JP2015094376A - ローラ型ワンウェイクラッチ及び側板 - Google Patents

ローラ型ワンウェイクラッチ及び側板 Download PDF

Info

Publication number
JP2015094376A
JP2015094376A JP2013232077A JP2013232077A JP2015094376A JP 2015094376 A JP2015094376 A JP 2015094376A JP 2013232077 A JP2013232077 A JP 2013232077A JP 2013232077 A JP2013232077 A JP 2013232077A JP 2015094376 A JP2015094376 A JP 2015094376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
outer ring
way clutch
roller
pocket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013232077A
Other languages
English (en)
Inventor
崇志 栗田
Takashi Kurita
崇志 栗田
哲也 若森
Tetsuya Wakamori
哲也 若森
律雄 鳥谷
Ritsuo Toritani
律雄 鳥谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Warner KK
Original Assignee
NSK Warner KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Warner KK filed Critical NSK Warner KK
Priority to JP2013232077A priority Critical patent/JP2015094376A/ja
Priority to US15/035,046 priority patent/US10132368B2/en
Priority to PCT/JP2014/003263 priority patent/WO2015068318A1/ja
Priority to CN201480060774.1A priority patent/CN105705817A/zh
Priority to TW103121764A priority patent/TW201518620A/zh
Publication of JP2015094376A publication Critical patent/JP2015094376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/064Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by rolling and having a circular cross-section, e.g. balls
    • F16D41/066Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by rolling and having a circular cross-section, e.g. balls all members having the same size and only one of the two surfaces being cylindrical
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/064Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by rolling and having a circular cross-section, e.g. balls
    • F16D41/066Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by rolling and having a circular cross-section, e.g. balls all members having the same size and only one of the two surfaces being cylindrical
    • F16D2041/0665Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by rolling and having a circular cross-section, e.g. balls all members having the same size and only one of the two surfaces being cylindrical characterised by there being no cage other than the inner and outer race for distributing the intermediate members

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

【課題】側板用の材料の使用量を減少させ、かつ歩留まりが向上し、それにより製造コストを低減する。
【解決手段】内周にカム面を有する少なくとも一つのポケットが形成された外輪と、外輪に対して半径方向内径側に離間され、相対回転自在に同心状に配置された内輪と、ポケットに配置され、カム面に係合し、外輪と内輪との間でトルクを伝達するローラと、ポケット内で外輪とローラとの間に配置され、ローラをカム面との係合方向に付勢するスプリングと、外輪の軸方向一端面に当接するように固定された側板とを備えるローラ型ワンウェイクラッチにおいて、側板は非円形の形状を有し、軸方向一端面は円環状であり、側板が固定された状態で外輪の軸方向一端面の少なくとも一部が露出している。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば自動車や産業機械などの駆動装置内でトルク伝達、バックストップ等の部品として使用されるローラ型ワンウェイクラッチ及びローラ型ワンウェイクラッチに用いる側板に関する。
一般に、ローラ型ワンウェイクラッチは、内周にカム面を有する少なくとも一つのポケットが形成された外輪と、外輪と同心に配置されており外周軌道面を有する内輪と、ポケット内に配置されて内輪の外周軌道面と外輪の内周カム面との間でトルクを伝達するローラと、ローラの空転側に接するスプリングなどから成っている。
このような構成において、ローラ型ワンウェイクラッチはローラとカム面とで構成されるカム機構により、外輪に対して内輪を一方向のみに回転するようにしている。すなわち内輪は外輪に対して一方向で空転し、その逆方向でのみカム機構を介して外輪に回転トルクを与える構成になっている。
例えば二輪車用のスタータに使用されているワンウェイクラッチでは、高回転のため振動も激しく、粉塵に対する環境が厳しい条件で使用されるため、ワンウェイクラッチ内には摩耗粉を含んだゴミなどの異物が溜まりやすい。ワンウェイクラッチ内の異物は噛み合い性能にも悪影響を及ぼすため、ワンウェイクラッチとしての信頼性を向上させるためには、速やかに除去できることが好ましい。
一方で、二輪車用のスタータに使用されているローラ型ワンウェイクラッチには、特許文献1に開示のように、エンジンクランク軸等の部材が係合するスプライン溝が内径部に設けられた側板がワンウェイクラッチの外輪にボルトにより取り付けられているものがある。
また、特許文献2では、異物を外部へ除去する異物排出孔を側板に設けたことを記載している。環状の側板が、ほぼ同径の環状の外輪の軸方向端面に固定されている。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開平5―044615号公報 特許5118550号公報
しかしながら、従来の側板は円形であり、外輪の円環状の軸方向一端面を覆っている。このため、材料の使用量が大きく、側板をプレス成形で加工する際、歩留まりが悪いという問題があり、製造コスト低減の要請に応えられなかった。
そこで本発明の目的は、側板の形状を非円形の形状とし、材料の使用量を減少させ、かつ歩留まりが向上し、それにより製造コストを低減したローラ型ワンウェイクラッチ及び側板を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明のローラ型ワンウェイクラッチは、
内周にカム面を有する少なくとも一つのポケットが形成された外輪と、
前記外輪に対して半径方向内径側に離間され、相対回転自在に同心状に配置された内輪と、
前記ポケットに配置され、前記カム面に係合し、前記外輪と前記内輪との間でトルクを伝達するローラと、
前記ポケット内で前記外輪と前記ローラとの間に配置され、前記ローラを前記カム面との係合方向に付勢するスプリングと、
前記外輪の軸方向一端面に当接するように固定された側板と、を備えるローラ型ワンウェイクラッチにおいて、
前記側板は非円形の形状を有し、前記軸方向一端面は円環状であり、前記側板が固定された状態で前記外輪の前記軸方向一端面の少なくとも一部が露出していることを特徴としている。
また、上記目的を達成するため、本発明のローラ型ワンウェイクラッチに用いる側板は、
内周にカム面を有する少なくとも一つのポケットが形成された外輪と、前記外輪に対して半径方向内径側に離間され、相対回転自在に同心状に配置された内輪と、前記ポケットに配置され、前記カム面に係合し、前記外輪と前記内輪との間でトルクを伝達するローラと、前記ポケット内で前記外輪と前記ローラとの間に配置され、前記ローラを前記カム面との係合方向に付勢するスプリングとを備えたローラ型ワンウェイクラッチに用いる側板であって、
前記外輪の軸方向一端面は円環状であり、前記側板は非円形の形状を備え、前記軸方向端面に当接するように固定され、前記側板が固定された状態で前記外輪の前記軸方向一端面の少なくとも一部が露出することを特徴としている側板。
本発明のローラ型ワンウェイクラッチ及び側板では、側板は非円形の形状を有し、軸方向一端面は円環状であり、側板が固定された状態で外輪の軸方向一端面の少なくとも一部が露出しているため、側板用の材料の使用量を減少させ、かつ歩留まりが向上し、それにより製造コストを低減することができる。
本発明のローラ型ワンウェイクラッチ及び側板では、側板を非円形の形状にして、側板用の材料の使用量を減少させたため、ローラ型ワンウェイクラッチの軽量化が図れる。
また、側板からポケットを露出するようにすれば、側板用の材料の使用量を減少させ、歩留まりが向上させた上に、ポケットからの異物排出機能も確保できる。
本発明の各実施例が適用可能なローラ型ワンウェイクラッチを示す正面図である。 本発明の第1実施例のローラ型ワンウェイクラッチを示す正面図である。 図2のA−A線に沿った軸方向断面図である。 本発明の第2実施例のローラ型ワンウェイクラッチを示す正面図である。 図4のB−B線に沿った軸方向断面図である。 本発明の第3実施例のローラ型ワンウェイクラッチを示す正面図である。 図6のC−C線に沿った軸方向断面図である。 本発明の第4実施例のローラ型ワンウェイクラッチを示す正面図である。 図8のD−D線に沿った軸方向断面図である。 側板を四角形としたローラ型ワンウェイクラッチの正面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の各実施例を詳細に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一または対応部分を示す。また、以下に説明する実施例は例示として本発明を示しているに過ぎず、その他の変更が可能なことは言うまでもない。
図1は、本発明の各実施例が適用可能なローラ型ワンウェイクラッチを示す正面図である。図1は、ローラがカム面に噛み合っている状態、すなわちローラ型ワンウェイクラッチが高負荷の下で噛み合い、ロックしている状態を示している。図1では円環状の側板は図面の裏側に設けられており、中央部分の一部のみが示されている。
図1に示すように、ローラ型ワンウェイクラッチ30は、カム面12を有する凹部として形成された複数のポケット4を内周に備えた環状の外輪1と、外輪1に対して半径方向内径側に離間され、相対回転自在に同心状に配置され、環状の外周軌道面11を有する内輪2と、ポケット4内に配置されて内輪2の外周軌道面11と外輪1の内周カム面12との間でトルクを伝達するローラ3とを備えている。
ローラ型ワンウェイクラッチ30は更に、ポケット4内に配置され、ローラ3をカム面12との係合方向に付勢するスプリング5と、ローラ3を保持する保持器6と、エンジンクランク軸等が係合するスプライン溝9を内径部に有し、外輪1の軸方向端面21に当接するようにリベット14によって外輪1に加締めることで固定されている従来の側板7とを備えている。保持器6は、外輪1及び内輪2のいずれにも固定されておらず、外輪1及び内輪2に対して相対回動自在となっている。
図1においては、外輪1に設けられるポケット4は、円周方向等配に3箇所設けられている。また、側板7をリベット14によって外輪1に固定するために用いられ、軸方向に貫通する穿孔8も円周方向等分に3箇所設けられている。ポケット4の数は、必要なトルクの大きさに応じて、例えば3乃至6個などの複数個の設定が可能であることは言うまでもない。
保持器6は、ローラ3の数に対応して、窓18を有する。窓18は、径方向には貫通しているが、軸方向では、フランジ部17側も、フランジ部17と対向する端部19側でも閉じられている。円周方向では、ローラ径よりも小さな窓幅となっている。すなわち、ローラ3は、四辺の囲まれたほぼ矩形の窓18内に着座しており、ローラ3の内径方向への脱落を防止できる。窓18とローラ3との関係を示すため、図1においては、図中一番上の窓18は、端部19を破断して示している。
スプリング5の一方の端部、すなわちタブ15は、図1に示すように外輪1の軸方向の端面に係止され、他方の端部、すなわちタブ16は、図3に示すようにローラ3の軸方向の端面と保持器6のフランジ部17との間に挟持されている。このように構成したため、スプリング5自体が外輪1に対して固定状態に支持され、スプリング5の脱落を防止できると同時に、ローラ3の軸方向への脱落を防止できる。
スプリング5はアコーデオンスプリングであるが、コイルスプリングなど、その他の形状のスプリングを用いることも可能である。
以下、本発明の各実施例を説明するが、側板を除いた構成要素は、図1で説明したものと同様なのでその説明は省略する。
(第1実施例)
図2は、本発明の第1実施例のローラ型ワンウェイクラッチを示す正面図であり、図3は、図2のA−A線に沿った軸方向断面図である。
図2に示すように、ローラ型ワンウェイクラッチ30の側板40は非円形(非円環状)の形状を有し、ここでは全体として三角形の形状を有する。外輪1の軸方向の端面21は円環状であり、軸方向に貫通した中央孔45を有する側板40が固定された状態で外輪1の軸方向の端面21の少なくとも一部が露出している。側板40は、三角形の各頂点近傍の位置にリベット14が貫通する軸方向に貫通する貫通孔48を備えており、この貫通孔48と外輪1の穿孔8とにリベット14を挿通させ、加締めることで側板40が外輪1に固定される。
側板40の三つの辺である、直線状の切欠部41と外輪1の環状の縁部との間に3箇所の露出部が形成されている。側板40のうち、露出部に相当する材料が削減できる。
図2及び図3から分かるように、側板40の切欠部41は外輪1のポケット4をほぼ覆っている。ポケット4から異物を排出する異物排出機能は十分ではないが、側板40の材料を減少すると共に、歩留まりが向上する。
(第2実施例)
図4は、本発明の第2実施例のローラ型ワンウェイクラッチを示す正面図であり、図5は、図4のB−B線に沿った軸方向断面図である。
第2実施例は、基本的な構成は第1実施例と同様である。第2実施例では、三角形の形状をした側板40の3つの直線状の切欠部41のほぼ中央部であってポケット4に対向する面に溝部42が形成されている。溝部42は径方向に延在し、側板40の内方で終端し、開口部43で切欠部41に開口している。溝部42は、各切欠部41に設けられている。
図5から分かるように、各溝部42はポケット4に対向する位置で終端している。このため、ポケット4は溝部42とその開口部43を介して外部と連通している。従って、溝部42を介してポケット4内から異物を外部へと排出することができる。
第2実施例においては、側板40の材料を減少すると共に、歩留まりが向上する他に、ポケット4から磨耗粉、ゴミなどの異物を排出することができる。溝部42は側板40の打ち抜き時にプレス加工で同時に形成することができるので、工程が増えることはない。
(第3実施例)
図6は、本発明の第3実施例のローラ型ワンウェイクラッチを示す正面図であり、図7は、図6のC−C線に沿った軸方向断面図である。
第3実施例は、第1実施例及び第2実施例と比べて、側板40を更に切り欠いている。直線状の切欠部41は、側板40の中心寄りに形成されている。このため、第3実施例では、切欠部41の外径側にポケット4の一部が露出し、カム面12が見えている。
異物排出効果を最大にするため、ポケット4の最大径部分が露出するように側板40を配置することが好ましい。第3実施例においては、側板40の材料を更に減少すると共に、歩留まりが向上する他に、ポケット4から異物を排出することができる。
(第4実施例)
図8は、本発明の第4実施例のローラ型ワンウェイクラッチを示す正面図であり、図9は、図8のD−D線に沿った軸方向断面図である。
第4実施例は、第3実施例の変形例である。第3実施例では直線状であった切欠部41が、本実施例では側板40は、切欠部41の中央部近傍で側板の中心に向かって最大に湾曲している湾曲部44を備えている。このため、ポケット4の大部分が切欠部41の外径側に露出している。
第3実施例と同様に、異物排出効果を最大にするため、ポケット4の最大径部分が露出するように側板40を配置することが好ましい。第4実施例においては、側板40の材料を他の実施例より更に減少できると共に、歩留まりが向上する他に、ポケット4から異物を排出する効果も高くなる。ただし、側板40にはポケット4内のローラ3やスプリング5が軸方向に脱落することを防止する機能もあるため、ポケット4の全体が露出することはない。
以上述べた各実施例において、以下のような変形例が可能である。非円形の側板40として三角形を例示したが、その他の非円形の形状も可能であり、例えば三角形以外の多角形として四角形、五角形なども可能である。側板40を外輪1の軸方向端面21に取り付けたときに、軸方向端面21の少なくとも一部が露出する形状であれば良い。
図10は側板50を四角形としたローラ型ワンウェイクラッチ30を示している。ほぼ正方形の形状をした側板50が、上記各実施例と同様の方法で外輪1の軸方向端面21に固定されている。4つの切欠部51を有する側板50は、4つの頂点付近でリベット14により外輪1に固定されている。
側板50が四角形に形成されていることに対応して、外輪1のポケット4も周方向等配に4箇所配置される。図10に示すように、各切欠部51からポケット4の一部が露出している。図10においても、図4に示す溝42を設けることができる。また、図8に示すように、各切欠部51を内径方向に湾曲させ、軸方向端面21及びポケット4をより大きく露出することもできる。
側板40及び50の切欠部41及び51は側板40及び50を外輪1に固定する際にリベット14を加締めるとき、位置決めの指標として用いることができる。
また、側板40及び50に表裏の区別が必要な場合、貫通孔48(側板50については不図示)の形状を表裏で異なる形または異径にすることで、位置決め工具による誤った組付けを防止することができる。更に、側板40及び50の切欠部41及び51の左右の傾斜が微小に異なる形状とすることで側板40及び50の表裏を判別することも可能である。
また、溝部42は、プレス加工により形成するが、切削加工で形成することもできる。更に、側板40及び側板50の鍛造時に同時に形成することもできる。
1 外輪
2 内輪
3 ローラ
4 ポケット
5 スプリング
7 側板
6 保持器
8 穿孔
9 スプライン溝
11 内輪の外周軌道面
12 カム面
14 リベット
17 保持器のフランジ部
18 保持器の窓
21 外輪の端面
30 ローラ型ワンウェイクラッチ
40 側板
41 切欠部
42 溝部
43 開口部
44 湾曲部
45 中央孔
48 貫通孔
50 側板
51 切欠部

Claims (13)

  1. 内周にカム面を有する少なくとも一つのポケットが形成された外輪と、
    前記外輪に対して半径方向内径側に離間され、相対回転自在に同心状に配置された内輪と、
    前記ポケットに配置され、前記カム面に係合し、前記外輪と前記内輪との間でトルクを伝達するローラと、
    前記ポケット内で前記外輪と前記ローラとの間に配置され、前記ローラを前記カム面との係合方向に付勢するスプリングと、
    前記外輪の軸方向一端面に当接するように固定された側板と、を備えるローラ型ワンウェイクラッチにおいて、
    前記側板は非円形の形状を有し、前記軸方向一端面は円環状であり、前記側板が固定された状態で前記外輪の前記軸方向一端面の少なくとも一部が露出していることを特徴とするローラ型ワンウェイクラッチ。
  2. 前記側板は三角形の形状をしていることを特徴とする請求項1に記載のローラ型ワンウェイクラッチ。
  3. 前記側板は、三角形の各頂点近傍で前記外輪に固定されていることを特徴とする請求項2に記載のローラ型ワンウェイクラッチ。
  4. 前記側板は、三角形の各辺の中央部で前記ポケットに対向していることを特徴とする請求項2または3に記載のローラ型ワンウェイクラッチ。
  5. 前記ポケットは、前記側板の各辺の中央部近傍で露出していることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のローラ型ワンウェイクラッチ。
  6. 前記側板の各辺は前記側板の中心に向かって湾曲していることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載のローラ型ワンウェイクラッチ。
  7. 前記側板は、三角形の各辺の中央部であって、前記外輪に対向する面に径方向に延在し、各辺の縁部に開口する溝部を備えていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のローラ型ワンウェイクラッチ。
  8. 前記溝部はプレス加工により形成されることを特徴とする請求項7に記載のローラ型ワンウェイクラッチ。
  9. 前記溝部は前記ポケットの最大径部に対向していることを特徴とする請求項7または8に記載のローラ型ワンウェイクラッチ。
  10. 前記側板は四角形の形状をしていることを特徴とする請求項1、6、8及び9のいずれか1項に記載のローラ型ワンウェイクラッチ。
  11. 内周にカム面を有する少なくとも一つのポケットが形成された外輪と、前記外輪に対して半径方向内径側に離間され、相対回転自在に同心状に配置された内輪と、前記ポケットに配置され、前記カム面に係合し、前記外輪と前記内輪との間でトルクを伝達するローラと、前記ポケット内で前記外輪と前記ローラとの間に配置され、前記ローラを前記カム面との係合方向に付勢するスプリングとを備えたローラ型ワンウェイクラッチに用いる側板であって、
    前記外輪の軸方向一端面は円環状であり、前記側板は非円形の形状を備え、前記軸方向端面に当接するように固定され、前記側板が固定された状態で前記外輪の前記軸方向一端面の少なくとも一部が露出することを特徴とする側板。
  12. 前記側板は三角形の形状をしていることを特徴とする請求項11に記載の側板。
  13. 前記側板は四角形の形状をしていることを特徴とする請求項11に記載の側板。
JP2013232077A 2013-11-08 2013-11-08 ローラ型ワンウェイクラッチ及び側板 Pending JP2015094376A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013232077A JP2015094376A (ja) 2013-11-08 2013-11-08 ローラ型ワンウェイクラッチ及び側板
US15/035,046 US10132368B2 (en) 2013-11-08 2014-06-18 Roller-type one-way clutch and side plate
PCT/JP2014/003263 WO2015068318A1 (ja) 2013-11-08 2014-06-18 ローラ型ワンウェイクラッチ及び側板
CN201480060774.1A CN105705817A (zh) 2013-11-08 2014-06-18 滚子式单向离合器和侧板
TW103121764A TW201518620A (zh) 2013-11-08 2014-06-24 滾子式單向離合器及側板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013232077A JP2015094376A (ja) 2013-11-08 2013-11-08 ローラ型ワンウェイクラッチ及び側板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015094376A true JP2015094376A (ja) 2015-05-18

Family

ID=53041118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013232077A Pending JP2015094376A (ja) 2013-11-08 2013-11-08 ローラ型ワンウェイクラッチ及び側板

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10132368B2 (ja)
JP (1) JP2015094376A (ja)
CN (1) CN105705817A (ja)
TW (1) TW201518620A (ja)
WO (1) WO2015068318A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018085142A1 (en) 2016-11-04 2018-05-11 Milwaukee Electric Tool Corporation Clutch mechanism for rotary power tool
EP3339671B1 (en) * 2016-12-20 2020-08-26 Ondal Medical Systems GmbH Support for a medical device
CN107420455B (zh) * 2017-10-11 2019-03-05 无锡英倍思机械有限公司 一种刹车装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6026822A (ja) * 1983-07-20 1985-02-09 Yamaha Motor Co Ltd 一方向クラツチ
JPS6458837A (en) * 1987-08-31 1989-03-06 Japan Automatic Transmission Internal gear builtup body for automatic transmission
JP2009138815A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Exedy Corp 一方向クラッチ
JP2010096327A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Nsk Warner Kk ローラ型ワンウェイクラッチ
JP2010281346A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Exedy Corp 一方向クラッチ
JP5118550B2 (ja) * 2008-05-09 2013-01-16 Nskワーナー株式会社 二輪車スタータ用のローラ型ワンウェイクラッチ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2970096B2 (ja) 1991-08-13 1999-11-02 スズキ株式会社 エンジンのスタータクラッチ機構潤滑装置
CN100453840C (zh) * 2003-02-13 2009-01-21 Nsk沃纳株式会社 旋转动作型单向超越离合器
JP5008539B2 (ja) 2007-12-04 2012-08-22 株式会社エクセディ 一方向クラッチ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6026822A (ja) * 1983-07-20 1985-02-09 Yamaha Motor Co Ltd 一方向クラツチ
JPS6458837A (en) * 1987-08-31 1989-03-06 Japan Automatic Transmission Internal gear builtup body for automatic transmission
JP2009138815A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Exedy Corp 一方向クラッチ
JP5118550B2 (ja) * 2008-05-09 2013-01-16 Nskワーナー株式会社 二輪車スタータ用のローラ型ワンウェイクラッチ
JP2010096327A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Nsk Warner Kk ローラ型ワンウェイクラッチ
JP2010281346A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Exedy Corp 一方向クラッチ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015068318A1 (ja) 2015-05-14
CN105705817A (zh) 2016-06-22
TW201518620A (zh) 2015-05-16
US20160281800A1 (en) 2016-09-29
US10132368B2 (en) 2018-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5205211B2 (ja) ローラ型ワンウェイクラッチ
JP5133191B2 (ja) ローラ型ワンウェイクラッチ
US8037986B2 (en) One-way clutch of roller type for use in starter for motor bike
JP5379295B2 (ja) ローラ型ワンウェイクラッチ
JP4749917B2 (ja) ローラ型ワンウェイクラッチ
JP5175139B2 (ja) 二輪車スタータ用のローラ型ワンウェイクラッチ
JP5037399B2 (ja) ローラ型ワンウェイクラッチ
JP5160269B2 (ja) ローラ型ワンウェイクラッチ
US7740118B2 (en) Roller-type one-way clutch
JP5274050B2 (ja) ローラ型ワンウェイクラッチ
JP5133213B2 (ja) ローラ型ワンウェイクラッチ
JP5205207B2 (ja) ローラ型ワンウェイクラッチ
US8413778B2 (en) One-way clutch of roller type
WO2015068318A1 (ja) ローラ型ワンウェイクラッチ及び側板
US8459423B2 (en) One-way clutch of roller type
JPH11325123A (ja) ワンウェイクラッチ
JP5335122B2 (ja) 二輪車スタータ用のローラ型ワンウェイクラッチ
JP2010014222A (ja) ローラ型ワンウェイクラッチの外輪の加工方法
JP5259428B2 (ja) ローラ型ワンウェイクラッチ
JP2020526724A (ja) 改良型一方向クラッチベアリングおよびその製造方法
JP2014234902A (ja) 一方向クラッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160301