JP2008243016A - 文字認識方法、文字認識プログラムおよび文字認識装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】文字認識の対象となる読取領域702の中に、誤認識等を引き起こす文字認識の対象とならない文字等含む削除領域701を設定する。そして、ラベル情報外接矩形サイズ比較部217によって、原帳票に記載されている印刷文字に一致すると判定された文字等を、削除領域701から消去し、削除領域704を作成する。さらに、削除領域704では、消去すべき文字(「ご」の下の部分)と記入された文字(「埼」の上の部分)とが重なっているので、ラベル情報パタンテンプレートマッチング部218によって実行されるテンプレートマッチングによって、消去すべき文字に該当する部分が特定され、記入された文字と重なっている印刷文字の部分を消去し、認識対象領域705を作成する。
【選択図】図8
Description
例えば、図12(a)に示すように、「ご住所」という印刷文字を削除するために設定した削除領域1001に、文字の一部が含まれて、図12(b)に示すように、認識対象領域1003では、欠けた手書き文字となってしまうという問題がある。
また、図13(a)に示すように、「ご住所」という印刷文字と手書き文字が重なってしまった場合にも、図13(b)に示すように、認識対象領域1103では、欠けた手書き文字となってしまうという問題がある。
本発明の実施形態に係る文字認識装置のハードウェア構成について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る文字認識装置100のハードウェア構成を示す図である。
文字認識装置100は、図1に示すように、処理部200、入出力部300および記憶部400によって構成される。
また、入出力部300は、画像入力部301と入出力インタフェース302とを備える。画像入力部301は、帳票をスキャナ(OCR等)によって読み取って、その読み取った内容を画像データに変換し、処理部200を介して、記憶部400に記憶する。入出力インタフェース302は、文字認識装置100に接続されるキーボードやマウス等の入力装置からの入力を受け付け、また、処理部200によって演算処理される文字認識の結果等の各種データを、出力表示装置30(図2参照)に出力する。
記憶部400は、CPU201が演算処理に用いる各種データや演算結果、または、入出力部300によって送受信されるデータを記憶する。記憶部400はハードディスク装置等により実現される。
文字認識装置100は、図2に示すように、処理部200、入出力部300および記憶部400によって構成される。
なお、以降では、取得した画像データの種類について区別をする必要がある場合には、画像入力部301が取得する、記入者によって記入されていない原帳票10aに対する画像データを参照用画像データと称し、また、記入者によって記入された記入済帳票10bに対する画像データを読取画像データと称して説明に用いる。
レイアウト解析部210は、画像入力部301が取得した画像データに対して、文字認識を実行する領域である認識対象領域(図6(b)、図8(c)参照)を作成する。特に、本発明の課題である、誤認識等を引き起こす、文字認識の対象とならない文字等を消去する処理を実行する。
文字認識部220は、レイアウト解析部210によって認識対象領域と判断された領域内の画像データに対して、文字認識を行う。
出力形成部230は、文字認識部220によって実行される文字認識の結果を、帳票上の認識対象領域内に記載された文字としてテキストデータ等に形成して、入出力部300を介して出力表示装置30に出力する。
削除領域矩形座標設定部212は、画像入力部301が帳票10を読み取って取得した画像データに対して、操作者によって入力装置20を介して指定される、矩形の削除領域の位置(座標)を読み取る。
また、フォーマットDB作成部213が作成した、参照用画像データに係る読取領域の矩形座標、削除領域の矩形座標、ラベル情報外接矩形の座標とサイズおよびラベル情報パタンが、ラベリング処理により付されたラベル番号(ラベル識別情報)と関連付けて記憶される。また、読取画像データに係るラベル情報外接矩形の座標とサイズおよびラベル情報パタンも、ラベリング処理により付されたラベル番号(ラベル識別情報)と関連付けて、記憶される。
さらに、認識対象領域作成部215が作成した、認識対象領域の画像データも、記憶される。
そして、出力形成部230は、文字認識部220によって処理された文字認識の結果を、テキストデータ等に形成して、入出力部300を介して出力表示装置30に出力する。
まず、記入者によって記載された文字がない状態の原帳票10aを、画像入力部301が読み取って、参照用画像データを取得する(ステップS311)。
次に、参照用画像データは、入力装置20の表示部に表示され、操作者によって入力装置20を介して読取領域の矩形が設定され、読取領域矩形座標設定部211によって、その読取領域の矩形座標が読み取られる(ステップS312)。
そして、入力装置20の表示部に表示された参照用画像データに対して、操作者によって入力装置20を介して削除領域の矩形が設定され、削除領域矩形座標設定部212によって、その削除領域の矩形座標が読み取られる(ステップS313)。
続いて、ラベリング処理部216は、参照用画像データに対して、4近傍および8近傍のラベリング処理を行う(ステップS314)。また、同じラベルを付された一塊になっている画素に外接するラベル情報外接矩形の座標とサイズを読み取り、ラベル情報外接矩形の領域内でラベルが付された画素の集合であるラベル情報パタンを抽出する(ステップS315)。
そして、データベースDB作成部213が、図4に示すように、読取領域矩形座標設定部211によって読み取られた読取領域の矩形座標、削除領域矩形座標設定部212によって読み取られた削除領域の矩形座標、ラベリング処理部216によって抽出されたラベル情報外接矩形の座標とサイズとラベル情報パタンとラベル番号(ラベル識別情報)とを関連付けたものを、フォーマットDB401に記憶する。すなわち、フォーマットDBを作成する(ステップS316)。なお、参照用画像データに係るラベル情報外接矩形の座標とサイズとラベル情報パタンとラベル番号は、請求項に記載の第1のラベル情報である。また、本発明の実施形態では、記入者によって記載された文字がない状態の原帳票10aを、画像入力部301が読み取って、参照用画像データを取得するステップから説明したが、予め参照用画像データに係るラベル情報外接矩形の座標とサイズとラベル情報パタンとラベル番号をフォーマットDB401に記憶しておくことにするようにしてもよい。このようにしておくことにより、複数の同じ読取画像データを取得し処理する場合には、処理する都度、参照用画像データを取得するということを行わなくて済む。
なお、ラベル情報外接矩形の座標は、例えば、矩形の四隅のうちのいずれか1点の座標であればよい。また、ラベル情報パタン504は、例えば、画素ごとに、輝度、彩度および色相のいずれか一つ、またはそれらの組み合わせ等の物理量によって表現されてもよい。
まず、記入者によって記入された記入済帳票10bを、画像入力部301が読み取って、読取画像データを取得する(ステップS411)。
続いて、フォーマットDB解析部214が、ステップS316においてフォーマットDB401に記憶された、読取領域の矩形座標、削除領域の矩形座標、参照用画像データの削除領域に係るラベル情報外接矩形の座標とサイズおよびラベル情報パタンとを読み出す(ステップS412)。
そして、ラベリング処理部216は、読取画像データに対して、4近傍および8近傍のラベリング処理を行う(ステップS413)。また、同じラベルが付された一塊になっている画素に外接するラベル情報外接矩形の座標とサイズを読み取り、ラベル情報外接矩形の領域内でラベルが付された画素の集合であるラベル情報パタンを抽出する(ステップS414)。そして、読み取り画像データに係るラベル情報外接矩形の座標とサイズとラベル情報パタンとラベル番号は、記憶部400に記憶される。なお、読み取り画像データに係るラベル情報外接矩形の座標とサイズとラベル情報パタンとラベル番号は、請求項に記載の第2のラベル情報である。
ところで、ステップS412は、ステップS413とステップS414の後に行われてもよい。
次に、ステップS416において、すべての参照用画像データに係るラベル情報(請求項における第1のラベル情報)が、読取画像データから消去されたか否かを判定する(ステップS417)。そして、すべての参照用画像データに係るラベル情報パタンが消去された場合(ステップS417でYes)には、ステップS420へ進む。また、ステップS416において、読取画像データから消去されていない参照用画像データに係るラベル情報パタンがある場合(ステップS417でNo)には、ステップS418へ進む。
次に、テンプレートマッチングにより、テンプレートと一致した箇所の読取画像データから、テンプレートのラベル情報パタンの文字を消去する(ステップS419)。
なお、テンプレートマッチングは、参照用画像データに係るラベル情報パタンをテンプレートとして、読取画像データに係るラベル情報パタンと重なっている部分の類似度等を計算し、類似度が最大になる位置を決定する手法である。例えば、類似度の計算には、画素の振幅の平均時二乗誤差を計算する方法が用いられるが、類否が判断できる方法であれば、別の方法を用いてもよい。
続けて、出力形成部230は、文字認識部220によって処理された文字認識の結果を、テキストデータ等に形成して、入出力部300を介して出力表示装置30に出力する(ステップS422)。
そこで、ラベル情報外接矩形サイズ比較部217によって、読取領域602から、手書き文字が欠けないようにして、「ご住所」の文字を消去した結果が、図6(b)に示される認識対象領域603である。
図7(a)は、参照用画像データに係る削除領域604を示している。ラベリング処理部216におけるラベリング処理(ステップS314)の結果、ラベル1〜9が抽出され、それぞれのラベルに対して、ラベル情報外接矩形が決定される。
一方、図7(b)は、読取画像データに係る削除領域605を示している。ラベリング処理部216におけるラベリング処理(ステップS413)の結果、ラベル1〜13が抽出され、それぞれのラベルに対して、ラベル情報外接矩形が決定される。
その結果が、図7(c)に示されている。図7(a)の参照用画像データに係るラベル1〜9は、図7(b)の読取画像データに係るラベルと一致するものが存在すると判断される。そして、一致すると判断された、図7(a)のラベル情報パタンが、図7(b)の読取画像データから消去される。
一方、図7(b)のラベル5,11〜13(符号625,符号631〜633)は、不一致と判断されるので、消去されずに削除領域に残される。そして、認識対象領域作成部215によって、この消去処理が行われた削除領域が、図6(a)の削除領域601と置き換えられて、図6(b)の認識対象領域603が作成される。
さらに、図8(b)に示すように、ラベル情報外接矩形サイズ比較部217(ステップS415とステップS416)では、ラベルが一致しない部分は消去されないため、「ご」の下の部分が消去されずに残される。すなわち、「埼」と「ご」の重なっている部分が消去されない。
そこで、ラベル情報パタンテンプレートマッチング部218によって、ラベル情報外接矩形サイズ比較部217による処理後の認識対象領域703から、「埼」と重なっている「ご」の下の部分を消去した結果が、図8(c)に示される認識対象領域705である。
図9(a)は、参照用画像データに係る削除領域706を示している。ラベル情報外接矩形サイズ比較部217におけるラベル情報外接矩形サイズ比較(ステップS415)の結果、ラベル1(符号711)が不一致として残されている。
一方、図9(b)は、読取画像データに係る削除領域707を示している。ラベル情報外接矩形サイズ比較部217におけるラベル情報パタン消去(ステップS416)の結果、ラベル4,10〜14(符号724,符号730〜733)が残されている。
その結果が、図9(c)に示されている。図9(a)の参照用画像データに係るラベル1は、図9(b)の読取画像データに係るラベル4(符号724)の一部に一致すると判断される。そして、一致すると判断された、図9(a)のラベル1(符号711)のラベル情報パタンが、図9(b)の読取画像データから消去される。
そして、認識対象領域作成部215によって、この消去処理がなされた削除領域が、図8(b)の削除領域704と置き換えられて、図8(c)の認識対象領域705が作成される。
10a 原帳票
10b 記入済帳票
100 文字認識装置
200 処理部
210 レイアウト解析部
211 読取領域矩形座標設定部
212 削除領域矩形座標設定部
213 フォーマットDB作成部
214 フォーマットDB解析部
215 認識対象領域作成部
216 ラベリング処理部
217 ラベル情報外接矩形サイズ比較部
218 ラベル情報パタンテンプレートマッチング部
300 入出力部
400 記憶部
401 フォーマットDB
Claims (6)
- 帳票上の所定領域に記載された文字を読み取って、文字認識を行う文字認識装置において用いられる文字認識方法であって、
前記文字認識装置は、処理部、記憶部および入力部を備え、
記入者により記載された文字がない状態の原帳票を読み取った参照用画像データおよび文字認識対象となる帳票を読取った読取画像データに対し、前記入力部によって、文字認識の対象となる矩形の領域が読取領域として設定され、および前記読取領域内で文字認識の対象としない矩形の領域が削除領域として設定され、
前記処理部は、前記削除領域内の文字に相当する部分の画素が隣り合って一塊になっている画素に同じラベルを付けるラベリング処理を実行し、そのラベリング処理により同じラベルが付された一塊の画素に外接するラベル情報外接矩形とその矩形内でラベルが付された画素を表すラベル情報パタンとを関連付けて、前記参照用画像データに対しては第1のラベル情報として、および前記読取画像データに対しては第2のラベル情報として、前記記憶部に記憶し、
さらに、前記処理部は、前記記憶部から読み出した、前記第1のラベル情報と前記第2のラベル情報とを比較して、少なくとも両者のラベル情報外接矩形サイズが一致するラベル情報を抽出し、前記読取画像データから、前記一致するラベル情報に対応するラベル情報パタンを消去すること、
を特徴とする文字認識方法。 - 前記第1のラベル情報と前記第2のラベル情報との比較において、一致しない第1のラベル情報が存在する場合には、
前記処理部は、その一致しなかった第1のラベル情報に対応するラベル情報パタンをテンプレートとして、前記読取画像データの削除領域に対してテンプレートマッチング処理を実行して、そのテンプレートと一致する箇所を特定し、前記読取画像データの前記テンプレートと一致した箇所から、前記テンプレートのラベル情報パタンを消去すること、
を特徴とする請求項1に記載の文字認識方法。 - 帳票上の所定領域に記載された文字を読み取って、文字認識を行う文字認識装置において用いられる文字認識方法であって、
前記文字認識装置は、処理部、記憶部および入力部を備え、
記入者により記載された文字がない状態の原帳票を読み取った参照用画像データおよび文字認識対象となる帳票を読取った読取画像データに対し、前記入力部によって、文字認識の対象となる矩形の領域が読取領域として設定され、および前記読取領域内で文字認識の対象としない矩形の領域が削除領域として設定され、
前記処理部は、前記削除領域内の文字に相当する部分の画素が隣り合って一塊になっている画素に同じラベルを付けるラベリング処理を実行し、そのラベリング処理により同じラベルが付された一塊の画素に外接するラベル情報外接矩形とその矩形内でラベルが付された画素を表すラベル情報パタンとを関連付けて、前記参照用画像データに対しては第1のラベル情報として、および前記読取画像データに対しては第2のラベル情報として、前記記憶部に記憶し、
さらに、前記処理部は、前記記憶部から読み出した、前記第1のラベル情報と前記第2のラベル情報とを用いて、前記第1のラベル情報に対するラベル情報パタンをテンプレートとして、前記第2のラベル情報に対するラベル情報パタンに対してテンプレートマッチング処理を実行して、そのテンプレートと一致する箇所を特定し、一致した箇所の前記読取画像データから、前記テンプレートのラベル情報パタンを消去すること、
を特徴とする文字認識方法。 - 帳票上の所定領域に記載された文字を読み取って、処理部、記憶部および入力部を備えるコンピュータに文字認識させる文字認識プログラムであって、
記入者により記載された文字がない状態の原帳票を読み取った参照用画像データおよび文字認識対象となる帳票を読取った読取画像データに対し、前記入力部によって、文字認識の対象となる矩形の領域を読取領域として設定させ、および前記読取領域内で文字認識の対象としない矩形の領域を削除領域として設定させ、
前記処理部に、前記削除領域内の文字に相当する部分の画素が隣り合って一塊になっている画素に同じラベルを付けるラベリング処理を実行させ、そのラベリング処理により同じラベルが付された一塊の画素に外接するラベル情報外接矩形とその矩形内でラベルが付された画素を表すラベル情報パタンとを関連付けて、前記参照用画像データに対しては第1のラベル情報として、および前記読取画像データに対しては第2のラベル情報として、前記記憶部に記憶させ、
さらに、前記処理部に、前記記憶部から読み出した、前記第1のラベル情報と前記第2のラベル情報とを比較させて、少なくとも両者のラベル情報外接矩形のサイズが一致するラベル情報を抽出させ、前記読取画像データから、前記一致するラベル情報に対応するラベル情報パタンを消去させ、
前記第1のラベル情報と前記第2のラベル情報との比較において、一致しない第1のラベル情報が存在する場合には、
前記処理部に、その一致しなかった第1のラベル情報に対応するラベル情報パタンをテンプレートとして、前記読取画像データの削除領域に対してテンプレートマッチング処理を実行させて、そのテンプレートと一致する箇所を特定させ、前記読取画像データの前記テンプレートと一致した箇所から、前記テンプレートのラベル情報パタンを消去させること、
を特徴とする文字認識プログラム。 - 処理部および記憶部を備え、帳票上の所定領域に記載された文字を読み取って、文字認識を行う文字認識装置であって、
前記記憶部は、記入者により記載された文字がない状態の原帳票を読み取った参照用画像データ、および文字認識対象となる帳票を読み取った読取画像データを記憶し、
前記処理部によって、前記参照用画像データおよび前記読取画像データに対して、文字認識の対象となる矩形の領域および前記読取領域内で文字認識の対象としない矩形の領域が、それぞれ読取領域および削除領域として読み取られ、
前記処理部は、前記削除領域内の文字に相当する部分の画素が隣り合って一塊になっている画素の物理量を表すラベル情報パタンとその位置とを関連付けて、前記記憶部に記憶し、
前記記憶部から読み出した、前記参照用画像データおよび前記読取画像データに対して、両者のラベル情報パタン、両者の位置、または両者のラベル情報パタンおよび位置が一致するラベル情報パタンを抽出し、前記読取画像データから、前記一致するラベル情報パタンを消去すること、
を特徴とする文字認識装置。 - 帳票上の所定領域に記載された文字を読み取って、文字認識を行う文字認識装置であって、
前記文字認識装置は、処理部、記憶部および入力部を備え、
記入者により記載された文字がない状態の原帳票を読み取った参照用画像データおよび文字認識対象となる帳票を読取った読取画像データに対し、前記入力部によって、文字認識の対象となる矩形の領域が読取領域として設定され、および前記読取領域内で文字認識の対象としない矩形の領域が削除領域として設定され、
前記処理部は、前記削除領域内の文字に相当する部分の画素が隣り合って一塊になっている画素に同じラベルを付けるラベリング処理を実行し、そのラベリング処理により同じラベルが付された一塊の画素に外接するラベル情報外接矩形とその矩形内でラベルが付された画素を表すラベル情報パタンとを関連付けて、前記参照用画像データに対しては第1のラベル情報として、および前記読取画像データに対しては第2のラベル情報として、前記記憶部に記憶し、
さらに、前記処理部は、前記記憶部から読み出した、前記第1のラベル情報と前記第2のラベル情報とを比較して、少なくとも両者のラベル情報外接矩形のサイズが一致するラベル情報を抽出し、前記読取画像データから、前記一致するラベル情報に対応するラベル情報パタンを消去し、
前記第1のラベル情報と前記第2のラベル情報との比較において、一致しない第1のラベル情報が存在する場合には、
前記処理部は、その一致しなかった第1のラベル情報に対応するラベル情報パタンをテンプレートとして、前記読取画像データの削除領域に対してテンプレートマッチング処理を実行して、そのテンプレートと一致する箇所を特定し、前記読取画像データの前記テンプレートと一致した箇所から、前記テンプレートのラベル情報パタンを消去すること、
を特徴とする文字認識装置。
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