JP2015083890A - 集中制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】空調機器単独の単独運転も操作画面に表示する集中制御システムを提供する。【解決手段】集中制御盤1に複数台の空調機器4を接続し、前記集中制御盤1には空調機器4の各種の運転設定及びこの設定の表示を行う表示兼用の操作画面2を備え、各空調機器4は、前記操作画面2で設定された月日や時間で運転開始や停止を制御するプログラム運転や、その場で各空調機器4の運転開始と停止を制御するマニュアル運転や、各空調機器4自体に設けられた単独スイッチ19によって操作画面2による指示を受け付けない単独運転とを選択して運転可能としたもので、前記空調機器4が単独スイッチ19による単独運転状態も操作画面2に表示するようにしたものである。【選択図】図9
Description
この発明は、多数の区画された部屋を有する学校や病院、公共施設などで、この各部屋に設置されたエアコンやストーブを一箇所で集中的に制御する集中制御システムに関するものである。
従来よりこの種のものに於いては、各暖房機の運転及び停止状態を、集中制御盤の表示部に各暖房機の現在の状態を表示して、運転状態が表示部を見れば一目で分かるようにしたものであった。(例えば、特許文献1参照。)
ところでこの従来のものでは、集中制御システムとは切り離される暖房機自身による単独運転については、集中制御システムとは切り離されることで、表示部への表示は行われないことで、単独運転中の暖房機の状態は設置場所までわざさわざ行って目視する必要があり煩わしいものであり、又表示が出ないことから通信エラーではないかとの疑いもあって、紛らわしく使用勝手が極めて悪いものであった。
この発明は上記課題を解決するために、特にその構成を、集中制御盤に複数台の空調機器を接続し、前記集中制御盤には空調機器の各種の運転設定及びこの設定の表示を行う表示兼用の操作画面を備え、各空調機器は、前記操作画面で設定された月日や時間で運転開始や停止を制御するプログラム運転や、その場で各空調機器の運転開始と停止を制御するマニュアル運転や、各空調機器自体に設けられた単独スイッチによって操作画面による指示を受け付けない単独運転とを選択して運転可能としたものに於いて、前記空調機器が単独スイッチによる単独運転状態も操作画面に表示するようにしたものである。
以上のようにこの発明によれば、集中制御とは切り離された空調機器自身による単独運転時も操作画面には、単独運転の運転状態が表示されるので、空調機器の設置場所までわざわざ行って確認する必要がなく煩わしさから解消され、更に操作画面を見るだけで離れた場所で単独運転している空調機器の運転状態を確認出来、誤動作の心配もなく極めて使用勝手が良いものである。
この発明の集中制御システムの一実施形態を図面に基づき説明する。
1はパネルコンピューターから成る集中制御盤で、15インチのタッチパネル方式の表示兼用の操作画面2を有し、初期設定時にはキーボード(図示せず)を接続可能とし、文字や数字入力によって各種の設定を可能として、後述する複数の空調機器の運転開始/停止及び室温制御等の集中制御を行うものである。
3は前記操作画面2と共に集中制御盤1を構成する分配器で、各部屋に設置されているFF式の石油ストーブからなる空調機器4を最大32台接続した制御信号線5が2本ずつ接続されており、この分配器3を4個有し最大で256台の空調機器4が接続可能で、運転開始/停止及び室温制御等の集中制御を行うものである。
1はパネルコンピューターから成る集中制御盤で、15インチのタッチパネル方式の表示兼用の操作画面2を有し、初期設定時にはキーボード(図示せず)を接続可能とし、文字や数字入力によって各種の設定を可能として、後述する複数の空調機器の運転開始/停止及び室温制御等の集中制御を行うものである。
3は前記操作画面2と共に集中制御盤1を構成する分配器で、各部屋に設置されているFF式の石油ストーブからなる空調機器4を最大32台接続した制御信号線5が2本ずつ接続されており、この分配器3を4個有し最大で256台の空調機器4が接続可能で、運転開始/停止及び室温制御等の集中制御を行うものである。
6は操作画面2中の初期設定スイッチで、集中制御の初期設定を行うものであり、続いてシステム設定スイッチ7を押圧することで、操作画面2がシステム設定画面に切り替わり、システムの物件名、導入年月日等が入力可能でフォルダー内に格納される。
8は型式設定スイッチで、初期設定スイッチ6に続いて押圧されることで、操作画面2が型式設定画面に切り替わり、最大20種類の型式を登録することが出来るものである。
8は型式設定スイッチで、初期設定スイッチ6に続いて押圧されることで、操作画面2が型式設定画面に切り替わり、最大20種類の型式を登録することが出来るものである。
9はグループ設定スイッチで、初期設定スイッチ6に続いて押圧されることで、操作画面2がグループ設定画面に切り替わり、1階西や2階東等の20項目のグループが設定可能で、1グループにつき30台の空調機器4を分けることが出来る。
10は操作画面2中のプログラム設定スイッチで、押圧されるとプログラム設定画面に切り替わり、週間タイマースイッチ11、年間タイマースイッチ12、日付・時刻スイッチ13が表示され、続けて週間タイマースイッチ11が押圧されれば、プログラム表示に例えば1年生の一週間の時間割が表示され、プログラム運転で運転したい各曜日と各時間に渡って運転するか停止するかを設定可能で、年間タイマースイッチ12を続いて押圧すれば、4ヶ月前と4ヶ月後が表示され、現在の月を基準として最大13年後まで表示されて、運転したい日にちのプログラム運転を設定可能で、続いて日付・時刻スイッチ13を押圧すれば、日付と時刻が表示されこの画面で日付と時刻の設定が行われるものである。
14はモニタースイッチで、予めグループ分けされたグループ毎に現在の設定や運転状態が表示され、マニュアル運転の運転開始や停止、マニュアル運転からプログラム運転への切替及びこの逆も変更可能で、更にグループで一括運転や停止の操作及び設定温度の変更も行うことが出来るものである。
15はプログラム運転スイッチで、プログラム運転に設定された空調機器4をプログラム、即ち予め設定した日時や温度で運転開始/停止を行う運転を開始させるものであり、設定された期間に渡って設定された通りに運転制御されるものである。
16は異常状態等の緊急時に押圧されることにより全空調機器4を強制的に停止させる全停止スイッチで、マニュアル運転やプログラム運転に関係なく全ての運転が停止されるものであり、プログラム運転で運転停止による時刻待ち中でも停止され、再度プログラム運転スイッチ15が押圧されないとプログラム運転は再開されないものである。
17は本日の運転終了スイッチで、同じく緊急時に押圧されることにより全空調機器4の運転を強制的に停止するものであるが、プログラム運転については、深夜12時を回り日付が翌日の日付に変わることで、何ら別の追加操作をすることなく自動的にプログラム運転が再開されるもので、即ち本日の運転終了スイッチ17の押圧で本日の集中制御運転は全て停止されるが、少なくともプログラム運転は翌日には運転開始され、極めて使用勝手が良いものである。
18は分配器3とグループ分けされた空調機器4とをつなぐ制御信号線5途中に接続される外部警報器からなる子機ユニットで、地震を感知して通電を停止させる感震器や緊急停止スイッチが接続されるものであり、各分配器3につき3台まで設置可能としているものである。
19は各空調機器4自身の背面に設けられた単独スイッチで、押圧によるON操作されることにより、強制的に単独での単独運転を開始するものであり、この時、空調機器4は制御信号線5で集中制御盤1と接続されているが、集中制御盤1からの操作指示は一切受け付けず切り離された状態となるが、運転状態だけは制御信号線5を介して集中制御盤1の操作画面2に「ストーブ側運転/運転中」と単独運転表示20がなされるものであり、これにより、わざわざ単独運転中の空調機器4の設置場所まで行って運転を確認する必要がなく、集中制御盤1の操作画面2を見るだけで、空調機器4の単独運転状態を把握することが出来、極めて使用勝手が良いものである。
次にこの集中制御システムの作動について説明すれば、今集中制御盤1でマニュアル運転やプログラム運転の各種設定を行った後、この集中制御により各空調機器4を運転制御している状態で、図6のフローチャートに示すように、緊急事態が発生し全空調機器4の運転を停止させる必要が生じた場合には、操作画面2に常時表示されている全停止スイッチ16を押圧すれば(ステップ21)、YESでステップ22に進みマニュアル運転やプログラム運転に関係なく全ての空調機器4の運転が停止されるものであり、プログラム運転で運転停止による時刻待ち中でも停止され、再度プログラム運転スイッチ15が押圧されないとプログラム運転は再開されないものである。
又緊急状態であるので全空調機器4は一担全て停止させるが、停止させるのは今日だけでプログラム運転は明日以降は再開させたい場合には、図7のフローチャートに示すように、操作画面2に常時表示されている本日の運転終了スイッチ17を押圧すれば(ステップ23)、YESでステップ24に進みマニュアル運転やプログラム運転に関係なく全ての空調機器4の運転が停止されるが、プログラム運転は解除されずステップ25に進んで現在時刻が深夜12時を回り翌日に成ったかを判断し、YESでステップ26に進みプログラム運転を再開するものである。
これによって、プログラム運転を再開することなく全空調機器4の運転を停止させる時には、全停止スイッチ16を押圧して全停止させて、災害時等の緊急時に対応出来て安全の確保が簡単に行われるものであり、又全停止ではあるがそれ程緊急用しない時や今日1日だけ停止させて置けば良い時には、本日の運転終了スイッチ17を押圧して全停止させるが、プログラム運転については、再設定の必要もなく、その日の日付が変わることでプログラム運転が自動的に再開され、極めて使用勝手が良く安心して使用出来るものである。
一方各空調機器4自身の背面に設けられた単独スイッチ19を、押圧によるON操作されることにより、単独スイッチ19をONされた空調機器4は強制的に単独での単独運転を開始するものであり、そしてこの空調機器4は制御信号線5で集中制御盤1と接続されているが、集中制御盤1からの操作指示は一切受け付けず切り離された状態となり、ただ運転状態だけは制御信号線5を介して集中制御盤1の操作画面2に「ストーブ側運転/運転中」と単独運転表示20するものであり、これによって、わざわざ単独運転中の空調機器4の設置場所まで行って運転を確認する必要がなく、集中制御盤1の操作画面2を見るだけで、空調機器4の単独運転状態を把握することが出来、極めて使用勝手が良いものである。
1 集中制御盤
2 操作画面
4 空調機器
19 単独スイッチ
20 単独運転表示
2 操作画面
4 空調機器
19 単独スイッチ
20 単独運転表示
Claims (1)
- 集中制御盤に複数台の空調機器を接続し、前記集中制御盤には空調機器の各種の運転設定及びこの設定の表示を行う表示兼用の操作画面を備え、各空調機器は、前記操作画面で設定された月日や時間で運転開始や停止を制御するプログラム運転や、その場で各空調機器の運転開始と停止を制御するマニュアル運転や、各空調機器自体に設けられた単独スイッチによって操作画面による指示を受け付けない単独運転とを選択して運転可能としたものに於いて、前記空調機器が単独スイッチによる単独運転状態も操作画面に表示するようにした事を特徴とする集中制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013222015A JP2015083890A (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 集中制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013222015A JP2015083890A (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 集中制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015083890A true JP2015083890A (ja) | 2015-04-30 |
Family
ID=53047569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013222015A Pending JP2015083890A (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 集中制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015083890A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS625041A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-12 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の集中監視装置 |
JPS62266348A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-11-19 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
JP2001165493A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-06-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 暖房システム |
JP2008170047A (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-24 | Fujitsu General Ltd | 空調機システム、空調機システムの制御方法および集中管理装置 |
-
2013
- 2013-10-25 JP JP2013222015A patent/JP2015083890A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS625041A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-12 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の集中監視装置 |
JPS62266348A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-11-19 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
JP2001165493A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-06-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 暖房システム |
JP2008170047A (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-24 | Fujitsu General Ltd | 空調機システム、空調機システムの制御方法および集中管理装置 |
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