JP2015088181A - 操作キー - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接配置された複数のキーの操作性を改善した操作キーを提供する。
【解決手段】隣接配置された複数のキー(方向キー)22(22U,22D,22R,22L)を備え、これら複数のキー22を単独で操作し、あるいは隣接するキー22を同時に操作することが可能な操作キー(多方向キー)2であって、キー22の操作面(操作部221の上面)には、隣接するキーに対向する部位の少なくとも一部に凸部2X1が形成されている。1つのキーの凸部2X1に指先を触れることで、指先での感触で当該キーの単独操作が可能である。隣接する2つのキー22の凸部2X1に同時に接触して当該2つのキー22を同時に操作することで、指先での感触で隣接する2つのキーの同時操作が可能となり、キー操作の操作性が改善される。
【選択図】 図3

Description

本発明は複数のキーを選択操作し、操作したキーに対応するキー入力を行う操作キーに関し、特に隣接するキーを同時に操作することを可能にした操作キーに関するものである。
カメラを始めとする各種機器の操作キーとして指先で押圧操作するボタン型のキーが用いられており、特にカメラでは4つのボタン型キーを十字配置した4方向キーが用いられている。この4方向キーの一つの形態として、1つのキーの上部または下部、あるいは左部や右部を操作することができるように構成し、操作した部位に応じて上下左右の4方向に対応したキー入力を行うことができるものがある。また、他の形態の4方向キーとして、上下方向と左右方向にそれぞれ対をなして2つ、合わせて上下左右の4つのキーを円周配置し、これら上下左右のいずれかのキーを選択的に操作することによって操作したキーに対応したキー入力を行うことができるようにしたものもある。特許文献1には前者の4方向キーの技術が開示されており、円環板状をしたキーの上下左右の各部を押下して傾倒させることにより、傾倒された方向のキー入力を可能としている。特許文献2には、3方向キーの例であるが、3つの独立したキーを備える後者のキーが開示されている。
この4方向キーでは、上下左右の4方向についてキー入力が可能であるが、近年では隣接する2つのキーを同時に操作することによって、これら2つのキーの中間の方向についてキー入力を可能としたものが提案されている。特許文献1では、円環板状のキーの例えば上部と右部の中間部、すなわち右上部を操作して押下することにより右上方向のキー入力が可能となり、上下左右に加えてそれぞれの中間方向のキー入力を加えることにより、合計で8方向のキー入力が可能とされている。また、特許文献2には、3方向キーを構成している円周配置された3つのキーのうち、隣接する2つのキーを同時に操作することで、これらキーの中間の方向のキー入力が可能になり、合計で6方向のキー入力が可能とされている。
特開2003−272485号公報 特開平6−154422号公報
特許文献1の4方向キーは、円環板状のキーの円周方向の異なる位置、すなわち上下左右の各部およびこれらの中間部を操作する技術であるので、中間部を操作する場合でも上下左右の各部と同様に操作することが可能である。しかし、上下左右の各部と中間部との区別が明確でないため、上下左右部を操作する際に誤って中間部を操作してしまうことがある。一方、特許文献2の3方向キーのように、円周配置した複数のキーのうち、隣接した2つのキーを同時に操作して中間方向のキー入力を行う技術では、これら2つのキーを同時に操作する際の操作性が問題になる。すなわち、隣接する2つのキーの間隔を小さくするとこれらのキーを同時に操作する際の操作性は優れるが、この間隔が小さすぎると1つのキーを操作したときに隣接したキーを誤って操作してしまうことがある。反対に、隣接する2つのキーの間隔を大きくすると、各キーを選択して操作する際の操作性は優れるが、隣接する2つのキーを同時に操作することは難しくなる。
このような問題に対し、特許文献2では、3つのキーの間隔を小さく設計した上で、各キーの操作面に凸部を設け、各キーを単独で操作する際には凸部を利用し、隣接するキーを同時に操作する際にはキーの平面部を同時に操作する構成がとられている。しかし、隣接するキーの間隔を小さくすることが困難な場合、特にカメラの背面に配置する4方向キーでは、中央に決定キー(決定ボタン)を配設し、この決定キーの周囲に人間工学的に設計された小さな扇型をした4つのキーを円周配設する構成が採用されているので、隣接するキーの円周方向の間隔を小さくすることは困難である。そのため、この種のカメラの4方向キーに、特許文献2の技術をそのまま適用しても、隣接するキーを同時に操作する際の操作性を改善することは困難である。
本発明の目的は操作性を改善した操作キーを提供するものである。
本発明は、隣接配置された複数のキーを備え、これら複数のキーを単独で操作し、あるいは隣接するキーを同時に操作することが可能な操作キーであって、キーの操作面には、隣接するキーに対向する部位の少なくとも一部に(複数のキーを同時に操作するための)凸部が形成されていることを特徴とする。すなわち、隣接する2つのキーの凸部に同時に接触して当該2つのキーを同時に操作することが可能に構成されていることを特徴とするものである。
凸部の形態として、凸部は操作面の一部が高さ方向に突出形成される。あるいは、凸部は操作面の一部が面方向に突出形成される。
本発明の好ましい形態として、複数のキーは円周方向に配置され、扇型をした操作面の円周方向の両端部にそれぞれ凸部が形成される。特に、複数のキーは上下左右に配置された4つの方向キーであり、本発明の操作キーは4方向キーとして構成される。また、本発明の操作キーはカメラを含む機器のスイッチとして構成される。
本発明によれば、操作性を改善した操作キーを提供することができる。
本発明の操作キーを4方向キーとして構成したデジタルカメラの背面図。 実施形態1の4方向キーの正面図とA方向から見たときの断面図。 実施形態1の4方向キーの外観斜視図。 実施形態2の4方向キーの正面図とA方向から見たときの断面図。 実施形態3の4方向キーの正面図とA方向から見たときの断面図。 実施形態4の4方向キーの正面図とA方向から見たときの断面図。 実施形態5の4方向キーの正面図とA方向から見たときの断面図。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の操作キーをデジタルカメラの背面に配設した4方向キーとして構成した実施形態のカメラ背面図である。デジタル一眼レフカメラCAMのカメラボディ1には、ファインダ窓11、モードダイヤル12、LCD(液晶)等からなるモニター表示装置13が配設されるとともに、各種操作ボタン14が配設されており、この操作ボタン14の1つとして当該カメラボディ1の一部を構成する後カバー10に4方向キー2が配設されている。この4方向キー2は前記後カバー10の背面の一部に区画された円形領域の中央に円形押ボタンからなる決定キー21が配設され、さらにこの決定キー21の周囲の上部、下部、左部、右部にそれぞれ扇型押ボタンからなる上方向キー22U、下方向キー22D、左方向キー22L、右方向キー22Rの各方向キー22が円周方向に配設されている。この4方向キー2は、カメラボディ1の背面側から見て右寄りの位置に配設されており、撮影者が右手でカメラボディ1をグリップ(保持)したときに、その親指で当該4方向キー2の各キー、すなわち決定キー21と上下左右の各方向キー22を押圧操作することが可能とされている。勿論、一方の手でカメラボディ1を保持した状態で他方の手の指で4方向キー2の各キー21,22を操作することも可能である。これらの4つの方向キー22U,22D,22L,22Rを構成する方向キー22は本発明におけるキーであり、これらで構成される4方向キー2は本発明における操作キーとなる。
前記4方向キー2の円周配置された前記4つの方向キー22(22U,22D,22R,22L)は、それぞれ単独で所定の機能キー、例えばストロボ設定キーやタイマー設定キー等として割り当てられているが、前記モニター表示装置13の表示画面にカメラ設定等の選択肢が表示されたときには、当該選択肢を選択するためのカーソルキーとして機能されるようになっている。すなわち、4つの方向キー22を単独で操作することによってモニター表示装置13に表示されるカーソルを上下左右に移動させ、所望の選択肢にカーソルを位置合わせする。また、位置合わせをした状態で決定キー21を操作することで、当該位置合わせした設定を確定することができる。例えば、上方向キー22Uを操作すればカーソルは上方向に移動され、下方向キー22Dを操作すれば下方向に移動される。そのため、決定キーと各方向キーはそれぞれ独立して操作することができるようになっている。さらに、選択肢が多数でマトリクス状に表示されているような場合には、例えば、上方向キー22Uと右方向キー22Rを同時に操作することによりカーソルを斜め右上方向に移動させることができ、右上位置に表示されている選択肢に対して迅速にカーソルを位置合わせすることも可能とされている。これは他の方向キーについても同じであり、円周方向に隣接する2つの方向キー22を同時に操作することで右下、左下、左上の各方向にカーソルを移動することが可能とされている。
図2(a)は前記4方向キー2の拡大正面図である。図2(b)はその内部構造を説明するための図2(a)のA方向から見たときの拡大断面図である。前記後カバー10の一部には前記決定キー21と上下左右の各方向キー22が板厚方向に貫通配置され、各キー21,22の操作部として構成されている上端部が露呈されている。図2(b)に示すように、前記方向キー22は扇型のボタン形状をした操作部221と、この操作部221の下縁に設けられたフランジ状の抜け止め部222と、抜け止め部222の下面から下方に突出された保持部223と、前記操作部221の直下位置において下方に突出されたロッド状の作用部224とを備えており、これらは樹脂材の一体成形によって形成されている。前記決定キー21の操作部211は円形押ボタンとして形成されているが、その他の構成は方向キーとほぼ同じであるのでここでは図示および説明は省略する。
そして、前記方向キー22は操作部221が前記後カバー10に開口されている支持穴101に内挿されており、さらにその下側からゴム板等からなる弾性支持板24が装着される。この弾性支持板24は肉厚に形成された周縁部において後述するシートスイッチ16の上面に当接して内部領域の防水を図るとともに、方向キー22の下面のほぼ中央において下方に突出された作用部224において後カバー10に対して垂直状態に弾性保持している。この弾性支持板24での弾性保持によって方向キー22はそれぞれ支持穴101内において抜け止め部22が支持穴101の内縁に係合されて脱落が防止された状態とされ、またこの状態では方向キー22の操作部221は操作面(操作部221の上面)が前記後カバー10の表面から突出した状態とされている。また、方向キー22の下面の周辺部に複数の突起状の保持部223が配設され、方向キー22が操作されたときに前記弾性支持板24に当接するようになっている。前記後カバー10の下側には複数、ここでは5つのスイッチ部を一体化したシートスイッチ16が配設されている。このシートスイッチ16は金属基板15の表面に配設されており、シートスイッチ16が下方に変形されたときにスイッチ動作するように前記決定キー21と方向キー22に対応する位置にそれぞれ前記したスイッチ部が形成されたものである。そして、4つのスイッチ部の各表面にそれぞれ方向キー22の作用部224の下端が近接されている。また、このシートスイッチ16は図示を省略した制御回路に電気接続されており、オンされたスイッチ部に対応する電気信号が出力されるようになっている。なお、決定キー21についてもほぼ同じ構成であり、前記シートスイッチ16の残りの1つのスイッチ部に決定キー21が対応配置されている。
この4方向キー2について、方向キー22についてのスイッチ動作をみると、操作者(撮影者)の指先が方向キー22の操作部221の上面、すなわち操作面に当接され、かつ当該指の押圧操作によって操作部221が押下されると、これと一体に作用部224が下方に移動され、シートスイッチ16の対応するスイッチ部がオンされる。また、指による押圧操作を解除すると、弾性支持板24の弾性復帰力、あるいはこれに加えたシートスイッチ16の弾性復帰力によって方向キー22は初期位置にまで上動され、対応するスイッチ部はオフされる。このとき、方向キー22は保持部223において弾性支持板24に当接した状態で保持されているので、例えば、操作面の一部のみが押圧操作されて方向キー22が垂直状態から傾いた状態にされても保持部223が支えることによってその状態を保ったまま作用部224は下方に移動され、スイッチ部がオンされる。また、方向キー22に対する押圧操作を解除したときには、弾性支持板24により方向キー22は真直な姿勢に復帰される。この4方向キー2では、方向キー22によりスイッチ部がオンされたときの電気信号によってモニター表示装置13においてカーソルが対応する方向に移動されることになる。
前記方向キー22は、円周方向に沿った隣接する2つの方向キー22の間隔寸法、例えば図2(b)に示す下方向キー22Dと右方向キー22Rの間隔寸法dは、平均的な人間の指Fの幅寸法よりも小さい寸法に設定されており、1本の指、理想的には親指の先で隣接する2つの方向キー22D,22Rを同時に操作することができるように構成されている。その上で、方向キー22の操作面には、円周方向に隣接している方向キーと対向する部位、換言すれは円周方向の両端部位に、当該操作面の高さを部分的に高くした凸部2X1が一体に形成されている。この実施形態1では、図3に外観斜視図を示すように、扇型をした方向キー22の操作部221の円周方向の中央部を挟む両端部にそれぞれ径方向に延びる凸部2X1が形成されている。この凸部2X1は円周方向に細幅の突起として形成されており、かつ内周側から外周側に向けて徐々に操作面に対する高さが高くなるようなテーパ状に形成されている。この凸部2X1の構成は4つの方向キー22U,22D,22R,22Lにおいて全く同じである。これにより、隣接する2つの方向キー22では、それぞれ対向される凸部2X1が前記間隔寸法dで円周方向に対向配置された状態となる。
この凸部2X1を備えることにより、4方向キー2の4つの方向キー22を単独で操作する際には、操作する指Fの先端が操作面に当接されたときに、指先は当該方向キー22の両側の凸部2X1に同時に接触されるため、操作者(撮影者)は当該方向キー22を視認しなくても、指先での凸部2X1の感触だけで指先を方向キー22の操作部221の中央部に位置させることができる。これにより、当該方向キー22を確実に単独に操作することが可能になる。一方、隣接する2つの方向キー、例えば下方向キー22Dと右方向キー22Rを同時に操作する際には、現在接触している下方向キー22Dから指先を操作面に沿って円周右方向に移動させ、右側の凸部2X1に触れた後にさらに移動させることにより、指先は右方向キー22Rの左側の凸部2X1に接触され、2つの方向キー22D,22Rの互いに対向する凸部2X1に同時に接触される状態となる。そして、その際の感触で指先を2つの方向キー2X1の中間位置に位置させると、2つの凸部2X1のテーパ部が同時に指先に引っ掛かる状態となる。この状態で2つの方向キー22D,22Rに対して押圧操作を行えば、これら2つの方向キー22D,22Rを同時にかつ確実に操作することが可能になる。
このとき、方向キー22を単独で操作する場合と、隣接する2つの方向キー22を操作する場合とでは、凸部2X1による指先での感触は明らかに相違するので、操作者は単独の方向キー22を操作しているか、2つの方向キー22を同時に操作しているかを、方向キー22を視認することなく指先での感触のみで認識することが可能になる。また、2つの方向キー22を同時に操作しているときには、両方の方向キー22の凸部2X1から指先に伝えられる操作反力を感じることにより、2つの方向キー22に対して均等な操作力を加えることが可能であり、これにより2つの方向キー22のオン・オフのタイミングを揃えることも容易である。したがって、モニター表示装置13に多数の選択肢がマトリクス状に表示されているような場合でも、例えば、上方向キー22Uと右方向キー22Rを同時に操作することによりカーソルを斜め右上方向に移動させることができ、選択肢に対してカーソルを迅速かつ確実に設定することが可能になる。
図4(a),(b)は方向キー22に設けた凸部を変形した4方向キーの実施形態2の拡大正面図とA方向から見たときの断面図である。実施形態1と等価な部分には同一符号を付してある。この実施形態2では、扇型をした方向キー22の操作部221の上面の操作面に、円周方向の両端部で、かつ外周縁側の角部を含む領域に平面形状が三角形状の凸部2X2が形成されている。また、この凸部2X2は操作面の円周方向の中央部から両端部に向けて高さが徐々に高くなるようなテーパ状に形成されている。特に、このテーパ状については隣接する2つの方向キー22の凸部2X2のテーパ縁が径方向と垂直な方向、すなわち接線方向に直線状に配置されるようになっている。
実施形態2では、方向キー22を単独で操作する際には、指先Fで操作面に触れると、指先での操作面両端の凸部2X2の感触によって操作面の中央に指先を位置させることができ、当該方向キー22を確実に単独で操作することができる。隣接する2つの方向キー22を同時に操作する際には、指先で隣接する2つの方向キー22のそれぞれの凸部2X2に触れることにより、その指先での感触によって2つの方向キー22の凸部2X2を同時に触れた状態とすることで、これら凸部2X2中間に指先を位置させることができ、2つの方向キー22を同時にかつ均等な操作力で操作することができる。特に、実施形態2の凸部2X2は隣接する2つの方向キー22の凸部2X2のテーパ縁が径方向と垂直な接線方向に向けられているので、2つの方向キー22を同時に外径方向に押圧することで、これらの方向キー22の操作タイミングを揃えることが容易である。
図5(a),(b)は方向キー22に設けた凸部を変形した4方向キーの実施形態3の拡大正面図とA方向から見たときの断面図である。実施形態1と等価な部分には同一符号を付してある。この実施形態3では凸部2X3は扇型をした方向キー22の外周縁に沿った円周方向の両端位置において操作面に立設した短円柱で構成されている。すなわち、円周方向に配列されている方向キー22の操作面の円周方向の両端に凸部2X3として短円柱が一体的に立設されている。方向キー22の操作面は全体として平坦な面として構成されている。
実施形態3では、方向キー22を単独で操作する際には、指先Fで操作面に触れると、平坦な操作面の両端の凸部2X3に同時に触れたときの感触によって操作面の中央に指先を位置させることができ、当該方向キー22を確実に単独で操作することができる。隣接する2つの方向キー22を同時に操作する際には、指先で2つの方向キー22のそれぞれ対向する凸部2X3に同時に触れることによって、2つの方向キー22の中間に指先を位置させることができ、2つの方向キー22を同時にかつ均等な操作力で操作することができる。この実施形態3の凸部2X3は短円柱であるので、指先での感触によって凸部2X3を明確に認識することができ、しかも凸部2X3の円周方向の間隔寸法の違いを指先で感じることで、指先が方向キー22の操作面の中央部に位置しているか、2つの方向キー22の中間に位置しているかを確実に認識することが可能になる。
図6(a),(b)は方向キー22に設けた凸部を変形した4方向キーの実施形態4の拡大正面図とA方向から見たときの断面図である。実施形態1と等価な部分には同一符号を付してある。この実施形態4では、方向キー22の操作部221は扇型の外周縁が接線方向を向いた直線状をした変形扇型ボタンとして形成されている。また、凸部2X4はこの変形扇型をした操作面の円周方向の両端部、すなわち互いに隣接する2つの方向キー22が対向する両端縁に沿って径方向に延びる細幅の線状突起として形成されている。この凸部2X4は内周側から外周側に向けて若干幅寸法が徐々に大きくなると同時に、高さも徐々に高くなるように形成されている。また、方向キー22の前記した変形扇型ボタンの形状により、凸部2X4は外径方向の先端が後カバー10の円形領域の外縁近傍まで伸ばされた結果、径方向の長さが実施形態1〜3の凸部よりも多少長くされ、4方向キーは全体として、略矩形を呈している。
実施形態4では、実施形態1と同様にして方向キー22を確実に単独で操作することができる。また、隣接する2つの方向キー22を同時に操作する際には、指先で2つの方向キー22のそれぞれ対向する凸部2X4に触れることによって、指先での感触によって2つの方向キー22の凸部2X4に同時に触れているときに、これら方向キー22の中間に指先を位置させることができ、2つの方向キー22を同時にかつ均等な操作力で操作することができる。このとき、凸部2X4は実施形態1〜3よりも放射方向外側に長く形成されているので、当該放射方向外側の部位を指先で認識することが実施形態1〜3よりも容易で、隣接する2つの方向キー22を確実に同時操作することができる。
図7(a),(b)は方向キー22に設けた凸部を変形した4方向キーの実施形態5の拡大正面図とA方向から見たときの断面図である。実施形態1と等価な部分には同一符号を付してある。この実施形態5では、扇型をした方向キー22の操作面の外周縁に沿った両端部、すなわち隣接する方向キー22が円周方向に対向する両端部に角状の突起が外径方向に突出された凸部2X5が形成されている。換言すれば、各方向キー22の円周方向の両端部に放射状をした凸部2X5が形成されている。この場合、方向キー22の操作面は平坦面であってもよいが、実施形態5では操作面の前記凸部2X5を含めた円周方向の両端部と外周縁の高さが他の領域、すなわち中央部よりも高くされている。
実施形態5では、方向キー22を単独で操作する際には、高く形成された操作面の両端部および外周縁を指で触れることによって操作面の中央部に指先を位置させることができ、当該方向キー22を確実に単独で操作することができる。隣接する2つの方向キー22を同時に操作する際には、指先を操作面の外径方向に滑らせながら円周方向に移動すると、隣接する方向キー22のそれぞれの対向する部位の放射状をした凸部2X5に触れることができる。この感触に基づいて2つの方向キー22の凸部2X5に同時に触れる状態とすることで、2つの方向キー22の中間位置に指先を位置させることができ、これら2つの方向キー22を同時にかつ均等な力で操作することができる。また、凸部2X5は実施形態4の凸部2X4よりも大きく外径方向に突出されているので、隣接する2つの方向キー22を確実に同時操作する上で有利である。
以上、実施形態1〜5の方向キー22と凸部2X1〜2X5を説明したが、凸部の正面形状と寸法、すなわちカメラボディ背面側から見たときの形状および寸法や、操作面に対する凸部の高さ寸法は、方向キーの寸法や形状によって適宜調節することが好ましい。すなわち、方向キーを単独で操作する際に凸部が邪魔して操作性を低下することが生じない一方で、隣接する2つの方向キーを同時に操作したときにこれら2つの方向キーの凸部が操作した指の指先に引っ掛かり、2つの方向キーを同時にかつ均等な操作力で操作することが可能な形状、寸法に設計すればよい。
以上の実施形態では、本発明の操作キーを4つの方向キーからなる4方向キーに適用した例を示したが、2つのキーが左右または上下に配置された2方向キー、あるいは特許文献2のように3つのキーが円周配置された3方向キーへの適用も可能である。さらに5以上のキーを備える多方向キーについても適用することが可能である。また、実施形態では中央に決定キーを配設した例を示したが、決定キーが存在しない方向キーにも適用できる。さらには、本発明は方向キー以外のキーで構成される操作キー、例えば複数のキーが直線上に配列された操作キーや、10キーのように複数のキーが縦横にマトリクス状に配列された操作キーについても適用することができる。これらの操作キーの場合には、隣接するキーの互いに対向する側の部位に凸部を形成すればよい。
実施形態では、本発明の操作キーをデジタルカメラの操作ボタンの一つとして構成しているが、動画を撮影するビデオカメラ、あるいは携帯端末機器等の各種機器の操作ボタンとして適用することが可能である。
本発明は複数のキーを備え、各キーを単独操作するとともに複数のキーを同時操作することが可能な操作キーに採用して有効である。
1 カメラボディ
2 4方向キー(操作キー)
2X1〜2X5 凸部
10 後カバー
11 ファインダ窓
12 モードダイヤル
13 モニター表示装置
14 各種ボタン
15 金属板
16 シートスイッチ
21 決定キー
22(22U,22D,22R,22L) 方向キー(キー)
24 弾性支持板
221 操作部(操作面)
224 作用部


Claims (7)

  1. 隣接配置された複数のキーを備え、これら複数のキーを単独で操作し、あるいは隣接するキーを同時に操作することが可能な操作キーであって、前記キーの操作面には、隣接するキーに対向する部位の少なくとも一部に凸部が形成されていることを特徴とする操作キー。
  2. 隣接する2つのキーの凸部に同時に接触して当該2つのキーを同時に操作することが可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の操作キー。
  3. 前記凸部は操作面の一部が高さ方向に突出形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作キー。
  4. 前記凸部は操作面の一部が面方向に突出形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作キー。
  5. 前記複数のキーは円周方向に配置され、扇型をした操作面の円周方向の両端部にそれぞれ凸部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の操作キー。
  6. 前記複数のキーは上下左右に配置された4つの方向キーであることを特徴とする請求項5に記載の操作キー。
  7. 前記操作キーはカメラを含む機器のスイッチとして構成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の操作キー。



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