JP2015095204A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】名刺に文字列が含まれていない場合でも、汎用的な名刺ホルダを使用して名刺の表面の画像と裏面の画像との対応付けが可能な画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法およびプログラムを提供すること。【解決手段】本発明の画像処理装置は、複数の名刺が収納されている名刺ホルダの第1面および第2面の読取画像を生成し、名刺ホルダの第1面の読取画像および第2面の読取画像から第1面の名刺画像および第2面の名刺画像および回転軸特定情報を抽出する。そして、本発明の画像処理装置は、回転軸特定情報を用いて名刺ホルダを裏返す際の回転軸を特定し、第1面の名刺画像と第2面の名刺画像とを対応付ける。【選択図】図1
Description
本発明は、名刺情報を管理する技術に関し、より詳細には、名刺の表面の画像と裏面の画像とを対応付ける画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法およびプログラムに関する。
従来、ビジネスで利用される名刺に記載された情報をデジタル化して管理する様々な技術が提案されている。
このような名刺情報の管理技術の一例として、特許文献1は、複数の名刺が収納された名刺ホルダの表面および裏面をスキャンし、スキャンデータである表面データと裏面データの天地方向を判断して、表面データと裏面データを対応付ける名刺管理方法を開示する。
しかしながら、特許文献1が開示する名刺管理方法では、名刺の文字情報を利用して、名刺の表面データと裏面データの天地方向を判断するため、名刺に文字情報が含まれていない場合、例えば、名刺に図柄のみが印刷されている場合には、名刺の表面データと裏面データの天地方向を判断することができず、名刺の表面データと裏面データを対応付けできないという問題があった。
また、特許文献1は、名刺ホルダに付された指標を用いて名刺の表面データと裏面データの天地方向を判断する方法を開示するが、この方法では、指標が付された専用の名刺ホルダを使用しなければならず、市販されている汎用的な名刺ホルダをそのまま利用できないという問題があった。
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、名刺に文字列が含まれていない場合でも、汎用的な名刺ホルダを使用して名刺の表面の画像と裏面の画像との対応付けが可能な画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、複数の名刺が収納されている名刺ホルダの第1面および第2面の読取画像を生成し、名刺ホルダの第1面の読取画像および第2面の読取画像から第1面の名刺画像および第2面の名刺画像および回転軸特定情報を抽出する。そして、本発明の画像処理装置は、回転軸特定情報を用いて名刺ホルダを裏返す際の回転軸を特定し、第1面の名刺画像と第2面の名刺画像とを対応付ける。
本発明は、名刺に文字列が含まれていない場合でも、汎用的な名刺ホルダを使用して名刺の表面の画像と裏面の画像とを対応付けることができる。
以下、本発明について実施形態をもって説明するが、本発明は、後述する実施形態に限定されるものではない。図1は、本発明の画像処理装置の機能構成を示す図である。画像処理装置100は、名刺が収納されている名刺ホルダの両面を読み取り、各面の名刺画像を対応付け可能なMFP(Multi Function Peripheral)等の画像処理装置である。
画像処理装置100は、プロセッサと、ROMと、RAMと、HDDと、スキャナ装置とを含んで構成される。プロセッサは、WINDOWS(登録商標)シリーズ、Mac(登録商標)OS、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)などのオペレーティングシステムの管理下で、ROMから本発明のプログラムを読み出し、RAMに展開して実行することにより、後述する各機能部を画像処理装置100上に実現する。本発明のプログラムは、アセンブラ、C、C++、Java(登録商標)、Java Script(登録商標)、PERL、RUBY、PYTHONなどの種々のプログラム言語で記述することができる。以下、図1を参照して、画像処理装置100の機能構成について説明する。
画像処理装置100は、制御部101と、画像読取部102と、名刺画像抽出部103と、特定情報抽出部104と、対応付け処理部105と、記憶部106とを含んで構成される。
制御部101は、画像処理装置100が実行する画像読取処理の全体制御を行う手段である。制御部101は、後述する機能部を制御して画像読取処理を実行する。
画像読取部102は、画像処理装置100が備えるスキャナ装置を制御して画像を読み取る手段である。画像読取部102は、画像処理装置100の原稿台にセットされた名刺ホルダをスキャン装置にスキャンさせて名刺ホルダの読取画像を生成する。
名刺画像抽出部103は、画像読取部102が生成した読取画像から名刺画像を抽出する手段である。名刺画像抽出部103は、エッジ検出処理またはラベリング処理を実行し、名刺ホルダの第1面の読取画像および第2面の読取画像から名刺画像を抽出する。
特定情報抽出部104は、画像読取部102が生成した読取画像から回転軸特定情報を抽出する手段である。回転軸特定情報は、名刺ホルダをスキャンする場合に、ユーザが名刺ホルダを裏返した際の回転軸を特定する情報である。
対応付け処理部105は、名刺ホルダの第1面の名刺画像と第2面の名刺画像とを対応付ける手段である。対応付け処理部105は、回転軸特定情報を用いて、名刺ホルダの第1面の名刺画像と第2面の名刺画像とを対応付ける対応付け情報を生成する。対応付け情報は、表面の名刺画像の識別情報と、これに関連付けられた裏面の名刺画像の識別情報とで構成される。
記憶部106は、画像処理装置100が備えるRAMやHDD等のメモリを制御する手段である。記憶部106は、他の機能部の指示により、種々のデータをメモリに保存する。
図2は、本発明の画像処理装置が実行する処理を示すフローチャートである。以下、図2を参照して、画像処理装置100が実行する処理について説明する。
図2の処理は、ユーザが名刺ホルダを画像処理装置100の原稿台にセットし、画像処理装置100に読み取りを指示することにより、ステップS200から開始する。ステップS201では、制御部101が画像読取部102を呼び出し、画像読取部102が、スキャン装置に名刺ホルダの第1面を読み取らせて第1面の読取画像を生成する。次いで、ユーザが名刺ホルダを裏返して原稿台にセットし、画像処理装置100に読み取りを指示すると、ステップS202で制御部101が画像読取部102を呼び出し、画像読取部102が、スキャン装置に名刺ホルダの第2面を読み取らせて第2面の読取画像を生成する。
ステップS203では、制御部101は名刺画像抽出部103を呼び出し、名刺画像抽出部103が、名刺ホルダの第1面および第2面の読取画像から、それぞれ名刺画像を抽出する。ステップS204では、特定情報抽出部104は、名刺ホルダの第1面および第2面の読取画像から、それぞれ回転軸特定情報を抽出する。
ステップS205では、制御部101は対応付け処理部105を呼び出し、対応付け処理部105が、回転軸特定情報を使用して、名刺ホルダを裏返した際の回転軸の種類を判断する。本実施形態では、名刺ホルダの長手方向の軸または垂直軸を第1の回転軸とし、名刺ホルダの短手方向の軸または水平軸である第2の回転軸とする。
回転軸が第1の回転軸である場合は(yes)、ステップS206に処理が分岐する。一方、回転軸が第2の回転軸である場合は(no)、ステップS207に処理が分岐する。ステップS206では、対応付け処理部105は、回転軸が第1の回転軸である場合の対応付けポリシーに従って対応付け情報を生成し、ステップS208で処理が終了する。一方、ステップS207では、対応付け処理部105は、回転軸が第2の回転軸である場合の対応付けポリシーに従って対応付け情報を生成し、ステップS208で処理が終了する。
図3は、複数の名刺が収納されている名刺ホルダの一実施形態を示す図である。以下、図3を参照して、本発明の画像処理装置100が実行する処理について説明する。
名刺ホルダの第1面である表面には、名刺の表面が見えるように、複数の名刺が名刺保持部に収納されている。ユーザは、名刺ホルダの表面がスキャンされるように、画像処理装置100の原稿台に名刺ホルダをセットし、名刺ホルダの表面の読取画像を生成させる。次に、ユーザは、名刺ホルダを第1の回転軸または第2の回転軸を中心に裏返し、第2面である裏面を画像処理装置100の原稿台にセットし、名刺ホルダの裏面の読取画像を生成させる。
名刺ホルダの裏面の読取画像は、図3に示すように、名刺ホルダの裏返し方によって異なる。具体的には、第1の回転軸を中心に名刺ホルダを裏返すと、裏面300の状態となる。一方、第2の回転軸を中心に名刺ホルダを裏返すと、裏面301の状態となる。
画像処理装置100は、図4〜図8を参照して詳述する回転軸特定情報を使用して、名刺ホルダを裏返した際の回転軸を判断し、回転軸の種類に応じた対応付けポリシーに従って、図3の破線矢印が示すように、表面の名刺画像と裏面の名刺画像とを対応付ける。
名刺ホルダを裏返した際の回転軸が第1の回転軸である場合、画像処理装置100は、例えば、表面の左側の最上段に位置する名刺画像(「氏名1」および「住所1」が記載された名刺画像)と、裏面の右側の最上段に位置する名刺画像(「Name1」および「Address1」が記載された名刺画像)とを対応付ける。
一方、名刺ホルダを裏返した際の回転軸が第2の回転軸である場合、画像処理装置100は、例えば、表面の左側の最上段に位置する名刺画像(「氏名1」および「住所1」が記載された名刺画像)と、裏面の左側の最下段に位置する名刺画像(「Name1」および「Address1」が記載された名刺画像)とを対応付ける。
図4は、回転軸特定情報の一実施形態を示す図である。図4に示す実施形態では、名刺ホルダをファイルに収容するための閉じ穴や任意の文字列を回転軸特定情報として採用する。
特定情報抽出部104は、表面および裏面の読取画像から回転軸特定情報である閉じ穴400や文字列410を抽出する。特定情報抽出部104は、閉じ穴400と同形状のパターンを用いたパターンマッチングにより、閉じ穴400を抽出することができる。また、特定情報抽出部104は、読取画像内の名刺画像以外の領域に記載されている文字列、すなわち、名刺に記載されている文字列以外の文字列を抽出することにより、文字列410を抽出することができる。
閉じ穴400を回転軸特定情報として使用する実施形態では、対応付け処理部105は、表面の読取画像から抽出された閉じ穴400の位置と、裏面の読取画像から抽出された閉じ穴400の位置とを比較し、これらの位置が同じ側(図4に示す実施形態では左側)に存在する場合には、名刺ホルダを裏返した際の回転軸が第2の回転軸であると判断する。一方、これらの位置が異なる側に存在する場合には、名刺ホルダを裏返した際の回転軸が第1の回転軸であると判断する。
文字列410を回転軸特定情報として使用する実施形態では、対応付け処理部105は、表面の読取画像から抽出された文字列410の位置と、裏面の読取画像から抽出された文字列410の位置とを比較し、これらの位置が同じ側(図4に示す実施形態では上側)に存在する場合には、名刺ホルダを裏返した際の回転軸が第1の回転軸であると判断する。一方、これらの位置が異なる側に存在する場合には、回転軸が第2の回転軸であると判断する。
図4に示す実施形態では、汎用的な名刺ホルダが有する閉じ穴や、名刺に記載された文字列以外の文字列を使用して回転軸を特定し、名刺の表面の画像と裏面の画像とを対応付ける。このため、名刺に文字列が記載されていない場合、例えば、名刺に図柄のみが印刷されている場合でも、名刺の表面の画像と裏面の画像との対応付けが可能となると共に、汎用的な名刺ホルダを加工することなく、そのまま利用することができる。
図5は、回転軸特定情報の別の実施形態を示す図である。図5に示す実施形態では、名刺の配置位置を回転軸特定情報として採用する。
特定情報抽出部104は、表面および裏面の読取画像から名刺画像の領域を特定する。そして、特定情報抽出部104は、表面の名刺画像の領域で構成される名刺の配置位置と、裏面の名刺画像の領域で構成される配置位置とが、第1の回転軸または第2の回転軸に対して対称となるか判断する。
表面および裏面の名刺の配置位置が第1の回転軸に対して対称である場合は、特定情報抽出部104は、名刺ホルダを裏返した際の回転軸が第1の回転軸であると判断する。一方、表面および裏面の名刺の配置位置が第2の回転軸に対して対称である場合は、特定情報抽出部104は、回転軸が第2の回転軸であると判断する。
図5に示す実施形態では、名刺の配置位置を使用して回転軸を特定し、名刺の表面の画像と裏面の画像とを対応付ける。このため、名刺に文字列が記載されていない場合でも、名刺の表面の画像と裏面の画像との対応付けが可能となると共に、汎用的な名刺ホルダを加工することなく、そのまま利用することができる。
図6は、回転軸特定情報の他の実施形態を示す図である。図6に示す実施形態では、背景材上の任意の図形を回転軸特定情報として採用する。
本実施形態では、名刺ホルダに背景材を添えた状態で画像処理装置100に名刺ホルダの表面および裏面の読取画像を生成させる。特定情報抽出部104は、表面および裏面の読取画像から回転軸特定情報である図形600を抽出する。特定情報抽出部104は、図形600と同形状のパターンを用いたパターンマッチングにより、図形600を抽出することができる。
対応付け処理部105は、表面の読取画像から抽出された図形600の位置と、裏面の読取画像から抽出された図形600の位置とを比較し、これらの位置が同じである場合には、名刺ホルダを裏返した際の回転軸が第1の回転軸であると判断する。一方、図形600の位置が異なる場合には、回転軸が第2の回転軸であると判断する。
図6に示す実施形態では、背景材に表された任意の図形を使用して回転軸を特定し、名刺の表面の画像と裏面の画像とを対応付ける。このため、名刺に文字列が記載されていない場合でも、名刺の表面の画像と裏面の画像との対応付けが可能となると共に、汎用的な名刺ホルダを加工することなく、そのまま利用することができる。
図7は、回転軸特定情報の他の実施形態を示す図である。図7に示す実施形態では、名刺と同形状の識別札を回転軸特定情報として採用する。
本実施形態では、名刺が収納されていない名刺保持部に識別札を収納する。識別札の第1面700および第2面701には、異なる模様が付されている。特定情報抽出部104は、表面および裏面の読取画像から識別札の第1面700および第2面701を特定する。特定情報抽出部104は、識別札の第1面700および第2面701と同じ模様のパターンを用いたパターンマッチングにより、識別札の第1面700および第2面701を抽出することができる。そして、特定情報抽出部104は、識別札の第1面700の位置と識別札の第2面701の位置とが、第1の回転軸または第2の回転軸に対して対称となるか判断する。
識別札の第1面700および第2面701の位置が第1の回転軸に対して対称である場合は、特定情報抽出部104は、名刺ホルダを裏返した際の回転軸が第1の回転軸であると判断する。一方、識別札の第1面700および第2面701の位置が第2の回転軸に対して対称である場合は、特定情報抽出部104は、回転軸が第2の回転軸であると判断する。
本実施形態では、識別札の第1面700および第2面701の模様が異なるため、第1面700および第2面701を識別することができる。対応付け処理部105は、表面の名刺画像と裏面の名刺画像とを対応付ける際に、表面の名刺画像の識別情報および裏面の名刺画像の識別情報に対し、識別札の第1面700の識別情報または識別札の第2面701の識別情報を関連付けることができる。
図7に示す実施形態では、名刺ホルダに収納可能な識別札を使用して回転軸を特定し、名刺の表面の画像と裏面の画像とを対応付ける。このため、名刺に文字列が記載されていない場合でも、名刺の表面の画像と裏面の画像との対応付けが可能となると共に、汎用的な名刺ホルダを加工することなく、そのまま利用することができる。
図8は、回転軸特定情報の他の実施形態を示す図である。図8に示す実施形態では、名刺と同形状の識別札を回転軸特定情報として採用する。
本実施形態では、図7に示す実施形態と同様に、名刺が収納されていない名刺保持部に識別札を収納する。識別札の第1面800および第2面801には、異なるコードが付されている。本実施形態では、識別札に付するコードとしてバーコードを使用するが、他の実施形態では、その他の1次元コードや2次元コードを使用してもよい。
特定情報抽出部104は、表面および裏面の読取画像から識別札の第1面800および第2面801を特定する。特定情報抽出部104は、識別札の第1面800および第2面801と同じバーコードを含むパターンを用いたパターンマッチングにより、識別札の第1面800および第2面801を抽出することができる。そして、特定情報抽出部104は、識別札の第1面800の位置と、識別札の第2面801の位置とが、第1の回転軸または第2の回転軸に対して対称となるか判断する。
識別札の第1面800および第2面801の位置が第1の回転軸に対して対称である場合は、特定情報抽出部104は、名刺ホルダを裏返した際の回転軸が第1の回転軸であると判断する。一方、識別札の第1面800および第2面801の位置が第2の回転軸に対して対称である場合は、特定情報抽出部104は、回転軸が第2の回転軸であると判断する。
本実施形態では、識別札の第1面800および第2面801のバーコードが異なるため、第1面800および第2面801を識別することができる。対応付け処理部105は、表面の名刺画像と裏面の名刺画像とを対応付ける際に、表面の名刺画像の識別情報および裏面の名刺画像の識別情報に識別札の第1面800の識別情報または第2面801の識別情報を関連付けることができる。
図8に示す実施形態では、名刺ホルダに収納可能な識別札を使用して回転軸を特定し、名刺の表面の画像と裏面の画像とを対応付ける。このため、名刺に文字列が記載されていない場合でも、名刺の表面の画像と裏面の画像との対応付けが可能となると共に、汎用的な名刺ホルダを加工することなく、そのまま利用することができる。
図9は、名刺ホルダの一実施形態を示す図である。図9に示す名刺ホルダ900には、背景材910がヒンジで連結されており、この構造により、ユーザは名刺ホルダ900を容易に裏返すことができる。名刺ホルダ900の色を透明とし、背景材910の色を、名刺ホルダ900に収納される名刺とは異なる輝度値の色とすることが好適である。これにより、名刺ホルダの読取画像から名刺領域を抽出するのが容易となる。
図10は、本発明の画像処理システムに含まれる情報処理装置の機能構成を示す図である。本発明の画像処理システムは、名刺ホルダの両面の読取画像を提供する画像処理装置と、情報処理装置1000とで構成される。情報処理装置1000は、画像処理装置が提供する名刺ホルダの両面の読取画像から各面の名刺画像を対応付け可能なPC等の情報処理装置である。
情報処理装置1000は、プロセッサと、ROMと、RAMと、HDDとを含んで構成される。プロセッサは、WINDOWS(登録商標)シリーズ、Mac(登録商標)OS、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)などのオペレーティングシステムの管理下で、ROMから本発明のプログラムを読み出し、RAMに展開して実行することにより、上述した各機能部を情報処理装置1000上に実現する。本発明のプログラムは、アセンブラ、C、C++、Java(登録商標)、Java Script(登録商標)、PERL、RUBY、PYTHONなどの種々のプログラム言語で記述することができる。
情報処理装置1000は、制御部101と、名刺画像抽出部103と、特定情報抽出部104と、対応付け処理部105と、記憶部106とを含んで構成される。これらの機能部は、図2を参照して説明した機能を有する。
これまで本実施形態につき説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、上述した実施形態の構成要素を変更若しくは削除し、または上述した実施形態の構成要素に他の構成要素を追加するなど、当業者が想到することができる範囲内で変更することができる。いずれの態様においても本発明の作用効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
100…画像処理装置、101…制御部、102…画像読取部、103…名刺画像抽出部、104…特定情報抽出部、105…対応付け処理部、106…記憶部
Claims (10)
- 名刺ホルダをスキャンして画像を生成する画像処理装置であって、
複数の名刺が収納されている名刺ホルダの第1面および第2面の読取画像を生成する画像読取手段と、
名刺ホルダの第1面の読取画像および第2面の読取画像から第1面の名刺画像および第2面の名刺画像を抽出する名刺画像抽出手段と、
名刺ホルダの第1面の読取画像および第2面の読取画像から回転軸特定情報を抽出する特定情報抽出手段と、
前記回転軸特定情報を用いて名刺ホルダを裏返す際の回転軸を特定し、第1面の名刺画像と第2面の名刺画像とを対応付ける対応付け手段と
を備える、画像処理装置。 - 前記回転軸特定情報は、名刺ホルダに形成された閉じ穴若しくは名刺ホルダに表された文字列、名刺の配置位置、名刺ホルダの背景材に表された図形、または名刺ホルダに収納されている識別札に付された模様若しくはコードであることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記名刺ホルダは、汎用の名刺ホルダであることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 名刺ホルダをスキャンして画像を生成する画像処理装置と、画像処理装置が生成した画像を処理する情報処理装置とを含む画像処理システムであって、
前記画像処理装置は、
複数の名刺が収納されている名刺ホルダの第1面および第2面の読取画像を生成する画像読取手段を備え、
前記情報処理装置は、
名刺ホルダの第1面の読取画像および第2面の読取画像から第1面の名刺画像および第2面の名刺画像を抽出する名刺画像抽出手段と、
名刺ホルダの第1面の読取画像および第2面の読取画像から回転軸特定情報を抽出する特定情報抽出手段と、
前記回転軸特定情報を用いて名刺ホルダを裏返す際の回転軸を特定し、第1面の名刺画像と第2面の名刺画像とを対応付ける対応付け手段と
を備える、画像処理システム。 - 前記回転軸特定情報は、名刺ホルダに形成された閉じ穴若しくは名刺ホルダに表された文字列、名刺の配置位置、名刺ホルダの背景材に表された図形、または名刺ホルダに収納されている識別札に付された模様若しくはコードであることを特徴とする、請求項4に記載の画像処理システム。
- 前記名刺ホルダは、汎用の名刺ホルダであることを特徴とする、請求項4または5に記載の画像処理システム。
- 画像を処理する装置が実行する画像処理方法であって、前記画像処理方法は、前記装置が、
複数の名刺が収納されている名刺ホルダの第1面の読取画像および第2面の読取画像から第1面の名刺画像および第2面の名刺画像を抽出するステップと、
名刺ホルダの第1面の読取画像および第2面の読取画像から回転軸特定情報を抽出するステップと、
前記回転軸特定情報を用いて名刺ホルダを裏返す際の回転軸を特定し、第1面の名刺画像と第2面の名刺画像とを対応付けるステップと
を含む、画像処理方法。 - 前記回転軸特定情報は、名刺ホルダに形成された閉じ穴若しくは名刺ホルダに表された文字列、名刺の配置位置、名刺ホルダの背景材に表された図形、または名刺ホルダに収納されている識別札に付された模様若しくはコードであることを特徴とする、請求項7に記載の画像処理方法。
- 前記名刺ホルダは、汎用の名刺ホルダであることを特徴とする、請求項7または8に記載の画像処理方法。
- 画像を処理する装置に対して、請求項7〜9のいずれか1項に記載の画像処理方法を実行させるためのコンピュータ実行可能なプログラム。
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WO2017010587A1 (ko) * | 2015-07-13 | 2017-01-19 | 김경준 | 고기능 이미지 파일 및 이의 편집장치 |
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