JP2015086427A - 鋼板およびそれを用いた鋼床版ならびにそれらの製造方法 - Google Patents
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化学組成が、質量%で、C:0.01〜0.10%、Si:0.04〜0.60%、Mn:0.50〜2.00%、Al:0.003〜0.06%、Ti:0.001〜0.100%、N:0.0020〜0.0120%、O:0.0005〜0.0040%、Cr:0〜2.0%、Mo:0〜1.0%、Ni:0〜1.5%、Cu:0〜1.5%、Nb:0〜0.1%、V:0〜0.1%、B:0〜0.0030%、残部Feおよび不純物であり、TiとNとの比(Ti/N)が3.4以下であり、下記(i)式で定義されるCeqが0.25〜0.40であり、
板厚の1/4厚におけるミクロ組織が硬質組織と軟質組織との複合組織からなり、該硬質組織と該軟質組織との硬度差が150HV以上であり、
鋼板の負荷方向の繰返し軟化パラメータが0.95以下である鋼板。
Ceq=C+Mn/6+(Cr+Mo+V)/5+(Cu+Ni)/15 ・・・(i)
但し、式中の各元素記号は、鋼板中に含まれる各元素の含有量(質量%)を表す。
該鋼板の熱影響部の硬度が、鋼板および溶接金属の硬度との関係において、下記(ii)式を満足する鋼床版。
1.5×HB−W≧HHAZ ・・・(ii)
但し、HB−Wは、鋼板および溶接金属の硬度のうち低い方の値を意味し、HHAZは、鋼板の熱影響部の硬度を意味する。
加熱後、1℃/s以上の冷却速度で冷却を施す圧延前冷却工程と、
熱間圧延を施す熱間圧延工程と、
熱間圧延後、800℃以上の開始温度から500℃以下の停止温度まで加速冷却を施すのに際し、800℃から500℃までの平均冷却速度を20〜60℃/sとし、鋼板表面における復熱温度幅が加速冷却停止温度の40%以下とする圧延後冷却工程とを備えた鋼板の製造方法。
各元素の限定理由は下記のとおりである。なお、以下の説明において含有量についての「%」は、「質量%」を意味する。
Cは、強度を高める作用を有する元素である。そのため、Cを0.01%以上含有させる必要がある。一方、C含有量が0.10%を超えると、溶接部内の硬度分布が不均質となり、溶接部の疲労強度を確保できない。したがって、Cの含有量は0.01〜0.10%とする。Cは安価な元素であり、強度を高める作用を有する他の添加元素を抑制し、経済的に強度を確保するためには、C含有量は0.03%以上とするのが好ましい。
Siは、鋼の脱酸のために必要な元素である。Si含有量が0.04%未満では適切な脱酸効果を期待できない。一方、Si含有量が0.60%を超えると鋼板の靱性が損なわれ、構造用鋼としての適正を欠くおそれがある。したがって、Si含有量は、0.04〜0.60%とする。Si含有量は、0.20%以上とするのが好ましく、0.50%以下とするのが好ましい。
Mnは、Cと同様に、鋼材の強度を確保し、また鋼板の疲労き裂進展抵抗性を向上させるのに有効な元素である。そのため、Mnを0.50%以上含有させる必要がある。一方、Mn含有量が2.00%を超えると、靱性の劣化が顕著となる。したがって、Mn含有量は0.50〜2.00%とする。Mn含有量は0.80%以上とするのが好ましく、1.50%以下とするのが好ましい。
Alは、脱酸作用を有する元素である。鋼の脱酸のため、Alを0.003%以上含有させる必要がある。一方、Al含有量が0.06%を超えると、溶接部に硬質の島状マルテンサイトが多数生成し、溶接部の靱性が劣化する。したがって、Al含有量は0.003〜0.06%とする。十分な靱性を確保する上では、Al含有量は0.05%以下とするのが好ましい。
Tiは、炭化物を生成することにより、軟質部を細粒化して強化するため、鋼板の疲労き裂進展抑制特性の改善に有効な元素である。そのため、Tiを0.001%以上含有させる必要がある。一方、Ti含有量が0.100%を超えると、鋼板の疲労き裂進展抑制特性の改善効果が飽和するだけでなく、鋼板の強度が上昇しすぎ、その結果、靱性が損なわれる。したがって、Ti含有量は0.001〜0.100%とする。Ti含有量は、0.010%以上とするのが好ましく、0.030%以下とするのが好ましい。
Nは、Tiと結合してTiNを生成して、溶接熱影響部(以下、「HAZ」ともいう。)細粒化に寄与する重要な元素である。HAZの細粒化を通して溶接部における疲労特性を向上させるためには、Nを0.0020%以上含有させる必要がある。一方、N含有量が0.0120%を超えると、靱性が損なわれる。したがって、N含有量は0.0020〜0.0120%とする。N含有量は0.0050%以上とするのが好ましく、0.0090%以下とするのが好ましい。
Oは、介在物の生成に極めて重要な働きをする元素である。介在物は疲労き裂の発生起点となる場合がある。そのため、介在物の形状、生成量を抑制することは、溶接部の疲労の向上に重要である。本発明では、疲労強度を向上させるため、介在物の制御を行っており、O含有量が少ない方が介在物の制御には有利である。しかしながら、酸素量を低減するには製鋼段階で多くの工数を要し経済性に問題がある。そこで、疲労特性向上と、構造用部材としての経済性とを両立する観点から、O含有量は0.0005〜0.0040%とする必要がある。O含有量は、0.0010以上とするのが好ましく、0.0030%以下とするのが好ましい。
Crは、耐食性を向上させるとともに腐食環境下での疲労き裂進展抑制特性の改善を可能とし、かつ、軟質部の転位構造の制御および微視的塑性変形の抑制にも有効な元素である。そのため、必要に応じてCrを含有させても良い。しかし、2.0%を超えてCrを含有させても、これらの改善効果が飽和するとともに、強度が上昇しすぎて、靱性が損なわれる。したがって、含有させる場合のCr含有量は2.0%以下とする。Cr含有量は1.8%以下とするのが好ましい。上記の効果を得たい場合は、Cr含有量は0.05%以上とするのが好ましい。
Moは、高価な元素であるが、HAZにおける疲労特性を効率よく向上させるのに有効な元素でもある。そのため、必要に応じてMoを含有させても良い。ここで言う疲労特性とは、溶接継手の余盛り止端を破壊起点とする疲労き裂に対する耐性のことである。Moを含有させることの特徴として、HAZ硬度をさほど高くすることなく、HAZ切欠き疲労強度を大きく改善できる点が挙げられる。しかし、1.0%を超えてMoを含有させても、これらの効果が飽和するとともに、強度が上昇しすぎて、靱性が損なわれる。したがって、含有させる場合のMo含有量は1.0%以下とする。各種材料特性のバランス上、Mo含有量は0.3%以下とするのが好ましい。上記の効果を得たい場合は、Mo含有量は0.04%以上とするのが好ましく、0.05%以上とするのがより好ましい。
Niも、CrおよびMoと同様に、耐食性を向上させるとともに腐食環境下での疲労き裂進展抑制特性を改善させ、さらには軟質部の転位構造の制御および微視的塑性変形の抑制にも有効な元素である。そのため、必要に応じてNiを含有させても良い。しかし、1.5%を超えてNiを含有させても、これらの効果が飽和するとともに、強度が上昇しすぎる。したがって、含有させる場合のNi含有量は1.5%以下とする。Ni含有量は1.0%以下とするのが好ましい。上記の効果を得たい場合は、Ni含有量は0.2%以上とするのが好ましい。
Cuも、Cr、MoおよびNiと同様に、耐食性を向上させるとともに腐食環境下での疲労き裂進展抑制特性の改善、軟質部の転位構造の制御および微視的組成変形の抑制に効果がある。そのため、必要に応じてCuを含有させても良い。しかし、1.5%を超えてCuを含有させても、これらの効果が飽和するとともに、強度が上昇しすぎて、靱性が損なわれる。したがって、含有させる場合のCu含有量は1.5%以下とする。Cu含有量は1.2%以下とするのが好ましい。上記の効果を得たい場合は、Cu含有量は0.2%以上とするのが好ましい。
Nbは、Cと結合して炭化物を生成することにより、軟質部を細粒化して強化するため、腐食環境下での疲労き裂進展抑制特性の改善に有効な元素である。そのため、必要に応じてNbを含有させても良い。しかし、0.1%を超えてNbを含有させても、この効果が飽和するとともに、強度が上昇しすぎて、靱性が損なわれる。したがって、含有させる場合のNb含有量は0.1%以下とする。Nb含有量は0.05%以下とするのが好ましい。上記の効果を得たい場合は、Nb含有量は0.01%以上とするのが好ましく、0.02%以上とするのがより好ましい。
VもNbと同様に、Cと結合して炭化物を生成することにより、軟質部を細粒化して強化するため、腐食環境下での疲労き裂進展抑制特性の改善に有効な元素である。そのため、必要に応じてVを含有させても良い。しかし、0.1%を超えてVを含有させても、この効果が飽和するとともに、強度が上昇しすぎて、靱性が損なわれる。したがって、含有させる場合のV含有量は0.1%以下とする。V含有量は0.07%以下とするのが好ましい。上記の効果を得たい場合は、V含有量は0.005%以上とするのが好ましく、0.01%以上とするのがより好ましい。
Bは、焼入性を著しく高める作用があり、強度上昇と疲労き裂進展抵抗性を向上させる効果がある元素である。そのため、必要に応じてBを含有させても良い。しかし、0.0030%を超えてBを含有させると靱性が劣化する。したがって、含有させる場合のB含有量は0.0030%以下とする。上記の効果を得たい場合は、B含有量は0.0003%以上とするのが好ましい。
Ceqは炭素当量を意味し、下記(i)式で定義される。本発明では、後述のように、鋼板を溶接した際の溶接部における硬度の均一性が重要な要素となる。Ceqが0.40を超えると、鋼板の焼入れ性が高くなるため、溶接に伴う硬化が顕著となり溶接部における硬度均一性を乱す結果となる。一方、Ceqが0.25未満では、鋼板の強度を確保することが困難となる。したがって、Ceqは0.25〜0.40とする。
Ceq=C+Mn/6+(Cr+Mo+V)/5+(Cu+Ni)/15 ・・・(i)
但し、式中の各元素記号は、鋼板中に含まれる各元素の含有量(質量%)を表す。
本発明に係る鋼板の組織は、硬質組織と軟質組織とからなる複合組織である。ここで、硬質組織とはパーライト、ベイナイトおよびマルテンサイトから選択される一種以上の組織であり、軟質組織とはフェライト組織である。硬質組織としては、上記の中でもベイナイト組織であることが望ましい。また、硬質組織と軟質組織との割合は、鋼の強度設計に合わせて決定すれば良いため、特に制限は設けない。
鋼板の負荷方向の繰返し軟化パラメータ:0.95以下
鋼板の繰返し軟化パラメータが0.95を超える場合、繰返し軟化程度が少なく、鋼板の軟化によって溶接部の溶接残留応力を緩和する、という改善メカニズムが作用しない。このため鋼板の負荷方向の繰返し軟化パラメータを0.95以下とした。なお、製造工程において、鋼板中に転位を積極的に導入する、すなわち初期の転位密度を上昇させることによって、繰返し軟化パラメータを低くすることができる。
本発明に係る鋼床版は、上記の鋼板をデッキプレートとして用いて、閉断面リブと溶接してなるものである。鋼床版の溶接部における疲労強度を向上させるためには、疲労損傷領域の局所化を避けることによってき裂が発生することを防止する必要がある。
1.5×HB−W≧HHAZ ・・・(ii)
但し、HB−Wは、鋼板および溶接金属の硬度のうち低い方の値を意味し、HHAZは、鋼板の熱影響部の硬度を意味する。
本発明に係る鋼板の製造条件について特に制限はないが、以下に示す加熱工程、圧延前冷却工程、熱間圧延工程および圧延後冷却工程を備えた製造方法を用いることにより、本発明の鋼板を製造することができる。
上記の化学組成を有するスラブを、900〜1250℃の温度範囲まで加熱するのが望ましい。この時の加熱温度が900℃未満であると、鋼板の変形抵抗が大きく、熱間圧延機に過大な負担をかけるおそれがある。一方、1250℃を超えると、オーステナイト粒径が粗大化してしまい、圧延終了時における最終製品の靱性が確保できないおそれがある。
加熱した後、圧延前に1℃/s以上の冷却速度で冷却を施す工程を設けるのが望ましい。圧延前冷却工程における冷却速度が1℃/s未満では、極表層の繰返し軟化を促進できないおそれがある。なお、圧延前冷却工程における冷却速度は15℃/s以下とすることが望ましい。冷却速度が15℃/sを超えると、極表層の材質変化にとどまらず、鋼板表面にも冷却の影響が及び、鋼板全体の板厚方向の硬度分布において表層が硬化してしまい、曲げ加工特性等が劣化するおそれがある。
上記の加熱および圧延前冷却に続いて、熱間圧延を行うのが望ましい。圧延開始温度について特に制限は設けないが、圧延前冷却工程における冷却停止後、ただちに圧延を開始するのが望ましい。また、圧延仕上げ温度についても特に制限は設けないが、後述の圧延後冷却工程との関係から、800℃以上とするのが望ましい。
圧延後、800℃以上の開始温度から500℃以下の停止温度まで加速冷却を行う工程を設けるのが望ましい。その冷却工程においては、800℃から500℃までの平均冷却速度を20〜60℃/sとするのが好ましい。
上述のように、本発明に係る鋼床版は、上記の鋼板をデッキプレートとして用いて、閉断面リブと溶接することで製造することができる。なお、閉断面リブとしてはU字断面またはV字断面等のリブが挙げられるが、最も一般的な閉断面リブはU字断面のトラフリブである。
Claims (8)
- 鋼床版のデッキプレートに用いられる鋼板であって、
化学組成が、質量%で、C:0.01〜0.10%、Si:0.04〜0.60%、Mn:0.50〜2.00%、Al:0.003〜0.06%、Ti:0.001〜0.100%、N:0.0020〜0.0120%、O:0.0005〜0.0040%、Cr:0〜2.0%、Mo:0〜1.0%、Ni:0〜1.5%、Cu:0〜1.5%、Nb:0〜0.1%、V:0〜0.1%、B:0〜0.0030%、残部Feおよび不純物であり、TiとNとの比(Ti/N)が3.4以下であり、下記(i)式で定義されるCeqが0.25〜0.40であり、
板厚の1/4厚におけるミクロ組織が硬質組織と軟質組織との複合組織からなり、該硬質組織と該軟質組織との硬度差が150HV以上であり、
鋼板の負荷方向の繰返し軟化パラメータが0.95以下である鋼板。
Ceq=C+Mn/6+(Cr+Mo+V)/5+(Cu+Ni)/15 ・・・(i)
但し、式中の各元素記号は、鋼板中に含まれる各元素の含有量(質量%)を表す。 - 前記化学組成が、質量%で、Cr:0.05〜2.0%、Mo:0.04〜1.0%、Ni:0.2〜1.5%、Cu:0.2〜1.5%から選択される1種以上を含有する請求項1に記載の鋼板。
- 前記化学組成が、質量%で、Nb:0.01〜0.1%、V:0.005〜0.1%から選択される1種以上を含有する請求項1または請求項2に記載の鋼板。
- 前記化学組成が、質量%で、B:0.0003〜0.0030%を含有する請求項1から請求項3までのいずれかに記載の鋼板。
- 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の鋼板をデッキプレートとして用いて、閉断面リブと溶接してなる鋼床版であって、
該鋼板の熱影響部の硬度が、鋼板および溶接金属の硬度との関係において、下記(ii)式を満足する鋼床版。
1.5×HB−W≧HHAZ ・・・(ii)
但し、HB−Wは、鋼板および溶接金属の硬度のうち低い方の値を意味し、HHAZは、鋼板の熱影響部の硬度を意味する。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の化学組成を有するスラブを、900〜1250℃の温度範囲まで加熱する加熱工程と、
加熱後、1℃/s以上の冷却速度で冷却を施す圧延前冷却工程と、
熱間圧延を施す熱間圧延工程と、
熱間圧延後、800℃以上の開始温度から500℃以下の停止温度まで加速冷却を施すのに際し、800℃から500℃までの平均冷却速度を20〜60℃/sとし、鋼板表面における復熱温度幅が加速冷却停止温度の40%以下とする圧延後冷却工程とを備えた鋼板の製造方法。 - 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の鋼板をデッキプレートとして用いて、閉断面リブと溶接して鋼床版を製造するに際し、該溶接における入熱を1.0〜3.0kJ/mmとする鋼床版の製造方法。
- 請求項6に記載の方法で製造された鋼板をデッキプレートとして用いて、閉断面リブと溶接して鋼床版を製造するに際し、該溶接における入熱を1.0〜3.0kJ/mmとする鋼床版の製造方法。
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