JP2015087739A - 光学素子固定部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度変化の影響を低減できる光学素子固定部材を提供する。【解決手段】光学素子固定部材は、投射レンズ242を固定する。光学素子固定部材は、投射レンズ242の光軸方向の熱膨張率が光軸方向に交差する方向よりも低い。光学素子固定部材は、長尺の充填剤を含む樹脂体により形成されており、樹脂体は、充填剤の長尺方向が光軸方向に配向する。光学素子固定部材は、第1光路と、第1光路が延びる方向に交差する方向に延びる第2光路とを含む複数の光路により構成される光学経路上に配置される複数の光学素子を固定する。光学素子固定部材は、複数の光路のうち最も長い光路が延びる方向と、投射レンズの光軸方向とが同一方向となるように複数の光学素子を固定する。【選択図】図3

Description

本発明は、光学素子固定部材に関する。
ヘッドアップディスプレイと呼ばれる車両用表示装置が知られている。ヘッドアップディスプレイは、車外から入る光を透過すると共に、車内に配置された光学ユニットから投射された画像を車両のウィンドシールドなどに反射させることにより、車外の風景に重畳して情報を表示する表示装置である。ヘッドアップディスプレイは、車外の景色を視認している運転者が視線や焦点をほとんど変化させることなく光学ユニットから投射された画像の情報を認識することができるため、車両用の表示装置として近年注目を集めている。
画像表示光を投射する光学ユニットは、投射レンズなどの複数の光学素子を有し、これらの光学素子は光学ベース部材に固定される。例えば、レンズ群を固定するレンズ鏡筒として、繊維状充填剤を含有する樹脂材料が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−189711号公報
光学ユニットの性能は光学素子の配置関係に影響されることから、光学素子固定部材は、温度変化などにより変形しにくい部材であることが望ましい。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、温度変化の影響を低減できる光学ベース部材を提供することを目的とする。
本発明の光学素子固定部材は、投射レンズを固定する光学素子固定部材であって、投射レンズの光軸方向の熱膨張率が光軸方向に交差する方向よりも低い。
本発明の光学素子固定部材によれば、温度変化の影響を低減することができる。
本発明の実施の形態に係るヘッドアップディスプレイの設置態様を模式的に示す図である。 画像投射部の構造を示す斜視図である。 画像投射部の内部構成を示す上面図である。 光学ベース部材の構造を模式的に示す図である。 光学ベース部材の形成に用いる金型の構造を模式的に示す図である。 変形例における光学ベース部材の構造を模式的に示す図である。 変形例における光学ベース部材の形成に用いる金型の構造を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。かかる実施の形態に示す具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
実施の形態に係る画像表示装置として、車両のダッシュボード内に設置して使用されるヘッドアップディスプレイ10を例に挙げて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ10の設置態様を模式的に示す図である。ヘッドアップディスプレイ10は、光学ユニット100と制御装置50とを含む。図1は、車両の進行方向(図1における左方向)を基準として左側のダッシュボード内に光学ユニット100を配置して使用する場合を示す図であり、以下の実施の形態は、左ハンドル車における運転者向けにヘッドアップディスプレイ10が配置されている例を示している。なお、右ハンドル車用とするためには、車両の進行方向を基準として光学ユニット100の内部構成を左右反転させればよい。以下図1を参照して、ヘッドアップディスプレイ10の概要を説明する。
制御装置50は図示しないCPU(Central Processing Unit)を備え、光学ユニット100に表示させるための画像信号を生成する。制御装置50はまた、図示しない外部入力インタフェースを備えており、ナビゲーション装置やメディア再生装置などの外部装置から出力された画像信号が入力され、その入力された信号に対して所定の処理を行った後、光学ユニット100に出力することもできる。
光学ユニット100は、制御装置50が生成した画像信号をもとに、ウィンドシールド610に虚像450として表示させる画像表示光を生成する。このため光学ユニット100は、筐体110の内部に画像投射部210、中間鏡350、中間像形成部360、および投射鏡400を備える。
画像投射部210には、光源、画像表示素子、各種光学レンズ及び鏡などの光学素子が収納される。画像投射部210は制御装置50が出力した画像信号をもとに画像表示光を生成して投射する。なお、本実施の形態では画像表示素子として反射型液晶表示パネルであるLCOS(Liquid crystal on silicon)を用いる場合を例示するが、画像表示素子としてDMD(Digital Micromirror Device)を用いてもよい。その場合、適用する表示素子に応じた光学系及び駆動回路で構成するものとする。
画像投射部210が投射した画像表示光は中間鏡350で反射される。中間鏡350で反射された画像表示光は、中間像形成部360に結像される。中間像形成部360で結像した実像に係る画像表示光は、中間像形成部360を透過し、投射鏡400に投射される。
中間像形成部360は、拡散スクリーン362と、凹レンズ364を有する。拡散スクリーン362は、中間像形成部360を透過する画像表示光に基づく実像を結像させるとともに、投射鏡400へと向かう画像表示光の配光角を制御する。凹レンズ364は、投射鏡400へと向かう画像表示光の主光線の方向を制御し、中間像形成部360を透過する前後の画像表示光がなす角度を調整する。
中間像形成部360を透過した画像表示光は、投射鏡400により反射されウィンドシールド610に投射される。投射鏡400は凹面鏡であり、中間像形成部360を透過した画像表示光は投射鏡400によって拡大されてウィンドシールド610に投射される。ウィンドシールド610に投射された画像表示光は、ウィンドシールド610によってユーザに向かう光路へ変更される。運転者であるユーザEは、ウィンドシールド610で反射さた画像表示光を虚像450として、ウィンドシールド610よりも視線方向の前方に認識する。
以上の構成とすることで、ユーザは、制御装置50から出力された画像信号に基づく虚像を、ウィンドシールド610を介して現実の風景に重畳して視認することができる。
次に、図2から図4を参照しながら、本発明の実施の形態に係る画像投射部210について説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る画像投射部210の構造を示す斜視図である。図3は、画像投射部210の内部構成を画像表示光の光路とともに示す上面図である。図4は、光学ベース部材250の構造を模式的に示す図である。
図2及び図3に示されるように、画像投射部210は、照明部230、反射鏡236、フィールドレンズ237、偏光ビームスプリッタ238、位相差板239、検光子241、投射レンズ242、ヒートシンク243、鏡筒244、及び光学ベース部材250を備える。また、照明部230は、光源231、コリメートレンズ232、UV−IR(UltraViolet-Infrared Ray)カットフィルタ233、偏光子234、フライアイレンズ235を備える。
光源231は白色の光を発する発光ダイオードからなり、ヒートシンク243に取り付けられる。ヒートシンク243は、光源231の発光に伴い発生する熱を放熱する。光源231が発した光は、コリメートレンズ232によって平行光に変えられる。UV−IRカットフィルタ233は、コリメートレンズ232を通過した平行光から紫外光及び赤外光を吸収し除去する。偏光子234は、UV−IRカットフィルタ233を通過した光を乱れのないP偏光へと変える。そしてフライアイレンズ235が、偏光子234を通過した光の明るさを均一に整える。
反射鏡236は、照明部230のフライアイレンズ235を透過した光の光路を90度変更する。反射鏡236で反射された光は、フィールドレンズ237によって集光される。フィールドレンズ237が集光した光は、P偏光を透過する偏光ビームスプリッタ238及び位相差板239を介して、画像表示素子240に照射される。
画像表示素子240は、画素毎に赤色、緑色、及び青色のカラーフィルタを備えている。画像表示素子240に照射された光は、各画素に対応する色となり、画像表示素子240の備える液晶組成物によって変調が施され、S偏光の画像表示光となって偏光ビームスプリッタ238に向けて出射される。出射されたS偏光の光は偏光ビームスプリッタ238で反射され、光路を変えて検光子241を通過した後に投射レンズ242へ入射される。投射レンズ242を透過した画像表示光は、画像投射部210を出て中間鏡に入射する。
鏡筒244は、投射レンズ242を直接固定する第1の光学素子固定部材であり、略円筒形状の部材である。鏡筒244は、後述する光学ベース部材250と同様、ガラス繊維またはカーボン繊維などの繊維状の充填剤を含有するPPS(ポニフェニレンスルフィド)樹脂やABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)樹脂などの樹脂体で構成される。鏡筒244は、繊維状である充填剤が配向される長尺方向と、投射レンズ242の光軸方向(y軸方向)とが一致するように形成される。
光学ベース部材250は、画像投射部210を構成する光学素子を固定する第2の光学素子固定部材である。光学ベース部材250は、照明部230を構成する光学素子や、反射鏡236、フィールドレンズ237、偏光ビームスプリッタ238、検光子241を固定しこれらの光学素子の位置を決める。また、光学ベース部材250は、鏡筒244を固定し、鏡筒244の位置を調整することにより投射レンズ242の位置を決める。
光学ベース部材250は、光源231から反射鏡236に向かってy軸方向に沿って延びる第1光路に対応する第1区間250aと、反射鏡236から偏光ビームスプリッタ238に向かってx軸方向に沿って延びる第2光路に対応する第2区間250bと、偏光ビームスプリッタ238から投射レンズ242に向かってy軸方向に沿って延びる第3光路に対応する第3区間250cを有する。本実施の形態では、照明部230からの光が反射鏡236および偏光ビームスプリッタ238に反射されることから、光学ベース部材250は光路の形状にあわせて略コ字状の形状を有する。なお、光学ベース部材250に固定されるこれらの光学素子は、第1光路、第2光路、第3光路により略コ字状の光学経路を構成しており、これらの光学素子は、この略コ字状の光学経路上に配置されていると言うこともできる。
図4は、光学ベース部材250の構造を模式的に示す図である。光学ベース部材250は、ガラス繊維またはカーボン繊維などの繊維状の充填剤254を含有する樹脂体252で構成される。樹脂体252は、PPS樹脂や、ABS樹脂などが樹脂基材として構成される。光学ベース部材250は、長尺の充填剤254が配向される方向Aと、投射レンズ242の光軸方向(y軸方向)とが一致するように形成される。
充填剤254は、樹脂体252を構成する樹脂基材と比べて熱膨張率が低い材料で構成される。そのため、充填剤254を含む樹脂体252は、充填剤254が配向されるy軸方向に沿った配向方向Aの熱膨張率が、充填剤254の配向方向に交差するx軸方向に沿った方向の熱膨張率よりも低くなる。本実施の形態では、熱膨張率の低い配向方向Aと、投射レンズ242の光軸方向であるy軸方向を合わせることによって、光源231が発する熱などの影響により、画像表示素子240から投射レンズ242までの距離の変化を低減することができる。特に、投射レンズ242までの距離が変化すると、投射レンズ242により投射される画像表示光のピントがずれて像がぼやけてしまうおそれがある。本実施の形態では、投射レンズの光軸方向に熱膨張率の低い光学ベース部材250を用いることで、熱影響を抑えて高精細な画像表示光を投射することができる。
また、本実施の形態の光学ベース部材250は、第1区間250aや第2区間250bに対応する第1光路や第2光路と比べて第3区間250cに対応する第3光路の光学経路が長い。そこで、熱影響により距離が相対的に大きく変化する第3区間250cにおける光軸方向と、熱膨張率の低い方向を合わせることで、熱による影響をより低減することができる。
なお、充填剤254の配向方向Aは、射出成型などにより光学ベース部材250を形成するときに樹脂基材が流れる方向によって決まる。したがって、上述の光学ベース部材250を成型するためには、光軸方向であるy軸方向に向かって樹脂が流れるように金型の樹脂注入口の位置などを調整すればよい。
図5は、光学ベース部材250の形成に用いる金型300の構造を模式的に示す図である。図5では、説明を容易にするため、金型300の断面を示した平面図として記載しているが、金型300の形状は実際には立体形状である。金型300は、光学ベース部材250の外側を覆う形状を有し、光学ベース部材250の第1区間250a、第2区間250b、第3区間250cのそれぞれを形成するための第1空間300a、第2空間300bおよび第3空間300cを区画する。また金型300には、樹脂基材を注入するためのノズルが挿入される注入口302が設けられている。
注入口302の数や大きさは、図示したものに限定されないが、図5の例としては、第1区間250a、第2区間250bおよび第3区間250cの全てに樹脂基材を注入可能となる面304bに、複数の注入口302a、302b、302cが備えられている。図5の例では、第2空間300bを区画する面であって、光軸方向(y軸方向)に直交するx軸方向に延びる面304bに注入口302が設けられる。これら複数の注入口302より、光軸方向であるy軸方向に沿って樹脂基材が注入される。
これら複数の注入口302から注入された樹脂基材は、y軸方向に沿ってA1、A2、A3の方向に進むように充填されるため、充填された樹脂基材においては、充填剤254の配向方向Aが概ねy軸方向となる。
また、本実施の形態における鏡筒244は、熱膨張率の低い配向方向Aと、投射レンズ242の光軸方向であるy軸方向を合わせることによって、熱影響により複数の投射レンズ242の間の距離が変化してしまう影響を低減することができる。投射レンズ242の光軸方向の熱膨張率が低い鏡筒244を用いることで、熱影響を抑えてより高精細な画像表示光を投射することができる。
以上、本発明を上述の各実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の各実施の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。
図6は、変形例における光学ベース部材250の構造を模式的に示す図である。変形例においては、第2区間250bにおける充填剤254の配向方向Bが、第1区間250aと第3区間250cとで異なる点で上述の実施の形態と相違する。光学ベース部材250は、第1区間250aおよび第3区間250cにおける充填剤254の配向方向Aがy軸方向に沿った方向であるのに対し、第2区間250bにおける充填剤254の配向方向Bがx軸方向に沿った方向となるように形成される。これにより、光学ベース部材250により固定される光学素子の光軸方向と、光学ベース部材250の熱膨張率が低い方向とを合わせることができ、熱による影響をさらに低減させることができる。変形例における光学ベース部材250を成型するためには、配向方向Aであるy軸方向および配向方向Bであるx軸方向の各々に向かって樹脂が流れるように金型の樹脂注入口を複数設けることにより実現することができる。
図7は、変形例における光学ベース部材の形成に用いる金型の構造を模式的に示す図である。図7においても、図5と同様に、金型300の断面図を示しているが、実際には立体形状である。金型300は、光学ベース部材250の外側を覆う形状を有し、光学ベース部材250の第1区間250a、第2区間250b、第3区間250cのそれぞれを形成するための第1空間300a、第2空間300bおよび第3空間300cを区画する。また、金型300には、樹脂基材を注入するためのノズルが挿入される注入口302が設けられている。
注入口302の数や大きさは、図示したものに限定されないが、図7の例としては、第1区間250aおよび第3区間250cに樹脂基材を注入可能な面304a、304cに注入口302がそれぞれ備えられている。図7の例では、第1空間300aまたは第3空間300cを区画する面であって、光軸方向(y軸方向)に直交するx軸方向に延びる面304a、304cに注入口302がそれぞれ設けられる。これら複数の注入口302より、光軸方向であるy軸方向に沿って樹脂基材が注入される。
これら複数の注入口302から注入された樹脂基材は、y軸方向に沿ってA1、A3の方向に進むように充填され、第2区間250bにおいてはx軸方向に沿ってB1、B3の方向に樹脂基材が回り込む。このため、充填された樹脂基材は、第1区間250aおよび第3区間250cにおいて充填剤254の配向方向Aが概ねy軸方向となり、第2区間250bにおいて充填剤254の配光方向Bが概ねx軸方向となる。
上述の実施形態では、光学ベース部材250が略コ字状の形状を有する場合を示したが、光学ベース部材250の形状はこれに限られず、光学素子の配置により直線形状としてもよいし、L字状の形状としてもよい。このように、光学ベース部材250の形状が異なる場合においても、熱影響で光学素子の距離が変化した場合に、投射される画像表示光への影響が大きい箇所の光軸方向に熱膨張率が低くなるよう光学ベース部材250を構成すればよい。より具体的には、投射レンズ242の光軸方向に熱膨張率が低くなるよう光学ベース部材250を構成すればよい。
上述の実施形態では、ヘッドアップディスプレイ向けの画像投射部210に用いる光学素子固定部材について説明したが、変形例として、壁に設置したスクリーンなどに画像表示光を投射するプロジェクタの画像投射部に上述の光学素子固定部材を用いることとしてもよい。また、カメラなどの撮像装置に用いられる光学素子の固定用に上述の光学素子固定部材を用いることとしてもよい。この場合、撮像レンズの光軸方向が光学素子固定部材の熱膨張率の低い方向となるように光学素子固定部材を構成すればよい。
210…画像投射部、230…照明部、236…反射鏡、237…フィールドレンズ、238…偏光ビームスプリッタ、239…位相差板、240…画像表示素子、241…検光子、242…投射レンズ、244…鏡筒、250…光学ベース部材、250a…第1区間、250b…第2区間、250c…第3区間、252…樹脂体、254…充填剤、300…金型、302…注入口。

Claims (4)

  1. 投射レンズを固定する光学素子固定部材であって、前記投射レンズの光軸方向の熱膨張率が前記光軸方向に交差する方向よりも低いことを特徴とする光学素子固定部材。
  2. 前記光学素子固定部材は、長尺の充填剤を含む樹脂体により形成されており、
    前記樹脂体は、前記充填剤の長尺方向を前記光軸方向に配向させることにより、前記投射レンズの光軸方向の熱膨張率を前記光軸方向に交差する方向よりも低くすることを特徴とする請求項1に記載の光学素子固定部材。
  3. 前記光学素子固定部材は、第1光路と、前記第1光路が延びる方向に交差する方向に延びる第2光路とを含む複数の光路により構成される光学経路上に配置される複数の光学素子を固定するとともに、前記複数の光路のうち最も長い光路が延びる方向と、前記投射レンズの光軸方向とが同一方向となるように前記複数の光学素子を固定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学素子固定部材。
  4. 前記光学素子固定部材は、
    前記投射レンズを直接固定する第1の光学素子固定部材と、
    前記第1の光学素子固定部材を固定するとともに、光源および前記光源が発する光を変調する画像表示素子とを固定する第2の光学素子固定部材と、を備え、
    前記第1の光学素子固定部材は、第1方向の熱膨張率が前記第1方向に交差する方向よりも低くなるように構成され、前記投射レンズの光軸方向が前記第1方向と同一方向となるように前記投射レンズを固定し、
    前記第2の光学素子固定部材は、第2方向の熱膨張率が前記第2方向に交差する方向よりも低くなるように構成され、前記第1方向と前記第2方向とが同一方向となるように前記第1の光学素子固定部材を固定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光学素子固定部材。
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