JP2015098877A - デフロック制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デファレンシャル装置の差動機構のロックをソレノイドを用いて行うデフロック制御装置において、ソレノイドの目標通電電流を保持電流に向けて段階的に低下させる過程で通電電流が過渡的に増大してしまうことを抑制する。
【解決手段】ソレノイドのデューティ比を、目標通電電流に応じた基本デューティ比と、目標通電電流と実通電電流とに応じた補正デューティ比とで設定する。そして、目標通電電流を低下させてから所定時間内において、ソレノイドのデューティ比が、目標通電電流を低下させる前のデューティ比を超えないように制限するか、基本デューティ比をソレノイドの温度低下に応じて小さく変更する。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両のデファレンシャル装置の差動機構のロックをソレノイドを用いて行うデフロック制御装置に関する。
特許文献1には、差動機構の差動回転をロックするためのドッグクラッチと、ドッグクラッチを噛み合わせ操作する電磁式アクチュエータとを備え、電磁式アクチュエータを構成する電磁コイルに励磁することで差動機構の差動回転をロックする、デファレンシャル装置が開示されている。
特開2004−183874号公報
ソレノイドを用いて差動機構のロックするデファレンシャル装置では、ソレノイドの通電電流を、プランジャを移動させるのに十分な大きさの駆動電流に立ち上げた後、駆動電流よりも低くプランジャをロック位置に保持するのに十分な保持電流に向けて段階的に低下させる場合がある。
ここで、ソレノイドの通電電流と操作量(例えば、PWM制御におけるデューティ比)との相関はソレノイドの温度に応じて変化し、ソレノイドの温度が低く抵抗値が小さい状態では同じ操作量で得られる通電電流が高温時に比べて高くなる。このため、ソレノイドの制御において目標通電電流と操作量との相関を適合させた温度よりも低い条件では、ソレノイドの目標通電電流をステップ的に低下させたときに、ソレノイドの実通電電流が過渡的に切り替え前の目標よりも上昇してしまう場合があった。
例えば、ソレノイドのデューティ制御において、目標通電電流に応じた基本デューティ比(フィードフォワード分)と、目標通電電流と実通電電流との比較に応じた補正デューティ比(フィードバック分)とで最終的なデューティ比が決定される場合、ソレノイドの温度が低いために基本デューティ比での実通電電流が目標よりも高くなると、通電電流の過剰分を減らすように補正デューティ比が設定されることになる。
しかし、目標通電電流をステップ的に低下させるときに補正デューティ比(積分分)がリセットされることで、基本デューティ比はステップ的に低下するのに、補正デューティ比による減少補正分が減ることで最終的なデューティ比が目標通電電流の切り替え前よりも増大してしまい、これによって実通電電流が切り替え前よりも増大し、その後、フードバック制御の進行に伴って実通電電流が徐々に切り替え後の目標通電電流に近づく場合があった。
上記のように、ソレノイドの目標通電電流を低下させたときに実通電電流が過渡的に増大してしまうと、作動異音が発生したり、電力が無駄に消費されたり、更に、ソレノイドの発熱量が多くなるなどの問題が生じる。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、ソレノイドの通電電流を保持電流に向けて段階的に低下させる過程で通電電流が過渡的に増大してしまうことを抑制できる、デフロック制御装置を提供することを目的とする。
そのため、本願発明では、差動機構のロック指令に基づきソレノイドの通電電流を駆動電流に立ち上げた後駆動電流よりも低い保持電流に向けて段階的に低下させるように、ソレノイドの実通電電流に基づいてソレノイドの操作量を制御する構成において、ソレノイドの通電電流を低下させるときにソレノイドの操作量の増大変化を制限するようにした。
上記発明によると、ソレノイドの通電電流を保持電流に向けて段階的に低下させる過程で通電電流が過渡的に増大してしまうことを抑制でき、以って、作動異音、電力消費、ソレノイドの発熱量を抑制できる。
本発明の実施形態における4輪駆動車の動力伝達系を示す図である。 本発明の実施形態におけるデフロックコントロールユニットの構成を示す図である。 本発明の実施形態における目標電流の設定例を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態におけるソレノイドの通電制御機能を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるソレノイドの通電制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態の上限値による制限を行わない場合のデューティ比変化の例を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態の上限値による制限を実施した場合のデューティ比変化の例を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態におけるソレノイドの通電制御機能の別の例を示すブロック図である。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、4輪駆動車の動力伝達系を示す図である。
図1に示す4輪駆動車50は、デファレンシャル装置としてのリヤデファレンシャル装置1を後輪2,3間に備え、フロントデファレンシャル装置4を前輪5,6間に備える。
リヤデファレンシャル装置1には、エンジン7から変速機8、トランスファ9、プロペラシャフト10、ドライブピニオンシャフト11、ドライブピニオンギヤ12を介してトルクが入力され、リヤデファレンシャル装置1から左右のアクスルシャフト13,14を介して左右の後輪2,3にトルクが伝達される。
また、フロントデファレンシャル装置4には、エンジン7から変速機8、トランスファ9、プロペラシャフト15を介してトルクが入力され、フロントデファレンシャル装置4から左右のアクスルシャフト16,17を介して前輪5,6にトルクが伝達される。
リヤデファレンシャル装置1はデフケース21を備え、デフケース21のリングギヤ22にドライブピニオンギヤ12が噛み合っている。
デフケース21内には左右のサイドギヤ23,24が回転自由に支持され、これらサイドギヤ23,24にはピニオンギヤ25が噛み合い、ピニオンギヤ25はピニオンシャフト26によってデフケース21に回転自由に支持されている。左右のサイドギヤ23,24は、アクスルシャフト13,14に連結している。
一方のサイドギヤ24の背面側には、アクスルシャフト14の軸方向に移動可能にプランジャ27が配置され、サイドギヤ24とプランジャ27の対向面にドッグクラッチ28が設けられている。サイドギヤ24とプランジャ27との間には、プランジャ27をサイドギヤ24から離間する方向に弾性付勢するリターンスプリング(図示省略)が介装されている。
プランジャ27は、ソレノイド29の励磁によりサイドギヤ24方向に移動し、プランジャ27の移動に伴ってプレート30が移動する。デフロック検出スイッチ45は、プレート30の移動位置を検出することで、リヤデファレンシャル装置1の差動機構のロック及びロック解除を検出する。
ソレノイド29への通電は、デフロックコントロールユニット(デフロック制御装置)40によって制御される。
デフロックコントロールユニット40は、図2に示すように、入力回路40a,マイクロコンピュータ(マイコン)40b,駆動回路40c,電流モニタ回路40dなどを含んで構成され、デフロック41による差動機構のロック/ロック解除を制御する。
ここで、デフロック41は、前述したように、ソレノイド29の通電を制御してプランジャ27を移動させ、このプランジャ27の移動位置によってデファレンシャル装置1の差動機構をロック状態とロック解除状態とに切換える装置である。
デフロックコントロールユニット40では、デフロック検出スイッチ45のON/OFF信号、ドライバが任意に操作するデフロック作動スイッチ42のON/OFF信号、車速センサ43の車速信号、変速機8の変速段を検出するシフト位置センサ44のシフト位置信号、ABSコントロールユニット35からの後輪2,3に関する車輪速情報、エンジンコントロールユニット36からのエンジントルク情報などが、入力回路40aを介してマイコン40bに入力される。
なお、ABSコントロールユニット35は、各車輪2,3,5,6に設けられた車輪速センサ31〜34の車輪速信号を入力する。
そして、ドライバによりデフロック作動スイッチ42がON操作されると、デフロックコントロールユニット40は、このデフロック作動スイッチ42のON信号を、デファレンシャル装置1の差動機構のロック操作指令として入力し、各入力信号及び入力情報に基づいてソレノイド29の通電制御(PWM制御)を行う。
尚、エンジントルク情報としては、例えば燃料噴射量、スロットル開度、吸入空気量等の情報を用いることができる。また、デフロックコントロールユニット40は、車輪速センサ31,32の検出出力をABSコントロールユニット35を介さずに直接入力することができる。
図3は、デフロックコントロールユニット40によるデフロック作動時におけるソレノイド29の目標電流の設定処理を示す。
図3において、デフロックコントロールユニット40は、時刻t1においてデフロック作動スイッチ42のON信号(ロック操作指令)を入力すると、ソレノイド29の目標電流ECtgを、0Aからプランジャ27を移動させるのに十分な大きさの駆動電流EC1(例えば、EC1=4A)にステップ的に立ち上げる。
その後、時刻t2でデフロック検出スイッチ45がOFFからONに切り替わり、リヤデファレンシャル装置1の差動機構がロック解除状態からロック状態に切り替わったことが検出されると、その後の時刻t3で、デフロックコントロールユニット40は、目標電流ECtgを、駆動電流EC1から駆動電流EC1よりも低い中間電流EC2(例えば、EC2=3A)にまでステップ的に下げる。
なお、目標電流ECtgを駆動電流EC1から中間電流EC2に下げるタイミングである時刻t3は、時刻t1から所定時間後としたり、時刻t2でデフロック検出スイッチ45がOFFからONに切り替わってから所定時間後とすることができる。更に、デフロック検出スイッチ45がOFFからONに切り替わった時刻t2で目標電流ECtgを駆動電流EC1から中間電流EC2に下げることができる。
時刻t3から所定時間が経過した時刻t4で、デフロックコントロールユニット40は、目標電流ECtgを、中間電流EC2から中間電流EC2よりも低くプランジャ27をロック位置に保持するのに十分な保持電流EC3(例えば、EC3=1A)にステップ的に下げ、ロック解除指令を入力するまで、目標電流ECtgを保持電流EC3に維持する。
そして、時刻t5で、デフロック作動スイッチ42をOFFする操作がなされ、このOFF信号(ロック解除指令)がデフロックコントロールユニット40に入力されると、デフロックコントロールユニット40は、目標電流ECtgを保持電流EC3から0Aにステップ的に下げる。
これにより、ソレノイド29への通電が遮断され、プランジャ27は、リターンスプリングの付勢力によってロック解除位置に移動し、ロック解除されると、デフロック検出スイッチ45がONからOFFに切り替わる。
つまり、目標電流ECtgは、ロック指令に基づき0Aから駆動電流EC1に立ち上がった後、中間電流EC2を経て保持電流EC3にまで時間経過と共に段階的に下げられる。
図3に示した例では、目標電流ECtgが、駆動電流EC1、中間電流EC2、保持電流EC3の順で段階的に下げられるが、駆動電流EC1よりも低く保持電流EC3よりも高い中間電流EC2としてレベルの異なる複数種を設定し、目標電流ECtgを4種類以上に切り替える構成とすることができる。
例えば、駆動電流EC1>第1中間電流EC2a>第2中間電流EC2b>保持電流EC3とし、駆動電流EC1、中間電流EC2a、中間電流EC2b、保持電流EC3の順で目標電流ECtgを駆動電流EC1から保持電流EC3に向けて段階的に下げることができる。
図4は、デフロックコントロールユニット40によるソレノイド29の通電電流の制御を示すブロック図である。
デフロックコントロールユニット40は、前述のように、駆動電流EC1から保持電流EC3に向けて段階的に下げられる目標電流ECtgに実通電電流が追従するように、ソレノイド29の通電のON/OFFをPWM制御(デューティ制御)する。
デフロックコントロールユニット40は、PWM制御において、目標電流ECtgに応じてフィードフォワード分としての基本デューティ比(基本操作量)を演算し、また、目標電流ECtgと実通電電流との比較に応じてフィードバック分としての補正デューティ比(補正操作量)を演算する。
そして、デフロックコントロールユニット40は、基本デューティ比と補正デューティ比との合計を最終的なデューティ比とし、係る最終的なデューティ比に従って、ソレノイド29の通電をスイッチングするスイッチング素子(例えば、トランジスタ)のON/OFFをPWM制御する。
また、デフロックコントロールユニット40は、補正デューティ比の演算において目標電流ECtgと実通電電流との偏差(制御エラー)を演算し、この偏差に基づき比例項及び積分項を演算し、この比例項と積分項との合計を補正デューティ比とする。つまり、デフロックコントロールユニット40は、制御エラーに基づく所謂比例積分動作(PI動作)により補正デューティ比(フィードバック分)を演算する。
以下では、図4に示した各処理ブロックを詳述する。
基本デューティ比演算部101は、前述のようにロック指令状態で駆動電流EC1から保持電流EC3に向けて段階的に下げられる目標電流ECtg(A)の情報を入力し、目標電流ECtgの情報を基本デューティ比BD(%)に変換して出力する。なお、ソノレイド29の操作量であるデューティ比はオン時間割合を示し、基本デューティ比演算部101は、目標電流ECtgが高いほどより大きな基本デューティ比BDを出力する。
補正係数演算部102は、ソレノイド29の電源電圧(バッテリ電圧)VBの情報を入力し、電源電圧(バッテリ電圧)VBの情報を補正係数HOSに変換して出力する。
ソレノイド29への通電のON/OFFを制御するデューティ比が同じでも、電源電圧VBが低下するほど通電電流が低下することになる。そこで、補正係数演算部102は、電源電圧VBが低いときほど補正係数HOSをより大きな値とし、基本デューティ比BDに補正係数HOSを乗算した結果を電源電圧VBが低いときほど大きな値に変更し、電源電圧VBの低下による通電電流の低下が抑制されるようにする。
乗算部103は、基本デューティ比演算部101が出力する基本デューティ比BDと、補正係数演算部102が出力する補正係数HOSとを入力し、基本デューティ比BDと補正係数HOSとを乗算した結果を補正後デューティ比HOSD(HOSD=BD×HOS)として出力する。
通電電流算出部104は、電流モニタ回路105(40d)の出力電圧(デジタル信号)を入力し、ソレノイド29の通電電流ECacを算出する。
偏差演算部106は、目標電流ECtgと通電電流算出部104が出力する通電電流ECac(実通電電流)とを入力し、目標電流ECtgと通電電流ECacとの偏差(制御エラー)ΔEC(偏差ΔEC=目標電流ECtg−通電電流ECac)を演算して出力する。
フィルタ部107は、偏差演算部106が出力する偏差ΔECの情報を入力し、偏差ΔECの低周波成分を出力するデジタルローパスフィルタである。
比例項演算部108は、フィルタ部107を通過した偏差ΔECの情報を入力し、入力した偏差ΔECに比例ゲイン(比例係数)KPを乗算した結果を比例項PD(%)(比例項PD=偏差ΔEC×比例ゲインKP)として出力する。
積分部109は、フィルタ部107を通過した偏差ΔECの情報を入力し、前回までの積分値に最新の偏差ΔECを加算した結果を今回の積分値として、偏差ΔECの積分値を偏差ΔECが演算される毎に更新する。
なお、偏差ΔECの積分値は、目標電流ECtgが変更されるタイミングでクリア(0にリセット)され、目標電流ECtgが一定に保持されているときの偏差ΔECが積算されるようになっている。
積分項演算部110は、積分部109が出力する偏差ΔECの積分値を入力し、入力した偏差ΔECの積分値に積分ゲイン(積分係数)KIを乗算した結果を積分項ID(%)(積分項ID=偏差ΔECの積分値×積分ゲインKI)として出力する。
第1加算部111は、乗算部103が出力する補正後デューティ比HOSDと、比例項演算部108が出力する比例項PDとを入力し、補正後デューティ比HOSDと比例項PDとの加算結果を出力する。
第2加算部112は、第1加算部111の出力と、積分項演算部110が出力する積分項IDとを入力し、第1加算部111の出力つまり補正後デューティ比HOSDと比例項PDとの加算結果に更に積分項IDを加算した結果を、デューティ比D0として出力する。
つまり、デューティ比D0は、D0=基本デューティ比BD×補正係数HOS+比例項PD+積分項IDとして算出され、「基本デューティ比BD×補正係数HOS」がフィードフォワード分としての基本デューティ比に相当し、「比例項PD+積分項ID」がフィードバック分としての補正デューティ比に相当する。
上限リミット処理部113は、第2加算部112から出力されるデューティ比D0を入力し、所定の上限リミット処理期間においては、入力したデューティ比D0が上限値Dmaxよりも大きい場合には入力値に代えて上限値Dmaxを最終的なデューティDとして出力し、入力したデューティ比D0が上限値Dmax以下である場合には入力値をそのまま最終的なデューティDとして出力することで、最終的なデューティ比Dを上限値Dmax以下に制限する上限リミット処理を実施する。
一方、上限リミット処理部113は、所定の上限リミット処理期間以外の期間、つまり、上限リミット処理を実施しないキャンセル期間では、第2加算部112から入力したデューティ比D0をそのまま最終的なデューティDとして出力する。
ラッチ&カウント処理部114は、上限リミット処理部113に上限値Dmaxを出力し、また、上限リミット処理部113に上限値Dmaxによる上限リミット処理の実行期間を指令する。なお、ラッチ&カウント処理部114における上限値Dmaxの設定処理及び上限リミット処理の実行期間の指令処理については、後で詳細に説明する。
デューティ変換部115は、上限リミット処理部113が出力するデューティ比D(%)を入力し、デューティ比Dに見合うPWM1周期当たりの通電時間に変換して出力する。つまり、デューティ変換部115は、PWM制御周期毎にデューティ比Dに見合う時間だけソレノイド29に通電させる通電制御用のパルス信号を生成して出力する。
そして、デューティ変換部115から出力されるパルス信号(PWM制御信号)によって、ソレノイド29の通電をスイッチングする手段のON/OFFを制御して、ソレノイド29の通電電流が制御される。
図5のフローチャートは、デフロックコントロールユニット40によるソレノイド29のデューティ比(操作量)の制限処理、つまり、前述した上限リミット処理部113及びラッチ&カウント処理部114の処理の流れを詳述するものである。
なお、図5のフローチャートに示すルーチンは、デフロックコントロールユニット40により所定時間毎の割り込み処理によって実施される。
ステップS301で、デフロックコントロールユニット40は、目標電流ECtgがステップ的に低下したタイミングであるか否かを判断する。
例えば、図3に示したように目標電流ECtgを段階的に低下させる場合、駆動電流EC1から中間電流EC2に目標電流ECtgを下げたとき、及び、中間電流EC2から保持電流EC3に下げたときが、目標電流ECtgのステップ的な低下タイミングに相当する。
デフロックコントロールユニット40は、ステップS301で、目標電流ECtgがステップ的に下げられたことを検出すると、ステップS302に進み、ラッチフラグを立ち上げ(ラッチフラグに1をセットし)、次のステップS303では、タイマに初期値をセットする。
なお、ラッチフラグは初期値が0であり、後述するように、ラッチフラグが1であるときがデューティ比の上限リミット処理の実行期間である。
更に、デフロックコントロールユニット40は、ステップS304に進み、現時点(目標電流ECtgがステップ的に下げられる直前)の最終的なデューティ比Dを、上限値Dmaxに設定する。
詳細には、デフロックコントロールユニット40は、偏差ΔECの積分値がリセットされる直前であって、かつ、基本デューティ比BDの演算に用いられる目標電流ECtgが下げられる直前での最終的なデューティ比Dを、上限値Dmaxに設定する。換言すれば、デフロックコントロールユニット40は、前回までの目標電流ECtgに実通電電流ECacが収束している状態での最終的なデューティ比Dを上限値Dmaxに設定する。
デフロックコントロールユニット40は、ステップS304で上限値Dmaxを設定した後、及び、ステップS301で目標電流ECtgのステップ的な低下タイミングではない(つまり、目標電流ECtgが前回から変化していない)と判断した場合、ステップS305へ進む。
ステップS305で、デフロックコントロールユニット40は、ラッチフラグが立ち上がっているか否か(ラッチフラグが1であるか否か)を判断する。
そして、ラッチフラグ=1であれば、デフロックコントロールユニット40はステップS306へ進み、タイマの値を前回値から所定値だけ減算する処理を実施し、ラッチフラグを立ち上げてから(換言すれば、目標電流ECtgが下げられたタイミングから)本ルーチンの実行周期毎にタイマの値を一定速度で漸減させる。
つまり、タイマの値が零にまで低下した時点は、目標電流ECtgが下げられたタイミングから所定時間が経過した時点であることになる。
デフロックコントロールユニット40は、ステップS306でタイマの減算処理を行うと、次にステップS307へ進み、タイマが零にまで減算されたか否かを判断する。
デフロックコントロールユニット40は、タイマが零にまで減算されていないと判断すると、ステップS308へ進み、デューティ比D0(D0=基本デューティ比BD×補正係数HOS+比例項PD+積分項ID)と、目標電流ECtgが下げられたタイミングにおいてステップS304で設定した上限値Dmaxとを比較する。
そして、デフロックコントロールユニット40は、デューティ比D0≦上限値Dmaxであると判断すると、ステップS309へ進み、デューティ比D0をそのままソレノイド29のPWM制御に用いる最終的なデューティDに設定する。
また、デフロックコントロールユニット40は、デューティ比D0>上限値Dmaxであると判断すると、ステップS310へ進み、デューティ比D0に代えて上限値Dmaxをソレノイド29のPWM制御に用いる最終的なデューティDに設定することで、最終的なデューティDが上限値Dmaxを超えないようにする。
一方、デフロックコントロールユニット40は、ステップS307で、タイマの値を零にまで減算したことを検出すると、ステップS311へ進み、ラッチフラグを落とす(零にリセットする)処理を実施する。つまり、ラッチフラグは、目標電流ECtgが下げられたタイミングで立ち上げられ、立ち上げられてから所定時間が経過すると零にリセットされる。
そして、デフロックコントロールユニット40は、ステップS301で目標電流ECtgの変化がないと判断したときに、ステップS305へ進み、このステップS305でラッチフラグ=0であると判断すると、ステップS312に進んで、デューティ比D0をソレノイド29のPWM制御に用いる最終的なデューティDに設定する処理を実行する。
つまり、ラッチフラグ=1である期間、換言すれば、目標電流ECtgが下げられたタイミングから所定時間内であれば、最終的なデューティDが上限値Dmaxを超えないようにするリミット処理が実施され、上限値Dmax以下であるデューティ比Dに従ってソレノイド29の通電がPWM制御される。また、ラッチフラグ=0である期間では、最終的なデューティDが上限値Dmaxを超えないようにするリミット処理がキャンセルされ、デューティ比D0に従ってソレノイド29の通電をPWM制御する。
例えば、図3に示すようにして目標電流ECtgが段階的に下げられる場合、目標電流ECtgが駆動電流EC1に設定される間では、ラッチフラグ=0であって上限値Dmaxに基づくリミット処理はキャンセルされる。
また、目標電流ECtgが駆動電流EC1から中間電流EC2に下げられた当初の所定時間では、目標電流ECtgが駆動電流EC1であったときのデューティ比Dを上限値Dmaxとしてリミット処理が実施され、目標電流ECtgが中間電流EC2に下げられてから所定時間が経過すると再度リミット処理はキャンセルされるようになる。
そして、目標電流ECtgが中間電流EC2から保持電流EC3に下げられると、今度は中間電流EC2でのデューティ比Dを上限値Dmaxとして、目標電流ECtgが保持電流EC3に下げられてから所定時間内でリミット処理が実施され、目標電流ECtgが保持電流EC3に下げられてから所定時間が経過するとリミット処理がキャンセルされる。
このように、デフロックコントロールユニット40は、目標電流ECtgを下げたときに、下げる前よりもデューティ比D(操作量)が増大することを、上限値Dmaxによるリミット処理で抑制する。
基本デューティ比演算部101における目標電流ECtgと基本デューティ比BDとの相関は所定の温度条件で適合され、この適合温度よりも低い温度条件では、ソレノイド29の抵抗が小さくなるため、適合温度のときと同じ基本デューティ比BDでソレノイド29の通電を制御すると、実際の通電電流は目標電流ECtgよりも高くなってしまう。
この基本デューティ比BDでの通電制御で実際の通電電流が目標電流ECtgよりも高くなってしまう状態は、図6に示したように、補正デューティ比(比例項PD+積分項ID)によるデューティ比の減少補正(フィードバック制御)で修正され、実際の通電電流は目標電流ECtg付近に収束することになる。
しかし、補正デューティ比によってデューティ比Dを低く補正している状態で(図6の時刻t3で)目標電流ECtgが下げられると、デューティ比の減少補正を担っていた積分項IDがリセットされる結果、目標電流ECtgの低下に伴って基本デューティ比BDが低下するのに、最終的なデューティ比Dが目標電流ECtgを低下させる前よりも高くなってしまうことがある。
この場合、目標電流ECtgを低下させたのに逆にソレノイド29の通電電流が過渡的に上昇することになり、その後、補正デューティ比(比例項PD+積分項ID)による減少補正分が増大することで、低下後の目標電流ECtg(中間電流EC2)に収束することになる。
上記のようにして、目標電流ECtgを低下させたときに低下前よりもソレノイド29の通電電流が過渡的に上昇すると、作動異音が発生したり、電力が無駄に消費されたり、更に、ソレノイドの発熱量が多くなるという問題を生じる。
そこで、デフロックコントロールユニット40は、図7に示すように、目標電流ECtgを低下させるときに、低下前の最終的なデューティ比Dを上限値Dmaxとし、目標電流ECtgを低下させた後の所定期間で最終的なデューティ比Dがこの上限値Dmaxを超えないように制限することで、低温条件において目標電流ECtgを低下させたときに、最終的なデューティ比D(ソレノイド操作量)が増大変化することを抑制する。
これにより、低温条件でのデフロック処理において目標電流ECtgを段階的に低下させるときに、低下前よりもソレノイド29の通電電流が過渡的に上昇することを抑制でき、以って、作動異音の発生や、電力の無駄な消費、更に、ソレノイドの発熱量の増大を抑制できる。
なお、目標電流ECtgの低下させた後、補正デューティ比(比例項PD+積分項ID)が基本デューティBDの過剰分を補正できる程度までに変化すれば、上限値Dmaxによる制限は不要となる。そこで、前記タイマの初期値(つまり上限値Dmaxによる制限の実施時間)は、補正デューティ比(比例項PD+積分項ID)が収束し、上限値Dmaxによる制限は不要になると推測される時間に応じて設定される。つまり、上限値Dmaxによる制限の実施時間は、フィードバック補正の応答速度に応じて設定される。
また、上限値Dmaxは、目標電流ECtgを低下させる直前の最終的なデューティ比Dに一致させる構成に限定されるものではなく、目標電流ECtgを低下させる直前の最終的なデューティ比Dを含む所定範囲内の値とすることができる。例えば、通電電流の増大として許容できる範囲内であれば目標電流ECtgを低下させる直前の最終的なデューティ比Dよりも上の値に設定することができ、また、低下した後の目標電流ECtgに見合う最終的なデューティ比Dを下回らない範囲内で、上限値Dmaxを、目標電流ECtgを低下させる直前の最終的なデューティ比Dよりも下の値とすることができる。
また、上限値Dmaxによるデューティ比の制限は、目標電流ECtgを低下させる直前の最終的なデューティ比Dよりも、目標電流ECtgを低下させた後の基本デューティ比BDが高い場合に実効があり、これは、目標電流ECtgの低下幅が小さい場合に上限値Dmaxによる制限が有効に作用し、目標電流ECtgの低下幅が大きくなると上限値Dmaxによる制限が不要となる場合があることを示す。
従って、目標電流ECtgを段階的に低下させるときに、目標電流ECtgを低下させるステップ幅が所定よりも小さいときに上限値Dmaxによる制限を実施し、前記ステップ幅が所定よりも大きいときに上限値Dmaxによる制限をキャンセルすることができる。
例えば、図3に示した例において、目標電流ECtgを駆動電流EC1から中間電流EC2に低下させるときに上限値Dmaxによる制限を実施する構成とし、目標電流ECtgを中間電流EC2から保持電流EC3に低下させるときには上限値Dmaxによる制限を実施しないものとし、図5のフローチャートのステップS301の判断を、駆動電流EC1から中間電流EC2への切り替え時であるか否かの判断に置き換えることができる。
また、上限値Dmaxは、目標電流ECtgを低下させる直前の最終的なデューティ比Dに基づいて設定した値を保持する構成に限定されず、例えば、時間経過に伴って低下させることができる。
ところで、目標電流ECtgを段階的に低下させるときに、最終的なデューティ比Dが目標電流ECtgを低下させる前よりも増加してしまうという事象は、前述のように、温度低下に伴って実通電電流と基本デューティ比BD(フィードフォワード分)との相関が変化し、目標電流ECtgに応じて設定される基本デューティ比BDが低温条件で過大な値になり、この過大なデューティ比を補正デューティ比(フィードバック分)で補正する必要が生じることで発生する。
従って、目標電流ECtgに基づく基本デューティ比BDの設定特性を温度条件の変化に応じて変更できるようにし、温度低下したときに基本デューティ比BDを低く変更すれば、目標電流ECtgを段階的に低下させるときに、最終的なデューティ比Dが目標電流ECtgを低下させる前よりも増加することを抑制できることになる。
図8のブロック図は、目標電流ECtgに基づく基本デューティ比BDの設定特性を温度条件の変化に応じて変更する機能をデフロックコントロールユニット40が備える場合における、ソレノイド29の通電電流の制御を示すブロック図である。
なお、図8において、図4に示したブロックと同じ機能のブロックについては同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
図8のブロック図は、上限リミット処理部113及びラッチ&カウント処理部114を備えず代わりに温度補正部120を備える点が図4のブロック図と異なり、第2加算部112の出力が最終的なデューティ比Dとなる。
温度補正部120は、第2加算部112から出力される最終的なデューティ比Dの情報と、通電電流算出部104から出力される通電電流ECac(実通電電流)の情報とを入力する。
ソレノイド29の温度が低下して抵抗値が低下すると、目標電流ECtgに略一致する通電電流ECac(実通電電流)とするためのデューティ比Dは低下することになるから、温度補正部120は、最終的なデューティ比Dと係るデューティ比Dでソレノイド29の通電を制御したときの実通電電流との相関から、ソレノイド29の温度を推定できることになる。
つまり、標準温度の条件で目標電流ECtgに制御できる値として適合したデューティ比に対し、実際に必要とされたデューティ比が小さいほど、そのときのソレノイド29の温度は標準温度よりもより低いものと推定できる。
そこで、温度補正部120は、最終的なデューティ比Dとそのときの通電電流ECac(実通電電流)とからソレノイド29の温度を推定(検出)する。
そして、温度補正部120は、推定したソレノイド29の温度に基づいて、基本デューティ比演算部101で演算された基本デューティ比BDを補正するための補正係数THOSを演算して出力する。
前記補正係数THOSは、ソレノイド29の温度が低いほど小さい値として設定され、基本デューティ比演算部101が適合する標準温度よりもソレノイド29の温度が低いと、基本デューティ比演算部101で演算された基本デューティ比BDをより低い値に補正するようにしてある。
温度補正部120が出力する補正係数THOSは乗算部103に入力され、乗算部103は、基本デューティ比演算部101が出力する基本デューティ比BDに、補正係数演算部102が出力する電源電圧VBに応じた補正係数HOSと、温度補正部120が出力するソレノイド29の温度に応じた補正係数THOSとを乗算し、この乗算結果を補正後デューティ比HOSD(HOSD=BD×HOS×THOS)として出力する。
上記のようにして、基本デューティ比BD(フィードフォワード分)を、ソレノイド29の温度低下に応じて低く補正すれば、補正後の基本デューティ比BDはそのときの目標電流ECtgに制御できるデューティ比に近づくことになるから、補正デューティ比(フィードバック分=比例項PD+積分項ID)による補正代を小さくできる。
従って、目標電流ECtgを低下させるときに、基本デューティ比BDを切り替えかつ補正デューティ比の積分項IDをクリアしても、温度に応じた補正を行わない場合に比べて最終的なデューティ比Dの増大変化を小さく制限することができる。
これにより、低温条件でのデフロック処理において目標電流ECtgを段階的に低下させるときに、低下前よりもソレノイド29の通電電流が過渡的に上昇することを抑制でき、以って、作動異音の発生や、電力の無駄な消費、更に、ソレノイドの発熱量の増大を抑制できる。
なお、ソレノイド29の温度は、温度センサを用いて検出することができ、温度センサとして、ソレノイド29の温度を検出するセンサの他、ソレノイド29の温度に相関する温度を検出するセンサ(例えば油温センサなど)を用いることができる。
また、図8のブロック図に示したソレノイド29の温度(検出値又は推定値)に基づく基本デューティ比BDの補正処理と、図4のブロック図に示した目標電流ECtgの低下前のデューティ比に応じた上限値Dmaxによる制限処理との双方を実施することができる。
また、図4のブロック図に示した目標電流ECtgの低下前のデューティ比に応じた上限値Dmaxによる制限処理を、ソレノイド29の温度が設定温度を下回る場合に実施させることができる。
以上、好ましい実施形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば種々の変形態様を採り得ることは自明である。
1…リヤデファレンシャル装置、27…プランジャ、29…ソレノイド、40…デフロックコントロールユニット

Claims (5)

  1. 車両のデファレンシャル装置の差動機構のロックをソレノイドを用いて行うデフロック制御装置であって、前記差動機構のロック指令に基づき前記ソレノイドの通電電流を駆動電流に立ち上げた後前記駆動電流よりも低い保持電流に向けて段階的に低下させるように、前記ソレノイドの実通電電流に応じて前記ソレノイドの操作量を制御するデフロック制御装置において、
    前記ソレノイドの通電電流を低下させるときに前記ソレノイドの操作量の増大変化を制限する、デフロック制御装置。
  2. 前記ソレノイドの通電電流を低下させるときの操作量が、前記ソレノイドの通電電流を低下させる前の操作量を超えないように制限する、請求項1記載のデフロック制御装置。
  3. 前記上限値に基づく操作量の制限を、前記ソレノイドの通電電流を低下させるタイミングから所定時間実施する、請求項2記載のデフロック制御装置。
  4. 前記操作量が、前記通電電流の目標値に応じた基本操作量と、前記目標値と実通電電流とに応じた補正操作量とで設定され、
    前記基本操作量を前記ソレノイドの温度低下に応じて小さく変更する、請求項1から3のいずれか1つに記載のデフロック制御装置。
  5. 前記ソレノイドの操作量と前記ソレノイドの実通電電流とから前記ソレノイドの温度を求める、請求項4記載のデフロック制御装置。
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