JP2015098023A - 超音波振動装置 - Google Patents

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理暉 中原
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Abstract

【課題】長尺管材でも、特に各種生産ライン上の配管の洗浄、又は管材内に搬送される液体(もしくは粉体)への超音波振動により混合、分散、及び反応促進等の処理を行うことができる超音波振動装置を提供する。
【解決手段】超音波振動装置は、管材の壁面を振動させる超音波振動装置であって、少なくとも1つの周波数の超音波を発生する振動子と、少なくとも1つの振動子が取り付けられ、該振動子の振動を管材に伝達するように管材の外周面に着脱可能に装着される装着手段と、振動子を駆動する駆動信号を発生するための駆動手段とを備え、駆動手段は、所定の周波数範囲において、接続された前記振動子、装着手段及び管材を含む振動系に応じて、該振動系の共振周波数又はその近くの周波数の駆動信号を発生し振動子を駆動するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、管材の壁面を振動させることにより管材内に搬送される液体(もしくは粉体)又は管材の外側の液体を振動させ、配管の洗浄、液体の混合、分散、及び反応促進等の処理を行う超音波振動装置に関するものである。
従来、管材等の被洗浄体を洗浄する場合、被洗浄体を超音波洗浄槽中に入れて、洗浄槽の底面または側面から超音波を照射して洗浄を行うのが一般的である。
また、本出願人は、管状処理容器と、超音波を発生する振動子と、該振動子が取り付けられ、管状処理容器の外面を挟み込む可能なクランプとを備え、管状処理容器の内部または外部でより均一な超音波音場を形成することでき、液体処理の効率を向上することができる超音波液体処理装置を提案した(特許文献1)。
特開2005−1992535号公報
しかしながら、従来の超音波洗浄槽を用いた洗浄方法では、管材等の外表面に付着した異物の剥離洗浄には有効であるが、管内面に付着した異物には不十分である。
特許文献1に開示の超音波液体処理装置は、管状処理容器の内部または外部でより均一な超音波音場を形成することでき、液体処理の効率を向上することができるが、管状処理容器の寸法及び設置状況に応じて、振動系の共振周波数又はその近くの周波数の駆動信号を発生し振動子を駆動することができない場合があるという問題点があった。
また、上述した超音波洗浄方法では、管材等の寸法の制約があるので、長尺の管材、特に各種生産ライン上の配管の洗浄ができない。
そこで、本発明は、管材の寸法及び設置状況に制約されず、特に各種生産ライン上の配管の洗浄、又は管材内に搬送される液体(もしくは粉体)への超音波振動により混合、分散、及び反応促進等の処理を行うことができる超音波振動装置を提供する。
上記課題を解決するため、本発明に係る超音波振動装置は、管材の壁面を振動させる超音波振動装置であって、少なくとも1つの周波数の超音波を発生する振動子と、少なくとも1つの振動子が取り付けられ、該振動子の振動を管材に伝達するように管材の外周面に着脱可能に装着される装着手段と、振動子を駆動する駆動信号を発生するための駆動手段とを備え、駆動手段は、所定の周波数範囲において、接続された振動子、装着手段及び管材を含む振動系に応じて、該振動系の共振周波数又はその近くの周波数の駆動信号を発生し振動子を駆動するように構成されている。
例えば、駆動手段は、所定の周波数範囲において周波数走査を行い、接続された振動子、装着手段及び管材を含む振動系の共振周波数又はその近くの周波数を検出し、検出した共振周波数又はその近くの周波数の駆動信号を発生し振動子を駆動するように制御する制御手段と、周波数走査のスタート周波数を調整するスタート周波数調整手段とをさらに備えている。これにより、任意長さ及び外径の管材に対して、振動子、装着手段及び管材とを含む振動系の共振周波数に合わせて、周波数走査の範囲を設定することができ、振動系の共振周波数が容易に検出され、駆動手段は安定して、かつ効率良く振動子駆動することができる。
また例えば、駆動手段は、切り替え可能な複数の出力回路と、複数の出力回路のうちいずれかを振動子と接続させる回路切り替え手段とを有し、検出した共振周波数又はその近くの周波数に対応する出力回路を選択可能に構成されている。これにより、振動系特性に応じて最適な出力回路を選択することができ、効率よく管材を振動させることができる。
また例えば、振動子は、振動を伝達するための振動ガイド部材を介して装着手段に取り付けられ、振動ガイド部材は、振動子が発生する振動の振幅を1〜5倍、より好ましくは2〜4倍に増幅して伝達するように構成されている。これにより、必要に応じて振動系の共振周波数及び管材へ伝達させる振幅を変更させることが可能となる。
本発明によれば、管材の寸法及び設置状況に制約されず、各種管材の洗浄、特に各種生産ライン上の配管の洗浄を行うことができ、また、管材内に搬送される液体(もしくは粉体)又は管材の外側の液体を超音波振動させ、混合又は分散等の処理を行うことができる。
本発明の第1の実施形態の超音波振動装置の構成を示す斜視図である。 駆動手段の構成を概略的に示す図である。 本発明の第2の実施の形態の超音波振動装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態の超音波振動装置の構成を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態の超音波振動装置の構成を示す図である。 駆動手段の他の構成を概略的に示す図である。 本発明の第5の実施の形態の超音波振動装置の構成を示す図である。
以下、本発明に係る超音波振動装置を実施するための形態を、図を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の超音波振動装置100の構成を示す図である。本実施形態における超音波振動装置100は、振動子10と、装着手段20と、駆動手段30と、振動ガイド部材40とを備えている。振動子10は装着手段20を介して管材Pに装着されている。
振動子10は、所定周波数(例えば、20kHz、30kHz又は40kHz)の基本振動、又はその近くの周波数の振動を発生することができるランジュバン型超音波振動子である。この振動子10の振動出力端には、装着手段20又は振動ガイド部材40に取り付けるための取り付け用ネジ穴が設けられている。振動子10は駆動手段30に電気的に接続される。
装着手段20は、管材の外壁の一部に対応する円孤状凹部を有する二つの取り付け金具21、22を備えている。取り付け金具21、22は、管材Pの外壁に円弧状凹部A1、A2を対向して配置され、ネジで着脱可能に固着されている。取り付け金具21、22のすくなくとも一方に振動子10又は振動ガイド部材40を取り付けるためのネジ又はネジ穴が設けられている。
駆動手段30は、振動子10を駆動する所定の周波数範囲の駆動信号を発生するためのものである。図2に示すように、駆動手段30は、所定の周波数範囲(例えば、19〜21kHz、19〜26kHz、28〜32kHz、38〜42kHz、又は19〜60kHz)において周波数走査を行い、振動子10と装着手段20と管材Pとを含む振動系の共振周波数又はその近くの周波数を検出し、検出した共振周波数又はその近くの周波数の駆動信号を発生し振動子10を駆動するように制御する制御手段31と、周波数走査のスタート周波数を調整するスタート周波数調整手段32とを有している。また、駆動手段30は、振動子10へ電力を供給するための複数の出力回路33a、33b、33cと、この複数の出力回路33a、33b、33cのうちいずれかを振動子10と接続させる回路切り替え手段34とを有している。装着手段20と管材Pとを含む振動系に応じて、回路切り替え手段34で振動系に整合した最適な出力回路に切り替えることができる。
振動ガイド部材40は、振動子10と装着手段20との間に装着され、振動子10から発生した振動を装着手段20及び管材Pに伝達するものである。この振動ガイド部材40は、振動子10から発生した振動を、例えば1〜5倍、より好ましくは2〜4倍に増幅して伝達装着手段20及び管材Pに伝達するように構成されている。より大きな振幅を得るために、振動の入力端の面積と出力端の面積が異なる超音波振動を伝達するホーンを用いることができる。なお、振動ガイド部材40には、冷却用の冷却水ジャケットを設けてもよい。
図3は、本発明の第2の実施形態の超音波振動装置100Aの構成を示す図である。図3に示すように、超音波振動装置100Aは、振動子10と、装着手段20Aと、駆動手段30と、振動ガイド部材40とを備えている。振動子10は装着手段20Aを介して管材Pに装着されている。この超音波振動装置100Aにおいて、振動子10、駆動手段30、及び振動ガイド部材40は、超音波振動装置100と同様な構成を有する。詳細な説明を省略する。
装着手段20Aは、管材Pの外壁の一部に対応する円弧状凹部A1、A2を有する二つの取り付け金具21A、22Aを備えている。取り付け金具21A、22Aは、管材Pの外壁に凹部を対向して配置され、ネジ等の締結具によって締め付け、管材Pに着脱可能に固着されている。取り付け金具21A、22Aのすくなくとも一方に振動子10又は振動ガイド部材40を取り付けるためのネジ又はネジ穴が設けられている。また、装着手段20Aは、円弧状凹部A1、A2の外側(両側)にそれぞれ小さい円弧状凹部B1、B2が設けられる。これにより、管材Pへの振動伝達効率を向上することができる。
上述した実施形態において、装着手段20又は20Aは、管材Pの直管部に装着するものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。配管の接続部又は湾曲部、例えば、ジョイント部、エルボ部、バルブ部等の形状に対応する装着手段を用いて振動子を装着するようにしてもよい。図4は、本発明の第3の実施形態の超音波振動装置100Bの構成を示している。超音波振動装置100Bにおいて、装着手段20Bは、配管のエルボ部に装着するものである。これにより、配管ラインにおける管材内面に異物の付着、及び沈殿物の堆積による管内詰まりやすい箇所に対して重点的に超音波振動を与えて、配管内面の洗浄等の効果を向上させることが可能である。
上述したように実施の形態においては、超音波振動装置100(100A、100B)において、振動子10と、装着手段20(20A、20B)と、駆動手段30と、振動ガイド部材40とを備えている。振動子10は装着手段20(20A、20B)を介して管材Pに装着されている。駆動手段30からの電気信号は振動子10を駆動し、機械振動に変換され、装着手段20(20A、20B)を振動させる。
これにより、管材Pに簡単に取り付けることができると共に、管材Pを効率よく発振させることができる。特に、配管ラインに装着することができるため、既成の生産ラインにおいて、超音波を用いて配管の内面又は外面の洗浄、又は管内通過する液体に対して化学反応の促進、乳化、分散、殺菌等の処理を行うことができる。また、超音波振動により管材内面に異物の付着、及び沈殿物の堆積による管内詰まりを防止することができる。
また、駆動手段30は、所定の周波数範囲において周波数走査を行い、振動子10と装着手段20と管材Pとを含む振動系の共振周波数又はその近くの周波数を検出し、検出した共振周波数又はその近くの周波数の駆動信号を発生し振動子10を駆動するように制御する制御手段31と、周波数走査のスタート周波数を調整するスタート周波数調整手段32とを有していることで、各種の管材、及び配管ラインに対応することができ、効率よく振動させることができる。
また、振動子10は、振動を伝達するための振動ガイド部材40を介して装着手段20(20A、20B)に取り付けられ、振動ガイド部材40は、振動子10が発生する振動の振幅を1〜5倍に増幅して伝達するように構成されていることで、必要に応じて振動系の共振周波数及び管材へ伝達させる振幅を変更させることができる。
図5は、本発明の第4の実施形態の超音波振動装置100Cの構成を示している。図5に示すように、超音波振動装置100Cは、振動子10Cと、装着手段20Cと、駆動手段30Cとを備えている。振動子10Cは装着手段20Cを介して管材Pに装着されている。
振動子10Cは、所定周波数(例えば、20kHz、25kHz、28kHz、30kHz、40kHz又は80kHz等)の基本振動、又はその近くの周波数の振動を発生することができるランジュバン型超音波振動子(例えば、超音波洗浄機用振動子)である。この振動子10Cは、振動出力端に装着手段20Cに取り付けるための取り付け用ネジ穴が設けられており、取付ネジ及び接着剤(又は接着剤のみ)により装着手段20Cに取り付けられている。また、振動子10Cは駆動手段30Cに電気的に接続される。
装着手段20Cは、管材Pの外壁の一部に対応する円弧状凹部を有する二つの取り付け金具21C、22Cを備えている。取り付け金具21C、22Cは、管材Pの外壁に円弧状凹部C1、C2を対向して配置され、ネジで着脱可能に固着されている。取り付け金具21C、22Cのすくなくとも一方に振動子10Cを取り付けるためのネジ又はネジ穴が設けられている。また、取り付け金具21C、22Cの円弧状凹部C1、C2と振動子10Cの装着面間の最小厚さTは、1〜6mmであることが好ましい。より好ましくは、2〜4mmである。この最小厚さは、1mmより少ない場合は、装着手段20Cの強度が弱く、装着する際に振動子10Cの装着面が変形し振動の伝わりに影響する。一方、6mmより厚い場合は、振動の伝わりが悪くなる。さらに、装着手段20Cに取り付けられた振動子10Cを覆うためのカバーを取り付ける取付手段23Cを有する。取付手段23Cとして、カバーを螺合する雄ネジ部を設けてもよい。又は、装着手段20Cに貫通穴を設け、ネジでカバーを取り付けるようにしてもよい。なお、円弧状凹部C1、C2の外側(両側)にそれぞれ小さい円弧状凹部(又はスリット)を設けてもよい。これにより、管材Pへの振動伝達効率を向上することができる。
駆動手段30Cは、振動子10Cを駆動する所定の周波数範囲において駆動信号を発生することができるものである。駆動手段30Cは、図6に示すように、制御手段31Cと、出力回路33Cとを備えており、所定の周波数範囲(例えば、19〜21kHz、23〜26kHz、12〜29kHz、28〜32kHz、38〜42kHz、78〜82kHz又は19〜45kHz)の駆動信号を発生することができる。制御手段31Cは、出力回路33Cに接続された振動子10C、装着手段20C及び管材Pを含む振動系に応じて、例えば振動系のインピーダンス等に基づいて、所定の周波数範囲において、該振動系の共振周波数又はその近くの周波数の駆動信号、即ち、振動系に整合した最適な駆動信号を発生するように発振回路を制御し、振動子10Cを駆動するように構成されている。
なお、図7に示すように、装着手段20Cの取り付け金具21C、22Cにそれぞれ同じ周波数の振動子10Cを取り付けるようにしてもよい。図7は、本発明の第5の実施形態の超音波振動装置100Dの構成を示している。この場合、より強い超音波振動を得ることができる。また、取り付け金具21C、22Cにそれぞれ異なる周波数の振動子10Cを取り付けるようにしてもよい。この場合、より強い超音波振動を得ることができると共に、異なる周波数の超音波で管材内に搬送される液体(もしくは粉体)を振動させ、配管の洗浄、液体の混合、分散、及び反応促進等の処理を行うことができる。
また、管材Pと装着手段20(20A、20B、20C)との間に所定厚さの炭素繊維シート等の繊維層、又は樹脂層(又は樹脂シート)を介在させるようにしてもよい。例えば、管材Pと装着手段20(20A、20B、20C)との間にフッ素樹脂シートを配置すること、又は装着手段20(20A、20B、20C)の凹部表面にフッ素樹脂をコーテイングすることにより管材Pと装着手段20(20A、20B、20C)とは直接接触することがなく、管材Pと装着手段20(20A、20B、20C)と間の摩擦による傷の発生を防止することができる。
また、上述した実施の形態においては、管材Pは断面が円形の管材の例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。断面が非円形の管材も本発明を適用できる。なお、振動子10Cは、複数の周波数の振動を発生することができるものを用いてもよい。この場合、必要に応じて所望の超音波の周波数を発生させることができる。
また、管材Pの長さ方向に所定間隔で複数の装着手段20(20A、20B、20C)を配置するようにしてもよい。この場合、複数の装着手段20にそれぞれ同じ周波数(又は異なる周波数)の振動子10を取り付けることで、より広い範囲で発振させることができ、超音波処理を行うことができる。また、異なる周波数の振動子を取り付ける場合は、必要に応じて異なる位置に異なる周波数の振動を与えることが可能である。例えば、液体の混合・分散処理において、上流側に比較的に低い周波数を用いて粗い混合・分散をし、下流側に高い周波数を用いて細かい混合・分散をすることができる。
さらに、上述した実施の形態において、装着手段20、20A、20B又は20Cは、ネジ等の締結具によって締め付ける構成を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ネジを用いずに、2つの金属製ステーをピボット(軸)で結合し、自由に開閉できる構造で、管材P外周の対向する方向から挟むような構成にしてもよい。
この発明は、超音波を用いて配管の内面又は外面の洗浄、又は管内通過する液体に対して化学反応の促進、乳化、分散、殺菌等の処理を行う目的、及び超音波振動により管材内面に異物の付着、及び沈殿物の堆積による管内詰まりを防止する目的に利用できる。
10、10C 振動子
20、20A、20B、20C 装着手段
21、21A、21B、21C、22、22A、22B、22C 取り付け金具
30、30C 駆動手段
40 振動ガイド部材
100、100A、100B、100C、100D 超音波振動装置

Claims (4)

  1. 管材の壁面を振動させる超音波振動装置であって、
    少なくとも1つの周波数の超音波を発生する振動子と、
    少なくとも1つの前記振動子が取り付けられ、該振動子の振動を前記管材に伝達するように前記管材の外周面に着脱可能に装着される装着手段と、
    前記振動子を駆動する駆動信号を発生するための駆動手段とを備え、
    前記駆動手段は、所定の周波数範囲において、接続された前記振動子、前記装着手段及び前記管材を含む振動系に応じて、該振動系の共振周波数又はその近くの周波数の駆動信号を発生し前記振動子を駆動するように構成されていることを特徴とする超音波振動装置。
  2. 前記駆動手段は、所定の周波数範囲において周波数走査を行い、接続された前記振動子、前記装着手段及び前記管材を含む振動系の共振周波数又はその近くの周波数を検出し、検出した共振周波数又はその近くの周波数の駆動信号を発生し前記振動子を駆動するように制御する制御手段と、前記周波数走査のスタート周波数を調整するスタート周波数調整手段とをさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の超音波振動装置。
  3. 前記駆動手段は、切り替え可能な複数の出力回路と、前記複数の出力回路のうちいずれかを前記振動子と接続させる回路切り替え手段とを有し、検出した共振周波数又はその近くの周波数に対応する前記出力回路を選択可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波振動装置。
  4. 前記振動子は、振動を伝達するための振動ガイド部材を介して前記装着手段に取り付けられ、
    前記振動ガイド部材は、前記振動子が発生する振動の振幅を1〜5倍、より好ましくは2〜4倍に増幅して伝達するように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の超音波振動装置。
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