JP2015098912A - 自動変速機 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部に回転駆動力を出力可能としつつ、従来と比較して軸方向長さを短縮できる自動変速機を提供することを目的とする。【解決手段】第一クラッチC1は、第二クラッチC2よりも入力側に配置される。ブレーキB1は、第二クラッチC2の外周側に配置され、回転軸線L方向においてブレーキB1の摩擦材が配置される範囲Rbが第二クラッチC2の摩擦材が配置される範囲Rcと互いに重複する。ギヤ部94は、回転軸線L方向においてギヤ部94が配置される範囲が第一クラッチC1の摩擦材が配置される範囲と互いに重複するように配置されている、または第一クラッチC1よりも出力側に配置されている。【選択図】図3
Description
本発明は、回転駆動力の変速を行う複数のプラネタリ機構と外部に回転駆動力を出力可能なPTO(パワーテイクオフ)機構とを備える自動変速機に関する。
自動変速機は、車両に搭載されたエンジンなどの動力源が出力する回転駆動力を変速する装置として用いられている。車両用の自動変速機として、例えば特許文献1には、複数のプラネタリ機構と、複数の係合要素とを備えるものが開示されている。特許文献1のレイアウトでは、係合要素であるクラッチおよびブレーキを複合的に作動させることによって、前進6速段および後進1速段からなる変速段を成立可能な構成となっている。
ところで、自動変速機には、入力した回転駆動力を補助動力として外部に出力するPTO機構を備えるものがある。例えば、特許文献1では、入力軸と一体的に回転するクラッチドラムの外周側に配置されたPTOギヤから回転駆動力を出力するPTO機構が開示されている。また、特許文献2では、トルクコンバータのインペラシャフトと一体的に回転する軸部材の外周側に設けられたPTOギヤから、中間ギヤを介して回転駆動力を出力するPTO機構が開示されている。
ここで、自動変速機にPTO機構を設けて入力軸と同じ回転数の回転駆動力を外部へ出力する場合には、上記のように特許文献1,2のような構成が考えられる。しかしながら、特許文献1の構成では、自動変速機においてハウジングの内周面と対向する面を有し、且つ入力軸に連結される部材を有するレイアウトに限られる。また、特許文献2の構成では、PTO機構の中間ギヤをプラネタリ機構と軸方向に並設する必要があり、PTOギヤの歯幅の分だけ自動変速機の軸方向長さが延びてしまうことが懸念される。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、外部に回転駆動力を出力可能としつつ、従来と比較して軸方向長さを短縮できる自動変速機を提供することを目的とする。
請求項1に係る自動変速機は、ハウジングと、サンギヤ、リングギヤ、およびキャリアの3要素をそれぞれ有し、回転軸線周りに回転可能に前記ハウジングに支承された複数のプラネタリ機構と、前記回転軸線周りに回転可能に前記ハウジングに支承され、回転駆動力を入力する入力軸と、前記回転軸線周りに回転可能に前記ハウジングに支承され、前記複数のプラネタリ機構により変速された回転駆動力を出力する出力軸と、摩擦材を有し、前記複数のプラネタリ機構のうち前記入力軸が配置された入力側に位置する第一プラネタリ機構の前記サンギヤの回転を制動するブレーキと、摩擦材を有し、前記複数のプラネタリ機構の要素同士を選択的に連結可能な第一クラッチおよび第二クラッチと、前記入力軸に連結され、前記ハウジングの外周側に回転駆動力を出力可能なギヤ部を有する外部出力部材と、を備え、前記第一クラッチは、前記第二クラッチよりも入力側に配置され、前記ブレーキは、前記第二クラッチの外周側に配置され、前記回転軸線方向において前記ブレーキの前記摩擦材が配置される範囲が前記第二クラッチの前記摩擦材が配置される範囲と互いに重複し、前記ギヤ部は、前記回転軸線方向において前記ギヤ部が配置される範囲が前記第一クラッチの前記摩擦材が配置される範囲と互いに重複するように配置されている、または前記第一クラッチよりも前記出力軸が配置された出力側に配置されている。
このような構成によると、第一プラネタリ機構よりも入力側に3つの係合要素(第一、第二クラッチとブレーキ)および外部出力部材が配置されるレイアウトにおいて、第一、第二クラッチがブレーキと外部出力部材の外側筒状部と軸方向範囲が重複するように配置される。これにより、回転軸線方向に3つの係合要素を配置するために要するスペースを小さくすることができる。さらに、3つの係合要素を配置したスペースに外部出力部材のギヤ部が配置されるので、特許文献2のようにPTOギヤ(本発明の「ギヤ部」に相当する)の歯幅分のスペースが不要となる。よって、従来と比較して軸方向長さを短縮することができる。
請求項2に係る自動変速機において、前記外部出力部材は、前記入力軸の外周に直接的に連結され且つ前記第一クラッチおよび前記第二クラッチの動作に対して独立して動作可能に設けられている。
このような構成によると、外部出力部材は、複数のプラネタリ機構の要素同士を連結するクラッチとは独立し、入力した回転駆動力を外周側まで伝達する。これにより、自動変速機におけるレイアウトによらずPTO機構を構成できるので、レイアウトの設計自由度を向上できる。
請求項3に係る自動変速機は、動力源が出力する回転駆動力をポンプインペラから入力して、前記入力軸に回転駆動力を伝達するトルクコンバータと、前記ポンプインペラの回転により駆動するオイルポンプと、をさらに備え、前記第一クラッチの前記クラッチ係合部は、前記オイルポンプから供給される油圧により作動し、前記外部出力部材は、外周側に前記ギヤ部が形成される外側筒状部と、前記第一クラッチの前記クラッチ係合部の内周側において回転軸線方向に延伸するとともに前記外側筒状部と連結される内側筒状部と、を有し、前記内側筒状部には、前記オイルポンプから前記第一クラッチまで連通する油路の一部が形成されている。
このような構成によると、オイルポンプから第一クラッチまでの油路が入力軸内を経由しないので、油路の構成を簡易にすることができる。また、このようにオイルポンプから油圧を第一クラッチに供給するレイアウトにPTO機構を設ける場合には、PTOギヤが形成される外部出力部材は、例えば特許文献2のように、トルクコンバータのポンプインペラと一体的に回転する軸部材に設けられる。このような構成では、PTOギヤが形成された軸方向位置において、回転駆動力を外部まで導出しつつ、軸方向に延びる油路を形成する必要がある。
そのため、特許文献2の図3に示されるように、回転軸線周りの所定の位相範囲に配置された中間ギヤ(アイドラギヤ38)により回転駆動力を伝達しながら、他の位相範囲に油路を形成可能となっている。これに対して、本発明では、第一クラッチの内周側に位置する内側筒状部に油路の一部が形成される構成とすることにより、オイルポンプと第一クラッチの間にPTOギヤの歯幅分のスペースが不要となり、従来と比較して軸方向長さを短縮することができる。
以下、本発明の自動変速機を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。実施形態において、自動変速機は、車両に搭載されたエンジンなどの動力源が出力する回転駆動力の変速に用いられる。車両は、自動変速機により変速された回転駆動力が図示しない差動装置などを介して車両の駆動輪に伝達されて、自動変速機において成立した所定の変速段で前進または後進するように構成されている。
<実施形態>
(自動変速機の全体構成)
図1を参照して、自動変速機1の全体構成を説明する。自動変速機1は、トルクコンバータ10と、オイルポンプ20と、変速機構30と、外部出力部材90とを備えて構成される。自動変速機1は、車両のエンジン(図示しない)の回転駆動力を、トルクコンバータ10を介して入力軸Nに入力する。自動変速機1は、入力軸Nより入力した回転駆動力を、変速機構30により変速して出力軸Tから出力する。入力軸Nおよび出力軸Tは、回転軸線L周りに回転可能にハウジングHに支承された軸部材である。
(自動変速機の全体構成)
図1を参照して、自動変速機1の全体構成を説明する。自動変速機1は、トルクコンバータ10と、オイルポンプ20と、変速機構30と、外部出力部材90とを備えて構成される。自動変速機1は、車両のエンジン(図示しない)の回転駆動力を、トルクコンバータ10を介して入力軸Nに入力する。自動変速機1は、入力軸Nより入力した回転駆動力を、変速機構30により変速して出力軸Tから出力する。入力軸Nおよび出力軸Tは、回転軸線L周りに回転可能にハウジングHに支承された軸部材である。
トルクコンバータ10は、作動油を循環させることにより回転駆動力を増幅する流体クラッチである。トルクコンバータ10は、図1および図2に示すように、ステータ11と、ポンプインペラ12と、タービンランナ13と、ロックアップクラッチ14とを有する。ステータ11は、ワンウェイクラッチ(不図示)を介してハウジングHに連結されている。ポンプインペラ12は、クランクシャフトSに連結され、クランクシャフトSと一体的に回転する。タービンランナ13は、ポンプインペラ12に対向して配置されている。タービンランナ13は、作動油を介してポンプインペラ12から回転駆動力が伝達される。タービンランナ13は、入力軸Nに連結され、増幅した回転駆動力を入力軸Nに出力する。
ロックアップクラッチ14は、クランクシャフトSとタービンランナ13の間に配置される。ロックアップクラッチ14は、クランクシャフトSと入力軸Nを選択的に連結可能な油圧式の係合装置である。ロックアップクラッチ14が作動すると、油圧ピストンが複数のクラッチ板を押圧し、駆動力が伝達される。このように、ロックアップクラッチ14が係合状態となると、クランクシャフトSと入力軸Nが一体的に回転する。
オイルポンプ20は、ロックアップクラッチ14や変速機構30における油圧式の係合要素などを動作させるための油圧を発生させる。オイルポンプ20のロータ21は、トルクコンバータ10のポンプインペラ12に連結され、ポンプインペラ12と一体的に回転する。オイルポンプ20は、ポンプインペラ12の回転により駆動され、油圧を発生させる。オイルポンプ20のポンプボディ22は、ボルトによりハウジングHに固定されている。ポンプボディ22は、ロータ21を回転可能に支持する。ポンプボディ22には、オイルポンプ20において発生する油圧を分配するための油路と、循環する作動油を吸引するための油路とが形成されている。
変速機構30は、回転軸線L周りに回転可能にハウジングHに支承された4つのプラネタリ機構P1〜P4と、複数の要素同士を選択的に連結可能な4つのクラッチC1〜C4と、所定の要素の回転を制動する2つのブレーキB1,B2とを備えて構成される。また、車両の制御ECU2は、クラッチC1〜C4、ブレーキB1,B2からなる係合要素の作動状態を、制御信号に基づいて制御する。プラネタリ機構P1〜P4は、サンギヤ、リングギヤ、およびキャリアの3要素をそれぞれ有する。ここで、回転軸線L方向において、入力軸Nが配置された入力側(図1の左側)から出力軸Tが配置された出力側(図1の右側)に向けて、順に第一プラネタリ機構P1、第二プラネタリ機構P2、第三プラネタリ機構P3、および第四プラネタリ機構P4とする。
クラッチC1〜C4は、複数の要素同士を選択的に連結可能な係合要素である。本実施形態においては、クラッチC1〜C4は、常開型であり、オイルポンプ20から供給される油圧によって作動する油圧式としている。クラッチC1〜C4は、オイルポンプ20から油圧が供給される。制御ECU2が制御指令に基づいてオイルポンプ20を作動させることにより、入力軸Nに形成された軸内油路やポンプボディ22などに形成された油路を介してクラッチC1〜C4への油圧が供給される。
詳細には、クラッチC1〜C4は、クラッチ係合部C1a〜C4aをそれぞれ有する。クラッチ係合部C1a〜C4aは、連結の対象とする各要素に相対回転を規制され、且つ軸方向に移動自在に保持された複数のクラッチ板(本発明の「摩擦材」に相当する)により構成される。クラッチC1〜C4は、供給された油圧により複数のクラッチ板を接触させることにより、対象の要素間の要素同士で駆動力が伝達されるように要素同士を連結する。そして、クラッチC1〜C4は、上記のオイルポンプ20による油圧の供給が遮断されると、クラッチ板同士を離間させて、対象の要素間の要素同士で駆動力が伝達されないように要素同士を離脱させる。クラッチC1〜C4が配置される位置については後述する。
ブレーキB1,B2は、ハウジングHに設けられ、所定の要素の回転を制動する係合要素である。本実施形態においては、ブレーキB1,B2は、クラッチC1〜C4と同様に、供給される油圧によって作動する油圧式としている。ブレーキB1,B2は、オイルポンプ20から油圧が供給される。制御ECU2が制御指令に基づいてオイルポンプ20を作動させることにより、ハウジングHに形成された油路を介して、ブレーキB1,B2への油圧が供給される。
詳細には、ブレーキB1,B2は、ブレーキ係合部B1a,B2aを有する。ブレーキ係合部B1a,B2aは、ハウジングHと制動の対象とする要素に相対回転を規制され、且つ軸方向に移動自在に保持された複数のブレーキディスク(本発明の「摩擦材」に相当する)により構成される。ブレーキB1,B2は、供給された油圧により複数のブレーキディスクを接触させることにより、対象とする所定の要素の回転を制動する。そして、ブレーキB1,B2は、オイルポンプ20による油圧の供給が遮断されると、ブレーキディスク同士を離間させて、所定の要素の回転を許容する。
ここで、変速機構30における各プラネタリ機構P1〜P4などの連結状態について説明する。また、プラネタリ機構の3要素を表記するため、サンギヤに関しては各プラネタリ機構の符号”P1,P2,P3,P4”に対して符号’s’を、リングギヤに関しては各プラネタリ機構の符号”P1,P2,P3,P4”に対して符号’r’を、キャリアに関しては各プラネタリ機構の符号”P1,P2,P3,P4”に対して符号’c’を付加して示す。即ち、第一プラネタリ機構P1では、3要素をサンギヤP1s、リングギヤP1r、およびキャリアP1cのように示す。その他の第二、第三、および第四プラネタリ機構P2,P3,P4の3要素についても同様に示す。
第一プラネタリ機構P1のサンギヤP1sは、連結部材であるP1sB1部材51によって、第一ブレーキB1と連結されている。第一ブレーキB1は、対象とする第一プラネタリ機構P1のサンギヤP1sの回転を制動する。また、第一プラネタリ機構P1のサンギヤP1sは、連結部材であるP1sP2s部材54によって、第二プラネタリ機構P2のサンギヤP2sと連結されている。P1sP2s部材54には、第一クラッチC1が設けられている。サンギヤP1s,P2sは、第一クラッチC1の作動により選択的に連結される。
P1sP2s部材54は、第一連結部位54aと第二連結部位54bとにより構成される。第一連結部位54aの一端は、サンギヤP1sの内周側から、サンギヤP1sに対して連結している。第一連結部位54aの他端は、第一クラッチC1の外周側から、第一クラッチC1に対して連結している。第一連結部位54aは、上記のP1sB1部材51と一体的に形成されている。第二連結部位54bの一端は、第一クラッチC1の内周側から、第一クラッチC1に対して連結している。第二連結部位54bの他端は、サンギヤP2sの内周側から、サンギヤP2sに対して連結している。
第一プラネタリ機構P1のリングギヤP1rは、連結部材であるP1rP3sP4s部材53によって、第三プラネタリ機構P3のサンギヤP3sおよび第四プラネタリ機構P4のサンギヤP4sに常時連結されている。P1rP3sP4s部材53の一端は、リングギヤP1rの外周側に連結している。P1rP3sP4s部材53の他端は、各サンギヤP3s,P4sの内周に対して連結している。これにより、第一プラネタリ機構P1のリングギヤP1r、第三プラネタリ機構P3のサンギヤP3s、および第四プラネタリ機構P4のサンギヤP4sは、常に一体的に回転するように構成されている。
また、第一プラネタリ機構P1のリングギヤP1rは、連結部材であるP1rP2c部材56によって、第二プラネタリ機構P2のキャリアP2cと連結されている。P1rP2c部材56には、第四クラッチC4が設けられている。リングギヤP1rおよび各サンギヤP3s,P4sは、第二プラネタリ機構P2のキャリアP2cに対して、第四クラッチC4の作動により選択的に連結される。
P1rP2c部材56は、第七連結部位56aと第八連結部位56bとにより構成される。第七連結部位56aの一端は、リングギヤP1rの外周側から、リングギヤP1rに対して連結している。第七連結部位56aの他端は、第四クラッチC4の外周側から、第四クラッチC4に対して連結している。第七連結部位56aは、上記のP1rP3sP4s部材53と一体的に形成されている。第八連結部位56bの一端は、第四クラッチC4の内周側から、第四クラッチC4に対して連結している。第八連結部位56bの他端は、変速機構30の出力側から、キャリアP2cに対して連結している。
第一プラネタリ機構P1のキャリアP1cは、連結部材であるP1cN部材52によって、入力軸Nに常時連結されている。P1cN部材52の一端は、変速機構30における出力側から、キャリアP1c対して連結している。P1cN部材52の他端は、入力軸Nの外周に対して固定されている。また、第一プラネタリ機構P1のキャリアP1cは、連結部材であるP1cP2s部材55によって、第二プラネタリ機構P2のサンギヤP2sと連結されている。P1cP2s部材55には、第二クラッチC2が設けられている。キャリアP1cおよびサンギヤP2sは、第二クラッチC2の作動により選択的に連結される。
P1cP2s部材55は、第三連結部位55aと第四連結部位55bとにより構成される。第三連結部位55aの一端は、変速機構30における入力側から、キャリアP1cに対して連結している。第三連結部位55aの他端は、第二クラッチC2の外周側から、第二クラッチC2に対して連結している。第四連結部位55bの一端は、第二クラッチC2の内周側から、第二クラッチC2に対して連結している。第四連結部位55bの他端は、サンギヤP2sの内周側から、サンギヤP2sに対して連結している。第四連結部位55bは、上記のP1sP2s部材54の第二連結部位54bと一体的に形成されている。
第二プラネタリ機構P2のサンギヤP2sは、上記のように第一クラッチC1により第一プラネタリ機構P1のサンギヤP1sと選択的に連結される。また、サンギヤP2sは、第二クラッチC2により第一プラネタリ機構P1のキャリアP1cと選択的に連結される。第二プラネタリ機構P2のリングギヤP2rは、連結部材であるP2rP3c部材61によって、第三プラネタリ機構P3のキャリアP3cに常時連結されている。
第二プラネタリ機構P2のキャリアP2cは、上記のように第四クラッチC4により第一プラネタリ機構P1のリングギヤP1rと選択的に連結される。また、キャリアP2cは、連結部材であるP2cP3r部材62によって、第三プラネタリ機構P3のリングギヤP3rと連結されている。P2cP3r部材62には、第三クラッチC3が設けられている。キャリアP2cおよびリングギヤP3rは、第三クラッチC3の作動により選択的に連結される。
連結部材P2cP3r部材62は、第五連結部位62aと第六連結部位62bとにより構成される。第五連結部位62aの一端は、変速機構30における入力側から、キャリアP2cに対して連結している。第五連結部位62aの他端は、第三クラッチC3の外周側から、第三クラッチ3に対して連結している。第六連結部位62bの一端は、第三クラッチC3の内周側から、第三クラッチC3に対して連結している。第六連結部位62bの他端は、リングギヤP3rの外周側から、リングギヤP3rに対して連結している。
第三プラネタリ機構P3のサンギヤP3sは、上記のように第一プラネタリ機構P1のリングギヤP1rおよび第四プラネタリ機構P4のサンギヤP4sと常時連結されている。第三プラネタリ機構P3のリングギヤP3rは、第三クラッチC3により第二プラネタリ機構P2のキャリアP2cと選択的に連結される。第三プラネタリ機構P3のキャリアP3cは、第二プラネタリ機構P2のリングギヤP2rと連結している。また、キャリアP3cは、連結部材であるP3cP4r部材71によって、第四プラネタリ機構P4のリングギヤP4rに常時連結されている。
第四プラネタリ機構P4のサンギヤP4sは、上記のように第一プラネタリ機構P1のリングギヤP1rおよび第三プラネタリ機構P3のサンギヤP3sと常時連結されている。第四プラネタリ機構P4のリングギヤP4rは、第三プラネタリ機構P3のキャリアP3cと常時連結される。また、リングギヤP4rは、連結部材であるP4rB2部材81によって、第二ブレーキB2と連結されている。第二ブレーキB2は、対象とする第四プラネタリ機構P4のリングギヤP4rの回転を制動する。P4rB2部材81は、上記のP3cP4r部材71と一体的に形成されている。
第四プラネタリ機構P4のリングギヤP4r、第二プラネタリ機構P2のリングギヤP2rおよび第三プラネタリ機構P3のキャリアP3cは、2つの連結部材61,71により常に一体的に回転するように構成され、また第二ブレーキB2の作動によって揃って制動される。第四プラネタリ機構P4のキャリアP4cは、連結部材であるP4cT部材82によって、出力軸Tに常時連結されている。P4cT部材82の一端は、変速機構30における出力側から、キャリアP4cに対して連結している。P4cT部材82の他端は、出力軸Tに対して固定されている。
上記のような連結状態に構成された変速機構30において、第一ブレーキB1、第一クラッチC1、および第二クラッチC2は、以下のように配置される。第一クラッチC1および第二クラッチC2は、第一プラネタリ機構P1よりも入力側にそれぞれ配置されている。第一クラッチC1は、第二クラッチよりも入力側に位置している。また、第一クラッチC1のクラッチ係合部C1aおよび第二クラッチC2のクラッチ係合部C2aは、回転軸線L方向に並設されている。
第一ブレーキB1のブレーキ係合部B1aは、第一プラネタリ機構P1よりも入力側に配置されている。また、ブレーキ係合部B1aは、クラッチC1,C2のうち出力側に位置する第二クラッチC2のクラッチ係合部C2aと軸方向範囲が重複するように配置されている。ここで、ブレーキ係合部B1aおよびクラッチ係合部C2aの軸方向範囲とは、それぞれを構成する複数の摩擦材(ブレーキディスク、クラッチ板)が回転軸線L方向に配置されている範囲である。本実施形態において、第一ブレーキB1のブレーキ係合部B1aの軸方向範囲Rbは、図2および図3に示すように、第二クラッチC2のクラッチ係合部C2aの軸方向範囲Rcに対して重複している。
外部出力部材90は、自動変速機1に入力された回転駆動力を外部に出力可能なPTO(パワーテイクオフ)機構を構成する部材である。外部出力部材90は、本実施形態において、入力軸Nに直接的に連結されている。PTO機構は、外部出力部材90により自動変速機1の外周側まで導出された回転駆動力を、ハウジングHの外周側に配置された車両の補機などに伝達する。この外部出力部材90の構成の詳細については後述する。
上記のように構成された自動変速機1において、制御ECU2は、クラッチC1〜C4、ブレーキB1,B2からなる6つの係合要素の作動状態を制御する。そして、自動変速機1は、例えば6つの係合要素のうち3つの係合要素を選択的に作動させることによって、前進10速段および後進1速段を成立させる。これにより、自動変速機1は、トルクコンバータ10を介して入力された回転駆動力を、変速機構30において成立させた変速段により変速して出力軸Tから出力する。
(外部出力部材の詳細構成)
PTO機構を構成する外部出力部材90の詳細構成について、図3を参照して説明する。外部出力部材90は、図3に示すように、内側筒状部91と、円盤部92と、外側筒状部93と、ギヤ部94とを備えて構成される。
PTO機構を構成する外部出力部材90の詳細構成について、図3を参照して説明する。外部出力部材90は、図3に示すように、内側筒状部91と、円盤部92と、外側筒状部93と、ギヤ部94とを備えて構成される。
内側筒状部91は、筒状の全体形状を有している。内側筒状部91は、第一クラッチC1のクラッチ係合部C1aの内周側において回転軸線L方向に延伸している。内側筒状部91は、クラッチ係合部C1aよりも出力側(図3の右側)において、入力軸Nと直接的に連結されている。具体的には、内側筒状部91の一端から径方向内方に延びる連結部91aの内周面に内歯スプラインが形成され、入力軸Nの外周面に形成された外歯スプラインとこの内歯スプラインが嵌合することにより、回転駆動力を伝達可能に構成されている。
また、内側筒状部91は、第一クラッチC1のクラッチドラムとして機能するP1sB1部材(以下、「連結部材51」と称する)と、オイルポンプ20のポンプボディ22の一部との間に介在している。内側筒状部91には、オイルポンプ20から第一クラッチC1まで連通する油路Dの一部が形成されている。内側筒状部91は、連結部材51およびポンプボディ22に対して相対回転可能である。そのため、部材91、部材51、および部材22それぞれの間には、作動油の漏出を防止するためのシール機構が設けられている。
円盤部92は、連結部材51とオイルポンプ20の間において、内側筒状部91と外側筒状部93を連結する。円盤部92の厚みは、PTO機構における駆動ギヤであるギヤ部94の歯幅よりも小さくなるように設定されている。外側筒状部93は、筒状の全体形状を有している。外側筒状部93は、第一クラッチC1のクラッチ係合部C1aの外周側において回転軸線L方向に延伸している。外側筒状部93の一端は、円盤部92と一体的に連結されている。
ギヤ部94は、外側筒状部93の他端部の外周面に形成されている。ギヤ部94は、本実施形態において、第一クラッチC1のクラッチ係合部C1aよりも変速機構30における出力側に配置されている。また、ギヤ部94は、ハウジングHにおける所定の位置に設けられた開口部からその一部を露出している。自動変速機1のPTO機構は、このギヤ部94に被駆動ギヤを噛合させて、回転駆動力を外部に出力する。
このような構成からなる外部出力部材90は、本実施形態においては、連結部材51の外形に概ね倣うように形成されている。また、外部出力部材90は、連結部材51との間に軸受を介在させて互いに支承する。外部出力部材90は、連結部材51を含む何れの連結部材とも回転駆動力を伝達する関係になく、第一クラッチC1および第二クラッチC2の何れに対しても独立して動作可能に設けられている。
即ち、外部出力部材90は、クラッチC1,C2が変速機構30における変速に寄与しているか否か関わらず、入力した回転駆動力を外周側まで伝達する構成となっている。このように、外部出力部材90は、変速機構30を構成するプラネタリ機構P1〜P4の何れの要素に対して駆動連結されず、PTO機構に用いられる専用部材である。
(実施形態の構成による効果)
以上説明した自動変速機1によると、第一、第二クラッチC1,C2、第一ブレーキB1、および外部出力部材90のギヤ部94が上記のようにレイアウトされることにより、回転軸線L方向にこれらの各部材を配置するために要するスペースを小さくすることができる。さらに、第一クラッチC1のクラッチ係合部C1aよりも出力側にギヤ部94が配置されるので、PTO機構を有する自動変速機1において、所定の軸方向位置においてPTOギヤの歯幅の分だけスペースを確保することを要さず、全体として軸方向長さを短縮することができる。
以上説明した自動変速機1によると、第一、第二クラッチC1,C2、第一ブレーキB1、および外部出力部材90のギヤ部94が上記のようにレイアウトされることにより、回転軸線L方向にこれらの各部材を配置するために要するスペースを小さくすることができる。さらに、第一クラッチC1のクラッチ係合部C1aよりも出力側にギヤ部94が配置されるので、PTO機構を有する自動変速機1において、所定の軸方向位置においてPTOギヤの歯幅の分だけスペースを確保することを要さず、全体として軸方向長さを短縮することができる。
また、外部出力部材90は、入力軸Nの外周に直接的に連結され且つクラッチC1,C2の何れに対しても独立して動作可能に設けられている。よって、外部出力部材90は、変速機構30の変速状態や係合要素などの位置関係によらずに、入力軸Nに入力した回転駆動力を外周側まで伝達できる。従って、変速機構30におけるレイアウトの設計自由度を向上できる。
また、外部出力部材90の内側筒状部91には、オイルポンプ20から第一クラッチC1まで連通する油路Dの一部が形成されている。このような構成によると、油路Dについて、本実施形態のように入力軸Nの軸内を経由しない経路にすることができるので、油路Dの構成を簡易にすることができる。また、内側筒状部91と外側筒状部93を連結する円盤部92は、伝達する回転駆動力に応じて厚みを設定される。これにより、従来のように所定の軸方向位置にPTOギヤの歯幅分のスペースを確保する構成と比較して、自動変速機1の軸方向長さを短縮することができる。
<実施形態の変形態様>
実施形態において、外部出力部材90のギヤ部94は、第一クラッチC1のクラッチ係合部C1aよりも変速機構30における出力側に配置される構成を採用している。PTO機構の駆動ギヤとして機能するギヤ部94は、第一クラッチC1のクラッチ係合部C1aにおける入力側(図3の左側)の端部と第一ブレーキB1との軸方向間に配置される構成であれば、実施形態と同様の効果を奏する。例えば、ギヤ部94がクラッチ係合部C1aと軸方向範囲が重複するように配置される構成としてもよい。
実施形態において、外部出力部材90のギヤ部94は、第一クラッチC1のクラッチ係合部C1aよりも変速機構30における出力側に配置される構成を採用している。PTO機構の駆動ギヤとして機能するギヤ部94は、第一クラッチC1のクラッチ係合部C1aにおける入力側(図3の左側)の端部と第一ブレーキB1との軸方向間に配置される構成であれば、実施形態と同様の効果を奏する。例えば、ギヤ部94がクラッチ係合部C1aと軸方向範囲が重複するように配置される構成としてもよい。
また、外部出力部材90は、内側筒状部91が入力軸Nとスプライン嵌合により直接的に連結されている。これに対して、外部出力部材90は、入力軸Nとの間に他の部材を介在させて、間接的に入力軸Nに連結される構成としてもよい。例えば、変速機構30のレイアウトによっては、第一プラネタリ機構P1の入力側において入力軸Nと一体的に回転する部材が配置されることがある。このような場合に、外部出力部材90は、この部材を介して入力軸Nに連結することで、実施形態と同様にハウジングHの外周側に回転駆動力を出力できる。
1:自動変速機、 2:制御ECU
10:トルクコンバータ
11:ステータ、 12:ポンプインペラ、 13:タービンランナ
14:ロックアップクラッチ
20:オイルポンプ、 21:ロータ、 22:ポンプボディ
30:変速機構
P1:第一プラネタリ機構
P1s:サンギヤ、 P1r:リングギヤ、 P1c:キャリア
P2:第二プラネタリ機構
P2s:サンギヤ、 P2r:リングギヤ、 P2c:キャリア
P3:第三プラネタリ機構
P3s:サンギヤ、 P3r:リングギヤ、 P3c:キャリア
P4:第四プラネタリ機構
P4s:サンギヤ、 P4r:リングギヤ、 P4c:キャリア
C1:第一クラッチ、 C2:第二クラッチ
C3:第三クラッチ、 C4:第四クラッチ
C1a〜C4a:クラッチ係合部
B1:第一ブレーキ、 B2:第二ブレーキ
B1a,B2a:ブレーキ係合部
N:入力軸、 T:出力軸、 H:ハウジング、 S:クランクシャフト
51:P1sB1部材、 52:P1cN部材
53:P1rP3sP4s部材
54:P1sP2s部材、 54a:第一連結部位、 54b:第二連結部位
55:P1cP2s部材、 55a:第三連結部位、 55b:第四連結部位
56:P1rP2c部材、 56a:第七連結部位、 56b:第八連結部位
61:P2rP3c部材
62:P2cP3r部材、 62a:第五連結部位、 62b:第六連結部位
71:P3cP4r部材、 81:P4rB2部材、 82:P4cT部材
90:外部出力部材
91:内側筒状部、 92:円盤部、 93:外側筒状部、 94:ギヤ部
Rb,Rc:軸方向範囲、 D:油路
10:トルクコンバータ
11:ステータ、 12:ポンプインペラ、 13:タービンランナ
14:ロックアップクラッチ
20:オイルポンプ、 21:ロータ、 22:ポンプボディ
30:変速機構
P1:第一プラネタリ機構
P1s:サンギヤ、 P1r:リングギヤ、 P1c:キャリア
P2:第二プラネタリ機構
P2s:サンギヤ、 P2r:リングギヤ、 P2c:キャリア
P3:第三プラネタリ機構
P3s:サンギヤ、 P3r:リングギヤ、 P3c:キャリア
P4:第四プラネタリ機構
P4s:サンギヤ、 P4r:リングギヤ、 P4c:キャリア
C1:第一クラッチ、 C2:第二クラッチ
C3:第三クラッチ、 C4:第四クラッチ
C1a〜C4a:クラッチ係合部
B1:第一ブレーキ、 B2:第二ブレーキ
B1a,B2a:ブレーキ係合部
N:入力軸、 T:出力軸、 H:ハウジング、 S:クランクシャフト
51:P1sB1部材、 52:P1cN部材
53:P1rP3sP4s部材
54:P1sP2s部材、 54a:第一連結部位、 54b:第二連結部位
55:P1cP2s部材、 55a:第三連結部位、 55b:第四連結部位
56:P1rP2c部材、 56a:第七連結部位、 56b:第八連結部位
61:P2rP3c部材
62:P2cP3r部材、 62a:第五連結部位、 62b:第六連結部位
71:P3cP4r部材、 81:P4rB2部材、 82:P4cT部材
90:外部出力部材
91:内側筒状部、 92:円盤部、 93:外側筒状部、 94:ギヤ部
Rb,Rc:軸方向範囲、 D:油路
Claims (3)
- ハウジングと、
サンギヤ、リングギヤ、およびキャリアの3要素をそれぞれ有し、回転軸線周りに回転可能に前記ハウジングに支承された複数のプラネタリ機構と、
前記回転軸線周りに回転可能に前記ハウジングに支承され、回転駆動力を入力する入力軸と、
前記回転軸線周りに回転可能に前記ハウジングに支承され、前記複数のプラネタリ機構により変速された回転駆動力を出力する出力軸と、
摩擦材を有し、前記複数のプラネタリ機構のうち前記入力軸が配置された入力側に位置する第一プラネタリ機構の前記サンギヤの回転を制動するブレーキと、
摩擦材を有し、前記複数のプラネタリ機構の要素同士を選択的に連結可能な第一クラッチおよび第二クラッチと、
前記入力軸に連結され、前記ハウジングの外周側に回転駆動力を出力可能なギヤ部を有する外部出力部材と、を備え、
前記第一クラッチは、前記第二クラッチよりも入力側に配置され、
前記ブレーキは、前記第二クラッチの外周側に配置され、前記回転軸線方向において前記ブレーキの前記摩擦材が配置される範囲が前記第二クラッチの前記摩擦材が配置される範囲と互いに重複し、
前記ギヤ部は、前記回転軸線方向において前記ギヤ部が配置される範囲が前記第一クラッチの前記摩擦材が配置される範囲と互いに重複するように配置されている、または前記第一クラッチよりも前記出力軸が配置された出力側に配置されている自動変速機。 - 前記外部出力部材は、前記入力軸の外周に直接的に連結され、且つ前記第一クラッチおよび前記第二クラッチの動作に対して独立して動作可能に設けられている、請求項1に記載の自動変速機。
- 前記自動変速機は、
動力源が出力する回転駆動力をポンプインペラから入力して、前記入力軸に回転駆動力を伝達するトルクコンバータと、
前記ポンプインペラの回転により駆動するオイルポンプと、をさらに備え、
前記第一クラッチの前記クラッチ係合部は、前記オイルポンプから供給される油圧により作動し、
前記外部出力部材は、外周側に前記ギヤ部が形成される外側筒状部と、前記第一クラッチの前記クラッチ係合部の内周側において回転軸線方向に延伸するとともに前記外側筒状部と連結される内側筒状部と、を有し、
前記内側筒状部には、前記オイルポンプから前記第一クラッチまで連通する油路の一部が形成されている、請求項1または2に記載の自動変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013239509A JP2015098912A (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | 自動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013239509A JP2015098912A (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | 自動変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015098912A true JP2015098912A (ja) | 2015-05-28 |
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ID=53375650
Family Applications (1)
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JP2013239509A Pending JP2015098912A (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | 自動変速機 |
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Citations (4)
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JPH01132844U (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-08 | ||
JPH02125132A (ja) * | 1988-11-04 | 1990-05-14 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機のクラツチの配設構造 |
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JP2008185090A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動変速機 |
-
2013
- 2013-11-20 JP JP2013239509A patent/JP2015098912A/ja active Pending
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