JP2015088158A - 入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡易な入力装置を提供する
【解決手段】入力装置100は、上面に操作体が接触または近づけることで入力操作が可能で、操作体による押圧に応じて下方に移動可能に支持され、平板状に形成された操作部1と、操作部1に対する入力操作を検知する入力検知部2と、操作部1が基準位置から下方へ移動したことを検知する押圧検知部10と、操作部1の下方に設けられ、操作部1を上下方向に駆動させる駆動部材3と、駆動部材3を保持するケース部材5と、を有する入力装置であって、駆動部材3は平面視で操作部1の中心位置に配置され、駆動部材3は上下方向に沿って駆動可能な柱状のプランジャ3aを有するソレノイドアクチュエータであって、プランジャ3aの上端部が操作部1の下面に接触するように配置されるとともに、プランジャ3aは操作部1の下降に伴って、操作部1によって下方向に押圧される、構成とした。
【選択図】図11
【解決手段】入力装置100は、上面に操作体が接触または近づけることで入力操作が可能で、操作体による押圧に応じて下方に移動可能に支持され、平板状に形成された操作部1と、操作部1に対する入力操作を検知する入力検知部2と、操作部1が基準位置から下方へ移動したことを検知する押圧検知部10と、操作部1の下方に設けられ、操作部1を上下方向に駆動させる駆動部材3と、駆動部材3を保持するケース部材5と、を有する入力装置であって、駆動部材3は平面視で操作部1の中心位置に配置され、駆動部材3は上下方向に沿って駆動可能な柱状のプランジャ3aを有するソレノイドアクチュエータであって、プランジャ3aの上端部が操作部1の下面に接触するように配置されるとともに、プランジャ3aは操作部1の下降に伴って、操作部1によって下方向に押圧される、構成とした。
【選択図】図11
Description
本発明は、入力装置に関し、特に、構造が簡易な入力装置に関するものである。
昨今、操作面に触れることで入力操作可能であるとともに、振動などを加えることで操作者に操作感触を与えることのできる入力装置が増えてきている。このような入力装置としては、下記の特許文献1に記載の入力装置が知られている。
以下、図17を用いて、特許文献1に記載の入力装置について説明する。図17は、特許文献1に記載の入力装置900の構成を示す分解斜視図である。
特許文献1に記載の入力装置900は、図17に示すように、操作面をなぞる操作を検出する検出部としてのタッチパネル902と、タッチパネル902の基準位置から下方向の押し下げ操作を可能にする押下機構部903と、押下機構部903を介した押し下げ操作を検出する押下検出部としてのプッシュスイッチ905と、タッチパネル902の基準位置から上方向の間での駆動を可能にする駆動機構部907と、を備えている。押下機構部903は、押し下げ操作に基づいてタッチパネル902の下面に接触するロッドとしてのプッシュロッド930と、プッシュロッド930を支持する支持部としてのボディ904と、ボディ904に設けられ、タッチパネル902の方向の力を生成してプッシュロッド930に付加する力生成部としてのスプリング931と、を備えて概略構成されている。駆動機構部907は、ギアシャフト部970と、モータ975と、を備えて概略構成されている。入力装置900は駆動機構部907が駆動することでタッチパネル902を上下方向に駆動させる。このようにタッチパネル902が上下動することで、入力装置900は操作者に操作感触を与えることができる。また、タッチパネル902が押圧操作されることで、タッチパネル902の下方に配置されたプッシュスイッチ905が操作され、押し下げ操作を検出する。
特許文献1に記載の入力装置900は、駆動機構部907と押下機構部903とがそれぞれ別体で形成されているとともに、それぞれ多数の構成部品から形成されているため、構造が複雑となってしまうものであった。
本発明は、上述した課題を解決して、構造が簡易な入力装置を提供するものである。
請求項1に記載の入力装置においては、上面に操作体が接触する、または近づくことにより入力操作が可能であると共に、前記操作体による押圧に応じて基準位置から下方に移動可能に支持され、平板状に形成された操作部と、前記操作部に対する入力操作を検知する入力検知部と、前記操作部が前記基準位置から下方へ移動したことを検知する押圧検知部と、前記操作部の下方に設けられ、前記操作部を上下方向に駆動させる駆動部材と、前記駆動部材を保持するケース部材と、を有する入力装置であって、前記駆動部材は平面視で前記操作部の中心位置に配置され、前記駆動部材は上下方向に沿って駆動可能な柱状のプランジャを有するソレノイドアクチュエータであって、前記プランジャの上端部が前記操作部の下面に接触するように配置されるとともに、前記プランジャは前記操作部の下降に伴って、前記操作部によって下方向に押圧される、という特徴を有する。
請求項2に記載の入力装置においては、前記操作部の下方に設けられた弾性部材を有し、前記弾性部材は前記操作部を前記プランジャに圧接させるように弾性付勢する、という特徴を有する。
請求項3に記載の入力装置においては、前記ソレノイドアクチュエータは、上方に前記プランジャの周囲を取り囲むように配置されたガイド部材を有する、という特徴を有する。
請求項4に記載の入力装置においては、前記ケース部材は上方に向かって延出して形成された押圧部を有し、前記入力検知部は前記操作部の下面に配置された基板に設けられ、前記押圧検知部は押圧操作可能な操作ボタンを備えたプッシュスイッチからなり、前記操作ボタンが下を向くように前記基板に設けられ、前記押圧部は前記操作部を押圧可能に前記押圧検知部に対向して配置されるとともに、前記押圧部と前記押圧検知部とは前記プランジャに近づけて配置されている、という特徴を有する。
請求項5に記載の入力装置においては、棒状に形成された回転止め部材を有し、前記操作部は側面に切り欠き形状に形成された回転止めガイド部を有し、前記回転止め部材と前記回転止めガイド部とが係合している、という特徴を有する。
請求項6に記載の入力装置においては、前記回転止めガイド部は、平面視で前記操作部の中心を通るとともに、前記操作部をほぼ二等分する直線が側面と交わる位置に形成されている、という特徴を有する。
請求項1の発明によれば、駆動部材はプランジャを有するソレノイドアクチュエータのみであり、特許文献1に記載の駆動機構部907に比べて簡易な構造となっている。また、駆動部材は操作部が押圧操作された場合にガイドの機能を兼ねている。したがって、構造が簡易な入力装置を提供することができる、という効果を奏する。
請求項2の発明によれば、平面視で、駆動部材のプランジャが操作部の中心位置に接触しているとともに、弾性部材が操作部をプランジャに圧接させるように弾性付勢する構成としたため、操作部の傾きを抑制することが可能となる。したがって、操作部を押圧操作する際に、操作部が傾くことによる引っ掛かり感が発生しにくくなる。また、平面視で、操作部の中心位置を駆動部材により振動させるため、振動が操作部全体に一様に伝わるため、操作位置の違いによる操作感触のバラツキが小さくなる。したがって、操作感触の良い入力装置を提供することができる、という効果を奏する。
請求項3の発明によれば、プランジャの周囲をガイド部材で取り囲むことで、プランジャに他の構成部品が接触しプランジャの動作を妨げることが起こり難くなり、確実に振動を操作部に伝えることができる。したがって、より操作感触の良い入力装置を提供することができる。また、プランジャの周囲をガイド部材で取り囲むことで、駆動部材であるプランジャ自体を操作部の押圧動作のガイドとして用いることができる、という効果を奏する。
請求項4の発明によれば、入力検知部と押圧検知部とを同一基板に配置する構成としたことで構造を簡易にすることができる。また、ケース部材の一部に押圧部を設けて、入力検知部の下面に配置されたプッシュスイッチが、操作部の押下に伴って押下され、押圧部により操作ボタンが操作される構成とした。これにより、押圧検知部の検知機構を簡易にすることができる。また、押圧部と押圧検知部とをプランジャに近づけて配置することで、複数の構成部品が中央部(駆動部材の近く)に配置されることとなり、小型化が可能である。したがって、小型で簡易な構造の入力装置を提供することができる、という効果を奏する。
請求項5の発明によれば、回転止め部材と回転止めガイド部とを設け、回転止め部材と回転止めガイド部とを係合させることで、操作部に加わった振動により操作部が回転するのを規制することができる、という効果を奏する。
請求項6の発明によれば、より安定して操作部が回転するのを規制することができる、という効果を奏する。
以上より、本発明によれば、構造が簡易な入力装置を提供することができる。
[第1実施形態]
以下に第1実施形態における入力装置100について説明する。
以下に第1実施形態における入力装置100について説明する。
まず始めに本実施形態における入力装置100の構成について図1ないし図9を用いて説明する。図1は第1実施形態における入力装置100の構成を示す分解斜視図である。図2は第1実施形態における入力装置100の外観を示す斜視図である。図3は第1実施形態における押圧検知部10の外観を示す斜視図である。図4は第1実施形態における操作部1を示す図であり、図4(a)は操作部1の外観を示す斜視図であり、図4(b)は図4(a)に示すZ2方向側から見た状態の操作部1を示す平面図であり、図4(c)は図4(a)に示すY2方向側から見た状態の操作部1を示す側面図である。図5は第1実施形態における駆動部材3を示す図であり、図5(a)は駆動部材3の外観を示す斜視図であり、図5(b)は駆動部材3の構成を示す分解斜視図である。図6は第1実施形態における規制部材7の外観を示す斜視図である。図7は第1実施形態における連動部材6を示す図であり、図7(a)は連動部材6の外観を示す斜視図であり、図7(b)は図7(a)に示すZ2方向側から見た状態の連動部材6を示す斜視図である。図8は第1実施形態におけるケース部材5を示す図であり、図8(a)はケース部材5の構成を示す分解斜視図であり、図8(b)は図8(a)に示すA部を拡大した拡大図である。図9は第1実施形態における回転止め部材12と操作部1の回転止めガイド部1bとが係合した状態を示す平面図である。
入力装置100は、図1に示すように、操作部1、入力検知部2、駆動部材3、弾性部材4、ケース部材5、連動部材6、規制部材7、第1ダンパ部材8、第2ダンパ部材9、押圧検知部10、基板11、および回転止め部材12を備えている。入力装置100は、図2に示すように、略直方体状に形成され、上面(Z1方向側の面)に操作部1が設けられ、操作部1を、操作体OB(例えば人間の指)で接触や押圧するなどして入力することができる。
第1ダンパ部材8は、弾性を有するものであり、図1に示すように、長方形状に形成されたゴムシートからなっている。なお、本実施形態においては4つの第1ダンパ部材8を用いている。
第2ダンパ部材9は、弾性を有するものであり、図1に示すように、長方形状に形成されたゴムシートからなっている。なお、本実施形態においては4つの第2ダンパ部材9を用いている。
弾性部材4は、金属線材からなり、図1に示すように、コイルばね状に形成されている。なお、本実施形態においては4つの弾性部材4を用いている。
基板11は、例えばガラスエポキシ基板のようなリジット基板からなり、図1に示すように、略長方形の平板状に形成されており、両面に回路が形成されている。
入力検知部2は、静電容量式のタッチパネルやタッチパッドと呼称されるものであり、図1に示すように、基板11とほぼ同じ大きさである略長方形の平板状に形成されている。入力検知部2は、上面(Z1方向側の面)に操作体OBが接触する、または近づくことによる静電容量の変化を捉えて入力操作を検知する入力面2aを有する。入力面2aは平滑な平面状に形成されている。
押圧検知部10は、図3に示すように、押圧操作可能な操作ボタン10aを備えたプッシュスイッチ10bからなり、操作ボタン10aをY2方向へ押圧操作することができる。操作ボタン10aを押圧操作すると内部に形成された電気回路の電気的な接続が切り換わることで、押圧されたことを検知する。なお、押圧操作を止めると、操作ボタン10aは操作前の位置に復帰し、電気回路の電気的な接続も操作前の状態に復帰する。
操作部1は合成樹脂材からなり、図4に示すように、長方形の平板状に形成されている。なお、本実施形態においては、操作部1は、平板状に形成された受け皿部1eと、受け皿部1eを覆う蓋部1fとからなり、受け皿部1eに蓋部1fを重ねて配置することで、内部に押圧検知部10などがマウントされた基板11および入力検知部2を収納可能な空間部1gが形成される。操作部1の上面は平滑な平面に形成され、操作体OBによる操作を受ける操作面1cが形成されている。また、操作部1は下面の中央から下方に延出するように設けられた接続部1aを有している。接続部1aは円筒状に形成されているが、Y1−Y2方向側の円筒面は切り欠けており、X1方向側とX2方向側とに分断されている。操作部1は、X1方向側に形成された接続部1aの先端にX1方向側へ突出して形成された板状のフック部1dを有し、X2方向側に形成された接続部1aの先端にX2方向側へ突出して形成された板状のフック部1dを有する。また、操作部1は下面の中央部に空間部1gに貫通した中央孔1hを有する。中央孔1hは接続部1aの円筒内部およびY1方向側の円筒面の切り欠きからY1方向へ延設して形成されている。また、操作部1は側面に切り欠き形状に形成された回転止めガイド部1bを有している。回転止めガイド部1bは、平面視で操作部1の中心を通るとともに、操作部1をほぼ二等分する直線LNが側面と交わる位置に形成されている。なお、本実施形態においては、回転止めガイド部1bは受け皿部1eの側面に形成され、蓋部1fにより覆われており、下面側の切り欠きのみ露出している。
駆動部材3は、図5に示すように、上下方向(Z1−Z2方向)に沿って駆動可能な柱状のプランジャ3aを有するソレノイドアクチュエータ3cであって、ソレノイドアクチュエータ3cは、上方にプランジャ3aの周囲を取り囲むように配置されたガイド部材3bを有する。ソレノイドアクチュエータ3c(駆動部材3)は電流を流すことで発生する電磁力によりプランジャ3aを上下方向に駆動させることができる。
規制部材7は金属板からなり、図6に示すように、平面視で長方形の平板状に形成されている。規制部材7は、長方形の平板状に形成された本体部7cを有し、本体部7cの中央に円形の第1の開口7bを有している。また、規制部材7は、下方へ延設された複数の脚部7aを有し、本実施形態においては、本体部7cの四隅からX1−X2方向かつ下方へそれぞれ延設されている。
連動部材6は合成樹脂材からなり、図7に示すように、平板状に形成されている。連動部材6は平板状に形成されたベース部6bを有し、ベース部6bの中心に第1の開口7bよりも小径な第2の開口6aを有している。また、第2の開口6aは操作部1の接続部1aの径よりも大径であり、フック部1dの先端同士の離間距離より小径である。また、連動部材6は、第2の開口6aを挟んで対向するベース部6bの外周端部、本実施形態においてはX1−X2方向両側の外周端に、弾性部材4を配置可能に凹形状に形成された弾性部材配置部6cを有する。弾性部材配置部6cはX1方向側およびX2方向側にそれぞれ2箇所設けられている。
ケース部材5は合成樹脂材からなり、図2に示すように、直方体状に形成される。ケース部材5は、図8に示すように、上ケース部材5bと下ケース部材5cとからなり、下ケース部材5cに重ねて上ケース部材5bを配置することで形成される。上ケース部材5bは上面に平面視で長方形の凹形状に形成された収納部5dを有する。収納部5dの中央部には、上下方向に貫通した貫通孔5eが形成されている。なお、貫通孔5eは駆動部材3のプランジャ3aおよびガイド部材3bを挿通可能な大きさに形成されている。また、ケース部材5は上方に向かって延出して形成された押圧部5aを有し、押圧部5aは貫通孔5eのY1方向側に僅かな間隔を空けて形成されている。下ケース部材5cは上方が開放された中空状に形成されており、内部に駆動部材3を配置可能な配置部5fが形成されている。なお、下ケース部材5cに重ねて上ケース部材5bを配置しケース部材5を形成したとき、配置部5fは貫通孔5eを介して収納部5dにつながっている。
回転止め部材12は合成樹脂材からなり、棒状に形成されている。なお、本実施形態においては図8および図9に示すように、ケース部材5と一体に形成されている。回転止め部材12は、ケース部材5の収納部5dの内部に、上方へ突出する形状に形成されており、回転止めガイド部1bに係合可能な形状に形成されるとともに、回転止めガイド部1bに係合可能な位置に配設されている。なお、回転止め部材12は、ケース部材5の収納部5dを平面視したときに、長方形状に形成された収納部5dをX1−X2方向に二等分する直線およびY1−Y2方向に二等分する直線と、収納部5dの辺が交わる位置に形成されている。
次に入力装置100の構造について図1と図9ないし図13を用いて説明する。図10は第1実施形態における操作部1、基板11、入力検知部2、および押圧検知部10の配置を示す図であり、図10(a)は操作部1、基板11、入力検知部2、および押圧検知部10の配置を示す分解斜視図であり、図10(b)は操作ボタン10aが中央孔1hから露出している状態を示す斜視図である。図11は第1実施形態における入力装置100の構造を示す模式断面図である。なお、図11においては実際の構造と異なる部分もある。図12は第1実施形態における弾性部材4、第1ダンパ部材8および第2ダンパ部材9を平面視した場合の位置関係を示す模式平面図である。図13は第1実施形態における押圧部5a、押圧検知部10およびプランジャ3aの位置関係を示す模式図である。
図1に示すように、弾性部材4は連動部材6に設けられた4つの弾性部材配置部6cにそれぞれ1個ずつ配置される。また、第2ダンパ部材9は、規制部材7の下面において、第1の開口7bと同心で大径の円周に沿って複数個設けられており、本実施形態においては、脚部7aの根元付近にそれぞれ1個ずつ係止されている。
また、図10に示すように、入力検知部2は基板11の上面に重ねて設けられ、入力面2aは基板11に対向しない向きに配置されている。また、押圧検知部10は操作ボタン10aが下を向くように基板11の下面に設けられている。このように入力検知部2および押圧検知部10が配置された基板11は、操作部1の下面に配置されるが、本実施形態においては蓋部1fの下面に配置され、基板11の下面に受け皿部1eが配置される。すなわち、入力検知部2の入力面2aが蓋部1fと対向する向きで操作部1の空間部1g内に配置される。なお、押圧検知部10の操作ボタン10aは、図10(b)に示すように、中央孔1hから下方へ露出しているため、下方からの操作が可能である。
また、図11に示すように、連動部材6は操作部1の下方に設けられ、規制部材7は操作部1と連動部材6との間に設けられている。このように配置された連動部材6は規制部材7を挿通した操作部1に連結されている。すなわち、操作部1の接続部1aは規制部材7の第1の開口7bに挿入して連動部材6の第2の開口6aに挿入され、フック部1dが第2の開口6aと係合することで、操作部1と連動部材6とは連結させられる。なお、連動部材6は接続部1aに沿って上下方向に移動可能に連結されている。操作部1、連動部材6および規制部材7がこのように配置されることで、弾性部材4は操作部1の下方に設けられ、第2ダンパ部材9は規制部材7の連動部材6に対向する面に配置されることになる。
また、ケース部材5は、下ケース部材5cの配置部5f(図8参照)に駆動部材3を配置し、上ケース部材5b(図8参照)を下ケース部材5cに重ねて配置し係合することで、駆動部材3を保持する。ケース部材5に保持された駆動部材3は、貫通孔5eからプランジャ3aを突出させている。これにより、プランジャ3aは押圧部5a(図8参照)の近くに並んで押圧部5aと平行に上方へ突出している。また、第1ダンパ部材8は貫通孔5eの周りを囲むように等間隔に4個配置されている。
次に、一体となった操作部1、連動部材6および規制部材7は、操作部1がケース部材5の上面に露出するようにケース部材5の収納部5dに配置され、規制部材7は連動部材6を覆うように脚部7aを介してケース部材5に取り付けられる。これにより、一体となった操作部1、連動部材6および規制部材7はケース部材5に係止されるとともに、第1ダンパ部材8は連動部材6の下方に連動部材6と接触可能に設けられる。なお、規制部材7がケース部材5に係止されることで、弾性部材4は連動部材6と規制部材7とに挟持されるとともに、連動部材6を下方へ付勢し、連動部材6は第1ダンパ部材8に接触している。また、弾性部材4は連動部材6を下方へ付勢することで、フック部1dにより連動部材6に接触している操作部1をプランジャ3aに圧接させるように弾性付勢する。これにより、操作部1は操作体OBによる押圧に応じて基準位置RPから下方に移動可能に支持される。また、このように配置された弾性部材4、第1ダンパ部材8および第2ダンパ部材9は、図12に示すように、平面視にて、平板状の連動部材6の中心に対して同心の位置であるとともに、第1の開口7bの外側にそれぞれ複数、本実施形態においては4個配置されている。また、図9に示すように、回転止めガイド部1bと回転止め部材12とは摺動可能に係合している。また、図11に示すように、駆動部材3は操作部1の下方に設けられ、平面視で操作部1の中心位置に配置され、プランジャ3aは第2の開口6a及び第1の開口7bに挿入して上端部が操作部1の下面に接触するように配置されている。また、図13に示すように、押圧部5aと押圧検知部10とはプランジャ3aに近づけて配置され、押圧部5aは操作ボタン10aを押圧可能に押圧検知部10に対向して配置される。このようにして入力装置100は形成される。
次に入力装置100の動作について図11、図13ないし図15を用いて説明する。図14は第1実施形態における操作部1が押圧操作された場合の操作部1の動作を示す模式図である。図15は第1実施形態における押圧部5aが押圧操作された場合の、押圧部5a、押圧検知部10およびプランジャ3aの位置関係を示す模式図である。
入力装置100は操作部1の上面に人間の指の様な操作体OBが接触する、または近づくことにより入力操作が可能であると共に、操作体OBにより操作部1を押圧することで入力操作が可能である。はじめに、操作部1の上面への操作体OBを接触または近づけることによる入力操作について説明する。入力装置100は、静電容量式のタッチパネルである入力検知部2が操作部1の内部(空間部1g)に、静電容量の変化を検知可能な入力面2aを上方に向けて配置されている。操作部1の上面に操作体OBを接触または近づけることで静電容量が変化するため、その静電容量の変化を検知することで入力操作があったと判断し、操作部1に対する入力操作を検知することができる。
次に、操作部1を押圧することによる入力操作時の動作について説明する。操作部1を未押圧操作時には、図11に示すように、操作部1は基準位置RPの高さにあるとともに、図13に示すように、押圧検知部10は押圧されていない状態である。
操作部1を下方へ押圧操作すると、図14に示すように、フック部1dと連動部材6との接触が外れ、操作部1が基準位置RPから下方へ移動する。なお、プランジャ3aはガイド部材3bにガイドされながら、操作部1の下降に伴って、操作部1によって下方向に押圧される。つまり操作部材1の上下方向のガイドはプランジャ3aのガイド部3bによってなされる。このように操作部1が下降することで、図15に示すように、押圧部5aに対向して配置された押圧検知部10は押圧部5aにより操作ボタン10aを押圧され、押圧検知部10の内部に形成された電気回路の電気的な接続が切り換わり、操作部1が基準位置RPから下方へ移動したことを検知する。すなわち、押圧検知部10は、操作部1が押圧操作されたことを検知する。また、操作部1への押圧を解除すると、図11に示す押圧操作前の状態に戻る。
次に、操作者に操作感触を与える動作について、図11および図16を用いて説明する。図16は第1実施形態のおける操作部1が駆動部材3により上方へ駆動させられた場合の操作部1の動作を示す模式図である。入力装置100においては、操作部1が押圧操作をされたときに、駆動部材3により操作部1に振動を加えることで操作者に対して操作感触を与える設定としている。操作部1が押圧操作されたことを押圧検知部10が検知すると、駆動部材3には電流が流される。ソレノイドアクチュエータ3c(駆動部材3)に電流を流すことで、電磁力が発生し、プランジャ3aはガイド部材3bにガイドされながら上下方向に駆動させられる。このようにプランジャ3aが上下方向に駆動することで、駆動部材3は操作部1を上下方向に駆動させ、振動を加えることで操作者に操作感触を与える。プランジャ3aが上昇すると、図16に示すように、操作部1は上方へ突き上げられ、連動部材6は操作部1と共に上方へ駆動する。このとき、弾性部材4は付勢力に抗する方向へ押圧され、圧縮させられる。操作部1とともに上方へ駆動した連動部材6は第2ダンパ部材9に衝突する。第2ダンパ部材9に衝突した連動部材6は、第2ダンパ部材9を介して規制部材7により上方への移動動作を規制され、上方への移動動作を停止する。上方への移動動作を停止した連動部材6は、プランジャ3aが下降すると、図11に示すように、連動部材6を第1ダンパ部材8に圧接させるように弾性付勢する弾性部材4の付勢力および連動部材6の衝突により圧縮された第2ダンパ部材9の付勢力により、下方へ弾かれ、操作部1と共に下方へ駆動する。操作部1と共に下方へ駆動する連動部材6は第1ダンパ部材8に衝突し、連動部材6は下方への移動動作を停止する。また、操作部1はプランジャ3aに当接することで下方への移動動作を停止する。このように、さらにプランジャ3aが上昇、下降を繰り返すことで、入力装置100は操作部1を介して操作者に対して振動を操作感触として与える。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態の入力装置100では、上面に操作体OBが接触する、または近づくことにより入力操作が可能であると共に、操作体OBによる押圧に応じて基準位置RPから下方に移動可能に支持され、平板状に形成された操作部1と、操作部1に対する入力操作を検知する入力検知部2と、操作部1が基準位置RPから下方へ移動したことを検知する押圧検知部10と、操作部1の下方に設けられ、操作部1を上下方向に駆動させる駆動部材3と、駆動部材3を保持するケース部材5と、を有する入力装置であって、駆動部材3は平面視で操作部1の中心位置に配置され、駆動部材3は上下方向に沿って駆動可能な柱状のプランジャ3aを有するソレノイドアクチュエータ3cであって、プランジャ3aの上端部が操作部1の下面に接触するように配置されるとともに、プランジャ3aは操作部1の下降に伴って、操作部1によって下方向に押圧される、構成とした。
これにより、駆動部材3はプランジャ3aを有するソレノイドアクチュエータ3cのみであり、特許文献1に記載の駆動機構部907に比べて簡易な構造となっている。また、駆動部材3は操作部1が押圧操作された場合に、操作部1とともに下降し、ガイドの機能を兼ねている。したがって、構造が簡易な入力装置を提供することができる、という効果を奏する。
また、操作体OBが操作者の指である場合、平面方向の振動に対して、人間の指は振動の向きによって感じ方が異なりやすい。平面方向の振動には、指関節の可動が容易な方向の振動と、指関節の可動が困難な方向の振動とがあり、振動の方向によって感じ方が異なりやすい。すなわち、操作感触にばらつきがあるように感じてしまう。それに対して、上下方向の振動に対しては感じ方がほぼ安定している。したがって、ソレノイドアクチュエータ3cを用いることで、指には平面方向の振動ではなく、上下方向の振動を加えることができるため、操作感触が安定した入力装置を提供することができる、という効果を奏する。
また、本実施形態の入力装置100では、操作部1の下方に設けられた弾性部材4を有し、弾性部材4は操作部1をプランジャ3aに圧接させるように弾性付勢する、構成とした。
これにより、平面視で、駆動部材3のプランジャ3aが操作部1の中心位置に接触しているとともに、弾性部材4が操作部1をプランジャ3aに圧接させるように弾性付勢する構成としたため、操作部1の傾きを抑制することが可能となる。したがって、操作部1を押圧操作する際に、操作部1が傾くことによる引っ掛かり感が発生しにくくなる。また、平面視で、操作部1の中心位置を駆動部材3により振動させるため、振動が操作部1全体に一様に伝わるため、操作位置の違いによる操作感触のバラツキが小さくなる。したがって、操作感触の良い入力装置を提供することができる、という効果を奏する。
また、本実施形態の入力装置100では、ソレノイドアクチュエータ3cは、上方にプランジャ3aの周囲を取り囲むように配置されたガイド部材3bを有する、構成とした。
これにより、プランジャ3aの周囲をガイド部材3bで取り囲むことで、プランジャ3aに他の構成部品が接触しプランジャ3aの動作を妨げることが起こり難くなり、確実に振動を操作部1に伝えることができる。したがって、より操作感触の良い入力装置を提供することができる、という効果を奏する。
また、本実施形態の入力装置100では、ケース部材5は上方に向かって延出して形成された押圧部5aを有し、入力検知部2は操作部1の下面に配置された基板11に設けられ、押圧検知部10は押圧操作可能な操作ボタン10aを備えたプッシュスイッチ10bからなり、操作ボタン10aが下を向くように基板11に設けられ、押圧部5aは操作部1を押圧可能に押圧検知部10に対向して配置されるとともに、押圧部5aと押圧検知部10とはプランジャ3aに近づけて配置されている、構成とした。
これにより、入力検知部2と押圧検知部10とを同一の基板11に配置する構成としたことで構造を簡易にすることができる。また、ケース部材5の一部に押圧部5aを設けて、入力検知部2の下面に配置されたプッシュスイッチ10bが、操作部1の押下に伴って押下され、押圧部5aにより操作ボタン10aが操作される構成とした。これにより、押圧検知部10の検知機構を簡易にすることができる。また、押圧部5aと押圧検知部10とをプランジャ3aに近づけて配置することで、複数の構成部品が中央部(駆動部材3の近く)に配置されることとなり、小型化が可能である。したがって、小型で簡易な構造の入力装置を提供することができる、という効果を奏する。
押圧部5aと押圧検知部10とをプランジャ3aに近づけて配置することで、押圧検知部10(プッシュスイッチ10b)は操作部1の中央近くで押圧操作されることになる。これにより、操作部1の外周端部側を押圧操作された場合でも、押圧された力が押圧部5aと押圧検知部10とに伝わりやすく、プッシュスイッチ10bはより確実に押圧操作される。よって、押圧検知をより確実に行なうことができる、という効果を奏する。
また、本実施形態の入力装置100では、棒状に形成された回転止め部材12を有し、操作部1は側面に切り欠き形状に形成された回転止めガイド部1bを有し、回転止め部材12と回転止めガイド部1bとが係合している、構成とした。
これにより、回転止め部材12と回転止めガイド部1bとを設け、回転止め部材12と回転止めガイド部1bとを係合させることで、操作部1に加わった振動により操作部1が回転するのを規制することができる、という効果を奏する。
また、本実施形態の入力装置100では、回転止めガイド部1bは、平面視で操作部1の中心を通るとともに、操作部1をほぼ二等分する直線LNが側面と交わる位置に形成されている、構成とした。
これにより、より安定して操作部1が回転するのを規制することができる、という効果を奏する。
以上のように、本発明の実施形態に係る入力装置を具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
[変形例1]
第1実施形態において、回転止めガイド部1bは切り欠き形状としたが、穴状や孔状であっても良い。なお、回転止めガイド部1bの形状に合わせて、回転止め部材12の形状を変更する必要がある。
第1実施形態において、回転止めガイド部1bは切り欠き形状としたが、穴状や孔状であっても良い。なお、回転止めガイド部1bの形状に合わせて、回転止め部材12の形状を変更する必要がある。
[変形例2]
第1実施形態において、入力検知部2を静電容量式のタッチパネルとしたが、抵抗膜方式のタッチパネルでも良い。
第1実施形態において、入力検知部2を静電容量式のタッチパネルとしたが、抵抗膜方式のタッチパネルでも良い。
[変形例3]
第1実施形態において、規制部材7は下方へ延設された脚部7aを介してケース部材5に取り付けられる構成としたが、例えば、脚部7aを下方に延設せず、本体部7cと同一面となるように設けるとともに、脚部7aに対応する突出部をケース部材5に設け、突出部に規制部材7を取り付ける構成としても良く、第1実施形態の構成と同等の効果を得ることができる。
第1実施形態において、規制部材7は下方へ延設された脚部7aを介してケース部材5に取り付けられる構成としたが、例えば、脚部7aを下方に延設せず、本体部7cと同一面となるように設けるとともに、脚部7aに対応する突出部をケース部材5に設け、突出部に規制部材7を取り付ける構成としても良く、第1実施形態の構成と同等の効果を得ることができる。
[変形例4]
第1実施形態において、押圧検知部10は操作ボタン10aを備え、内部に形成された電気回路の電気的な接続が切り換わるプッシュスイッチ10bとしたが、例えば、磁気抵抗素子などが内蔵されたタイプのプッシュスイッチであっても良い。
第1実施形態において、押圧検知部10は操作ボタン10aを備え、内部に形成された電気回路の電気的な接続が切り換わるプッシュスイッチ10bとしたが、例えば、磁気抵抗素子などが内蔵されたタイプのプッシュスイッチであっても良い。
1 操作部
1a 接続部
1b 回転止めガイド部
1c 操作面
1d フック部
1e 受け皿部
1f 蓋部
1g 空間部
1h 中央孔
2 入力検知部
2a 入力面
3 駆動部材
3a プランジャ
3b ガイド部材
3c ソレノイドアクチュエータ
4 弾性部材
5 ケース部材
5a 押圧部
5b 上ケース部材
5c 下ケース部材
5d 収納部
5e 貫通孔
5f 配置部
6 連動部材
6a 第2の開口
6b ベース部
6c 弾性部材配置部
7 規制部材
7a 脚部
7b 第1の開口
7c 本体部
8 第1ダンパ部材
9 第2ダンパ部材
10 押圧検知部
10a 操作ボタン
10b プッシュスイッチ
11 基板
12 回転止め部材
100 入力装置
LN 直線
OB 操作体
RP 基準位置
1a 接続部
1b 回転止めガイド部
1c 操作面
1d フック部
1e 受け皿部
1f 蓋部
1g 空間部
1h 中央孔
2 入力検知部
2a 入力面
3 駆動部材
3a プランジャ
3b ガイド部材
3c ソレノイドアクチュエータ
4 弾性部材
5 ケース部材
5a 押圧部
5b 上ケース部材
5c 下ケース部材
5d 収納部
5e 貫通孔
5f 配置部
6 連動部材
6a 第2の開口
6b ベース部
6c 弾性部材配置部
7 規制部材
7a 脚部
7b 第1の開口
7c 本体部
8 第1ダンパ部材
9 第2ダンパ部材
10 押圧検知部
10a 操作ボタン
10b プッシュスイッチ
11 基板
12 回転止め部材
100 入力装置
LN 直線
OB 操作体
RP 基準位置
Claims (6)
- 上面に操作体が接触する、または近づくことにより入力操作が可能であると共に、前記操作体による押圧に応じて基準位置から下方に移動可能に支持され、平板状に形成された操作部と、
前記操作部に対する入力操作を検知する入力検知部と、
前記操作部が前記基準位置から下方へ移動したことを検知する押圧検知部と、
前記操作部の下方に設けられ、前記操作部を上下方向に駆動させる駆動部材と、
前記駆動部材を保持するケース部材と、を有する入力装置であって、
前記駆動部材は平面視で前記操作部の中心位置に配置され、
前記駆動部材は上下方向に沿って駆動可能な柱状のプランジャを有するソレノイドアクチュエータであって、
前記プランジャの上端部が前記操作部の下面に接触するように配置されるとともに、
前記プランジャは前記操作部の下降に伴って、前記操作部によって下方向に押圧されることを特徴とする入力装置。 - 前記操作部の下方に設けられた弾性部材を有し、
前記弾性部材は前記操作部を前記プランジャに圧接させるように弾性付勢することを特徴とする請求項1に記載の入力装置。 - 前記ソレノイドアクチュエータは、上方に前記プランジャの周囲を取り囲むように配置されたガイド部材を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入力装置。
- 前記ケース部材は上方に向かって延出して形成された押圧部を有し、
前記入力検知部は前記操作部の下面に配置された基板に設けられ、
前記押圧検知部は押圧操作可能な操作ボタンを備えたプッシュスイッチからなり、前記操作ボタンが下を向くように前記基板に設けられ、
前記押圧部は前記操作部を押圧可能に前記押圧検知部に対向して配置されるとともに、
前記押圧部と前記押圧検知部とは前記プランジャに近づけて配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の入力装置。 - 棒状に形成された回転止め部材を有し、
前記操作部は側面に切り欠き形状に形成された回転止めガイド部を有し、
前記回転止め部材と前記回転止めガイド部とが係合していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の入力装置。 - 前記回転止めガイド部は、平面視で前記操作部の中心を通るとともに、前記操作部をほぼ二等分する直線が側面と交わる位置に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の入力装置。
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JP2013199770 | 2013-09-26 | ||
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JP4121730B2 (ja) * | 2001-01-19 | 2008-07-23 | 富士通コンポーネント株式会社 | ポインティングデバイス及び携帯型情報機器 |
US7392491B2 (en) * | 2003-03-14 | 2008-06-24 | Combustion Dynamics Corp. | Systems and methods for operating an electromagnetic actuator |
JP5238586B2 (ja) * | 2009-04-09 | 2013-07-17 | アルプス電気株式会社 | 入力装置 |
JP5173044B1 (ja) * | 2012-04-12 | 2013-03-27 | 株式会社東海理化電機製作所 | 操作装置 |
-
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- 2014-03-17 JP JP2014053534A patent/JP2015088158A/ja active Pending
- 2014-09-09 US US14/481,279 patent/US20150084890A1/en not_active Abandoned
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6262324B1 (ja) * | 2016-12-21 | 2018-01-17 | 東芝エレベータ株式会社 | 押しボタン装置 |
JP2018101555A (ja) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | 東芝エレベータ株式会社 | 押しボタン装置 |
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US20150084890A1 (en) | 2015-03-26 |
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