JP2015095030A - ナビゲーション装置および施設記憶方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】過去に利用をあきらめた施設を容易に特定し、施設案内や経路誘導に用いることができるナビゲーション装置および施設記憶方法を提供すること。
【解決手段】ナビゲーション装置は、所定の検索条件を満たす施設を検索する施設検索部30と、施設検索部30による検索で得られた施設であって、実際にその周辺まで車両で移動した施設について、実際の利用の有無を判定する施設利用判定部34と、施設利用判定部34によって実際に利用していないと判定された施設を記憶する施設記憶部32とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】ナビゲーション装置は、所定の検索条件を満たす施設を検索する施設検索部30と、施設検索部30による検索で得られた施設であって、実際にその周辺まで車両で移動した施設について、実際の利用の有無を判定する施設利用判定部34と、施設利用判定部34によって実際に利用していないと判定された施設を記憶する施設記憶部32とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両に搭載されて、特定の施設を目的地または経由地として走行する際に地図表示等の案内動作を行うナビゲーション装置および施設記憶方法に関する。
従来から、以前に経由できなかった経由地に対して、次回以降改めて経由する機会を提供するとともに、この際ドライバーはこの経由地を経由するか否かを容易に判断できるようにした車載ナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この車載ナビゲーション装置では、経由地を設定して経路案内を行ったときに、車両が目的地に到着した時点で経由していない経由地を記憶する。そして、新たに経路探索を行ったときに、その経路沿いの所定範囲に記憶した経由地がある場合は、運転者に報知する。その後、その経由地を経由した経路を探索し、走行中に経由地を経由しない経路と経由する経路との分岐点の情報および走行時間の差を報知する。そして、分岐点において両経路に関する最終的な案内情報を報知する。
ところで、上述した特許文献1に開示された車載ナビゲーション装置では、経由地として設定されていたが実際には経由しなかった場合の経由地について、次回以降に再度経由地として設定することができる。したがって、実際に経由した経由地については特別な扱いはされない。しかし、実際に経由した経由地の中には、その経由地まで行ったが、この経由地を設定する際に指定した施設を実際に利用できなかった場合が含まれる。その施設が休みの場合や、行列ができていて利用をあきらめた場合などである。このような場合には、後日この施設を経由地や目的地に簡単に設定することができれば便利であるが、従来はこのような設定を簡単に行うことはできなかった。例えば、過去に設定された目的地や経由地のリストが記憶されている場合にはこの中から選択する方法があるが、このリストには実際に利用できなかった施設だけでなく、多くの施設等が含まれることになるため、その中から選択する行為自体がかなり煩雑になる。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、過去に利用をあきらめた施設を容易に特定し、施設案内や経路誘導に用いることができるナビゲーション装置および施設記憶方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明のナビゲーション装置は、所定の検索条件を満たす施設を検索する施設検索手段と、施設検索手段による検索で得られた施設であって、実際にその周辺まで自装置で移動した施設について、実際の利用の有無を判定する施設利用判定手段と、施設利用判定手段によって実際に利用していないと判定された施設を記憶する施設記憶手段とを備えている。これにより、行ったことがあるが利用できずに利用をあきらめた施設を容易に特定することができる。したがって、このような施設を施設案内や経路誘導に用いることが可能となる。
また、上述した施設利用判定手段は、判定対象となる施設周辺における自装置の滞留時間が所定時間よりも短い場合に、判定対象となる施設を実際に利用していない旨の判定を行うことが望ましい。施設を利用する際にはある程度の時間が必要であり、施設周辺における滞留時間が短すぎる場合に、この施設を利用しなかったことを自動的に判定することが可能となる。
また、上述した所定時間は、判定対象となる施設のジャンル毎に設定されることが望ましい。施設のジャンル(種類)毎に各施設を利用した際の所要時間が異なるため、判定に要する所定時間をジャンル毎に異ならせることにより、正確に施設利用の有無を判定することができる。
また、上述した利用施設判定手段は、判定対象となる施設に続けてこの施設と同じジャンルの他の施設に自装置が移動した場合に、判定対象となる施設を実際に利用していない旨の判定を行うことが望ましい。特に、上述した利用施設判定手段は、別の施設が判定対象となる施設から所定の範囲内にある場合に、判定対象となる施設を実際に利用していない旨の判定を行うことが望ましい。同じジャンルの複数の施設(特にこれらの施設が近い場合)に連続的に立ち寄った場合には、最初の施設が利用できなかった蓋然性が高いため、このような施設について正確に施設利用の有無を判定することができる。
また、上述した施設検索手段による検索で得られた施設を目的地あるいは経由地に設定して移動経路を経路探索処理によって設定する経路探索手段と、経路探索手段によって設定された走行経路に沿って移動を誘導する経路誘導手段とをさらに備えることが望ましい。これにより、経路誘導によって車両等の移動を案内した施設について、実際の利用をあきらめた施設を容易に特定することが可能となる。
また、上述した施設記憶手段に記憶されている施設の情報をリスト形式で表示する施設リスト表示手段をさらに備えることが望ましい。利用をあきらめた施設の情報をリスト形式で表示することにより、この表示を見ただけでこれらの施設を容易に特定することが可能となる。
また、上述した施設検索手段は、施設検索を行う際に、利用者に対して、施設記憶手段に記憶されている施設を優先的に提示すること望ましい。具体的には、上述した施設検索手段は、指定されたジャンルに対応する施設検索を行う際に、利用者に対して、施設記憶手段に記憶されている施設であって、指定されたジャンルと同じジャンルに含まれる施設を優先的に提示することが望ましい。これにより、次回の施設検索時に、前回までの利用できなかった施設を再度利用者に提示することができ、利用者はこのような施設を容易に特定することができる。
また、自装置の位置を検出する位置検出手段と、施設記憶手段に記憶されている施設が、位置検出手段によって検出された位置から所定範囲内に入ったときに、この施設に関する情報を表示する施設情報表示手段とをさらに備えることが望ましい。これにより、過去に利用をあきらめた施設の周辺を走行した際にその施設の存在を利用者に知らせることができ、利用者はこのような施設を容易に特定することができる。
本発明の施設記憶方法は、所定の検索条件を満たす施設を施設検索手段によって検索するステップと、施設検索手段による検索で得られた施設であって、実際にその周辺まで自装置で移動した施設について、実際の利用の有無を施設利用判定手段によって判定するステップと、施設利用判定手段によって実際に利用していないと判定された施設を施設利用判定手段によって施設記憶手段に記憶するステップとを有する。これにより、行ったことがあるが利用できずに利用をあきらめた施設を容易に特定することができる。したがって、このような施設を施設案内や経路誘導に用いることが可能となる。
また、上述した施設検索手段による検索で得られた施設を目的地あるいは経由地に設定して移動経路を経路探索手段による経路探索処理によって設定するステップと、経路探索手段によって設定された走行経路に沿って移動を誘導するステップとをさらに有することが望ましい。これにより、経路誘導によって車両等の移動を案内した施設について、実際の利用をあきらめた施設を容易に特定することが可能となる。
また、上述した施設記憶手段に記憶されている施設の情報をリスト形式で施設リスト表示手段によって表示するステップをさらに有することが望ましい。利用をあきらめた施設の情報をリスト形式で表示することにより、この表示を見ただけでこれらの施設を容易に特定することが可能となる。
以下、本発明の施設検索装置および施設記憶方法を適用した一実施形態のナビゲーション装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施形態のナビゲーション装置の構成を示す図である。図1に示すナビゲーション装置は、ナビゲーションコントローラ1、地図データ記憶装置3、操作部4、車両位置検出部5、表示装置6、オーディオ部7を含んで構成されている。このナビゲーション装置は、車両に搭載されている。
ナビゲーションコントローラ1は、CPU、ROM、RAM等を用いて所定の動作プログラムを実行することにより、自車位置周辺の地図画像表示動作や施設検索動作、経路探索・誘導動作などの各種機能を実現する。ナビゲーションコントローラ1の詳細構成については後述する。
地図データ記憶装置3は、地図表示、施設検索、経路探索などに必要な地図データが格納されている記憶媒体およびその読み取り装置である。この地図データ記憶装置3には、経度および緯度で適当な大きさに区切られた矩形形状の図葉を単位とした地図データが格納されている。各図葉の地図データは、図葉番号を指定することにより特定され、読み出すことが可能となる。地図データ記憶装置3は、ハードディスク装置や半導体メモリによって、あるいは、DVDとその読み取り装置によって実現される。また、地図データ記憶装置3を通信装置に置き換えて、外部の地図配信サーバ(図示せず)から地図データを取得するようにしてもよい。
操作部4は、利用者の指示(操作)を受け付けるためのものであり、各種の操作ボタンや操作つまみ類を備えている。また、操作部4は、表示装置6の画面に取り付けられたタッチパネルを含んでおり、画面上の一部を直接利用者が指等で指し示すことにより、操作指示を行うことができるようになっている。車両位置検出部5は、例えば、GPS受信機、方位センサ、距離センサなどを備えており、所定のタイミングで車両位置(経度、緯度)の検出を行い、検出結果を出力する。
表示装置6は、例えばLCD(液晶表示装置)によって構成されており、ナビゲーションコントローラ1から出力される映像信号に基づいて自車位置周辺の地図画像や交差点案内画像、あるいは、施設検索によって得られた施設やその周辺駐車場が含まれる検索結果画像などを表示する。オーディオ部7は、ナビゲーションコントローラ1から入力される音声信号に基づいて生成した案内音声等を車室内に出力する。
次に、ナビゲーションコントローラ1の詳細構成について説明する。図1に示すナビゲーションコントローラ1は、地図バッファ10、地図読出制御部12、地図描画部14、車両位置計算部20、経路探索処理部22、経路誘導処理部24、施設検索部30、施設記憶部32、施設利用判定部34、施設リスト描画部36、施設情報描画部38、入力処理部40、表示処理部60を含んで構成されている。
地図バッファ10は、地図データ記憶装置3から読み出された地図データを一時的に格納する。地図読出制御部12は、車両位置計算部20により算出される車両位置や利用者が操作部4を操作して指定した位置に応じて、所定範囲の地図データの読み出し要求を地図データ記憶装置3に出力する。地図描画部14は、地図バッファ10に格納された地図データに基づいて、表示装置6に地図画像を表示するために必要な描画処理を行って地図画像描画データを作成する。
車両位置計算部20は、車両位置検出部5から出力される検出データに基づいて自車位置を計算するとともに、計算した自車位置が地図データの道路上にない場合には、自車位置を修正するマップマッチング処理を行う。
経路探索処理部22は、出発地と目的地(あるいは経由地)との間を所定の探索条件にしたがって結ぶ走行経路(誘導経路)を探索する。経路誘導処理部24は、経路探索処理部22による探索処理によって得られた誘導経路を地図上に重ねて表示したり、右左折交差点の拡大図を表示するための誘導経路描画データを作成するとともに、誘導経路に沿って車両を誘導するために必要な交差点案内等の音声信号を生成する。
施設検索部30は、操作部4を用いて設定された検索条件を満たす施設を検索する。例えば、検索条件として、施設のジャンルを指定して候補となる複数の施設を絞り込む場合や、電話番号あるいは住所等を特定して施設を絞り込む場合などが考えられる。
施設利用判定部34は、施設検索部30による検索で得られた施設であって、実際にその周辺まで車両で移動した施設について、実際の利用の有無を判定する。例えば、施設利用判定部34は、判定対象となる施設周辺における車両の停車時間が所定時間よりも短い場合に、判定対象となる施設を実際に利用していない旨の判定を行う。この場合の所定時間は、判定対象となる施設のジャンル毎に設定することが望ましい。例えば、施設のジャンルがファミリーレストラン、コンビニエンスストア、ファーストフード等の場合にはそれぞれの飲食時間を考慮して所定時間が設定される。これらの飲食店以外の施設についても同様であり、実際の利用時間を考慮して所定時間が設定される。
施設記憶部32は、施設検索部30による検索によって得られた施設や、施設利用判定部34によって実際に利用していないと判定された施設を記憶する。この実際に利用していないと判定された施設は再挑戦リストの形式で記憶される。施設利用判定部34は、実際に利用していないと判定したリストを施設記憶部32の再挑戦リストに追加する。
施設リスト描画部36は、施設記憶部32に記憶した再挑戦リストの内容を描画する。例えば、新たしく記憶された施設ほど上位に配置されるように再挑戦リストの内容が描画される。施設情報描画部38は、施設検索部30による施設検索を描画する。例えば、施設検索によって複数の施設が抽出された場合には、これら複数の施設を所定の順番(例えば、自車位置に近い順)でリスト形式で表示するための描画処理が行われる。また、施設情報描画部38は、施設記憶部32に記憶した再挑戦リストに含まれる施設であって、車両位置から所定範囲内に含まれるようになった施設について、この施設に関する情報を描画する。入力処理部40は、操作部4から入力される各種の操作指示に対応する動作を行うための命令をナビゲーションコントローラ1内の各部に向けて出力する。
表示処理部60は、地図描画部14によって作成される地図画像描画データが入力されており、この描画データに基づいて所定範囲の地図画像を表示装置6の画面に表示する。また、施設リスト描画部36によって作成される描画データや施設情報描画部38によって作成される描画データが入力されると、表示処理部60は、これらの描画データを地図画像に重ねて表示装置6の画面に表示する。
上述した施設検索部30が施設検索手段に、施設利用判定部34が施設利用判定手段に、施設記憶部32が施設記憶手段に、経路探索処理部22が経路探索手段に、経路誘導処理部24が経路誘導手段に、施設リスト描画部36、表示処理部60が施設リスト表示手段に、車両位置検出部5、車両位置計算部20が位置検出手段に、施設情報描画部38、表示処理部60が施設情報表示手段にそれぞれ対応する。
本実施形態のナビゲーション装置はこのような構成を有しており、次に、その動作を説明する。図2は、経路探索処理によって得られた走行経路に沿って車両が走行する際の動作手順を示す流れ図である。
まず、施設検索部30は、利用者によって設定された検索条件に基づいて施設検索を行って一あるいは複数の施設を決定する(ステップ100)。また、経路探索処理部22は、これら一あるいは複数の施設のそれぞれを経由地あるいは目的地に設定し(ステップ102)、経路探索処理を行う(ステップ104)。これにより、自車位置から目的地までの最適(走行コスト最小)な走行経路が設定される。経路誘導処理部24は、このようにして設定された走行経路に沿って車両を案内する経路誘導を開始する(ステップ106)。
次に、施設利用判定部34は、経由地あるいは目的地に到着したか否かを判定する(ステップ108)。到着の有無は、経由地あるいは目的地として設定された施設の位置と自車位置とを比較することにより判定することができる。また、これらの位置が一致する場合は目的地等に到着したものと判定することができるが、これらの位置が所定距離以下に接近した場合も目的地等に到着したものと判定してもよい。必ずしも目的地等の施設に駐車場があるわけではなく、また、駐車場があっても満車の場合もあり、施設の近所に車両を駐車させる場合もあるからである。経由地あるいは目的地に未到着の場合にはステップ108の判定において否定判断が行われ、この判定が繰り返される。
また、経由地あるいは目的地のいずれかに到着するとステップ108の判定において肯定判断が行われる。次に、施設利用判定部34は、到着した経由地あるいは目的地としての施設を利用したか否かを判定する(ステップ110)。利用していない場合(利用していないとされる条件に該当する場合)には否定判断が行われ、施設利用判定部34は、施設記憶部32の再挑戦リストにこの施設を記憶(追加)する(ステップ112)。
次に、あるいは、施設を利用した場合であってステップ110の判定において肯定判断が行われた後、経路誘導処理部24は、到着した施設が目的地か否かを判定する(ステップ114)。目的地の場合には肯定判断が行われ、施設検索から経路誘導までの一連の動作が終了する。また、目的地でない場合(経由地の場合)にはステップ114の判定において否定判断が行われる。この場合には、ステップ108に戻って次の経由地等の到着判定以降が繰り返される。
このようにして、走行中に施設利用の有無が判定され、到着したが利用しなかった(利用できなかった)施設については再挑戦リストに登録される。次に、このようにして作成および内容更新が行われる再挑戦リストの使用例について説明する。
(再挑戦リストの使用例1)
図3は、再挑戦リストを読み出してその内容を表示する動作手順を示す流れ図である。施設リスト描画部36は、再挑戦リストの表示指示がなされたか否かを判定している(ステップ200)。この表示指示は、利用者が操作部4を操作して行うことができる。表示指示がない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、表示指示があるとステップ200の判定において肯定判断が行われる。
図3は、再挑戦リストを読み出してその内容を表示する動作手順を示す流れ図である。施設リスト描画部36は、再挑戦リストの表示指示がなされたか否かを判定している(ステップ200)。この表示指示は、利用者が操作部4を操作して行うことができる。表示指示がない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、表示指示があるとステップ200の判定において肯定判断が行われる。
次に、施設リスト描画部36は、表示対象となる該当施設があるか否かを判定する(ステップ202)。再挑戦リストに一つも施設が含まれない場合には否定判断が行われ、施設リスト描画部36は、表示対象となる該当施設がないことを表示する画像を作成し、表示処理部60は、この画像を表示装置6に表示する(ステップ204)。また、再挑戦リストに少なくとも一つの施設が含まれる場合にはステップ202の判定において肯定判断が行われ、施設リスト描画部36は、再挑戦リストの内容を表示する画像を作成し、表示処理部60は、この画像を表示装置6に表示する(ステップ206)。
(再挑戦リストの使用例2)
図4は、再挑戦リストに含まれる施設を次回の施設検索において優先的に提示するようにした施設検索の動作手順を示す流れ図である。施設検索部30は、利用者によって施設検索が指示されたか否かを判定する(ステップ300)。検索指示がない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。
図4は、再挑戦リストに含まれる施設を次回の施設検索において優先的に提示するようにした施設検索の動作手順を示す流れ図である。施設検索部30は、利用者によって施設検索が指示されたか否かを判定する(ステップ300)。検索指示がない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。
また、利用者によって施設検索が指示されるとステップ300の判定において肯定判断が行われる。次に、施設検索部30は、ジャンル指定が行われたか否かを判定する(ステップ302)。ジャンル指定が行われない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。
また、利用者によって検索対象となる施設のジャンルが指定されるとステップ302の判定において肯定判断が行われる。次に、施設検索部30は、ジャンルを特定して施設検索を行うとともに(ステップ304)、施設記憶部32に記憶された再挑戦リストに含まれる施設の中からジャンルが一致するものを選択する(ステップ306)。
次に、施設情報描画部38は、ステップ304の施設検索によって得られた複数の施設を、ステップ306において選択された施設を優先して表示する(ステップ308)。例えば、検索結果としての複数の施設は、自車位置に近い施設ほど上部になるようにリスト形式で表示される。また、この施設の中で、再挑戦リストに含まれている同ジャンルの施設については、色や輝度を変えたり、点滅させたりする強調表示を行うことにより、優先的な扱いが行われる。あるいは、自車位置からの距離に関係なく、再挑戦リストに含まれている同ジャンルの施設を上部に配置することにより、これらの施設について優先的な扱いを行うようにしてもよい。
(再挑戦リストの使用例3)
図5は、再挑戦リストに含まれる施設の近くを走行中にこの施設の情報を表示する動作手順を示す流れ図である。車両走行中に、施設情報描画部38は、自車位置周辺(例えば、直線距離で所定距離以内)に再挑戦リスト内の施設が存在するか否かを判定する(ステップ400)。存在しない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。
図5は、再挑戦リストに含まれる施設の近くを走行中にこの施設の情報を表示する動作手順を示す流れ図である。車両走行中に、施設情報描画部38は、自車位置周辺(例えば、直線距離で所定距離以内)に再挑戦リスト内の施設が存在するか否かを判定する(ステップ400)。存在しない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。
また、車両の進行とともに自車位置周辺に再挑戦リスト内の施設が含まれるようになるとステップ400の判定において肯定判断が行われる。次に、施設情報描画部38は、該当施設の情報を表示する画像を作成し(ステップ402)、表示処理部60は、この画像を表示装置6に表示する(ステップ404)。例えば、施設情報として、自車位置周辺に過去に利用できなかった「AAA」という施設があることが、その施設までの距離とともに、地図画像上に重ねて表示される。
このように、本実施形態のナビゲーション装置では、施設検索部30による検索で得られた施設であって、実際にその周辺まで車両で移動した施設について、実際の利用の有無を判定する施設利用判定部34と、施設利用判定部34によって実際に利用していないと判定された施設を再挑戦リストとして記憶する施設記憶部32とを備えており、過去にその施設まで行ったことがあるが、実際には利用できずに利用をあきらめた施設を容易に特定することができる。
また、施設利用判定部34は、判定対象となる施設周辺における車両の停車時間が所定時間よりも短い場合に、判定対象となる施設を実際に利用していない旨の判定を行っている。施設を利用する際にはある程度の時間が必要であり、施設周辺における停車時間が短すぎる場合に、この施設を利用しなかったことを自動的に判定することが可能となる。特に、この所定時間は、例えば、飲食店の場合はコンビニエンスストアより長く設定するなど、判定対象となる施設のジャンル毎に設定されている。施設のジャンル(種類)毎に各施設を利用した際の所要時間が異なるため、判定に要する所定時間をジャンル毎に異ならせることにより、正確に施設利用の有無を判定することができる。
また、施設検索部30による検索で得られた施設を目的地あるいは経由地に設定して車両の走行経路を経路探索処理によって設定する経路探索処理部22と、経路探索処理部22によって設定された走行経路に沿って車両の走行を誘導する経路誘導処理部24とをさらに備えており、経路誘導によって車両を案内した施設について、実際に利用をあきらめた施設を容易に特定することが可能となる。
また、施設記憶部32に記憶されている施設の情報をリスト形式(再挑戦リスト)で表示する施設リスト描画部36等をさらに備えており、利用をあきらめた施設の情報をリスト形式で表示することにより、この表示を見ただけでこれらの施設を容易に特定することが可能となる。
また、施設検索部30は、施設検索を行う際に、利用者に対して、施設記憶部32に記憶されている施設を優先的に提示している。具体的には、施設検索部30は、指定されたジャンルに対応する施設検索を行う際に、利用者に対して、施設記憶部32に記憶されている施設であって、指定されたジャンルと同じジャンルに含まれる施設を優先的に提示する。これにより、次回の施設検索時に、利用できなかった施設を再度利用者に提示することができ、利用者はこのような施設を容易に特定することができる。
また、施設記憶部32に記憶されている施設が、自車位置から所定範囲内に入ったときに、この施設に関する情報を表示する施設情報描画部38等をさらに備えており、過去に利用をあきらめた施設の周辺を走行した際にその施設の存在を利用者に知らせることができ、利用者はこのような施設を容易に特定することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、車両に搭載されたナビゲーション装置において施設検索等を行う場合について説明したが、パーソナルコンピュータやスマートフォンと称される携帯端末等で所定のアプリケーションソフトを実行することにより施設検索等を行う場合にも本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、利用判定の対象となる施設周辺における車両の停車時間が所定時間よりも短い場合にこの利用を実際に利用していない旨の判定を行ったが、他の方法で施設利用の有無を判定するようにしてもよい。
例えば、利用施設判定部34は、判定対象となる施設に続けてこの施設と同じジャンルの他の施設に車両が移動した場合(具体的には、移動した後その駐車場あるいはその周辺に所定時間以上車両が停車した場合)に、判定対象となる施設を実際に利用していない旨の判定を行うようにしてもよい。なお、この場合には、別の施設が判定対象となる施設から所定の範囲内にある場合に、判定対象となる施設を実際に利用していない旨の判定を行うようにしてもよい。
同じジャンルの複数の施設(特にこれらの施設が近い場合)に連続的に立ち寄った場合、例えば、ある飲食店に立ち寄った後に別の飲食店に立ち寄った場合などには、最初の施設が利用できなかった蓋然性が高いため、このような施設について正確に施設利用の有無を判定することができる。
上述したように、本発明によれば、行ったことがあるが利用できずに利用をあきらめた施設を容易に特定し、このような施設を施設案内や経路誘導に用いることが可能となる。
1 ナビゲーションコントローラ
3 地図データ記憶装置
4 操作部
5 車両位置検出部
6 表示装置
7 オーディオ部
10 地図バッファ
12 地図読出制御部
14 地図描画部
20 車両位置計算部
22 経路探索処理部
24 経路誘導処理部
30 検索検索部
32 施設記憶部
34 施設利用判定部
36 施設リスト描画部
38 施設情報描画部
40 入力処理部
60 表示処理部
3 地図データ記憶装置
4 操作部
5 車両位置検出部
6 表示装置
7 オーディオ部
10 地図バッファ
12 地図読出制御部
14 地図描画部
20 車両位置計算部
22 経路探索処理部
24 経路誘導処理部
30 検索検索部
32 施設記憶部
34 施設利用判定部
36 施設リスト描画部
38 施設情報描画部
40 入力処理部
60 表示処理部
Claims (13)
- 所定の検索条件を満たす施設を検索する施設検索手段と、
前記施設検索手段による検索で得られた施設であって、実際にその周辺まで自装置で移動した施設について、実際の利用の有無を判定する施設利用判定手段と、
前記施設利用判定手段によって実際に利用していないと判定された施設を記憶する施設記憶手段と、
を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1において、
前記施設利用判定手段は、判定対象となる施設周辺における自装置の滞留時間が所定時間よりも短い場合に、判定対象となる施設を実際に利用していない旨の判定を行うことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項2において、
前記所定時間は、判定対象となる施設のジャンル毎に設定されることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1において、
前記利用施設判定手段は、判定対象となる施設に続けてこの施設と同じジャンルの他の施設に自装置が移動した場合に、判定対象となる施設を実際に利用していない旨の判定を行うことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項4において、
前記利用施設判定手段は、別の施設が判定対象となる施設から所定の範囲内にある場合に、判定対象となる施設を実際に利用していない旨の判定を行うことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項において、
前記施設検索手段による検索で得られた施設を目的地あるいは経由地に設定して移動経路を経路探索処理によって設定する経路探索手段と、
前記経路探索手段によって設定された走行経路に沿って移動を誘導する経路誘導手段と、
をさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項において、
前記施設記憶手段に記憶されている施設の情報をリスト形式で表示する施設リスト表示手段をさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項において、
前記施設検索手段は、施設検索を行う際に、利用者に対して、前記施設記憶手段に記憶されている施設を優先的に提示することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項8において、
前記施設検索手段は、指定されたジャンルに対応する施設検索を行う際に、利用者に対して、前記施設記憶手段に記憶されている施設であって、指定されたジャンルと同じジャンルに含まれる施設を優先的に提示することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜9のいずれか一項において、
自装置の位置を検出する位置検出手段と、
前記施設記憶手段に記憶されている施設が、前記位置検出手段によって検出された位置から所定範囲内に入ったときに、この施設に関する情報を表示する施設情報表示手段と、
をさらに備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 所定の検索条件を満たす施設を施設検索手段によって検索するステップと、
前記施設検索手段による検索で得られた施設であって、実際にその周辺まで自装置で移動した施設について、実際の利用の有無を施設利用判定手段によって判定するステップと、
前記施設利用判定手段によって実際に利用していないと判定された施設を前記施設利用判定手段によって施設記憶手段に記憶するステップと、
を有することを特徴とする施設記憶方法。 - 請求項11において、
前記施設検索手段による検索で得られた施設を目的地あるいは経由地に設定して移動経路を経路探索手段による経路探索処理によって設定するステップと、
前記経路探索手段によって設定された走行経路に沿って移動を誘導するステップと、
をさらに有することを特徴とする施設記憶方法。 - 請求項11または12において、
前記施設記憶手段に記憶されている施設の情報をリスト形式で施設リスト表示手段によって表示するステップをさらに有することを特徴とする施設記憶方法。
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