JP2015089167A - 昇降圧dc/dcコンバータおよびその制御回路、制御方法、それを用いた電子機器 - Google Patents

昇降圧dc/dcコンバータおよびその制御回路、制御方法、それを用いた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】昇降圧DC/DCコンバータの出力電圧のリップルを低減する。【解決手段】PFMコントローラ210は、軽負荷状態において、第1スイッチM1から第4スイッチM4の状態を指示する。PFMコントローラ210は、(a)降圧モード、(b)昇圧モード、(c)昇降圧モードが切りかえ可能であり、かつ昇降圧モードにおいて、(c−1)第1スイッチM1がオン、第2スイッチM2がオフ、第3スイッチM3がオン、第4スイッチM4がオフとなる第1状態、(c−2)第1スイッチM1がオフ、第2スイッチM2がオン、第3スイッチM3がオフ、第4スイッチM4がオンとなる第2状態、(c−3)第1スイッチM1がオフ、第2スイッチM2がオフ、第3スイッチM3がオフ、第4スイッチM4がオフとなる第3状態、を順に繰り返すよう構成される。【選択図】図6

Description

本発明は、昇降圧DC/DCコンバータに関する。
直流電圧を昇圧あるいは降圧するために、昇降圧DC/DCコンバータ(スイッチングレギュレータ)が利用される。図1は、昇降圧型DC/DCコンバータの回路図である。DC/DCコンバータ100rは、入力電圧VINを昇圧または降圧することにより、その出力電圧VOUTを所定の目標レベル(以下、目標電圧という)VOUT_REFに安定化させる。
DC/DCコンバータ100rは、出力回路102およびその制御回路200rを備える。出力回路102は、スイッチM1〜M4、インダクタL1および出力キャパシタC1を備える。制御回路200rは、出力電圧VOUTが目標電圧VOUT_REFに近づくようにスイッチM1〜M4をスイッチングする。
DC/DCコンバータ100rは、降圧(Buck)モードと昇圧(Boost)モードが切りかえ可能に構成される。具体的にはDC/DCコンバータ100rは、VIN>VOUT_REFのとき降圧モード、VIN<VOUT_REFのとき昇圧モードで動作する。また、DC/DCコンバータ100rは、出力ライン106に接続される負荷(不図示)に供給される負荷電流IOUTの量に応じて、重負荷モード(PWMモードともいう)と軽負荷モード(PFMモード)が切りかえ可能となっている。つまりDC/DCコンバータ100rは、重負荷降圧モード、重負荷昇圧モード、軽負荷降圧モード、軽負荷昇圧モード、の4つのモードで動作する。
制御回路200rは、抵抗R1、R2、PFMコントローラ210、PWMコントローラ220、プリドライバ230、モードセレクタ250を備える。
抵抗R1、R2は、出力電圧VOUTを分圧し、フィードバック電圧VFBを生成する。モードセレクタ250は、負荷電流IOUTの量に応じて、軽負荷モードと重負荷モードを切りかえる。またモードセレクタ250は、入力電圧VINと目標電圧VOUT_REFの大小関係に応じて、昇圧モードと降圧モードを切りかえる。
始めに重負荷モードについて説明する。
PWMコントローラ220は、重負荷モードにおいてアクティブとなり、フィードバック電圧VFBが基準電圧VREFに近づくようにデューティ比が調節されるパルス信号SPWMを生成する。
[重負荷降圧モード]
プリドライバ230は、重負荷降圧モードにおいて、スイッチM4をオン、スイッチM3をオフに固定した状態で、パルス信号SPWMにもとづいてスイッチM1およびM2を相補的にスイッチングする。
図2(a)は、図1のDC/DCコンバータ100rの重負荷降圧モードの動作波形図である。重負荷降圧モードでは、インダクタL1の一端LX1には、パルス信号SPWMに応じたスイッチング電圧VLX1が印加される。具体的にはパルス信号SPWMがハイレベルのとき、スイッチM1がオン、スイッチM2がオフし、VLX1=VINとなり、パルス信号SPWMがローレベルのとき、スイッチM1がオフ、スイッチM2がオンし、VLX1=VGNDとなる。重負荷降圧モードではスイッチM4が固定的にオンしているため、VLX2≒VOUTとなる。
[重負荷昇圧モード]
プリドライバ230は重負荷昇圧モードにおいて、スイッチM1をオン、スイッチM2をオフに固定した状態で、パルス信号SPWMにもとづいてスイッチM3およびM4を相補的にスイッチングする。
図2(b)は、図1のDC/DCコンバータ100rの重負荷昇圧モードの動作波形図である。重負荷昇圧モードでは、スイッチM1が固定的にオンするため、インダクタL1の一端LX1には、入力電圧VINが印加される。またインダクタL1の他端LX2には、パルス信号SPWMに応じたスイッチング電圧VLX2が印加される。具体的にはパルス信号SPWMがハイレベルのとき、スイッチM3がオン、スイッチM4がオフし、VLX2=VGNDとなり、パルス信号SPWMがローレベルのとき、スイッチM3がオフ、スイッチM4がオンし、VLX2=VOUTとなる。
続いて軽負荷モードについて説明する。
[軽負荷降圧モード]
PFMコントローラ210は、軽負荷モードにおいてアクティブとなる。
軽負荷降圧モードでは、スイッチM3がオフ、スイッチM4がオンに固定された状態にて、(i)スイッチM1がオン、スイッチM2がオフの第1状態φ1、(ii)スイッチM1がオフ、スイッチM2がオンの第2状態φ2、(iii)スイッチM1、M2がともにオフする第3状態(ハイインピーダンス状態)φ3、を順に繰り返す。
[軽負荷昇圧モード]
また軽負荷昇圧モードでは、スイッチM1がオン、スイッチM2がオフに固定された状態にて、(i)スイッチM3がオン、スイッチM4がオフの第1状態φ1、(ii)スイッチM3がオフ、スイッチM4がオンの第2状態φ2、(iii)スイッチM3、M4がともにオフする第3状態φ3、を順に繰り返す。
PFMコントローラ210は、コンパレータ212およびロジック部214を含む。ロジック部214は、コンパレータ212の出力および図示しない電流検出回路からの信号にもとづき、第1状態φ1、第2状態φ2、第3状態φ3を切りかえる。
コンパレータ212は、第3状態φ3においてフィードバック電圧VFBを基準電圧VREFと比較し、VFB<VREFとなると、オン信号S1をアサートする。オン信号S1がアサートされると、ロジック部214は、プリドライバ230を第1状態φ1に遷移させる。
第1状態φ1においてインダクタL1に流れるコイル電流Iが時間とともに増大する。PFMコントローラ210は、コイル電流Iが所定のピーク値IPEAKに達すると、プリドライバ230を第2状態φ2に遷移させる。第2状態φ2では、コイル電流Iが時間ともに減少する。そしてPFMコントローラ210は、コイル電流Iが実質的にゼロとなると、プリドライバ230を第3状態φ3に遷移させる。第3状態φ3において、フィードバック電圧VFBが基準電圧VREFまで低下すると、PFMコントローラ210はプリドライバ230を第1状態φ1に遷移させる。
図3(a)、(b)は、図1のDC/DCコンバータ100rの軽負荷降圧モードおよび軽負荷昇圧モードの動作波形図である。
特開2012−10579号公報 特開2012−125107号公報
本発明者は、図1のDC/DCコンバータ100rについて検討した結果、以下の課題を認識するに至った。
軽負荷モードでは、図3(a)、(b)に示すように、出力キャパシタC1が充電され出力電圧VOUTが上昇する状態と、出力キャパシタC1が負荷電流IOUTにより放電され、出力電圧VOUTが低下する状態と、を繰り返す間欠動作を行う。これによりスイッチング周波数が低下し、スイッチング損失を低減することができるが、出力電圧VOUTにはリップル電圧VRIPが重畳される。
図4は、図1のDC/DCコンバータ100rの軽負荷モードにおける、目標電圧VOUT_REFと入力電圧VINの差分と、出力電圧VOUTのリップルVRIPとの関係を示す図である。VIN>VOUT_REFのとき降圧モード、VIN<VOUT_REFのとき昇圧モードとなる。
図4に示すように、降圧モード、昇圧モードいずれの場合においても、VOUT_REFとVINの差分がゼロに近づくにしたがい、リップル電圧VRIPが増大する。
なおこの問題を、当業者の一般的な認識と捕らえてはならず、本発明者が独自に認識したものである。また、この問題は、第1状態φ1の長さを固定時間とするPFMコントローラ210においても同様に生じうる。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、昇降圧DC/DCコンバータにおける出力電圧のリップルの低減にある。
本発明のある態様は、昇降圧DC/DCコンバータの制御回路に関する。昇降圧DC/DCコンバータは、インダクタと、入力電圧が供給される入力ラインと、負荷が接続され、出力電圧が発生する出力ラインと、インダクタの一端と入力ラインの間に設けられた第1スイッチと、インダクタの一端と接地ラインの間に設けられた第2スイッチと、インダクタの他端と接地ラインの間に設けられた第3スイッチと、インダクタの他端と出力ラインの間に設けられた第4スイッチと、出力ラインと接続される出力キャパシタと、を含む。制御回路は、軽負荷状態において、第1スイッチから第4スイッチの状態を指示する第1コントローラと、軽負荷状態において、第1コントローラからの指示にもとづいて第1スイッチから第4スイッチの状態を制御するプリドライバと、を備える。第1コントローラは、(a)降圧モード、(b)昇圧モード、(c)昇降圧モードが切りかえ可能であり、かつ昇降圧モードにおいて、(c−1)第1スイッチがオン、第2スイッチがオフ、第3スイッチがオン、第4スイッチがオフとなる第1状態、(c−2)第1スイッチがオフ、第2スイッチがオン、第3スイッチがオフ、第4スイッチがオンとなる第2状態、(c−3)第1スイッチがオフ、第2スイッチがオフ、第3スイッチがオフ、第4スイッチがオフとなる第3状態、を順に繰り返すよう構成される。
この態様によると、入力電圧と出力電圧の目標レベルが近い状態において、昇降圧モードで動作させることにより、出力電圧に重畳されるリップルを低減することができる。
第1コントローラは、入力電圧が出力電圧の目標レベルより高く設定された第1しきい値より高いとき降圧モードに、入力電圧が出力電圧の目標レベルより低く設定された第2しきい値より低いとき、昇圧モードで、入力電圧が第2しきい値より高く第1しきい値より低いとき、昇降圧モードとなってもよい。
第1コントローラは、第3状態において出力電圧に応じたフィードバック電圧を所定の基準電圧と比較し、フィードバック電圧が基準電圧より低くなるとアサートされるオン信号を生成するコンパレータと、第1状態において、インダクタに流れるコイル電流がピーク電流に達するとアサートされるピーク電流検出信号を生成するピーク電流検出回路と、第2状態においてコイル電流が実質的にゼロとなるとアサートされるゼロ電流検出信号を生成するゼロ電流検出回路と、第1状態においてピーク電流検出信号がアサートされると第2状態に遷移し、第2状態においてゼロ電流検出信号がアサートされると第3状態に遷移し、第3状態においてオン信号がアサートされると第1状態に遷移するロジック部と、を含んでもよい。
ロジック部は、オン信号がアサートされると第1レベルとなり、ピーク電流検出信号がアサートされると第2レベルとなる第1制御信号を生成する第1フリップフロップと、ゼロ電流検出信号がアサートされると第1レベルとなり、第1制御信号がアサートされると第2レベルとなる第2制御信号を生成する第2フリップフロップと、を含んでもよい。
ピーク電流検出回路は、コイル電流をピーク電流と比較し、比較結果にもとづいてピーク電流検出信号をアサートするよう構成されてもよい。
ピーク電流検出回路は、第1状態が所定時間経過すると、ピーク電流検出信号をアサートするよう構成されてもよい。
第1コントローラは、昇降圧モードにおいて、(c−4)第1状態と第2状態の間に、インダクタの一端と他端に実質的に同電位を印加する第4状態を挿入してもよい。
これにより、昇降圧モードの効率を改善することができる。
第4状態において、第1スイッチはオン、第2スイッチはオフ、第3スイッチはオフ、第4スイッチはオンとなってもよい。
第1コントローラは、第3状態において出力電圧に応じたフィードバック電圧を所定の基準電圧と比較し、フィードバック電圧が基準電圧より低くなるとアサートされるオン信号を生成するコンパレータと、第1状態において、インダクタに流れるコイル電流がピーク電流に達するとアサートされるピーク電流検出信号を生成するピーク電流検出回路と、第2状態においてコイル電流が実質的にゼロとなるとアサートされるゼロ電流検出信号を生成するゼロ電流検出回路と、第1状態においてピーク電流検出信号がアサートされると第4状態に遷移し、第4状態においてオン信号がネゲートされると第2状態に遷移し、第2状態においてゼロ電流検出信号がアサートされると第3状態に遷移し、第3状態においてオン信号がアサートされると第1状態に遷移するロジック部と、を含んでもよい。
ロジック部は、オン信号がアサートされると第1レベルとなり、ピーク電流検出信号がアサートされると第2レベルとなる第1制御信号を生成する第1フリップフロップと、ゼロ電流検出信号がアサートされると第1レベルとなり、第1制御信号がアサートされると第2レベルとなる第2制御信号を生成する第2フリップフロップと、第1制御信号が第1レベルであり、またはオン信号がアサートされるとき第1レベルとなり、それ以外のときに第2レベルとなる第3制御信号を生成する論理ゲートと、を含んでもよい。
ピーク電流検出回路は、コイル電流をピーク電流と比較し、比較結果にもとづいてピーク電流検出信号をアサートするよう構成されてもよい。
ピーク電流検出回路は、第1状態が所定時間経過すると、ピーク電流検出信号をアサートするよう構成されてもよい。
重負荷状態において、第1スイッチから第4スイッチの状態を指示する第2コントローラをさらに備えてもよい。プリドライバは、重負荷状態において、第2コントローラからの指示にもとづいて第1スイッチから第4スイッチの状態を制御するよう構成されてもよい。
第2コントローラは、(d)降圧モード、(e)昇圧モード、(f)昇降圧モードが切りかえ可能であり、かつ昇降圧モードにおいて、(f−1)第1スイッチがオン、第2スイッチがオフ、第3スイッチがオフ、第4スイッチがオンとなる第5状態、(f−2)第1スイッチがオン、第2スイッチがオフ、第3スイッチがオン、第4スイッチがオフとなる第6状態、(f−3)第1スイッチがオン、第2スイッチがオフ、第3スイッチがオフ、第4スイッチがオンとなる第7状態、(f−4)第1スイッチがオフ、第2スイッチがオン、第3スイッチがオフ、第4スイッチがオンとなる第8状態、を順に繰り返すよう構成されてもよい。
制御回路は、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。
本発明の別の態様は、昇降圧DC/DCコンバータに関する。昇降圧DC/DCコンバータは、インダクタと、入力電圧が供給される入力ラインと、負荷が接続され、出力電圧が発生する出力ラインと、インダクタの一端と入力ラインの間に設けられた第1スイッチと、インダクタの一端と接地ラインの間に設けられた第2スイッチと、インダクタの他端と接地ラインの間に設けられた第3スイッチと、インダクタの他端と出力ラインの間に設けられた第4スイッチと、出力ラインと接続される出力キャパシタと、第1スイッチから第4スイッチを制御する上述のいずれかの制御回路と、を備える。
本発明の別の態様は電子機器に関する。電子機器は、電池と、その入力ラインに電池の電圧を受ける上述の昇降圧DC/DCコンバータと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、昇降圧DC/DCコンバータの出力電圧のリップルを低減できる。
昇降圧型DC/DCコンバータの回路図である。 図2(a)、(b)は、図1のDC/DCコンバータの重負荷降圧モードおよび重負荷昇圧モードの動作波形図である。 図3(a)、(b)は、図1のDC/DCコンバータの軽負荷降圧モードおよび軽負荷昇圧モードの動作波形図である。 図1のDC/DCコンバータの軽負荷モードにおける、目標電圧VOUT_REFと入力電圧VINの差分と、出力電圧VOUTのリップルVRIPとの関係を示す図である。 第1の実施の形態に係る昇降圧DC/DCコンバータの構成を示す回路図である。 図6(a)、(b)は、図5のDC/DCコンバータの軽負荷昇降圧モードおよび重負荷昇降圧モードの動作波形図である。 図5のDC/DCコンバータの軽負荷モードにおける、目標電圧VOUT_REFと入力電圧VINの差分と、出力電圧VOUTのリップルVRIPとの関係を示す図である。 図5のDC/DCコンバータの具体的な構成例を示す回路図である。 図8のDC/DCコンバータの動作波形図である。 第2の実施の形態における軽負荷昇降圧モードの動作波形図である。 第1の実施の形態と第2実施の形態それぞれにおける効率を示す図である。 第2の実施の形態に係るDC/DCコンバータの具体的な構成例を示す回路図である。 図12のDC/DCコンバータの動作波形図である。 DC/DCコンバータを用いた電子機器の一例を示す図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図5は、第1の実施の形態に係る昇降圧DC/DCコンバータ(以下、単にDC/DCコンバータともいう)100の構成を示す回路図である。DC/DCコンバータ100は、入力ライン104に入力された入力電圧VINを降圧または昇圧し、所定の目標電圧VOUT_REFに安定化された出力電圧VOUTを、出力ライン106に接続される負荷(不図示)に供給する。
DC/DCコンバータ100は、出力回路102および制御回路200を備える。出力回路102は、第1スイッチM1、第2スイッチM2、第3スイッチM3、第4スイッチM4、インダクタL1、出力キャパシタC1を含む。出力回路102の回路トポロジーは、一般的な昇降圧スイッチングレギュレータのそれと同様である。
制御回路200は、フィードバック(FB)端子、2つのスイッチング端子LX1、LX2、接地(GND)端子、入力(IN)端子、出力(OUT)端子を有する。
本実施の形態において、第1スイッチM1〜第4スイッチM4は、制御回路200に一体集積化されている。
IN端子は入力ライン104と接続され、入力電圧VINが供給される。LX1端子は、インダクタL1の一端と接続され、LX2端子は、インダクタL1の他端と接続される。OUT端子は出力ライン106と接続される。出力ライン106には、出力キャパシタC1が接続される。GND端子は接地ライン108を介して接地される。
第1スイッチM1は、IN端子とLX1端子の間に設けられる。第2スイッチM2は、LX2端子とGND端子の間に設けられる。第3スイッチM3は、LX2端子とGND端子の間に設けられる。第4スイッチM4は、LX2端子とOUT端子の間に設けられる。
制御回路200は、第1スイッチM1〜第4スイッチM4に加えて、第1コントローラ(PFMコントローラともいう)210、第2コントローラ(PWMコントローラ)220、プリドライバ230、モードセレクタ250、軽負荷検出部252、昇降圧セレクタ254を備える。
制御回路200は、軽負荷モードと重負荷モードが切りかえ可能となっている。軽負荷検出部252は、負荷電流IOUTが小さな軽負荷状態を検出する。軽負荷検出部252の構成は特に限定されず、公知技術を用いればよい。たとえば軽負荷検出部252は、負荷電流IOUTを所定のしきい値と比較することにより軽負荷状態を検出してもよい。あるいは軽負荷検出部252は、出力ライン106に接続される負荷から、軽負荷状態を示す通知信号を受け、当該通知信号にもとづいて軽負荷状態を検出してもよい。
また制御回路200は、(a)降圧モード、(b)昇圧モードに加えて、(c)昇降圧モードが切りかえ可能に構成される。(a)降圧モード、(b)昇圧モードについては、図1〜図3を参照して説明した通りである。
昇降圧セレクタ254は、入力電圧VINと目標電圧VOUT_REFの関係にもとづいて、(a)降圧モード、(b)昇圧モード、(c)昇降圧モードのうちひとつを選択する。
たとえば昇降圧セレクタ254には、目標電圧VOUT_REFより高い第1しきい値VTH1=VOUT_REF+ΔV1、目標電圧VOUT_REFより低い第2しきい値VTH2=VOUT_REF−ΔV2が設定されている。昇降圧セレクタ254は、VIN>VTH1のとき、降圧モードを選択し、VIN<VTH2のとき昇圧モードを選択し、VTH2<VIN<VTH1のとき昇降圧モードを選択する。
モードセレクタ250は、軽負荷検出部252および昇降圧セレクタ254により設定されたモードにもとづいて、PFMコントローラ210、PWMコントローラ220、プリドライバ230を制御する。
はじめに、軽負荷モードについて説明する。
本実施の形態に係るDC/DCコンバータ100は、軽負荷状態において、以下の3つのモードのいずれかで動作する。
・軽負荷降圧モード
・軽負荷昇圧モード
・軽負荷昇降圧モード
PFMコントローラ210は軽負荷モードにおいてアクティブとなり、第1スイッチM1から第4スイッチM4の状態を指示する。プリドライバ230は、軽負荷モードにおいて、PFMコントローラ210からの指示にもとづいて第1スイッチM1から第4スイッチM4の状態を制御する。
PFMコントローラ210は、(a)軽負荷降圧モード、(b)軽負荷昇圧モードに加えて、(c)軽負荷昇降圧モードが切りかえ可能に構成される。(a)軽負荷降圧モード、(b)軽負荷昇圧モードについては、図1〜図3を参照して説明した通りである。
PFMコントローラ210は、(c)軽負荷昇降圧モードにおいて、以下の状態φ1〜φ3を順に繰り返すよう構成される。なお、各状態の間には、いわゆるデッドタイムを挿入してもよい。
(c−1)第1状態φ
第1スイッチM1=オン
第2スイッチM2=オフ
第3スイッチM3=オン
第4スイッチM4=オフ
(c−2)第2状態φ2
第1スイッチM1=オフ
第2スイッチM2=オン
第3スイッチM3=オフ
第4スイッチM4=オン
(c−3)第3状態φ3
第1スイッチM1=オフ
第2スイッチM2=オフ
第3スイッチM3=オフ
第4スイッチM4=オフ
続いて重負荷モードについて説明する。
本実施の形態に係るDC/DCコンバータ100は、重負荷状態において、以下の3つのモードのいずれかで動作する。
・重負荷降圧モード
・重負荷昇圧モード
・重負荷昇降圧モード
PWMコントローラ220は重負荷モードにおいてアクティブとなり、第1スイッチM1から第4スイッチM4の状態を指示する。プリドライバ230は、重負荷モードにおいて、PWMコントローラ220からの指示にもとづいて第1スイッチM1から第4スイッチM4の状態を制御する。
PWMコントローラ220は、(d)重負荷降圧モード、(e)重負荷昇圧モードに加えて、(f)重負荷昇降圧モードが切りかえ可能に構成される。(d)重負荷降圧モード、(e)重負荷昇圧モードについては、図1〜図3を参照して説明した通りである。
PWMコントローラ220は、(f)重負荷昇降圧モードにおいて、以下の状態φ5〜φ8を順に繰り返すよう構成される。
(f−1) 第5状態φ5
第1スイッチM1=オン
第2スイッチM2=オフ
第3スイッチM3=オフ
第4スイッチM4=オン
(f−2) 第6状態φ6
第1スイッチM1=オン
第2スイッチM2=オフ
第3スイッチM3=オン
第4スイッチM4=オフ
(f−3) 第7状態φ7
第1スイッチM1=オン
第2スイッチM2=オフ
第3スイッチM3=オフ
第4スイッチM4=オン
(f−4) 第8状態φ8
第1スイッチM1=オフ
第2スイッチM2=オン
第3スイッチM3=オフ
第4スイッチM4=オン
以上が図5のDC/DCコンバータ100の構成である。続いてその動作を説明する。
図6(a)、(b)は、図5のDC/DCコンバータ100の軽負荷昇降圧モードおよび重負荷昇降圧モードの動作波形図である。
軽負荷昇降圧モードにおける端子電圧VLX1は、図3(a)に示す降圧モードの端子電圧VLX1と同じであり、昇降圧モードにおける端子電圧VLX2は、図3(b)に示す昇圧モードの端子電圧VLX1と同じである。
図7は、図5のDC/DCコンバータ100の軽負荷モードにおける、目標電圧VOUT_REFと入力電圧VINの差分と、出力電圧VOUTのリップルVRIPとの関係を示す図である。図7には比較のために、図4のリップル電圧VRIPが破線で示される。DC/DCコンバータ100は、入力電圧VINと目標電圧VOUT_REFが等しい状況において、軽負荷昇降圧モードで動作する。以上がDC/DCコンバータ100の動作である。
実施の形態に係るDC/DCコンバータ100によれば、VOUT_REF≒VINの状態において昇降圧モードで動作させることにより、リップルVRIPを低減することができる。
続いて、DC/DCコンバータ100の具体的な構成例を説明する。
図8は、図5のDC/DCコンバータ100の具体的な構成例を示す回路図である。図8にはPWMコントローラ220は省略されている。
PFMコントローラ210は、コンパレータ212、ロジック部214、ピーク電流検出回路240、ゼロ電流検出回路242を備える。コンパレータ212は、第3状態φ3において出力電圧VOUTに応じたフィードバック電圧VFBを所定の基準電圧VREFと比較し、フィードバック電圧VFBが基準電圧VREFより低くなるとアサート(たとえばハイレベル)されるオン信号S1を生成する。
ピーク電流検出回路240は、第1状態φ1において、インダクタL1に流れるコイル電流Iがピーク電流IPEAKに達するとアサート(たとえばハイレベル)されるピーク電流検出信号S2を生成する。たとえばピーク電流検出回路240は、第1スイッチM1のドレインソース間電圧(電圧降下)を所定のしきい値電圧と比較することにより、IとIPEAKを比較してもよい。
ゼロ電流検出回路242は、第2状態φ2においてコイル電流Iが実質的にゼロとなるとアサート(たとえばハイレベル)されるゼロ電流検出信号S3を生成する。ゼロ電流検出回路242は、第2スイッチM2の電圧降下にもとづいてコイル電流Iが実質的にゼロとなったことを検出する降圧用のゼロ電流検出回路242aと、第3スイッチM3の電圧降下にもとづいてコイル電流Iが実質的にゼロとなったことを検出する昇圧用のゼロ電流検出回路242bと、を含む。
なお、ピーク電流検出回路240およびゼロ電流検出回路242の構成は特に限定されない。たとえばコイル電流Iの経路上に既知の検出抵抗を挿入し、検出抵抗の電圧降下を利用してもよい。
ロジック部214は、第1状態φ1においてピーク電流検出信号S2がアサートされると第2状態φ2に遷移し、第2状態φ2においてゼロ電流検出信号S3がアサートされると第3状態φ3に遷移し、第3状態φ3においてオン信号S1がアサートされると第1状態φ1に遷移する。
ロジック部214は、第1フリップフロップ216、インバータ217、第2フリップフロップ218、ORゲート219を含む。
第1フリップフロップ216は、オン信号S1がアサートされると第1レベル(ハイレベル)となり、ピーク電流検出信号S2がアサートされると第2レベル(ローレベル)となる第1制御信号SCNT1を生成する。たとえば第1フリップフロップ216は、Dフリップフロップであり、その入力Dにはハイレベル電圧Vが、そのクロック端子CKにはオン信号S1が、そのリセット端子(反転論理)には、インバータ217により反転されたピーク電流検出信号S2が入力される。
ORゲート219は、ゼロ電流検出信号S3a、S3bの論理和S3を生成する。第2フリップフロップ218は、ゼロ電流検出信号S3がアサートされると第1レベル(ハイレベル)となり、第1制御信号SCNT1がアサートされると第2レベル(ローレベル)となる第2制御信号SCNT2を生成する。たとえば第2フリップフロップ218は、Dフリップフロップであり、その入力Dにはハイレベル電圧Vが、そのクロック端子CKにはゼロ電流検出信号S3が、そのリセット端子(反転論理)には、第1制御信号SCNT1が入力される。
ロジック部214は、2つの制御信号SCNT1、SCNT2の組み合わせにより、プリドライバ230の状態を指示する。なお各状態φ1〜φ3と、制御信号SCNT1、SCNT2の割り当ては限定されないが、一例を示す。
φ1: SCNT1=H,SCNT2=L
φ2: SCNT1=L,SCNT2=L
φ3: SCNT1=L,SCNT2=H
プリドライバ230は、制御信号SCNT1、SCNT2にもとづいて、第1スイッチM1〜第4スイッチM4を制御する。第4スイッチM4は、並列に接続されたPチャンネルMOSFETとNチャンネルMOSFETを含む。
たとえばプリドライバ230は、降圧用プリドライバ232、昇圧用プリドライバ234、昇圧用プリドライバ236を含む。降圧用プリドライバ232は、第1スイッチM1および第2スイッチM2を制御する。昇圧用プリドライバ234は、第3スイッチM3および第4スイッチM4aを制御する。PFMコントローラ210は、降圧モードにおいてハイレベル、昇圧モードにおいてローレベルとなる制御信号SCNT4を生成する。昇圧用プリドライバ236は、制御信号SCNT4を受け、降圧モードにおいて第4スイッチM4bを固定的にオンし、昇圧モードにおいて第4スイッチM4bを固定的にオフする。
以上がDC/DCコンバータ100の具体的な構成例である。続いてその動作を説明する。図9は、図8のDC/DCコンバータ100の動作波形図である。
図8のDC/DCコンバータ100によれば、軽負荷昇降圧モードにおいて、コイル電流Iのピークを維持しながら、各状態φ1〜φ3を制御することが可能となる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態に係るDC/DCコンバータ100によれば、VIN≒VOUTの状態で、軽負荷昇降圧モードで動作させることにより、出力電圧VOUTのリップルを低減することができるが、その反面、効率が低下するという問題が生ずる。第2の実施の形態では、リップルを低減しつつ、効率を改善可能なDC/DCコンバータ100について説明する。
第2の実施の形態に係るDC/DCコンバータ100は、図5と同様に構成される。第2の実施の形態では、第1の実施の形態と比べて、軽負荷昇降圧モードの動作が異なっている。具体的には第2の実施の形態では、PFMコントローラ210は、軽負荷昇降圧モードにおいて、(c−4)第1状態φ1と第2状態φ2の間に、インダクタL1の一端LX1と他端LX2に実質的に同電位を印加する第4状態φ4を挿入し、4つの状態φ1〜φ4を遷移する。
第4状態φ4において、各スイッチは以下の状態としてもよい。
(c−4)第4状態φ4
第1スイッチM1=オン
第2スイッチM2=オフ
第3スイッチM3=オフ
第4スイッチM4=オン
図10は、第2の実施の形態における軽負荷昇降圧モードの動作波形図である。第4状態φ4では、VLX1≒VIN、VLX2≒VOUTとなり、VIN≒VOUTのとき、インダクタL1の両端の電圧VLX1、VLX2が実質的に等しくなる。
図11は、第1の実施の形態と第2実施の形態それぞれにおける効率を示す図である。(i)は第1の実施の形態の、(ii)は第2の実施の形態の効率を示す。図11に示すように、軽負荷昇降圧モードにおいて、第4状態φ4を追加することにより、効率を改善することができる。
図12は、第2の実施の形態に係るDC/DCコンバータ100aの具体的な構成例を示す回路図である。図12の制御回路200aにはPWMコントローラ220は省略されている。
ロジック部214aは、第1状態φ1においてピーク電流検出信号S2がアサートされると第4状態φ4に遷移し、第4状態φ4においてオン信号S1がネゲートされると第2状態φ2に遷移し、第2状態φ2においてゼロ電流検出信号S3がアサートされると第3状態φ3に遷移し、第3状態φ3においてオン信号S1がアサートされると第1状態φ1に遷移する。
ロジック部214aは、図8のロジック部214に加えて論理ゲート215を備える。論理ゲート215は、第1制御信号SCNT1が第1レベル(ハイレベル)であり、またはオン信号S1がアサート(ハイレベル)されるとき第1レベル(ハイレベル)となり、それ以外のときに第2レベル(ローレベル)となる第3制御信号SCNT3を生成する。たとえば論理ゲート215は、SCNT1とS1の論理和を生成するORゲートであってもよい。
ロジック部214aは、3つの制御信号SCNT1、SCNT2、SCNT3の組み合わせにより、プリドライバ230の状態を指示する。なお各状態φ1〜φ4と、制御信号SCNT1〜SCNT3の割り当ては限定されないが、一例を示す。
φ1: SCNT1=H,SCNT2=L,SCNT3=H
φ4: SCNT1=L,SCNT2=L,SCNT3=H
φ2: SCNT1=L,SCNT2=L,SCNT3=L
φ3: SCNT1=L,SCNT2=H,SCNT3=L
降圧用プリドライバ232は、SCNT2およびSCNT3にもとづいて第1スイッチM1、第2スイッチM2を制御し、昇圧用プリドライバ234は、SCNT1およびSCNT2にもとづいて第3スイッチM3、第4スイッチM4を制御する。
以上が第2の実施の形態に係るDC/DCコンバータ100aの具体的な構成例である。続いてその動作を説明する。図13は、図12のDC/DCコンバータ100aの動作波形図である。
図13に示すように、第4状態φ4において、インダクタL1の両端が実質的に同電位となることにより、第4状態φ4の間、コイル電流Iが一定に維持される。第2の実施の形態では、第4状態φ4を挿入することにより、第1の実施の形態と比べてピーク電流IPEAKを維持しつつ、1回のスイッチング動作により出力キャパシタC1に供給される電荷量を増やすことができる。これにより、第1の実施の形態に比べて第3状態φ3を長くとることができ、スイッチング周波数を低下させ、効率を高めることができる。
続いて、DC/DCコンバータ100の用途を説明する。図14は、DC/DCコンバータ100を用いた電子機器700の一例を示す図である。電子機器700は、たとえば、携帯電話端末、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルオーディオプレイヤなどの電池駆動型デバイスである。電子機器700は、筐体702、電池704、マイクロプロセッサ706およびDC/DCコンバータ100を備える。DC/DCコンバータ100は、その入力ライン104に電池704からの電池電圧VBATを受け、出力ライン106に接続されるマイクロプロセッサ706に、出力電圧VOUTを供給する
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第1の変形例)
実施の形態では、ピーク電流検出回路240は、第1スイッチM1に流れる電流Iが所定のピーク電流IPEAKに達すると、ピーク電流検出信号S2をアサートする場合を説明したが、ピーク電流検出回路240の機能はこれには限定されない。たとえばピーク電流検出回路240は、第1状態φ1が所定時間経過すると、ピーク電流検出信号S2をアサートするよう構成されてもよい。この場合のピーク電流検出回路240は、アナログあるいはデジタルのタイマー回路あるいは遅延回路で構成でき、公知の技術を用いればよい。
(第2の変形例)
第2の実施の形態において、オン信号S1がネゲートされたことを契機として、第4状態φ4から第2状態φ2に遷移する場合を説明したが本発明はそれには限定されない。たとえば第4状態φ4の長さを、所定の時間に固定してもよい。
(第3の変形例)
DC/DCコンバータ100の負荷は、マイクロプロセッサの他、液晶ドライバ、別の電源回路、その他アナログ回路、デジタル回路であってもよい。またDC/DCコンバータ100は、電池を充電する充電回路に利用することもできる。
(第4の変形例)
第1スイッチM1〜第4スイッチM4は、ディスクリート素子であってもよく、制御回路200に外付けされてもよい。
(第5の変形例)
実施の形態で説明した、各信号のアサート、ネゲートと、ハイレベル、ローレベルの対応関係は一例であり、当業者であれば任意の組み合わせで設計することができる。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100…DC/DCコンバータ、102…出力回路、104…入力ライン、106…出力ライン、M1…第1スイッチ、M2…第2スイッチ、M3…第3スイッチ、M4…第4スイッチ、L1…インダクタ、C1…出力キャパシタ、R1…第1抵抗、R2…第2抵抗、200…制御回路、210…PFMコントローラ、212…コンパレータ、214…ロジック部、216…第1フリップフロップ、217…インバータ、218…第2フリップフロップ、219…ORゲート、220…PWMコントローラ、215…論理ゲート、230…プリドライバ、232…降圧用プリドライバ、234,236…昇圧用プリドライバ、240…ピーク電流検出回路、242…ゼロ電流検出回路、250…モードセレクタ、252…軽負荷検出部、254…昇降圧セレクタ、S1…オン信号、S2…ピーク電流検出信号、S3…ゼロ電流検出信号、700…電子機器、702…筐体、704…電池、706…マイクロプロセッサ。

Claims (21)

  1. 昇降圧DC/DCコンバータの制御回路であって、
    前記昇降圧DC/DCコンバータは、
    インダクタと、
    入力電圧が供給される入力ラインと、
    負荷が接続され、出力電圧が発生する出力ラインと、
    前記インダクタの一端と前記入力ラインの間に設けられた第1スイッチと、
    前記インダクタの一端と接地ラインの間に設けられた第2スイッチと、
    前記インダクタの他端と接地ラインの間に設けられた第3スイッチと、
    前記インダクタの他端と出力ラインの間に設けられた第4スイッチと、
    前記出力ラインと接続される出力キャパシタと、を含み、
    前記制御回路は、
    軽負荷状態において、前記第1スイッチから前記第4スイッチの状態を指示する第1コントローラと、
    前記軽負荷状態において、前記第1コントローラからの指示にもとづいて前記第1スイッチから前記第4スイッチの状態を制御するプリドライバと、
    を備え、
    前記第1コントローラは、(a)降圧モード、(b)昇圧モード、(c)昇降圧モードが切りかえ可能であり、かつ前記昇降圧モードにおいて、
    (c−1)前記第1スイッチがオン、前記第2スイッチがオフ、前記第3スイッチがオン、前記第4スイッチがオフとなる第1状態、
    (c−2)前記第1スイッチがオフ、前記第2スイッチがオン、前記第3スイッチがオフ、前記第4スイッチがオンとなる第2状態、
    (c−3)前記第1スイッチがオフ、前記第2スイッチがオフ、前記第3スイッチがオフ、前記第4スイッチがオフとなる第3状態、
    を順に繰り返すよう構成されることを特徴とする制御回路。
  2. 前記第1コントローラは、前記入力電圧が前記出力電圧の目標レベルより高く設定された第1しきい値より高いとき前記降圧モードに、前記入力電圧が前記出力電圧の目標レベルより低く設定された第2しきい値より低いとき、前記昇圧モードで、前記入力電圧が前記第2しきい値より高く前記第1しきい値より低いとき、前記昇降圧モードとなることを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  3. 前記第1コントローラは、
    前記第3状態において前記出力電圧に応じたフィードバック電圧を所定の基準電圧と比較し、前記フィードバック電圧が前記基準電圧より低くなるとアサートされるオン信号を生成するコンパレータと、
    前記第1状態において、前記インダクタに流れるコイル電流がピーク電流に達するとアサートされるピーク電流検出信号を生成するピーク電流検出回路と、
    前記第2状態において前記コイル電流が実質的にゼロとなるとアサートされるゼロ電流検出信号を生成するゼロ電流検出回路と、
    前記第1状態において前記ピーク電流検出信号がアサートされると前記第2状態に遷移し、前記第2状態において前記ゼロ電流検出信号がアサートされると前記第3状態に遷移し、前記第3状態において前記オン信号がアサートされると前記第1状態に遷移するロジック部と、
    を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の制御回路。
  4. 前記ロジック部は、
    前記オン信号がアサートされると第1レベルとなり、前記ピーク電流検出信号がアサートされると第2レベルとなる第1制御信号を生成する第1フリップフロップと、
    前記ゼロ電流検出信号がアサートされると第1レベルとなり、前記第1制御信号がアサートされると第2レベルとなる第2制御信号を生成する第2フリップフロップと、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の制御回路。
  5. 前記ピーク電流検出回路は、前記コイル電流を前記ピーク電流と比較し、比較結果にもとづいて前記ピーク電流検出信号をアサートするよう構成されることを特徴とする請求項3または4に記載の制御回路。
  6. 前記ピーク電流検出回路は、前記第1状態が所定時間経過すると、前記ピーク電流検出信号をアサートするよう構成されることを特徴とする請求項3または4に記載の制御回路。
  7. 前記第1コントローラは、前記昇降圧モードにおいて、(c−4)前記第1状態と前記第2状態の間に、前記インダクタの前記一端と前記他端に実質的に同電位を印加する第4状態を挿入することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の制御回路。
  8. 前記第1コントローラは、前記昇降圧モードにおいて、(c−4)前記第1状態と前記第2状態の間に、前記第1スイッチはオン、前記第2スイッチはオフ、前記第3スイッチはオフ、前記第4スイッチはオンとなる第4状態を挿入することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の制御回路。
  9. 前記第1コントローラは、
    前記第3状態において前記出力電圧に応じたフィードバック電圧を所定の基準電圧と比較し、前記フィードバック電圧が前記基準電圧より低くなるとアサートされるオン信号を生成するコンパレータと、
    前記第1状態において、前記インダクタに流れるコイル電流がピーク電流に達するとアサートされるピーク電流検出信号を生成するピーク電流検出回路と、
    前記第2状態において前記コイル電流が実質的にゼロとなるとアサートされるゼロ電流検出信号を生成するゼロ電流検出回路と、
    前記第1状態において前記ピーク電流検出信号がアサートされると前記第4状態に遷移し、前記第4状態において前記オン信号がネゲートされると前記第2状態に遷移し、前記第2状態において前記ゼロ電流検出信号がアサートされると前記第3状態に遷移し、前記第3状態において前記オン信号がアサートされると前記第1状態に遷移するロジック部と、
    を含むことを特徴とする請求項7または8に記載の制御回路。
  10. 前記ロジック部は、
    前記オン信号がアサートされると第1レベルとなり、前記ピーク電流検出信号がアサートされると第2レベルとなる第1制御信号を生成する第1フリップフロップと、
    前記ゼロ電流検出信号がアサートされると第1レベルとなり、前記第1制御信号がアサートされると第2レベルとなる第2制御信号を生成する第2フリップフロップと、
    前記第1制御信号が前記第1レベルであり、または前記オン信号がアサートされるとき第1レベルとなり、それ以外のときに第2レベルとなる第3制御信号を生成する論理ゲートと、
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の制御回路。
  11. 前記ピーク電流検出回路は、前記コイル電流を前記ピーク電流と比較し、比較結果にもとづいて前記ピーク電流検出信号をアサートするよう構成されることを特徴とする請求項9または10に記載の制御回路。
  12. 前記ピーク電流検出回路は、前記第1状態が所定時間経過すると、前記ピーク電流検出信号をアサートするよう構成されることを特徴とする請求項9または10に記載の制御回路。
  13. 重負荷状態において、前記第1スイッチから前記第4スイッチの状態を指示する第2コントローラをさらに備え、
    前記プリドライバは、前記重負荷状態において、前記第2コントローラからの指示にもとづいて前記第1スイッチから前記第4スイッチの状態を制御するよう構成されることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の制御回路。
  14. 前記第2コントローラは、(d)降圧モード、(e)昇圧モード、(f)昇降圧モードが切りかえ可能であり、かつ前記昇降圧モードにおいて、
    (f−1)前記第1スイッチがオン、前記第2スイッチがオフ、前記第3スイッチがオフ、前記第4スイッチがオンとなる第5状態、
    (f−2)前記第1スイッチがオン、前記第2スイッチがオフ、前記第3スイッチがオン、前記第4スイッチがオフとなる第6状態、
    (f−3)前記第1スイッチがオン、前記第2スイッチがオフ、前記第3スイッチがオフ、前記第4スイッチがオンとなる第7状態、
    (f−4)前記第1スイッチがオフ、前記第2スイッチがオン、前記第3スイッチがオフ、前記第4スイッチがオンとなる第8状態、
    を順に繰り返すよう構成されることを特徴とする請求項13に記載の制御回路。
  15. ひとつの半導体基板に一体集積化されることを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の制御回路。
  16. 昇降圧DC/DCコンバータであって、
    インダクタと、
    入力電圧が供給される入力ラインと、
    負荷が接続され、出力電圧が発生する出力ラインと、
    前記インダクタの一端と前記入力ラインの間に設けられた第1スイッチと、
    前記インダクタの一端と接地ラインの間に設けられた第2スイッチと、
    前記インダクタの他端と接地ラインの間に設けられた第3スイッチと、
    前記インダクタの他端と出力ラインの間に設けられた第4スイッチと、
    前記出力ラインと接続される出力キャパシタと、
    前記第1スイッチから前記第4スイッチを制御する請求項1から15のいずれかに記載の制御回路と、
    を備えることを特徴とする昇降圧DC/DCコンバータ。
  17. 電池と、
    その入力ラインに前記電池の電圧を受ける請求項16に記載の昇降圧DC/DCコンバータと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  18. 昇降圧DC/DCコンバータの制御方法であって、
    前記昇降圧DC/DCコンバータは、
    インダクタと、
    入力電圧が供給される入力ラインと、
    負荷が接続され、出力電圧が発生する出力ラインと、
    前記インダクタの一端と前記入力ラインの間に設けられた第1スイッチと、
    前記インダクタの一端と接地ラインの間に設けられた第2スイッチと、
    前記インダクタの他端と接地ラインの間に設けられた第3スイッチと、
    前記インダクタの他端と出力ラインの間に設けられた第4スイッチと、
    前記出力ラインと接続される出力キャパシタと、を含み、
    前記制御方法は、順に繰り返し実行される、
    (c−1)前記第1スイッチがオン、前記第2スイッチがオフ、前記第3スイッチがオン、前記第4スイッチがオフとなる第1ステップと、
    (c−2)前記第1スイッチがオフ、前記第2スイッチがオン、前記第3スイッチがオフ、前記第4スイッチがオンとなる第2ステップと、
    (c−3)前記第1スイッチがオフ、前記第2スイッチがオフ、前記第3スイッチがオフ、前記第4スイッチがオフとなる第3ステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  19. 前記制御方法は、
    前記第3ステップにおいて前記出力電圧に応じたフィードバック電圧を所定の基準電圧と比較し、前記フィードバック電圧が前記基準電圧より低くなるとアサートされるオン信号を生成するステップと、
    前記第1ステップにおいて、前記インダクタに流れるコイル電流がピーク電流に達するとアサートされるピーク電流検出信号を生成するステップと、
    前記第2ステップにおいて前記コイル電流が実質的にゼロとなるとアサートされるゼロ電流検出信号を生成するステップと、
    をさらに備え、
    前記第1ステップにおいて前記ピーク電流検出信号がアサートされると前記第2ステップに遷移するステップと、
    前記第2ステップにおいて前記ゼロ電流検出信号がアサートされると前記第3ステップに遷移するステップと、
    前記第3ステップにおいて前記オン信号がアサートされると前記第1ステップに遷移するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項18に記載の制御方法。
  20. 前記制御方法は、
    前記第1ステップと前記第2ステップの間に挿入される、前記インダクタの前記一端と前記他端に実質的に同電位を印加する第4ステップをさらに備えることを特徴とする請求項18に記載の制御方法。
  21. 前記制御方法は、
    前記第3ステップにおいて前記出力電圧に応じたフィードバック電圧を所定の基準電圧と比較し、前記フィードバック電圧が前記基準電圧より低くなるとアサートされるオン信号を生成するステップと、
    前記第1ステップにおいて、前記インダクタに流れるコイル電流がピーク電流に達するとアサートされるピーク電流検出信号を生成するステップと、
    前記第2ステップにおいて前記コイル電流が実質的にゼロとなるとアサートされるゼロ電流検出信号を生成するステップと、
    前記第1ステップにおいて前記ピーク電流検出信号がアサートされると前記第4ステップに遷移するステップと、
    前記第4ステップにおいて前記オン信号がネゲートされると前記第2ステップに遷移するステップと、
    前記第2ステップにおいて前記ゼロ電流検出信号がアサートされると前記第3ステップに遷移するステップと、
    前記第3ステップにおいて前記オン信号がアサートされると前記第1ステップに遷移するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項20に記載の制御方法。
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