を図ることでできるようになっている。
また、本実施形態においては、導通12の一部が先端先細りとなるように、テーパ部17が設けてある。
テーパ部17を形成することによって、端子金具1を固体電解質体300に装着する際に、テーパ部17の先端が挿入ガイドとして機能し、縮径しながら固体電解質体300の内周面321内にスムーズに挿入することができる。
圧着部10は、信号線2の芯線20を圧着固定するものである。
なお、連結部11、13に傾斜を設けることで、図2Cに示すように、圧着部10と導通部12と断熱層形成用筒状部15とが同心となるように配設しても良いし、図2Dに示すように、断熱層形成用筒状部15の位置を導通部12の外周縁に一致するように偏心させて配設しても良い。
検出部30は、固体電解質層300と、その内側に形成され基準ガスとして導入された大気に接する基準電極層320と、その外側に形成され、被測定ガスに接する測定電極層310とによって構成され、カバー体によって保護された状態で、被測定ガス91内に配設されている。
ケーシング5は、鉄、ニッケル、ステンレス等の口の金属材料を段付き筒状に形成してある。
ケーシング5の先端側大径部50は、ハウジング7のボス部74に嵌着され、レーザ溶接等の溶接部56によって封止固定されている。
ケーシング5の中径部51の側面には、複数の通気孔52が穿設され、ケーシング5の内側に大気を導入している。
第1の筒状弾性部材4、及び、第2の筒状弾性部材60には、フッ素ゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム等のいずれかから選択した耐熱性弾性部材が用いられている。
尚、第1の筒状弾性部材4と第2の筒状弾性部材60とは、JIS−K6253:2006、又は、ISO48:1994及びISO7916−1:2004により求めたゴム硬度が50〜90(デュロメータA)のゴム等からなる弾性部材によって形成するのが望ましい。
なお、JIS−K6253:2006は、ISO48:1994及びISO7916−1:2004に相当するものである。 第1の筒状弾性部材4、第2の筒状弾性部材60のゴム硬度をこの範囲に設定することによって、最も効果的に、撥水フィルタ61のクリープを補完できる。
第1の筒状弾性部材4は、筒状で、内側に信号線2が挿入されている。
第1の筒状弾性部材4の外周の一部には、外周側に向かって張り出す鍔部41が設けられ、基端側には径小となる小径部42が形成されている。
鍔部41を設けることで、ケーシング5の基端側からの水滴の侵入防止をより一層確実なものとしている。
また、第1の筒状弾性部材4の基端側はケーシング5の小径部53から露出しており、ケーシング5を加締めたときの圧力を開放し、第1の筒状弾性部材4の底面40は、端子金具1の基端側当接部16と当接する部分以外は、断熱空間322内に膨出することで、第1の筒状弾性部材4の弾性が失われないようになっている。
本実施形態における第2の筒状弾性部材60は、筒状に形成された基部600の基端側と先端側とに先細りとなるようにテーパ部602、603が形成されており、ケーシング5の先端側かしめ部55によって圧縮されて、両端が膨らんだときの圧力を逃がすことで、弾性が低下しないようになっている。
また、本実施形態においては、第2の筒状弾性部材60が撥水フィルタ61の内側に配設され、第2の筒状弾性部材60の内周面601はガスセンサ素子3の信号取出部33に装着可能な内径に形成されている。
撥水フィルタ61は、通気孔52に対向する位置に設けられ、通気孔52からセンサ内部への気体の透過を許容し、液体の透過は阻止する。
撥水フィルタ61は、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂からなり筒状に形成された多孔質繊維構造体が用いられている。
撥水フィルタ61の基端部611は、第1の筒状弾性部材4と信号線2と共に、ケーシング5の中径部51の基端側を圧縮変形して基端側かしめ部54を設けて気密に封止されている。
撥水フィルタ61の先端部612は、第2の筒状弾性部材60と共に、ガスセンサ素子3の信号取出部33の外周面331を背にして、ケーシング5の中継部51の先端側を圧縮変形した先端側かしめ部55wp設けて気密に封止されている。
撥水フィルタ61の基端部611は、信号線2を埋設した状態の第1の筒状弾性部材4によって常に弾性的に押圧されている。
撥水フィルタ61の先端部612は、ガスセンサ素子3の信号取出部33の外周面331によって支えられた状態の第2の筒状弾性部材60によって常に弾性的に押圧されている。
このため、加締めにより、撥水フィルタ61の基端部611及び先端部612がクリープ変形しても、第1の筒状弾性部材4及び第2の筒状弾性部材60によって常に密着状態が維持される。
したがって、基端側かしめ部54及び先端側かしめ部55のいずれの側からも水滴が侵入するおそれがなく、通気路52を通過してガスセンサ8内に導入される大気は、確実に撥水フィルタ61を透過し、ガスセンサ8内への水滴の侵入が阻止されることになる。
ハウジング7は、ステンレス、鉄、ニッケル、鉄ニッケル合金等の公知の耐熱性金属材料が用いられ、筒状に形成され、内側にガスセンサ素子3を収容する。
ハウジング7の先端側外周にはネジ部75が形成され、被測定ガス流路壁90に固定され、検出部30を被測定ガス91中に配設・固定する。
ハウジング7の基端側には、ボス部74が形成され、ケーシング5の大径部50が装着され、レーザ溶接等の固定手段により固定部5を形成し気密に固定している。
粉末充填部材62には、タルク粉末等の耐熱性セラミック粉末を環状に形成したものが用いられている。
絶縁性封止部材63には、アルミナ等の耐熱性セラミック焼結体を環状に形成したものが用いられている。
シール部材64は、ステンレス等に耐熱性の高い金属材料を環状に形成したものが用いられている。
ガスセンサ素子3の拡径部31を、粉末充填部材62、絶縁性封止部材63、シール部材64を介して、ハウジング7に形成した素子係止部71とかしめ部73とで挟持し、軸力を負荷することで気密性を確保している。
ハウジング7の基端側からガスセンサ素子3の一部が露出し、信号取り出し部33を構成している。
またハウジング7の先端側からガスセンサ素子3の検出部30が露出し、被測定ガス91中に配設されている。
検出部30は、ハウジング7の先端側に固定されたカバー体76によって覆われ、保護されている。
カバー体76には、開口部77が穿設され、被測定ガス91をカバー体76内に導入するようになっている。
本発明において、カバー体76の形状や、開口77の位置、大きさ、数等を特に限定するものではなく、用途に応じて適宜変更することができる。
本図に示したような、単数のものに限らず、複数のカバー体を同心に配設したものを用いても良い。
図4A、図4B、図4Cを参照して、本発明に係るガスセンサ8の製造方法の概要について、説明する。
なお、ガスセンサ素子3のハウジング7への組付方法は特に限定するものでなく、公知の組付方法を採用することができるため、以下の説明においては省略する。
図4Aに示すように、ケーシング5、第1の筒状弾性部材4を通した信号線2の先端から露出する芯線20を端子金具1の圧着部10によって圧着固定する。
この状態で信号線2を引き戻しつつ、ケーシング5の基端側に第1の筒状弾性部材4を配設し、端子金具1の基端側当接部16を第1の筒状弾性部材4の底面40に当接させる。
次いで、ハウジング7内に所定の粉末充填部62、筒状絶縁体63、シール部材64等を介して加締め固定したガスセンサ素子3の基端側から、第2の筒状弾性部材60、撥水フィルタ61を装着し、さらに、図4Bに示すように、端子金具1、信号線2が収容されたケーシング5を装着する。
このとき、端子金具1の先端側に設けた導通部12は、テーパ部17をガイドとし、導通部12が縮径されながらガスセンサ素子3の内部に圧入される。
導通部12は、ガスセンサ素子3の内周面321に形成された基準電極層320を外側に向かって弾性的に押圧するように付勢されており、端子金具1を介して基準電極層320と信号線2との導通が確保される。
次いで、図4Bに示すように、ケーシング5の中径部51において、通気路52を挟んでその基端側外周と先端側外周とを中心に向かって圧縮し、基端側加締め部54と先端側加締め部55とを形成する。
基端側加締め部54と先端側加締め部55とは、塑性変形されており、元の形状に戻ることはない。
また、撥水フィルタ61の基端部611及び先端部612は、それぞれ基端側加締め部54、及び先端側加締め部55に沿って圧縮変形され、緻密化される。
さらに、撥水フィルタ61の基端部611は、第1の筒状弾性部材4によって内側から弾性的に押圧され、先端部612は、第2の筒状弾性部材60によって内側から弾性的に押圧されることになり、密着状態が維持される。
一方、第1の筒状弾性部材4は、信号線2が埋設されており、ほぼ中実な弾性部材と同様の弾性を呈し上下方向に膨らむことになる。
このとき、第1の筒状弾性部材4の底面40が端子金具1の断熱層形成用筒状部15の基端側当接部16をガスセンサ素子3に向かって弾性的押圧し、素子側当接部14がガスセンサ素子3の基端側当接面34に当接するので、端子金具1が第1の筒状弾性部材4とガスセンサ素子3とによって強固に挟持された状態となる。
さらに、ケーシング5の基端側は開口しており、第1の筒状弾性部材4の基端側の露出する部分が外部に向かって膨らむことになる。
第1の筒状弾性部材4の底面40と端子金具1の鍔状の基端側当接部16とが当接する部分以外は、先端側に設けられた断熱空間322内に向かって膨らむことになる。
このため、第1の筒状弾性部材4の内部には、過剰な圧力が残留することなく、適度な弾性が維持されるので、ケーシング5の基端側を気密に封止し、外部からの水滴の侵入を阻止することができる。
第2の筒状弾性部材60は、ガスセンサ素子3の信号取出部33を背にしているので、加締めによる圧力は、上下方向に分散され、両端が膨らむ事になるが、テーパ部602、603が設けられており、ガスセンサ素子3との間に逃がしシロがあるので、内部の過剰な圧力が残留せず、弾性を維持することができる。
また、図4B、図4Cに示すように、ケーシング5の先端側に設けた大径部50をハウジング7に設けたボス部74に装着し、その周囲からレーザ光を照射して溶接部56を設けてケーシング5の先端側をハウジング7に封止固定する。以上により、ガスセンサ8が完成する。
本実施形態におけるガスセンサ8では、ケーシング5の両端からの水滴の侵入が完全に阻止され、ケーシング5の中径部51に穿設された通気孔52から導入される大気は必ず撥水フィルタ61を介して導入されることになるため、撥水フィルタ61によってガスセンサ8の内部への水分の侵入が阻止される。ガスセンサ3内で冷却時に発生した結露は、使用時に水蒸気となって撥水フィルタ61を透過して通気孔52から排出されるので、被水割れが起こり難く信頼性の高いガスセンサ8を実現できる。
さらに、上述の如く、端子金具1がガスセンサ素子3と第1の筒状弾性部材4とに第1の筒状弾性部材4の弾性を利用しつつ強固に挟持されており、外部からの軸方向の振動に対して十分に対抗することができ、導通部12と基準電極層320との間の導通が瞬間的に遮断されるおそれがない。
図5A、図5B、図5C、図5Dを参照して、第1の実施形態におけるガスセンサの変形例8a、8b、8c、8dについて説明する。
これらの変形例では、端子金具1a、1b、1c、1dを用い、これに合わせたガスセンサ素子3a、3b、3c、3dを用いた点以外の基本的な構成は、上記実施形態と同様である。
以下の説明において、上記実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、それぞれの変形例に応じて相違する部分に枝番としてアルファベットの符号を付したので、共通する部分についての説明を省略し、特徴的な点を中心に説明する。他の実施形態においても同様である。
図5Aに示すガスセンサ8aでは、端子金具1aは、本実施形態におけるガスセンサ素子3aでは、固体電解質体300の基端側に設けた信号取出部33aにおいて、平面部34aとして、内周面321aを先端側が径小となり基端側が径大となるように、段階的に径変せしめた段差部(34a)が設けられている。
さらに、本実施形態における端子金具1aでは、断熱層形成用筒状部15aの一部を、導通部12aとして利用するために、断熱層形成用筒状部15aは、長尺に形成されている。
断熱層形成用筒状部15aの先端側の一部が、固体電解質体300の内側に圧入されている。
固体電解質体300の内側に圧入された導通部12aは、内周面321aを内側から径方向に弾性的に押圧して基準電極層320との導通を図っている。
さらに、導通部12aの先端の素子側当接部14aは、固体電解質体300の内側に設けた段差部34aに当接して、固体電解質体300の基端側に露出した断熱層形成用筒状部15aの基端側当接部16が第1の筒状弾性部材4の底面40に当接し、弾性的に押圧している。本実施形態においても、上記実施形態と同様に、第1の筒状弾性部材4によって、ケーシング5の基端側加締め部54と撥水フィルタ基端部611との密着性が維持され、第2の筒状弾性部材60によって、ケーシング5の先端側加締め部55と撥水フィルタ先端部612との密着性が維持されている。
加えて、本実施形態においても、断熱空間322によって、第1の筒状弾性部材4の熱劣化が抑制されている。
さらに、導通部12aが、固体電解質体300の内周面321に形成した基準電極層320を外径方向に弾性的に押圧して導通を図るのに加えて、段差部34aの表面に形成した基準電極層320を素子側当接部14aが軸方向に押圧しているので、端子金具1aと基準電極層320との導通が確保され、極めて高い導通信頼性を発揮できる。
図5Bに示す、ガスセンサ8では、断熱層形成用筒状部15bを、断面C字形で軸方向に伸びる切り欠き筒状に形成されている。
断熱層形成用筒状部15bの外径は、固体電解質体300の内周径よりも径大となるように形成されている。
また、導通部12bも断面C字形で軸方向に伸びる切り欠き筒状に形成されている。
導通部12bの外径は、固体電解質体300の内周径よりも僅かに径大となるように形成され、縮径された状態で固体電解質体300の内側に圧入されている。
導通部12bは、基準電極層320を外側に向かって弾性的に押圧し導通を確保している。
本実施形態においても、上記実施形態と同様に、優れた浸水防止機能を発揮する。
加えて、固体電解質体300の基端側端面を平面部34として、素子側当接部14が当接し、第1の筒状弾性部材4の底面40に鍔状に形成されていない基端側当接部16bが当接している。
本実施形態においても、前記実施形態と同様、断熱空間322によって、第1の筒状弾性部材4の熱劣化が抑制されている。
また、本実施形態意おいては、鍔部及び傾斜面を廃した構成とすることにより、構造を簡略化し、さらなる製造コストの削減を図っている。
図5Cに示すガスセンサ8cでは、固体電解質体300の基端側に設けた信号取出部33cの開口端において、基端側に向かって徐々に径大となるように径変し、垂直成分を含む傾斜部34cが設けられている。
本実施形態における端子金具1cでは、断熱層形成用筒状部15dと導通部12dとの間に、素子側傾斜当接部14cが設けられている。
これにより、ガスセンサ8cでは、上記実施形態と同様の効果に加え、素子側傾斜当接部14dを、傾斜面34cに当接させたときに、径方向と軸方向との両方に弾性的な押圧力が作用し、外部からの振動に対して高い導通信頼性を発揮できる。
図5Dに示すガスセンサ8dでは、ガスセンサ8cから導通部12cを廃して、素子側傾斜当接部14dが導通部12dを兼用する構成となっている。
このような構成によっても、上記実施形態と同様の効果を発揮できる。
図5Eを参照して、本発明の第2の実施形態におけるガスセンサ8eについて説明する。上記実施形態においては、第2の筒状弾性部材60を撥水フィルタ61の内側に配設した構成を示したが、本実施形態においては、撥水フィルタ61eを第2の筒状弾性部材60eの内側に配設した点、及び、端子金具1eを用いた点が相違する。
なお、本実施形態においても、上述の端子金具1、1a、1b、1c、1dを適宜採用することができる。
本実施形態においては、ケーシング5とガスセンサ素子3の信号引き出し部33との間に、撥水フィルタ61eの先端部612eと第2の筒状弾性部材60eとを介装し、信号引き出し部33の外周面331を背にしてケーシング5の中径部51を径方向中心側に向かって圧縮して、加締め部55を設けてある。
撥水フィルタ61eの先端部612eを第2の筒状弾性部材60eよりも、内側に配設することにより、加締め部55を形成する際に、第2の筒状弾性部材60eを介して撥水フィルタ61eが圧縮されるので、過剰な変形が抑制され、撥水フィルタ61eと第2の筒状弾性部材60eとの間に間隙が形成されることがなく、確実に水滴の侵入を阻止できる。
加えて、本実施形態においては、端子金具1eの導通部12eの先端側に、連結部19を介して接続する第2の導通部18を設けて、固体電解質体30の内径を縮径した径変部323において基準電極層320に当接せしめてある。
本実施形態においては、撥水フィルタ61eのクリープ変形が抑制されるので、前記実施形態以上に水滴の侵入防止が図られており、さらに、グロメットの熱劣化を抑制して、導通信頼性の確保と耐久性の向上を図る効果に加え、第2の導通部18によって補完的に導通信頼性が向上されている。
第2の導通部18は、先端側で二股に分かれた舌片状に形成されており、傾斜した径変部322に当接することで軸方向と径方向とに押圧することになる。
その結果、端子金具1eに外部からの振動が作用しても、基準電極層320を径方向に弾性的に押圧する導通部12と基準電極層320を軸方向にも径方向にも端正的に押圧する第2の導通部18とのいずれかが常に基準電極層320との導通を維持することになるので、極めて高い導通信頼性を発揮できる。
図5Fを参照して、第2の実施形態におけるガスセンサの変形例8fについて説明する。
前記実施形態においては、端子金具1、1a〜1eにおいて、信号線2を圧着する圧着部10を先端に設けた例を示したが、本実施形態においては、端子金具1fとして、信号線2の芯線20を圧着固定する圧着部10hが、端子金具1hfの中心に配設され、連結部13fを介して、基端側に鍔部16を有する断熱層形成用筒状部15が設けられ、先端側に連結部11fを介して、導通部12fが設けられている点が相違する。
なお、本変形例を一部の変形例を除き、他の実施形態と組み合わせることも可能である。
本実施形態においても、第2の実施形態におけるガスセンサ8eと同様に、
加えて、ガスセンサ素子3の固体電解質体開口端上面34に端子金具1fの素子側当接部14が当接し、端子金具鍔部16が第1の筒状弾性部材4の底面40に当接し、ガスセンサ素子3の基端と第1の筒状弾性部材4との間に、撥水フィルタ61を介して大気導入孔52に連なる空気断熱空間322が形成されるので、第1の筒状弾性部材4の熱劣化が抑制され、端子金具1fの導通部12fと基準電極層321と間の導通信頼性に優れたガスセンサ8fを実現することができる。
加えて、本実施形態においては、圧着部10fがガスセンサ素子3の内側に収容されるので、ガスセンサ8fの体格を小さくすることができる。
さらに、圧着部10fが、導通部12fよりも基端側に設けられているため、圧着部10を先端に設けたガスセンサ8、8a〜8e比べ、熱源から圧着部10fまでの距離が遠くなるので、信号線2の絶縁被覆への熱的ダメージを軽減できる。
図5Gを参照して、第3の実施形態におけるガスセンサ8gについて説明する。本実施形態においては、信号線2との接続を図る圧着部10gを基端側に設けた端子金具1gを用いると共に、圧着部10gを内側に収容する筒状に形成した絶縁体66を設けた点が相違する。
本実施形態における端子金具1gでは、圧着部10gが断熱層形成用筒状部15gよりも基端側に設けられている。
本実施形態によれば、圧着部10gが通気路52よりも基端側に位置し、比較的低温の環境に配置されるので、信号線2の絶縁被覆への熱的ダメージを低減することもできる。
筒状絶縁体66は、アルミナ等の絶縁材料を用いて、圧着部10gを収容可能な空間を内側に設けて環状に形成し、断熱層形成用筒状部15gと底面40との間に介装してある。
この場合、熱伝導率の高い絶縁体66が第1の筒状弾性部材4の底面40に接することになるが、絶縁体66よりも先端側に、断熱層形成用筒状部15gによって支持されつつ、通気孔52を介して大気に連通された断熱空間322が筒状絶縁体66よりも先端側に存在するため、ガスセンサ素子3を加熱する被測定ガスの熱が第1の筒状弾性部材4に到達することが ほとんどなく、第1の筒状弾性部材4の熱劣化を抑制することが可能となる。
本実施形態においては、第1の実施形態と同様、第2の筒状弾性部材60を撥水フィルタ61の先端部612をよりも、内側に配設した例を示したが、第2の実施形態と同様、撥水フィルタ61eの先端部612eを第2の筒状弾性部材60eよりも内側に配設しても良い。
また、筒状の絶縁体66に代えて、第1の筒状弾性部材4の先端側に、圧着部10gを収容するための圧着部空間部を設けて第1の筒状弾性部材4の内側に収容するようにしても良い。
図5Hを参照して、第4の実施形態におけるガスセンサ8hについて説明する。本実施形態においては、端子金具1hを用いた点が相違する。
また、本実施形態では、第1の実施形態と同様、第2の筒状弾性部材60を撥水フィルタ61の先端部612をよりも、内側に配設した例を示したが、第2の実施形態と同様、撥水フィルタ61eの先端部612eを第2の筒状弾性部材60eよりも内側に配設しても良い。
本実施形態においても、前記実施形態と同様に、センサ内部への水滴の侵入を阻止し、耐久性に優れたガスセンサ8hを実現できる。
本実施形態におけるガスセンサ素子3hでは、固体電解質体300の内周表面321hに形成した基準電極層320を、固体電解質体300hの基端側に形成した信号取出部33hにおいて、固体電解質体300hの外周面331hまで延設してある。
本実施形態においても、第1の筒状弾性部材4とガスセンサ素子3eとの間に断熱空間322を形成することで、第1の筒状弾性部材4の熱劣化が抑制されている。
さらに、端子金具1hの断熱層形成用筒状部15hの一部を、導通部12hとして、固体電解質体300の外周面331hに嵌着せしめてある。
導通部12hは、固体電解質体300hの外周面331hの外径よりも僅かに小さい径で一部が切り欠かれた断面C字形に形成されており、導通部12を外周面321hに嵌着したときに外側から中心に向かう方向の押圧力を生じるよう付勢されている。
これによって、導通部12hが外周側方向から基準電極層320を弾性的に押圧して導通を図っている。
導通部を固体電解質体300の内周面321に圧入する場合にくらべ、導通部12eの外径が大きくなることで、導通部12eの表面積が拡大され、冷却効果が向上し、第1の筒状弾性部材4への伝熱量の低減を図ることも可能となる。
さらに、信号引き出し部33の外周に設けた段差部を平面部34hとして、素子側当接部14hを当接せしめてあり、断熱層形成用筒状部15hの基端側当接部16hが第1の筒状弾性部材4の底面40に当接し、軸方向にも第1の筒状弾性部材4から弾性的な押圧力が作用し、導通信頼性の向上を図っている。
さらに、導通部12hの外周を覆うように第2の筒状弾性部材60が嵌着され、撥水フィルタ61と共にかしめ部55によって外周方向から圧縮されている。
導通部12hは、信号取り出し部33hの外周面331hに延設した基準電極層320を中心に向かって、弾性的に押圧するように付勢されているが、第2の筒状弾性部材60が重畳的に導通部12hを中心に向かって弾性的に押圧するので、より一相導通信頼性を向上させることができる。
図6を参照して、第5の実施形態におけるガスセンサ8iについて説明する。
前記実施形態においては、ケーシング5をハウジング7に溶接固定した例を示したが、本実施形態においては、ケーシング5iの先端に外周方向に張り出す鍔部56iを設けて、粉末充填部材62i、絶縁性封止部材63i、シール部材64と共に、ハウジング7iの粉末充填部係止部72とかしめ部73iとの間に挟持し、軸方向の軸力を負荷して、加締め固定した点が相違する。
本実施形態におけるケーシング5iの中径部51の先端には、径方向に向かってハット型に広がるケーシング鍔部56iが設けられている。
ケーシング鍔部56iは、封止部材64と共に、ハウジング7iのかしめ部73iによってかしめ固定されている。
また、図6には、第1の実施形態におけるガスセンサ8に用いた端子金具1と同じ構成の端子金具1を用いた例を示してあるが、上述の端子金具1a〜1hのいずれも適宜採用することができる。
本実施形態においても、前記実施形態と同様の効果を発揮できる。
図7Aを参照して、第6の実施形態におけるガスセンサ8jについて説明する。前記実施形態においては、いわゆるヒータレスタイプのガスセンサを示したが、本発明は、本実施形態に示すように、軸状のヒータHを内蔵するガスセンサ8iにも適用できる。
なお、前記実施形態における各変形例を適宜採用することもできる。
本実施形態におけるガスセンサ8jは、ガスセンサ素子3jと、ガスセンサ素子3jの内側に設けられ、通電により発熱する発熱体を内蔵するヒータHと、ヒータHの基端に設けた一対の通電電極ELに接続する一対の通電端子金具1Hと、通電端子金具1Hを介して外部に接続する一対の通電線2Hと、ガスセンサ素子3jに設けた基準電極層320に接続するプラス端子金具1Pと、プラス端子金具1Pを介して外部に接続するプラス信号線2Pと、測定電極層310に接続するマイナス端子金具1Nと、マイナス端子金具1Nを介して外部に接続するマイナス信号線2Nと、ガスセンサ素子3jの基端側を覆うケーシング5jと、一対の通電線2Hとプラス信号線2Pとマイナス信号線2Nとを保持しつつ、ケーシング5jの基端側を封止する第1の筒状弾性部材4jと、ケーシング5jに穿設した通気孔52に対向して設けられた筒状の撥水フィルタ61jと、第2の筒状弾性部材60jと、ハウジング7jとによって構成されている。
本実施形態においても、前記実施形態と同様に、筒状絶縁体66jを背にして、第1の筒状弾性部材4jの先端側に設けた筒状部41jと撥水フィルタ61jの基端側とをケーシング5jの基端側加締め部57で加締め、第2の筒状弾性部材60jと撥水フィルタ61jとをガスセンサ素子3jの信号取出部33jを背にして、ケーシング5の先端側加締め部55によってかしめることで、撥水フィルタ61jの両端の気密性を維持し、外部からの水滴の侵入を阻止することができる。
また、本実施形態においては、測定電極310に接続するマイナス端子金具1Nの導通部12Nをガスセンサ素子3jの基端側から突出させて、断悦空間形成用筒状部15jとし、基端側当接部16jを筒状絶縁体66jの底面に当接させて、断熱空間322jを形成している。
図7Bを参照して、第6の実施形態におけるガスセンサの変形例8kについて説明する。本実施形態では、ケーシング5kの先端に外周方向に張り出す鍔部56kを設けて、粉末充填部材62k、絶縁性封止部材63k、シール部材64と共に、ハウジング7kの粉末充填部係止部72とかしめ部73kとの間に挟持し、軸方向の軸力を負荷して、加締め固定した点が相違する。
また、前記実施形態における変形例を適宜採用することもできる。
本実施形態においても、前記実施形態と同様の効果を発揮できる。
尚、本発明は、前記実施形態に限定するものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、前記実施形態においては、濃度検出素子として酸素イオン導電性の固体電解質体の内外面に電極層を形成した酸素濃度センサの場合について説明したが、本発明は、測定部に複数の電極層と固体電解質層を形成したNOxセンサや、固体電解質体としてプロトン伝導体を用いたアンモニアセンサ等においても適宜採用し得るものである。
1 端子金具
2 信号線
3 ガスセンサ素子
30 検出部
300 固体電解質体
301 該固体電解質体外周表面
310 測定電極層
32 基準ガス室
320 基準電極層
321 固体電解質体内周表面
33 ガスセンサ素子信号取出部
331 信号取出部外周面
4 第1の筒状弾性部材
5 ケーシング
52 通気孔
54 基端側かしめ部
55 先端側かしめ部
60 第2の筒状弾性部材
61 撥水フィルタ
611 撥水フィルタ基端部
612 撥水フィルタ先端部
7 ハウジング
91 被測定ガス

Claims (5)

  1. 少なくとも、
    特定イオンに対して伝導性を有する有底筒状の固体電解質体(300)と、 該固体電解質体の外周表面(301)に形成され、被測定ガス(91)に接する測定電極層(310)と、前記固体電解質体の内周表面(321)に形成され、基準ガスとして導入した大気に接する基準電極層(320)とからなる検出部(30)を具備して、被測定ガス中の特定成分を検出するガスセンサ素子(3、3a、3c、3d、3e、3h)と、
    該ガスセンサ素子と外部との接続を図る信号線(2、2P、2H、2N)と、
    前記ガスセンサ素子と前記信号線との接続を図る端子金具(1、1a〜1i、1Pj、1Nj、1Jj、1Pk、1Nk、1Hk)と、
    前記ガスセンサ素子を収容し、前記検出部を被測定ガス(91)中に配設・固定するハウジング(7、7j、7k)と、
    前記ガスセンサ素子の基端側を前記端子金具と共に覆いつつ、内側に大気を導入する通気孔(52)を備えた筒状のケーシング(5、5k)と、
    該ケーシングの基端側を封止しつつ、前記端子金具に接続された前記信号線を保持する第1の筒状弾性部材(4,4j、4k)と、
    前記通気孔に対向して設けられ、気体の透過は許容し液体の透過は阻止する多孔質繊維構造体を筒状に形成した撥水フィルタ(61、61e)と、を具備し、
    被測定ガス中の特定成分を検出するガスセンサであって、
    前記撥水フィルタの基端部(611、611e)は、前記第1の筒状弾性部材と、前記信号線と共に、前記ケーシングの基端側を圧縮変形した基端側かしめ部(54)によって封止し、
    前記ケーシング(5、5k)と前記ガスセンサ素子の信号取出部(33、33h、33k)との間に、前記ケーシング及び前記撥水フィルタを弾性的に押圧する第2の筒状弾性部材(60、60e)を設け、
    前記撥水フィルタの先端部(612、612e)は、前記第2の筒状弾性部材と共に、前記信号取出部の外周面(331、331h、331k)を背にして、前記ケーシングの先端側を圧縮変形した先端側かしめ部(55、55e)によって封止したことを特徴とするガスセンサ(8、8a〜8k)
  2. 前記第2の筒状弾性部材を前記撥水フィルタと前記信号取出部の外周面との間に設けた請求項1に記載のガスセンサ
  3. 前記撥水フィルタを前記第2の筒状弾性部材と前記信号取出部の外周面との間に設けた請求項1に記載のガスセンサ
  4. 前記第1の筒状弾性部材及び前記第2の筒状弾性部材が、フッ素ゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴムのいずれかから選択した耐熱性弾性部材からなる請求項1ないし3のいずれか記載のガスセンサ
  5. 前記端子金具の一部が、前記信号取出部から突出して、前記第1の筒状弾性部材の底面に当接して、前記ガスセンサ素子と前記第1の筒状弾性部材との間に前記通気孔に連通する断熱空間を具備する請求項1ないし4のいずれか記載のガスセンサ
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