JP2015094091A - 地下構造物用の可撓継手の耐火構造 - Google Patents

地下構造物用の可撓継手の耐火構造 Download PDF

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Abstract

【課題】地下構造物に設置される可撓継手の耐火構造を構成する耐火材の設置作業を容易にすると共に、耐火材の耐火性能を長期間にわたって維持する。【解決手段】可撓継手1の耐火構造10は第1耐火材11及び第2耐火材12を備える。第1耐火材11は、止水部材5よりトンネル径方向内側における覆工体3、3’の端面3a、3b間に介装されている。第1耐火材11は、シート状の無機繊維を交互に折り曲げて形成したアコーディオン状のブロック体により構成されており、シート状の無機繊維がトンネル軸方向にアコーディオン状に積層されている。第2耐火材12は、第1耐火材11よりトンネル径方向内側における覆工体3、3’の端面3a、3bの間に配置されている。第2耐火材12はシート状の無機繊維により構成されており、その中央部がトンネル径方向内側に向けて弛んでいる。【選択図】図1

Description

本発明は、地下構造物に設置される可撓継手の耐火構造に関する。
上下水道、共同溝、道路、鉄道などの管路として用いられるシールドトンネルは、シールド工法により形成される。
シールド工法では、例えば、地山に発進立坑と到達立坑とを構築し、発進立坑から到達立坑へ向けてシールド掘進機で地山を掘削しながら、シールド掘進機の後部で次々にセグメントをトンネル周方向に組み立ててセグメントリングを構築すると共に、隣接するセグメントリング同士をトンネル軸方向で連結することで筒状の覆工体を構築する。
また、シールドトンネルでは、地震や地盤の不等沈下などによる変位や応力を吸収するために、その途中部に、可撓継手が設置され得る。
可撓継手は、例えば、接続される覆工体同士の対向する端面にそれぞれ設けられて覆工体の周方向に連続する一対の継手枠体と、継手枠体間を跨ぐように継手枠体に設けられて覆工体の周方向に連続する可撓性の止水部材と、を含んで構成される。
このような可撓継手は特許文献1に開示されている。
特開2005−344352号公報
ところで、このような可撓継手が設置されたシールドトンネル内にて火災が発生した場合に、可撓継手を構成する止水部材が燃焼して焼け落ちることなどを防止するために、可撓継手は、止水部材よりトンネル内側に耐火構造を備えることが多い。
この点、特許文献1では、止水部材よりトンネル内側における継手枠体間に、耐火構造として、シート状の耐火材を二重に設けている。また特許文献1では、各耐火材が、トンネルの内側又は外側に膨出する変形許容屈曲部を有している。
しかしながら、特許文献1に記載のような可撓継手については、継手枠体を現地で覆工体に取り付けた後に耐火材を継手枠体に設置することが多い。それゆえ、耐火材の継手枠体への設置時には、前述の変形許容屈曲部を形成しつつ、耐火材を継手枠体に設置することになるので、当該設置作業に手間がかかっていた。
また、特許文献1に記載のようなシート状の耐火材は、その厚さが比較的薄いことにより、経時劣化によるヘタリや肉痩せが進行しやすいので、耐火性能を長期間にわたって維持することが難しかった。
本発明は、このような実状に鑑み、前述の覆工体などの地下構造物に設置される可撓継手の耐火構造において、当該耐火構造を構成する耐火材の設置作業を容易にすること、及び、耐火材の耐火性能を長期間にわたって維持することを目的とする。
そのため本発明では、地下構造物用の可撓継手は、接続される地下構造物同士の対向する端面にそれぞれ設けられて地下構造物の周方向に連続する一対の継手枠体と、継手枠体間を跨ぐように継手枠体に設けられて地下構造物の周方向に連続する可撓性の止水部材と、を含んで構成される。地下構造物用の可撓継手の耐火構造は、止水部材より地下構造物の内側における地下構造物の端面間に介装される第1耐火材を備える。第1耐火材は、シート状の無機繊維を交互に折り曲げて形成したアコーディオン状のブロック体により構成され、その両端部が、地下構造物の各端面にそれぞれ固定される。
本発明によれば、第1耐火材は、シート状の無機繊維を交互に折り曲げて形成したアコーディオン状のブロック体により構成される。これにより、第1耐火材を地下構造物間に設置するときに、前述のような変形許容屈曲部を形成することなく、ブロック体である第1耐火材を地下構造物間に嵌め込んで、第1耐火材の両端部を、地下構造物の各端面にそれぞれ固定すればよいので、第1耐火材を地下構造物間に簡単に設置することができる。
また本発明によれば、第1耐火材がアコーディオン状のブロック体により構成されることにより、第1耐火材は、地下構造物の径方向での厚さを十分に確保することができるので、経時劣化によるヘタリや肉痩せの進行が抑制され、ひいては、耐火性能を長期間にわたって維持することができる。
本発明の一実施形態における可撓継手の概略構成を示す図 図1のA−A断面図
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態における可撓継手の概略構成を示す図である。図2は図1のA−A断面図である。ここでA−A断面はトンネル周方向に沿う断面である。また、以下の説明ではトンネル径方向内側を単に「内側」と称する。同様に、トンネル径方向外側を単に「外側」と称する。
尚、本実施形態では、可撓継手が接続される地下構造物として、シールドトンネルの覆工体を例に挙げて説明するが、可撓継手が接続される地下構造物はこれに限らない。
図示の可撓継手1は、シールド工法によって形成されるシールドトンネル(図示せず)に設置されるものである。
シールド工法では、シールド掘進機(図示せず)の掘進に伴って、円弧状のセグメント2をトンネル周方向及びトンネル軸方向に相互に連結することにより、円筒状の覆工体3、3’を形成する。尚、本実施形態では、セグメント2が、主にコンクリートからなるRCセグメントであるが、セグメント2はこれに限らず、例えば、主に鋼材からなる鋼製セグメントや、主にコンクリートと鋼材とからなる合成セグメントであってもよい。
本実施形態では、シールドトンネルの切羽側を構成する覆工体3と、坑口側を構成する覆工体3’との間に、可撓継手1が設置されている。
可撓継手1は、一対の継手枠体4a、4bと、可撓性の止水部材5とを含んで構成される。継手枠体4a、4bは金属製である。止水部材5は、ゴムや合成樹脂などの弾性材によって形成される。
切羽側の継手枠体4aは、覆工体3の坑口側の端面3aに面接触して固定される円環板状の基部6aと、基部6aの外縁部より坑口側に張り出した円筒状のカバー部7aとからなる。継手枠体4aの基部6a及びカバー部7aは双方共にトンネル周方向に連続している。基部6aの外周面は、覆工体3の外周面と面一になっている。基部6aの外周面と内周面との間の距離は、覆工体3の外周面と内周面との間の距離のほぼ半分である。尚、基部6aは、例えば、図示しないコンクリートアンカー及びナットによって、覆工体3の端面3aに固定される。
坑口側の継手枠体4bは、覆工体3’の切羽側の端面3bに面接触して固定される円環板状の基部6bと、基部6bの外縁部より切羽側に張り出した円筒状のカバー部7bとからなる。継手枠体4bの基部6b及びカバー部7bは双方共にトンネル周方向に連続している。基部6bの外周面は、覆工体3’の外周面と面一になっている。基部6bの外周面と内周面との間の距離は、覆工体3’の外周面と内周面との間の距離のほぼ半分である。尚、基部6bは、例えば、図示しないコンクリートアンカー及びナットによって、覆工体3’の端面3bに固定される。
従って、一対の継手枠体4a、4bは、接続される覆工体3、3’同士の対向する端面3a、3bにそれぞれ設けられてトンネル周方向に連続している。
継手枠体4aのカバー部7aの坑口側端部は、空隙8を隔てて、継手枠体4bのカバー部7bの切羽側端部に対向している。
止水部材5は、カバー部7a、7b間を跨ぐようにカバー部7a、7bに設けられており、トンネル周方向に連続している。
止水部材5は、内側に向けて膨出したU字状の断面を有している。
止水部材5の切羽側のフランジ部5aの外面はカバー部7aの内面に接触している。また、止水部材5の坑口側のフランジ部5bの外面はカバー部7bの内面に接触している。
止水部材5は、そのフランジ部5a、5bにて、カバー部7a、7bに水密的に固定されている。止水部材5は、例えば、図示しない取付ボルトによって、カバー部7a、7bに水密的に締着される。これにより、止水部材5は、内外の水密性を保ちつつ、継手枠体4a、4b同士を連結する。
止水部材5より内側における覆工体3の端面3aと覆工体3’の端面3bとの間には、可撓継手1の耐火構造10が設けられている。
この耐火構造10は、複数の第1耐火材11、複数の第2耐火材12、金属製の網状部材13、14、複数の押さえ板15a、15b、16a、16b、及び、複数の押さえ金具17、18を含んで構成される。
第1耐火材11は、止水部材5より内側における覆工体3の端面3aと覆工体3’の端面3bとの間に介装されている。
第1耐火材11は、シート状の無機繊維を所定の長さで交互に折り曲げて形成したアコーディオン状のブロック体により構成されている。この第1耐火材11では、シート状の無機繊維がトンネル軸方向にアコーディオン状に積層されている。
ここで、本実施形態では、第1耐火材11を構成するシート状の無機繊維として、新日本サーマルセラミックス株式会社製のスーパーウール(Superwool(登録商標))ブランケット(幅:約300mm×長さ:約4200mm×厚さ:約50mm)を用いている。
このシート状の無機繊維について、一端から約300mmの長さの箇所で最初の折り曲げを行い、この後、所定の長さである200mmごとに交互に計18回折り曲げて直方体状のブロック体を形成し、このブロック体を本実施形態では第1耐火材11としている。
第1耐火材11の寸法の一例は以下のとおりであるが、寸法はこれに限らない。
トンネル周方向の長さW:約300mm
トンネル径方向の長さH1:約300mm
トンネル径方向の長さH2:約200mm
トンネル軸方向の長さL:約400mm
ここにおいて、トンネル径方向の長さH1とは、第1耐火材11の切羽側の端部11a及び坑口側の端部11bでのトンネル径方向の長さを意味する。また、トンネル径方向の長さH2とは、第1耐火材11のうち切羽側の端部11aと坑口側の端部11bとの間の部分(すなわち中間部分)でのトンネル径方向の長さを意味する。第1耐火材11の端部11a、11bのうち、第1耐火材11の中間部分より内側に張り出している部分(張り出し部11at,11bt)は、それぞれ、覆工体3、3’への取り付けのための取付部として機能する。
第1耐火材11については、シート状の無機繊維を交互に折り曲げて圧縮成形することで、直方体状のブロック体が形成される。それゆえ、第1耐火材11は、ブロック体形成前のシート状の無機繊維に比べて高密度である。これにより、第1耐火材11の劣化により無機繊維が疎になってボロボロと落下することを抑制することができる。尚、本実施形態において、シート状の無機繊維の厚さについては、ブロック体形成の前後で約50mmから約20mmに減少している。
複数の第1耐火材11は、各々が覆工体3、3’の端面3a、3b間の空隙を塞ぐように、トンネル周方向に1列に並んで配置される。ここで、トンネル周方向で隣接する第1耐火材11同士は互いに密着していることが好ましい。
第1耐火材11の切羽側の端部11aの張り出し部11atの坑口側表面には押さえ板15aの切羽側表面が接触している。
複数の押さえ板15aは、各々がトンネル周方向に延在しており、トンネル周方向に1列に並んで配置される。本実施形態では、押さえ板15aは、そのトンネル周方向の長さが、第1耐火材11のトンネル周方向の長さwの2倍である。それゆえ、本実施形態では、トンネル軸方向で隣接する2つの第1耐火材11に対して、1枚の押さえ板15aが面接触している。尚、押さえ板15aのトンネル周方向の長さはこれに限らない。
押さえ板15aの坑口側表面には、押さえ金具17の基部21aの切羽側表面が接触している。
押さえ金具17は、矩形の金属板をL字状に折り曲げて形成されたものであり、トンネル径方向に延在する基部21aと、基部21aの外縁部より坑口側に張り出した支持部22aとからなる。支持部22aの外面は第1耐火材11の内面に対向している。
第1耐火材11の切羽側の端部11aの張り出し部11at、押さえ板15a、及び、押さえ金具17の基部21aには、それぞれ、図示しない貫通孔が予め形成されており、これら貫通孔に挿入されたコンクリートアンカー24a及びナット25aによって、第1耐火材11、押さえ板15a、及び押さえ金具17が、覆工体3に固定される。このときに、第1耐火材11の切羽側の端部11aは、覆工体3の端面3aに面接触する。
第1耐火材11の坑口側の端部11bの張り出し部11btの切羽側表面には押さえ板15bの坑口側表面が接触している。
複数の押さえ板15bは、各々がトンネル周方向に延在しており、トンネル周方向に1列に並んで配置される。本実施形態では、押さえ板15bは、そのトンネル周方向の長さが、第1耐火材11のトンネル周方向の長さwの2倍である。それゆえ、本実施形態では、トンネル軸方向で隣接する2つの第1耐火材11に対して、1枚の押さえ板15bが面接触している。尚、押さえ板15bのトンネル周方向の長さはこれに限らない。
押さえ板15bの切羽側表面には、押さえ金具18の基部21bの切羽側表面が接触している。
押さえ金具18は、矩形の金属板をL字状に折り曲げて形成されたものであり、トンネル径方向に延在する基部21bと、基部21bの外縁部より切羽側に張り出した支持部22bとからなる。支持部22bの外面は第1耐火材11の内面に対向している。
第1耐火材11の坑口側の端部11bの張り出し部11bt、押さえ板15b、及び、押さえ金具18の基部21bには、それぞれ、図示しない貫通孔が予め形成されており、これら貫通孔に挿入されたコンクリートアンカー24b及びナット25bによって、第1耐火材11、押さえ板15b、及び押さえ金具18が、覆工体3’に固定される。このときに、第1耐火材11の坑口側の端部11bは、覆工体3’の端面3bに面接触する。
ここで、押さえ金具17、18のトンネル周方向の長さは、第1耐火材11のトンネル周方向の長さWよりも短い。また、本実施形態では、1つの第1耐火材11に対して、1組の押さえ金具17、18を用いているが、この他、2組以上の押さえ金具17、18を用いてもよい。
第1耐火材11の内面と、押さえ金具17、18の支持部22a、22bの各外面との間には網状部材13が介装されている。
複数の第1耐火材11からなるリングについては、その少なくとも上部が、網状部材13と押さえ金具17、18とによって支持される。従って、網状部材13と押さえ金具17、18は、本発明の「第1耐火材の内面に接触して第1耐火材を支持する支持部材」として機能し得る。
継手枠体4a、4bの基部6a、6bの各内周面と、第1耐火材11の外面との間には網状部材14が介装されている。
複数の第1耐火材11からなるリングについては、その少なくとも下部が、網状部材14と、継手枠体4a、4bの基部6a、6bとによって支持される。従って、網状部材14と継手枠体4a、4bとは、本発明の「第1耐火材の外面に接触して第1耐火材を支持する支持部材」として機能し得る。
第2耐火材12は、第1耐火材11より内側における覆工体3の端面3aと覆工体3’の端面3bとの間に配置されている。
第2耐火材12は、シート状の無機繊維により構成されている。尚、本実施形態では、第2耐火材12を構成するシート状の無機繊維として、新日本サーマルセラミックス株式会社製のスーパーウール(Superwool(登録商標))ブランケット(幅:約300mm×長さ:約1000mm×厚さ:約50mm)を用いている。
複数の第2耐火材12は、各々が覆工体の端面3a、3bとの間の空隙を塞ぐように、トンネル周方向に1列に並んで配置される。ここで、トンネル周方向で隣接する第2耐火材12同士は互いに密着していることが好ましい。
第2耐火材12は、その中央部が内側に向けて弛んだM字状をなしている。
第2耐火材12の切羽側の端部12aの坑口側表面には押さえ板16aの切羽側表面が接触している。
複数の押さえ板16aは、各々がトンネル周方向に延在しており、トンネル周方向に1列に並んで配置される。本実施形態では、押さえ板16aは、そのトンネル周方向の長さが、第2耐火材12のトンネル周方向の長さwの2倍である。それゆえ、本実施形態では、トンネル軸方向で隣接する2つの第2耐火材12に対して、1枚の押さえ板16aが面接触している。尚、押さえ板16aのトンネル周方向の長さはこれに限らない。
第2耐火材12の切羽側の端部12a及び押さえ板16aには、それぞれ、図示しない貫通孔が予め形成されており、これら貫通孔に挿入されたコンクリートアンカー26a及びナット27aによって、第2耐火材12及び押さえ板16aが、覆工体3に固定される。このときに、第2耐火材12の切羽側の端部12aは、覆工体3の端面3aに面接触する。
第2耐火材12の坑口側の端部12bの切羽側表面には押さえ板16bの坑口側表面が接触している。
複数の押さえ板16bは、各々がトンネル周方向に延在しており、トンネル周方向に1列に並んで配置される。本実施形態では、押さえ板16bは、そのトンネル周方向の長さが、第2耐火材12のトンネル周方向の長さwの2倍である。それゆえ、本実施形態では、トンネル軸方向で隣接する2つの第2耐火材12に対して、1枚の押さえ板16bが面接触している。尚、押さえ板16bのトンネル周方向の長さはこれに限らない。
第2耐火材12の坑口側の端部12b及び押さえ板16bには、それぞれ、図示しない貫通孔が予め形成されており、これら貫通孔に挿入されたコンクリートアンカー26b及びナット27bによって、第2耐火材12及び押さえ板16bが、覆工体3’に固定される。このときに、第2耐火材12の坑口側の端部12bは、覆工体3’の端面3bに面接触する。
尚、本実施形態では、第1耐火材11と第2耐火材12とが同程度の厚さを有するスーパーウール(Superwool(登録商標))ブランケットから形成されている。しかしながら、第1耐火材11については、ブロック体形成時に圧縮成形されることにより高密度化される。それゆえ、本実施形態では、第1耐火材11の密度(単位体積あたりの質量)が第2耐火材11の密度(単位体積あたりの質量)よりも高い。
耐火構造10は、覆工体の端面3a、3b間の開口部30を内側から塞ぐように設けられる金属製の板状部材31を更に含んで構成される。
板状部材31には図示しない複数の貫通孔が予め形成されており、これら貫通孔に挿入されたコンクリートアンカー33及びナット34によって、板状部材31が覆工体3、3’に固定される。
尚、板状部材31の外面には第2耐火材12が面接触している。
本実施形態によれば、可撓継手1は、接続される覆工体3、3’(地下構造物)同士の対向する端面3a、3bにそれぞれ設けられてトンネル周方向に連続する一対の継手枠体4a、4bと、継手枠体4a、4b間を跨ぐように継手枠体4a、4bに設けられてトンネル周方向に連続する可撓性の止水部材5と、を含んで構成される。可撓継手1の耐火構造10は、止水部材5より内側における覆工体3、3’の端面3a、3b間に介装される第1耐火材11を備える。第1耐火材11は、シート状の無機繊維を交互に折り曲げて形成したアコーディオン状のブロック体により構成され、その両端部11a、11bが、覆工体3、3’の各端面3a、3bにそれぞれ固定される。これにより、第1耐火材11を覆工体3、3’間に設置するときに、ブロック体である第1耐火材11を覆工体3、3’間に嵌め込んで、第1耐火材11の両端部11a、11bを、覆工体3、3’の各端面3a、3bにそれぞれ固定すればよいので、第1耐火材11を覆工体3、3’間に簡単に設置することができる。
また本実施形態によれば、第1耐火材11がアコーディオン状のブロック体により構成されることにより、第1耐火材11は、トンネル径方向での厚さを十分に確保することができるので、経時劣化によるヘタリや肉痩せの進行が抑制され、ひいては、耐火性能を長期間にわたって維持することができる。
また本実施形態によれば、第1耐火材11は、シート状の無機繊維がトンネル軸方向にアコーディオン状に積層されてなる。これにより、第1耐火材11はトンネル軸方向において大きな伸び代を有することになるので、シールドトンネルの大きな変形などにも追従することができる。
また本実施形態によれば、耐火構造10は、第1耐火材11の内面に接触して第1耐火材11を支持する支持部材(網状部材13及び押さえ金具17、18)を備える。これにより、複数の第1耐火材11からなるリングについては、その少なくとも上部が、網状部材13と押さえ金具17、18とによって支持されるので、当該リング上部での第1耐火材11の自重による変形を抑制することができる。
また本実施形態によれば、耐火構造10は、第1耐火材11の外面に接触して第1耐火材11を支持する支持部材(網状部材14及び継手枠体4a、4b)を備える。これにより、複数の第1耐火材11からなるリングについては、その少なくとも下部が、網状部材14と継手枠体4a、4bとによって支持されるので、当該リング下部での第1耐火材11の自重による変形を抑制することができる。
また本実施形態によれば、耐火構造10は、第1耐火材11より内側における覆工体3、3’の端面3a、3b間に配置される第2耐火材12を備える。第2耐火材12はシート状の無機繊維により構成される。第2耐火材12は、内側に向けて弛んだ状態で、両端部12a、12bが覆工体3、3’の各端面3a、3bにそれぞれ固定される。これにより、トンネル内での火災発生時に第1耐火材11が火炎などに曝されるリスクを軽減することができる。
また本実施形態によれば、第1耐火材11の密度は、第2耐火材12の密度よりも高い。これにより、第1耐火材11の劣化によって無機繊維が疎になってボロボロと落下することを抑制することができる。
また本実施形態によれば、耐火構造10は、覆工体3、3’の端面3a、3b間の開口部30を内側から塞ぐように設けられる金属製の板状部材31を更に備える。これにより、トンネル内での火災発生時に第1耐火材11及び第2耐火材12が火炎などに曝されるリスクを軽減することができる。
尚、本実施形態では、第1耐火材11及び第2耐火材12が、それぞれ、覆工体3、3’の端面3a、3bに面接触した状態で直接的に固定されているが、覆工体3、3’の端面3a、3bへの第1耐火材11及び第2耐火材12の固定方法はこれに限らない。例えば、継手枠体4a、4bの基部6a、6bをトンネル径方向内側に延長して延長部を形成し、この延長部に第1耐火材11及び第2耐火材12が面接触した状態で固定されてもよい。この場合には、第1耐火材11及び第2耐火材12が、それぞれ、継手枠体4a、4bの基部6a、6b及びその延長部を介して、覆工体3、3’の端面3a、3bに間接的に固定され得る。
また本実施形態では、第1耐火材11及び第2耐火材12を構成するシート状の無機繊維として新日本サーマルセラミックス株式会社製のスーパーウール(Superwool(登録商標))ブランケットを挙げて説明したが、シート状の無機繊維はこれに限らない。例えば、シート状の無機繊維としてグラスウールを含むシートなどを用いてよい。
また本実施形態では、覆工体3、3’の断面形状が円形状であるが、覆工体3、3’の断面形状はこれに限らない。例えば、覆工体3、3’の断面形状は楕円形状であってもよい。
また本実施形態では、可撓継手1が接続される地下構造物として、シールドトンネルの覆工体3、3’を例に挙げて説明したが、可撓継手1が接続される地下構造物はこれに限らない。例えば、可撓継手1が接続される地下構造物は、発進立坑などの立坑であり得る。
1 可撓継手
2 セグメント
3、3’ 覆工体
3a、3b 端面
4a、4b 継手枠体
5 止水部材
5a、5b フランジ部
6a、6b 基部
7a、7b カバー部
8 空隙
10 耐火構造
11 第1耐火材
11a、11b 端部
11at,11bt 張り出し部
12 第2耐火材
12a、12b 端部
13、14 網状部材
15a、15b、16a、16b 押さえ板
17、18 押さえ金具
21a、21b 基部
22a、22b 支持部
24a、24b コンクリートアンカー
25a、25b ナット
26a、26b コンクリートアンカー
27a、27b ナット
30 開口部
31 板状部材
33 コンクリートアンカー
34 ナット
そのため本発明では、地下構造物用の可撓継手は、接続される地下構造物同士の対向する端面にそれぞれ設けられて地下構造物の周方向に連続する一対の継手枠体と、継手枠体間を跨ぐように継手枠体に設けられて地下構造物の周方向に連続する可撓性の止水部材と、を含んで構成される。地下構造物用の可撓継手の耐火構造は、止水部材より地下構造物の内側における地下構造物の端面間に介装される第1耐火材と、第1耐火材より地下構造物の内側における地下構造物の端面間に配置される第2耐火材と、を備える。第1耐火材は、シート状の無機繊維を交互に折り曲げて形成したアコーディオン状のブロック体により構成され、その両端部が、地下構造物の各端面にそれぞれ固定される。第2耐火材はシート状の無機繊維により構成され、その両端部が地下構造物の各端面にそれぞれ固定される。第1耐火材の密度は、第2耐火材の密度よりも高い。
尚、本実施形態では、第1耐火材11と第2耐火材12とが同程度の厚さを有するスーパーウール(Superwool(登録商標))ブランケットから形成されている。しかしながら、第1耐火材11については、ブロック体形成時に圧縮成形されることにより高密度化される。それゆえ、本実施形態では、第1耐火材11の密度(単位体積あたりの質量)が第2耐火材12の密度(単位体積あたりの質量)よりも高い。

Claims (7)

  1. 接続される地下構造物同士の対向する端面にそれぞれ設けられて前記地下構造物の周方向に連続する一対の継手枠体と、前記継手枠体間を跨ぐように前記継手枠体に設けられて前記地下構造物の周方向に連続する可撓性の止水部材と、を含んで構成される可撓継手の耐火構造であって、
    前記止水部材より前記地下構造物の内側における前記地下構造物の端面間に介装される第1耐火材を備え、
    前記第1耐火材は、シート状の無機繊維を交互に折り曲げて形成したアコーディオン状のブロック体により構成され、その両端部が、前記地下構造物の各端面にそれぞれ固定される、地下構造物用の可撓継手の耐火構造。
  2. 前記第1耐火材は、前記シート状の無機繊維が前記地下構造物の軸方向に積層されてなる、請求項1に記載の地下構造物用の可撓継手の耐火構造。
  3. 前記第1耐火材の内面に接触して前記第1耐火材を支持する支持部材を更に備える、請求項1又は請求項2に記載の地下構造物用の可撓継手の耐火構造。
  4. 前記第1耐火材の外面に接触して前記第1耐火材を支持する支持部材を更に備える、請求項1又は請求項2に記載の地下構造物用の可撓継手の耐火構造。
  5. 前記第1耐火材より前記地下構造物の内側における前記地下構造物の端面間に配置される第2耐火材を更に備え、
    前記第2耐火材はシート状の無機繊維により構成され、
    前記第2耐火材は、前記地下構造物の内側に向けて弛んだ状態で、両端部が前記地下構造物の各端面にそれぞれ固定される、請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の地下構造物用の可撓継手の耐火構造。
  6. 前記第1耐火材の密度は、前記第2耐火材の密度よりも高い、請求項5に記載の地下構造物用の可撓継手の耐火構造。
  7. 前記地下構造物の端面間の開口部を前記地下構造物の内側から塞ぐように設けられる金属製の板状部材を更に備える、請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の地下構造物用の可撓継手の耐火構造。
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