JP2015085779A - 車高センサの取付構造 - Google Patents
車高センサの取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015085779A JP2015085779A JP2013225394A JP2013225394A JP2015085779A JP 2015085779 A JP2015085779 A JP 2015085779A JP 2013225394 A JP2013225394 A JP 2013225394A JP 2013225394 A JP2013225394 A JP 2013225394A JP 2015085779 A JP2015085779 A JP 2015085779A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle height
- sensor
- extension member
- extending
- center line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/11—Mounting of sensors thereon
- B60G2204/116—Sensors coupled to the suspension arm
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
【課題】車高センサに荷重負荷を掛けることなく、サスペンションアームの回動角を当該車高センサにて検出することを可能とする。【解決手段】基端部がアンダーボデー7側に回動可能に支持され、先端側が車高の変動に伴って上下に回動するトレーリングアーム3と、アンダーボデー7側からトレーリングアーム3の回動中心線C上まで延出した第1延出部材4と、トレーリングアーム3からその回動中心線C上まで延出した第2延出部材5と、第1延出部材4に対する第2延出部材5の回動中心線C回りの回転角を検出するように第1延出部材4および第2延出部材5に取り付けられたセンサ6と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用車高センサの取付構造に関する。
自動車用車高センサの取付構造として、従来より、図4に示すようなものがあった。同図に示す車高センサの取付構造51は、回転角を検出するセンサ52、センサブラケット53、プレートリンク54、ボールジョイント55、ボデーアーム56等で構成されている。
センサブラケット53は、アンダーボデー57のクロスメンバ58に固定されている。このセンサブラケット53には、センサ52が取り付けられている。プレートリンク54は、一端部がセンサ52の回転軸に固定され、他端部がボールジョイント55の一端部に回動自在に連結されている。ボールジョイント55は、一端部がプレートリンク54に回動自在に連結され、他端部がボデーアーム56に回動自在に連結されている。ボデーアーム56は、リアアスクル62又はサスペンションアーム59に固定されている。なお、サスペンションアーム59は、基端部がアンダーボデー57側の支点61を中心に回動可能に設けられ、先端部はリアアスクル62側に固定されている。
この車高センサの取付構造51では、車高の変動に連動して、リアアスクル62が上下動し、サスペンションアーム59が支点61を中心に上下に回動する。そして、このサスペンションアーム59の回動により、プレートリンク54およびボールジョイント55からなるリンク機構が動作する。例えば、車高が高くなる場合、サスペンションアーム59は矢印P1の方向へ回動し、プレートリンク54およびセンサ52の回転軸は矢印Q1の方向へ回動する。一方、車高が低くなる場合、サスペンションアーム59は矢印P2の方向へ回動し、プレートリンク54およびセンサ52の回転軸は矢印Q2の方向へ回動する。センサ52の回転軸の回転角と車高との関係はあらかじめ決まっているので、センサの出力値から車高が検出される。
上記車高センサの取付構造51と同様に、リンク機構を介して得られる回転変位を回転角センサ等で検出して車高を得るようにしたものは、多くの様々な車両で採用されている。例えば特許文献1に開示されている車高センサの取付構造もリンク機構を介して得られる回転変位を回転角センサで検出し車高を得るようにしたものである。
ところで、上記車高センサの取付構造51は、リンク機構を有することから、部品点数が多くなり、製造コストが高くなるという問題がある。また、部品点数が多くなることで重量も大きくなる。これらの問題は、特許文献1に開示されている車高センサの取付構造にも当てはまる。
また、上記リンク機構の設置位置近傍には、燃料タンク取付用ブラケットや、福祉車両の可動式スロープが配置されることが多く、これらとリンク機構とが干渉しないように設計に注意を払う必要がしばしばあり、設計の自由度が狭められるという問題もあった。
本願発明者は、サスペンションアーム59の支点61の位置において、サスペンションアーム59の回動角を回転角センサで検出することにより、車高を検出することを検討したが、上記支点61を構成する軸材は、路面の凹凸で車高が急激に変化する際に、大きな荷重負荷を受ける部分であり、当該軸材に直接回転角センサを取り付けることは困難であった。
本発明は、かかる課題に鑑みて創案されたものであり、車高センサに荷重負荷を掛けることなく、サスペンションアームの回動角を当該車高センサにて検出することを可能とする、車高センサの取付構造を提供することを目的とする。
本発明に係る車高センサの取付構造は、基端部がアンダーボデー側に回動可能に支持され、先端側が車高の変動に伴って上下に回動するサスペンションアームと、前記アンダーボデー側から前記サスペンションアームの回動中心線上まで延出した第1延出部材と、前記サスペンションアームから当該サスペンションアームの回動中心線上まで延出した第2延出部材と、前記第1延出部材に対する前記第2延出部材の前記回動中心線回りの回転角を検出するように前記第1延出部材および前記第2延出部材に取り付けられたセンサと、を備えることを特徴としている。
かかる構成を備える車高センサの取付構造によれば、第1延出部材に対する前記第2延出部材の回動中心線回りの回転角を検出することで、センサに荷重負荷を掛けることなく、サスペンションアームの回動角を検出することができる。
本発明によれば、車高センサに路面の凹凸で車高が急激に変化する際の荷重負荷を掛けることなく、サスペンションアームの回動角を当該車高センサにて検出することが可能となり、リンク機構を無くすことも可能となる。また、リンク機構を無くすることができる結果、部品点数の減少、製造コストの低減、軽量化等が図られる。さらに、リンク機構を無くすことで設計の自由度が広がる。
以下、本発明の実施の形態に係る車高センサの取付構造について図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、自動車のボデーとリアアスクルとの相対的な上下位置関係を検出することにより、車高を検出する場合を例に挙げて説明する。
図1および図2に示すように、本発明の実施の形態に係る車高センサの取付構造1は、トレーリングアーム3、第1延出部材4、第2延出部材5、センサ6等で構成されている。
トレーリングアーム3は、基端部がアンダーボデー7を構成する支持部2に、軸材8を介して回動自在に支持されており、車高の変動に伴って上下回動するように設けられている。また、トレーリングアーム3の先端部は、リアアスクル16に連結されている。なお、本実施形態では、リアアスクル16の上下動(後輪の上下動)に伴って上下回動するサスペンションアームの1例としてトレーリングアーム3を挙げている。
第1延出部材4は、図2に示すように、支持部2からトレーリングアーム3の回動中心線C上まで延出している。図に例示する第1延出部材4は、2カ所に屈曲部9,10を有する板金で構成されており、ボルト11にて支持部2の側面に固定された基部4aと、この基部4aから斜め方向に延出した中間部4bと、この中間部4bから基部4aと平行になるように延出し、回動中心線Cに略直交するセンサ取付部4cとを有する。センサ取付部4cには、後述するセンサ6の本体部6aが図示しないビスにて固定されている。なお、センサ取付部4cには、センサ6の回転軸6cを回転自在に挿通する孔12が形成されている。
第2延出部材5は、トレーリングアーム3から当該トレーリングアーム3の回動中心線C上まで延出している。図に例示する第2延出部材5は、2カ所に屈曲部13,14を有する板金で構成されており、ボルト11にて、トレーリングアーム3の側面に固定された基部5aと、この基部5aから斜め方向に延出した中間部5bと、この中間部5bから基部5aと平行になるように延出し、回動中心線Cに略直交するセンサ軸取付部5cとを有する。センサ軸取付部5cには、後述するセンサ6の回転軸6bが回転一体に固定されている。
センサ6は、第1延出部材4に対する第2延出部材5の回動中心線C回りの回転角を検出するように両部材4,5に取り付けられている。すなわち、センサ6の本体部6aは、第1延出部材4に固定され、センサ6の回転軸6bは第2延出部材5に固定されている。このため、トレーリングアーム3が回動中心線C回りに回動すると、トレーリングアーム3に固定された第2延出部材5が第1延出部材4に対して、同中心線C回りに回動し、その回転角を検出する。センサ6により検出される回転角、トレーリングアーム3の回動アーム長、その他の情報から車高が求められる。
本発明の実施の形態に係る車高センサの取付構造1は、以上のように構成されるので、リンク機構を必要とすることなく、車高を検出することができる。その結果、部品点数の減少、製造コストの低減、軽量化等が図られる。また、リンク機構を備える必要がないので、従来リンク機構が設けられていたスペースに他の部材、機器、装置等を配置することが可能となり、設計の自由度が広がる。
また、本発明の実施の形態に係る車高センサの取付構造1によれば、車両走行中に路面の凹凸で車高が急激に変化して、トレーリングアーム3の支点となる軸材8が大きな荷重負荷を受けても、センサ6が直接軸材8に取付けられているわけではないので、当該荷重負荷の影響をセンサ6が受けることはない。
<他の実施形態>
既述の実施形態では、センサ6の本体部6aを第1延出部材4に固定し、センサ6の回転軸6bを第2延出部5に固定していたが(図2参照)、第1延出部材4と第2延出部材5との軸線C方向の配置を入れ替えて(図3参照)、センサ6の本体部6aを第2延出部材5に固定し、センサ6の回転軸6bを第1延出部4に固定してもよい。勿論、第2延出部材5には、センサ6の回転軸6bを回転自在に挿通する孔15が形成される。
既述の実施形態では、センサ6の本体部6aを第1延出部材4に固定し、センサ6の回転軸6bを第2延出部5に固定していたが(図2参照)、第1延出部材4と第2延出部材5との軸線C方向の配置を入れ替えて(図3参照)、センサ6の本体部6aを第2延出部材5に固定し、センサ6の回転軸6bを第1延出部4に固定してもよい。勿論、第2延出部材5には、センサ6の回転軸6bを回転自在に挿通する孔15が形成される。
本実施形態では、サスペンションアームの一形態としてトレーリングアーム3を挙げたが、車高の変動に伴って上下回動するアーム材であれば、トレーリングアーム3に代えてその他のサスペンションアームに適用することも可能である。
本発明は、例えば、自動車において車高を検出するための回転角センサの取付構造として適用することができる。
1 車高センサの取付構造
3 トレーリングアーム(サスペンションアーム)
4 第1延出部材
5 第2延出部材
6 センサ
7 アンダーボデー
3 トレーリングアーム(サスペンションアーム)
4 第1延出部材
5 第2延出部材
6 センサ
7 アンダーボデー
Claims (1)
- 基端部がアンダーボデー側に回動可能に支持され、先端側が車高の変動に伴って上下に回動するサスペンションアームと、
前記アンダーボデー側から前記サスペンションアームの回動中心線上まで延出した第1延出部材と、
前記サスペンションアームから当該サスペンションアームの回動中心線上まで延出した第2延出部材と、
前記第1延出部材に対する前記第2延出部材の前記回動中心線回りの回転角を検出するように前記第1延出部材および前記第2延出部材に取り付けられたセンサと、
を備える車高センサの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013225394A JP2015085779A (ja) | 2013-10-30 | 2013-10-30 | 車高センサの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013225394A JP2015085779A (ja) | 2013-10-30 | 2013-10-30 | 車高センサの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015085779A true JP2015085779A (ja) | 2015-05-07 |
Family
ID=53049041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013225394A Pending JP2015085779A (ja) | 2013-10-30 | 2013-10-30 | 車高センサの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015085779A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106004309A (zh) * | 2016-07-01 | 2016-10-12 | 湖北航天技术研究院特种车辆技术中心 | 一种监测装置 |
FR3117942A1 (fr) * | 2020-12-22 | 2022-06-24 | Renault S.A.S | Ensemble de mesure de garde au sol |
-
2013
- 2013-10-30 JP JP2013225394A patent/JP2015085779A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106004309A (zh) * | 2016-07-01 | 2016-10-12 | 湖北航天技术研究院特种车辆技术中心 | 一种监测装置 |
FR3117942A1 (fr) * | 2020-12-22 | 2022-06-24 | Renault S.A.S | Ensemble de mesure de garde au sol |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009262693A (ja) | 車両用冷却部品支持装置 | |
JP6743566B2 (ja) | ステアバイワイヤ式操舵装置 | |
US9096111B2 (en) | Coupled torsion beam axle type suspension system | |
US9290075B2 (en) | Coupled torsion beam axle type suspension system | |
US10987986B2 (en) | Suspension device | |
JP5946996B2 (ja) | サスペンションフレーム構造 | |
JP2019535570A (ja) | フォニックホイール速度センサ支持構造体を備えたオートバイ | |
JP2015085779A (ja) | 車高センサの取付構造 | |
JP6137013B2 (ja) | 車高検出装置 | |
US20180272829A1 (en) | Active roll stabilizer | |
CN205149429U (zh) | 一种车辆的悬架系统 | |
JP6569940B2 (ja) | サスペンションにおけるトレーリングアーム構造 | |
CN203727465U (zh) | 一种汽车及其转向限位装置 | |
JP5272626B2 (ja) | ストロークセンサ | |
JP2012095392A (ja) | ケーブル保持具 | |
JP4868133B2 (ja) | トウ角・キャンバー角可変装置 | |
JP2011513108A (ja) | 車両用ホイールサスペンション装置 | |
KR20070104051A (ko) | 차량용 능동형 스테빌라이저 | |
JP5056366B2 (ja) | サスペンション装置 | |
US20040256830A1 (en) | Strut-type suspension device | |
JP6286910B2 (ja) | 車両用サスペンション装置 | |
JP4855832B2 (ja) | トーコレクトブッシュ | |
JP2007131272A (ja) | 車高センサ | |
JP2006307981A (ja) | 弾性ブッシュ | |
JP6527350B2 (ja) | ストラット式サスペンション装置 |