JP2015084620A - アーマチュアおよび電動モータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転軸と、回転軸に取り付けられ、径方向に沿うように放射状に延びる複数のティース61、およびこれらティース61間に形成される複数のスロット62とを有するアーマチュアコア11と、所定のスロット62間に巻装される巻線13と、を備えたアーマチュア5において、巻線13は、互いに線径の異なる第1巻線13aと第2巻線13bとにより構成され、所定のスロット62間には、第1巻線13aが巻装された後、第2巻線13bが巻装されている。
【選択図】図3
Description
ここで、上述の特許文献1にあっては、各スロットに2種類の巻線が不規則に混在した状態になっているので、巻線の巻装作業が煩わしいという課題がある。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電動モータ1の一部を断面で示した側面図である。
同図に示すように、電動モータ1は、例えば、二輪用のスターターモータとして用いられるものであって、車体に固定されるフロントブラケット2(図1における左側)と、フロントブラケット2に一端部が固定される円筒状のステータ3と、ステータ3の他端部を閉塞するリアブラケット4(図1における右側)と、ステータ3内に配置され、フロントブラケット2、およびリアブラケット4に回転自在に支持されるアーマチュア5と、を備えている。
図1、図2に示すように、コンミテータ12は、円板状に形成されたいわゆるディスク型コンミテータである。このコンミテータ12は、回転軸10に固着されている円板状のコンミテータ本体12aと、このコンミテータ本体12aのアーマチュアコア11とは反対側の面に配置された複数(例えば、この実施形態では32個)のセグメント14と、により構成されている。
また、筒部15の内周面には、ベアリング16よりも軸方向外側に、オイルシール17が設けられている。さらに、筒部15の外周面には、不図示のエンジンケースに電動モータ1を装着する際に使用するOリング18が取り付けられている。このように構成されたフロントブラケット2は、外周縁部がボルト19によってステータ3に締結固定されるようになっている。
リアブラケット4、ヨーク21、およびフロントブラケット2は、導電性の材料、例えば、アルミのダイカストで製造されている。
ボルト本体51は、ブラシホルダ30、およびリアブラケット4のそれぞれに形成された端子挿入孔42,43を介して内面側から外側へと突出している。ボルト本体51の先端側には、雄ネジ部52が刻設されており、ここにナット47が螺入されるようになっている。
一方、リアブラケット4の軸方向外側では、ターミナルボルト36に、樹脂ブッシュ45と、ストッパワッシャ46を通した後でナット47が締め込まれている。そして、ターミナルボルト36とナット47とにより、ブラシホルダ30とリアブラケット4とを挟み込んでいる。また、リアブラケット4の外側には、ナット47を囲むように絶縁性のカバー48が取り付けられている。
電動モータ1は、ターミナルボルト36に電圧を印加すると、ブラシ32に摺接するコンミテータ12から巻線13に電流が供給され、アーマチュア5が回転する。アーマチュア5の回転は、ワンウェイクラッチを介してクランクシャフトを回転させ、エンジンを始動させる。
次に、図3〜図5に基づいて、アーマチュアコア11への巻線13の巻装方法について説明する。
図3〜図5は、アーマチュア5の展開図であって、隣接するティース61間の空隙がスロット62に相当している。なお、本実施形態では、ティース61、スロット62、およびセグメント14の個数がそれぞれ32個に設定されているが、図3〜図5では、図面を分かり易くするために、ティース61、スロット62、およびセグメント14の一部を省いて図示している。
そして、所定のスロット62間には、線径の太い第1巻線13aが巻装された後、線径の細い第2巻線13bが巻装されている。より具体的に、以下に説明する。
同図に示すように、第1巻線13aは、4つのスロット62を間に挟んで存在する2つのスロット62間に、それぞれ2回ずつ巻回される。そして、巻回された第1巻線13aの端末部は、それぞれ所定の2つのセグメント14に接続される。
ここで、第1巻線13aと第2巻線13bの2つの巻線13a,13bが巻装されている電動モータ1の出力は、アーマチュアコア11に、第1巻線13aの線径と第2巻線13bの線径との間の線径の巻線が巻装されている電動モータ1の出力とほぼ同等になる。具体的には、4つのスロット62を間に挟んで存在する2つのスロット62間に、線径がΦ1.6mmの巻線を、それぞれ1.5回ずつ巻回した場合の電動モータ1の出力と同等になる。
(1)アーマチュアコア11に第1巻線13aのみを用いて所望の出力を得る電動モータ1
(2)アーマチュアコア11に第2巻線13bのみを用いて所望の出力を得る電動モータ1
(3)アーマチュアコア11に第1巻線13aおよび第2巻線13bを用いて所望の出力を得る電動モータ1
このように、2種類の巻線13a,13bを用いて仕様の異なる3種類の電動モータ1を製造できるので、電動モータ1の製造コストを低減できる。
例えば、上述の実施形態では、電動モータ1は、二輪用のスターターモータとして用いられるものである場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、さまざまな電動機器に、電動モータ1を採用することができる。
5…アーマチュア
10…回転軸
11…アーマチュアコア
13…巻線
13a…第1巻線
13b…第2巻線
21…ヨーク
22…マグネット(磁極)
61…ティース
62…スロット
Claims (6)
- 回転軸と、
前記回転軸に取り付けられ、径方向に沿うように放射状に延びる複数のティース、およびこれらティース間に形成される複数のスロットとを有するアーマチュアコアと、
所定の前記スロット間に巻装される巻線と、
を備えたアーマチュアにおいて、
前記巻線は、互いに線径の異なる第1巻線と第2巻線とにより構成され、
所定の前記スロット間には、前記第1巻線が巻装された後、前記第2巻線が巻装されていることを特徴とするアーマチュア。 - 前記第1巻線の線径は、前記第2巻線の線径よりも太く設定されていることを特徴とする請求項1に記載のアーマチュア。
- 前記第1巻線の線径は、前記第2巻線の線径よりも細く設定されていることを特徴とする請求項1に記載のアーマチュア。
- 前記第1巻線の巻回数は、前記第2巻線の巻回数の2倍に設定されていることを特徴とする請求項2に記載のアーマチュア。
- 前記第2巻線の巻回数は、前記第1巻線の巻回数の2倍に設定されていることを特徴とする請求項2に記載のアーマチュア。
- 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のアーマチュアと、
前記アーマチュアの周囲を取り囲むように設けられ、磁極を有するヨークと、
を備えたことを特徴とする電動モータ。
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---|---|---|---|
JP2013222231A JP6239343B2 (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | アーマチュアおよび電動モータ |
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JP2015084620A true JP2015084620A (ja) | 2015-04-30 |
JP6239343B2 JP6239343B2 (ja) | 2017-11-29 |
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Family Applications (1)
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JP2013222231A Active JP6239343B2 (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | アーマチュアおよび電動モータ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017188979A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | 株式会社ミツバ | 電動モータ |
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-
2013
- 2013-10-25 JP JP2013222231A patent/JP6239343B2/ja active Active
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