JP2015089827A - プラスチックボトル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】胴部4のくびれ部40の少なくとも一部に指挿入用の窪み部80を有するプラスチックボトル1は、窪み部80の底面は、第1の底面と、第1の底面とは異なる角度で延びる第2の底面と、両底面とをつなぐ境界線と、を有し、境界線は、第1の底面の上端と第2の底面の下端とをつなぐ仮想上の線よりもボトル外方に位置する。くびれ部40には、第1及び第2の底面から外れた位置において、上下方向に間隔をあけて複数のリブが凹状に形成されており、第1及び第2の底面は、プラスチックボトル1にトップロードFがかかった場合、境界線を起点として境界線に沿ってボトル外方に屈曲するように変形する。
【選択図】図1
Description
一方、強度を確保するという観点からすれば、一般には特許文献1のような環状の凹リブを設けて対処する。この場合、一般的な設計概念からすれば、環状の凹リブを窪み部及びくびれ部の周方向に亘って形成することになるが、このような設計をしたのでは、トップロードによって応力集中部分(例えば図5の符号S1)の下側周辺部分(例えば図5の符号S3)が膨らむように変形し、段ボール箱に胴膨れが生じる。その結果、最悪な場合には段ボール箱の荷崩れが生じるなど、運搬・保管に支障をきたしてしまうおそれがある。
以下の説明では、ボトルの口部が存在する方を上側とし、ボトルの底部が存在する方を下側とする。横断面形状とは、ボトルの中心軸に直交する平面における断面形状を意味する。
図1〜3に示すように、プラスチックボトル1(以下、「ボトル1」という。)は、上側から順に、口部2、肩部3、胴部4及び底部5を有する。これらの部分(2、3、4及び5)は、一体に形成され、内部に飲料を貯留するための有底筒状のボトル壁を構成する。飲料としては、水、緑茶、ウーロン茶、ブレンド茶、スポーツドリンク又は果汁等の非炭酸飲料を貯留するのに適している。また、ボトル1は、容量が1リットルを超えるような大型サイズのボトルに適したものであり、ここでは2リットル用となっている。
ボトル1の製造工程の一例を説明する。先ず、金型内に熱可塑性樹脂を射出し、プリフォームを射出成形する。プリフォームは、口部2と同形状の口部と、その下側に連なる有底の筒状部と、で構成される。射出成形後は、プリフォームをブロー成形機にセットして、プリフォームの筒状部を加熱する。そして、延伸ロッドによって筒状部を縦方向に延伸させると共に、圧縮空気を吹き込んで筒状部を横方向に延伸させる。延伸させた筒状部の部位を金型の内面に押し付け、その後固化させる。これにより、肩部3、胴部4及び底部5が成形され、ボトル1の一連の成形が完了する。
次に、図7及び図8を参照して、第2実施形態に係るボトル200について説明する。第1実施形態のボトル1との相違点は、凹状のリブ210を境界線88に沿って形成した点である。第1実施形態と同一の構成については、適宜同一の符合を付して、説明を省略する。
Claims (7)
- ボトル胴部のくびれ部の少なくとも一部に指挿入用の窪み部を有するプラスチックボトルであって、
前記窪み部の底面は、第1の底面と、当該第1の底面とは異なる角度で延びる第2の底面と、当該第1の底面と当該第2の底面とをつなぐ境界線と、を有し、
前記境界線は、前記第1の底面の上端と前記第2の底面の下端とをつなぐ仮想上の線よりもボトル外方に位置し、
前記くびれ部には、前記第1及び第2の底面から外れた位置において、上下方向に間隔をあけて複数のリブが凹状に形成されている、プラスチックボトル。 - 前記窪み部の底面は、前記境界線に沿って形成された凹状のリブを有する、請求項1に記載のプラスチックボトル。
- 前記窪み部の底面は、前記第1の底面の上端につながって当該窪み部の最深部を構成する第3の底面をさらに有し、
前記第3の底面は、上下方向に平行であり、
前記第1の底面は、下方に向かってボトル外方に傾斜する、請求項1又は2に記載のプラスチックボトル。 - 前記くびれ部の前記複数のリブは、前記第3の底面と前記第1の底面との境界を横断するように前記ボトル胴部の周方向に延在する第1の横断周リブを有する、請求項3に記載のプラスチックボトル。
- 前記くびれ部の前記複数のリブは、前記第3の底面の上側部分を横断するように前記ボトル胴部の周方向に延在する第2の横断周リブを有する、請求項4に記載のプラスチックボトル。
- 前記くびれ部の前記複数のリブは、前記第1の横断周リブと前記第2の横断周リブとの間に、前記第3の底面の少なくとも一部において非連続となるように前記ボトル胴部の周方向に延在する分断周リブを有する、請求項5に記載のプラスチックボトル。
- 前記ボトル胴部は、正方形の横断面形状を基調としてなり、
前記窪み部は、前記正方形を構成する4つの面に対称に形成されている、請求項1ないし6のいずれか一項に記載のプラスチックボトル。
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