JP2015089684A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本タイヤ2では、トレッド4は、中央に位置するセンター部C及びそれぞれがこのセンター部Cの軸方向外側に位置する一対のショルダー部Sを備えている。センター部Cは第一ゴムを有している。ショルダー部Sは、周方向に延在する主筋42と、周方向に延在する副筋44とを備えている。ショルダー部Sでは、軸方向において内側端に副筋44が配置され、外側に向かって主筋42と副筋44とが交互に配置されている。主筋42は第一ゴムより構成されており、副筋44は第二ゴムより構成されている。それぞれの副筋44の幅は、この副筋44の外側に隣接して配置される主筋42の幅より小さい。第二ゴムの損失正接LT2は第一ゴムの損失正接LT1より低い。
【選択図】図1
Description
初期歪み:10%
振幅:±2.0%
周波数:10Hz
変形モード:引張
測定温度:30℃
図1に示された構造を備えた実施例1のタイヤを得た。タイヤのサイズは、195/65R15とされた。表1にこのタイヤの諸元が示されている。主筋の幅は、全ての主筋で同じとされた。この幅が「主筋幅TM」の欄に示されている。副筋の幅は、全ての副筋で同じとされた。この幅が「副筋幅TS」の欄に示されている。このタイヤでは、幅がTSの副筋と、その外側に隣接する幅がTMの主筋とのペアが、ショルダー部の内側端から外側端であるトレッド端に向かって可能な限り配置されている。
ショルダー部を第一ゴムのみから構成した他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。比較例1は、従来のタイヤである。
主筋の幅を表1に示される値にした他は実施例1と同様にして、実施例2−3及のタイヤを得た。
主筋の幅及び副筋の幅を表2とした他は実施例1と同様にして、実施例4のタイヤを得た。
副筋の幅を表2に示される値にした他は実施例4と同様にして、比較例2及び実施例5−6のタイヤを得た。
副筋の幅を表3に示される値にした他は実施例1と同様にして、実施例7−8のタイヤを得た。
副筋の幅を表3に示される値にした他は実施例4と同様にして、実施例9−10のタイヤを得た。
第二ゴムの損失正接を変えて比(LT2/LT1)を表4に示される値にした他は実施例1と同様にして、実施例11−15のタイヤを得た。
第一ゴムの損失正接を表5に示される値にした他は実施例1と同様にして、実施例16−20のタイヤを得た。
[実施例21−24]
比(Wc/W)を表6に示される値にした他は実施例1と同様にして、実施例21−24のタイヤを得た。
[実施例25−27]
第二ゴムの複素弾性率を変えて比(E2*/E1*)を表7に示される値にした他は実施例1と同様にして、実施例25−27のタイヤを得た。
第一ゴムの複素弾性率を表8に示される値にした他は実施例1と同様にして、実施例28−30のタイヤを得た。
転がり抵抗試験機を用い、下記の測定条件で転がり抵抗を測定した。
使用リム:15×6JJ(アルミニウム合金製)
内圧:230kPa
荷重:3.43kN
速度:80km/h
この結果が、比較例1を100とした指数値で下記の表1から8に示されている。損失正接数値が小さいほど、転がり抵抗が小さく、燃費性能に優れていることを示す。数値が小さいほど好ましい。
試作タイヤを、タイヤを標準リム(サイズ=15×6J)に組み込み、市販の乗用車の前輪に装着した。このタイヤの内圧は230kPaとされた。後輪には、市販のタイヤ(サイズ=195/65R15)を装着し、その内圧が230kPaとなるように空気を充填した。テストコースにおいて、この車両が80km/hの速度で走行している状態でブレーキをかけ、ブレーキをかけてから停止するまでの走行距離(制動距離)を測定した。制動距離は、路面が乾燥している状態及び湿っている状態の両方で測定された。この結果が、比較例1を100とした指数の逆数で、下記の表1−8に示されている。表中で「ブレーキ(DRY)」の欄は、路面が乾燥状態での評価結果であり、「ブレーキ(WET)」の欄は、路面が湿った状態での評価結果である。この値が大きいほど、制動距離が短いことを示す。値が大きいほど好ましい。
上述の車両を、テストコースにおいて走行させて、ドライバーによる官能評価を行った。評価項目は、旋回時グリップ力である。この結果が、比較例1の結果を100とした指数として下記表1−8に示されている。値が大きいほど好ましい。
試作タイヤを、タイヤを標準リム(サイズ=15×6J)に組み込み、市販の乗用車の前輪に装着した。このタイヤの内圧は230kPaとされた。後輪には、市販のタイヤ(サイズ=195/65R15)を装着し、その内圧が230kPaとなるように空気を充填した。テストコースにおいてこの車両を走行させて、走行距離が20000kmである時点でのショルダー部の外観を観察した。結果が下記の表1−8に示されている。主筋と副筋との摩耗差により、1.0mm以上の摩耗段差が発生している場合は「NG」、摩耗段差が1.0mm未満の場合は「OK」とされている。摩耗段差が1.0mm未満であるのが好ましい。
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・クリンチ
10・・・ビード
12・・・カーカス
12a・・・第一プライ
12b・・・第二プライ
14・・・ベルト
14a・・・内側層
14b・・・外側層
16・・・バンド
18・・・エッジバンド
20・・・インナーライナー
22・・・チェーファー
24・・・トレッド面
26・・・溝
28・・・ベース層
30・・・キャップ層
32・・・コア
34・・・エイペックス
36、39・・・主部
38、40・・・折り返し部
42・・・主筋
44・・・副筋
46、48・・・側面
50・・・端部
Claims (8)
- その外面がトレッド面をなすトレッドを備えており、
このトレッドが、第一ゴム及び第二ゴムを有しており、
このトレッドが、中央に位置するセンター部及びそれぞれがこのセンター部の軸方向外側に位置する一対のショルダー部を備えており、
上記センター部が上記第一ゴムを有しており、
上記ショルダー部が、周方向に延在する主筋と、周方向に延在する副筋とを備えており、
上記ショルダー部では、軸方向において内側端に上記副筋が配置され、外側に向かって上記主筋と上記副筋とが交互に配置されており、
上記主筋が上記第一ゴムより構成されており、
上記副筋が上記第二ゴムより構成されており、
それぞれの副筋の幅が、この副筋の外側に隣接して配置される主筋の幅より小さく、
上記第二ゴムの損失正接LT2が上記第一ゴムの損失正接LT1より低い空気入りタイヤ。 - 上記損失正接LT1に対する上記損失正接LT2の比(LT2/LT1)が、0.6以下である請求項1に記載のタイヤ。
- 上記主筋の幅が4.0mm以上8.0mm以下である請求項1又は2に記載のタイヤ。
- 上記副筋の幅が1.0mm以上4.0mm以下である請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
- 軸方向において、タイヤの最大幅Wに対する、上記センター部の幅Wcの比(Wc/W)が、0.50以上0.65以下である請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ。
- 上記第一ゴムの損失正接LT1が0.16以上0.22以下である請求項1から5のいずれかに記載のタイヤ。
- 上記第一ゴムの複素弾性率E1*に対する上記第二ゴムの複素弾性率E2*の比(E2*/E1*)が、0.8以上1.2以下である請求項1から6のいずれかに記載のタイヤ。
- 上記第一ゴムの複素弾性率E1*が5.0MPa以上8.0MPa以下である請求項1から7のいずれかに記載のタイヤ。
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