JP2015089031A - 監視カメラシステム及び監視カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】大規模な監視カメラシステムを構成している監視カメラの異常や故障を即座に検知できるようにする。【解決手段】複数の撮像装置と、前記複数の撮像装置のそれぞれで撮影された映像を記録する映像記録装置と、前記複数の撮像装置で撮影中の映像、或いは、前記映像記録装置に記録された記録映像の何れかを表示する表示装置と、前記複数の撮像装置、或いは、前記映像記録装置、或いは、前記表示装置に対してシステム管理制御を行うシステム管理端末と、をネットワークを介して接続されている監視カメラシステムであって、前記複数の撮像装置で撮影している撮影範囲の内、同一範囲の映像の差を識別する映像差識別手段と、前記映像差識別手段で識別された映像の差を元に、前記撮像装置の映像に発生している異常を検知する異常検知手段と、前記異常検知手段により異常が検知された際に、前記システム管理端末に対して警告を行う警告手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は監視カメラシステム及び監視カメラに関し、特に、複数のカメラで撮影した映像の内、各々のカメラで同一範囲を撮影した映像の差を利用してカメラの故障を検出するために用いて好適な技術に関するものである。
従来、複数の監視カメラで撮影した映像を、ネットワークを介して配信し、配信された映像の記録や表示を行う監視カメラシステムの場合、大規模なエリアを監視したい場合は、カメラ台数を多く設置する必要がある。
カメラ台数の多くなった監視カメラシステム(例えば、数百台から数千台規模の監視カメラを設置した監視カメラシステム)の場合、システム管理者が全ての映像を表示し監視することに無理が生じてくる。そのために、近年、リアルタイムで映像が必要な重要エリア以外の映像は、ネットワークを介さず、ストレージデバイスを接続し、必要に応じて、後で映像を見ることができるよう映像記録のみを行うようにシステムが構成されているものがある。
また、ひとたび監視カメラシステムでカメラ故障が発生すると、カメラが故障している期間に非監視エリアができてしまうために、カメラの故障を即座に検出してシステム管理者へ知らせる必要がある。
カメラの故障を検出する方法として、個々の監視カメラについて個別に異常検出を行い、システム管理者へ警告を出すような構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数のカメラで同一の領域を撮影し、一方のカメラで異常検知を行い、もう一方のカメラ映像を記録するような構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、複数の監視対象を複数の監視装置で監視し、複数の監視装置同士を相互に通信可能とし、監視装置間で優先順位を決定し、優先度の高い監視装置が監視センターに通報を行うような構成が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−36927号公報 特開2005−33376号公報 特開2001−23064号公報
しかしながら、前述した特許文献1にて提案された従来技術では、個々の監視カメラについて個別に異常検出を行い、システム管理者へ警告を出すように構成されている。このため、カメラのネットワーク部に故障が発生した際には、カメラから警告を知らせることが不可能である。
また、特許文献2に示す従来技術では、カメラ個別に別の役割を持たせているため、撮影用のカメラが故障した場合は、異常を検知できない構成である。このため、異常の警告ができない。
また、特許文献3に示す従来技術では、優先度の高いカメラを設定しているために、優先度の高いカメラが故障した場合は、異常なカメラの動作に依存してしまい、故障の検知が不可能となってしまう。
本発明は前述の問題点に鑑み、大規模な監視カメラシステムを構成している監視カメラの異常や故障を即座に検知できるようにすることを目的とする。
本発明の監視カメラシステムは、複数の撮像装置と、前記複数の撮像装置のそれぞれで撮影された映像を記録する映像記録装置と、前記複数の撮像装置で撮影中の映像、或いは、前記映像記録装置に記録された記録映像の何れかを表示する表示装置と、前記複数の撮像装置、或いは、前記映像記録装置、或いは、前記表示装置に対してシステム管理制御を行うシステム管理端末と、をネットワークを介して接続されている監視カメラシステムであって、前記複数の撮像装置で撮影している撮影範囲の内、同一範囲の映像の差を識別する映像差識別手段と、前記映像差識別手段で識別された映像の差を元に、前記撮像装置の映像に発生している異常を検知する異常検知手段と、前記異常検知手段により異常が検知された際に、前記システム管理端末に対して警告を行う警告手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、必要に応じて後からネットワークを介して映像を見るような大規模な監視カメラシステム構成の場合でも、カメラの異常や故障を即座に検知することが可能となる。
本発明の実施形態における監視カメラシステムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態における監視カメラの構成例を説明するブロック図である。 監視カメラシステムに設置時のカメラ動作を説明するフローチャートである。 本発明の第1及び第3と第4の実施形態に係わる複数の監視カメラの各々の画角範囲の例を示す図である。 本発明の第1及び、第3と第4の実施形態に係わるカメラ設置時の表示例を示す図である。 本発明の実施形態における故障検出時のカメラの動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第1及び第3と第4の実施形態に係わる監視撮影時の表示例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係わる複数の監視カメラの各々の画角範囲の例を示す図である。 本発明の実施形態における第2の実施形態に係わるカメラ設置時の表示例を示す図である。 本発明の実施形態における第2の実施形態に係わる監視撮影時の表示例を示す図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態を、図1〜図7を参照しながら説明する。
図1は、監視カメラシステムのシステム構成例を示すブロック図である。
図1において、101〜104は撮像装置であるところのカメラA〜Dである。
105は、カメラA101で撮影した映像を記録するためのストレージAである。
同様に、106はカメラB102で撮影した映像を記録するためのストレージである。107は、カメラC103で撮影した映像を記録するためのストレージジである。108は、カメラD104で撮影した映像を記録するためのストレージである。
ストレージ105〜108は、映像データを記録可能な記録媒体であれば、特に形態についてこだわるものではない。ハードディスク装置やフラッシュメモリを搭載したデバイス(USBメモリ、SDカード等)でよい。本実施形態では、各々のカメラ1台に対して1台のストレージとして接続した例で説明するが、特に1対1の接続のみではなく、1対N、N対1の関係で接続されていてもよい。
109は、カメラ101〜104とシステム管理端末110や、表示端末111を通信可能に接続するためのネットワークである。このネットワーク接続に関して、有線接続、無線接続の場合もあるため、プロトコル的に接続可能であれば、接続形態にこだわるものではない。
システム管理端末110は、カメラ101〜104に対してリアルタイムの撮影映像の要求指示や、ストレージ105〜108に記録されている記録映像データの要求指示や、システム管理制御や各機器からの警告を受信して処理を行う。
表示端末111は、システム管理端末110からの要求に応じてネットワーク109を介して送られてくる撮影中の映像、或いは記録された記録映像や、各種情報に関するデータを表示する。
次に、図2のブロックを参照しながら、カメラ101〜104の構成例を説明する。
図2は、監視カメラシステム内の個別撮像装置であるカメラ内部の構成例を示すブロック図である。
図2において、主レンズ201は、被写体の光情報を入射する。撮像部202は、主レンズ201を透して入射した被写体の光情報を撮像する。映像処理部203は、撮像部202から出力されるデータを映像処理する。
映像領域抽出部204は、映像処理部203で処理された映像の内、特定領域を抽出する。
映像パラメータ生成部205は、映像変化量抽出部210で抽出した特定領域の映像データの変化内容から映像属性に関するパラメータを生成する。
映像差識別部206は、映像パラメータ生成部205で生成した映像属性のパラメータと、別のカメラの映像パラメータ生成部205で生成された映像属性パラメータとを比較し、映像に差が有るか否かを識別する。
通信部207は、ネットワーク109と各種情報を通信する。この通信部207は、システム管理端末110との情報の送受信や、映像処理部203で処理された映像、或いはデータ蓄積部209に蓄積されている映像配信を行う。或いは、映像パラメータ生成部205で生成したパラメータ情報を別のカメラに対して送信する。或いは、別のカメラ内の映像パラメータ生成部205で生成されたパラメータ情報を受信する。
全体制御部(CPU)208は、撮像装置全体のシーケンス制御を行う。
データ蓄積部209は、映像処理部203で処理された映像を記録する。このデータ蓄積部209、図1で説明したストレージ105〜108で説明した内容と同様である。データ蓄積部209は、カメラ内に内蔵されている構成例を示しているが、この部分が図1の構成例のようにカメラの外部に接続されてもよい。その場合は、ストレージ通信部となる構成である。
映像変化量抽出部210は、映像領域抽出部204で抽出された映像領域の映像の変化量を抽出する。本実施形態は、映像認識処理による認識結果を映像変化量として構成する。
前述のように構成されたカメラ101〜104の動作を、図3のフローチャートを参照しながら説明する。図3に示すフローチャートは、監視カメラシステム上にカメラを設置する際のシステム動作例を示している。
第1の実施形態では、新しいカメラを初めて設置された場合の例として説明する。
カメラを所望の場所に取り付けた後、電源がオンされ、システム起動されたところから、フローチャートの処理がスタートする。
S301では、まずカメラ設置者に対して設置モードか否か判断してもらう。設置モードではない(S301−NO)場合は、そのまま設置モードが選択されるまで待機する。
設置モードがオンされた(S301−YES)場合は、S302へ進む。
S302では、設置対象のカメラのネットワークに関わる設定を、システム管理端末110より設定する。例えば、ネットワーク通信上の個体通信を識別するためのIPアドレス等を設定するなど、その設置環境に合わせたネットワーク接続条件に必要な設定を行う。
S303では、撮影動作を開始し、S302で設定されたネットワーク設定に応じて、ネットワーク109に接続された表示端末111に対して映像配信を行う。
S304では、設置された撮影環境に対応した最適な映像を得られるように、システム管理端末110より映像画質に関連するパラメータを設定する。例えば、環境が暗い所だと、映像を明るく撮影できるようにAE制御用のパラメータや、映像を鮮やかにしたい場合は、彩度を調整したりするパラメータを設定する。
S305では、個々のカメラが撮影している撮影範囲の内、何処の範囲を故障検知する範囲とするかの設定が必要か否かを判断する。特に、故障検知の必要性が無いと判断した場合(S305−NO)は、S316へ進み、故障検知の範囲を設定し故障検知する場合(S305−YES)は、S306へ進む。
S306では、監視するエリアが近い複数台のカメラを1グループとして設定する。これは、システム管理端末110からカメラのグループを決定し、グルーピングされたカメラに対して、グループ設定内容を送信する。グループは、撮影している範囲の映像の全て、或いは、一部分が同一範囲であるような個別カメラをグループとして設定する。グループ設定された個別カメラは、通信部207よりグループ情報を受信し、映像差識別部206に内容を保持しておく。
S307では、S306で決定したグループ情報を基に、各カメラ間で通信し、グループとして通信に異常がないことを確認する。
S308では、グループ内の個々のカメラで撮影されている映像の特徴量を抽出する特徴量抽出処理を、システム管理端末110で行う。
S309では、S308でグルーピングされた個別カメラの映像中の特徴量より、一致度を算出し、同一範囲を撮影しているか否かをシステム管理端末110にて判断する。複数のカメラで同一範囲を撮影している部分が有ると判断した場合(S309−YES)は、S310に進み、同一範囲を撮影している部分は無いと判断した場合(S309−NO)は、S314へ進む。
S310では、同一範囲を撮影している部分の映像範囲を重ねて1枚の映像となるようにする合成処理をシステム管理端末110で行う。
S311では、S310で合成された結果の映像を、ネットワーク109に接続された表示端末111に表示する。
S312では、複数のカメラで同一範囲を撮影している部分の内、何処の範囲を映像変化量抽出範囲である故障判断する範囲とするか設定する、映像変化量抽出領域設定処理を、システム管理端末110より設定する。
S309−NOにてS314に進んだ場合S314では、個々のカメラ毎の映像を、ネットワーク109に接続された表示端末111に表示する。
S315では、故障検出する映像の範囲を各カメラ個別に1台1台設定する。S312及びS315の動作は、システム管理端末110より設定する。
S313では、S311及びS315で設定した範囲でOKか否かの操作がなされたかを判断する。設定完了操作の場合は、S316へ進み、マニュアルにて設定をし直したい場合は、S314へ進む。
S316では、設定を完了し、カメラ設置時点の処理を完了する。
次に、図3のフローチャート順に処理を実行した際の、本システム上で表示される映像内容と操作内容の具体例を以下に説明する。
図4は、本実施形態の監視カメラシステム構成の一部である、カメラA101とカメラB102のカメラの設置における、各々の撮影画角の例を示している。
カメラA101の画角範囲であるθaの範囲と、カメラB102の画角範囲であるθbの範囲の内、オーバーラップ領域401が一部重なり合っている範囲を表している。
本実施形態は、カメラA101とカメラB102の2台を1組としたグルーピングの例として説明するが、グルーピングするカメラの台数はこの限りではない。この時、図3のフローチャートにて説明した、S301からS305(YES)の判断を行い、S309(YES)の判断を行って、S311で映像表示をしている場合の表示例を図5(a)に示す。
図5(a)は、柱506、507、508の並んだ通路を2台のカメラで撮影している映像例で、カメラA101の映像は、1点破線領域501の映像を撮影している。同様に、カメラB102の映像は、破線領域503の映像を撮影している。図5(a)から明らかなように、斜線領域502が、カメラA101とカメラB102の画角が重なり合っている範囲を表しており、図4のオーバーラップ領域401の範囲に対応している。
斜線領域502は、各カメラの映像中の特徴量が同一な物とカメラの配置関係(カメラA101の右端、カメラB102の左端に重なっている領域がある)の情報から同じ領域であることが正確に検出され、その領域が重なるように、映像合成処理を行っている。
このような表示をしている時に、図3のフローチャートのS312からS313(YES)の判断で設定処理を完了する場合を示す。図5(a)の斜線領域502の内、実線領域509を指定し、「設定OK」ボタン504が操作されることでカメラ故障検知判断エリアの設定が完了する。
図3のフローチャートのS313(NO)の判断をする場合の表示例は、図5(a)の「マニュアル」ボタン505の操作を行うことで判断され、S314で、図5(b)と(c)のように表示を切り替える。
図5(b)は、カメラA101の映像の表示例であり、図5(c)は、カメラB102の映像表示例である。この場合は、各カメラ映像を合成処理せずに別々のウィンドウで表示する。
図5(b)の501がカメラA101の画角の全ての領域で、506、507は柱を示しており、図5(a)の柱506、507に対応している。
同様に、図5(c)の503がカメラB102の画角の全ての領域で、507、508は柱を示しており、図5(a)の柱507、508に対応している。
各々のカメラ毎にカメラ故障検知判断エリアを設定する。
カメラA101の場合は、図5(b)の範囲510をマニュアルで選択し、「設定OK」ボタン512の操作を行う。カメラB102の場合は、図5(c)範囲511をマニュアルで選択し、設定OKボタン513の操作を行うことで、設定を完了する。
図3のS309−NOの判断時もここで説明したマニュアル設定時と同一の動作及び表示を行う。
設定完了後、監視カメラシステムのカメラとして映像撮影動作と映像記録動作を行う。
本実施形態の監視カメラシステムでは、全てのカメラ映像は、表示端末111に対して配信しておらず、ストレージ105〜108に記録する動作が主である。そして、必要に応じてネットワーク109を介して、ストレージ105〜108に記録された映像、或いは、リアルタイムなカメラ撮影映像を表示端末111に配信するように構成している。それと並行して、グルーピング設定した複数カメラの故障判断エリアに対する映像の差を常時検出し、その映像の差分を用いて何れかの動作故障を検出するように動作する。
次に、前述した通常動作中のカメラの故障を検出する例について、以降に説明する。
図6は、前述したグルーピングされた複数カメラの内、故障検出時のカメラの動作シーケンス例を表すフローチャートである。本実施形態では、図1のカメラA101の動作を例に説明する。図6のフローチャートは、図示しないROMに格納されているプログラムをRAMに展開し、CPU208が実行することにより実現する。
S601では、カメラは常時撮影動作を行っている。
S602では、S601でカメラA101が撮影している映像をストレージA105に常時記録している。
S603では、前述したカメラ設置時の設定に対応する故障判断検知エリアの映像処理を、映像領域抽出部204にて行う。
S604では、S603で処理された映像に変化が有るか否かを映像変化量抽出部210が判断する。映像変化が特にない場合(S604−NO)は、S603へ進み、映像に変化が有ると判断した場合(S604−YES)は、S605へ進む。
S605では、映像の変化量が、予め設定している変化量の閾値より大きいか否かを判断する。大きく変化したと判断した場合(S605−YES)は、S606へ進み、閾値内であると判断した場合(S605−NO)は、S603へ戻る。
ここで、映像の変化量は、映像パラメータ生成部205で生成する。本実施形態では、映像パラメータを人数と設定している場合の例であり、ここで映像から人物認識を行い、人数をカウントする。
S606では、S605で得られた映像変化の内容をグルーピングされたカメラの内、画角が重なり合っている対象のカメラに対して、通信部207により送信する。ここでは、人数カウントした結果を送信する。
S607では、送信と同時期に、グルーピングされたカメラの内、画角が重なり合っている対象のカメラから、他のカメラの動作シーケンスで、S605で得られた映像変化の内容を、通信部207で受信する。送信データと同じく、ここでは、人数カウントした結果を受信する。
データの受信が無い場合(S607−NO)はS609へ進み、受信した場合(S607−YES)はS608へ進む。
S608では、S605で生成した人物カウント結果とS607で受信した人物カウント結果の内容を比較する。
S611では、S608で内容を比較した結果から、CPU208にて、映像差識別部206で得られた映像の差を元に、撮像装置の映像に異常が発生していないかを判断して異常を検知する。
異常を検知していない場合(S611−NO)はS603へ進み、異常を検知した場合(S611−YES)はS612へ進む。
S607−NOにて、S609に進んだ場合、S609では、再度送信要求を行う。
S610では、S609の再送要求に対して、再度受信したか否かを判断する。受信した場合(S610−YES)は、S608へ進み、受信されない場合(S610−NO)は、S612へ進む。
S612では、グルーピングされたカメラの内、画角が重なり合っている対象のカメラのいずれかに故障が発生したと判断し、システム管理端末110のシステム管理端末に対して警告を行う。この時、グルーピングされたカメラの内、画角が重なり合っている対象のカメラが個別にシステム管理端末110に警告する。
ここで、S611の処理を経てきた場合とS610の処理を経てきた場合で、処理内容が異なり、警告する内容が異なる。
S611の処理を経てきた場合は、映像の差を判断して警告するので、どのカメラが故障かは判定できない。従って、故障対象カメラ全てのIPアドレス等のカメラと特定するための情報と一緒に警告を行うように動作する。
一方、S610を経てきた場合は、通信の状態がおかしい場合を警告する。この時は、故障対象カメラは、通信できないカメラと判断することができるため、通信動作のおかしいカメラのIPアドレス等のカメラと特定するための情報と一緒に警告を行うように動作する。
S613では、システム管理端末110から故障対象のカメラの映像配信要求が有るか否かを判断する。配信要求が有る場合(S613−YES)はS614へ進み、配信要求が無い場合(S613−NO)はS615へ進む。
S614では、映像処理部203で映像処理した映像を、通信部207を使ってネットワーク109を介して、表示端末111に表示する。
S615では、故障検知システム動作を終了するか否かを判断する。システム動作終了しないと判断した場合(S615−NO)は、S613に進む。
システム動作終了すると判断した場合(S615−YES)は、本監視カメラシステムを管理している管理者が、故障対象カメラが特定され、故障検知システムを終了する。
次に、図6のフローチャートの処理を実行した際の、本システム上で表示される映像内容と操作内容の例を以下に説明する。
図7(d)がカメラA101の通常撮影映像で、図7(e)がカメラB102の通常撮影映像である。
図7において破線601で示すエリアが、設置時に設定したカメラA101の故障検知判断エリアである。図5(a)の実線領域509、または、図5(b)の範囲510に対応している。
同様に、図7において破線602で示すエリアが、設置時に設定したカメラB102の故障検知判断エリアである。前述した図5(a)の実線領域509、または図5(c)の範囲511のエリアに対応している。
図6のフローチャートのS601からS604(NO)→S603を常時繰り返している状態は、常時何も変化のない場合で、そのまま映像撮影と映像記録を行っている。この状態にて、S604−YESになる場合は、図7において破線601、602のエリアに、図7(f)と図7(g)に示すように、人物603、604が入ってきた場合である。
ここで、人物の人数を閾値として所定の閾値を超える場合は、S605−YESとなる。
本実施形態では1人以上認識することを閾値として説明するが、人物認識で検出する場合の人数の閾値はこの限りではない。また、認識を人物として説明するが、他の物体でもよく認識は人物の限りではない。
カメラA101は、カメラB102に対して人物一人を検出したことを送信する。
同時に、カメラB102もカメラA101に対して、人物一人を検出したことを送信する。双方のカメラは他方のカメラから送られてきた内容を比較する。そして、内容が一致すれば特に故障なしと判断し、次の検出を行う。
実際には、映像差識別部206で得られた映像の差を元に、撮像装置の映像に異常が発生していないかを判断して異常を検知しないように動作する。この状態は、図6において、S604(YES)→S605(YES)→S607(YES)→S611(NO)→S603を繰り返すことで、故障検出を相互の認識結果から行うが何れのカメラも故障していない場合はこのシーケンスを繰り返すように動作する。
図7(h)がカメラA101の通常撮影映像で、図7(i)がカメラB102の通常撮影映像である。
図7(h)は、前に説明した図7(f)と同じ撮影シーンで内容も同じ処理を行う。
図7(i)は、全体の映像が乱れている状態の例である。このような映像になった場合、カメラA101では、破線601のエリアの認識結果は、人物一人と判断するが、カメラB102では、破線602のエリアは人物を認識できない。
この時に、カメラA101の認識結果とカメラB102の認識結果に差が生じてしまう。この差が生じた際に、映像差識別部206で得られた映像の差を元に、撮像装置の映像に異常が発生していないかを判断して異常を検知する。
異常を検知すると、システム管理端末110に対して、カメラA101とカメラB102の何れかに故障が発生したことを警告するコマンドを、カメラA101とカメラB102の双方とも送信する。この状態は、図6のS604(YES)→S605(YES)→S607(YES)→S611(YES)→S612の状態を示している。
この状態から、システム管理端末110からの要求により、表示端末111に対してカメラA101とカメラB102は、ネットワーク109を介して映像を配信する。この時の映像も、図7(h)、(i)を表示する。双方のカメラ映像を表示させることで、カメラB102の映像がおかしいことがシステム管理者に知らせるように構成する。この状態は、S613(YES)→S614→S615(NO)を繰り返している状態である。
ここで、カメラA101とカメラB102が通信できない場合、再度通信を繰り返し行う。再度通信しても通信できない場合は、カメラA101かカメラB102の何れかの通信部207の故障と判断する。
カメラA101は、カメラB102の通信部がおかしいとシステム管理端末110に警告を送信し、カメラB102はカメラA101の通信部に異常があることを、システム管理端末110に対して警告を送信する。ここで、システム管理端末110は、通信部の正常なカメラのみ警告を受信するため、カメラA101とカメラB102のどちらの通信部が故障しているかを検出するように構成する。この状態は、S607(NO)→S610(NO)→S612の状態を示している。
以上述べたように、常時ネットワークを介しての映像配信を行わないシステムにおいても、複数のカメラで撮影している映像の内、画角の重なり合う範囲の映像の差(認識した結果の差)により、カメラの故障を検出することが可能となる。
これにより、ネットワークの帯域を増大させることなく、カメラの台数を増やすことができ、カメラの異常や故障を即座に検知と警告することで、非監視期間の短縮につながりよりセキュリティーの高い監視カメラシステムを構築することが可能となる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態を表す図は、図1、図2、図3、図6、図8、図9である。
図1〜図6は、前述したので、詳細な説明を省略する。
図8は、監視カメラシステム内の複数のカメラの配置と、各々のカメラが撮像している画角範囲の関係を示す図である。
図9は、監視カメラシステム内のカメラを設置する際の、表示部への表示と撮像装置が撮像している映像の一例を示す説明用の図である。
図1及び図2の構成は、前述の第1の実施形態で説明した構成と同一である。図3及び図6のシステムフローチャートのシーケンスも同一である。但し、本実施形態では、カメラの画角(レンズ倍率)が異なる場合の例として説明する。
図8は、本実施形態におけるシステム構成例にてカメラB102とカメラC103のカメラの設置における、各々の撮影画角の例を示している。
カメラB102の画角範囲であるθbの範囲と、カメラC103の画角範囲であるθcの範囲の内、オーバーラップで示す領域801が一部重なり合っている範囲を表している。本実施形態では、この2台の例の位置関係で設置している場合として説明する。また、本実施形態は、カメラB102とカメラC103の2台を1組としたグルーピングの例として説明するが、グルーピングするカメラの台数はこの限りではない。
この時、前述した図3のフローチャートにて説明した、S301からS305(YES)の判断を行い、S309(YES)の判断を行ってS311で映像表示をしている場合の表示例を図9(j)に示す。
図9(j)は、柱507、508の並んだ通路を2台のカメラで撮影している映像例で、カメラB102の映像は、破線領域503の映像を撮影している。同様にカメラC103の映像は、領域901の映像を撮影している。
領域901内の斜線領域が、カメラB102とカメラC103の画角が重なり合っている範囲を表しており、図8の801の範囲に対応している。
領域901は、各カメラの映像中の特徴量が同一な物とカメラの配置関係(カメラB102の中央部、カメラC103の全画角領域と重なっている)の情報から同じ領域であることが正確に検出され、その領域が重なるように、映像合成処理を行っている。但し、本実施形態では、一方の画角領域の全てが、もう一方のカメラの画角内にあるので、領域901の部分に枠を合成表示するように構成している例である。
このような表示をしている時に、前述した図3のフローチャートのS312からS313(YES)の判断で設定処理を完了する場合を示す。
図9(j)の領域901の内、実線領域902を指定し、「設定OK」ボタン903が操作されることでカメラ故障検知判断エリアの設定が完了する。
前述した図3のフローチャートのS313(NO)の判断をする場合の表示例は、図9(j)の「マニュアル」ボタン904の操作を行うことで判断され、S314で、図9(k)と(l)のように表示を切り替える。
図9(k)は、カメラB102の映像で、図9(l)は、カメラC103の映像表示例である。この場合は、各カメラ映像を合成処理せずに別々のウィンドウで表示する。
図9(k)の503がカメラB102の画角の全ての領域で、507、508は柱を示しており、図9(j)の柱507、508に対応している。
同様に、図9(l)の901がカメラC103の画角の全ての領域で、507、508は柱を示しており、図9(j)の柱507、508に対応している。
各々のカメラ毎にカメラ故障検知判断エリアを設定する。
カメラB102の場合は、図9(k)の破線905のエリアをマニュアルで選択し、「設定OK」ボタン906の操作を行う。カメラC103の場合は、図9(l)の破線907の範囲をマニュアルで選択し、「設定OK」ボタン906を操作することで、設定を完了する。図3のS309−NOの判断時もここで説明したマニュアル設定時と同一の動作及び表示を行う。
設定完了後、監視カメラシステムのカメラとして映像撮影動作と映像記録動作を行う。
このシステムでは、全てのカメラ映像は、表示端末に対して配信しておらずストレージに記録する動作が主で、必要に応じてネットワークを介して、ストレージ上に記録された映像、或いは、リアルタイムなカメラ撮影映像を配信するように構成している。
並行して、グルーピング設定した複数カメラの故障判断エリアに対する映像の差を常時検出し、その映像の差分を用いて何れかの動作故障を検出するように動作する。
次に、図6のフローチャート順に処理を実行した際の、本システム上で表示される映像内容と操作内容の例を以下に説明する。
図10(m)がカメラB102の通常撮影映像で、図10(n)がカメラC103の通常撮影映像である。
図10の破線905で示すエリアが、設置時に設定したカメラB102の故障検知判断エリアである。
図9(j)の902のエリアまたは、図9(k)の破線905で示すエリアに対応している。
同様に、図10の破線907で示すエリアが、前述した設置時に設定したカメラC103の故障検知判断エリアである。
図9(j)の実線領域902のエリア、または、図9(l)の破線907のエリアに対応している。
図6のS601からS604(NO)→S603を常時繰り返している状態は、常時何も変化のない場合で、そのまま映像撮影と映像記録を行っている。
この状態にて、S604―YESになる場合は、図10の破線905、破線907のエリアに、図10(o)と図10(p)に示すように破線905、破線907に908の人物が入ってきた場合である。
第1の実施形態と異なる点は、カメラC103のレンズ倍率がカメラB102に対して高いため、人物の顔の数を閾値とする。
ここで、人物の顔の数を閾値として所定の閾値を超える場合は、S605−YESとなる。本実施形態では1人以上認識することを閾値として説明するが、顔認識で検出する場合の人数の閾値はこの限りではない。また、認識を顔として説明するが、他の物体でもよく認識は顔の限りではなく物体の部分でもよい。
カメラB102は、カメラC103に対して顔一つを検出したことを送信する。同時に、カメラC103もカメラB102に対して、顔一つを検出したことを送信する。双方のカメラは他方のカメラから送られてきた内容を比較する。そして、内容が一致すれば特に故障なしと判断し、次の検出を行う。
実際には、映像差識別部206で得られた映像の差を元に、撮像装置の映像に異常が発生していないかどうかを判断して異常を検知しないように動作する。
この状態は、図6においてS604(YES)→S605(YES)→S607(YES)→S611(NO)→S603を繰り返すことで、故障検出を相互の認識結果から行うが何れのカメラも故障していない場合はこのシーケンスを繰り返すように動作する。
図10(q)がカメラB102の通常撮影映像で、図10(r)がカメラC103の通常撮影映像となった場合を説明する。
図10(q)は、図10(o)と同じ撮影シーンで内容も同じ処理を行う。
図10(r)は、全体の映像が乱れている状態の例である。
このような映像になった場合、カメラB102では、破線905のエリアの認識結果は、顔一つと判断するが、カメラC103では、破線907のエリアは顔を認識できない。この時に、カメラB102の認識結果とカメラC103の認識結果に差が生じてしまう。この差が生じた際に、映像差識別部206で得られた映像の差を元に、撮像装置の映像に異常が発生していないかどうかを判断して異常を検知する。
異常を検知すると、システム管理端末110に対して、カメラB102とカメラC103の何れかに故障が発生したことを警告するコマンドを、カメラB102とカメラC103の双方とも送信する。この状態は、図6においてS604(YES)→S605(YES)→S607(YES)→S611(YES)→S612の状態を示している。
この状態から、システム管理端末110からの要求により、表示端末111に対してカメラB102とカメラC103は、ネットワーク109を介して映像を配信する。
この時の映像も、図10(q)、(r)を表示する。
双方のカメラ映像を表示させることで、カメラC103の映像がおかしいことがシステム管理者に知らせるように構成する。この状態は、S613(YES)→S614→S615(NO)を繰り返している状態である。
以上述べたように、複数のカメラの画角の異なるカメラでも、撮影している映像の内、画角の重なり合う範囲の映像の差(認識した結果の差)に応じてカメラの故障を検出することが可能となる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態を表す図は、図1から図7である。
図1から図7に関してのシステム構成及び処理システムフローは前述した第1の実施形態を同様である。
本実施形態で異なる点は、映像変化量抽出部210で抽出する内容が、動画像である映像フレーム間の映像の差分を利用した、背景差分検出した映像を使用するように構成する。この背景差分方式の詳細アルゴリズムについては、すでに公知技術であるためここでは述べない。
図6のフローチャートのS604にて、背景差分データから、故障検知エリアの映像が動体か否かを判断するように構成する。ここで、映像の差分から動体と判断をして動体検出をしているが、映像の輝度情報、色情報等の差分を使うように構成してもよい。
この差分情報は、通常、類似性の高い映像からの情報になるはずなので、そのような手掛かりを元に、異なる要素の映像の差から異常検知を行うように構成する。
以上述べたように、特別な認識処理を必要とせずに、複数のカメラで撮影している映像の内、画角の重なり合う範囲の映像の差(映像検知結果の差)に応じてカメラの故障を検出することが可能となる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態を表す図は、図1から図7である。
図1から図7に関してのシステム構成及び処理システムフローは前述した第1の実施形態と同様である。
本実施形態で異なる点は、映像変化量抽出部210で抽出する内容が、カメラ毎に方式が異なる場合である。
例えば、カメラA101は人物認識にて、故障検知エリアの映像を抽出する。
カメラB102は、人物の部分である顔認識にて、故障検知エリアを抽出する。
カメラC103は、背景差分情報を使った動体検知にて、故障検知エリアを抽出するように構成する。各々のカメラで異なる検知情報を基に、故障検知エリアに対して、図6のフローチャートのS605で、予め設定している変化量の閾値を、カメラA101の顔認識検出結果とカメラB102の顔認識結果を同一判断とする閾値設定で判断するように構成する。
この背景差分情報による変化量は、通常、類似性の高い映像からの情報になるはずなので、そのような手掛かりを元に異常検知を行うように構成する。
同様に、カメラB102の顔認識検出結果とカメラC103の動体検知結果を同一判断とするように、異なる検知情報から故障検知に対応するように閾値設定することで判断するように構成する。
本実施形態では、複数のカメラの搭載機能が異なるカメラでも、撮影している映像の内、画角の重なり合う範囲の映像の差に応じてカメラの故障を検出することが可能となる効果が得られる。
更には、前述した第1の実施形態から第4の実施形態で説明した構成及び、動作シーケンスを組み合わせて実現しても構わない。
複数のカメラで撮影している映像の内、画角の重なり合う範囲の様々な映像の差を利用し、全く同一の映像になることはまれであるが、類似性の高い映像になるということを手掛かりとしてカメラの故障を検出するように構成する。
以上述べたように構成することで、カメラの異常や故障を即座に検知することが可能となる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワークまたは各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101、102、103、104 カメラ
105、106、107、108 ストレージ
109 ネットワーク
110 システム管理端末
111 表示端末

Claims (7)

  1. 複数の撮像装置と、
    前記複数の撮像装置のそれぞれで撮影された映像を記録する映像記録装置と、
    前記複数の撮像装置で撮影中の映像、或いは、前記映像記録装置に記録された記録映像の何れかを表示する表示装置と、
    前記複数の撮像装置、或いは、前記映像記録装置、或いは、前記表示装置に対してシステム管理制御を行うシステム管理端末と、をネットワークを介して接続されている監視カメラシステムであって、
    前記複数の撮像装置で撮影している撮影範囲の内、同一範囲の映像の差を識別する映像差識別手段と、
    前記映像差識別手段で識別された映像の差を元に、前記撮像装置の映像に発生している異常を検知する異常検知手段と、
    前記異常検知手段により異常が検知された際に、前記システム管理端末に対して警告を行う警告手段と、を有することを特徴とする監視カメラシステム。
  2. 前記システム管理端末の要求に応じて、前記異常検知手段により映像に異常が発生していると判断された撮像装置の映像を、当該撮像装置からネットワークを介して配信する映像配信手段と、
    前記映像配信手段により配信された映像を表示する表示装置と、を有することを特徴とする請求項1に記載の監視カメラシステム。
  3. 前記複数の撮像装置の内、各々が撮影する画角の一部或いは全てが同一範囲の被写体を撮影している撮像装置をグループとして設定するグルーピング設定手段と、
    前記グルーピング設定手段で設定された各々の撮像装置において、前記同一範囲の画角に対応する映像領域の映像を抽出する映像領域抽出手段と、
    前記映像領域抽出手段により抽出された映像の変化量を抽出する映像変化量抽出手段と、
    前記映像変化量抽出手段により抽出した映像に対して、映像の差を識別する映像差識別手段と、を有する撮像装置で構成することを特徴とする請求項1または2に記載の監視カメラシステム。
  4. 前記映像変化量抽出手段は、特定の物体を認識する認識手段、動画像である映像のフレーム間の映像差から動体を検出する動体検出手段、映像中の輝度情報或いは色情報の変化の何れかを用いた映像変化量抽出を行うことを特徴とする請求項3に記載の監視カメラシステム。
  5. 前記グルーピング設定手段で設定された各々の撮像装置において、前記映像変化量抽出手段で用いられる手段が各々異なる際に、
    前記異常検知手段は、異なる要素の映像の差から、前記撮像装置の映像に異常が発生していないかを判断して異常を検知することを特徴とする請求項3に記載の監視カメラシステム。
  6. 前記複数の撮像装置の内、各々の撮像装置で撮影している画角の一部、または、画角の全てが同一範囲を撮影している時、各々の撮像装置にて撮影中の映像の中から類似する特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    前記特徴量抽出手段により抽出された範囲の映像を重ねて、1枚の映像として合成処理を施す映像合成手段と、
    前記映像合成手段にて合成処理された映像から、各々の撮像装置の映像変化量抽出範囲を設定する映像変化量抽出領域設定手段と、を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の監視カメラシステム。
  7. 複数の監視カメラとともに被写体を撮像して映像データをシステム管理端末に送信するとともに、グルーピングに係る情報を前記システム管理端末から受信する監視カメラであって、
    前記複数の撮像装置で撮影している撮影範囲の内、同一範囲の映像の差を識別する映像差識別手段と、
    前記映像差識別手段で識別された映像の差を元に、前記撮像装置の映像に発生している異常を検知する異常検知手段と、
    前記異常検知手段により異常が検知された際に、前記システム管理端末に対して警告を行う警告手段と、を有することを特徴とする監視カメラ。
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