JP2015090782A - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2015090782A
JP2015090782A JP2013229777A JP2013229777A JP2015090782A JP 2015090782 A JP2015090782 A JP 2015090782A JP 2013229777 A JP2013229777 A JP 2013229777A JP 2013229777 A JP2013229777 A JP 2013229777A JP 2015090782 A JP2015090782 A JP 2015090782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
led light
light
led
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013229777A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6590304B2 (ja
Inventor
友樹 白川
Yuki Shirakawa
友樹 白川
後藤 芳朗
Yoshiro Goto
芳朗 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013229777A priority Critical patent/JP6590304B2/ja
Publication of JP2015090782A publication Critical patent/JP2015090782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6590304B2 publication Critical patent/JP6590304B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】光取り出し効率を向上することができる照明器具を提供する。【解決手段】照明器具1は、発光素子を有するLED光源10と、LED光源10を囲み、LED光源10から遠ざかるほど開口が広がる筒状の反射部材30と、反射部材30の反射光の光出射方向の開口を覆うように配置されたレンズ部材40とを備え、レンズ部材40において、LED光源10に対向する主面は、LED光源10の光軸を中心軸とする同心環状の複数の突起部を有し、複数の突起部のうち最外突起部40bの頂点とLED光源10の光軸に直交しかつLED光源10を含む面との距離は、最外突起部40b以外の内突起部40cの頂点とLED光源10の光軸に直交しかつLED光源10を含む面との距離よりも短い。【選択図】図4

Description

本発明は、照明器具に関し、特に、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)等の発光素子を光源とする埋込型の照明器具に関する。
従来、埋込型の照明器具として、例えば、ダウンライトやスポットライトのように天井に埋込配設されて下方に光を照射する天井埋込型照明器具、あるいは、地中に埋込配設されて上方に光を照射する地中埋込型照明器具等が知られている。従来の埋込型照明器具として、例えば特許文献1には、ダウンライトに関する照明器具が開示されている。
特許文献1に開示された従来の照明器具は、LED光源(LEDモジュール)と、LED光源を収納する器具本体とを備える。器具本体は、LED光源を取り付けるための筐体と、LED光源の光を入射する入射口及び当該入射口から入射した光を出射する出射口を有する枠体部と、LED光源と枠体部との間に配置された円環状の反射板と、反射板と枠体部との間に配置された透光パネルとを備える。反射板は、アルミニウムからなり、LED光源からの光を内周面で反射させて、枠体部の入射口に集光させるように構成されている。
また、特許文献2には、発散性の配光特性を有するLED光源に対して、光入射面及び光出射面のいずれか一面に同心円状のブレーズ形状が形成された集光素子を有する小型の光源モジュールが開示されている。
特開2011−210621号公報 特開2011−54829号公報
特許文献1に開示された従来の埋込型の照明器具に対して、特許文献2に開示された光源モジュールを適用することにより、埋込型の照明器具においても、出射口からの光の取り出し効率を向上させ、また、高精度な配光制御が可能となると考えられる。
しかしながら、LED光源と上述した透光パネル又は集光素子との距離が大きい場合、LED光源から出射した光は、透光パネル又は集光素子に入射する前に反射板によって反射し、所望の入射角度で透光パネル又は集光素子に光が入射しないことがある。これにより、光取り出し効率が低下するという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、光取り出し効率を向上することができる照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明器具の一態様は、発光素子を有する光源と、前記光源を囲み、前記光源から遠ざかるほど開口が広がる筒状の反射部材と、前記反射部材の反射光の光出射方向の開口を覆うように配置された光学部材とを備え、前記光学部材において、前記光源に対向する主面は、前記光源の光軸を中心軸とする同心環状の複数の突起部を有し、前記複数の突起部のうち最も外側の突起部の頂点と前記光源の光軸に直交しかつ前記光源を含む面との距離は、前記最も外側の突起部以外の突起部の頂点と前記光源の光軸に直交しかつ前記光源を含む面との距離よりも短いことを特徴とする。
また、本発明に係る照明器具の一態様において、前記最も外側の突起部の頂点は、前記反射部材に接していてもよい。
また、本発明に係る照明器具の一態様において、前記複数の突起部のうち、前記光学部材において外側に配置された突起部の高さは、前記光学部材において前記外側に配置された突起部よりも前記光学部材の内側に配置された突起部の高さよりも高くてもよい。
また、本発明に係る照明器具の一態様において、前記複数の突起部のうち、前記光学部材において外側に配置された突起部の外周面は、前記光学部材において前記外側に配置された突起部よりも内側に配置された突起部の外周面よりも、前記主面に対する傾斜角度が急峻であってもよい。
また、本発明に係る照明器具の一態様において、前記照明器具は、さらに、前記反射部材の反射光の光出射方向の開口に、補助反射部材を備えてもよい。
本発明によれば、光取り出し効率を向上することができる照明器具を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る照明器具の概観断面図 本発明の実施の形態に係る照明器具の分解斜視図 本発明の実施の形態に係る照明器具の中心軸を含む平面で切断した場合の断面図 本発明の実施の形態に係るレンズ部材の一例を示す斜視図 本発明の実施の形態に係るレンズ部材の中心軸を含む平面で切断した場合の断面図 従来の照明器具の光取り出し効率を説明する図 本発明の実施の形態に係る照明器具の光取り出し効率を説明する図
以下、本発明の実施の形態に係る照明器具について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。したがって、各図同士において厳密には一致していない部分も存在する。
(実施の形態)
まず、本発明の実施の形態に係る照明器具について、図1〜図3を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る照明器具の概観斜視図である。また、図2は、本発明の実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係る照明器具の中心軸を含む平面で切断した場合の断面図である。
図1及び図2に示す照明器具1は、例えば、スポットライトや下方に光を照明するダウンライト等の照明器具に用いられる。
本実施の形態に係る照明器具1は、図1に示すように、筐体20と補助反射部材50とで囲まれており、図2に示すように、LED光源10と、筐体20と、反射部材30と、レンズ部材40と、補助反射部材50とを備える。照明器具1は、図2に示すように、筐体20と、LED光源10と、反射部材30と、レンズ部材40と、補助反射部材50とがこの順で組み合わされることにより構成される。なお、LED光源10は、本発明にかかる光源、レンズ部材40は本発明に係る光学部材に相当する。
以下、照明器具1における各構成部材について詳細に説明する。
[LED光源]
LED光源10は、発光素子を有する発光モジュールであって、所定の光を放射状に放出する。LED光源10は、白色光を放出するように構成されており、基板11と、基板11上に実装された複数のLED(ベアチップ)12と、LED12を封止する封止部材13とを備える。なお、本実施の形態において、LED光源10の光軸は鉛直方向である。
基板11は、LED12を実装するための実装基板であって、例えば樹脂基板、セラミックス基板又は絶縁被覆されたメタルベース基板等である。また、基板11としては、例えば、平面視において矩形形状である平面を有する板状の基板を用いることができる。基板11は、筐体20内部の固定部材と反射部材30との間に固定されている。これにより、LED12が発する熱は基板11を介して筐体20に伝導する。なお、LED12が発する熱を効率良く筐体20に伝導させるために、基板11としては、上記内部部材に密着させる面に金属材料が形成された基板やメタルベース基板を用いることが好ましい。なお、図示しないが、基板11には、LED12を発光させるための直流電力を外部から受電するための一対の電極端子(正電極端子及び負電極端子)が形成されている。
LED12は、発光素子の一例であって、単色の可視光を発するベアチップである。本実施の形態におけるLED12は、通電されれば青色光を発する青色発光LEDチップである。また、LED12は、基板11の一方の面(表面:図2及び図3では下面)にマトリクス状に複数個配置されている。LED12は、基板11にパターン形成された金属配線(不図示)やワイヤ(不図示)によって互いに電気的に接続されている。
封止部材13は、基板11上に複数のLED12を一括封止するように形成されている。封止部材13は、光波長変換材である蛍光体を含み、LED12からの光を波長変換する波長変換層として機能する。封止部材13としては、例えば、シリコーン樹脂に所定の蛍光体粒子と光拡散材とを分散させた蛍光体含有樹脂を用いることができる。
なお、LED光源10の光出射面の大きさは、一例として直径30〜40mmである。また、LED光源10の大きさはこれに限らず、例えば、直径10mmであってもよい。
蛍光体粒子としては、LED12が青色光を発光する青色発光ダイオードである場合、白色光を得るために、例えばYAG系の黄色蛍光体粒子を用いることができる。これにより、LED12が発した青色光の一部は、封止部材13に含まれる黄色蛍光体粒子によって黄色光に波長変換される。つまり、黄色蛍光体粒子は、LED12が発する青色光(励起光)によって励起され、青色光に対して補色の関係にある黄色光を蛍光発光する。そして、黄色蛍光体粒子に吸収されなかった青色光と、黄色蛍光体粒子によって波長変換された黄色光とは、封止部材13中で拡散及び混合されることにより、封止部材13から白色光となって出射される。光拡散材としては、シリカなどの粒子が用いられる。
なお、演色性を高めるために、封止部材13内に、黄色蛍光体粒子に加えて赤色蛍光粒子を混合しても構わない。また、封止部材13は、必ずしもシリコーン樹脂によって形成する必要はなく、フッ素系樹脂などの有機材のほか、低融点ガラスやゾルゲルガラス等の無機材によって形成してもよい。また、封止部材13は、全てのLED12を一括封止してもよく、また、LED12の列ごとに直線状に封止しても構わない。
[筐体]
次に、筐体20について説明する。筐体20は、LED光源10が取り付けられる取付台であるとともに、LED光源10で発生する熱を放熱するヒートシンクである。筐体20は、金属材料を用いて略円柱状に形成されており、本実施の形態ではアルミダイカスト製である。
筐体20は、LED光源10を取り付けるための光源取付部(図示せず)を有する。本実施の形態において、光源取付部は、反射部材30とLED光源10とで形成される凹部形状と接している。LED光源10は、この光源取付部に固定されている。これにより、LED光源10が筐体20に保持される。
なお、筐体20の天井側部分には、筐体20の天井側に向かって突出する複数の放熱フィンが設けられていてもよい。放熱フィンは、例えば、一方向に沿って互いに一定の間隔をあけて設けられていてもよい。これにより、LED光源10で発生する熱を効率よく放熱させることができる。
[反射部材]
次に、反射部材30について説明する。反射部材30は、反射機能を有する第1反射部材であって、レンズ部材40を透過したLED光源10からの光が入射する開口である入射口と、入射口から入射した光が反射部材30から出射する開口である出射口とを有する。反射部材30は、内径が入射口から出射口に向かって漸次大きくなるように構成された円環枠状(漏斗状)であり、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等の硬質の白色樹脂材料を用いて形成することができる。PBTを用いた反射部材は、耐熱性及び高反射率を有し、さらに、難燃グレードの選択が可能となる。
反射部材30の内周面は、LED光源10からの光を反射する反射面である。反射面は、入射口から入射した光を反射させて出射口から出射させるように構成されている。
なお、反射部材30は、硬質の白色樹脂材料ではなく、例えば、アルミニウム等の金属材料によって形成してもよい。あるいは、樹脂製の反射部材30の内面に、反射面として、銀やアルミニウム等の金属材料からなる金属蒸着膜(金属反射膜)を形成してもよい。
[補助反射部材]
次に、補助反射部材50について説明する。補助反射部材50は、反射部材30の反射光の光出射方向の開口に備えられている。補助反射部材50は、内面に反射面を有する略円筒状のコーン部51と、コーン部51が取り付けられる本体部52とを有する。コーン部51は、金属材料を用いて成形されており、例えば、アルミニウム合金等を絞り加工またはプレス成形することによって作製することができる。本体部52は、硬質の樹脂材料又は金属材料によって成形されている。補助反射部材50は、本体部52が筐体20に取り付けられることによって固定されている。
補助反射部材50(コーン部51)の上部には、反射部材30の内部を直接又は反射して通過したLED光源10からの光が入射する入射口が設けられている。また、補助反射部材50(コーン部51)の下部には、補助反射部材50に入射した光を外部に出射させる出射口が設けられている。これら入射口及び出射口は円形状に開口されており、出射口の開口径は入射口の開口径よりも大きくなっている。また、コーン部51の内周面は、光を反射する反射面となっており、本実施の形態における反射面は、金属反射面である。反射面は、入射口から入射した光が当該反射面で反射して出射口から出射されるように構成されている。なお、出射口から出射する光の角度は反射面の形状によって適宜調整することができる。本実施の形態における反射面は、入射口から入射した光がほぼ鉛直下方に反射するように構成されている。
なお、コーン部51は、反射部材30から鉛直方向に所定の間隔をあけて配置されている。また、コーン部51の入射口の開口径は、後述する反射部材30の出射口の開口径と略同等となっている。
また、本体部52の下端部には、径方向の外向きに突出するフランジ(図示せず)が周方向に亘って一体に形成されている。
なお、本実施の形態にかかる照明器具1は、補助反射部材50を備えない構成であってもよい。本実施の形態に示すように補助反射部材50を備えることにより、照明器具1において、レンズ部材40から出射した光は、補助反射部材50でさらに反射される。これにより、LED光源10から出射された光がレンズ部材40を透過した後であっても配光制御を行うことができるので、光取り出し効率をより向上することができる。
[レンズ部材]
次に、レンズ部材40について説明する。レンズ部材40は、図3に示したように、LED光源10(LED12)と対向する位置に配置され、光入射面と光出射面とを有する。LED光源10の光出射側に設けられている。レンズ部材40によって、LED光源10が保護されている。本実施の形態におけるレンズ部材40は、筐体20の凹部の内底面に固定される。なお、図3におけるレンズ部材40は、レンズ部材40の断面のみを示し、当該断面より奥側に位置する最外突起部40bおよび内突起部40cの各頂点は、図示を省略している。
本実施の形態におけるレンズ部材40は、反射部材30の出射口と、補助反射部材50の入射口との間に固定され、レンズ部材40の厚さ方向の主面(図3で上側面)である光入射面から入射したLED光源10からの光を、当該主面に対向する他の面(図3で下側面)である光出射面から出射させる。
レンズ部材40は、透光性材料を用いて形成されており、例えばPMMA(アクリル)やポリカーボネート(PC)等の透明樹脂材料又はガラス材料等の絶縁性を有する透明材料を用いて形成することができる。
ここで、レンズ部材40の構造について、図4及び図5を用いて詳述する。図4は、本発明の実施の形態に係るレンズ部材の一例を示す斜視図である。
図4に示すように、レンズ部材40は、略円盤状の形状を有する取り付け部40aと、取り付け部40aの主面に同心環状に設けられた複数の突起部とを有している。複数の突起部は、レンズ部材40において最も外側に配置された最外突起部40bと、最外突起部40bの内側に設けられた複数の内突起部40cとで構成されている。また、取り付け部40aと最外突起部40bと内突起部40cとは、一体に形成されている。なお、「同心環状」とは、LED光源10の光軸を中心軸とする環状のことをいう。
レンズ部材40は、図3に示したように、反射部材30の出射口側に配置され、取り付け部40aが筐体20の凹部の内底面に固定される。また、最外突起部40bおよび内突起部40cは、反射部材30の出射口の内側に配置される。最外突起部40bの頂点は、反射部材30に接している。したがって、レンズ部材40において、最外突起部40bと内突起部40cとが設けられた主面がLED光源10と対向し、主面に対向する他の面が補助反射部材50の入射光側に配置される。よって、レンズ部材40において、レンズ部材40の主面が光入射面、主面に対向する他の面が光出射面となる。これにより、レンズ部材40に入射する前に反射部材30で反射された光がレンズ部材40に入射することが減るため、LED光源10から出射した光の取り出し効率を向上することができる。
一例として、レンズ部材40の主面に対向する他の面の中心からLED光源10までの距離は、40mmである。
なお、最外突起部40bの頂点が反射部材30に接していれば、最外突起部40bおよび内突起部40cは、反射部材30の出射口の内側に配置されていなくてもよい。例えば、反射部材30の反射光の光出射方向の開口の端面と最外突起部40bの頂点とが接していてもよい。
図5は、図4に示した、レンズ部材40の中心を含むAA’線において、レンズ部材40を取り付け部40aの主面に垂直な平面で切断したときの断面図である。
図5に示すように、レンズ部材40において、最外突起部40bの高さは、内突起部40cの高さよりも高くなるように形成されている。詳細には、最外突起部40bの頂点とLED光源10の光軸に直交しかつLED光源10を含む面との距離は、最外突起部40b以外の内突起部40cの頂点とLED光源10の光軸に直交しかつLED光源10を含む面との距離よりも短くなるように形成されている。最外突起部40bの高さが内突起部40cの高さよりも高いため、LED光源10から出射された光は、反射部材30で反射することなく直接最外突起部40bに入射される。これにより、乱反射を抑制して、LED光源10から出射した光の取り出し効率を向上することができる。
また、内突起部40cの高さは、最外突起部40bに近い側から取り付け部40aの中心の向かって低くなるように形成されている。突起部のうち最外突起部40bのみ内突起部40cよりも高さが高いため、レンズ部材40の中心付近とLED光源10との距離を保つことができる。したがって、レンズ部材40は、LED光源10から出射された光による熱の影響を低減して、耐熱効果の高い照明器具1を提供することができる。なお、内突起部40cの高さは、最外突起部40bの高さより低ければ、全て同じ高さであってもよい。
例えば、レンズ部材40の主面である取り付け部40aの上面から最外突起部40bの頂点までの高さをh1、レンズ部材40の主面である取り付け部40aの上面から最外突起部40bに隣接する内突起部40cの頂点までの高さをh2とすると、h1>h2となる。また、レンズ部材40の主面である取り付け部40aの上面から最外突起部40bの頂点までの高さをh1、レンズ部材40の主面である取り付け部40aの上面から最外突起部40bに隣接する内突起部40cの頂点までの高さをh2とすると、h1>h2となる。また、最外突起部40bの頂点とLED光源10の光軸に直交しかつLED光源10を含む面との距離をH1、最外突起部40b以外の内突起部40cの頂点とLED光源10の光軸に直交しかつLED光源10を含む面との距離をH2とすると、H1<H2となる。
最外突起部40bの高さは、例えば、最外突起部40bの頂点により構成される円の直径が60mmの場合、最外突起部40bの高さh1は、10mmである。このとき、最外突起部40bに隣接する内突起部40cの高さh2は、5mmである。
また、最外突起部40bにおいて、レンズ部材40の中心に近い側の面(内面)およびレンズ部材40の中心から遠い側の面(外面)の取り付け部40aの主面に対する角度は、同一であってもよいし異なっていてもよい。また、各内突起部40cにおいて、レンズ部材40の中心に近い側の面(以後、「内周面」と呼ぶ。)およびレンズ部材40の中心から遠い側の面(以後、「外周面」)と呼ぶ。)の取り付け部40aの主面に対する傾斜角度は、同一であってもよいし異なっていてもよい。例えば、レンズ部材40の中心付近に配置される内突起部40cでは外周面の傾斜角度を内周面の傾斜角度よりも緩やかにし、最外突起部40bに近い側に配置された内突起部40cでは外周面と内周面の傾斜角度をほぼ同一にしてもよい。これにより、LED光源10から入射された光を内突起部40cにおいて効率よく屈折または反射することができるので、光取り出し効率をより向上することができる。
図6Aは、本発明の実施の形態に係る照明器具の光取り出し効率を説明する図であり、図6Bは、従来の照明器具の光取り出し効率を説明する図である。
図6Aに示すように、照明器具1では、最外突起部40bは、内突起部40cの高さよりも高く形成されているので、LED光源10から出射した光成分L1は、直接最外突起部40bの内周面を透過し、その後反射部材30で反射され、取り付け部40aから出射される。最外突起部40bの内周面を透過する際、光成分L1は、最外突起部40bの内周面に対する入射角度より最外突起部40bの内周面に対する出射角度の方が大きくなるように屈折する。また、取り付け部40aから出射する際、光成分L1は、レンズ部材40の主面に対向する他の面に対する出射角度より、主面に対向する他の面に対する入射角度の方が大きくなるように屈折する。
一方、図6Bに示すように、従来の照明器具において、LED光源110から出射した光成分L2は、直接反射部材130に入射し、反射部材130において反射され、レンズ部材40に入射し、出射する。反射部材130で反射した光成分L2は、レンズ部材140の突起部の外周面に入射される。レンズ部材140の突起部の外周面に入射した光成分L2は、当該外周面に対する入射角度が出射角度よりも大きくなるように屈折する。また、レンズ部材40の主面に対向する他の面から出射される光成分L2は、主面に対向する他の面に対する入射角度が出射角度よりも小さくなるように屈折する。
このように、LED光源10から出射した光は、反射部材30で反射されずに直接レンズ部材40に入射した後反射部材30で反射されるので、乱反射を抑制して、LED光源10から出射した光の取り出し効率を向上することができる。
また、レンズ部材40をハイブリッドレンズのように厚肉に形成する場合に比べて、レンズ部材40の形成が容易である。したがって、光出力が大きく大容量であるハイパワーのLED照明器具を実現することができる。
さらに、最外突起部40bのみ、内突起部40cよりも高さが高いため、レンズ部材40の中心付近とLED光源10との距離を保つことができる。また、内突起部40cの高さを、取り付け部40aの中心に近いしたがって、レンズ部材40は、LED光源10から出射された光による熱の影響を受けることがなく、耐熱効果の高い照明器具1を提供することができる。
[効果]
本実施の形態にかかる照明器具1は、LED12を有するLED光源10と、LED光源10を囲み、LED光源10から遠ざかるほど開口が広がる筒状の反射部材30と、反射部材30の反射光の光出射方向の開口を覆うように配置されたレンズ部材40とを備え、レンズ部材40において、LED光源10に対向する主面は、LED光源10の光軸を中心軸とする同心環状の複数の突起部を有し、複数の突起部のうち最外突起部40bの頂点とLED光源10の光軸に直交しかつLED光源10を含む面との距離は、最外突起部40b以外の内突起部40cの頂点とLED光源10の光軸に直交しかつLED光源10を含む面との距離よりも短い。
これにより、最外突起部40bの高さが内突起部40cの高さよりも高いため、LED光源10から出射された光は、反射部材30で反射することなく直接最外突起部40bに入射される。これにより、乱反射を抑制して、LED光源10から出射した光の取り出し効率を向上することができる。
また、レンズ部材40をハイブリッドレンズのように厚肉に形成する場合に比べて、レンズ部材40の形成が容易である。したがって、光出力が大きく大容量であるハイパワーのLED照明器具を実現することができる。
さらに、突起部のうち最外突起部40bのみ内突起部40cよりも高さが高いため、レンズ部材40の中心付近とLED光源10との距離を保つことができる。したがって、レンズ部材40は、LED光源10から出射された光による熱の影響を低減して、耐熱効果の高い照明器具1を提供することができる。
また、最外突起部40bの頂点は、反射部材30に接していてもよい。
これにより、レンズ部材40に入射する前に反射部材30で反射された光がレンズ部材40に入射することが減るため、LED光源10から出射した光の取り出し効率を向上することができる。
また、複数の突起部のうち、最外突起部40bの高さは、最外突起部40bよりもレンズ部材40の内側に配置された内突起部40cの高さよりも高くてもよい。
これにより、レンズ部材40は、LED光源10から出射された光による熱の影響を低減して、耐熱効果の高い照明器具1を提供することができる。
また、複数の突起部のうち、最外突起部40bの外周面は、最外突起部40bよりも内側に配置された内突起部40cの外周面よりも、主面に対する傾斜角度が急峻であってもよい。
これにより、LED光源10から入射された光を内突起部40cにおいて効率よく屈折または反射することができるので、光取り出し効率をより向上することができる。
また、照明器具1は、さらに、反射部材30の反射光の光出射方向の開口に、補助反射部材50を備えてもよい。
これにより、照明器具1において、レンズ部材40から出射した光は、補助反射部材50でさらに反射される。これにより、LED光源10から出射された光がレンズ部材40を透過した後であっても配光制御を行うことができるので、光取り出し効率をより向上することができる。
(その他)
以上、本発明に係る照明器具について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前述した実施の形態において、取り付け部40aは、レンズ部材40においてLED光源10から遠い側に配置したが、LED光源10に近い側に配置される構成としても構わない。
また、前述した実施の形態において、LED光源10は、青色LEDと黄色蛍光体とによって白色光を放出するように構成したが、これに限らない。例えば、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を含有する蛍光体含有樹脂を用いて、これと青色LEDと組み合わせることによりに白色光を放出するように構成しても構わない。
また、前述した実施の形態において、LED12は、青色を発光するLEDを用いたが、これに限らない。LED12としては、青色以外の色を発光するLEDを用いても構わない。例えば、LED12として紫外線発光のLEDチップを用いる場合、蛍光体粒子としては、三原色(赤色、緑色、青色)に発光する各色蛍光体粒子を組み合わせたものを用いることができる。さらに、蛍光体粒子以外の波長変換材を用いてもよく、例えば、波長変換材として、半導体、金属錯体、有機染料、顔料など、ある波長の光を吸収し、吸収した光とは異なる波長の光を発する物質を含んでいる材料を用いてもよい。
また、前述した実施の形態において、発光素子としてLEDを例示したが、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)又は無機EL等の発光素子を用いてもよい。
また、前述した実施の形態において、面光源としてLED光源を例示したが、複数の電球の各光源が同一面上に配置された光源を用いてもよい。
また、前述した実施の形態において、反射部材30は、入射口から入射した光を反射するとしたが、レンズ部材40で跳ね返った光を再度出射口へと導いてもよい。つまり、レンズ部材40で反射された光を反射して、出射口から出射させてもよい。
また、前述した実施の形態において、レンズ部材40は、光入射側に、円環状の最外突起部40bおよび内突起部40cを有するとしたが、当該最外突起部40bおよび内突起部40cの形状は、円環状に限定されない。円環状ではなく、方形環状など多角形環状でもよく、また、楕円環状であってもよい。つまり、上記突起部及び溝部の形状は、同心環状であればよい。
また、前述した実施の形態において、LED光源10は、基板11上にLEDチップを直接実装してLEDチップを蛍光体含有樹脂によって一括封止したCOB(Chip On Board)型の構成としたが、これに限らない。例えば、樹脂成形されたキャビティの中にLEDチップを実装して当該キャビティ内に蛍光体含有樹脂を封入したパッケージ型のLED素子を用いて、このLED素子を基板上に複数個実装することで構成された表面実装型(SMD:Surface Mount Device)のLED光源を用いても構わない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したもの、又は、実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
1 照明器具
10 LED光源(光源)
11 基板
12 LED
13 封止部材
20 筐体
30 反射部材
40 レンズ部材(光学部材)
40a 取り付け部(光学部材)
40b 最外突起部(光学部材)
40c 内突起部(光学部材)
50 補助反射部材

Claims (5)

  1. 発光素子を有する光源と、
    前記光源を囲み、前記光源から遠ざかるほど開口が広がる筒状の反射部材と、
    前記反射部材の反射光の光出射方向の開口を覆うように配置された光学部材とを備え、
    前記光学部材において、前記光源に対向する主面は、前記光源の光軸を中心軸とする同心環状の複数の突起部を有し、
    前記複数の突起部のうち最も外側の突起部の頂点と前記光源の光軸に直交しかつ前記光源を含む面との距離は、前記最も外側の突起部以外の突起部の頂点と前記光源の光軸に直交しかつ前記光源を含む面との距離よりも短い
    照明器具。
  2. 前記最も外側の突起部の頂点は、前記反射部材に接している
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記複数の突起部のうち、前記光学部材において外側に配置された突起部の高さは、前記光学部材において前記外側に配置された突起部よりも前記光学部材の内側に配置された突起部の高さよりも高い
    請求項1または2に記載の照明器具。
  4. 前記複数の突起部のうち、前記光学部材において外側に配置された突起部の外周面は、前記光学部材において前記外側に配置された突起部よりも内側に配置された突起部の外周面よりも、前記主面に対する傾斜角度が急峻である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記照明器具は、さらに、前記反射部材の反射光の光出射方向の開口に、補助反射部材を備える
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明器具。
JP2013229777A 2013-11-05 2013-11-05 照明器具 Active JP6590304B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013229777A JP6590304B2 (ja) 2013-11-05 2013-11-05 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013229777A JP6590304B2 (ja) 2013-11-05 2013-11-05 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015090782A true JP2015090782A (ja) 2015-05-11
JP6590304B2 JP6590304B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=53194211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013229777A Active JP6590304B2 (ja) 2013-11-05 2013-11-05 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6590304B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170101530A (ko) * 2016-02-29 2017-09-06 한국광기술원 다중 광학계를 갖는 광원모듈

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01267601A (ja) * 1988-04-20 1989-10-25 Konica Corp 集光レンズ
JP2004327955A (ja) * 2003-04-09 2004-11-18 Citizen Electronics Co Ltd Ledランプ
JP2009187773A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2010272312A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
JP2011049154A (ja) * 2009-07-30 2011-03-10 Cremona:Kk Led照明灯
JP2011103226A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2011192494A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Stanley Electric Co Ltd 照明装置及びフレネルレンズ
JP2011210621A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
JP2011253787A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Toshiba Lighting & Technology Corp 発光装置および照明器具
JP2013190788A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Nalux Co Ltd 光学素子及び照明装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01267601A (ja) * 1988-04-20 1989-10-25 Konica Corp 集光レンズ
JP2004327955A (ja) * 2003-04-09 2004-11-18 Citizen Electronics Co Ltd Ledランプ
JP2009187773A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2010272312A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
JP2011049154A (ja) * 2009-07-30 2011-03-10 Cremona:Kk Led照明灯
JP2011103226A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
JP2011192494A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Stanley Electric Co Ltd 照明装置及びフレネルレンズ
JP2011210621A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
JP2011253787A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Toshiba Lighting & Technology Corp 発光装置および照明器具
JP2013190788A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Nalux Co Ltd 光学素子及び照明装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170101530A (ko) * 2016-02-29 2017-09-06 한국광기술원 다중 광학계를 갖는 광원모듈
KR101897863B1 (ko) * 2016-02-29 2018-09-12 한국광기술원 다중 광학계를 갖는 광원모듈

Also Published As

Publication number Publication date
JP6590304B2 (ja) 2019-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6217972B2 (ja) 照明器具
JP6311856B2 (ja) 照明器具
WO2010119580A1 (ja) 光源モジュール
JP2012190692A (ja) Led電球
JP2006278309A (ja) 照明装置
JP6238200B2 (ja) 照明器具
JP6308434B2 (ja) 照明装置
JP2018205349A (ja) レンズ及び照明器具
JP6583671B2 (ja) 照明装置
JP6296396B2 (ja) 照明器具
JP6238199B2 (ja) 照明器具
JP6917584B2 (ja) レンズ及び照明器具
JP2017103051A (ja) ランプ
JP2014013706A (ja) 照明器具
JP6650621B2 (ja) 照明装置
TW201616682A (zh) 光線發射裝置
JP6590304B2 (ja) 照明器具
JP6534069B2 (ja) 照明器具
JP6765082B2 (ja) 照明器具
JP5524793B2 (ja) ランプ
JP5681969B2 (ja) ランプ
JP2017054745A (ja) 照明器具
JP5742629B2 (ja) 発光装置及びこれを備えた照明器具
JP2017174627A (ja) 照明器具
JP6837212B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141001

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180810

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180817

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20180907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190909

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6590304

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151