JP2015089816A - バルブステムを基礎とした空気維持タイヤ及び空気維持方法 - Google Patents

バルブステムを基礎とした空気維持タイヤ及び空気維持方法 Download PDF

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Abstract

【課題】運転者が介入する必要なしに、タイヤ圧の低下を補償するために、タイヤ空気圧を自ら維持する空気維持機構をタイヤに組み込む。
【解決手段】空気維持タイヤ組立品が、タイヤキャビティから外側に突出している細長いバルブステム80を有するタイヤと、加圧された空気を生成する空気ポンプ手段と、バルブステムの内側端部の反対側に位置し、バルブステム内部空気通路からタイヤキャビティへの加圧された空気の流れを選択的に開放および遮断する圧力調節器82と、を含む。バルブステム80は、タイヤキャビティに連通し加圧された空気をキャビティ内に向けるように作用するバルブステム内部空気通路を有する。
【選択図】図11B

Description

本発明は、概して空気維持タイヤに関し、より具体的にはタイヤの空気圧を維持するための、バルブステムを基礎とした空気維持タイヤに関する。
通常の空気の拡散が、時間とともにタイヤ圧を低減させる。タイヤの普通の状態は、膨張した状態である。したがって、運転者は、タイヤ圧を維持するために繰り返して作業を行わなければならず、さもないと、燃費及びタイヤの寿命の低下や、乗物の制動及びハンドリングの性能の低下が起きるであろう。タイヤ圧監視システムは、タイヤ圧が十分に低いときに運転者に警告を与えようになっている。
米国特許第8113254号 米国特許第8042586号
しかしながら、そのようなシステムは、推奨圧力までタイヤを再膨張させるように警告したときに、運転者が回復作業を行うことに依然として依存している。したがって、運転者が介入する必要なしに、時間経過にともなうタイヤ圧の低下を補償するために、タイヤ空気圧を自ら維持する空気維持機構をタイヤに組み込むことが望まれる。
本発明の一態様によれば、バルブステムを基礎とした空気維持タイヤ組立品及び動作方法は、タイヤに取り付けられた空気ポンプシステムを採用するようになっている。タイヤはタイヤキャビティから外側に突出する細長いバルブステムを有しており、内部の細長いバルブステム空気通路はバルブステムを通って延びて、タイヤキャビティと空気流通可能に連通している。圧力調節器は、バルブステムの内側端部と反対側のタイヤキャビティ内に位置しており、バルブステム内部通路からタイヤキャビティ内への加圧された空気の流れを選択的に開放したり遮断したりするように動作する。調節器ハウジングは、バルブステムの内側端部と反対側に位置しており、必要に応じてタイヤキャビティ内への加圧された空気の流れを選択的に制御する。
本発明の更に他の態様によると、リム本体がタイヤを支持している。タイヤバルブステムは、タイヤから、タイヤを支持するリム本体を通って延びており、調節器ハウジングは、タイヤキャビティ内に位置しており、リム本体の内側に向いた面に取り付けられている。
本発明の別の態様では、細長いバルブステムシャフトは、バルブステム空気通路内に取り付けられており、通路を開く軸方向位置と通路を閉じる軸方向位置との間で軸方向に往復移動する(reciprocally moves)。バルブステムシャフトは、通路を閉じる位置においてバルブステムシャフトでバルブステム空気通路を閉じるために、内側端部にシール機構を有する。
圧力調節器は、調節器ハウジング内に、往復移動するピストンとチェックバルブシステムとを用いるバルブ組立品を含む。タイヤキャビティの圧力が低いときに、ピストンは開位置に向けてばね機構によって付勢されている。開位置と閉位置との間を移動するピストンは、バルブステム通路内の対応する開位置と閉位置との間でバルブステムシャフトを移動させ、それによって、バルブステム通路及びピストンを介してタイヤキャビティに至る、加圧された空気の開いた流路を形成する。
定義
タイヤの「アスペクト比」は、その断面幅(SW)に対する断面高さ(SH)の比を、百分率で表示するために100を乗じた値を意味する。
「非対称トレッド」は、タイヤの中心面すなわち赤道面EPを中心として対称でないトレッドパターンを有するトレッドを意味する。
「軸方向の」及び「軸方向に」は、タイヤの回転軸に平行な線又は方向を意味する。
「チェーファー」は、コードプライをリムとの接触によって摩耗したり切れたりしないように保護し、リム上方の湾曲を分散させる、タイヤビードの外側の周囲に配置されている細いストリップ材である。
「周方向」は、軸方向に対して直交し、環状のトレッドの表面の周囲に沿って延びる線又は方向を意味する。
「赤道中心面(CP)」は、トレッドの中心を通り、タイヤの回転軸に直交する面を意味する。
「フットプリント」は、速度がゼロかつ標準荷重及び標準圧力での、タイヤトレッドと平坦面との接触部分、すなわち接触領域を意味する。
「溝」は、直線的に、湾曲して、又はジグザグ状に、トレッドのまわりに周方向又は横方向に延びている、トレッドにおける細長い空隙領域を意味する。周方向及び横方向に延びる溝は、共通部分を有する場合がある。「溝幅」は、溝又は溝部によって占有されたトレッド表面領域に等しく、その溝幅はその溝又は溝部の長さで割られた値である。したがって、溝幅は、その長さにわたる平均の幅である。溝は、タイヤ内で異なる深さであってよい。溝の深さは、トレッドの外周のまわりで変化していてよく、又は、溝の深さは一定であるがタイヤ内の別の溝の深さと異なっていてもよい。そのような狭い又は広いグルーブが、相互接続する広い周方向の溝と比較して実質的に小さい深さであるならば、それらは、該当するトレッド領域においてリブ状の特性を維持しようとする「タイバー」を形成するものと考えられる。
「内側側面」は、タイヤがホイールに取り付けられ、ホイールが乗物に取り付けられたときに、タイヤの、乗物に最も近い側面を意味する。
「内側」は、タイヤキャビティに向かう方向を意味する。
「横方向」は、軸方向を意味する。
「横方向縁部」は、タイヤが膨らんで標準荷重がかかった状態で測定した、軸方向の最も外側のトレッドの接触部分すなわちフットプリントの接線であって、赤道中心面に平行な線を意味する。
「正味接触面積」は、トレッドの全周にわたって横方向縁部同士の間の地面に接触するトレッド要素の合計の面積を、横方向縁部同士の間のトレッド全体の総面積で割った値を意味する。
「非方向性トレッド」は、好ましい前進方向をもたないトレッドを意味し、トレッドパターンを好ましい走行方向に確実に合わせるために一つまたは複数の特定のホイール位置で乗物に配置する必要はない。これに対し、方向性トレッドパターンは好ましい走行方向を持っており、特定のホイール位置に配置することが要求される。
「外側側面」は、タイヤがホイールに取り付けられ、ホイールが乗物に取り付けられたときに、タイヤの、乗物から最も遠い側面を意味する。
「外側」は、タイヤキャビティから離れる方向を意味する。
「蠕動」は、空気などの内包物質をチューブ状の流路に沿って前進させる波状収縮による動作を意味する。
「半径方向の」及び「半径方向に」は、半径方向にタイヤの回転軸に向かう、または半径方向にタイヤの回転軸から離れる方向を意味する。
「リブ」は、少なくとも1つの周方向溝と、同様な第2の周方向溝または横方向縁部とによって形成された、トレッド上の周方向に延びるゴムのストリップを意味し、そのストリップは、全深さの溝によって横方向に分割されてはいない。
「サイプ」は、タイヤのトレッド要素中に成形され、トレッド表面を細分し、トラクションを向上させる小さな長溝を意味する。サイプは一般に幅が狭く、タイヤのフットプリントで開いたままである溝とは逆に、タイヤのフットプリントでは閉じている。
「トレッド要素」または「トラクション要素」は、溝に隣接した形状を有することにより定義されるリブまたはブロックの要素を意味する。
「トレッド弧幅」は、トレッドの横方向縁部同士の間で測定したトレッドの弧の長さを意味する。
組立品タイヤ、チューブ、及びポンプ位置を示す斜視図である。 図1の側面図である。 AMYバルブステム調節器に対するポンプチューブ接続を備えたポンプ部分組立品を示す図である。 ポンプチューブ移送ハウジング及びタイヤAMYバルブステム調節器を示す、図3の一部である部分的な拡大図である。 ポンプチューブ移送ハウジング組立品の斜視図である。 後方に傾いたカバーを備えたポンプチューブ移送ハウジングの斜視図である。 ポンプチューブ移送ハウジング部材の分解された上方斜視図である。 ポンプチューブ移送ハウジング部材の分解された下方斜視図である。 ポンプチューブのまわりの大気から移送ハウジングを介してAMYバルブステム調節器まで流れ、それからタイヤキャビィから出る空気の流れを示す概略図である。 タイヤキャビティが加圧された状態にあり、AMYバルブステム調節器が閉じられて移送ハウジング内の空気を大気へ戻している状態を示す概略図である。 ポンプチューブ位置を示すタイヤ/リム/ビード領域の(図2から得られる)部分的な拡大断面図である。 溝開口内に位置するポンプチューブの拡大図である。 リム内に取り付けられポンプチューブ移送ハウジングと接続されたAMTバルブステム調節器を示す(図2から得られる)部分的な拡大断面図である。 標準的なシュレーダーバルブコアの断面図である。 AMTバルブステム調節器構成要素と、ばねが除去され連結ロッドが電気活性なポリマーディスクに取り付けられている、改良されたバルブコアの、(図10から得られる)拡大断面図である。 非充電位置の電気活性なポリマーと、低圧力信号を受け取る圧力センサとを示すAMTバルブステム調節器の拡大断面図である。 コアロッドを下側に引いてキャビティへの空気の流れを可能にする、充電位置での電気活性なポリマーを示す拡大断面図である。 AMTバルブステム調節器構成要素の分解斜視図である。 リムに取り付けられた代替のAMTバルブステム調節器を示す断面図である。 キャビティが設定された圧力であってバルブコアが閉じた状態を示す代替のAMTバルブステム調節器の断面図である。 キャビティ圧が低くバルブコアが開いた状態を示す代替のAMTバルブステム調節器の断面図である。 代替のAMTバルブステム調節器構成要素の分解斜視図である。
本発明は、添付の図面を参照して、以下に例示して説明する。
図1,2,3,4を参照すると、タイヤ組立品10は、タイヤ12、蠕動ポンプ組立品14、及びタイヤリム16を含む。タイヤは、従来と同じ方法でリム16に取り付けられている。タイヤは、従来と同じ構成であり、互いに対向するビード領域22,24(ビード領域22のみが図示されている)からクラウン領域すなわちタイヤトレッド領域26へ延びる一対のサイドウォール18,20(サイドウォール18のみが図示されている)を有する。タイヤ及びリムは、タイヤキャビティ28を取り囲んでいる(図9B参照)。
図2及び3を参照すると、蠕動ポンプ組立品14は、環状の通路32を囲む環状の空気チューブ30を含む。チューブ30は、繰り返しの変形サイクルに耐えることができるプラスチック又はゴム化合物のような、弾性および柔軟性を有する材料から形成されている。そのような構成では、チューブは、外力を受けて、タイヤ内で平坦な状況に変形することができ、そのような力が取り除かれたときに元の断面形状に戻ることができる。示されている実施形態によれば、応力がかかっていない状態のチューブの断面形状は、概して円形であるが、必要であればその代わりに他のチューブ形状が採用できる。チューブは、タイヤ12を好ましい膨張圧に維持するため、タイヤキャビティ28内に空気を送り込むために十分であって必要な体積の空気を動作可能に通過させるのに十分な直径を有する。
タイヤ内に組み込まれた変形可能な空気チューブの蠕動の原理は、参照により本明細書にすべてを取り込まれる米国特許第8113254号に図示および記載されている。この特許のシステムでは、チューブは、タイヤビード領域の近くでタイヤ内に形成された環状のタイヤ通路内に組み込まれている。タイヤが回転するとき、タイヤの外側からの空気は、チューブ内に導かれ、タイヤの回転時にタイヤ内のチューブが前進方向に絞られることによって、空気チューブに沿って送られる。これにより、空気は、出口バルブ内へ押され、それからタイヤキャビティ内の空気圧を所望の圧力レベルに維持するようにタイヤ内に押し込まれる。
チューブ30は、タイヤの溝内にしっかりと取り付けられており、タイヤの回転時に順次平らになる。タイヤの回転にともなうチューブのセグメントごとの平坦化により、空気通路32に沿って空気が送られ、それから空気は空気圧を維持するようにタイヤキャビティ28内に向けられる。サイドウォールの溝内にチューブを採用した蠕動ポンプシステムは、参照により本明細書にすべてを取り込まれる、発行された米国特許第8042586号に示されている。
図3,4,5A,5Bを参照すると、ポンプチューブ30は、概して環状であり、ビード領域の近くで下側タイヤサイドウォール領域の周囲を囲む。しかしながら、空気チューブの他の形状を、本発明から逸脱することなく考案できる。チューブ30の両端部34,36は、ポンプチューブ移送ハウジング38と連結している。円錐台形のポンプチューブポート40,42は、ポンプチューブハウジングから離れて先細りしており、その各々が、ハウジング38内への空気通路を提供する内部の軸方向の空気通路44,46をそれぞれ有している。チューブポート40,42は、遠く端部に向けて内側に先細りしており、図4に示すように、空気チューブ30をハウジング38と連結させるために、チューブ30の端部内に受け入れられている。ハウジング38が、移送ハウジング内部チャンバ48を形成する、円筒状の側面50並びに平坦な上部及び底部パネル52,54を有しているのが示されている。内部チャンバ48は、ポンプチューブ移送チャンバ56と、多孔性のフィルタ構成要素60を受け入れて収容しているフィルタチャンバ58と、の2つに分かれている。
上部パネル52は、チャンバ56,58を閉じ込めている。リリーフバルブ62が、上部パネル52に取り付けられており、移送チャンバ48と連通している。一方向バルブ64が、リリーフバルブ62に隣接して上部パネル52に取り付けられており、移送チャンバ48と空気流通可能に連通している。フィルタ60内へ、それから、以下に説明される空気チューブ内へ、外気が流入するのを促進するように、移送チャンバ48にわたって配置された複数の貫通穴66のアレイが、上部パネル52を通って延びている。一方向バルブ64は、パネル52を介して、バルブステムの調節器へつながる先細のポート68へ延びている(図4参照)。
移送ハウジング及び構成要素の組立品が図6A及び6Bから理解されるであろう。移送ハウジング38は、フィルタチャンバ58内に多孔性のフィルタ構成要素60を受け入れている。市販されているタイプの一方向チェックバルブ64が、ねじ係合又は他の組立機構によって、上部パネル52に形成された穴を通して取り付けられている。AMTバルブステム調節器68に向いたポートがバルブ54に取り付けられており、空気をバルブから調節器へ向ける。リリーフバルブ62は、ねじ係合又は他の公知の技術によって、上部パネル52に取り付けられている。したがって、組み立てられたとき、リリーフバルブ62及び一方向バルブ64は、移送チャンバ48内の空気と空気流通可能に連通している。チャンバ48内への空気流は、上部パネル52内の穴66を通って流れる。
図3及び4を参照すると、ポンプチューブは、移送ハウジング38のポンプチューブポート40,42(不図示)に両端部34,36が接続されている。移送ハウジング38からバルブステム68へのポートは、長く延びた接続チューブ70の端部72と接続している。接続チューブ70の反対側の端部74は、タイヤバルブステム80に至るステム78に取り付けられている。ステム78内に配置されているのは、ポンプチューブ30からバルブステム80内へ空気を導くように開閉する一方向チェックバルブ76(図10参照)である。
図7及び8は、それぞれ、タイヤキャビティ内に空気が送り込まれる「開」状態のAMTシステムの図と、キャビティ圧が所望のレベルにある「閉」状態のAMTシステムの図を示している。AMTバルブステム80は、下端又は内側端部に圧力調節器組立品82を組み込む。調節器組立品82は、AMT調節器組立品82を「開」状態及び「閉」状態にするために開閉する調節器ハウジング84を含む。空気は、移送ハウジング38内に導かれ、フィルタ構成要素60を通ってチューブ30に向けられるということが示される。チューブ30は、タイヤサイドウォール内の溝内に組み込まれており(図9A及び9B参照)、米国特許第8113254号に開示されているように、地面に接するタイヤの回転によって前進しながら平らにつぶされる。それに代えて、本発明から逸脱することなく、空気通路32が、タイヤ構成要素で直接包まれて、チューブ30の利用を不要にしてもよい。そのような実施形態(不図示)では、空気通路は、タイヤが回転したときにセグメントごとに空気を同様に送り込み、空気通路は、両端部で移送ハウジングに直接連結されるであろう。
タイヤが地面に沿って回転し続けるとき、チューブ30は、セグメントごとにタイヤフットプリントと対向する部分を順次平坦化し、すなわち絞るであろう。図9A及び9Bに表されているように、セグメントごとにチューブ通路32を連続的に絞ることで、図7及び8に示す方向に移送ハウジング38へ送り出すように、平らになったセグメントから空気を排出する。空気流の圧力が一方向バルブ64に対して十分であるとき、このバルブは開き、出口ポート68を介して接続チューブ70内に空気を流すことが可能になる。空気は、接続チューブ70によってAMTバルブステム80へ向けられる。圧力調節器82は、タイヤ内の空気圧が低いときに、図7に示すように開き、接続チューブ70からの空気が、バルブステム80から調節器82を通ってタイヤキャビティ内に通るのを可能にする。タイヤキャビティ内の空気圧が、設定された圧力以上のときに、図8に示すように、調節器82は閉じ、空気を移送ハウジング38から接続チューブ70内に送ることができない。その代わり、加圧された空気は、リリーフバルブ62を通って大気に放出されるまで、移送ハウジングチャンバ48内に留まる。
図10,11B,13は、AMTバルブステム80及び調節器82をより詳細に示している。図11Aには、従来同様のタイヤの膨張に利用される従来同様のバルブステムコア86が示されている。バルブコア86は、従来、産業界では「シュレーダーバルブコア」と呼ばれ、細長いハウジング88を含む。この細長いハウジング88を通って、バルブシャフト90が延びている。バルブシール部材92は、ハウジング88内に位置し、バルブシャフト90と連結されている。付勢ばね94はバルブシャフト90を取り囲み、ハウジング内のシール部材92をシール台座に対する「上昇」位置、すなわち閉位置に付勢している。バルブシャフト90が押し下げられて、これによってシールバルブ部材92が下方位置、すなわち開位置に移動し、それにより外気がバルブ通路に入ってタイヤキャビティの方へ向かうようになるまで、バルブ86を通る空気通路は閉状態に付勢されている。
図10,11B,12A,12B,13に示されているように、AMTバルブステム80において、バルブ86は、付勢ばね94を取り除くことによって変更されている。この変更されたバルブコア103は、雄ネジが設けられた連結カラー100内に配置されている。連結カラー100は、ゴムスリーブ98内に受け入れられ、ゴムスリーブ98によって保持されており、外側に突出している。ここで使用されているように、「内側」及び「外側」は、タイヤキャビティ28に関する方向を表すために使用されており、「内側」はタイヤキャビティに向かう方向を意味し、「外側」はタイヤキャビティから離れる方向を意味する。組み立てられたカラー100及びスリーブ98及びバルブコア103は、タイヤのバルブステム80を構成する。バルブシャフト102は、貫通通路に沿ってスリーブ98内を延びている。スリーブ98は、リム16を通る穴内に保持されている。調節器82は、調節器ハウジング84内に収容されている。ハウジング84は、取り付けブラケット106によってリムの内側面に取り付けられている。スリーブ106は、バルブステム80から、リム16を通って延びており、内側端部で取り付けブラケット106に取り付けられている。ハウジング84は、ブラケット106によって、リム16の内側下面に取り付けられている。Oリング104は、リム16とブラケット106との間に保持されており、ブラケット106とリム16の接合部分を封止している。ハウジング84は、結合フランジ106,108によって取り付けブラケット106に連結されている。
図11B及び13を参照すると、調節器組立品82はハウジング84内に収容されている。円形のディスク112の形状のバックアップシール部材が、下側すなわち内側の端部に向けてバルブシャフト102に取り付けられている。部材112は、スリーブ98の下端部114に対して重複するバックアップシールを形成している。ゴム又はエラストマ合成物のシールリング116は、周囲を囲むように設けられており、ハウジング84内の環状の空気流開口136内に配置されている。磁気切替装置118が、絶縁ハウジング120内にPCボード132によって支持されている。装置118の固定極122,124が、ハウジング120の両側部に取り付けられている一方で、可動極126がバルブシャフト102の下端部に取り付けられている。極122,124は、制御信号によって電気的に変化し、シャフト102によって支持されている可動極126を軸方向に往復移動させる。シャフト102の移動は、固定極122,124に対する極126の引力及び反発力の制御によって作動させられ、シール部材112を、通路端部114に対してシール係合した状態及びシール係合を解除した状態へ移動させる。したがって、この通路は、磁気切替装置118の動作によって、加圧された空気の流れを開放したり遮断したりする。市販のタイプの環境発電機128、圧力検出装置130、及び送信/受信機134が、PCボード132の下面に取り付けられている。適切なタイプの環境発電機128は、マサチューセッツ州の200 Bоstоn Avenue, Suite 1000 MedfoldのMIDEテクノロジー・コーポレーションのような産業界の供給元を通して市販されている。適切なタイプの送信/受信機は、ミネソタ州の701 Brooks Avenue South, Thief River FallsのDigi−Keyコーポレーションから市販されている。さらに、磁気切替装置及び圧力検出装置もDigi−Keyコーポレーションから市販されている。
検出装置130はタイヤキャビティ内の空気圧を測定し、送信機134は磁気切替装置118に制御信号を送り、磁気切替装置118は、タイヤキャビティ圧が低い状況でシステムを「開」状態に切り替えて、加圧された空気をバルブステム80の通路を介してハウジング84内に送ることを可能にする。それから、加圧された空気は、シールリング116を揺動させて開き、ハウジング内の加圧された空気がタイヤキャビティ内に入ることが可能になる。空気圧が閾値以上になったときに、センサ130は、送信機134から磁気切替装置118への制御信号を生じさせ、装置118を閉位置へ動かす。閉位置では、シャフト102は、軸方向外側に移動させられ、シャフト通路の下側端部114に当接してディスク112による封止を再び確立する。
図12A及び12Bは、それぞれ、閉じた状態及び開いた状態にある関連する調節器80を示している。タイヤキャビティ内の圧力が推奨圧力以上であるときに、圧力センサ130はタイヤが完全に膨張していることを検出する。送信機134からの、満たされた状態の圧力の信号が、タイヤの完全に膨張した状態を乗物ユーザに通知するために、データ収集及び/又はディスプレイプロセッサに送られる。磁気切替装置118は、磁極122,124,126の極性によって、OFF位置に配置される。極126の、対向する極122へ向かって上昇する移動は、バルブシャフト90を軸方向上方へ移動させ、バックアップシール112をスリーブ98の下側端部に当接するように位置させ、ポンプチューブ30からの空気の流れを遮断する(図8)。リングシール116は、調節器ハウジングの環状のギャップ136に当接する、ぴったりして応力の生じないシールであり、空気はタイヤキャビティ内に流れない。閉位置において、バックアップシール112によって実現される重複するシール及びシールリング116は、満たされた状態のタイヤ圧の状況でキャビティ内への空気の流れが決して生じないように動作する。図8で示されているように、チューブ30から送り出された空気は、移送ハウジング38のチャンバ48からリリーフバルブ62を介して大気へ送られる。したがって、チューブ30をベースにしたタイヤによる空気の圧送は、タイヤキャビティではなく大気へ空気を送り続ける。
もしもタイヤキャビティ内の空気圧が推奨レベルよりも低くなったら、調節器80は、図7及び12Bに示されているように開位置に切り替わる。ポンプチューブ30からの空気は、調節器80が開位置に切り替わったときに、移送ハウジング38から接続チューブ70内へ通過できる。低圧力の状況は圧力検出装置130によって検出され、低圧力信号が送信機によってデータプロセッサ及び乗物ユーザの警告ディスプレイ(不図示)へ送られる。磁気切替装置118、すなわち極122,124の極性は反転し、シャフト90の下側端部に固定された下側の極126が軸方向下方に移動する。シャフト90の下側への移動は、バックアップシール112を移動させてスリーブ98の下側端部とのシール係合を解除し、これによって、加圧された空気が、調節器の下へハウジング106,111の内部キャビティ内に流れることができる。加圧された空気は、下側端部でシールリング116を押して弾性的に外側に曲げ、これによって、ハウジング同士の間の環状のギャップ136を開く。加圧された空気は、キャビティ圧を推奨レベルまで上昇させるように、ギャップ136を介してタイヤキャビティ内に流れる。ポンプチューブ30からの空気は、図12Bの開位置にある調節器組立品82とともに図7に示されており、変更されたAMTバルブステム80に向かって接続チューブ70内に流れる。
したがって、バルブシャフト102は、調節器磁気切替装置118の開位置及び閉位置に応じて軸方向の上下に往復移動することがわかるであろう。バルブシャフト102の軸位置は、順番に、バルブステム80を通り調節器内へ向かう空気通路を開閉させる。送られて調節器に入った空気による空気圧は、シールリング116を開閉し、これによってタイヤキャビティ内へ送られる空気の流れを開放したり遮断したりする。図11Bの上昇したシャフト102の位置では、調節器バルブは閉じている。ポンプチューブ30からの空気は、調節器82が磁極を開位置に切り替えたときに、移送ハウジング38から接続チューブ70内へ通過することのみ可能である。
図14は、前に記載して説明したようなシュレーダーバルブから変更したAMTバルブステム80と連結する、リムに取り付けられた代替のAMT調節器136を示す断面図である。図15Aは、キャビティが設定された圧力でありバルブコアが閉じた状態で示された代替のAMTバルブステム調節器136の断面図である。図15Bは、キャビティ圧が低くバルブコアが開いた状態で示された代替のAMTバルブステム調節器136の断面図である。図16は、代替のAMTバルブステム調節器136の構成要素の分解斜視図である。
図14,15A,15B,16を参照すると、代替の調節器136が、細長い調節器ハウジング138と、第1及び第2のシールOリング140,142と、細長い円筒状のピストン144と、付勢ばね146と、第3及び第4のシールOリング148,150と、排気ヘッド152と、一方向バルブ154と、を含む状態が示されている。ハウジング138は、円形の上部取り付け面158内にある環状のリムシール台座156と、下向きに配置されたシャフト通路160と、を含み、シャフト通路160は、ハウジング138の内部に水平に配置されピストンが置かれる細長いチャンバ162内へ延びている。前述した図11A及び11Bの実施形態のように、バルブステム80は、ゴムスリーブ98又はブートと、ネジ付きのカラー100と、カラー100内に位置してバルブステム80の下で中央通路と軸方向に揃えられている変更されたバルブコア103と、を含む。変更されたバルブコア103は、付勢ばねを取り除くことによって変更された従来同様のシュレーダーバルブコアである。変更されたバルブコア103は、細長いバルブシャフト102と連結されている。バルブシャフト102は、内側端部に球形のシール突起164を有するように構成されている。
ピストン144は、細長く、円筒状であって、ハウジング138のピストンチャンバ162内に配置されており、図15A及び15Bにそれぞれ示す閉位置と開位置との間を軸方向に往復移動する。ピストン本体は、外表面内を延びる環状の戻り止め溝166を有し、溝166は、下向きに、かつ溝166の前端部で底部の溝台座170へ向かう方向へ傾斜する、後向きの傾斜面168によって区画されている。ピストンは、Oリング140,142,148を受け入れる環状のシール受け入れ溝をさらに有し、Oリングは、ピストンチャンバ162を形成するサイドウォールに当接する。横方向に延びる空気通路172は、ピストン内を、溝台座170から軸方向の排気通路174へ延びている。通路174は、ピストンを通って前方のピストン端部へ延びている。ピストン144の後方の端部178は、ピストンハウジング138内の後方の開口176によって、タイヤキャビティ内の空気圧に晒されている。ピストンチャンバ162内に配置されると、ピストン144は、図15A及び15Bに示されるとともに以下に説明されるように、タイヤキャビティ圧Pに応じてチャンバ162内を軸方向に往復移動する。
排気ヘッド152は、環状の溝内のOリングを受け入れ、調節器ハウジング138の前方の端部内にネジ止めされる。ばね146は、排気ヘッド152の内側の端部内に配置されており、ピストン144の前端面に対して圧縮する。一方向ボールバルブ154が、排気ヘッド152内に収容され、圧縮ばね146の前方に配置されている。軸方向の空気通路180は、排気ヘッド152を通って排気ポート186へ延びている。図14,15A,15Bに示された組立状態において、排気ヘッド152の空気通路180は、ピストン空気通路174と軸方向に揃えられている。組立状態において、図14,15A,15Bで示されているように、調節器136はタイヤリム16の下側に取り付けられており、調節器組立品の長手軸は、リム16の下側の取り付け面の接線方向であって、細長いバルブステム80の長手軸に垂直な方向に向けられている。このように配置されると、ピストンバルブの軸方向の移動は、バルブステム80の長手軸と垂直な方向になる。
図15A及び15Bは、閉位置及び開位置におけるバルブ及び調節器をそれぞれ示している。図15Aでは、キャビティは設定圧Pであり、ピストンを圧縮ばね146の方へ押す。そのような位置では、ピストン144は、ピストンチャンバ162内で軸方向に相対的に前進した位置にある。開状態では、改良されたバルブコア103からのバルブシャフト102の球状の突起164は、ピストン144の外側表面に当たる。したがって、バルブステム通路内の空気は、ピストン144による排出から阻止される。閉位置では、バルブシャフト102は、バルブステム80内で軸方向外側に向いている。
図15Aの閉位置では、チューブ30から送り出された空気(図7)は、AMTバルブステム80に入ることを阻止される。したがって、送り出された空気は、移送ハウジング38のチャンバ48からリリーフバルブ62を通って大気へ向けられる。したがって、タイヤの基礎となるチューブ30による空気の送りは弱まることなく続くが、チューブからの空気はタイヤキャビティの内部の代わりに大気へ向かう。
タイヤキャビティ内の空気圧が推奨レベルよりも低くなった場合には、調節器82は、図15Bに示されるように、開位置に切り替わる。低いキャビティ圧により、ばね146は、ピストン144の前端部に対して拡張され、ピストンがハウジング138の後方へ向けて軸方向に移動されるであろう。ピストンが十分な量だけ移動すると、ピストンの溝166は移動してバルブステム80を通る空気通路に揃う。したがって、バルブシャフト102の端部の球状の突起164は、開口160を通って傾斜面168上に自由に降下できるようになる。シャフト102の球状の突起164は、溝台座170の表面168に乗る。したがって、球状の突起164の位置が変わることによってポンプチューブ30からの空気の流れが確立される。空気の流路は、バルブステム80を通って横断方向の通路172内を下方に延びる。この空気の流路は、通路172からの加圧された空気の流れをピストンの軸方向の通路174内に導く。空気圧は、排気ヘッド152内の一方向バルブ154のボール184に加えられる。加圧された空気は、ばねの圧縮力に打ち勝って、ボールを横方向に移動させ、これによって一方向バルブ154を通して空気が流れるように一方向バルブ154が開く。それによって、空気は、一方向バルブ154を通って排気ヘッド通路186の外、かつタイヤキャビティ内に向けられる。
一旦、空気圧が所望の設定圧Pに戻されると、バルブシャフト102の球状の突起164がピストンの環状の溝166の外側の面168に乗るように、ピストンは図15Aの閉位置へ軸方向に押しやられるであろう。バルブシャフトの球状の突起164は、図15Aの閉バルブ位置において、バルブステム101のベースのところで、空気通路開口160を遮断する。加圧された空気の通過を重複して遮蔽することが、バルブステム空気通路に揃った状態から外れるピストンの移動と、それと同時にバルブステム空気通路の内側端部とシール係合するような球状の突起164の移動とによって生じることに留意されたい。バルブシャフト102は、調節器ハウジング138のピストンチャンバ162内でのピストン144の横方向の往復のスライド運動に応じて軸方向に上下に往復移動し、これによって、バルブステム80の空気通路開口160を開閉して、調節器136を通ってタイヤキャビティへの空気の流れを開放したり遮断したりすることがわかるであろう。よって、ピストン144、ボールバルブ154、及び球状の突起164は、タイヤキャビティ内への空気の流れを効果的に開放したり遮断したりするバルブシステムを表す。図15Aの上昇したシャフト102の位置において、調節器136のバルブシステムは閉じている。ポンプチューブ30からの空気は、調節器136が開位置に切り替わった後に、移送ハウジング38から接続チューブ70内への通過のみが可能である。
前述したことから、圧力測定装置130から得られた、送信器134からの信号が、磁気切替118の開閉を制御するという本発明の磁気バルブの実施形態を、図1〜13が表していることがわかるであろう。このように、タイヤキャビティ内の圧力レベルは制御される。図14〜16の実施形態では、ピストン144、チェックバルブ184、及び球状の突起164が、タイヤキャビティ内への加圧された空気の流れを制御するためのバルブシステムを構成するという機械的なバルブシステムが示されている。加圧された空気は、タイヤが地面に接して回転しているときに、タイヤサイドウォール18内で空気チューブ30が連続的につぶれることによって生成される。タイヤキャビティ圧が設定された圧力レベルより低くなったときに、加圧された空気は、移送ハウジング38を介して、接続チューブ70によってタイヤバルブステム80へ向けられ、調節器82又は136の動作によってタイヤキャビティ28内に送られる。キャビティ内28の圧力が推奨レベル以上の場合、ポンプチューブ30からの加圧された空気は、キャビティ内のタイヤ圧が所望の圧力より低くなるまで大気へ開放される。
示された両方の実施形態では、調節器82又は136と接続された、タイヤのバルブステム80を利用する。本発明は、従来同様のシュレーダーバルブ86を利用し、その内部からばね94を除去している。現在、タイヤ内にみられる標準的なシュレーダーバルブ86では、バルブは、バルブステム90と接続されて負荷をかける作用をするばね94で封止される。ばね94の付勢は、タイヤ内への空気の流れを可能にするため、通常は空気チャック内のステムによってもたらされるいくつかの圧力に打ち勝たなければならない。本システムは、バルブコアからばね94を除去し、バルブステムシャフト90を効果的に軸方向に自由に移動させる。本発明のバルブステム80は、バルブステムシャフト90の内側長さ102を介して、図13の実施形態と図14の実施形態のいずれかの圧力調節器(82又は136)に接続されている。特に、変更されたシュレーダーバルブのバルブステムシャフト102の内側部分は、バルブステム80を通る空気通路内にある。バルブステムシャフト102は、圧力調節器82又は136に結合している。図1〜13の実施形態では、電動調節器圧力検出装置130が採用されており、バルブステム80の内部でバルブステムシャフト102に接続されている。調節器82内の圧力検出装置130は、キャビティ圧を測定し、バルブの開閉を調整するため、信号伝達によって調節器の磁気切替118を制御する。図14及び15の実施形態では、シャフト102は球状の突起164を介してピストン144と連結されている。
タイヤサイドウォール18,20の一方又は両方は、それに形成された細長いサイドウォール溝を有し、サイドウォール溝内に細長い空気チューブ30が入れられている。空気チューブ30は、回転するタイヤフットプリントから第1のサイドウォールへもたらされた曲げ歪みに応じて、拡張した直径から実質的に減少した直径へセグメントごとに圧縮するように動作可能に配置された内部空気通路32を有する。接続チューブ70は、空気チューブ30とバルブステム101との間を延びており、タイヤが地面の上を回転するときに空気チューブ空気通路に沿って押し出された空気を内部バルブステム通路内に向けるための内部接続空気通路を有する。この組立品は、接続チューブ70を空気チューブ30に連結する移送ハウジング38を含む。チェックバルブ76が、AMTバルブステム80からの空気がタイヤキャビティから移送ハウジング38へ戻るように流れることを防ぐために、接続チューブ70内に配置されている。追加の一方向チェックバルブ64が、同様に、空気が下流のタイヤキャビティから戻るように流れることを防ぐために、移送ハウジングに取り付けられている。移送ハウジング38は、タイヤキャビティ内の空気圧が閾値を越えたときに移送ハウジング38から空気を排出するように動作するリリーフバルブ62をさらに備えている。AMTバルブステム80は、接続チューブ70からバルブステム80の軸方向の通路を介してシステムの調節器82(又は他の実施形態では136)を通ってタイヤキャビティ28内に加圧された空気を通過させるため、開位置に動かされる。閉位置では、調節器82又は136は、タイヤキャビティ内のそのような空気の通路を塞ぐ。
要するに、本発明は、バルブステムを基礎とした空気維持システム及び動作方法を構成することがわかるであろう。ポンプ組立品14の形態である、加圧空気供給組立品は、加圧された空気を、長手方向の通路を介して、バルブステム80を通してタイヤキャビティに供給するために利用される。バルブステム80は、通路を開く軸方向位置と通路を閉じる軸方向位置との間で、バルブステム内部空気通路に沿って軸方向に往復移動可能な、中央に配置された細長いシャフト90を有するように構成されている。シャフト90は、バルブステム80と内側の調節器との間の連結部材として作用する下側のバルブステムセグメント102を含む。圧力調節器82は、タイヤキャビティ内で検出された空気圧レベルに応じて、通路を開く位置と通路を閉じる位置との間で、細長いシャフト90(102)を軸方向に移動させるように設けられている。
図13の動力を与えられる実施形態では、圧力調節器82は、タイヤキャビティの圧力レベルを測定する圧力測定センサ130と、測定されたタイヤキャビティの圧力レベルに応じて制御信号を送信する送信器134と、制御信号に応じて通路を開く位置と通路を閉じる位置との間で、細長いシャフト102を軸方向に移動させるバルブ機構118と、を含む。
図13の動力を与えられる調節器の形態と、図14の受動的な、すなわち動力を与えられていない実施形態との両方において、圧力調節器82は、細長いシャフト102の内側端部と連結されていることがさらにわかるであろう。図13の実施形態では、シールリング部材112が、内側端部に近接する細長いシャフト102に取り付けられ、かつ細長いシャフト102を実質的に取り囲んでいる。そのような配置によれば、シールリング部材112は、バルブステム内部空気通路を通る空気の流れを遮断してタイヤキャビティ内への空気の移動を防ぐため、細長いバルブシャフト102の軸方向の移動に応じて、バルブステム80内のバルブステム空気通路を遮る。
図13の実施形態における圧力調節器は、バルブステム内部空気通路と、加圧された空気が流通可能に連通するように配置され包囲された空気チャンバを有する調節器ハウジング84を含む。調節器ハウジング84は、加圧された空気をハウジング空気チャンバからタイヤキャビティ内に向ける環状の開口136と、調節器ハウジング84の開口136を開閉するように取り付けられたシール部材116と、を有する。シール部材116は、調節器ハウジング空気チャンバ内の加圧された空気の有無に応じて調節器ハウジングの開口136を選択的に開閉する。
したがって、このバルブステムを基礎とした空気維持タイヤ組立品は、空気維持ポンプシステムの一部としてタイヤバルブステム80を利用する。通常のタイヤにおいては、タイヤの細長いバルブステム80はタイヤキャビティ28から外側に突出しており、内部の細長いバルブステム空気通路は、空気流が調節器82又は136に、そして調節器からタイヤキャビティに連通するように、バルブステム80を通って延びている。本発明によれば、圧力調節器82,136は、バルブステムシャフト102の内側端部の反対側でタイヤキャビティ内に配置されており、バルブステム内部通路からタイヤキャビティ内への加圧された空気の流れを選択的に開放したり遮断したりするように動作する。ピストン及びチェックバルブを含むバルブステムは、必要に応じてタイヤキャビティ内の加圧された空気の流れを選択的に制御するため、図14の実施形態ではバルブステムの内側端部の反対側に設けられている。
図14の実施形態では、図13の実施形態のように、細長いバルブステムシャフト102は、バルブステム空気通路内に取り付けられており、通路を開く軸方向位置と通路を閉じる軸方向位置との間で軸方向に往復移動する。バルブステムシャフト102は、通路を閉じる位置においてバルブステムシャフトを用いてバルブステム空気通路を遮断するため、内側端部に、球状の突起164の形状のシール機構を有する。図14の実施形態の調節器バルブシステムでは、往復移動するピストン144及びチェックバルブシステム154は、調節器ハウジング138内に組み込まれている。閉位置では、タイヤの空気圧が推奨レベル以上であるときに、キャビティ圧がピストン144を「閉」位置へ押し、ばね146を圧縮させる。圧力がキャビティ内で推奨レベルより低くなると、ピストン144はばね146によって開位置へ付勢される。ピストン144は、開位置と閉位置との間の移動によって、バルブステム通路内で対応する開位置と閉位置との間でバルブステムシャフト102を移動させ、これによってバルブステム通路及びピストンを通ってタイヤキャビティ内へ至る空気の流路を開閉する。
タイヤを膨張させるために利用される従来のバルブステムのように、バルブステム80は、タイヤから、タイヤを支持するリム本体16を通って延びる開口を通って延びるような大きさに構成されている。調節器ハウジングは、リム本体16の半径方向の内側に向いた面に、適切な取り付け固定具116によって取り付けられている。加圧された空気の供給は、細長いタイヤサイドウォール空気通路を形成している、図3に示されたチューブシステム14によって生じる。チューブ32は、回転するタイヤフットプリントからタイヤサイドウォールにもたらされた曲げ歪みに応じて、拡張した直径から実質的に減少した直径へセグメントごとに圧縮するようにサイドウォール内に配置されている。サイドウォール空気通路(チューブ32)に沿ってセグメントごとに押し進められた空気は、接続空気通路チューブ70を介してバルブステム通路の半径方向外側端部内に向けられる。
本明細書の記載を考慮して、本発明に係る変更が可能である。ある典型的な実施形態及びその詳細が本発明を説明するために示されているが、本発明の範囲から逸脱することなく様々な変更及び修正が成され得ることが、当業者には明らかであろう。したがって、ここに記載した特別な実施形態において、添付する特許請求の範囲によって規定されている発明の最大限の範囲内になるように変更できることが理解される。
10 タイヤ組立品
12 タイヤ
14 ポンプ組立品
18,20 サイドウォール
26 タイヤトレッド領域
28 タイヤキャビティ
68 バルブステム調節器
80 タイヤバルブステム
82 調節器組立品
84 調節器ハウジング
90 バルブシャフト
92 シール部材
94,146 付勢ばね
102 バルブシャフト
112 シール部材
116 シールリング
118 磁気切替装置
130 圧力検出装置(圧力測定センサ)
134 送信機
136 調節器
144 ピストン
160 シャフト通路
162 チャンバ
166 溝

Claims (24)

  1. タイヤトレッド領域へ延びる第1及び第2のサイドウォールによって区画されたタイヤキャビティを有するタイヤであって、前記タイヤキャビティから外側に突出しており、前記タイヤキャビティに連通し加圧された空気を前記キャビティ内に向けるように作用するバルブステム内部空気通路を有する細長いバルブステムを有するタイヤと、
    前記タイヤキャビティ内の空気圧を予め設定された圧力レベルに維持するために、加圧された空気を生成する空気ポンプ手段と、
    前記バルブステムの内側端部の反対側に位置し、前記バルブステム内部空気通路から前記タイヤキャビティへの加圧された空気の流れを選択的に開放および遮断するように動作する圧力調節器と、
    を含むことを特徴とする空気維持タイヤ組立品。
  2. 前記タイヤを支持するリム本体を含み、
    前記バルブステムは、前記タイヤから、前記タイヤを支持する前記リム本体を貫通して延びる穴を通って延びるような大きさ及び構成であり、
    調節器ハウジングが、前記タイヤキャビティ内に位置しており、前記リム本体の内側に向いた面に前記調節器ハウジングを取り付ける取付手段を有する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の空気維持タイヤ組立品。
  3. 前記圧力調節器は、
    前記バルブステムの内側端部と反対側に位置する調節器ハウジングと、
    前記バルブステム内部空気通路と空気流通可能に連通するように配置され、前記バルブステム内部空気通路から加圧された空気を受け取るように作用する内部の調節器ハウジングチャンバと、
    前記調節器ハウジングチャンバと空気流通可能に連通するように配置された、前記調節器ハウジングを通って延びる少なくとも1つの出口と、
    前記バルブステム内部空気通路から前記調節器ハウジングを介して前記タイヤキャビティ内への加圧された空気の通過を選択的に開放および遮断するバルブ手段と、を含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載の空気維持タイヤ組立品。
  4. 前記圧力調節器の前記バルブ手段は、
    前記調節器ハウジング内の内部ピストンチャンバであって、前記タイヤキャビティと連通する開口を有する内部ピストンチャンバと、
    前記内部ピストンチャンバ内に収容され、前記内部ピストンチャンバ内でピストン開位置とピストン閉位置との間を往復移動する細長いピストン部材であって、前記内部ピストンチャンバの前記開口に面する作動面を有するピストン部材と、
    前記ピストン部材内を延びるピストン空気通路であって、前記ピストン開位置において空気を前記バルブステム内部空気通路から前記タイヤキャビティ内へ向けるように作用するために前記バルブステム内部空気通路に揃えられ、前記ピストン閉位置において前記バルブステム内部空気通路からの空気が前記タイヤキャビティ内へ通過することを防ぐように作用するために前記バルブステム内部空気通路と揃わない位置に移動するピストン空気通路と、
    前記タイヤキャビティ内の空気圧が予め設定された圧力レベルより低くなった場合に、前記ピストン部材を前記ピストン開位置に付勢するように動作する付勢手段と、を含む
    ことを特徴とする、請求項3に記載の空気維持タイヤ組立品。
  5. 前記調節器ハウジングは、前記バルブステム内部空気通路に実質的に直交する方に向いた長手軸に沿って延びていることを特徴とする、請求項4に記載の空気維持タイヤ組立品。
  6. 前記タイヤを支持するリム本体を含み、前記バルブステムは、前記タイヤから、前記タイヤを支持する前記リム本体を貫通して延びる穴を通って延びるような大きさ及び構成であり、前記調節器ハウジングは、前記タイヤキャビティ内に位置しており、前記リム本体の内側に向いた面に前記調節器ハウジングを取り付ける取付手段を有することを特徴とする、請求項5に記載の空気維持タイヤ組立品。
  7. 長手軸を有する細長いバルブステムシャフトであって、前記バルブステム内部空気通路内を、前記バルブステム内部空気通路を開く軸方向位置と前記バルブステム内部空気通路を閉じる軸方向位置との間で軸方向に往復移動するバルブステムシャフトをさらに含み、前記バルブステムシャフトは、前記バルブステム内部空気通路を閉じる位置において前記バルブステムシャフトで前記バルブステム内部空気通路を遮断するために、内側端部にシール手段を有することを特徴とする、請求項3に記載の空気維持タイヤ組立品。
  8. 前記圧力調節器バルブ手段は、
    前記調節器ハウジング内の内部ピストンチャンバであって、前記タイヤキャビティと連通するチャンバ開口を有する内部ピストンチャンバと、
    前記内部ピストンチャンバ内に収容され、前記内部ピストンチャンバ内をピストン開位置とピストン閉位置との間で往復移動する細長いピストン部材であって、前記チャンバ開口に面する作動面を有するピストン部材と、
    を含み、
    前記ピストン部材は、前記バルブステムシャフトの内側端部に連結されており、前記タイヤキャビティ内の空気圧が予め設定された圧力レベルより低くなったときに、前記バルブステムを、前記バルブステム内部空気通路を開く軸方向位置に動作可能に移動させることを特徴とする、請求項7に記載の空気維持タイヤ組立品。
  9. 前記圧力調節器の前記バルブ手段は、
    前記ピストン部材内を延びるピストン空気通路であって、前記ピストン開位置において空気を前記バルブステム内部空気通路から前記タイヤキャビティ内へ向けるように作用するために前記バルブステム内部空気通路に揃えられ、前記ピストン閉位置において前記バルブステム内部空気通路からの空気が前記タイヤキャビティ内へ通過することを防ぐように作用するために前記バルブステム内部空気通路と揃わない位置に移動するピストン空気通路と、
    前記タイヤキャビティ内の空気圧が閾値より低くなったときに、前記ピストン部材を前記ピストン開位置に付勢する付勢手段と、をさらに含む
    ことを特徴とする、請求項8に記載の空気維持タイヤ組立品。
  10. 前記バルブステムシャフトの前記シール手段は、前記バルブステムシャフトの内側端部に球形の突起を有し、前記球形の突起は、前記バルブステム内部空気通路を閉じる位置において前記バルブステムシャフトが前記バルブステム内部空気通路の内側端部に当接し、前記バルブステムシャフトで前記バルブステム内部空気通路の内側端部を閉じるような大きさであることを特徴とする、請求項9に記載の空気維持タイヤ組立品。
  11. 前記ピストン部材が前記ピストン閉位置から前記ピストン開位置へ移動するときに、前記球形の突起は前記ピストン部材の外表面に乗って、前記ピストン部材の外表面内で内側に延びるピストン戻り止め凹部内に至り、それによって、前記バルブステムシャフトが前記バルブステム内部空気通路を開く軸方向位置へ向けて軸方向内側に動作可能に移動することを特徴とする、請求項10に記載の空気維持タイヤ組立品。
  12. タイヤトレッド領域へ延びる第1及び第2のサイドウォールによって区画されたタイヤキャビティを有するタイヤであって、細長いバルブステム内部空気通路を有し前記タイヤキャビティから外側に突出している細長いバルブステムを有し、前記内部バルブステム内部空気通路は前記バルブステムを貫通して延びて前記タイヤキャビティに連通しており、前記バルブステム内部空気通路は加圧された空気を内側向きに前記タイヤキャビティ内の方へ向けるように作用する、タイヤと、
    前記タイヤキャビティ内の空気圧を予め設定された圧力レベルに維持するために、加圧された空気を生成する空気ポンプ手段と、
    前記バルブステムの内側端部の反対側の前記タイヤキャビティ内に位置し、前記バルブステム内部空気通路から前記タイヤキャビティへの加圧された空気の流れを選択的に開放および遮断するように動作する圧力調節器と、
    を含むことを特徴とする空気維持タイヤ組立品。
  13. 前記圧力調節器は、
    前記バルブステムの内側端部と反対側に位置する調節器ハウジングと、
    前記バルブステム内部空気通路と空気流通可能に連通するように配置され、前記バルブステム内部通路から加圧された空気を受け取るように作用する内部調節器ハウジングチャンバと、
    前記内部調節器ハウジングチャンバと空気流通可能に連通するように配置された、前記調節器ハウジングを通って延びる少なくとも1つの出口と、
    前記バルブステム内部空気通路から前記タイヤキャビティ内への加圧された空気の通過を選択的に開放および遮断するバルブ手段と、を含む
    ことを特徴とする、請求項12に記載の空気維持タイヤ組立品。
  14. 前記タイヤを支持するリム本体を含み、前記バルブステムは、前記タイヤから、前記タイヤを支持する前記リム本体を貫通して延びる穴を通って延びるような大きさ及び構成であり、前記調節器ハウジングは、前記タイヤキャビティ内に位置しており、前記リム本体の内側に向いた面に前記調節器ハウジングを取り付ける取付手段を有することを特徴とする、請求項13に記載の空気維持タイヤ組立品。
  15. 長手軸を有する細長いバルブステムシャフトであって、前記バルブステム内部空気通路内を、前記バルブステム内部空気通路を開く軸方向位置と前記バルブステム内部空気通路を閉じる軸方向位置との間で軸方向に往復移動するバルブステムシャフトをさらに含み、前記バルブステムシャフトは、前記バルブステム内部空気通路を閉じる位置において前記バルブステムシャフトで前記バルブステム内部空気通路を遮断するために、内側端部にシール手段を有することを特徴とする、請求項14に記載の空気維持タイヤ組立品。
  16. 前記バルブステムシャフトの前記シール手段は、前記バルブステムシャフトの内側端部に球形の突起を有し、前記球形の突起は、前記バルブステム内部空気通路を閉じる位置において前記バルブステムシャフトが前記バルブステム内部空気通路の内側端部に当接し、前記バルブステムシャフトで前記バルブステム内部空気通路の内側端部を閉じるような大きさであることを特徴とする、請求項15に記載の空気維持タイヤ組立品。
  17. タイヤキャビティから外側に突出する細長いバルブステムであって、加圧された空気を前記タイヤキャビティ内に運ぶための細長いバルブステム内部空気通路を有するバルブステムを配置することと、
    前記バルブステムの内側端部と反対側の前記タイヤキャビティ内に圧力調節器を配置することと、
    前記バルブステム内部空気通路から前記タイヤキャビティ内への加圧された空気の流れを制御するために、前記バルブステム内部空気通路を選択的に開閉することと、
    加圧された空気を前記バルブステム内部空気通路の外側端部に送るための空気ポンプ手段を連結させることと、
    を含むことを特徴とする、タイヤ内で空気を維持する方法。
  18. リム本体上に前記タイヤを支持することと、
    前記タイヤから、前記リム本体を貫通して延びる穴を通して前記バルブステムを延在させることと、
    前記リム本体の内側に向いた面に取り付けられる前記圧力調節器を前記タイヤキャビティ内に配置することと、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  19. 前記バルブステム内部空気通路の内側端部を開いたり密閉したりすることによって、前記バルブステム内部空気通路から前記タイヤキャビティ内への加圧された空気の通過を選択的に開放および遮断するためにバルブ手段を配置することをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  20. リム本体上に前記タイヤを支持することと、
    前記タイヤから、前記リム本体を貫通して延びる穴を通して前記バルブステムを延在させることと、
    前記リム本体の内側に向いた面に取り付けられる前記圧力調節器を前記タイヤキャビティ内に配置することと、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項19に記載の方法。
  21. 前記タイヤキャビティ内で検出された空気圧レベルに応じて、前記バルブステム内部空気通路を開く位置と前記バルブステム内部空気通路を閉じる位置との間で、前記細長いシャフトを軸方向に移動させるために、前記圧力調節器にバルブ手段を組み込むことと、
    タイヤキャビティ圧力レベルを測定するため、前記圧力調節器内に圧力測定センサを配置することと、
    測定された前記タイヤキャビティ圧力レベルに応じて制御信号を前記バルブ手段へ送信するために、前記圧力調節器内に送信手段を配置することと、
    開位置と閉位置との間で前記バルブ手段を動作可能に切り替えるために前記制御信号を利用することと、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  22. 加圧された空気を前記バルブステム内部空気通路の半径方向内側端部から受けとるため、前記内部調節器ハウジングチャンバを連結することと、
    加圧された空気を前記内部調節器ハウジングチャンバから前記タイヤキャビティへ向けるため、前記調節器ハウジング内に調節器ハウジング開口を配置することと、
    前記内部調節器ハウジングチャンバ内の加圧された空気の有無に応じて前記調節器ハウジング開口を選択的に開閉するため、前記調節器ハウジングに、移動可能な調節器ハウジングシール部材を取り付けることと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  23. 前記バルブステムを、前記タイヤから、前記タイヤを支持するリム本体を貫通して延びる穴を通して延在させることと、
    前記リム本体の半径方向内側に向いた面に前記調節器ハウジングを取り付けることと、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  24. 回転するタイヤフットプリントから第1のサイドウォールへもたらされた曲げ歪みに応じて、拡張した直径から実質的に低減した直径へセグメントごとに圧縮し、それによって細長いサイドウォール内部空気通路に沿ってセグメントごとに空気を送るように動作可能に位置する前記サイドウォール空気通路を第1のタイヤサイドウォール内に配置することと、
    前記タイヤが地面の上を転がるときに、前記サイドウォール空気通路に沿って押された空気を前記バルブステム内部空気通路へ向けるように動作する接続空気通路を、両端部で、前記第1のサイドウォール空気通路と前記バルブステム内部空気通路の半径方向外側端部とに接続することと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
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