JP2015098841A - 電磁アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関のバルブリフト調整装置に適用される電磁アクチュエータにおいて、設置スペース及び規制ピンに作用する応力を低減する電磁アクチュエータを提供する。
【解決手段】電磁アクチュエータの規制ピン601は、基端側から先端側に向かって順に摺動部64、くびれ部651、及び、くびれ部651から先端側に向かって拡径するテーパ部661を有している。摺動部64の外径をD1、くびれ部651の最小外径をD2、テーパ部661の最大外径をD3とすると、「D1>D2、D3>D2、D1≧D3」の関係が成立している。また、規制ピン601が後退したとき、くびれ部651が軸受け部722に入り込む。これにより、規制ピン601の前進時における突出量を小さくすることができ、電磁アクチュエータとスライダとの距離を近づけ、設置スペースを低減することができる。また、規制ピン601の先端に作用する曲げ応力を低減することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関のバルブリフト調整装置に適用され、規制ピンを前進させて係合溝に係合させることでスライダの位置を切り替える電磁アクチュエータに関する。
従来、内燃機関の吸気バルブ又は排気バルブのリフト量を調整するバルブリフト調整装置において、カムシャフトと共に回転しつつカムシャフトに対し軸方向に相対移動可能に設けられたスライダの位置を切り替えるものが知られている。また、スライダの位置を切り替える手段として、電磁力によって規制ピンを作動させ、スライダに形成された係合溝に規制ピンの先端部を係合させる電磁アクチュエータが知られている。
例えば特許文献1に記載の電磁アクチュエータは、コイルに通電すると、作動時の衝撃によって永久磁石が割れることを防止しつつ、永久磁石の磁力が電磁力と反発することによって規制ピンが作動する。
特開2013−217265号公報
規制ピンは、前進したときスライダの係合溝に確実に係合した状態を維持することが要求される。そのため、コイルへ通電した時に高速で作動した規制ピンが衝撃によって跳ね返されることや、カムシャフトの回転に伴うばたつきによって規制ピンが係合溝から脱離することを防止する必要がある。
そこで、スライダの係合溝の溝幅を、溝の口元よりも溝底の方が大きくなるように形成し、一方、規制ピンの先端部の形状を、基端側から先端側に向かって係合溝の形状に対応して拡径するように構成することで、規制ピンの係合溝からの脱離を防止するという構成が考えられる。
しかし、ストレート状の規制ピンの先端に単純に拡径部を設けようとすると、規制ピンの後退時に拡径部の全体がそっくりスリーブの端面から突出した状態となる。そのため、電磁アクチュエータとスライダとの距離を遠ざけ、拡径部分のスペースを確保する必要がある。また、規制ピンの前進時には突出量がさらに大きくなり、規制ピンの先端部に作用する曲げ応力が増加する。さらに、電磁アクチュエータの組立工程において、スリーブに対する規制ピンの挿入方向が端面側からの一方向に限られることとなる。
本発明は、上述の問題に鑑みて創作されたものであり、その目的は、内燃機関のバルブリフト調整装置に適用される電磁アクチュエータにおいて、スライダの係合溝からの規制ピンの脱離を防止し、且つ、設置スペース及び規制ピンに作用する応力を低減する電磁アクチュエータを提供することにある。
本発明は、内燃機関のバルブリフト調整装置に適用され、永久磁石の磁石吸着力とコイルの通電によって発生する電磁力とを利用して規制ピンを作動させ、スライダに形成された係合溝に規制ピンの先端部を係合させる電磁アクチュエータにおいて、規制ピンの形状に特徴を有している。
本発明の規制ピンは、基端側から先端側に向かって順に、スリーブの軸受け部に沿って摺動可能な摺動部、摺動部に対し径内方向に凹んだくびれ部、及び、くびれ部から先端側に向かって拡径する拡径部を有している。
摺動部の外径をD1、くびれ部の最小外径をD2、拡径部の最大外径をD3とすると、
D1>D2、D3>D2、D1≧D3
の関係が成立している。
また、規制ピンが後退した時、くびれ部が軸受け部に入り込むことを特徴とする。
本発明の構成によると、規制ピンを前進させスライダの係合溝に係合させたとき、拡径部が係合溝に引っ掛かって外れなくなる。したがって、作動時の衝撃によるはね返りやカムシャフトの回転に伴うばたつきによって規制ピンが係合溝から脱離することを防止することができる。
また、本発明では、摺動部と拡径部との間にくびれ部を設け、拡径部の最大外径D3が摺動部の外径D1以下になるように設定しており、拡径部が軸受け部を通過可能である。そして、規制ピンの後退時に、くびれ部が軸受け部の内側に入り込む。
これにより、規制ピンの突出量を小さくすることができるため、電磁アクチュエータとスライダとの距離を近づけ、設置スペースを低減することができる。また、規制ピンの先端に作用する曲げ応力を低減することができる。さらに、規制ピンをスリーブに対してどちらの方向からでも挿入可能となるため、組立作業の自由度が増す。
ところで、くびれ部に異物が付着した状態や、規制ピンの先端が打痕等により変形した状態で規制ピンを後退させると、軸受け部との間に異物や変形部分が噛み込み、規制ピンがロックするおそれがある。
そこで、規制ピンが後退した時、軸受け部に完全に入り込むのでなく、先端面がスリーブの端面から少し突出している状態にすることが好ましい。これにより、異物や変形による規制ピンのロックを防止することができる。
拡径部の具体的な形状は、軸方向断面において外径が直線的に変化するテーパ部であってもよく、或いは外径が曲線的に変化するものでもよい。また、拡径部よりもさらに先端側に、拡径部の最大外径D3以下の外径を有する延長部を設けてもよい。拡径部をテーパ部として構成する場合、規制ピン、及び、対応するスライダの係合溝の加工や寸法検査が容易である。
本発明の第1実施形態による電磁アクチュエータの非通電時(規制ピン後退時)の全体断面図である。 本発明の第1実施形態による規制ピンの先端部の模式図である。 本発明の第1実施形態による電磁アクチュエータが適用されるスライダの係合溝を示す展開図である。 本発明の第1実施形態による電磁アクチュエータの(a)規制ピン後退時、(b)前進時の要部断面図である。 本発明の第2実施形態による電磁アクチュエータの要部断面図である。 本発明の第3実施形態による規制ピンの先端部の模式図である。 (a)本発明の第4実施形態による規制ピンの先端部の模式図である。 (b)同第4実施形態による電磁アクチュエータの要部断面図である。 本発明の第5実施形態による電磁アクチュエータの要部断面図である。 比較例の電磁アクチュエータの(a)規制ピン後退時、(b)前進時の要部断面図である。
以下、本発明の実施形態による電磁アクチュエータを図面に基づいて説明する。複数の実施形態において実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
この電磁アクチュエータは、特許文献1(特開2013−217265号公報)に開示されたとおり、カムシャフトと共に回転するスライダに一体に設けられたカムによって、内燃機関の吸気バルブ又は排気バルブのリフト量を調整するバルブリフト調整装置に適用される。
バルブリフト調整装置のスライダは、カムシャフトと共に回転しつつカムシャフトに対し軸方向に相対移動可能に設けられており、回転角度に応じて軸方向位置が徐変する係合溝が外周に形成されている。電磁アクチュエータは、制御手段から指令されたタイミングに規制ピンを前進させ、規制ピンの先端部をスライダの係合溝に係合させることで、スライダを回転に伴って軸方向に移動させる。また、規制ピンの先端部を係合溝から離間させるときには、カムシャフトのトルクによって規制ピンが押し戻される。
バルブリフト調整装置の詳細な構成や作動に関しては特許文献1のとおりであるので、ここでは説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による電磁アクチュエータの構成について、図1、図2を参照して説明する。ここで、規制ピンの構成を除く全体構成は、特許文献1の図7に開示された構成とほぼ同様である。以下の実施形態の説明において、本発明の特徴との関連性が低い部分についての説明を適宜省略する。
図1に示すように、電磁アクチュエータ40は、永久磁石41、コイル42、リアステータ43、フロントステータ44、ヨーク46、ホルダ47、プランジャ50、規制ピン601、スリーブ701、スプリング75等を備えている。これらの部材は、共通の中心軸Oに対して同軸に組み付けられている。
プランジャ50と規制ピン601とは一体に結合され、最後退位置から最前進位置まで、他の部材に対して往復移動する。以下の説明で、「前進方向」または「前方」は、図1の下方向に対応し、「後退方向」または「後方」は、図1の上方向に対応する。
永久磁石41は、プランジャ50に対して規制ピン601の基端側に固定され、磁石吸着力によってプランジャ50の被吸着面511を後退方向に吸引し、かつ最後退位置で吸着保持する。
コイル42は、図示しないコネクタを経由して通電されることにより、プランジャ50を前進方向に吸引する電磁力を発生する。
リアステータ43及びフロントステータ44は、磁性体で形成され、それぞれ、コイル42の軸方向端部及び径内方向の一部を覆う。リアステータ43とフロントステータ44との間には、間隙部45が形成される。
リアステータ43及びフロントステータ44は、内壁に沿ってプランジャ50の筒部52を摺動させるとともに、通電によりコイル42が発生した磁束の伝達経路を構成する。このとき、間隙部45が形成されることにより、磁束は、リアステータ43からプランジャ50を経由してフロントステータ44に流れる。
ヨーク46は、磁性体で筒状に形成され、コイル42の径外方向を覆っている。ヨーク46は、リアステータ43及びフロントステータ44と共に、通電によりコイル42が発生した磁束の伝達経路を構成する。
ヨーク46の後方の開口461には、永久磁石41を収容する有底筒状のホルダ47が接合されている。ホルダ47は、磁性体で形成され、プランジャ50の被吸着面511と対向する側が開口している。
プランジャ50は、磁性体で形成され、後方の端部に形成された大径のフランジ部51と、フランジ部51から前方の端部まで一定の径で延びる筒部52とからなっている。
フランジ部51の永久磁石41側の被吸着面511は、永久磁石41の磁石吸着力の作用を常に受ける。筒部52の外壁521は、リアステータ43及びフロントステータ44の内壁に沿って摺動する。筒部52の連結穴522は、規制ピン601の連結部61が挿入され、プランジャ50と規制ピン601とが一体に結合される。筒部52の先端面523には、規制ピン601のスプリング挿着部62の突当て面621が当接する。
規制ピン601は、基端側から、プランジャ50に連結される連結部61、スプリング75が外挿されるスプリング挿着部62、ストッパ部63、摺動部64、くびれ部651及びテーパ部661の順に中心軸O上に同軸に形成されている。
ストッパ部63は、摺動部64よりも大径に形成されている。ストッパ部63の基端側の段差面631は、スプリング75の前方の端部を支持する座面を構成する。ストッパ部63の先端側の段差面632は、規制ピン601が前進した時、スリーブ701の収容穴721の底724に当接し、前進限のストロークを規制する。
摺動部64は、ストレート状であり、スリーブ701の軸受け部722に沿って摺動可能である。くびれ部651は、摺動部64に対し径内方向に凹んでいる。テーパ部661は、くびれ部651から先端側に向かってテーパ状に拡径しており、特許請求の範囲に記載の「拡径部」に相当する。
ここで、摺動部64、くびれ部651及びテーパ部661の外径寸法に関し、図2を参照する。図2に示すように、摺動部64の外径をD1、くびれ部651の最小外径をD2、テーパ部661の最大外径をD3とすると、D1はD2より大きく、D3はD2より大きく、且つ、D3はD1以下である。すなわち、式(1)−(3)の関係が成立している。なお、第1実施形態ではテーパ部661の先端径が最大外径D3に相当する。
D1>D2 ・・・(1)
D3>D2 ・・・(2)
D1≧D3 ・・・(3)
したがって、最大外径D3は、軸受け部722を通過可能である。
また、規制ピン601の後退時に、先端面681は、スリーブ701の端面723から突出している。これにより、軸受け部722の開口に面する内壁部分(図中E部)には、テーパ部661との間に隙間が形成される。この隙間は、くびれ部651に付着した異物やテーパ部661の先端に生じた変形が、規制ピン601の後退時に軸受け部722に噛み込み、規制ピン601がロックすることを防止する。
この突出量Hr1は、テーパ部661の角度や想定される異物の大きさ、変形の程度等によって適宜設定してよい。ただし、突出量を大きくし過ぎると、後述のように設置スペースや規制ピン601の強度の点で不利となるため、必要最小限とすることが好ましい。
スリーブ701は、フランジ部71と本体部72とから構成されている。
フランジ部71は、径外壁がヨーク46の前方の開口462に接合されている。また、フランジ部71の後方の端面は、周縁部がフロントステータ44に当接し、周縁部の内側に、スプリング押さえ板76を収容する凹部711が形成されている。
本体部72は、規制ピン601及びスプリング75を収容する収容穴721と、規制ピン601の摺動部64をガイドする軸受け部722とが形成されている。本実施形態におけるスリーブ701は、規制ピン601のガイド部材としての機能が主要な機能である。
スプリング75は、規制ピン601のスプリング挿着部62に外挿され、両端がスプリング押さえ板76と規制ピン601のストッパ部63との間に支持される。スプリング75は、スプリング力によって規制ピン601を前進方向に付勢する。
スプリング押さえ板76は、スリーブ701のフランジ部71の凹部711に収容され、スプリング75の後方の端部を支持する。
次に、電磁アクチュエータ40の作動について、図1及び図4を参照して説明する。
図1及び図4(a)に示すコイル42の非通電時には、永久磁石41による磁石吸着力がプランジャ50を後退させる方向に作用し、スプリング75によるスプリング力がプランジャ50を前進させる方向に作用する。最後退位置では、磁石吸着力がスプリング力を上回るように設定されるため、プランジャ50は永久磁石41に吸着保持される。
一方、コイル42の通電時には、コイル42が発生した電磁力が、永久磁石41による磁石吸着力を打ち消すようにプランジャ50に作用する。その結果、電磁力とスプリング力との合力が磁石吸着力を上回ると、プランジャ50は、永久磁石41との吸着が引き剥がされて前進する。仮に、前進途中に電磁力がゼロまたはゼロに近い値となっても、プランジャ50は、図4(b)に示すように、ストッパ部63が収容穴721の底724に当接する位置までスプリング力で前進する。
その後、スライダの回転に伴って係合溝の溝底が浅くなることにより、規制ピン601は、磁石吸着力がスプリング力を上回る位置まで押し戻されると、磁石吸着力によって最後退位置まで吸引されて後退する。
ここで、本実施形態の電磁アクチュエータ401が適用されるバルブリフト調整装置のスライダの構成について、図3、図4を参照する。図3は、スライダの回転軸Axの周りに外周面の一部を展開した図である。
図3、図4に示すように、スライダ21の外周には、規制ピン601の先端部が係合することで、スライダ21を軸方向に移動させるための係合溝14が形成されている。係合溝14は、規制ピン601が挿入される挿入部141では、口元の溝幅と溝底の溝幅とが等しい内壁142が形成されており、それ以外の係合部143では、口元の溝幅W1が溝底の溝幅W2より狭くなるように傾斜した内壁144が形成されている。
係合部143における口元の溝幅W1は、テーパ部661の最大外径D3より小さく、溝底の溝幅W2は、テーパ部661の最大外径D3より大きい。また、挿入部141の溝幅は、口元、溝底ともにW2相当である。つまり、係合溝14の溝幅は、
W1<D3<W2
となるように設定されている。
したがって、図4(b)に示すように、規制ピン601が突出量Hf1の位置まで前進して係合溝14の挿入部141に嵌合した後、スライダ21が回転し、係合部143に移行した状態では、テーパ部661が内壁144に引っ掛かり、外れなくなる、よって、係合溝14からの規制ピン601の脱離が防止される。
本実施形態の電磁アクチュエータ401の作用効果について説明する。
(A)本実施形態では、規制ピン601の先端部に「拡径部」としてのテーパ部661が形成されているため、テーパ部661が前進し、スライダ21の係合溝14に係合した時、テーパ部661が内壁144に引っ掛かり、外れなくなる、よって、作動時の衝撃によるはね返りやカムシャフトの回転に伴うばたつきによって規制ピン601が係合溝14から脱離することを防止することができる。
(B)本実施形態では、摺動部64とテーパ部661との間にくびれ部651を設け、テーパ部661の最大外径D3が摺動部64の外径D1以下になるように設定している。また、規制ピン601の後退時にくびれ部651が軸受け部722の内側に入り込む。この構成による作用効果について、図9に示す比較例の電磁アクチュエータ409と図4に示す本実施形態とを対比して説明する。
なお、図9において、スリーブ701の軸受け部722の長さは図4よりも短く図示されているが、軸受け部722の機能自体は同一であるため、同じ符号を付してある。
比較例の規制ピン609は、先端にテーパ部669を有し、上記(A)と同様の効果を奏するものである。ただし、比較例の規制ピン609は、くびれ部を有しておらず、摺動部64から直接先端に向かって拡径するテーパ部669が形成されている。したがって、テーパ部669の最大外径D9は、必然的に摺動部64の外径D1よりも大きくなる。
そのため、図9(a)に示すように、規制ピン609の後退時に、テーパ部669全体がそっくりスリーブ701の端面723から外に突出した状態となる。テーパ部669の角度が本実施形態のテーパ部661の角度と同等であるとすれば、比較例の突出量Hr9は、本実施形態の突出量Hr1に比べて格段に大きくなる。さらに、図9(b)に示すように、規制ピン609が前進し、係合溝14に係合する状態では、比較例の突出量Hf9は相当に大きなものとなる。
したがって、比較例の構成では、バルブリフト調整装置において電磁アクチュエータ409とスライダ21との距離を遠ざけ、テーパ部669分のスペースを確保する必要がある。また、規制ピン609の前進時突出量Hf9が大きいため、先端部に作用する曲げ応力が増加し、強度不足による折損のおそれが生じる。さらに、電磁アクチュエータ409の組立工程において、スリーブ701に対する規制ピン609の挿入方向が端面723側からの一方向に限られることとなる。
この比較例に対し、本実施形態では、上記構成により規制ピン601の後退時にテーパ部661が軸受け部722を通過可能であり、また、少なくともくびれ部651が軸受け部722の内側に入り込む位置まで規制ピン601を後退させる。
これにより、本実施形態では、バルブリフト調整装置において電磁アクチュエータ401とスライダ21との距離を近づけ、設置スペースを低減することができる。また、規制ピン601の前進時突出量Hf1が小さいため、先端部に作用する曲げ応力が比較的小さくなり、要求強度の確保が有利となる。さらに、電磁アクチュエータ401の組立工程において、規制ピン601をスリーブ701に対してどちら側からでも挿入可能であり、組立作業の自由度が増す。
(C)仮に、くびれ部651に異物が付着した状態や、規制ピン601の先端が打痕等により変形した状態で規制ピン601を後退させると、軸受け部722との間に異物や変形部分が噛み込み、規制ピン601がロックするおそれがある。
そこで本実施形態では、規制ピン601が後退した時、軸受け部722に完全に入り込むのでなく、先端面681がスリーブ701の端面723から少し突出している状態にする。これにより、異物や変形によって規制ピン601が軸受け部722に噛み込み、ロックすることを防止することができる。
(D)本実施形態では、軸方向断面において外径が直線的に変化するテーパ部661によって「拡径部」を構成している。そのため、例えば、軸方向断面において外径が曲線的に変化する拡径部に比べ、規制ピン601、及び、対応するスライダ21の係合溝14の加工や寸法検査が容易である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について、規制ピン後退時の図である図5を参照して説明する。
図5に示すように、第2実施形態の規制ピン602は、後退時の先端面682の位置がスリーブ701の端面723から突出していない点のみが第1実施形態と異なる。図5では、規制ピン602の後退時の先端面682とスリーブ701の端面723とが同一の位置にある例を示している。この他、先端面682がスリーブ701の端面723より内側に入り込む場合も、本実施形態の意図する射程範囲に含まれる。
第2実施形態では、第1実施形態の作用効果のうち、(C)を除く(A)、(B)、(D)を奏する。また、異物の付着や先端部の変形を防止する他の手段を講じることで規制ピンのロックを防止できる場合には、電磁アクチュエータ40の保管、運搬時や、バルブリフト調整装置への組付作業時において、規制ピン602の先端を保護することができる点で有効である。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について、規制ピン後退時の図である図6を参照して説明する。
図6に示すように、第3実施形態の規制ピン603の先端部は、第1実施形態と同様の「拡径部」としてのテーパ部663の先端側に、さらに延長部673が形成されている。規制ピン603の外径は、テーパ部663と延長部673との境界で最大外径D3となっている。延長部673は、テーパ部663との境界から先端に向かって縮径する逆テーパ状であり、延長部673の先端径D4は、最大外径D3よりも小さく形成されている。
ここで、延長部673はストレート状に形成されてもよく、その場合の先端径D4は、最大外径D3と等しくなる。つまり、一般化すると、延長部673は、下式(4)の関係が成立するように形成される。
D4≦D3 ・・・(4)
つまり、第3実施形態では、上記の式(1)−(3)に加えて、式(4)が成立する。また、後退時の規制ピン603の先端面683は、スリーブ701の端面723から突出している(突出量Hr3)。
第3実施形態では、第1実施形態の作用効果(A)−(D)と同様の作用効果を奏する他、延長部673を設けることにより、規制ピン603の先端周縁のエッジを緩和し、係合溝14の隅に溜まった異物との接触や打痕等による変形を抑制することができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について、規制ピン後退時の図である図7を参照して説明する。
図7(a)に示すように、第4実施形態の規制ピン604の先端部は、軸方向の中央が膨らんだ太鼓状を呈している。最大外径D3を有する仮想境界面Mよりも基端側の部分を上半部664、仮想境界面Mよりも先端側の部分を下半部674というとすると、第4実施形態では上半部664が「拡径部」に相当する。なお、図7(a)に例示するくびれ部654は、上半部664に接続する部分が外径D2のストレート状となっている。
第4実施形態では、上記の式(1)−(3)に加えて、第3実施形態と同様に下半部674の先端径D4は最大外径D3より小さく、式(4)が成立する。
また、後退時の規制ピン604の先端面684は、スリーブ701の端面723から突出している(突出量Hr4)。
図7(b)に示すように、第4実施形態の規制ピン604に対応する係合溝の係合部145において、深さ方向の中間部で溝幅が拡がる曲面状の内壁146が形成されている。規制ピン604が前進した時、上半部664及び下半部674を含む太鼓状の先端部は、この内壁146に引っ掛かることによって係合溝からの脱離が防止される。
第4実施形態では、第1実施形態の作用効果のうち、(D)を除く(A)、(B)、(C)を奏する。また、上半部664及び下半部674が曲面で形成されることで、エッジを可及的に無くし、応力集中を最小限にすることができる。よって、規制ピン604の強度を向上させることができる。
(第5実施形態)
上記第1〜第4実施形態は、スリーブ701の本体部72に、1つの規制ピン601、602、603、604が収容されている。これに対し、図8に示す第5実施形態の電磁アクチュエータ405は、スリーブ705の本体部74に、第1実施形態と実質的に同一の仕様の規制ピン601が2つ並列に収容されている。
この2ピン式の電磁アクチュエータ405は、例えば、スライドの移動方向に応じて、一方の規制ピンを択一的に作動させる方式のバルブリフト調整装置に適用される。図8には、左側の規制ピン601(L)が前進し、右側の規制ピン601(R)が後退した時の状態を示している。
スリーブ705の本体部74には、2つの規制ピン601及びスプリング75を収容する収容穴741と、2つの軸受け部742とが形成されている。上記実施形態と同様、スプリング75の付勢力により規制ピン601が前進した時、ストッパ部63が収容穴741の底744に当接し、前進ストロークが規制される。また、規制ピン601が後退した時の先端面681は、スリーブ705の端面743から突出している(突出量Hr1)。
第5実施形態は、2ピン式の電磁アクチュエータ405において、第1実施形態の作用効果(A)−(D)と同様の作用効果を奏する。
なお、第1実施形態と実質的に同一の仕様の規制ピン601に代えて、第2〜第4実施形態と実質的に同一の仕様の規制ピン602、603、604を2つ用いてもよい。
(その他の実施形態)
上記第1実施形態等のくびれ部651は、軸方向断面において摺動部64から直線的に径内方向に傾斜する逆テーパ状に図示されているが、くびれ部の形状はこれに限らない。また、例えば、くびれ部651とテーパ部661との境界を曲面で滑らかに接続することで、応力集中をより低減することができる。
規制ピン及びスリーブに関する構成以外の電磁アクチュエータの各部の構成、例えば永久磁石や磁気回路の構成要素、形状、位置関係等は上記実施形態に限定されない。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
21 ・・・スライダ、 14 ・・・係合溝、
401、405・・・電磁アクチュエータ
41 ・・・永久磁石、 42 ・・・コイル、
50 ・・・プランジャ、
601、602・・・規制ピン、
64 ・・・摺動部、
651、654・・・くびれ部、
661、664・・・拡径部、
70 ・・・スリーブ、 722・・・軸受け部、
75 ・・・スプリング。

Claims (3)

  1. 内燃機関の吸気バルブ又は排気バルブのリフト量を調整するバルブリフト調整装置に適用され、前記バルブリフト調整装置のカムシャフトと共に回転しつつ前記カムシャフトに対し軸方向に相対移動可能なスライダ(21)に形成された係合溝(14)に規制ピン(601、602、603、604)の先端部を係合させるとき電磁力によって前記規制ピンを前進させ、前記規制ピンの先端部を前記係合溝から離間させるとき前記カムシャフトのトルクによって前記規制ピンが押し戻される電磁アクチュエータ(401、405)であって、
    前記係合溝に対し前進可能に設けられる前記規制ピンと、
    前記規制ピンを摺動可能に収容するスリーブ(701、705)と、
    磁性体で形成され、一方の端部に前記規制ピンが連結されるプランジャ(50)と、
    前記プランジャに対して前記規制ピンの基端側に固定され、前記プランジャの被吸着面(511)を後退方向に吸引する永久磁石(41)と、
    通電により前記プランジャを前進方向に吸引する電磁力を発生するコイル(42)と、
    前記規制ピンを前進方向に付勢するスプリング(75)と、
    を備え、
    前記規制ピンは、基端側から先端側に向かって順に、
    前記スリーブの軸受け部(722)に沿って摺動可能な摺動部(64)、
    前記摺動部に対し径内方向に凹んだくびれ部(651、654)、及び、
    前記くびれ部から先端側に向かって拡径する拡径部(661、664)を有しており、
    前記摺動部の外径をD1、前記くびれ部の最小外径をD2、前記拡径部の最大外径をD3とすると、
    D1>D2、D3>D2、D1≧D3
    の関係が成立しており、
    前記規制ピンが後退した時、前記くびれ部が前記軸受け部に入り込むことを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 前記規制ピンが後退した時、前記規制ピン(601、603、604)の先端面(681、683、684)は、前記スリーブの端面(723、743)から突出していることを特徴とする請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  3. 前記拡径部は、軸方向断面において外径が直線的に変化するテーパ部(661)であることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁アクチュエータ。
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