JP2015092924A - 椅子 - Google Patents

椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP2015092924A
JP2015092924A JP2013232470A JP2013232470A JP2015092924A JP 2015092924 A JP2015092924 A JP 2015092924A JP 2013232470 A JP2013232470 A JP 2013232470A JP 2013232470 A JP2013232470 A JP 2013232470A JP 2015092924 A JP2015092924 A JP 2015092924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
frame
chair
horizontal frame
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013232470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6313016B2 (ja
Inventor
有光 猿田
Arimitsu Saruta
有光 猿田
安都夫 岡本
Atsuo Okamoto
安都夫 岡本
治宣 齊藤
Harunobu Saito
治宣 齊藤
陽介 秋葉
Yosuke Akiba
陽介 秋葉
悟 山▲崎▼
Satoru Yamazaki
悟 山▲崎▼
聖士 山田
Seiji Yamada
聖士 山田
惇喜 渡井
Atsuki Watai
惇喜 渡井
典明 長坂
Noriaki NAGASAKA
典明 長坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
QUALI KK
Uchida Yoko Co Ltd
Quali Co Ltd
Original Assignee
QUALI KK
Uchida Yoko Co Ltd
Quali Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by QUALI KK, Uchida Yoko Co Ltd, Quali Co Ltd filed Critical QUALI KK
Priority to JP2013232470A priority Critical patent/JP6313016B2/ja
Publication of JP2015092924A publication Critical patent/JP2015092924A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6313016B2 publication Critical patent/JP6313016B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/36Support for the head or the back
    • A47C7/40Support for the head or the back for the back
    • A47C7/46Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs
    • A47C7/462Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs adjustable by mechanical means

Abstract

【課題】簡単な構成で、利用者を背面から安定的に支持する椅子を提供する。
【解決手段】椅子20は、キャスタ付の脚部材21、受台22、座部25、肘掛部26及び背もたれ部30を備えている。背もたれ部30は、背フレーム31と、背支柱32と、背受けシート36とを備えている。背フレーム31には、左枠部31c及び右枠部31dに架け渡すように、これらに接続された横フレーム35が一体形成されている。横フレーム35の取付部を介して、左右一対のサポート部40が取り付けられている。各サポート部40は、左右方向に揺動可能に取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばオフィス等で使用される椅子に関する。
座り姿勢で仕事を行なうために、利用者の腰等をサポートする部材を備えた椅子が検討されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1に記載の椅子は、背凭部の支持枠に、縦方向に延びる一対のフレーム部を設け、各フレームに対して複数のサポート体をそれぞれ略水平方向に回転可能に設けている。
特許文献2に記載の椅子は、背フレームの立上部の上端より上方へ突出するよう固着された基部に設けられた腰当てを備えている。この腰当ては、横長矩形状に形成されており、背もたれの背面に対しては所要の間隔を有し、背もたれが後傾されたとき背もたれに当接して人体の腰部を支える。
また、特許文献3に記載の椅子は、揺動フレームに固定されたバックフレームと、このバックフレームに張れたサポートシートとからなる背もたれを備えている。揺動フレームの1対の背支柱には、サポートシートのランバーサポート部の左右両端部の後ろの位置となるように、各ランバーパッドがそれぞれ取り付けられている。
特開2002−199962号公報(第1頁、図1) 特開2007−117537号公報(第1頁、図1) 特開2010−099104号公報(第1頁、図1)
特許文献1に記載の椅子では、利用者の背中をサポートするサポート体を設けるために、椅子の支持枠に一対のフレームを設ける必要がある。更に、一対のフレームに、複数のサポート体を整列した状態で回転可能に取り付ける必要がある。従って、サポート体を支持する機構が必要となり、構造が複雑になる。
特許文献2に記載の腰当ては、背もたれシートの背面に配置された基部に設けられている。このため、背もたれシートを支持する部材とは別に、腰当てを支持する部材を設ける必要がある。従って、部品点数が増えるとともに、構造が複雑になる。更に、この特許文献2に記載された技術においては、背フレームに設けられている腰当ては中央上部にあるため、利用者を安定して支持することは困難な場合がある。
また、特許文献3に記載された技術においては、背支柱にランバーパッドが設けられているため、背支柱をランバーパッド毎に設けるとともに、フレームに固定する必要がある。このため、部品点数が増えるとともに、構成が複雑になる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、簡単な構成で、利用者を背面から安定的に支持する椅子を提供することにある。
上記課題を解決する椅子は、縦フレームに固定された背受けシートを備えたる背もたれ部と、前記縦フレームに対して左右に渡すように設けた横フレームと、前記横フレームに、左右に対となるサポート部とを設けたことを要旨とする。
この構成によれば、縦フレームに対して左右に渡すように設けた横フレームに対となるサポート部を設けた。このため、横フレームを利用して、簡易な構成により、椅子の利用者の背や脇を、両側から安定して支持することができる。
上記椅子について、前記サポート部は、揺動機構を有した接続部を介して横フレームに固定されていることが好ましい。この構成によれば、利用者の体型、姿勢又は動きに合わせてサポート部を追従させることができる。
上記椅子について、前記揺動機構においては、前記サポート部を基準位置に戻す弾性部材を備えていることが好ましい。この構成によれば、利用者の姿勢や動きに追従して、サポート部の向きが変更された後で、サポート部に加わった力が解放された場合、サポート部を元の向きに戻すことができる。
上記椅子について、前記弾性部材には、基準位置に戻す弾性強度の調節機構を設けることが好ましい。この構成によれば、弾性部材の弾性強度を変更することができるので、利用者の体型や姿勢に応じて、揺動の強度を調節することができる。
上記椅子について、前記サポート部は、垂直方向に揺動可能に取り付けられていることが好ましい。この構成によれば、利用者の体型や姿勢に追従してサポート部の垂直方向の傾きが変更されるので、利用者の背や脇を安定して支持することができる。
上記椅子について、前記サポート部は、水平方向に揺動可能に取り付けられていることが好ましい。この構成によれば、利用者の体型や左右の捻り等の動作に応じてサポート部の水平方向の傾きが変更されるので、利用者の背や脇を安定して支持することができる。
上記椅子について、前記サポート部は、中心部分を介して支持されており、中心領域の厚みを、周辺領域の厚みよりも肉厚にすることが好ましい。これにより、中心部分において剛性を高めて、背を安定して支持するとともに、周辺領域においては、利用者の体型等に応じて変形させることができる。
上記椅子について、前記サポート部は、前記横フレームに対して着脱可能となる脱着機構を設けることが好ましい。この構成によれば、サポート部を、必要性に応じて脱着することができる。
上記椅子について、前記サポート部は、対となるサポート部の動きに連動して左右対称の位置に移動可能に接続されていることが好ましい。これにより、対となるサポート部を、左右連動させて、利用者の体型等に応じた間隔に配置することができる。
本発明によれば、簡易な構成により、利用者を背面から安定して支持することができる。
本実施形態における椅子の斜視図であって、(a)は正面・平面・右側面側からの斜視図、(b)は背面・平面・左側面側からの斜視図。 本実施形態における椅子の説明図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図。 本実施形態におけるサポート部の取付を説明する椅子の要部拡大断面図であって、(a)はサポート部を取り外した状態、(b)はサポート部を装着した状態を示す。 本実施形態におけるサポート部の説明図であって、(a)は右側面図、(b)は背面図、(c)は断面図、(d)は背面・平面・右側面側からの斜視図。 本実施形態におけるサポート部の斜視図であって、(a)は正面・平面・右側面側からの斜視図、(b)は背面・底面・左側面側からの斜視図。 第1変更例におけるサポート部の構成を説明する説明図であって、(a)は概略斜視図、(b)は概略右側面図。 第2変更例におけるサポート部の構成を説明する説明図。 第3変更例におけるサポート部の構成を説明する説明図であって、(a)は右側面図、(b)は正面図。 第3変更例における横フレーム及びサポート部を説明する説明図。 第4変更例における横フレーム及びサポート部を説明する説明図。
以下、本発明を具体化した椅子の一実施形態を図1〜図5を用いて説明する。
図1(a)及び図1(b)は、本実施形態の椅子20の斜視図である。また、図2(a)及び図2(b)は、それぞれ、この椅子20の正面図及び右側面図である。
図1(a)に示すように、本実施形態における椅子20は、キャスタ付の脚部材21、受台22、座部25、肘掛部26及び背もたれ部30を備えている。
脚部材21の中央には、脚柱21aが取り付けられている。この脚柱21aには、ガススプリングが内蔵されている。このガススプリングは、受台22から突出した操作レバー23の操作に応じて、受台22の高さ調整を行なう。受台22の上部には、座部25が取り付けられている。この座部25は、座板の上にウレタンフォーム等のクッション材が積層され、布等によって被覆されて構成されている。更に、座部25の座板の両側には、それぞれ肘掛部26の下端部が設けられている。各肘掛部26は、図2(b)に示すように、肘を載置する上面がほぼ平らで椅子20の前側に延びる形状をしている。
図2(a)に示すように、背もたれ部30は、左右対称の形状をしており、背もたれ部30を形作る略長方形状の背フレーム31と、この背フレーム31の中央下端部に一体化された一対の背支柱32と、背フレーム31に取り付けられた背受けシート36とを備えている。背支柱32は、受台22を挟み込むように受台22に取り付けられている。背受けシート36は、メッシュ形状であり、背フレーム31の上枠部31a、下枠部31b、左枠部31c及び右枠部31d間に張られている。
更に、本実施形態の椅子20の背フレーム31には、縦フレームである左枠部31c及び右枠部31dに接続された横フレーム35が一体形成されている。この横フレーム35は、背フレーム31内の下方であって、肘掛部26の上面よりも下方の位置に配置されている。この横フレーム35は、図2(b)に示すように、中央が背面側に突出する略円弧状の曲面をしている。
図3(a)及び図3(b)は、後述するサポート部40の取付を説明する要部の正面図であって、背受けシート36がない状態で、図3(a)はサポート部40を取り外した状態、図3(b)はサポート部40を取り付けた状態を示している。
図3(a)に示すように、本実施形態の横フレーム35は、断面がコの字形状をしており、正面側に突出した上端部35a及び下端部35bを備えている。この横フレーム35の左右には、取付部35cが設けられている。この取付部35cは、水平方向に延びる1対(2つ)の取付軸35c1,35c2が距離L1で離間して配置されている。なお、図3(a)においては、正面から見て椅子20の左側(右枠部31d側)のみを示しているが、同様な構成が、横フレーム35の右側(左枠部31c側)にも設けられている。
図3(a)に示すように、本実施形態の椅子20においては、横フレーム35の取付軸35c1,35c2を介して、左右一対のサポート部40が左右方向に揺動可能に取り付けられている。各サポート部40は、略半円形状をしており、円弧側が椅子20の中央側となるように配置されている。
次に、図4及び図5を用いて、サポート部40の構成について詳述する。図4及び図5は、椅子20の左枠部31c側に設けられたサポート部40の構成を示している。なお、椅子20の右枠部31d側のサポート部40の構造は、図4及び図5に示したサポート部40と左右対称の構成をしているので、これについては説明を省略する。
図4(a)、図4(b)、図4(c)及び図4(d)は、それぞれ、サポート部40の右側面図、背面図、断面図及び背面右側上方から見た斜視図である。また、図5(a)及び図5(b)は、それぞれ、正面右側上方から見た斜視図、背面左側下方から見た斜視図である。
図4(c)に示すように、サポート部40は、背当て部材41と、接続部材42と、背当て部材41及び接続部材42を連結する連結部材43とを備えている。
背当て部材41は、全体として略半円形状をして中央が突出した椀形状をしている。この背当て部材41は、中心領域の厚みを、周辺領域の厚みよりも肉厚にした形状をしている。背当て部材41は、ポリプロピレン(PP)やポリカーボネイト(PC)等の材料で構成されている。このため、周辺領域(上端部や下端部の近傍)を利用者の動きによって撓ませることができ、背当て部材41に加わった力が解放された場合には材料自体の弾性変形によって元の形状に戻すことができる。
更に、この背当て部材41の中央には、背受けシート36とは反対側(裏面側)に突起部41aが形成されている。この突起部41aは、上下方向に貫通した貫通孔が形成されている。
図4(d)に示すように、接続部材42は、背当て部材41側の先端が細くなった五角柱形状を有している。更に、接続部材42の背当て部材41側とは反対側の面は、横フレーム35の曲面に沿うように傾斜している。
接続部材42の側面には、背当て部材41が設けられる反対側端部において、着脱機構としての爪部42a,42bが設けられている。背当て部材41の円弧側の側面に設けられた爪部42aの水平方向の長さは、反対側の側面に設けられた爪部42bよりも長い。各爪部42a,42bの先端には、水平方向の外側に突出した引っ掛け部42ah,42bhが形成されている。更に、接続部材42には、各爪部42a,42bの内側には、各爪部42a,42bの先端には内部空間が設けられている。内部空間は、各爪部42a,42bの先端部側を内側に押圧することにより、引っ掛け部42ah,42bhを接続部材42内に引っ込めるために用いられる。
図4(d)に示すように、爪部42aの引っ掛け部42ahの外側端部から爪部42bの引っ掛け部42bhの外側端部までは、自然状態における距離L2離れている。この距離L2は、横フレーム35の取付軸35c1,35c2の距離L1よりも大きい。また、引っ掛け部42ah,42bhを押し縮めた場合、引っ掛け部42ah,42bh間の距離は、横フレーム35の取付軸35c1,35c2の距離L1よりも小さくなる。従って、引っ掛け部42ah,42bhを押し込んで、取付軸35c1,35c2間に挿入でき、引っ掛け部42ah,42bhを取付軸35c1,35c2に引っ掛けることにより、サポート部40を固定している。
更に、図4(c)に示すように、接続部材42の先端部には、凹部42xが形成されている。この凹部42xには、背当て部材41の突起部41aが挿入されている。この接続部材42の先端部には、凹部42xを上下方向に貫通する貫通孔が形成されている。この貫通孔は、背当て部材41の突起部41aの貫通孔と整合されており、これらの貫通孔に連結部材43が遊嵌されている。これにより、背当て部材41は、図4(c)に示すように、連結部材43の軸心である中心軸c1を中心として水平方向(左右方向)に揺動可能に、接続部材42に取り付けられている。
更に、接続部材42の凹部42xと、背当て部材41の突起部41aとの間には、弾性部材としてのコイルばねが介在している。このコイルばねは、背当て部材41の突起部41aを押し付けており、背当て部材41に外力が加わっていない場合には、突起部41aが接続部材42の基準位置(例えば、凹部の中央)に位置するように配置される。更に、外力により背当て部材41の向きが変更された後、外力が解放された場合には、圧縮されたコイルばねの復元力によって、背当て部材41の突起部41aの向き(姿勢)が元の基準位置に戻る。
次に、図3〜図5を用いて、本実施形態の椅子20に、サポート部40を取り付ける取付方法について説明する。
サポート部40の接続部材42の両爪部42a,42bを押し縮めて、横フレーム35の1対の取付軸35c1,35c2の距離L2よりも外径が小さくなるようにする。そして、各爪部42a,42bの引っ掛け部42ah,42bhを取付部35cの背面となるように位置させて、両爪部42a,42bの押圧を緩める。これにより、爪部42a,42bの復元力により、各引っ掛け部42ah,42bhが各取付軸35c1,35c2に引っ掛かる。以上により、サポート部40が横フレーム35に取り付けられる。なお、サポート部40を取り外す場合には、各サポート部40の引っ掛け部42ah,42bhを押し縮めて、取付部35cの取付軸35c1,35c2から取り外す。
次に、本実施形態の椅子20のサポート部40の作用について説明する。
本実施形態の椅子20を利用する利用者は、背中を背受けシート36に付けた状態で座部25に着席する。この場合、利用者の背や脇にサポート部40が当接する。この状態で、利用者が左右に動いた場合、サポート部40が、利用者の動きに応じて中心軸c1を中心として水平方向に揺動する。そして、利用者の背や脇がサポート部40から離れたり元に戻ったりした場合には、コイルばねが、サポート部40の向きを通常位置に戻す。また、利用者が背中を後方に反らせた場合や反らせた姿勢を元に戻した場合には、サポート部40が材料自体の弾性力によって、この動きに追従する。
本実施形態の椅子20によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、椅子20の左枠部31c及び右枠部31dに対して左右に渡すように設けた横フレーム35に対となるサポート部40を設けた。このため、椅子の利用者の背や脇を、両側から安定して支持することができる。更に、サポート部40を、背もたれ部30の左枠部31c及び右枠部31dに渡すように設けた横フレーム35に取り付けたので、サポート部40を支持する部材を、背受けシート36を支持する背フレーム31とは別体で背面側に設ける必要がなく、簡易な構成で利用者を支持することができる。
(2)本実施形態のサポート部40は、揺動機構を有した接続部材42を備え、この接続部材42を介して横フレーム35に固定した。このため、利用者の体型、姿勢又は動きに追従して、サポート部40が揺動するので、利用者の背や脇を安定的に支持することができる。
(3)本実施形態のサポート部40は、接続部材42の凹部42xと、背当て部材41の突起部41aとの間にコイルばねが介在している。このため、利用者の姿勢や動きに応じて、サポート部40を元の向きに戻すことができる。
(4)本実施形態のサポート部40は、中心軸c1を中心にして水平方向に揺動可能に横フレーム35に取り付けた。このため、利用者の体型や姿勢に追従してサポート部40の水平方向の傾きが変更されるので、利用者の背や脇を安定して支持することができる。
(5)本実施形態のサポート部40の背当て部材41は、中央に設けた突起部41aを介して支持されているとともに、中心領域の厚みを、周辺領域の厚みよりも肉厚にした形状をしている。このため、中心部において剛性を高めて、背を安定して支持するとともに、周辺領域は、利用者の体型等に応じて変形させることができる。
(6)本実施形態のサポート部40は、横フレーム35の取付部35cに、接続部材42を介して取り付けられている。このため、サポート部40を、必要に応じて脱着することができる。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態のサポート部40は、水平方向(左右方向)に揺動可能に、背もたれ部30の横フレーム35に取り付けた。サポート部40を水平方向に揺動可能とする取付構造は、上述した構造に限定されるものではない。
また、サポート部40を、水平方向の揺動に代えて、垂直方向(上下方向)にも揺動する取付構成を用いることも可能である。この場合、上記実施形態において垂直方向に延在するように配置された連結部材43と、この連結部材43を挿入する突起部41aの貫通孔及び凹部42xの貫通孔とを、水平方向に延在するように、90度回転した位置に設けてもよい。
また、水平方向だけでなく垂直方向にも揺動する取付構造を用いることも可能である。この場合、例えば、図6に示すように、ボールジョイント機構を用いてもよい。ここで、図6(a)及び図6(b)は、それぞれ、ボールジョイント機構を用いたサポート部50の概略斜視図及び右側面図である。
図6に示すように、サポート部50は、背当て部材51と、横フレーム35に取り付けられる接続部材52とを備える。背当て部材51は、背当て部材41と同様な形状をしており、その中央に突起部51aが形成されている。この突起部51aは、サポート部40の突起部41aと異なり、球形状をしている。接続部材52は、先端部側に凹部が形成されている。接続部材52の凹部に、突起部51aが揺動可能に挿入されることにより、背当て部材51は、水平方向及び垂直方向に揺動可能に接続部材52に支持される。これにより、サポート部50を水平及び垂直の2次元的に揺動させることができる。
・上記実施形態のサポート部40は、背当て部材41の突起部41aを基準位置に戻すためのコイルばねを収納した。これに加えて、このコイルばねの弾性強度を調整する機構を設けてもよい。具体的には、コイルばねの圧縮状態を変更させる機構を設ける。この調整機構により、コイルばねの弾性強度を変更することができるので、利用者の体型や姿勢に追従させることができる。
・上記実施形態のサポート部40は、水平方向及び垂直方向に揺動可能に、横フレーム35に取り付けた。これに加えて、椅子20の前後方向に伸縮するサポート部を設けることも可能である。具体的には、図7に示すように、入れ子形状の接続部材62を、背当て部材61の中央に接続したサポート部60とする。この接続部材62の内部には、コイルばねが収納されており、背当て部材61側に押圧している。このため、サポート部40を利用者の体型や姿勢に追従することができ、背や脇を安定して支持することができる。
・上記実施形態のサポート部40は、全体として略半円形状をして中央が突出した皿形状の背当て部材41を備えている。これに加えて、背当て部材41に、熱容量の大きい柔軟材を取り付けてもよい。具体的には、図8(a)及び図8(b)に示すように、背当て部材71の前面に、背当て部材71のほぼ全面を覆うジェルシート75を設ける。このジェルシート75は、冷却又は加温するために、ジェル状の保冷材又は保温剤が耐熱袋に収納されている。この場合、サポート部70の背当て部材71の前面及びジェルシート75の背面に、面ファスナー等を設けることにより、ジェルシート75を背当て部材71に容易に着脱可能としてもよい。
更に、上記実施形態においては、サポート部40の背当て部材41は、略半円形状をして中央が突出した椀形状をしている。これに加えて、背当て部材41の前面側に、複数の突起部を設けてもよい。この場合には、突起部が、利用者の背や脇を押圧することにより、指圧効果等の刺激を与えることができる。
・上記実施形態のサポート部40を横フレーム35に取り付けた。これに加えて、サポート部40を左右方向に移動可能な構成にすることも可能である。この場合、サポート部40は、対となっているサポート部40の移動に連動して左右に並進可能な構成にしてもよい。具体的には、背フレーム31には、図9に示す横フレーム85が一体形成されている。この横フレーム85には、横フレーム85の長手方向に延在する2つの長孔86と、これらを中央で連通する孔87とが配置されている。各長孔86には、左右方向に移動可能なラック(歯竿)88が長孔86によって左右方向にガイドされて配置されており、孔87には、2つのラック88に噛合するピニオン89が配置されている。ラック88の歯が形成されていない側には、サポート部40が揺動可能に取り付けられている。これにより、一方のサポート部40を左右に移動させた場合、この動きに連動して、対となる他方のサポート部40が、左右対称となる位置に移動する。従って、対となる両サポート部の間隔を、椅子の中心から対称的に容易に変更することができる。このため、利用者の腰の形状に適した間隔に両サポート部40を配置することができ、腰を安定して支持することができる。
・上記実施形態のサポート部40は、背フレーム31に一体形成された横フレーム35に取り付けた。サポート部40を取り付ける横フレームは、背フレーム31の縦フレーム(左枠部31c、右枠部31d)に対して左右に渡すように設けた部材であれば、背フレーム31と一体形成物に限定されるものではない。例えば、背フレーム31に固定されている背受けシート36の一部を横フレームとしてもよい。具体的には、図10に示す椅子90には、背フレーム91に背受けシート96内の下方において、横フレームとしてのサポート部材95が配置されている。このサポート部材95は、帯状シートにより構成されており、2つの突起部97が離間して設けられている。この突起部97は、クッション材で構成されている。サポート部材95が背受けシート96の下方に配置された場合に、中央よりも右側及び左側となる位置に配置される。更に、サポート部材95の両端部には、紐を通す複数の孔が1列に形成されている。このため、この孔に紐を通して締めることにより、背受けシート96にサポート部材95を設けることができる。
更に、サポート部材95に、突起部97の張力を操作して調整するための張力調整機構を設けてもよい。これにより、サポート部材95の突起部97の張力を容易に変更することができる。従って、利用者の腰に当接するサポート部(突起部97)の押圧力を容易に調整することができる。
20,90…椅子、21…脚部材、21a…脚柱、22…受台、23…操作レバー、25…座部、26…肘掛部、30…背もたれ部、31…背フレーム、31a…上枠部、31b…下枠部、31c…左枠部、31d…右枠部、32…背支柱、35,85…横フレーム、35a…上端部、35b…下端部、35c…取付部、35c1,35c2…取付軸、36,96…背受けシート、40,50,60,70,95…サポート部、41,51,61,71…背当て部材、41a,51a…突起部、42,52,62…接続部材、42a,42b…爪部、42ah,42bh…引っ掛け部、43…連結部材、75…ジェルシート、86…長孔、87…中央孔、88…ラック、89…ピニオン、97…突起部。

Claims (9)

  1. 縦フレームに固定された背受けシートを備えたる背もたれ部と、
    前記縦フレームに対して左右に渡すように設けた横フレームと、
    前記横フレームに、左右に対となるサポート部とを設けたことを特徴とする椅子。
  2. 前記サポート部は、揺動機構を有した接続部を介して横フレームに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 前記揺動機構は、前記サポート部を基準位置に戻す弾性部材を備えていることを特徴とする請求項2に記載の椅子。
  4. 前記弾性部材には、基準位置に戻す弾性強度の調節機構を設けたことを特徴とする請求項3に記載の椅子。
  5. 前記サポート部は、垂直方向に揺動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の椅子。
  6. 前記サポート部は、水平方向に揺動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の椅子。
  7. 前記サポート部は、中心部分を介して支持されており、中心領域の厚みを、周辺領域の厚みよりも肉厚にしたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の椅子。
  8. 前記サポート部は、前記横フレームに対して着脱可能となる着脱機構を設けたことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の椅子。
  9. 前記サポート部は、対となるサポート部の動きに連動して左右対称の位置に移動可能に接続されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の椅子。
JP2013232470A 2013-11-08 2013-11-08 椅子 Active JP6313016B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013232470A JP6313016B2 (ja) 2013-11-08 2013-11-08 椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013232470A JP6313016B2 (ja) 2013-11-08 2013-11-08 椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015092924A true JP2015092924A (ja) 2015-05-18
JP6313016B2 JP6313016B2 (ja) 2018-04-18

Family

ID=53195766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013232470A Active JP6313016B2 (ja) 2013-11-08 2013-11-08 椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6313016B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111134475A (zh) * 2020-01-20 2020-05-12 华侨大学 一种带有腋下支撑装置的助力椅
KR102460662B1 (ko) * 2021-12-17 2022-10-31 주식회사 린백 등받이 의자용 분할 가변식 요추부 받침구조

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5431503U (ja) * 1977-08-03 1979-03-01
JP2007117537A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Uchida Yoko Co Ltd 椅子とその背もたれ製造方法
US7278688B1 (en) * 2006-10-04 2007-10-09 Hsiang-Lin Hung Elastic support structure for a human body to lean against
JP3152358U (ja) * 2008-11-13 2009-07-30 柏▲けん▼ 楊 背もたれ装置
WO2011117937A1 (ja) * 2010-03-24 2011-09-29 タカノ株式会社 椅子のランバーサポート装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5431503U (ja) * 1977-08-03 1979-03-01
JP2007117537A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Uchida Yoko Co Ltd 椅子とその背もたれ製造方法
US7278688B1 (en) * 2006-10-04 2007-10-09 Hsiang-Lin Hung Elastic support structure for a human body to lean against
JP3152358U (ja) * 2008-11-13 2009-07-30 柏▲けん▼ 楊 背もたれ装置
WO2011117937A1 (ja) * 2010-03-24 2011-09-29 タカノ株式会社 椅子のランバーサポート装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111134475A (zh) * 2020-01-20 2020-05-12 华侨大学 一种带有腋下支撑装置的助力椅
KR102460662B1 (ko) * 2021-12-17 2022-10-31 주식회사 린백 등받이 의자용 분할 가변식 요추부 받침구조

Also Published As

Publication number Publication date
JP6313016B2 (ja) 2018-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2939570B1 (en) Headrest assembly for a massage device
KR101140009B1 (ko) 자세 교정용 의자의 서포터 장치
KR101618638B1 (ko) 자세교정용 어깨걸이 의자
JP4170333B2 (ja) 伏臥用枕
JP6313016B2 (ja) 椅子
JP2007117537A (ja) 椅子とその背もたれ製造方法
JP4450374B2 (ja) 椅子
US20050225134A1 (en) Seat cushion
KR100772167B1 (ko) 보조등받침을 갖는 의자
CN104287500A (zh) 用于椅子的靠背的内部支撑
KR101071058B1 (ko) 의자의 접철식 서포터 장치
JP6956528B2 (ja) 着座面用の調節可能な後部支持体
JP4197045B2 (ja) 椅子
JP6684114B2 (ja) 椅子の背もたれ
KR200431249Y1 (ko) 요추받이용 의자 등받이
KR20140001628U (ko) 요추지지 더블접착방식 쿠션
TW201932050A (zh) 椅背曲度可調裝置
KR101674488B1 (ko) 짐볼형 허리 쿠션
JP2013223696A (ja) 土手をスイングさせる枕
JP4528823B2 (ja) 椅子の背もたれ
JP7078263B2 (ja) 椅子
JP2002172039A (ja) 家 具
JP2018198683A (ja) 腰部等を押圧可能な健康促進用具
JP3203067U (ja) 脊柱支持具
KR100687186B1 (ko) 머리 받침대

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6313016

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250