JP2015096910A - 画像形成装置 - Google Patents

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Takashi Hoshino
高志 星野
雄司 竹ノ下
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雄司 竹ノ下
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Abstract

【課題】筐体の壁部に液体がかかった場合でも、基板が濡れることを抑制できる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】プリンタ1に、本体ケーシング2と、用紙Pに画像を形成する画像形成部4と、画像形成部4の動作を制御する制御基板141と、本体ケーシング2内に浸入した液体を受ける液体受部116とを備える。本体ケーシング2に、第1トレイ部64と第2トレイ部65とを備える上壁43と、画像形成部4に対して右方に配置され、制御基板141を支持する第1フレーム45と、画像形成部4に対して左方に配置される第2フレーム55とを備える。そして、液体受部116に、第1トレイ部64と第2トレイ部65との隙間C1を介して本体ケーシング2内に浸入する液体を受ける受壁125を備え、受壁125を、第1フレーム45側から第2フレーム55側に向かうにつれて、下方に傾斜させる。
【選択図】図10

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、筐体と、筐体内に配置され、記録紙にトナー像を形成するプロセスカートリッジと、記録紙上に形成されたトナー像を定着させる定着ユニットとを備えるレーザプリンタが知られている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2006−53508号公報
しかるに、特許文献1に記載のレーザプリンタは、筐体内において、プロセスカートリッジや定着ユニットなどの動作を制御する基板を備えている。このような基板は、液体により濡れると、電気的に短絡してしまうおそれがある。
特許文献1に記載のレーザプリンタでは、ユーザが誤ってレーザプリンタの上方から液体をこぼしてしまった場合には、筐体の継ぎ目から液体が筐体内に浸入し、基板が液体により、濡れてしまう場合がある。
そこで、本発明の目的は、筐体の壁部に液体がかかった場合でも、基板が濡れることを抑制できる画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、筐体と、筐体内に配置され、記録媒体に画像を形成するように構成される画像形成部と、画像形成部の動作を制御するように構成される基板と、筐体内に浸入した液体を受けるように構成される受部材とを備えている。
筐体は、画像形成部に対して上方に配置され、筐体の上面の少なくとも一部を形成する壁部と、画像形成部に対して、鉛直方向と直交する直交方向の一方に配置される第1フレームと、画像形成部を挟むように、画像形成部に対して第1フレームと反対に配置される第2フレームとを備えている。基板は、第1フレームに支持されている。
壁部は、筐体の上面の一部を形成し、互いに隣接配置される第1部材と第2部材とを備えている。受部材は、第1部材と第2部材との隣接部分に対して下方に配置され、第1部材と第2部材との隣接部分を介して筐体内に浸入する液体を受けるように構成される受壁を有している。
受壁は、第1フレーム側から第2フレーム側に向かうにつれて、下方に傾斜している。
このような構成によれば、筐体内に浸入した液体を受ける受部材が、第1部材と第2部材との隣接部分に対して下方に配置される受壁を有しているので、第1部材と第2部材との隣接部分を介して筐体内に浸入する液体は、受部材の受壁に受けられる。
そして、受壁に受けられた液体は、受壁が第1フレーム側から第2フレーム側に向かうにつれて下方に傾斜しているので、基板を支持する第1フレーム側から第2フレーム側に向かって、つまり基板から離れるように、受部材に案内される。
そのため、筐体の上面の少なくとも一部を形成する壁部に液体がかかった場合でも、基板が濡れることを抑制できる。
(2)画像形成装置は、画像形成部により画像が形成された記録媒体を、筐体外に排出するように構成される排出部材と、第1部材と第2部材とにより少なくとも一部が形成され、排出部材によって排出された記録媒体を支持する支持トレイと、を備えていてもよい。
この場合、第1部材は、第2部材に対して、排出部材による記録媒体の排出方向の下流に配置され、第1部材と第2部材との隣接部分は、直交方向に延びる隙間を画定する。
このような構成によれば、支持トレイの少なくとも一部が、筐体の上面の一部を形成する第1部材と第2部材とにより形成されるので、支持トレイは筐体の上面に配置される。
そのため、排出部材から排出され、支持トレイに支持される記録媒体に対して容易にアクセスすることができる。
(3)第1部材および第2部材のいずれか一方は、第1部材と第2部材との隣接部分を介して筐体内に浸入する液体を、受部材に向けて案内するように構成される案内部を有していてもよい。
このような構成によれば、案内部は、第1部材と第2部材との隣接部分を介して筐体内に浸入する液体を受部材に向けて案内する。そのため、第1部材と第2部材との隣接部分を介して筐体内に浸入する液体を、受部材に確実に受けさせることができる。
(4)受壁は、案内部に対して下方に間隔を空けて配置され、案内部と上下方向に向かい合ってもよい。この場合、受部材は、受壁の記録媒体の排出方向の両端部から連続して上方に向かって延び、互いに間隔を隔てて記録媒体の排出方向に向かい合う第1壁および第2壁を有している。
このような構成によれば、受壁が案内部に対して下方に間隔を空けて配置され、案内部と上下方向に向かい合っているので、受壁は、案内部から落下する液体を確実に受けることができる。そして、受部材は、受壁、第1壁および第2壁を有しており、直交方向から見て案内部に向かって開放される凹形状を有しているので、受壁に受けられた液体を、第1フレーム側から第2フレーム側に向かって確実に案内できる。
(5)受壁は、第2壁から連続して、第1壁側に向かうにつれて下方に傾斜する第1部分と、第1部分から連続して第1壁に向かって、記録媒体の排出方向に沿って延び、かつ、第1フレーム側から第2フレーム側に向かうにつれて、下方に傾斜する第2部分とを有していてもよい。
このような構成によれば、受壁が、第1壁側に向かうにつれて下方に傾斜する第1部分を有しているので、受壁に受けられた液体は、第1部分の傾斜により、第1壁側の第2部分に向かって流動する。そして、液体は、第2部分および第1壁に沿って、第2フレーム側に向かって流動する。
そのため、受部材に案内される液体を、第2フレーム側に、安定して案内することができる。
(6)受部材は、受壁の直交方向の他方端部から連続して、上方に向かって延びる第3壁を有していてもよい。この場合、第1壁の直交方向の他方端部は、第3壁に対して直交方向の一方に間隔を空けて配置され、第3壁と直交方向に向かい合い、第2壁の直交方向の他方端部は、第3壁に接続される。そして、第1壁の直交方向の他方端部と、第3壁と、それらの間に位置する受壁とは、受部材が受ける液体を受部材外に排出するように構成される液体排出口を画定する。
このような構成によれば、第1壁の直交方向の他方端部と、第3壁と、それらの間に位置する受壁とが液体排出口を画定しているので、液体排出口は、受部材において直交方向の他方端部、すなわち、基板から最も離れて配置されている。
そのため、受部材に案内される液体は、受部材において最も基板から離れた位置まで案内された後、液体排出口を介して受部材から排出される。その結果、受部材から排出される液体が、基板にかかることを確実に抑制することができる。
(7)受部材は、第1壁の直交方向の他方端部から連続して、第2壁から離れるように延びる第4壁を有していてもよい。
このような構成によれば、第4壁が、第1壁の直交方向の他方端部から連続して、第2壁から離れるように延びている。つまり、第4壁は、液体排出口の直交方向の一方の周縁から、液体の排出方向に延びている。
そのため、第4壁は、液体排出口から排出される液体が、直交方向の一方、すなわち基板側に向かうことを抑制できる。その結果、受部材から排出される液体が、基板にかかることをより一層確実に抑制できる。
(8)筐体内の空気を筐体外に排気するように構成されるダクトを備えていてもよい。この場合、受部材は、ダクトと一体である。
このような構成によれば、画像形成装置がダクトを備えているので、ダクトを介して、筐体内の空気を筐体外に排気することができる。そのため、画像形成装置を効率的に放熱できる。
また、ダクトと受部材とが一体であるので、ダクトと受部材とが別部材である場合と比較して、部品点数の低減を図ることができる。
(9)画像形成部は、筐体内に配置され、記録媒体に現像剤像を形成するように構成されるプロセスユニットと、プロセスユニットに対して互いに間隔を空けて配置され、現像剤像を記録媒体に定着させるように構成される定着ユニットとを備えていてもよい。この場合、ダクトは、プロセスユニットと定着ユニットとの間に配置され、液体排出口から排出された液体を通過させるように構成される通過口を有している。
しかるに、プロセスユニットおよび定着ユニットのそれぞれは、画像形成動作時において発熱する場合がある。ここで、ダクトが、プロセスユニットと定着ユニットとの間に配置されているので、プロセスユニットおよび定着ユニットのそれぞれを効率的に冷却することができる。
また、ダクトは、液体排出口から排出された液体を通過させる通過口を有しているので、液体排出口から排出された液体は、プロセスユニットと定着ユニットとの間を、ダクトの通過口を介して流下する。
そのため、液体排出口から排出された液体が、プロセスユニットおよび定着ユニットのそれぞれにかかることを抑制でき、プロセスユニットおよび定着ユニットが故障することを抑制できる。
(10)壁部は、壁部の上端部に配置されるカバーを有していてもよい。この場合、カバーは、カバーを上下方向に貫通する開口部を有し、第1部材および第2部材のそれぞれは、上方から見て、開口部内に配置されている。
このような構成によれば、第1部材および第2部材のそれぞれが、開口部を介して、上方から露出されているので、画像形成装置の上方から液体がかかった場合には、カバーの開口部を介して、第1部材および第2部材に液体がかかる。すると、液体は、第1部材と第2部材との隣接部分を介して受部材に受けられ、基板から離れるように案内される。
つまり、画像形成装置に液体がかかったときに、筐体内に浸入する液体を受部材に確実に受けさせることができる。
(11)第1部材は、カバーにおける開口部の周縁と隣接していてもよい。カバーは、第1部材と開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体を、第1部材と開口部の周縁との隣接部分から排出するために案内するように構成されるカバー案内部を有していてもよい。
このような構成によれば、カバー案内部が、第1部材と開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体を、第1部材と開口部の周縁との隣接部分から排出するように案内する。そのため、第1部材と開口部の周縁との隣接部分から、液体が筐体内に浸入することを抑制できる。
(12)第1部材とカバーにおける開口部の周縁とは、直交方向に延びる隙間を画定していてもよい。カバー案内部は、直交方向の一方に配置され、液体を直交方向の一方に向かって案内する一方案内部と、直交方向の他方に配置され、液体を直交方向の他方に向かって案内する他方案内部とを有していてもよい。
このような構成によれば、一方案内部が、第1部材と開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体を直交方向の一方に向かって案内し、他方案内部が、第1部材と開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体を直交方向の他方に向かって案内する。
そのため、カバー案内部が直交方向のいずれか一方向にのみ、液体を案内する構成と比較して、第1部材と開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体を効率よく排出することができる。
(13)壁部は、壁部の上端部に配置され、上下方向に貫通する開口部を有するカバーを有し、第1部材および第2部材のそれぞれは、上方から見て、開口部内に配置されていてもよい。
この場合、第1部材は、カバーにおける開口部の周縁と隣接しており、カバーは、第1部材と開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体を、第1部材と開口部の周縁との隣接部分から排出するように案内するように構成されるカバー案内部を有している。また、カバー案内部は、直交方向の一方に配置され、第1部材と開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体を、第1部材上に向けて案内するように構成される一方案内部と、直交方向の他方に配置され、第1部材と開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体を、通過口に向けて案内するように構成されている他方案内部とを有している。
このような構成によれば、基板に対して相対的に近い一方案内部は、第1部材と開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体を第1部材上に向けて案内する。そして、第1部材上に案内された液体は、第1部材と第2部材との隣接部分を介して筐体内に浸入しても、受部材により基板から離れるように案内された後、液体排出口からダクトの通過口に排出される。
一方、基板に対して相対的に遠い他方案内部は、第1部材と開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体をダクトの通過口に向けて案内する。
つまり、一方案内部および他方案内部のそれぞれに案内される液体は、基板から離れた位置で、ダクトの通過口に排出される。そのため、基板が、第1部材と開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体により濡れることを確実に抑制できる。
(14)カバー案内部は、直交方向において一方案内部と他方案内部との間に配置され、下方に向かって凹む凹部を有していてもよい。
このような構成によれば、カバー案内部が凹部を有しているので、例え、第1部材と開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体の量が増加しても、液体は凹部に貯留される。そのため、第1部材と開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体が、その隣接部分から、筐体内に浸入することを抑制することができる。
本発明の画像形成装置によれば、筐体の壁部に液体がかかった場合でも、基板が濡れることを抑制できる。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのプリンタを示す中央断面図を示す。 図2は、図1に示すプリンタを左上から見た斜視図である。 図3は、図2に示す上壁および液受ユニットを右上から見た分解斜視図である。 図4Aは、図3に示すトップカバーを右上から見た斜視図である。図4Bは、図4Aに示すトップカバーおよび液受ユニットを左上から見た斜視図である。 図5Aは、図3に示す第1トレイ部を右上から見た斜視図である。図5Bは、図5Aに示す第1トレイ部を左上から見た斜視図である。図5Cは、図5Bに示す第1トレイ部の平面図である。 図6Aは、図3に示す第2トレイ部を右上から見た斜視図である。図6Bは、図6Aに示す第2トレイ部を左上から見た斜視図である。 図7Aは、図6Bに示す第2トレイ部を左前から見た斜視図である。図7Bは、図4Bに示すカバー案内部の背断面図である。 図8Aは、図3に示す液受ユニットを右上から見た斜視図である。図8Bは、図8Aに示す液受ユニットを左上から見た斜視図である。 図9は、図8Aに示す液受ユニットを後上方から見た斜視図である。 図10は、図1に示すプリンタの背断面図である。
1.プリンタの全体構成
画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、図1に示すように、電子写真方式のモノクロプリンタである。プリンタ1は、筐体の一例としての本体ケーシング2と、給紙部3と、画像形成部4と、排紙部5と、搬送ガイド部6を備えている。
本体ケーシング2は、略ボックス形状を有しており、給紙部3、画像形成部4、排紙部5および搬送ガイド部6を収容している。
なお、以下の説明において、方向について言及する場合には、プリンタ1を水平に載置した状態を基準として、図1における紙面右方を前方とし、図1における紙面左方を後方とする。また、プリンタ1を前方から見たときを左右の基準とし、図1の紙面手前が左方であり、紙面奥が右方である。また、図1の紙面上方が上方であり、紙面下方が下方である。すなわち、前後方向および左右方向のそれぞれが水平方向であり、上下方向が鉛直方向である。なお、具体的には、各図において方向を矢印にて示す。
また、左右方向が直交方向の一例であり、右方が直交方向の一方、左方が直交方向の他方である。また、後方から前方に向かう方向が排出方向Xの一例である。つまり、直交方向は、上下方向および排出方向Xの両方向と直交する方向である。
本体ケーシング2は、カートリッジ開口9と、フロントカバー10と、支持トレイの一例としての排紙トレイ13とを有している。
カートリッジ開口9は、本体ケーシング2の前端部に配置されており、本体ケーシング2の前壁を前後方向に貫通している。フロントカバー10は、その下端部を支点として、本体ケーシング2の前壁に揺動可能に支持されている。フロントカバー10は、カートリッジ開口9を開放または閉鎖する。
排紙トレイ13は、詳しくは後述するが、本体ケーシング2の上壁43の後方部分に配置されている。排紙トレイ13は、記録媒体の一例としての用紙Pが載置されるように、本体ケーシング2の上面から下方へ凹んでいる。
給紙部3は、用紙Pを画像形成部4に供給するように構成されており、本体ケーシング2内の底部に配置されている。
給紙部3は、給紙トレイ12を備えている。給紙トレイ12は、本体ケーシング2に対して装着または離脱するように構成されている。給紙トレイ12は、上方に向かって開放される略ボックス形状を有しており、用紙Pを複数枚収容している。
画像形成部4は、用紙Pに画像を形成するように構成されている。画像形成部4は、本体ケーシング2内において給紙部3の上方に配置されている。画像形成部4は、プロセスユニットの一例としてのプロセスカートリッジ15と、スキャナユニット16と、定着ユニット17とを備えている。
プロセスカートリッジ15は、用紙Pにトナー像を形成するように構成され、カートリッジ開口9を介して、本体ケーシング2に対して装着または離脱するように構成されている。プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に装着された状態において、本体ケーシング2の上下方向略中央に配置されている。
プロセスカートリッジ15は、ドラムカートリッジ18と、現像カートリッジ19とを備えている。
ドラムカートリッジ18は、感光ドラム20と、転写ローラ21と、スコロトロン型帯電器22とを備えている。感光ドラム20は、ドラムカートリッジ18の後端部に配置されている。転写ローラ21は、感光ドラム20の下方に配置されている。転写ローラ21の上端部は、感光ドラム20の下端部と接触している。スコロトロン型帯電器22は、感光ドラム20の後上方において、感光ドラム20に対して僅かな間隔を空けて配置されている。
現像カートリッジ19は、ドラムカートリッジ18に装着または離脱するように構成されており、ドラムカートリッジ18に装着された状態で、感光ドラム20の前上方に配置されている。
現像カートリッジ19は、現像ローラ26と、供給ローラ27と、層厚規制ブレード28とを備えており、かつ、トナーを収容している。
現像ローラ26は、現像カートリッジ19の後端部に配置されており、現像ローラ26の上方部分および後方部分は、現像カートリッジ19から露出している。そして、現像ローラ26の後端部は、感光ドラム20の前端部に接触している。
供給ローラ27は、現像ローラ26に対して前下方に配置されている。また、供給ローラ27の後上端部は、現像ローラ26の前下端部に圧接している。層厚規制ブレード28は、現像ローラ26の前上方に配置されている。層厚規制ブレード28は、上下左右方向に延びる板状を有しており、層厚規制ブレード28の下端部は、現像ローラ26の前上端部に接触している。
スキャナユニット16は、本体ケーシング2内において、プロセスカートリッジ15の上方に配置されている。スキャナユニット16は、図1に実線で示すように、感光ドラム20に向けて、画像データに基づくレーザービームLを出射し、感光ドラム20の周面を露光する。
定着ユニット17は、本体ケーシング2内において、プロセスカートリッジ15の後方に間隔を空けて配置されている。
定着ユニット17は、加熱ローラ30と、加圧ローラ31とを備えている。加熱ローラ30は、加圧ローラ31に対して前上方に配置されており、加熱ローラ30の後下端部は、加圧ローラ31の前上端部に圧接している。
排紙部5は、定着ユニット17に対して後上方に配置されている。排紙部5は、排出部材の一例としての1対の排紙ローラ32とを備えている。
1対の排紙ローラ32は、排紙トレイ13の後方に配置されている。1対の排紙ローラ32のそれぞれは、左右方向に延びる略円柱形状であり、後上方と前下方とを結ぶ方向において、互いに接触している。また、1対の排紙ローラ32のそれぞれは、正回転と逆回転とに切り替え可能に構成されている。そして、1対の排紙ローラ32は、正回転することにより用紙Pを排紙トレイ13に搬送し、逆回転することにより用紙Pを、後述する第2搬送ガイド35へ搬送する。
搬送ガイド部6は、用紙Pの搬送を案内するように構成されており、第1搬送ガイド34と、第2搬送ガイド35とを備えている。
第1搬送ガイド34は、用紙Pの一方面に画像を形成するときに、用紙Pの搬送をガイドするように構成されている。詳しくは、第1搬送ガイド34は、用紙Pを、給紙トレイ12から、感光ドラム20と転写ローラ21との間、および、加熱ローラ30と加圧ローラ31との間を経て、排紙ローラ32まで到達するようにガイドする。このような第1搬送ガイド34は、側面視略S字状の搬送パスP1を画定している。
第2搬送ガイド35は、一方面に画像が有する用紙Pの他方面に画像を形成するときに、用紙Pの搬送をガイドするように構成されている。詳しくは、第2搬送ガイド35は、用紙Pを、排紙ローラ32から感光ドラム20の前方まで到達するようにガイドする。このような第2搬送ガイド35は、上方に向かって開放される側面視略C字状の再搬送パスP2を画定している。
第2搬送ガイド35の後端部は、排紙ローラ32の後方において、第1搬送ガイド34の上端部に接続されており、第2搬送ガイド35の前端部は、感光ドラム20および転写ローラ21の前方において、第1搬送ガイド34の途中部に接続されている。
そして、プリンタ1において、図示しない制御部の制御により、画像形成動作が開始すると、スコロトロン型帯電器22が、感光ドラム20の表面を一様に帯電する。その後、スキャナユニット16が、感光ドラム20の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム20の表面に形成される。
また、供給ローラ27は、トナーを現像ローラ26に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ26と供給ローラ27との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ26上に担持される。層厚規制ブレード28は、現像ローラ26上に担持されたトナーを一定厚さに規制する。そして、現像ローラ26は、一定厚みとして担持するトナーを、感光ドラム20の表面上の静電潜像に供給する。これにより、トナー像が、感光ドラム20の表面上に担持される。
用紙Pは、給紙トレイ12から、第1搬送ガイド34にガイドされて、各種ローラの回転により、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム20と転写ローラ21との間に給紙される。感光ドラム20上のトナー像は、感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過するときに、用紙Pの一方面に転写される。
その後、用紙Pは、第1搬送ガイド34にガイドされて、定着ユニット17を経て、排紙ローラ32に向かうように搬送される。このとき、用紙Pは、加熱ローラ30と加圧ローラ31との間を通過するときに加熱および加圧される。これにより、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、排紙ローラ32の正回転により、後方から前方に向かう排出方向Xに沿って、排紙トレイ13に排出される。これによって、本体ケーシング2から排出された用紙Pは、排紙トレイ13に支持される。
また、用紙Pの他方面、すなわち用紙Pの両面に画像を形成する場合、上記のように、用紙Pの一方面に画像が形成された後、排紙ローラ32が反転して、用紙Pを第2搬送ガイド35に搬送する。すると、用紙Pは、第2搬送ガイド35にガイドされて、感光ドラム20および転写ローラ21の前方において、再度、第1搬送ガイド34の途中部に到達する。
その後、用紙Pは、感光ドラム20と転写ローラ21との間、加熱ローラ30と加圧ローラ31との間を順次通過する。これによって、用紙Pの他方面に画像が形成される。次いで、排紙ローラ32は、正回転により、用紙Pを排紙トレイ13に排出する。
2.本体ケーシングの詳細
本体ケーシング2は、図1および図2に示すように、右側壁40と、左側壁44と、後壁42と、壁部の一例としての上壁43とを備えている。
右側壁40は、図1に示すように、本体ケーシング2の右端部に配置されており、画像形成部4に対して右方に配置されている。右側壁40は、前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。
右側壁40は、図10に示すように、第1フレーム45と、第1サイドカバー46とを備えている。
第1フレーム45は、右側壁40の左方部分である。第1フレーム45は、図3および図10に示すように、公知の樹脂材料からなり、右方に向かって開放される略ボックス形状を有している。
詳しくは、第1フレーム45は、プレート47と、周側壁48とを一体に有している。プレート47は、前後方向に延びる側面視略矩形の板状を有している。周側壁48は、図3に示すように、プレート47の周縁から右方に向かって突出している。すなわち、第1フレーム45は、上下方向および前後方向に切断したときの断面形状が凹形状である。
また、第1フレーム45は、図10に示すように、貫通口49を有している。貫通口49は、後述するファン142に対応しており、プレート47の上方部分における前後方向略中央に配置されている。貫通口49は、プレート47を左右方向に貫通している。
第1サイドカバー46は、右側壁40の右方部分である。第1サイドカバー46は、第1フレーム45を右方から被覆している。第1サイドカバー46は、公知の樹脂材料からなり、側面視において、第1フレーム45と略同一形状およびサイズを有する板状である。これによって、第1フレーム45および第1サイドカバー46は、内部に収容空間A1を画定する第1エンクロージャー50を構成する。
また、第1サイドカバー46は、通気口51を有している。通気口51は、貫通口49と左右方向に間隔を空けて向かい合うように、第1サイドカバー46の上方部分における前後方向略中央に配置されている。通気口51は、複数のスリット52から構成されている。各スリット52は、前後方向に延び、第1サイドカバー46を左右方向に貫通している。複数のスリット52は、互いに等間隔を隔てて上下方向に並列配置されている。
左側壁44は、本体ケーシング2の左端部に配置されており、右側壁40と画像形成部4を挟むように、画像形成部4に対して左方に配置されている。左側壁44は、図2に示すように、前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。
左側壁44は、図3および図10に示すように、第2フレーム55と、第2サイドカバー56とを備えている。
第2フレーム55は、左側壁44の右方部分である。第2フレーム55は、公知の樹脂材料からなり、左方に向かって開放される略ボックス形状を有している。
詳しくは、第2フレーム55は、プレート57と、周側壁58とを一体に有している。プレート57は、前後方向に延びる側面視略矩形の板状を有している。周側壁58は、図3に示すように、プレート57の周縁から左方に向かって突出している。すなわち、第2フレーム55は、上下方向および前後方向に切断したときの断面形状凹形状である。
第2サイドカバー56は、図10に示すように、左側壁44の左方部分である。第2サイドカバー56は、第2フレーム55を右方から被覆している。第2サイドカバー56は、公知の樹脂材料からなり、側面視において、第2フレーム55と略同一形状およびサイズを有する板状である。これによって、第2フレーム55および第2サイドカバー56は、内部に収容空間A2を画定する第2エンクロージャー60を構成する。
後壁42は、図1に示すように、本体ケーシング2の後端部に配置されており、画像形成部4に対して後方に配置されている。そして、後壁42は、第1フレーム45の後端部と、第2フレーム55の後端部とを左右方向に連結している。
なお、図2に示すように、第1フレーム45の前端部の上方部分と、第2フレーム55の前端部の上方部分との間には、フロントカバー10が配置されている。
上壁43は、図1および図2に示すように、本体ケーシング2の上端部に配置されており、画像形成部4に対して上方に配置されている。つまり、上壁43は、本体ケーシング2の上面を形成する。
上壁43は、図3に示すように、カバーの一例としてのトップカバー63と、第1部材の一例としての第1トレイ部64と、第2部材の一例としての第2トレイ部65とを備えている。
トップカバー63は、図2に示すように、上壁43の上端部に配置されている。トップカバー63は、図4Aおよび図4Bに示すように、平面視略矩形の板状を有しており、開口部66を有している。開口部66は、平面視において、トップカバー63の略中央に配置されており、左右方向に延びる略矩形状を有している。開口部66は、トップカバー63を上下方向に貫通している。
また、トップカバー63は、開口部66内において、突出壁71と、カバー案内部67と、規制突起68とを一体に有している。
突出壁71は、トップカバー63における開口部66の周縁から下方に向かって突出しており、上下方向に延びる角筒形状を有している。詳しくは、突出壁71は、開口部66の前方の周縁から下方に向かって突出する前突出壁71Aと、開口部66の左方の周縁から下方に向かって突出する左突出壁71Bと、開口部66の右方の周縁から下方に向かって突出する右突出壁71Cと、開口部66の後方の周縁から下方に向かって突出する後突出壁71Dとを一体に有している。
また、右突出壁71Cは、切欠溝72を有している。切欠溝72は、右突出壁71Cの前端部に配置されている。切欠溝72は、前上方に向かう頂部を有する側面視略V字状を有しており、突出壁71の下端縁から上方に向かって凹んでいる。
カバー案内部67は、前突出壁71Aの後方に隣接配置されている。カバー案内部67は、案内部本体73と、鍔部74とを有している。
案内部本体73は、前突出壁71Aおよび左突出壁71Bに沿って延びる、平面視略L字の板状を有している。案内部本体73は、一方案内部の一例としての右案内部75と、凹部の一例としての中間部77と、他方案内部の一例としての左案内部76とを一体に有している。
右案内部75は、案内部本体73の右方部分である。右案内部75は、図4Bおよび図7Bに示すように、傾斜部81と、突部82とを有している。傾斜部81は、図4Bに示すように、左右方向に延びる平面視略矩形を有しており、前突出壁71Aの下端部における右方部分から、後方に向かって突出している。また、傾斜部81は、図7Bに示すように、背面視において左上方と右下方とを結ぶ方向に延びている。つまり、傾斜部81は、左右方向外方端部である右端部のほうが、左右方向内方端部である左端部よりも下方に下がるように傾斜している。
また、傾斜部81の右端部は、切欠溝72を介して、右突出壁71Cよりも右方に突出している。
突部82は、背面視略矩形状を有しており、傾斜部81の右端縁から下方に向かって突出している。突部82は、傾斜部81の右端部の前後方向の全体にわたって延びている。
中間部77は、図4Bに示すように、案内部本体73の左右方向略中央部分であって、右案内部75と左案内部76との左右方向の間に配置されている。中間部77は、平面視において左右方向に延びる平面視略矩形を有しており、背面視において上方に向かって開放される背面視略U字状を有している。つまり、中間部77は、下方に向かって凹んでいる。また、中間部77は、前突出壁71Aの下端部における左右方向略中央から、後方に向かって突出している。中間部77の前後方向の寸法は、傾斜部81の前後方向の寸法の略1/2である。そして、中間部77の右端部は、傾斜部81の左端部の前方部分に接続されている。
左案内部76は、図4Aに示すように、案内部本体73の左方部分であって、中間部77の左方に隣接配置されている。左案内部76は、平面視略L字状を有しており、中間部77の左端部から連続して、左方に向かって延びた後、屈曲して後方に向かって延びている。
詳しくは、左案内部76は、第1傾斜部78と、第2傾斜部79とを有している。
第1傾斜部78は、平面視において左右方向に延びる略矩形状を有しており、前突出壁71Aの下端部における左方部分から、後方に向かって突出している。また、第1傾斜部78は、図7Bに示すように、背面視において右上方および左下方を結ぶ方向に延びている。つまり、第1傾斜部78は、左右方向外方端部である左端部のほうが、左右方向内方端部である右端部よりも下方に下がるように傾斜している。
また、第1傾斜部78の前後方向の寸法は、傾斜部81の前後方向の寸法と略同じである。そして、第1傾斜部78の右端部における前方部分は、中間部77の左端部に接続され、第1傾斜部78の左端部は、左突出壁71Bの前端部に接続されている。
第2傾斜部79は、平面視において前後方向に延びる略矩形状を有しており、側面視において前上方および後下方を結ぶ方向に延びている。そして、第2傾斜部79の前端部は、第1傾斜部78の後端縁における左端部に接続されている。また、第2傾斜部79の左端部は、左突出壁71Bに接続されている。
鍔部74は、カバー案内部67の内方端部から上方に向かって突出している。具体的には、鍔部74は、傾斜部81の後端部、傾斜部81の左端部の後方部分、中間部77の後端部、第1傾斜部78の右端部の後方部分、第1傾斜部78の後端部、および、第2傾斜部79の右端部のそれぞれから、上方に向かって突出している。
規制突起68は、前突出壁71Aの後面において、案内部本体73よりも上方に配置されている。規制突起68は、左右方向に互いに間隔を隔てて複数、具体的には4つ並列配置されている。規制突起68は、側面視略矩形の板状を有しており、前突出壁71Aの後面から後方に向かって突出している。また、規制突起68の下端部は、案内部本体73の上面に接続されている。規制突起68の上下方向の寸法は、鍔部74の上下方向の寸法よりも大きい。
そして、トップカバー63は、図2および図3に示すように、右側壁40、左側壁44および後壁42の上面を上方から被覆するように、本体ケーシング2の上端部に配置されている。つまり、本体ケーシング2の上面の一部を形成する。
第1トレイ部64は、図2に示すように、上方から見て、開口部66内における前方部分に配置されている。
第1トレイ部64は、図5A〜図5Cに示すように、第1トレイ本体85と、受入部86と、第1トレイ案内部87と、右係合部88と、左係合部89とを一体に有している。
第1トレイ本体85は、図5Cに示すように、平面視において左右方向に延びる略矩形状の板状を有している。また、第1トレイ本体85は、図1に示すように、側面視において前上方および後下方を結ぶ方向に延びている。
受入部86は、図5Aおよび図5Bに示すように、第1トレイ本体85の後端部に対して下方に隣接配置されている。受入部86は、左右方向に互いに間隔を隔てて複数、具体的には、4つ配置されている。受入部86は、上方に向かって開放される背面視U字状の板状を有している。そして、受入部86の遊端部のそれぞれは、第1トレイ本体85の後端部に接続されている。
第1トレイ案内部87は、図5A〜図5Cに示すように、第1トレイ本体85に対して右方に隣接配置されている。第1トレイ案内部87は、側板90と、底板91と、囲板92と、傾斜板93とを一体に有している。
側板90は、図5Aに示すように、第1トレイ本体85の右端部から下方に向かって突出しており、側面視略三角形状を有している。側板90の下端縁は、前後方向に沿って延びている。
底板91は、図5Cに示すように、第1トレイ案内部87の底面を形成しており、平面視において前後方向に延びる略矩形状を有している。また、底板91は、側面視において、前上方および後下方を結ぶ方向に傾斜している。また、底板91の前方部分における左端部は、平面視略矩形状に切り欠かれている。そして、底板91の後方部分の左端部は、側板90の右面における下端部に接続されている。また、底板91の後端部における上面は、図5B示すように、第1トレイ本体85の上面と左右方向に連続している。
囲板92は、図5Cに示すように、底板91の上面における前方部分に配置されている。囲板92は、後方に向かって開放される平面視略U字状を有しており、底板91の前方部分の周縁から上方に向かって突出している。
詳しくは、囲板92は、左板100と、右板101と、前板102とを有している。
左板100は、囲板92の左端部である。左板100は、図5Aに示すように、前後方向に延びる側面視略矩形の板状を有しており、図7Bに示すように、底板91の前方部分の左端部から上方に向かって延びている。
右板101は、囲板92の右端部であって、左板100に対して右方に間隔を空けて配置されている。右板101は、図5Aに示すように、前後方向に延びる側面視略矩形の板状を有しており、図7Bに示すように、底板91の前方部分の右端部から上方に向かって延びている。また、右板101の上下方向の寸法は、左板100の上下方向の寸法よりも大きい。
前板102は、図5Cに示すように、囲板92の前端部であって、左板100と、右板101の下方部分との間に架設されている。前板102は、図5Bに示すように、底板91の前端部から上方に向かって延びている。また、前板102の上下方向の寸法は、左板100の上下方向の寸法と略同じである。
傾斜板93は、囲板92の右板101の後端部から連続して、後方に向かうにつれて左方に傾斜するように延びている。また、傾斜板93の下端部は、図5Bに示すように、底板91の上面に接続されている。
右係合部88は、第1トレイ案内部87の後方に隣接配置されている。右係合部88は、下方に向かって開放される背面視略凹形状を有しており、前後方向に延びている。そして、右係合部88の前端部における左端部は、傾斜板93の後端部と連続しており、右係合部88の左面における前方部分は、第1トレイ本体85の右端縁における後端部に接続されている。
左係合部89は、図5Aに示すように、第1トレイ本体85に対して左方に隣接配置されている。左係合部89は、下方に向かって開放される背面視略凹形状を有しており、前後方向に延びている。そして、左係合部89の右面における前方部分は、第1トレイ本体85の左端縁における後方部分に接続されている。
そして、第1トレイ部64は、図2および図10に示すように、第1トレイ本体85の前端縁が前突出壁71Aの後方に隣接し、第1トレイ本体85の左右両端縁の前端部が左右両方の突出壁71の左右方向内方に隣接するように、開口部66内の前方部分に配置されている。つまり、第1トレイ部64は、図2に示すように、上方から見て、トップカバー63の開口部66の前方周縁と、前後方向に隣接している。
これによって、第1トレイ本体85の前端縁と、トップカバー63の開口部66の前方周縁とは、左右方向に延びる隙間C1を画定している。
また、第1トレイ本体85の下面における前端部は、図7Bに示すように、複数の規制突起68の上端部に接触している。そのため、図1に示すように、第1トレイ本体85の前端部と、案内部本体73とは、上下方向に間隔を空けて向かい合っている。
また、図7Bに示すように、第1トレイ案内部87は、右突出壁71Cよりも右方に配置されており、右案内部75の傾斜部81の右端部に対して下方に配置されている。そして、底板91の前方部分は、上下方向から見て、右案内部75の傾斜部81の右端部と重なるように、傾斜部81の右端部に対して下方に間隔を空けて配置されている。また、囲板92の左板100は、傾斜部81の右端縁よりも左方に配置され、傾斜部81の右端部に対して下方に間隔を空けて配置されている。また、囲板92の右板101は、傾斜部81の右端縁よりも右方に配置され、右板101の上方部分は、左右方向から見て、傾斜部81と重なるように、傾斜部81の右端縁に対して右方に間隔を空けて配置されている。また、右板101の上端縁は、傾斜部81の右端縁よりも上方に位置している。
また、右係合部88は、図10に示すように、右突出壁71Cよりも右方に配置され、左係合部89は、左突出壁71Bよりも左方に配置されている。
また、図2に示すように、右突出壁71Cの下端部、第1トレイ本体85の右端部および左係合部89の前左端部は、開口94を画定している。開口94は、第1トレイ案内部87と排紙トレイ13とを左右方向に連通している。
第2トレイ部65は、図2に示すように、上方から見て、開口部66内における後方部分に配置されている。
第2トレイ部65は、図6A、図6Bおよび図7Aに示すように、第2トレイ本体105と、ローラ支持壁110と、案内部の一例としての第2トレイ案内部108と、係合突起113と、右係合壁106と、左係合壁107とを一体に有している。
第2トレイ本体105は、図1に示すように、側面視略L字の板状を有しており、傾斜壁111と、鉛直壁112とを一体に有している。
傾斜壁111は、第2トレイ本体105の前方部分である。傾斜壁111は、図6Aに示すように、平面視において、左右方向に延びる略矩形の板状を有しており、側面視において、図1に示すように、前上方および後下方を結ぶ方向に延びている。
傾斜壁111は、図6Bに示すように、その上面において、突条109を有している。突条109は、左右方向に間隔を隔てて複数、具体的には4つ並列配置されている。突条109は、前上方および後下方を結ぶ方向に延びる略杆状を有している。そして、突条109は、突条109の前端部が傾斜壁111の前端縁よりも前上方に突出するように、傾斜壁111の上面に接続されている。
鉛直壁112は、第2トレイ本体105の後方部分であって、左右方向に延びる背面視略矩形の板状を有している。鉛直壁112は、図1に示すように、傾斜壁111の後端部から連続して、上方に向かって延びている。
ローラ支持壁110は、図6Aに示すように、鉛直壁112の上端部から連続して後方に向かって延びている。ローラ支持壁110は、左右方向に延びる平面視略矩形の板状を有している。そして、ローラ支持壁110は、図1に示すように、その上面において、排紙ローラ32を回転可能に支持している。なお、図2、図3、図6A、図6Bおよび図7Aでは、説明の便宜上、排紙ローラ32を省略している。
第2トレイ案内部108は、図1に示すように、傾斜壁111の下面における前端部に配置されている。第2トレイ案内部108は、図7Aに示すように、側面視略L字の板状を有しており、図1に示すように、傾斜壁111の前端部から連続して下方に向かって延びた後、屈曲して前下方に向かって延びている。
係合突起113は、図7Aに示すように、4つの受入部86のそれぞれに対応して4つ備えられている。4つの係合突起113は、第2トレイ案内部108の上方部分の後面に配置されており、左右方向に互いに間隔を空けて配置されている。係合突起113は、平面視略矩形状を有しており、第2トレイ案内部108の上方部分の後面から後方に向かって突出している。
右係合壁106は、図6Bに示すように、第2トレイ部65の右端部であって、傾斜壁111の右端部から連続して、上方に向かって延びている。右係合壁106は、前方に向かう頂部を有する側面視略三角形の板状を有しており、右係合壁106の後端部は、鉛直壁112の右端部に接続されている。また、右係合壁106の上端縁は、前後方向に沿っており、側面視において、傾斜壁111の前端部から鉛直壁112の上端部まで延びている。
また、右係合壁106は、右係合リブ103を一体に有している。右係合リブ103は、右係合壁106の上端部における右方部分から上方に向かって突出している。右係合リブ103は、後方に向かう頂部を有する側面視略三角形の板状を有しており、右係合リブ103の上端縁は、前後方向に沿って延びている。
左係合壁107は、図6Aに示すように、第2トレイ部65の左端部であって、傾斜壁111の左端部から連続して、上方に向かって延びている。左係合壁107は、前方に向かう頂部を有する側面視略三角形の板状を有しており、左係合壁107の後端部は、鉛直壁112の左端部に接続されている。また、左係合壁107の上端縁は、前後方向に沿っており、側面視において、傾斜壁111の前端部から鉛直壁112の上端部まで延びている。
また、左係合壁107は、左係合リブ104を一体に有している。左係合リブ104は、左係合壁107の上端部における左方部分から連続して上方に向かって延びている。左係合リブ104は、後方に向かう頂部を有する側面視略三角形の板状を有しており、左係合リブ104の上端縁は、前後方向に沿って延びている。
そして、第2トレイ部65は、図2、図5Bおよび図7Aに示すように、係合突起113が対応する受入部86に後方から挿入され、傾斜壁111の前端縁が、第1トレイ本体85の後端縁の後方に隣接されるように、開口部66内の後方部分に配置されている。つまり、第1トレイ部64は、図1に示すように、第2トレイ部65に対して、排出方向Xの下流に配置されている。なお、第2トレイ部65の左右両端部は、第1フレーム45および第2フレーム55に支持されている。
そして、図2に示すように、傾斜壁111の前端縁と第1トレイ本体85の後端縁との隣接部分は、左右方向に延びる隙間C2を画定している。
また、鉛直壁112の上端部は、図1に示すように、後突出壁71Dの下端部に対して、下方に間隔を空けて配置されている。
また、右係合リブ103は、図2、図5Bおよび図6Bに示すように、右係合部88に下方から受け入れられており、左係合リブ104は、左係合部89に下方から受け入れられている。そして、第1トレイ部64と第2トレイ部65とが、排紙トレイ13を形成している。
3.駆動機構、制御基板およびファン
プリンタ1は、図10に示すように、基板の一例としての制御基板141と、ファン142と、ギア機構140とを備えている。
制御基板141およびファン142は、右側壁40の収容空間A1内に収容されている。制御基板141は、画像形成部4の動作を制御するように構成されている。制御基板141は、側面視略矩形状の板状を有しており、上下方向に延びている。制御基板141は、第1フレーム45のプレート47の右面に固定されている。
ファン142は、本体ケーシング2内の空気を流動させるように構成されている。ファン142は、貫通口49と通気口51との左右方向の間に配置されており、第1フレーム45のプレート47の右面に固定されている。ファン142が駆動すると、第1エンクロージャー50内の空気が、通気口51を介して本体ケーシング2外に排出されるとともに、本体ケーシング2内の空気が、貫通口49を介して、ファン142に吸引される。すると、図1に示すように、後述するダクト部115の下端部の近傍に位置する空気が、後述する貫通穴121および通過口134を下方から上方に向かって通過するように流動し、貫通口49および通気口51を介して、本体ケーシング2外に排出される。
ギア機構140は、図10に示すように、左側壁44の収容空間A2内に収容されている。ギア機構140は、画像形成部4に駆動力を伝達するように構成されている。ギア機構140は、複数のギアを有しており、第2フレーム55のプレート57の左面に支持されている。
4.液受ユニット
プリンタ1は、図1に示すように、液受ユニット114を備えている。
液受ユニット114は、排紙トレイ13の下方において、プロセスカートリッジ15の
後上方かつ定着ユニット17の前上方に配置されている。
液受ユニット114は、図8Aおよび図8Bに示すように、ダクトの一例としてのダクト部115と、受部材の一例としての液体受部116とを一体に有している。
ダクト部115は、液受ユニット114の前方部分であって、第1ダクト壁117と、第2ダクト壁118と、第1連結部119と、第2連結部120とを有している。
第1ダクト壁117は、ダクト部115の前端部であって、左右方向に延びる正面視略矩形の板状を有している。第2ダクト壁118は、第1ダクト壁117に対して前後方向に間隔を空けて向い合うように配置されている。第2ダクト壁118は、左右方向に延びる背面視略矩形状を有している。第2ダクト壁118の上下方向の寸法は、第1ダクト壁117の上下方向の寸法の略1/2である。そして、第2ダクト壁118の上端部は、第1ダクト壁117の上端部よりも下方に位置している。
第1連結部119は、図8Aおよび図9に示すように、第1ダクト壁117の下端部と、第2ダクト壁118の下端部とを連結している。第1連結部119は、図9に示すように、左右方向に延びる平面視略矩形の板状を有している。第1連結部119は、複数の貫通穴121を有している。複数の貫通穴121は、左右方向に互いに間隔を隔てて配置されている。貫通穴121は、平面視略矩形状を有しており、第1連結部119を上下方向に貫通されている。なお、複数の貫通穴121のうち、最も左方に位置する貫通穴121Aは、後上方から見て、後述する液体排出口133と重なっている。
第2連結部120は、図8Bに示すように、第1ダクト壁117の左端部と、第2ダクト壁118の左端部とを連結している。第2連結部120は、上下方向に延びる側面視略矩形の板状を有している。
そして、第1ダクト壁117、第2ダクト壁118および第2連結部120は、通過口134を画定している。
液体受部116は、第2ダクト壁118の上方に隣接されており、第1ダクト壁117の上方部分に対して後方に間隔を空けて配置されている。
液体受部116は、上方に向かって開放される凹形状を有しており、左右方向に延びている。液体受部116は、第1壁の一例としての第1ガイド壁128と、第2壁の一例としての第2ガイド壁129と、受壁125と、閉鎖壁130と、第3壁の一例としての規制壁131と、第4壁の一例としての延長壁132とを一体に有している。
第1ガイド壁128は、液体受部116の前端部である。第1ガイド壁128は、図10に示すように、右方に向かうにつれて幅狭となる背面視略台形状の板状を有している。詳しくは、第1ガイド壁128の上端縁は、左上方および右下方を結ぶ方向に延びており、第1ガイド壁128の下端縁は、左下方および右上方を結ぶ方向に延びている。
第2ガイド壁129は、図8Aおよび図8Bに示すように、第1ガイド壁128に対して後方に間隔を空けて向かい合っている。第2ガイド壁129は、右方に向かうにつれて幅狭となる正面視略台形状の板状を有している。詳しくは、第2ガイド壁129の上端縁は、第1ガイド壁128の上端縁と同様の方向に延びており、第2ガイド壁129の下端縁は、第1ガイド壁128の下端縁と同様の方向に延びている。また、第2ガイド壁129の左右方向の寸法は、第1ガイド壁128の左右方向の寸法よりも大きく、第2ガイド壁129の上下方向の寸法は、第1ガイド壁128の上下方向の寸法よりも小さい。
そして、第2ガイド壁129は、前後方向から見て、第2ガイド壁129の上端縁が第1ガイド壁128の上端縁とおおよそ一致するように配置されている。これにより、第2ガイド壁129の下端縁は、第1ガイド壁128の下端縁よりも上方に位置している。また、第2ガイド壁129の右端縁は、第1ガイド壁128の右端縁とおおよそ一致している。
受壁125は、第1ガイド壁128の下端部と第2ガイド壁129の下端部との間に架設されている。
受壁125は、図1に示すように、側面視略L字の板状を有しており、第1部分126と、第2部分127とを有している。第1部分126は、受壁125の後方部分であって、第2ガイド壁129の下端部から連続して、前方に向かうにつれて下方に傾斜している。つまり、第2ガイド壁129は、第1部分126の後端部から連続して上方に向かって延びている。
第2部分127は、受壁125の前方部分であって、第2部分127の下端部から連続して前方に向かって延び、第1ガイド壁128の下端部に接続されている。つまり、第1ガイド壁128は、第2部分127の前端部から連続して上方に向かって延びている。また、第2部分127は、図10に示すように、右上方および左下方を結ぶ方向に延びている。言い換えれば、第2部分127は、右方から左方に向かうにつれて下方に傾斜している。つまり、受壁125の少なくとも一部、具体的には、第2部分127は、第1フレーム45側から第2フレーム55側に向かうにつれて下方に傾斜している。
閉鎖壁130は、図8Aに示すように、第1ガイド壁128の右端部と第2ガイド壁129の右端部との間に架設されている。また、閉鎖壁130の下端部は、受壁125の右端部に接続されている。
規制壁131は、図10に示すように、液体受部116の左端部であって、背面視略クランクの板状を有している。規制壁131は、受壁125の左端部から上方に向かって延びた後、左方に向かって屈曲し、次いで、上方に向かって延びている。規制壁131の上方部分の前端部は、図8Aおよび図8Bに示すように、第2連結部120の後端縁における上端部に接続されており、規制壁131の後端部は、第2ガイド壁129の左端部に接続されている。
また、規制壁131の下方部分は、第1ガイド壁128の左端部に対して、左方に間隔を隔てて配置され、左右方向に向かい合っている。
延長壁132は、図8Bおよび図9に示すように、第1ガイド壁128の左端部から連続して、左前方に向かって、第2ガイド壁129から離れるように突出している。延長壁132は、上下方向に延びる側面視略矩形の板状である。
そして、第1ガイド壁128の左端部、規制壁131の下方部分、および、それらの間に位置する受壁125の左端部は、液体排出口133を画定している。液体排出口133は、上方に向かって開放される背面視略U字状を有している。液体排出口133は、液体受部116の内部空間と、通過口134とを前後方向に連通している。
そして、液受ユニット114は、図1に示すように、液体受部116が隙間C2に対して下方に位置し、かつ、ダクト部115の下方部分がプロセスカートリッジ15と定着ユニット17との前後方向の間に位置するように、配置されている。
これによって、受壁125は、第2トレイ案内部108に対して下方に間隔を空けて配置され、第2トレイ案内部108と上下方向に向かい合っている。また、第1ガイド壁128は、第2トレイ案内部108よりも前方に配置され、第2ガイド壁129は、第2トレイ案内部108よりも後方に配置されている。
また、図4Bに示すように、ダクト部115の左端部は、左案内部76の第2傾斜部79の後端部の下方に配置され、第1ダクト壁117の左端部は、第2傾斜部79の後端縁よりも前方、第2ダクト壁118の左端部は、第2傾斜部79の後端縁より後方、第2連結部120は、第2傾斜部79の左端縁よりも左方に配置されている。つまり、通過口134の左端部と、第2傾斜部79の後端縁とは、上下方向から見て重なっている。
5.第1搬送ガイドおよび第2搬送ガイド
第1搬送ガイド34は、図1に示すように、感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過した後、加熱ローラ30と加圧ローラ31との間に向かう用紙Pの搬送をガイドする第1搬送部材143を有している。
第1搬送部材143は、前後方向に延びており、第1搬送部材143の前方部分がプロセスカートリッジ15の下方に位置し、第1搬送部材143の後方部分がダクト部115の下方に間隔を空けて位置している。また、第1搬送部材143は、図3に示すように、左右方向に延びる平面視略矩形の板状を有している。そして、第1搬送部材143の左右両端部のそれぞれは、第1フレーム45のプレート47および第2フレーム55のプレート57のそれぞれに固定されている。
また、第1搬送部材143は、第1液体通過口145を有している。第1液体通過口145は、第1搬送部材143の後方部分に配置されており、上下方向に投影したときに、ダクト部115の通過口134と重なる位置に配置されている。第1液体通過口145は、図3に示すように、左右方向に延びる平面視略矩形状を有しており、第1搬送部材143を上下方向に貫通している。
第2搬送ガイド35は、図1に示すように、給紙トレイ12の上方を後方から前方に向かって通過する用紙Pの搬送をガイドする第2搬送部材144を有している。第2搬送部材144は、第1搬送部材143に対して下方に間隔を隔てて配置され、かつ、給紙トレイ12の上方に間隔を隔てて配置されている。また、第1搬送部材143と第2搬送部材144との上下方向の間は、再搬送パスP2の一部として画定されている。
第2搬送部材144は、左右方向に延びる平面視略矩形の板状を有している。そして、第2搬送部材144の左右両端部のそれぞれは、第1フレーム45のプレート47および第2フレーム55のプレート57のそれぞれに固定されている。
また、第2搬送部材144は、第2液体通過口146を有している。第2液体通過口146は、上下方向に投影したときに、第1液体通過口145と重なる位置に配置されている。第2液体通過口146は、左右方向に延びる平面視略矩形状を有しており、第2搬送部材144を上下方向に貫通している。
6.液体の誘導
(1)カバー案内部による液体の誘導
このようなプリンタ1において、ユーザが、図1および図2に示すように、誤って本体ケーシング2の上方から、水などの液体をこぼすと、上壁43の上面に液体がかかる。
すると、液体は、第1トレイ部64の第1トレイ本体85と、トップカバー63の開口部66の前方周縁との間の隙間C1に浸入する場合がある。
この場合、図2に示すように、隙間C1の右方部分に浸入する液体L1は、隙間C1を介して、第1トレイ本体85の前端部とトップカバー63の前突出壁71Aとの間を通過した後、図4Aおよび図4Bに示すように、右案内部75の傾斜部81の上面に到達する。すると、液体L1は、図7Bに示すように、傾斜部81の傾斜に沿って、右下方に向かって流動し、切欠溝72を通過する。そして、液体L1は、傾斜部81の右端部まで到達すると、傾斜部81の右端縁から、突部82を伝って、第1トレイ案内部87の底板91の前方部分に向かって落下する。その後、液体L1は、図5Cに示すように、底板91の傾斜により後下方に向かって流動し、図2に示すように、開口94を介して、排紙トレイ13内における第1トレイ本体85の上面に到達する。
また、隙間C1の左方部分に浸入する液体L2は、隙間C1を介して、第1トレイ本体85の前端部とトップカバー63の前突出壁71Aとの間を通過した後、図4Aおよび図4Bに示すように、左案内部76の第1傾斜部78の上面に到達する。すると、液体L2は、図7Bに示すように、第1傾斜部78の傾斜に沿って、左下方に向かって流動した後、前突出壁71Aおよび左突出壁71Bにより流動方向を、図4Bに示すように、左下方から後下方に変更して、第2傾斜部79の上面に到達する。そして、液体L2は、第2傾斜部79の傾斜により、後下方に向かって流動する。その後、液体L2は、第2傾斜部79の後端部まで到達すると、第2傾斜部79から、ダクト部115の通過口134の左端部に向かって落下する。その後、液体L2は、第1連結部119に到達し、最も左方の貫通穴121Aを通過する。
また、図2に示すように、隙間C1の左右方向の略中央から浸入する液体L3は、隙間C1を介して、第1トレイ本体85の前端部とトップカバー63の前突出壁71Aとの間を通過した後、図4Aおよび図4Bに示すように、中間部77の上面に到達する。そして、液体L3は、中間部77、前突出壁71Aおよび鍔部74により、一旦、中間部77上に貯留された後、液体L3の浸入量の増加に伴って、中間部77から左右両方、つまり、右案内部75および左案内部76のそれぞれに流出する。
以上によって、カバー案内部67は、隙間C1に浸入する液体を、隙間C1から排出するように案内する。
(2)液体受部による液体の誘導
また、上壁43の上面に液体がかかると、液体は、図1および図2に示すように、第1トレイ部64の第1トレイ本体85と、第2トレイ部65の傾斜壁111との間の隙間C2に浸入する場合がある。
隙間C2に浸入する液体L4は、図1に示すように、隙間C2を介して本体ケーシング2内に浸入した後、第2トレイ案内部108を伝って流下する。そして、液体L4は、第2トレイ案内部108の下端部まで伝った後、第2トレイ案内部108の下端部から受壁125の上面に向かって落下する。つまり、受壁125は、隙間C2から本体ケーシング2内に浸入する液体を受ける。次いで、受壁125に落下した液体L4は、受壁125の第1部分126の傾斜により前下方に向かって流動する。
すると、液体L4は、図10に示すように、第2部分127の上面に到達し、第2部分127の上面および第1ガイド壁128の前面に沿って、左下方に向かって流動する。そして、液体L4は、液体受部116内の左端部に到達すると、規制壁131および第2ガイド壁129により、流動方向を左下方から前方に変更され、液体排出口133から前方に排出される。これによって、液体L4は、図1に示すように、ダクト部115の通過口134に到達し、通過口134を通過するように流下する。その後、液体L4は、図9に示すように、第1連結部119に到達し、最も左方の貫通穴121Aを通過する。
(3)給紙トレイへの流下
最も左方の貫通穴121Aを通過する液体(液体L2および液体L4)は、最も左方の貫通穴121Aを通過した後、第1搬送部材143の第1液体通過口145に向かって流下する。その後、液体は、第1液体通過口145を通過した後、第2搬送部材144の第2液体通過口146を通過して、給紙トレイ12内に溜まる。
7.作用効果
(1)プリンタ1では、図1に示すように、本体ケーシング2内に浸入した液体を受ける液体受部116が、受壁125を有している。受壁125は、第1トレイ部64と第2トレイ部65との隣接部分である隙間C2に対して下方に配置されている。
そのため、隙間C2を介して本体ケーシング2内に浸入する液体L4は、液体受部116の受壁125に受けられる。
そして、受壁125に受けられた液体L4は、図10に示すように、受壁125が第1フレーム45側から第2フレーム55側に向かうにつれて下方に傾斜しているので、制御基板141を支持する第1フレーム45側から第2フレーム55側に向かって、つまり制御基板141から離れるように、液体受部116に案内される。
その結果、本体ケーシング2の上壁43に液体がかかった場合でも、制御基板141が濡れることを抑制できる。
(2)排紙トレイ13が、図1に示すように、第1トレイ部64と第2トレイ部65とにより形成されるので、排紙トレイ13は本体ケーシング2の上面に配置される。
そのため、排紙ローラ32から排出され、排紙トレイ13に支持される用紙Pに対して容易にアクセスすることができる。
また、隙間C2および液体受部116のそれぞれが、図2および図10に示すように、左右方向に延びているので、液体受部116は、隙間C2を介して本体ケーシング2内に浸入する液体L4を確実に受けることができる。
(3)第2トレイ部65は、図1に示すように、第2トレイ案内部108を有している。第2トレイ案内部108は、隙間C2を介して本体ケーシング2内に浸入する液体L4を液体受部116に向けて案内する。そのため、隙間C2を介して本体ケーシング2内に浸入する液体L4を、液体受部116に確実に受けさせることができる。
(4)受壁125は、図1に示すように、第2トレイ案内部108に対して下方に間隔を空けて配置され、第2トレイ案内部108と上下方向に向かい合っている。そのため、受壁125は、第2トレイ案内部108から落下する液体L4を確実に受けることができる。
そして、液体受部116は、受壁125、第1ガイド壁128および第2ガイド壁129を有しており、左右方向から見て第2トレイ案内部108に向かって開放される凹形状を有している。そのため、受壁125に受けられた液体L4を、第1フレーム45側から第2フレーム55側に向かって確実に案内できる。
(5)受壁125は、図1に示すように、第2ガイド壁129から第1ガイド壁128側に向かうにつれて下方に傾斜する第1部分126を有している。そのため、受壁125に受けられた液体L4は、第1部分126の傾斜により、第1ガイド壁128側の第2部分127に向かって流動する。そして、液体L4は、図10に示すように、第2部分127および第1ガイド壁128に沿って、第2フレーム55側すなわち左方に向かって流動する。その結果、液体受部116に案内される液体L4を、第2フレーム55側に、安定して案内することができる。
(6)第1ガイド壁128の左端部と、規制壁131と、それらの間に位置する受壁125とは、図10に示すように、液体排出口133を画定している。そのため、液体排出口133は、液体受部116において左端部、すなわち、制御基板141から最も離れて配置されている。
その結果、液体受部116に案内される液体L4は、液体受部116において最も制御基板141から離れた位置まで案内された後、液体排出口133を介して液体受部116から排出される。よって、液体受部116から排出される液体が、制御基板141にかかることを確実に抑制することができる。
(7)延長壁132は、図8Aおよび図8Bに示すように、第1ガイド壁128の左端部から連続して、第2ガイド壁129から離れるように前方に延びている。つまり、延長壁132は、液体排出口133の右方の周縁から、液体の排出方向に延びている。
そのため、延長壁132は、液体排出口133から排出される液体が、右方、すなわち制御基板141側に向かうことを抑制できる。その結果、液体受部116から排出される液体が、制御基板141にかかることをより一層確実に抑制できる。
(8)液受ユニット114は、図1に示すように、ダクト部115を備えている。そのため、ダクト部115を介して、本体ケーシング2内の空気を本体ケーシング2外に排気することができる。その結果、プリンタ1を効率的に放熱できる。
また、液受ユニット114は、ダクト部115と液体受部116とを一体に有している。そのため、ダクト部115と液体受部116とが別部材である場合と比較して、部品点数の低減を図ることができる。
(9)ダクト部115は、図1に示すように、プロセスカートリッジ15と定着ユニット17との前後方向の間に配置されている。そのため、プロセスカートリッジ15および定着ユニット17のそれぞれを効率的に冷却することができる。
また、ダクト部115は、液体排出口133から排出された液体を通過させる通過口134を有しているので、液体排出口133から排出された液体は、プロセスカートリッジ15と定着ユニット17との間を、ダクト部115の通過口134を介して流下する。
そのため、液体排出口133から排出された液体が、プロセスカートリッジ15および定着ユニット17のそれぞれにかかることを抑制でき、プロセスカートリッジ15および定着ユニット17が故障することを抑制できる。
(10)第1トレイ部64および第2トレイ部65のそれぞれは、図2に示すように、開口部66を介して、上方から露出されている。そのため、プリンタ1の上方から液体がかかった場合には、トップカバー63の開口部66を介して、第1トレイ部64および第2トレイ部65に液体がかかる。すると、液体は、図10に示すように、隙間C1を介して液体受部116に受けられ、制御基板141から離れるように案内される。
つまり、プリンタ1に液体がかかったときに、本体ケーシング2内に浸入する液体を液体受部116に確実に受けさせることができる。
(11)カバー案内部67は、図4Aおよび図4Bに示すように、第1トレイ部64と開口部66の周縁との隣接部分である隙間C1に浸入する液体を、隙間C1から排出するように案内する。そのため、隙間C1から、液体が本体ケーシング2内に浸入することを抑制できる。
(12)右案内部75は、図4Aおよび図4Bに示すように、隙間C1に浸入する液体L1を右方に向かって案内し、左案内部76の第1傾斜部78が、隙間C1に浸入する液体L2を左方に向かって案内する。
そのため、カバー案内部67が左右方向のいずれか一方向にのみ、液体を案内する構成と比較して、隙間C1に浸入する液体を効率よく排出することができる。
(13)制御基板141に対して相対的に近い右案内部75は、図2、図4Aおよび図4Bに示すように、隙間C1に浸入する液体L1を第1トレイ部64上に向けて案内する。そして、第1トレイ部64上に案内された液体は、図10に示すように、隙間C2を介して本体ケーシング2内に浸入し、液体受部116により制御基板141から離れるように案内された後、液体排出口133からダクト部115の通過口134に排出される。
一方、制御基板141に対して相対的に遠い左案内部76は、図4Bに示すように、隙間C1に浸入する液体L2をダクト部115の通過口134に向けて案内する。
つまり、右案内部75および左案内部76のそれぞれに案内される液体は、制御基板141から離れた位置で、ダクト部115の通過口134に排出される。そのため、制御基板141が、隙間C1に浸入する液体により濡れることを確実に抑制できる。
(14)カバー案内部67は、図4Aおよび図4Bに示すように、中間部77を有している。そのため、隙間C1に浸入する液体の量が増加しても、液体は中間部77に貯留される。その結果、隙間C1に浸入する液体が、本体ケーシング2内に浸入することを抑制することができる。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
4 画像形成部
15 プロセスカートリッジ
17 定着ユニット
32 排紙ローラ
43 上壁
45 第1フレーム
55 第2フレーム
63 トップカバー
66 開口部
67 カバー案内部
75 右案内部
76 左案内部
77 中間部
108 第2トレイ案内部
115 ダクト部
116 液体受部
125 受壁
126 第1部分
127 第2部分
128 第1ガイド壁
129 第2ガイド壁
131 規制壁
133 液体排出口
134 通過口
141 制御基板
P 用紙
X 排出方向
C1 隙間
C2 隙間

Claims (14)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に配置され、記録媒体に画像を形成するように構成される画像形成部と、
    前記画像形成部の動作を制御するように構成される基板と、
    前記筐体内に浸入した液体を受けるように構成される受部材とを備え、
    前記筐体は、
    前記画像形成部に対して上方に配置され、前記筐体の上面の少なくとも一部を形成する壁部と、
    前記画像形成部に対して、鉛直方向と直交する直交方向の一方に配置される第1フレームと、
    前記画像形成部を挟むように、前記画像形成部に対して前記第1フレームと反対に配置される第2フレームとを備え、
    前記基板は、前記第1フレームに支持され、
    前記壁部は、
    前記筐体の上面の一部を形成し、互いに隣接配置される第1部材と第2部材とを備え、
    前記受部材は、
    前記第1部材と前記第2部材との隣接部分に対して下方に配置され、前記第1部材と前記第2部材との隣接部分を介して前記筐体内に浸入する液体を受けるように構成される受壁を有し、
    前記受壁は、前記第1フレーム側から前記第2フレーム側に向かうにつれて、下方に傾斜していることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記画像形成部により画像が形成された記録媒体を、前記筐体外に排出するように構成される排出部材と、
    前記第1部材と前記第2部材とにより少なくとも一部が形成され、前記排出部材によって排出された記録媒体を支持する支持トレイと、を備え、
    前記第1部材は、前記第2部材に対して、前記排出部材による記録媒体の排出方向の下流に配置され、
    前記第1部材と前記第2部材との隣接部分は、前記直交方向に延びる隙間を画定することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1部材および前記第2部材のいずれか一方は、前記第1部材と前記第2部材との隣接部分を介して前記筐体内に浸入する液体を、前記受部材に向けて案内するように構成される案内部を有していることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記受壁は、
    前記案内部に対して下方に間隔を空けて配置され、前記案内部と上下方向に向かい、
    前記受部材は、
    前記受壁の前記記録媒体の排出方向の両端部から連続して上方に向かって延び、互いに間隔を隔てて前記記録媒体の排出方向に向かい合う第1壁および第2壁を有していることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記受壁は、
    前記第2壁から連続して、前記第1壁側に向かうにつれて下方に傾斜する第1部分と、
    前記第1部分から連続して前記第1壁に向かって、前記記録媒体の排出方向に沿って延び、かつ、前記第1フレーム側から前記第2フレーム側に向かうにつれて、下方に傾斜する第2部分とを有していることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記受部材は、前記受壁の前記直交方向の他方端部から連続して、上方に向かって延びる第3壁を有し、
    前記第1壁の前記直交方向の他方端部は、前記第3壁に対して前記直交方向の一方に間隔を空けて配置され、前記第3壁と前記直交方向に向かい合い、
    前記第2壁の前記直交方向の他方端部は、前記第3壁に接続され、
    前記第1壁の前記直交方向の他方端部と、前記第3壁と、それらの間に位置する前記受壁とは、前記受部材が受ける液体を前記受部材外に排出するように構成される液体排出口を画定していることを特徴とする、請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記受部材は、前記第1壁の前記直交方向の他方端部から連続して、前記第2壁から離れるように延びる第4壁を有していることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記筐体内の空気を前記筐体外に排気するように構成されるダクトを備え、
    前記受部材は、前記ダクトと一体であることを特徴とする、請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成部は、
    前記筐体内に配置され、記録媒体に現像剤像を形成するように構成されるプロセスユニットと、
    前記プロセスユニットに対して互いに間隔を空けて配置され、前記現像剤像を前記記録媒体に定着させるように構成される定着ユニットとを備え、
    前記ダクトは、
    前記プロセスユニットと前記定着ユニットとの間に配置され、
    前記液体排出口から排出された液体を通過させるように構成される通過口を有していることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記壁部は、前記壁部の上端部に配置されるカバーを有し、
    前記カバーは、前記カバーを上下方向に貫通する開口部を有し、
    前記第1部材および前記第2部材のそれぞれは、上方から見て、前記開口部内に配置されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第1部材は、前記カバーにおける前記開口部の周縁と隣接しており、
    前記カバーは、前記第1部材と前記開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体を、前記第1部材と前記開口部の周縁との隣接部分から排出するために案内するように構成されるカバー案内部を有していることを特徴とする、請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記第1部材と前記カバーにおける前記開口部の周縁とは、前記直交方向に延びる隙間を画定しており、
    前記カバー案内部は、
    前記直交方向の一方に配置され、液体を前記直交方向の一方に向かって案内する一方案内部と、
    前記直交方向の他方に配置され、液体を前記直交方向の他方に向かって案内する他方案内部とを有していることを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記壁部は、前記壁部の上端部に配置され、上下方向に貫通する開口部を有するカバーを有し、
    前記第1部材および前記第2部材のそれぞれは、上方から見て、前記開口部内に配置され、
    前記第1部材は、前記カバーにおける前記開口部の周縁と隣接しており、
    前記カバーは、前記第1部材と前記開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体を、前記第1部材と前記開口部の周縁との隣接部分から排出するように案内するように構成されるカバー案内部を有し、
    前記カバー案内部は、
    前記直交方向の一方に配置され、前記第1部材と前記開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体を、前記第1部材上に向けて案内するように構成される一方案内部と、
    前記直交方向の他方に配置され、前記第1部材と前記開口部の周縁との隣接部分に浸入する液体を、前記通過口に向けて案内するように構成されている他方案内部とを有していることを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
  14. 前記カバー案内部は、前記直交方向において前記一方案内部と前記他方案内部との間に配置され、下方に向かって凹む凹部を有していることを特徴とする、請求項12または13に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019179110A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社沖データ 画像形成装置

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