JP2015092668A - 3dビデオと2dビデオとの間のスイッチング - Google Patents

3dビデオと2dビデオとの間のスイッチング Download PDF

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Abstract

【課題】3D再生と2D再生との間の遷移を容易に実現するスイッチング装置を提供する。【解決手段】ビデオ装置50は3D表示装置60に高速デジタルインタフェースを介してビデオデータを転送するための出力信号を生成するための生成ユニット52を持つ。生成ユニットは3Dモードで動作する3D表示装置上で3Dビデオデータを表示するための3D表示信号、2Dモードで動作する3D表示装置上で2Dビデオデータを表示するための2D表示信号、又は3Dモードで動作する3D表示装置上で2Dビデオデータを表示するために出力信号中に2Dビデオデータを含めることにより疑似2D表示信号を選択的に生成する。処理ユニット53は3D表示装置が3Dモード動作する間3D表示装置上で2Dビデオデータを表示するための要求を検出し、この検出に応じて生成ユニットは3D表示装置の3Dモードを維持するために疑似2D表示信号を生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、三次元[3D]ビデオ信号を処理するためのビデオ装置に関し、当該装置は、3Dビデオ信号を受信して3Dビデオ・データを読み出すための受信手段、及び、3Dディスプレイに高速度デジタル・インタフェースを介してビデオ・データを転送するための出力信号を生成するための生成手段を有し、生成手段は、3Dモードにおいて、出力信号として、3Dモードで動作する3Dディスプレイ上に3Dビデオ・データを表示するための3D表示信号を生成し、2Dモードにおいて、出力信号として、2Dモードで動作する3Dディスプレイ上に2Dビデオ・データを表示するための2D表示信号を生成するように用意される。
さらに発明は、3Dビデオ信号( 3Dビデオ信号、信号、記録担体及びコンピュータ・プログラムを提供する方法)を処理の方法に関する。
本発明は、3D表示装置上に3Dビデオ・データ及び2Dビデオ・データを選択的にレンダリングする分野に関する。
二次元(2D)ビデオ・データを生成するための装置が知られている(例えばビデオ・サーバ、放送装置又はオーサリング装置)。現在、三次元(3D)画像データを提供するための3D拡張装置が提案されている。同様に、光学ディスク(例えばブルーレイ・ディスク; BD)のためのプレーヤー又は受信デジタル・ビデオ信号をレンダリングするセットトップボックスの様な表示3Dビデオ・データを処理するためのビデオ装置が提案されている。3Dビデオ装置は、TVセット又はモニタのような3D表示装置に結合される。ビデオ・データは、適切なインタフェース(好ましくはHDMIのような高速デジタル・インタフェース)を介して、ソース装置から転送される。
3Dコンテンツ(例えば3D動画又はTV放送)に加えて、付加的な補助2Dビデオ・データが表示されることができる(例えばメニュー、ニュース速報又は他のアナウンス)。さらに、実際には、ユーザが自由に3Dビデオ素材又は2Dビデオ素材をさまざまなソースから選択することができる。さらに、ユーザは、3Dビデオ素材が利用可能であっても、2Dモードで表示することを強制するための設定を適用することができる。
文献WO2009/077929は、2Dと3Dとの間の遷移に利用されることができるアプローチを述べる。3Dビデオ信号は、ビデオ情報及び関連する再生情報を持ち、ビデオ情報及び関連する再生情報は再生フォーマットに従って構成される。ビデオ情報は、2D表示のためのプライマリ・ビデオ・ストリーム及び3D表示を可能にするための付加的な情報ストリームを含む。関連する再生情報は、考えられる表示のタイプを示す表示情報を含む。表示情報は、2D表示及び3D表示の両方が可能であることを決定するために、受信機で処理される。ビデオ情報が2Dモードか又は3Dモードで表示されるべきかどうかを決定する再生モードが設定される。
WO2009/077929の問題は、発生する可能性がある3D再生と2D再生との間の遷移が、表示装置にビデオ・フォーマット及び周波数の変更を要求することである。例えば、3Dモードにおいて、立体ディスプレイは、ディスプレイにおけるタイミングに関してHDMIインタフェース上でのL及びRビデオ・フレームの正しい同期を可能にするために、適時に左及び右ビデオを交互に切り換える。この同期は、左及び/又は右フレームの開始に対応するために、水平同期及び/又は垂直同期に関する通知を必要とする。HDMIインタフェース上のこの通知は、3Dから2D及びその逆で移行するときに、ディスプレイにそれ自身を再調整させる。これらの再調整は時間を要し、観察者にとって非常に煩わしい場合がある。
より都合のよい態様で3Dと2Dとの間で移行するためのシステムを提供することが本発明の目的である。
この目的のために、本発明の第1の態様によれば、冒頭の段落に述べられる装置において、生成手段は、疑似2Dモードにおいて、出力信号として、3Dモードで動作する3Dディスプレイ上で2Dビデオ・データを表示するために3D信号のフォーマットで出力信号中に2Dビデオ・データを含めることによって疑似2D表示信号を生成するように用意され、当該装置は、3Dディスプレイ上で2Dビデオ・データを表示するために3Dモードから移行するための要求を検出し、この検出に応じて、3Dディスプレイの3Dモードを維持するために疑似2D表示信号を生成するように生成手段を設定する処理手段を有する。
この目的のために、本発明のさらに別の態様では、3Dビデオ信号を処理する方法は、3Dビデオ信号を受信して3Dビデオ・データを読み出し、3Dディスプレイに高速デジタル・インタフェースを介してビデオ・データを転送するための出力信号を生成し、前記生成は、3Dモードにおいて、出力信号として、3Dモードで動作する3Dディスプレイ上に3Dビデオ・データを表示するための3D表示信号を生成し、2Dモードにおいて、出力信号として、2Dモードで動作する3Dディスプレイ上に2Dビデオ・データを表示するための2D表示信号を生成し、疑似2Dモードにおいて、出力信号として、3Dモードで動作する3Dディスプレイ上に2Dビデオ・データを表示するために3D信号のフォーマットで出力信号中に2Dビデオ・データを含めることによって、疑似2D表示信号を生成し、3Dディスプレイ上に2Dビデオ・データを表示するために3Dモードから移行するための要求を検出し、当該検出に応じて、3Dディスプレイの3Dモードを維持するために疑似2D表示信号を生成するように生成手段を設定する。
この目的のために、本発明のさらに別の態様では、上で定めるような3Dビデオ装置に転送するための3Dビデオ信号を提供する方法であって、当該方法は、3Dビデオ・データを含む3Dビデオ信号を生成し、スイッチング・インジケータを3Dビデオ信号中に含めて、前記スイッチング・インジケータは、装置において、2Dビデオ・データを表示するための前記要求を検出すると、2Dモード又は疑似2Dモードに対するスイッチング・インジケータに依存して出力信号を生成するように生成手段を設定するための選択されるべき2Dモードを示す。
この目的のために、本発明のさらに別の態様では、上で定めるような3Dビデオ装置に3Dビデオ・データを転送するための3Dビデオ信号は、3Dビデオ・データ及びスイッチング・インジケータを有し、前記スイッチング・インジケータは、装置において、2Dビデオ・データを表示するための前記要求を検出すると、2Dモード又は疑似2Dモードに対するスイッチング・インジケータに依存して出力信号を生成するように生成手段を設定するための選択されるべき2Dモードを示す。
これらの方策は以下の効果を持つ。3Dモードから2Dビデオの表示への遷移が開始されるときに、出力信号が現在3Dモードであるかが決定される。そうであるならば、ディスプレイは同様に3Dモードで動作し、この表示モードは、疑似2D表示信号、すなわち、3D信号のフォーマットであるが2Dビデオ情報のみを含む出力信号を生成することによって、維持される。表示装置は、3D信号のフォーマットで表示信号を受信し続けて、したがって、2Dモードに切り替えないか又は再同期しない。有利には、3D情報が欠如しているので、ユーザに表示される実際の情報は2Dであるように見える。例えば、ステレオ・ビデオ信号(すなわち左及び右ビューに基づく3D)において、両方のビューが同じコンテンツを持つ。したがって、そのようなビューの表示は、観察者にとって2Dであるように見える。
本発明はさらに以下の認識に基づく。消費者が3Dでの観察に慣れたとしても、2Dと3Dとの間及び3Dと2Dとの間の遷移に対する必要性が存在する。ユーザはもちろん、表示が変化することを予想するが、この遷移は、控え目であるべきであり、ビデオにおいて動画経験を妨げる黒いフレーム又は他のアーチファクトを生じさせるべきではない。3Dから2Dへの遷移のときに、深刻な遅延及びアーチファクトが、プレーヤー、インタフェース通知及びディスプレイの再構成に関して発生する可能性がある。それゆえに、本発明以前は、動画の再生の間、3Dから2Dへ及びその逆に滑らかに切り替えることは事実上不可能だった。これらの問題を解決するために、例えば動画の3Dモード再生の間、ユーザ又はシステムが3Dモードと2Dモードとの間の切り替えを開始するとき、ディスプレイのモードが変更されずに強制的に維持されることが提案される。さらに、提案された擬似2D信号は、3Dビデオ信号フォーマットで2Dビデオ・データを含む。結果として、ディスプレイが3Dモードでの動作を維持しつつ、動画の表示は3Dから2Dに及びその逆に滑らかに変化する。例えば、これは、表示信号を生成するプレーヤー装置によって、状況を認識して、再生が停止されたときとは異なって3D再生の間のモード切り替えに対して反応することにより達成される。
実施の形態において、生成手段は、3Dモードと疑似2Dモードとの間で移行するときに、3D情報の量を変更するために3Dオフセットを2Dビデオ・データに適用するように用意される。効果は、2Dデータがオフセットに依存して3D効果を達成することである。有利には、オフセット(例えば予め定められた視差又は深さ)を適用することは、それほど計算パワーを必要としない。
実施の形態において、処理手段は、疑似2Dモードにおいて、グラフィカル・データ及びビデオ・データを、左ビュー及び右ビューを生成するためにオフセットをグラフィカル・データに適用することにより2Dビデオ・データの前の深さ方向にグラフィカル・データを配置することによって組み合わせるように、用意される。有利には、ここではグラフィカル・データは2Dビデオ・データの前にあり、ビデオ・データに干渉しない。
実施の形態において、受信手段は、3Dビデオ信号から、スイッチング・インジケータを読み出すように用意され、スイッチング・インジケータは、選択されるべき2Dモードを示し、処理手段は、2Dビデオ・データを表示するための前記要求を検出すると、2Dモード又は疑似2Dモードに対するスイッチング・インジケータに依存して表示信号を生成するように生成手段を設定するように用意される。特に、スイッチング・インジケータを含む3Dビデオ信号は、記録担体から読み出されることができる。効果は、3Dビデオ信号の発信者が、ユーザが2D表示を必要とするときに活性化されるそれぞれの2Dモードを選択する機会を持つことである。有利には、発信者は、疑似2D表示モードをブロックするか又は許可することができる。
本発明による方法、3D装置及び信号の更に好ましい実施の形態は、添付の請求の範囲において与えられ、それらの開示は参照によって本願明細書に組み込まれる。
本発明のこれらの及び他の態様は、添付の図面及び一例として述べられる実施の形態から明らかであり、それらを参照してさらに説明される。
3D画像データを表示するシステムを示す図。 3Dプレーヤーの復号器モデルを示す図。 3Dプレーヤーの復号器モデルを示す図。 疑似2Dモードの制御を示す図。 疑似2Dモードにおける3D再生の制御を示す図。 3D表示信号を示す図。 通常の2D再生のための表示信号を示す図。 疑似2D再生のための表示信号を示す図。 3Dオフセットを適用することを示す図。 デュアル3Dオフセットを適用することを示す図。 オフセットを適用しつつ境界分離を回避することを示す図。 ストリーム番号テーブル。 ストリーム番号テーブル。 ストリーム・エントリー。 ストリーム・エントリーにおけるタイプを定めるためのテーブル。 ストリーム属性の文法を示す図。
図において、すでに述べられた要素に対応する要素は同じ参照符号を持つ。
本発明は深さ範囲を持つ任意のタイプの3Dディスプレイのために用いられることができることに留意されるべきである。3Dディスプレイのためのビデオ・データは、電子的な(通常デジタルの) データとして利用可能であることが想定される。本発明はそのような画像データに関し、デジタル領域で画像データを処理する。
3D画像がフォーマットされて転送されることができる、3Dビデオ・フォーマットと呼ばれる多くの異なる態様が存在する。いくつかのフォーマットは、さらにステレオ情報を伝達するために2Dチャネルを用いることに基づく。例えば、左及び右ビューは、インタレースされることができ、あるいは、サイド・バイ・サイド及び上下に配置されることができる。これらの方法は、ステレオ情報を伝達するために、解像度を犠牲にする。
異なる3Dフォーマットは、2D画像、及び、2D画像中のオブジェクトの深さに関する情報を伝達する付加的な深さ画像(いわゆる深さマップ) を用いる2つのビューに基づく。画像+深さと呼ばれるフォーマットは、2D画像といわゆる「深さ」又は視差マップとの組み合わせである点で異なる。これは階調画像であり、それによって、ピクセルの階調値は、関連する2D画像中の対応するピクセルのための視差(又は、深さマップの場合には深さ)の量を示す。表示装置は、入力として2D画像を利用して付加的なビューを計算するために、視差、深さ又は像差マップを用いる。これは、様々な態様で実施されることができ、最も単純な形式では、それは、それらのピクセルに関連する視差値に依存して左又は右にピクセルをシフトする問題である。論文"Depth image based rendering, compression and transmission for a new approach on 3D TV" by Christoph Fehnは、この技術の優れた概要を与える(http://iphome.hhi.de/fehn/Publications/fehn_EI2004.pdfを参照)。
図1は、三次元(3D)画像データ(例えばビデオ、グラフィクス又は他の視覚的情報)を表示するシステムを示す。3Dソース装置40は、3Dビデオ信号41をビデオ装置50に転送する。3Dビデオ信号は、記憶装置、3Dカメラなどから利用可能な3Dビデオ・データに基づいて、遠隔メディア・サーバ、放送装置などによって提供されることができる。ビデオ装置は、3D表示信号56を転送するために3D表示装置60に結合される。3Dビデオ装置は、3Dビデオ信号を受信するための入力ユニット51を持つ。例えば、装置は、DVD又はブルーレイ・ディスクのような光学記録担体54から3Dビデオ情報を読み出すための入力ユニットに結合される光学ディスク・ユニット58を含むことができる。別の態様では、装置は、ネットワーク45 (例えばインターネット又は放送ネットワーク)に接続するためのネットワーク・インタフェース・ユニット59を含むことができ、そのようなビデオ装置は通常セットトップボックスと呼ばれる。ビデオ装置は、さらに衛星受信機、メディア・プレーヤー、パーソナル・コンピュータ、モバイル装置などであることができる。
実施の形態において、3Dソース装置は、以下で説明されるように、2Dと3Dとの間の切り替えのためのスイッチング・インジケータを決定して、3Dビデオ信号中にスイッチング・インジケータを含める処理ユニット42を持つ。
3Dソース装置は、サーバ、放送装置、記録装置、又は、ブルーレイ・ディスクのような記録担体を製造するためのオーサリング及び/又は製造システムであることができる。ブルーレイ・ディスクは、コンテンツ作成者のためのインタラクティブ・プラットホームをサポートする。3D立体視ビデオのための多くのフォーマットが存在する。主要なフォーマットは、ステレオ及び画像+深さフォーマットである。さらにこれらのなかに、多くの考えられる態様が存在し、コンテンツは、新規の及び既存の3Dディスプレイ及び配信フォーマット用に適するようにフォーマットされることができる。ブルーレイ・ディスク・フォーマットに関する更なる情報は、視聴覚アプリケーション・フォーマットに関する文書としてブルーレイ・ディスク協会のウェブサイトから利用可能である(http://www.blu-raydisc.com/Assets/Downloadablefile/2b_bdrom_audiovisualapplication_0305-12955-15269.pdf)。製造プロセスはさらに、深さメタデータを含む3Dビデオ信号を実現するトラック中のマークの物理的パターンを導き出し、続いて、少なくとも1つの記憶レイヤ上にマークのトラックを提供するために記録担体の材料を成形するステップを含む。
3Dビデオ装置は、表示装置に出力インタフェース・ユニット55を介して転送される3D表示信号56(例えばHDMI規格に従う表示信号)を生成するために3D情報を処理するための入力ユニット51に結合される生成ユニット52を持つ("High Definition Multimedia Interface; Specification Version 1.3a of Nov 10 2006" http://hdmi.org/manufacturer/specification.aspx参照)。処理ユニット52は、表示装置60上での表示のための3D表示信号56中に含まれる画像データを生成するように用意される。
生成ユニットは、以下の態様のうちの選択された1つにおいて、表示信号56を生成するために用意される。第一に、生成手段は、表示信号として、3Dモードで動作する3Dディスプレイ上で3Dビデオ・データを表示するための3D表示信号を生成するように設定されることができる。第1のステータスは、3D表示信号の従来の生成である。第二に、生成手段は、表示信号として、2Dモードで動作する3Dディスプレイ上で2Dビデオ・データを表示するための2D表示信号を生成するように設定されることができる。第2のステータスは、2D表示信号の生成の従来の態様である。ディスプレイは、2D表示モードで動作することを強制される。第三に、生成手段は、表示信号として、3Dモードで動作する3Dディスプレイ上で2Dビデオ・データを表示するために表示信号中に2Dビデオ・データを含めることによって疑似2D表示信号を生成するように設定されることができる。疑似2D信号は3Dビデオ信号のフォーマットを持ち、3D情報としてディスプレイによって処理されることが留意されるべきである。しかしながら、信号中に埋め込まれる実際のビデオ・データが2Dデータであるので、観察者はビデオを2Dに感じる。
ビデオ装置は、3Dディスプレイ上で2Dビデオ・データを表示するための要求を検出するための処理ユニット53を持つ。この要求は、2Dモードが必要とされることを示す任意の状況を含み(例えば、2Dモードに切り替えるユーザ・コマンド)、ソース素材は2Dソース素材に変化することができ、システムは、アナウンス又はメニューなどを表示するための2Dモードを開始することができる。第二に、処理ユニットは、例えば現在3D番組がレンダリングされていることを検出することによって、ディスプレイの現在の動作モードが3Dであることを検出する。したがって、3Dディスプレイが3Dモードで動作していることが検出される。最後に、ディスプレイが3Dモードである間の前記要求の検出に応答して、処理ユニットは、3Dディスプレイの3Dモードを維持するために疑似2D表示信号を生成するように生成手段52を設定するように用意される。
3D表示装置60は、3D画像データを表示するためにある。装置は、ビデオ装置50から転送される3Dビデオ・データを含む3D表示信号56を受信するための入力インタフェース・ユニット61を持つ。転送された3Dビデオ・データは、3Dディスプレイ63(例えばデュアル又はレンチキュラLCD)上で表示するために処理ユニット62において処理される。表示装置60は、任意のタイプの立体ディスプレイ(3Dディスプレイとも呼ばれる)であることができ、矢印64によって示される表示深さ範囲を持つ。
あるいは、3Dビデオ信号の処理及び3Dモードと2Dモードとの間の遷移は、表示装置の実施の形態において実行される。3Dビデオ・データ及びオプションのスイッチング・インジケータは、表示信号56を介して転送される。スイッチングは、例えばユーザ・コマンドによって、表示装置においてローカルに開始される。処理ユニット62は、ここでは、3Dディスプレイに直接結合される疑似2D表示信号を生成する機能を実行する。処理手段62は、ビデオ装置中の生成手段52及び処理手段53のための以下に記載するような対応する機能のために用意されることができる。
更なる実施の形態において、ビデオ装置50及び表示装置60は単一の装置に一体化され、単一のセットの処理手段が前記2D/3Dスイッチング機能を実行する。
図1は、3Dビデオ信号のキャリアとしての記録担体54をさらに示す。記録担体はディスク形状であり、トラック及び中央のホールを持つ。トラックは、物理的に検出可能なマークの系列によって構成され、情報レイヤ上の実質的に平行なトラックを構成するターンの螺旋又は同心のパターンに従って配置される。記録担体は光学的に読取り可能であり、光学ディスク(例えばCD、DVD又はBD(ブルーレイ・ディスク))と呼ばれる。情報は、トラックに沿った光学的に検出可能なマーク(例えばピット及びランド)によって情報レイヤに表現される。トラック構造は、さらに、情報のユニット(通常、情報ブロックと呼ばれる)の位置を示すための位置情報(例えばヘッダ及びアドレス) を含む。記録担体54は、例えば、DVD又はBDフォーマットのような事前に決められた記録フォーマットで、MPEG2又はMPEG4符号化システムに従って符号化される、デジタル的に符号化されたビデオのような画像データを表現する情報を担持する。
さまざまな実施の形態において、以下で詳細に説明するように、ビデオ装置中の生成手段52及び処理手段53は以下の機能を実行するように用意される。
図2は、3Dプレーヤーの復号器モデルを示す。プレーヤーは、立体視3Dコンテンツの再生のために適応されている(例えば変更されたブルーレイ・ディスク・プレーヤー)。ディスク・ドライブ・ユニット201は、復調及び誤り訂正(ECC)復号のためのディスク・プロセッサ202に結合される。ビデオ・データは、ディスクから読み出されるストリームから読み出され、スイッチ203は、ソース・デパケタイザ208に結合されるバッファ206にメイン・トランスポート・ストリームTS204を提供し、ソース・デパケタイザはデータをPIDフィルタ212に提供し、PIDフィルタは逆多重化装置であり、メインTSからパケット識別子(PID)を識別して、各々のタイプのデータをそれぞれのバッファ214(メイン3Dビデオ・データのためのEB1-1, EB2-1、表示グラフィック・データのためのEB1-2,EB2-2、インタラクティブ・グラフィックス・データのためのEB1-3, EB2-3)へと転送する。
同様に、スイッチ203は、ソース・デパケタイザ209に結合されるバッファ207に、サブ・トランスポート・ストリームTS 205を提供し、ソース・デパケタイザは、第2PIDフィルタ213にデータを提供し、第2PIDフィルタは、逆多重化装置であり、サブTSからパケット識別子(PID)を識別して、さらに各々のタイプのデータをそれぞれのバッファ214に転送する。
デパケタイザ208, 209は、さらに、到着時刻クロック・カウンタ210,211に初期値232, 234を提供し、到着時刻クロック・カウンタは、基準クロック・ジェネレータ223に基づいてデパケタイザに到着時刻クロック(i)値231, 233を返す。
それぞれのスイッチS1-1、S2-2及びS1-3は、メイン3Dビデオのための復号器216(D1)、プレゼンテーション・グラフィクスのための復号器217(D2)及びインタラクティブ・グラフィクスのための復号器218(D3)にデータを転送する。復号されたデータは、それぞれのバッファに転送される。メイン・ビデオ・データはスイッチS2によって復号器216又はバッファ241から選択されて、スイッチS3-1に転送され、そしてそれは、最終的なデータをメイン・ビデオ左ビュー225及びメイン・ビデオ右ビュー226に提供する。
同様に、復号器217からのプレゼンテーション・グラフィクス(PG)データは、それぞれのバッファ及びカラー・ルックアップ・テーブル(CLUT)221と協調するプレゼンテーション・グラフィクス・プレーン生成器219に転送される。PGデータは、PG左ビュー227及びPG右ビュー228のための最終的なデータを提供するために、スイッチS3-2によって生成器219から選択される。
同様に、復号器218からのインタラクティブ・グラフィクス(IG)データは、それぞれのバッファ及びカラー・ルックアップ・テーブル(CLUT)222と協調するIGプレーン生成器220から転送される。IGデータは、IG左ビュー229及びIG右ビュー230のための最終的なデータを提供するために、スイッチS3-3によって生成器220から選択される。インタラクティブ・ユーザー入力は、入力240を介して収容されることができる。
処理ユニット224は、出力中にフル3Dデータ、通常の2Dデータ又は疑似2Dデータを含めることによって表示信号を生成するためにさまざまなスイッチの動作を制御する。
図2に示される装置の機能が以下でさらに述べられる。パケットは、それらのPID値に基づいてディスクから読み出されたトランスポート・ストリームからフィルタリングされ、EB1-1〜EB3-3によって示される対応するバッファに記憶される。メイン2Dビデオ及び対応する2Dグラフィック・ストリームを担持する基本ストリームに属するパケットは、上のバッファEB1-1〜EB1-3に配置され、3Dのための補助ストリームのためのパケットは、EB2-1〜EB2-3に配置される。補助ストリームは、メイン・ストリームの左ビュー・データに依存して右ビュー・データを符号化するための従属ストリーム、すなわち、深さマップのような深さデータ及び透明度データなどであることができる。スイッチS1-1〜S1-3は、適切なバッファを選択し、復号器D1〜D3にパケットを供給する。復号の後、復号化ビデオ及びグラフィクスは出力上へ合成され、左及び右ビデオ並びにグラフィクスの選択は、スイッチS3-1〜S3-3によって実行される。
図3は、疑似2Dモードの制御を示す。その機能は、専用の制御ユニットにおいて、又はプロセッサの適切な制御ソフトウェアによって実施されることができる。最初に、Init 2D 301において、例えばユーザ・コマンド又はシステム・コールによって、2D表示モードが要求される。ステップ"Detect 2D"において、要求された2D表示モードは、例えばステータス・レジスタに登録される。続いて、通常の2D表示信号が生成されるか、又は、以下のように、疑似2D信号が生成される。判定"3D Mode?" 303において、表示信号が3Dディスプレイに3Dビデオ・データを現在提供しているかどうかが決定される。Yesの場合、Pseudo 2D 304において疑似2D信号が生成される。それに対して、ディスプレイにおいて3Dモードでの再生を維持するために出力モードを3Dに維持しつつ、スイッチS1-1...S1-3をL位置に設定する(実際には維持する)ことによって3Dモードにおける2D再生が活性化される。しかしながら、Noの場合(すなわち、現在再生が停止されている;3D素材がレンダリングされていない)、プロセスは"Stopped" 305で継続し、出力モードが2Dに設定される。"Start 2D" 206において、再生が活性化されたことが検出されると、2D表示信号を生成することによって再生が実行される。
なお、左ビューを二回用いるようにスイッチを設定することにより、生成手段は、入力3Dビデオ・データから3D情報のない画像データを導き出すことによって疑似2D表示信号を生成するように用意される。別の態様では、画像+深さビデオ信号に対して、深さマップは、好ましくは表示面(ゼロ深さ)における単一の深さを表現する単一の値によって置き換えられることができる。
なお、しばらくの間の疑似2Dモードにおける再生の後にユーザが再生を停止すると、モードは、通常の2Dモードに自動的に切り替わることができる。別の態様では、表示システムは、ユーザが通常の2Dモードに実際に移行するための更なるコマンドを与えるまで、疑似2Dのままであることができる。それに対して、処理手段は、生成手段が疑似2D表示信号を生成するが、3Dビデオ・データのレンダリングが終了したことを検出し、その検出に応じて、2D表示信号を生成するように生成手段を設定するように用意される。
図4は、疑似2Dモードにあるときの3D再生を制御することを示す。システムが疑似2Dモードにある間にユーザが2Dから3Dに再生モードを切り替えることを要求するときに、このステップのシーケンスが実行される。最初に"Pseudo 2D" 401において、システムは疑似2D表示信号を生成している。"Init 3D"において、ユーザは、表示モードが3Dに移行することを要求する場合がある。ステップ"Detect 3D"において、要求された3D表示モードが例えばステータス・レジスタに登録される。続いて、スイッチS1-1...S1-3がLとRとの間でトグルするように3Dモードにおける3D再生を活性化することによって、通常の3D表示信号がステップ"3D Playback"404において生成される。
図3及び4は、3D(立体視)動画タイトルの再生の間にユーザが2Dモードに再生を変更することを決定したときに、3Dと2Dとの間の遷移(及びその逆)がどのように実行されることができるかを示す。プレーヤーは、現在の出力モードを保持するプレーヤー・レジスタを3Dに設定する。そしてそれは、再生が現在アクティブかどうかを確認し、そうであれば、出力モードは維持されるが、補助又は従属ビューの再生は、メイン・ビューを繰り返すことによって置き換えられる。これは、スイッチS1-1〜S1-3を左位置(図1-1におけるスイッチS1-1〜S1-3の上位置)に保つことによって達成される。現在のタイトルの再生の終わりに、そして新たなタイトルの開始時に、プレーヤー装置は出力プレーヤー設定レジスタのステータスを確認することができ、ユーザがタイトルを選択する場合、2Dで再生を開始することができる。
滑らかな遷移を達成するために、再生装置は、インタフェース上の信号を同じに維持するべきである。一般的にブルーレイ・ディスク・プレーヤーにおいて使用されるインタフェースは、HDMIである。HDMI上での立体視コンテンツの送信及び通知は仕様に定められる。HMDI上で送信されることができるいくつかの立体視ビデオ・フォーマットが存在し、ここでは、1つの一般的に用いられるフォーマット、すなわちフレーム交互立体視ビデオがどのように送信されるかのみを説明し、同様の原理は、他の立体視ビデオ・フォーマット(ライン交互、サイド・バイ・サイド、チェッカーボード等)の送信及び通知に当てはまる。図5の例において、HDMI規格に従う表示信号が示される。しかしながら、3Dビデオ表示を制御するためのフォーマットを持つ任意のビデオ信号が疑似2Dモードを実施するために同じように適応されることができる。
図5Aは3D表示信号を示す。HDMIに従ってフレーム交互立体視ビデオを送信するときに、タイミング及びブランキング期間が用いられる。左フレームが終了して右フレームが開始する位置を示すための通知が、垂直ブランキング期間を挿入することによって実行される。このフォーマットのための典型的なタイミングは、24HzのVfreq、148.500MHzで動作するピクセル・クロックによるHblank 830、Vblank 450のブランキング期間による24fpsでの1920x1080である。
図5Bは、通常の2D再生のための表示信号を示す。例えば、信号は、24HzのVfreq、74.250MHzのピクセル・クロックによるHblank 830、Vblank 450のブランキング期間による24fpsでの1920x1080ビデオを伝達することができる。これらのフォーマットの両方のシグナリングは同様であるが、ピクセル・クロックは2倍の速さで動作し、立体視フォーマットにおける追加の垂直ブランキング期間が存在する。ピクセル・クロックの変更は、一般的にインタフェースの再構成を必要として、フレーム損失を引き起こす。したがって、再生の間の2D/3Dモード変更のために疑似2D表示信号が提案される。
図5Cは、疑似2D再生のための表示信号を示す。この信号において、ピクセル周波数は図5Aに示される3D信号のレベルに維持されるが、示されるように、右フレームは左フレームを繰り返すことによって置き換えられる。特に、垂直周波数信号は、図5Bの通常の2D信号との差を示す。
ブルーレイ・ディスク規格は、プレーヤーが2D又は3Dタイトルを再生するために必要とされる全ての通知を定めるために、プレイリスト構造を用いる。プレイリストはプレイアイテムのシーケンスであり、プレイアイテムは、一緒にプレゼンテーション(ビデオ、オーディオ・ストリーム、字幕及び他のグラフィクス)を構成するストリームのセグメントのリストである。あらゆるプレイアイテム内に、符号化されてプレイアイテムの再生中に表示される全ての基本ストリームをリストするテーブルが存在し、このテーブルは、STreamNumber(STN)テーブルとして参照される(図7参照)。
実施の形態において、3D再生と2D再生との間の移行のときに、オフセットが、2D画像に及びグラフィクスにも適用される。2D画像データは、図6に示されるように、3Dデータを生成するために用いられる。上で議論された生成ユニットは、3Dモードと疑似2Dモードとの間の移行のとき、3D情報の量を変えるために3Dオフセットを2Dビデオ・データに適用するように用意される。
このオフセットはテーブルにおいてディスク上で記憶されることができ、再生装置がフル3D立体視再生をサポートしないときに、用いられることができる。あるいは、オフセットは、プレーヤーにおいて設定される事前に決められた値であるか、又は、ユーザによって選択されることなどができる。
3Dと2Dとの間の移行(及びその逆)の際、オフセットは、2Dから3Dへの切り替えのときにメイン2D画像に徐々に適用されることができ、3Dと2Dとの間の移行のときに徐々に低減されることができる。それに対して、生成手段は、3D情報の量を徐々に変えるために3Dオフセットを徐々に適用するように用意される。
図6Aは、3Dオフセットを適用することを示す。2D画像データ601の例は、背景画像601の前で深さ方向に配置されるべきグラフィカル2Dデータ602と組み合わせられる。組み合わされた画像は、左ビュー607として用いられる。右ビュー608を生成するためにオフセット606が視差シフトとして適用される。ユーザは、組み合わされた3Dビュー609を経験する。シフトに起因して、グラフィクスの一部604が切り取られ、一方、更なる部分は、その領域を満たすための情報が利用できないので、空白又は透明のままである。
オフセットを2D画像に適用することによって生成される立体視グラフィクスに対して、オフセットが一方向に2D画像に適用されるときに、問題が発生する場合がある。オフセットを適用した後で2D画像の重要な部分がプレーンの境界近くに位置するときに、要素610において図6Aに示されているように、画像の一部はプレーンの境界を超える場合がある。符号1は、最終的なビュー609において部分的に見えなくなる。
図6Bは、二重の3Dオフセットを適用することを示す。オフセットは2で割られて、左及び右出力プレーンの両方に(但し逆向きに)適用される。両方の出力プレーンを生成するために、両方向に2D画像にオフセット625の半分を適用することによって、切り取り効果は図6Bに示されるように低減されることができる。それに対して、生成手段は、左出力プレーン及び右出力プレーンを生成するために反対の方向に2Dビデオをシフトすることによって3Dオフセットを適用するように用意される。
図6Cは、オフセットを適用しつつ境界分離を回避することを示す。図は、グラフィクス情報の再編集されたバージョンを示す。左オフセット・バージョン630及び右オフセット・バージョン631は、両方とも、切り取られた部分632,633の要素を含まない。したがって、最終的なビューは、オーサリングの間に、画像+適用されたオフセットが左及び右プレーンの境界内にとどまることを確認することによって、改善される。
更なる実施の形態において、立体視知覚を生じさせるために2D画像に適用されるオフセットを用いるときに、非線形ストレッチング及びスケーリングが左及び右ビューの両方に適用される。オフセットを適用して、左及び/又は右に画像をシフトするときに、(ビデオ及び/又はグラフィクス)画像背景の一部が非遮蔽化される。それらの非遮蔽化された領域を埋めるために利用できる背景情報が存在しない場合、出力画像は切り取られる。この突然の画像の切り取りによってユーザが妨害されることを回避するために、失われた非遮蔽された領域を満たすように画像が非線形にスケーリングされる。それに対して、生成手段は、前記シフトに起因してディスプレイ上で空白のままである3D信号の部分をカバーするために前記シフトの間2Dビデオを非線形にストレッチングするように用意される。
図7は、3Dビデオ信号におけるさまざまなデータ・ストリームを定める、STN_table_3Dと呼ばれるストリーム番号テーブルを示す。このテーブルは、1つのプレイアイテムのためのSTN_table_3Dの例を示す。付加的なエントリー(以下で議論される)は、標準的な2D STN_tableに含まれる。補助ストリーム・エントリーは、立体視ビデオと同様に従属ストリームを参照することができるか又は深さマップ・ストリームを含むことができ、あるいは両方とも可能である。一般的に、メイン・エントリーは、例えばMPEG-4 MVCに従って符号化される立体視ビデオのための独立したビデオを含み、一方、補助ストリームのサブパスは、従属ビデオ・ストリームと組み合わせて又はその代わりに選択される深さ又は視差マップを参照するために用いられることができる。
メイン及び従属基本ストリームから成るMPEG MVCストリームのような3Dコンテンツを含むプレイアイテムの再生のために、STN_tableは、(通常の場合のように)2D再生のためのメイン・ビデオ・ストリームのみでなく、さらに3Dデータのための従属ストリームを識別するための通知をサポートするように拡張される。この情報を含めるための2つのオプションが利用可能である。新たなプレイリスト・タイプが定められることができるか、又は、既存のプレーヤーが無視するプレイリストに付加的な通知が拡張データとして追加される。両方の場合において、ベース・ビュー以上の(立体視)3Dストリーム(すなわち従属又はセカンダリ・ビュー・ストリーム)ごとのエントリーを含む新たなエントリーがSTN_tableに追加される。3D拡張STN_tableはSTN_table_3Dと呼ばれ、そして、一般的に互換性を理由として、プレイリストに対する拡張データとして追加され、それによって、STN_table_stereoscopicは、プレイアイテムのループを持って、プレイアイテムごとにメイン及び補助ストリームのためのストリーム・エントリーを含む。
以下のフィールドがSTN_table_3D Semanticsを定めるためにSTNテーブル中に示される。
length: この16ビット・フィールドは、このlengthフィールド直後からSTN_table()の最後までのSTN_table()のバイト数を示す。
keep_3D_mode_during_playback: このフィールドは、動画タイトルの再生の間に3Dから2Dモードに移行するときのプレーヤーの挙動を示す。0bに設定される場合、プレーヤーはモードを切り替える。1bに設定される場合、プレーヤーはモードを3Dに維持するが、プレーヤーは、ビデオ及び/又はグラフィクス・コンテンツの表示が疑似2D信号を生成することによって2Dに移行するように、L, Rプレーン・スイッチS1-1...S1-3を「L」位置に維持する。現在実行中のタイトルの再生が止まるまで又はユーザが再生モードを3Dに戻すまで、この信号は維持されることができる。
stream_entry(): このセクションは、STN_table()のstream_entry()を定める。図8参照。
stream_entry_ auxilliary_view(): このエントリーは、3D情報(例えば従属して符号化される右ビュー又は深さマップ)を構成する付加的なビデオ・データ・ストリームを定める。文法及びセマンティックスは、メイン・ビューのstream_entryと同一である。
stream_attributes(): このフィールドは、STN_table()のstream_attributes()を定める。図10参照。
実施の形態において、全てのプレイリストに対して1つのSTN_table_3Dの代わりに、STN-table_3Dは、各々のプレイアイテムに追加されることができる。さらに、2Dプレイリストに対する拡張の代わりに、特に3D再生のための新たなプレイリストが定められることができる。
3Dモードから2Dモードに戻る遷移の間の遷移遅延及びアーチファクトを最小化するために、3Dから2D及びその逆の遷移の間の所望の挙動をコンテンツ作成者が指示することを可能にするスイッチング・インジケータと呼ばれる新たなエントリーが追加されることができる。スイッチング・インジケータは、選択されるべき2Dモードを示す。この選択のためのオプションは、(a)プレーヤー・モードを切り替えるか、又は、(b)ゼロ視差によって3Dモードにおける再生を続けるように指示する(疑似2Dモード)ことである。
図1のビデオ装置においてスイッチング・インジケータに対応するために、受信手段は、3Dビデオ信号から、スイッチング・インジケータを読み出すように用意される。処理ユニット53は、2Dビデオ・データを表示するための前記要求を検出すると、2Dモード又は疑似2Dモードを示すスイッチング・インジケータに依存して表示信号を生成するように生成手段を設定するように用意される。
実施の形態において、フィールドkeep_3D_mode_during_playback 71, 72, 73は、疑似2Dスイッチング・モードが選択されるべきか又は通常の2Dモードが選択されるべきかを示すスイッチング・インジケータの例である。この例において、インジケータ71は、メイン・ビデオ・データのために提供され、更なるインジケータ72は、表示グラフィック・データのために提供され、そして、更なるインジケータ73は、インタラクティブ・グラフィック・データのために提供される。ここで、他の実施の形態において、このフィールドは、省略されるか、全てのストリームのための唯一のインジケータであるか、又は、2D/3Dモード切り替えの更なる条件を示すために拡張される。
3Dビデオ信号を提供する方法は、3Dビデオ・データを含む3Dビデオを生成し、3Dビデオ信号にスイッチング・インジケータを含めることを含む。そのように生成された3Dビデオ信号は、ネットワークを介して転送され、放送され、記録担体に記憶されることなどができる。この方法は、記録担体を製造するステップをさらに含むことができ、この記録担体は、3Dビデオ信号を表すマークのトラックを備える。
図8は、ストリーム・エントリーを示す。ストリーム・エントリーは、それぞれのストリームのパラメータを定める。特に、以下のフィールドが、syntaxを定めるためにストリーム・エントリー・テーブル中に示される。
length: この8ビット・フィールドは、このlengthフィールドの直後からstream_entry()の最後までのstream_entry()のバイト数を示す。
type: この8ビット・フィールドは、stream_entry()のためのストリーム番号によって参照される基本ストリームを識別するためのデータベースのタイプを示す(図9参照)。
ref_to_stream_PID_of_mainClip: この16ビットのフィールドは、PlayItem()のClip_Information_file_name[0]/Clip_Information_file_name[angle_id]によって参照されるClipのProgramInfo()中に定められるstream_PID[0][stream_index]エントリーからの値を示す。
ref_to_SubPath_id: この8ビット・フィールドは、PlayList()中に定められるSubPath_idエントリーからの値を示す。
ref_to_subClip_entry_id: この8ビット・フィールドは、ref_to_SubPath_idによって参照されるSubPathのSubPlayItem中に定められるsubClip_entry_idエントリーからの値を示す。
ref_to_stream_PID_of_subClip: この16ビットのフィールドは、ref_to_subClip_entry_idによって参照されるClip_Information_file_nameによって参照されるClipのProgramInfo()中に定められるstream_PID[0][stream_index]エントリーからの値を示す。
図9は、ストリーム・エントリーにおけるタイプを定めるためのテーブルを示す。Typeの値は、テーブル中に示されるように、3Dビデオ信号中のそれぞれのストリームの構造を識別する。
図10は、ストリーム属性のsyntaxを示す。ストリーム属性は、図7に示されるようなSTNテーブルの一部である。特に、以下のフィールドが、ストリーム属性syntax中に示される。
length: この8ビット・フィールドは、このlengthフィールドの直後からstream_attributes()の最後までのstream_attributes()のバイト数を示す。
stream_coding_type: この8ビット・フィールドは、stream_attributes()のためのストリーム番号に関連する基本ストリームの符号化タイプを示し、事前に決められた値(例えば、MVC符号化従属ストリームを示すための0x20、又は、深さ若しくは視差マップを示すための0x21)に設定される。
いうまでもなく、明確性のための前記説明は、異なる機能ユニット及びプロセッサを参照して本発明の実施の形態を述べた。しかしながら、異なる機能ユニット又はプロセッサ間での機能の任意の適切な分散が、本発明を損なわずに用いられることができることは明らかである。例えば、別のユニット、プロセッサ又はコントローラによって実行されるように示された機能は、同じプロセッサ又はコントローラによって実行されることができる。したがって、特定の機能ユニットに対する参照は、厳密に論理的な又は物理的な構造又は組織を示すというよりはむしろ、述べられた機能を提供するための適切な手段に対する参照としてのみ考えられるべきである。
本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの任意の組み合わせを含む任意の適切な形式で実施されることができる。本発明は、1つ以上のデータ・プロセッサ及び/又はデジタル・シグナル・プロセッサ上で動作しているコンピュータ・ソフトウェアとして少なくとも部分的にオプションとして実施されることができる。本発明の実施の形態の要素及びコンポーネントは、任意の適切な態様で、物理的に、機能的に、そして、論理的に実施されることができる。実際、機能は、単一のユニットにおいて、複数のユニットにおいて、又は、他の機能ユニットの一部として、実施されることができる。よって、本発明は、単一ユニットにおいて実施されることができるか、又は、異なるユニットとプロセッサとの間で物理的にかつ機能的に分散されることができる。
本発明はいくつかの実施の形態に関連して述べられたが、それは、本願明細書において述べられる特定の形式に限定されることを意図しない。むしろ、本発明の範囲は、添付の請求の範囲によってのみ制限される。加えて、ある特徴が特定の実施の形態に関連して述べられると思われるかもしれないが、述べられた実施の形態のさまざまな特徴が本発明に従って組み合わせられることができることを当業者は認識する。請求の範囲において、用語「有する」「含む」などは、他の要素又はステップの存在を除外しない。
さらに、別々に記載されるが、複数の手段、要素又は方法ステップは、例えば単一ユニット又はプロセッサによって実施されることができる。加えて、個々の特徴が異なる請求項中に含まれる場合があるが、これらはおそらく有利に組み合わせられることができ、異なる請求項中への包含は、特徴の組み合わせが可能ではないこと及び/又は有利ではないことを意味しない。さらに、請求項の1つのカテゴリへの特徴の包含は、このカテゴリに対する制限を意味せず、むしろ、特徴が適切に他の請求項カテゴリに同様に適用可能であることを示す。さらに、請求項における特徴の順序は、それらの特徴が動作する必要がある特定の順序を意味せず、特に、方法の請求項における個々のステップの順序は、これらのステップがこの順序で実行される必要があることを意味しない。むしろ、ステップは、任意の適切な順序で実行されることができる。更に、単数形の参照は複数を除外しない。したがって、"a", "an", "first", "second"などは、複数を排除しない。請求の範囲における参照符号は、単に実施例を明確にするために提供されているのであって、請求の範囲を制限するものとして解釈されてはならない。

Claims (15)

  1. 三次元[3D]ビデオ信号を処理するためのビデオ装置であって、
    3Dビデオ信号を受信して3Dビデオ・データを読み出すための受信手段、
    3Dディスプレイに高速デジタル・インタフェースを介して前記ビデオ・データを転送するための出力信号を生成するための生成手段であって、
    3Dモードにおいて、前記出力信号として、3Dモードで動作する前記3Dディスプレイ上で前記3Dビデオ・データを表示するための3D表示信号を生成し、
    2Dモードにおいて、前記出力信号として、2Dモードで動作する前記3Dディスプレイ上で2Dビデオ・データを表示するための2D表示信号を生成し、
    疑似2Dモードにおいて、前記出力信号として、3Dモードで動作する3Dディスプレイ上で2Dビデオ・データを表示するために3D信号のフォーマットで前記出力信号に2Dビデオ・データを含めることにより疑似2D表示信号を生成するように用意される生成手段、及び
    前記3Dディスプレイ上で2Dビデオ・データを表示するための3Dモードからの遷移に対する要求を検出し、当該検出に応じて、
    前記3Dディスプレイの3Dモードを維持するために前記疑似2D表示信号を生成するように前記生成手段を設定する処理手段、
    を有するビデオ装置。
  2. 前記生成手段は、前記疑似2D表示信号を生成する間、前記3Dビデオ・データから3D情報を伴わない画像データを得ることによって前記2Dビデオ・データを生成するように用意される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記生成手段は、前記3Dモードと前記疑似2Dモードとの間の遷移のときに、3D情報の量を変更するために前記2Dビデオ・データに3Dオフセットを適用するように用意される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記処理手段は、前記疑似2Dモードにおいて、左ビュー及び右ビューを生成するためにグラフィカル・データにオフセットを適用することにより前記2Dビデオ・データの前の深さ方向に前記グラフィカル・データを配置することによって前記グラフィカル・データとビデオ・データとを結合するように用意される、請求項1に記載の装置。
  5. 前記生成手段が3D情報の量を徐々に変更するために3Dオフセットを徐々に適用するように用意されるか、又は
    前記生成手段が、左出力プレーン及び右出力プレーンを生成するために反対方向に2Dビデオ又はグラフィカル・データをシフトすることによって3Dオフセットを適用するように用意される、請求項3又は請求項4に記載の装置。
  6. 前記生成手段が、前記シフトに起因して空白である3D表示信号の部分をカバーするために、前記シフトの間、前記2Dビデオを非線形にストレッチングするように用意される、請求項5に記載の装置。
  7. 前記処理手段が、前記生成手段が前記疑似2D表示信号を生成する間、前記3Dビデオ・データのレンダリングが終了したことを検出し、当該検出に応じて、前記2D表示信号を生成するように前記生成手段を設定するように用意される、請求項1に記載の装置。
  8. 前記受信手段は、前記3Dビデオ信号から、スイッチング・インジケータを読み出すように用意され、前記スイッチング・インジケータは、選択されるべき2Dモードを示し、前記処理手段は、2Dビデオ・データを表示するための前記要求を検出すると、前記2Dモード又は前記疑似2Dモードに対する前記スイッチング・インジケータに依存して出力信号を生成するように前記生成手段を設定するように用意される、請求項1に記載の装置。
  9. 前記受信手段が前記3Dビデオ信号を受信するために記録担体を読むための手段を有する、請求項1に記載の装置。
  10. 三次元[3D]ビデオ信号を処理する方法であって、
    前記3Dビデオ信号を受信して3Dビデオ・データを読み出し、
    3Dディスプレイに高速デジタル・インタフェースを介してビデオ・データを転送するための出力信号を生成し、前記生成は、
    3Dモードにおいて、前記出力信号として、3Dモードで動作する前記3Dディスプレイ上で3Dビデオ・データを表示するための3D表示信号を生成し、
    2Dモードにおいて、前記出力信号として、2Dモードで動作する前記3Dディスプレイ上で2Dビデオ・データを表示するための2D表示信号を生成し、
    疑似2Dモードにおいて、前記出力信号として、3Dモードで動作する前記3Dディスプレイ上で2Dビデオ・データを表示するために3D信号のフォーマットで前記出力信号に2Dビデオ・データを含めることによって疑似2D表示信号を生成し、
    前記3Dディスプレイ上で2Dビデオ・データを表示するために前記3Dモードから前記2Dモードに遷移するための要求を検出し、当該検出に応じて、
    前記3Dディスプレイの3Dモードを維持するために疑似2D表示信号を生成するように前記生成手段を設定する、方法。
  11. 請求項8に記載の3Dビデオ装置に転送するための三次元[3D]ビデオ信号を提供する方法であって、
    3Dビデオ・データを含む3Dビデオ信号を生成し、
    前記3Dビデオ信号にスイッチング・インジケータを含め、
    前記スイッチング・インジケータは、前記装置において、2Dビデオ・データを表示するための要求を検出すると、2Dモード又は疑似2Dモードに対する前記スイッチング・インジケータに依存して出力信号を生成するように生成手段を設定するための選択されるべき2Dモードを示す、方法。
  12. 記録担体を製造する工程を含み、前記記録担体は、前記3Dビデオ信号を表すマークのトラックを備える、請求項11に記載の方法。
  13. 請求項7に記載の3Dビデオ装置に3Dビデオ・データを転送するための三次元[3D]ビデオ信号であって、当該3Dビデオ信号は前記3Dビデオ・データ及びスイッチング・インジケータを有し、前記スイッチング・インジケータは、前記装置において、2Dビデオ・データを表示するための要求を検出すると、2Dモード又は疑似2Dモードに対する前記スイッチング・インジケータに依存して出力信号を生成するように生成手段を設定するための選択されるべき2Dモードを示す、信号。
  14. 請求項13に記載の三次元[3D]ビデオ信号を有する記録担体。
  15. 三次元[3D]ビデオ信号を処理するためのコンピュータ・プログラムであって、請求項10から請求項12のいずれか一項に記載の方法のそれぞれのステップをプロセッサに実行させるコンピュータ・プログラム。
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