JP2015083346A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クリーニングを適度なタイミングで行いつつ、印刷を開始してから印刷物の取得までの時間が遅れてしまうことを回避できるインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】クリーニング制御手段(クリーニング制御部12)は、印刷手段(印刷部13)によって既に印刷された第1の印刷ページ数(n)と、第1の印刷ページ数と受信された印刷ジョブデータで印刷される第2印刷ページ数(n’)との和である総和印刷ページ数が、クリーニングが必要な所定のページ数範囲内の場合には、印刷手段により印刷ジョブデータの印刷処理の実行後に、クリーニング手段(クリーニングユニット11)にクリーニング処理を行わせ、総和印刷ページ数が、上限値より大きい場合には、印刷手段により印刷ジョブデータの印刷処理の実行前に、クリーニング手段にクリーニング処理を行わせる。【選択図】図1
Description
本発明は、インクジェット記録装置に係り、特にインクジェットヘッドのクリーニング処理に要する待ち時間を低減することのできるインクジェット記録装置に関する。
インクジェットヘッドを用いたインクジェット記録装置(インクジェットプリンタ)では、インクジェットヘッドの各ノズルが、ノズル内に残っているインクの増粘や気泡の混入、異物の付着等によって目詰まりを起こし、十分なインク液滴を吐出できない吐出不良状態となることがある。
このような吐出不良のノズルが含まれているインクジェットヘッドを用いて印刷を行うと、ドット抜け等が発生して印刷品位が低下するなどの不具合を生じることがある。
そこで、従来においては、所定のタイミング(例えば、定期的に、或いは電源オン時などのタイミング)で、インクジェットヘッドのクリーニングを行うようにしている。
そして、インクジェットヘッドのクリーニングを行う技術は種々提案されている。
例えば、特許文献1には、ワイパーブレードによって、印字ヘッドの吐出面がクリーニングされる技術が開示されている。
しかしながら、上記従来の技術では、例えば印刷枚数が所定枚数に達したタイミングなどで、自動的にクリーニングが開始されるため、印刷ジョブの処理途中にクリーニングが実行されてしまい、印刷が完了するまでの間があいてしまうという不都合があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、クリーニングを適度なタイミングで行いつつ、印刷を開始してから印刷物の取得までの時間が遅れてしまうことを回避できるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るインクジェット記録装置の第1の態様は、記録媒体に対してインクを吐出するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドのクリーニング処理を行うクリーニング手段と、外部から印刷ジョブデータを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された印刷ジョブデータに基いて、前記インクジェットヘッドによる前記記録媒体への印刷を実施する印刷手段と、前記印刷手段により印刷されたページ数に基づいて、前記クリーニング手段によるクリーニング処理の実行を行うクリーニング制御手段と、を備え、前記クリーニング制御手段は、前記印刷手段によって既に印刷された第1の印刷ページ数と、前記第1の印刷ページ数と受信された前記印刷ジョブデータで印刷される第2印刷ページ数との和である総和印刷ページ数が、クリーニングが必要な所定のページ数範囲内の場合には、前記印刷手段により印刷ジョブデータの印刷処理の実行後に、前記クリーニング手段にクリーニング処理を行わせ、前記総和印刷ページ数が、前記上限値より大きい場合には、前記印刷手段により印刷ジョブデータの印刷処理の実行前に、前記クリーニング手段にクリーニング処理を行わせることを特徴とする。
本発明に係るインクジェット記録装置の第2の態様は、第1の態様に係るインクジェット記録装置において、前記印刷手段で印刷された前記記録媒体に所定の後処理を行う後処理手段をさらに備え、前記クリーニング制御手段は、前記後処理手段による後処理が可能となるまでの所要時間tと、前記クリーニング手段によるクリーニング処理に必要な所要時間Tとを比較し、t≧Tの場合には前記クリーニング処理を実行し、その後に前記印刷手段による印刷を開始するように制御することを特徴とする。
本発明に係るインクジェット記録装置の第3の態様は、第2の態様に係るインクジェット記録装置において、前記後処理手段は、前記印刷手段で印刷された前記記録媒体を加熱手段で加熱した糊を用いて製本する製本装置で構成され、前記製本装置は、前記加熱手段により加熱された糊が使用可能温度に達するまでの所要時間を時間tとして算出する算出手段を備え、前記クリーニング制御手段は、糊が使用可能温度に達していない場合に、前記算出手段から時間tを取得し、t≧Tの場合には前記クリーニング処理を実行し、その後に前記印刷手段による印刷を開始するように制御することを特徴とする。
第3の態様に係るインクジェット記録装置では、製本装置は、加熱手段により加熱された糊が使用可能温度に達するまでの所要時間を時間tとして算出する算出手段を備え、糊が使用可能温度に達していない場合に、算出手段から時間tを取得し、t≧Tの場合にはクリーニング処理を実行し、その後に印刷手段による印刷を開始するように制御するので、後処理手段として製本装置を用いる場合に、製本装置が使用可能となるまでの所要時間を利用してクリーニング処理を前倒しで行うことができる。これにより、印刷途中にクリーニング処理が実行される頻度を抑制して、クリーニング処理に伴う印刷処理の遅れを低減することができる。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、第1の態様に係るインクジェット記録装置では、印刷手段によって既に印刷された第1の印刷ページ数と、第1の印刷ページ数と受信された印刷ジョブデータで印刷される第2印刷ページ数との和である総和印刷ページ数が、クリーニングが必要な所定のページ数範囲内の場合には、印刷手段により印刷ジョブデータの印刷処理の実行後に、クリーニング手段にクリーニング処理を行わせ、総和印刷ページ数が、上限値より大きい場合には、印刷手段により印刷ジョブデータの印刷処理の実行前に、クリーニング手段にクリーニング処理を行わせるように制御しているので、印刷ジョブ処理途中にクリーニングが行われる事態を回避することができると共に、クリーニングを適度なタイミングで行いつつ、印刷を開始してから印刷物の取得までの時間が遅れてしまうことを回避することができる。
第2の態様に係るインクジェット記録装置では、後処理手段による後処理が可能となるまでの所要時間tと、クリーニング手段によるクリーニング処理に必要な所要時間Tとを比較し、t≧Tの場合にはクリーニング処理を実行し、その後に印刷手段による印刷を開始するように制御しているので、後処理手段において後処理が可能となるまでの所要時間を利用してクリーニング処理を前倒しで行うことができる。これにより、印刷途中にクリーニング処理が実行される頻度を抑制することができ、クリーニング処理に伴う印刷処理の遅れを低減することができる。
以下、本発明の一例としての実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
(プリンタおよび製本装置の概略構成について)
実施形態に係るインクジェット記録装置(プリンタ)1および後処理装置(製本装置)3の機能構成について図1を参照して説明する。
実施形態に係るインクジェット記録装置(プリンタ)1および後処理装置(製本装置)3の機能構成について図1を参照して説明する。
図1の機能ブロック図に示すように、本実施の形態に係るインクジェット記録装置としてのプリンタ1は、記録媒体(印刷用紙等)に対してインクを吐出するインクジェットヘッド10と、インクジェットヘッド10のクリーニング処理を行うクリーニングユニット(クリーニング手段)11と、クリーニングユニット11によるクリーニング処理の実行を制御するクリーニング制御部(クリーニング制御手段)12と、外部(例えば、パーソナルコンピュータPC2)から取得した印刷データに基いて、インクジェットヘッド10による記録媒体への印刷を実施する印刷部(印刷手段)13と、印刷部13による印刷処理を制御するマイクロコンピュータ等で構成される印刷制御部14と、プリンタ1に隣設される製本装置3と各種信号等の送受信を行う通信部15と、ユーザによって復帰可能な異常状態(例えば、ジャムや給紙トレイの用紙切れ等)が発生しているか否かを判定する異常判定部(判定手段)16等を備えている。
また、本実施の形態に係る後処理装置としての製本装置3は、図1に示すように、プリンタ1の印刷部13で印刷された記録媒体を製本する製本部30と、プリンタ1と各種信号等の送受信を行う通信部31と、製本部30における製本処理を制御する制御部32等を備える。
また、製本部30は、印刷された記録媒体を製本する際に用いる糊(ホットメルト接着剤)を加熱するヒータ(加熱手段)131を有する糊加熱部130と、ヒータ131で加熱された糊の温度を測定するサーミスタ等で構成される温度測定部132とを少なくとも備えている。
また、制御部32は、温度測定部132で測定された糊の温度に基いて、ヒータ131により加熱された糊が使用可能温度に達するまでの所要時間を時間tとして算出する所要時間算出部(算出手段)133を少なくとも備えている。
そして、プリンタ1のクリーニング制御部12は、印刷データに基づいて印刷部13による印刷準備を行う期間において、所要時間算出部133から時間tを取得し、t≧T(但し、時間Tは、クリーニングユニット11によるクリーニング処理に必要な所要時間)の場合に、クリーニングユニット11によるクリーニング処理を実行し、その後に印刷部13による印刷を開始するように制御する。なお、クリーニングユニット11の構成例およびクリーニング処理の詳細については後述する。
また、本実施の形態においては、後処理装置として製本装置3をプリンタ1に接続する場合を示したが、これに限らず、後処理装置として、昇降可能な大容量排紙トレイを備える排紙装置や、ステープラー、パンチング装置等を接続するようにしてもよい。その場合には、各種後処理装置において後処理が可能となるまでの所要時間t(例えば、大容量排紙トレイの昇降を行う時間や、ステープル処理やパンチング処理を行う準備時間等)を収集し、t≧T(但し、時間Tは、クリーニングユニット11によるクリーニング処理に必要な所要時間)の場合に、クリーニングユニット11によるクリーニング処理を実行するように制御するようにしてもよい。
次に、図2を参照して、実施形態に係るインクジェット記録装置(プリンタ)1および後処理装置(製本装置)3の構成例について説明する。
プリンタ1は、記録媒体としての印刷用紙P1の搬送方向D1と直交する方向に配列された複数のヘッドブロックを備え、印刷用紙P1に対してインクを吐出するインクジェットヘッド10と、印刷用紙P1をインクジェットヘッド10と対向する位置に搬送する搬送部211とを有する。
なお、インクジェットヘッド10は、カラー印刷可能な機種においては、インク色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなど)に対応する数だけ設けられる。
また、インクジェット記録装置1の筐体210内には、レジストローラR3、搬送ベルト機構212、ローラ対r1〜r7等から構成される搬送部211が設けられている。
搬送部211の前段(図2上の左端側)には、複数枚の印刷用紙P1を載置する給紙台216が設けられ、給紙ローラR1、R2により、一枚づつ搬送部211に印刷用紙を給紙するようになっている。
搬送ベルト機構212が備える搬送ベルト213は、ローラR4〜R6に掛け回されて回動されるように構成されている。また、搬送ベルト213の水平部の表面側に対向させて上述のインクジェットヘッド10が設けられている。なお、インクジェットヘッド10等の構成例については後述する。
また、後述するクリーニングユニットを移動させる際に、搬送ベルト機構212全体が下方に移動するように構成されている(図2参照)。
また、搬送ベルト213の水平部の裏面側には、搬送されて来た印刷用紙P1を搬送ベルト213側に吸引する吸引装置230が設けられている。吸引方式としては、例えば負圧式あるいは静電式を採用することができる。
搬送ベルト213の搬送方向の端部(図2上は右端側)には、インクジェットヘッド10のクリーニング(清掃)を行う移動可能なクリーニングユニット11aが設けられている。
また、クリーニングユニット11aの右端側には、印刷された印刷用紙P2を後処理装置としての製本装置3へ搬送するローラ対r20が設けられている。
また、ローラ対r1の下流側には、印刷された印刷用紙P2を排紙部217に搬送するローラ対r6、r7が設けられている。
また、排紙部217の下方側には、印刷用紙P2に両面印刷を行うために表裏を反転させる用紙反転部215が設けられている。用紙反転部215は、ローラ対r8〜r11を備え、表面側に印刷された印刷用紙P2の表裏を反転させた後、レジストローラR3等で構成される元の搬送経路に戻される。これにより、印刷用紙P2の裏面側にも印刷が実行される。
なお、図2に示す構成例では、筐体210の下方側に、各部の制御を行うマイクロコンピュータ等で構成され、図1における印刷制御部14およびクリーニング制御部12を構成する制御装置220が設けられている。
図2に示すように、搬送ベルト機構212全体は、所定のアクチュエータや操作機構により矢印A方向に昇降可能に構成されている。そして、クリーニングユニット11aによりインクジェットヘッド10のクリーニングを行う際には、図2に示すように、まず、搬送ベルト機構212全体を下方に移動させる。次いで、クリーニングユニット11aを矢印B方向に回動させて、水平状態のクリーニングユニット11bとする。これにより、クリーニングユニット11b(21a)が備える後述のワイプブレードを用いて、インクジェットヘッド10のクリーニング処理を実行可能な状態となる。
なお、クリーニング処理の終了後は、逆の手順で、クリーニングユニット11bを矢印Bと反対方向に回動させ、その後に搬送ベルト機構212全体を上昇させて元の位置に戻すこととなる。
一方、後処理装置としての製本装置3は、筐体231を備えている。筐体231内には、プリンタ1から送り出された印刷済みの表紙となる用紙(表紙用紙)P10および本文用紙P3を右方向へ搬送するための導入搬送路232が設けられている。導入搬送路232の左端部は、プリンタ1側の搬送路に接続されている。また、導入搬送路232に沿った位置には、表紙用紙P10および本文用紙P3をニップして搬送する複数のローラ対(図示せず)が配置されている。
筐体231内の右側上部には、印刷済みの本文用紙P3を整合して用紙束PSを形成する整合部233が設けられている。整合部233は、複数枚の本文用紙P3を積載する整合トレイ234を備えている。整合トレイ234は、例えば水平な軸心周りに回転することによって用紙束PSを送り出し可能になっている。
また、筐体231内の上部には、導入搬送路232から送り出された印刷済みの表紙用紙P10および本文用紙P3を整合部233側へ搬送等するための上部製本搬送路235が設けられている。上部製本搬送路235の基端部(左端部)は、フリッパ(図示せず)により導入搬送路232の先端部(右端部)に接続、遮断可能になっている。
筐体231の上部中央には、印刷済みの表紙用紙P10を一時的に待機させるストックトレイ236が設けられている。ストックトレイ236の基端部(左端部)は、フリッパ(図示せず)により上部製本搬送路235に接続、遮断可能になっている。また、ストックトレイ236の適宜位置には、印刷済みの表紙用紙P10をストックトレイ236から上部製本搬送路235側へ送り出すローラ(図示せず)が設けられている。
上部製本搬送路235に沿った位置には、表紙用紙P10および本文用紙P3をニップして搬送する複数のローラ対(図示せず)が配置されている。このうち、上部製本搬送路235に沿ってストックトレイ36の左側に位置する複数のローラ対は、印刷済みの表紙用紙P10の搬送方向を反転させて搬送できるようになっている。
筐体231内におけるストックトレイ236の左側には、断裁部237が設けられている。断裁部237は、印刷済みの表紙用紙P10を用紙束PSの厚みに応じた寸法になるように断裁する。断裁部237は、上部製本搬送路235を間にして表紙用紙P10を挟むように断裁する一対のカッタ238を備えている。
筐体231内の下部には、くるみ綴じ部239が設けられている。くるみ綴じ部239は、整合トレイ234(整合部233)から送り出された用紙束PSを、断裁部237から送り出された印刷済みの表紙用紙P10によってくるんだ状態で綴じるものである。
なお、くるみ綴じ部239の詳細な構成については省略する。
筐体231内における整合トレイ234の左下側には、ホットメルト接着剤を貯留する接着剤溜まり41が設けられている。接着剤溜まり41内には、塗布位置APに位置決めされた用紙束PSの背面PSaにホットメルト接着剤を塗布する塗布ローラ42が設けられている。
また、接着剤溜まり41は、加熱手段としてのヒータ131が設けられている。このヒータ131により、ホットメルト接着剤は、用紙束PSの背面PSaに塗布可能な溶融状態となるように加熱されるようになっている。
筐体231内におけるくるみ綴じ部239の出口側(下側)には、くるみ綴じ部239から送り出された冊子Eを右方向へ排出する排出コンベア245が設けられている。排出コンベア245の出口側には、排出コンベア245から送り出された冊子Eを受け取る受取ボックス246が設けられている。
(インクジェットヘッドの構成について)
次に、図3を参照して、本実施の形態に係るプリンタ1が備えるインクジェットヘッド10の構成例について述べる。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係るプリンタ1が備えるインクジェットヘッド10の構成例について述べる。
インクジェットヘッド10は、制御信号の送受信を行う配線部51とインク供給部52を有するヘッド本体50と、ヘッド本体のインク吐出側を保護するマスクプレート53と、インクを吐出する複数のノズル55が配列された板状のノズルプレート54とから構成されている。
また、前述のクリーニングユニット11a(21b)は、ノズルプレート54のノズル面を全幅にわたって払拭して清掃するワイプブレード60を備えている。
図3に示す例では、ワイプブレード60は、矢印C方向に往復動作可能な保持部61に保持されている。
なお、保持部61は、ボールねじ機構やベルトコンベア機構により、矢印C方向に往復動作されるように構成される。
そして、図1に示すクリーニング制御部12により、クリーニングユニット11の動作およびボールねじ機構やベルトコンベア機構等のアクチュエータの動作を制御することにより、所定のタイミングでインクジェットヘッド10のクリーニング処理を実施することができる。
なお、インクジェットヘッド10の大きさ等にもよるが、クリーニングユニット11によるクリーニング処理に要する時間は、およそ1〜2分程度である。
(ヒータの加熱タイミングについて)
図4は、印刷製本ジョブに基づき印刷及び製本の処理を実行した場合の各段階におけるプリンタ1及び製本装置3の状態を示す図である。
図4は、印刷製本ジョブに基づき印刷及び製本の処理を実行した場合の各段階におけるプリンタ1及び製本装置3の状態を示す図である。
図4を参照して、製本装置3の糊加熱部130が備えるヒータ131への電力供給を制御してヒータ131のオン/オフを切り替えるタイミングについて説明する。
図4においては、上段には、プリンタ1の状態を、下段には、製本装置3の状態をそれぞれ示す。
なお、図4においては、当初、プリンタ1及び製本装置3の各構成要素への電力供給が停止されている場合を例示する。
そして、プリンタ1及び製本装置3がそれぞれの構成要素への電力供給を停止しているときに、プリンタ1に新たに印刷製本ジョブが入力されると、ウォームアップ動作を開始する。
ここで、一般的には、プリンタ1は製本装置3よりもウォームアップに要する時間が短い。このため、図4においては、プリンタ1の方が先にウォームアップ動作が完了し、プリンタ1は、製本装置3のウォームアップが完了するのを待たずに、先に印刷処理を開始する。
製本装置3は、ヒータ131を含む各構成要素のウォームアップ動作を実行し、動作可能な状態になると、プリンタ1における印刷処理が完了して全ての記録媒体がスタックに収納されるのを待ち受ける。製本装置3は、スタックに全ての記録媒体が収納されると、製本処理を開始する。
また、ヒータ131への電力供給の再開タイミングは、印刷(2)の処理が完了し、製本装置3が製本(2)の処理を開始するまでに、糊が製本処理に使用可能な温度になっているように制御される。
(糊が適温になるまでの時間tについて)
図1に示す製本装置3の所要時間算出部133で算出される糊が適温になるまでの時間(所要時間t)の算出方法の例について説明する。
図1に示す製本装置3の所要時間算出部133で算出される糊が適温になるまでの時間(所要時間t)の算出方法の例について説明する。
糊加熱部130におけるヒータ131をオフにした後、再度オンに切り替えて糊の加熱を再開した場合に、糊を適温にするために必要な時間tは、例えば、製本装置3の制御部32の記憶部に記憶される時間テーブルに基づいて求めることができる。
時間テーブルの構成例について、図5を参照して説明する。
図5に示す時間テーブルにおいては、「糊の温度」、「ヒータをオンにしてから適温になるまでの時間」(以下、糊が適温になるまでの時間)及び「ヒータをオフにしてからの経過時間」が互いに対応付けられている。
「糊が適温になるまでの時間」は、対応する「糊の温度」にある糊をヒータ131で加熱した場合に、糊が適温になるまでに要する時間を示す。また、「糊の温度」は、製本装置3のヒータ131により加熱され、製本に利用される糊の温度を示す。また、「ヒータをオフにしてからの経過時間」は、制御部32によりヒータ131がオフにされてから経過した時間を示す。
糊の適温が何度か、ある温度の糊が適温になるまでの所要時間等については、糊の種類やヒータ131等の仕様などによって決まる。
本実施の形態では、糊の温度ごとに、糊が適温になるまでの所要時間を温度測定部132によって測定する等により求めて、図5に示す時間テーブルを作成し、予め時間テーブルとして記憶させておく。
ここで、ヒータ131をオフにして糊への加熱を止めた場合、通常は、時間の経過に伴い糊の温度は低下していく。即ち、ヒータ131をオフにしてからの経過時間とは、適温からヒータをオフしてどのくらい時間が経過するとテーブル記載の温度に達するかを示す時間のことであり、糊の温度変化と関連性を有しているので、「糊の温度」と「糊が適温になるまでの時間」との関係は、「ヒータ131をオフにしてからの経過時間」と「糊が適温になるまでの時間」との関係に置き換えることができる。
そこで、本実施の形態においては、ヒータ131をオフにした後の経過時間と糊の温度との関係を予め測定等により求めて、図5に例示するような時間テーブルを予め作成して所定の記憶部に格納しておく。なお、季節や環境温度に応じた室温に対応させて、上記テーブルを複数設けるようにしてもよい。
これにより、糊の温度をサーミスタ等の温度測定部132によって測定し、その測定温度から時間テーブルを参照することにより、「糊が適温になるまでの時間(所要時間t)」を容易に求めることができる。
(第1実施例に係るクリーニング制御処理)
図6および図7に示すフローチャートを参照して、プリンタ1のクリーニング制御部12で実行される第1実施例に係るクリーニング制御処理の処理手順について説明する。
図6および図7に示すフローチャートを参照して、プリンタ1のクリーニング制御部12で実行される第1実施例に係るクリーニング制御処理の処理手順について説明する。
まず、ステップS1では、プリンタ1の電源をオンして起動させてステップS3に移行する。
ステップS3では、所要時間算出部133から取得した時間(糊が適温になるまでの時間)tと、クリーニングユニット11によるクリーニング処理の所要時間Tとを比較し、t≧Tであるか否かが判定される。
そして、判定結果が「Yes」の場合、即ち、例えば、糊が適温になるまでの時間tが5分、クリーニング処理の所要時間Tが2分である場合には、t≧Tの条件を満たし、ステップS4に移行して、クリーニング処理を実行してからステップS22に移行する。
一方、判定結果が「No」の場合、即ち、例えば、糊が適温になるまでの時間tが1分、クリーニング処理の所要時間Tが2分である場合には、t≧Tの条件を満たさず、ステップS5に移行する。
ステップS5では、糊の温度が適温か否かが判定され、「No」の場合には待機し、「Yes」の場合にはステップS10に移行する。
なお、上記ステップS3,S5の処理は、プリンタ1の起動後の初期段階に限らず、プリンタ1の起動後、比較的長いスリープ経過後においても同様の処理を行うようにしてもよい。
次いで、ステップS8では、印刷ジョブデータを受信したか否かが判定され、「No」の場合には待機し、「Yes」の場合にはステップS10に移行する。
ステップS10では、0.9N≦n+n’≦1.05Nの条件を満たすか否かが判定される。
ここで、「n」は、印刷部13によって既に印刷された印刷ページ数(第1の印刷ページ数に相当)、「n’」は印刷ジョブデータにより印刷部13によって印刷される印刷ページ数(第2の印刷ページ数に相当)、「N」は閾値、「0.9」および「1.05」は用紙とインクの組み合わせや、装置の仕様に応じて変化する所定値である。
そして、「0.9N≦n+n’≦1.05N」の条件は、「クリーニングが必要な所定のページ数範囲」の条件に相当し、「n+n’」は、請求項1の総和印刷ページ数に相当する。
なお、上述のように、前記所定値は、用紙とインクの組み合わせや装置の仕様などに応じて変化する値であるので、「0.9」および「1.05」には限定されない。
また、「0.9N≦n+n’≦1.05N」の条件は、実験によって決定され、印刷品質が劣化しないようなクリーニングのページ数範囲として設定される。
ここで、閾値Nは、実験等に基いて、凡その中心値として例えば1000枚とすることができる。また、「n’」の値は、印刷ジョブの解析により求めることができる。
そして、ステップS10で「Yes」と判定された場合、即ち、総和印刷ページ数n+n’が、「クリーニングが必要な所定のページ数範囲」内の「0.9N〜1.05N」である場合には、ステップS11に移行して、クリーニングフラグをオンさせる。
ここで、クリーニングフラグとは、印刷ジョブ終了後にクリーニングを実行させるためのフラグであり、クリーニング実行後に後述のステップS22でオフされる。
なお、印刷ジョブ処理終了後にクリーニングを行っても総和印刷ページ数n+n’が所定のページ数範囲内にあるので、適正にクリーニングを実行しているということができ、印刷品質の劣化もないので、ステップS10、S11のような処理を行うこととしている。
一方、ステップS10で「No」と判定された場合にはステップS12に移行する。
ステップS12では、総和印刷ページ数n+n’が、「前記所定ページ数を含みクリーニングが必要な所定のページ数範囲」の上限値(1.05N)以上である場合に、ステップS13で印刷ジョブの実行前にクリーニングを実行させ、ステップS14で印刷ページ数nを「0」にリセットしている。
なお、ステップS12では、印刷ジョブ実行後にクリーニングを行うと、印刷途中でクリーニングが必要な所定のページ数範囲を超え、印刷品質が劣化させる場合があるため、印刷ジョブ実行前にクリーニングを実行するようにしている。
このように、ジョブ処理途中で総和印刷ページ数n+n’が所定のページ数範囲内にあって印刷が中断するような場合については、ステップS11〜S14の処理によって、印刷が中断しないように措置している。
一方、ステップS12で「No」と判定された場合にはステップS15に移行する。
ステップS15では、印刷ジョブの印刷開始で、印刷ジョブの印刷処理したページ数をXとし、初めに「1」をセットし、次いでステップS16に移行して、Xページ目の印刷を実行する。
ステップS17では、印刷ジョブの全ページ数n’の印刷が終了したか判定し、「No」の場合には、ステップS18で、「1」インクリメント(X=X+1)して、ステップS16に戻る。また、「Yes」の場合にはステップS19で、n=n+XとしてステップS20に移行する。
ステップS20では、クリーニングフラグがONか否かを判定し、「Yes」の場合には、ステップS21に移行してクリーニングを実行する。次いで、ステップS22に移行して、クリーニングフラグをOFFし、印刷ページ数nを「0」にリセットする。なお、ステップS4のクリーニング実行後も、同様にステップS22に移行する。
これにより、印刷ページ数は、クリーニングしてから次のクリーニングするまでの総印刷ページ数を示すことができ、請求項1に記載の発明を実現することができる。
即ち、クリーニング制御部(クリーニング制御手段)12は、印刷部(印刷手段)13によって既に印刷された第1の印刷ページ数(印刷ページ数n)と、第1の印刷ページ数と受信された前記印刷ジョブデータで印刷される第2印刷ページ数(n’)との和である総和印刷ページ数(n+n’)が、クリーニングが必要な所定のページ数範囲内(0.9Nから1.05N)の場合には、印刷部13により印刷ジョブデータの印刷処理の実行後に、クリーニングユニット(クリーニング手段)11にクリーニング処理を行わせ(ステップS11,S20,S21)、総和印刷ページ数が、上限値(1.05N)より大きい場合には、印刷部13により印刷ジョブデータの印刷処理の実行前に、クリーニングユニット11にクリーニング処理を行わせる(ステップS13)ことができる。
これにより、印刷ジョブ処理途中にクリーニングが行われる事態が回避されるとともに、クリーニングも閾値Nの前後となるクリーニングに必要なページ数範囲で実行されるので、クリーニングを適度なタイミングで行いつつ、印刷を開始してから印刷物の取得までの時間が遅れてしまうことを回避できる。
なお、ステップS22の処理を実行後はステップS8にジャンプし、上述の処理を繰り返して実行することとなる。
(第2実施例に係るクリーニング制御処理)
次に図8のフローチャートを参照して、プリンタ1のクリーニング制御部12で実行される第2実施例に係るクリーニング制御処理の処理手順について説明する。なお、本処理は、上述の第1実施例とともに行なってもよい。
次に図8のフローチャートを参照して、プリンタ1のクリーニング制御部12で実行される第2実施例に係るクリーニング制御処理の処理手順について説明する。なお、本処理は、上述の第1実施例とともに行なってもよい。
まず、ステップS31では、プリンタ1が起動したか否かが判定され、「No」の場合にはそのまま終了し、「Yes」の場合にはステップS32に移行する。
ステップS32では、ジャム等の異常が発生したか否かが判定され、「No」の場合には待機し、「Yes」の場合にはステップS33に移行する。
ステップS33ではクリーニングを実行した後、ステップS34に移行する。ステップS34では、印刷ページ数nを「0」にリセットし、ステップS32に戻る。
これにより、印刷ページ数nの状況に関わらず、印刷を実行できない状況(例えば、ジャム等が発生している場合など)のタイミングでクリーニングを行うことができ、印刷を実行できない時間帯を活用して、印刷処理の全体に要する時間を短縮することができる。
なお、印刷ページ数nが閾値Nになった場合には、印刷処理途中でもクリーニングを実行するモードと、上述の第1実施例および第2実施例に係るクリーニング制御処理を行うモードをユーザが選択できるようにしてもよい。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載にしたがって解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
1…インクジェット記録装置(プリンタ)
2…PC
3…製本装置(後処理装置)
10…インクジェットヘッド
11(11a、11b)…クリーニングユニット
12…クリーニング制御部
13…印刷部
14…印刷制御部
15…通信部
16…異常判定部
30…製本部
31…通信部
32…制御部
36…ストックトレイ
42…塗布ローラ
50…ヘッド本体
51…配線部
52…インク供給部
53…マスクプレート
54…ノズルプレート
55…ノズル
60…ワイプブレード
61…保持部
130…糊加熱部
131…ヒータ
132…温度測定部
133…所要時間算出部
210…筐体
211…搬送部
212…搬送ベルト機構
213…搬送ベルト
215…用紙反転部
216…給紙台
217…排紙部
220…制御装置
230…吸引装置
231…筐体
232…導入搬送路
233…整合部
234…整合トレイ
235…上部製本搬送路
236…ストックトレイ
237…断裁部
238…カッタ
245…排出コンベア
246…受取ボックス
H…インクジェットヘッド
P1、P2、…印刷用紙
P3…本文用紙
P10…表紙用紙
PS…用紙束
PSa…背面
R1…給紙ローラ
R3…レジストローラ
R4〜R6…ローラ
r1〜r7、r8〜r11、r20…ローラ対
2…PC
3…製本装置(後処理装置)
10…インクジェットヘッド
11(11a、11b)…クリーニングユニット
12…クリーニング制御部
13…印刷部
14…印刷制御部
15…通信部
16…異常判定部
30…製本部
31…通信部
32…制御部
36…ストックトレイ
42…塗布ローラ
50…ヘッド本体
51…配線部
52…インク供給部
53…マスクプレート
54…ノズルプレート
55…ノズル
60…ワイプブレード
61…保持部
130…糊加熱部
131…ヒータ
132…温度測定部
133…所要時間算出部
210…筐体
211…搬送部
212…搬送ベルト機構
213…搬送ベルト
215…用紙反転部
216…給紙台
217…排紙部
220…制御装置
230…吸引装置
231…筐体
232…導入搬送路
233…整合部
234…整合トレイ
235…上部製本搬送路
236…ストックトレイ
237…断裁部
238…カッタ
245…排出コンベア
246…受取ボックス
H…インクジェットヘッド
P1、P2、…印刷用紙
P3…本文用紙
P10…表紙用紙
PS…用紙束
PSa…背面
R1…給紙ローラ
R3…レジストローラ
R4〜R6…ローラ
r1〜r7、r8〜r11、r20…ローラ対
Claims (2)
- 記録媒体に対してインクを吐出するインクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッドのクリーニング処理を行うクリーニング手段と、
外部から印刷ジョブデータを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された印刷ジョブデータに基いて、前記インクジェットヘッドによる前記記録媒体への印刷を実施する印刷手段と、
前記印刷手段により印刷されたページ数に基づいて、前記クリーニング手段によるクリーニング処理の実行を行うクリーニング制御手段と、を備え、
前記クリーニング制御手段は、前記印刷手段によって既に印刷された第1の印刷ページ数と、前記第1の印刷ページ数と受信された前記印刷ジョブデータで印刷される第2印刷ページ数との和である総和印刷ページ数が、クリーニングが必要な所定のページ数範囲内の場合には、前記印刷手段により印刷ジョブデータの印刷処理の実行後に、前記クリーニング手段にクリーニング処理を行わせ、前記総和印刷ページ数が、前記上限値より大きい場合には、前記印刷手段により印刷ジョブデータの印刷処理の実行前に、前記クリーニング手段にクリーニング処理を行わせることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記印刷手段で印刷された前記記録媒体に所定の後処理を行う後処理手段をさらに備え、
前記クリーニング制御手段は、前記後処理手段による後処理が可能となるまでの所要時間tと、前記クリーニング手段によるクリーニング処理に必要な所要時間Tとを比較し、t≧Tの場合には前記クリーニング処理を実行し、その後に前記印刷手段による印刷を開始するように制御することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013222097A JP2015083346A (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013222097A JP2015083346A (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015083346A true JP2015083346A (ja) | 2015-04-30 |
Family
ID=53047249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013222097A Pending JP2015083346A (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015083346A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017100871A (ja) * | 2015-12-04 | 2017-06-08 | セイコーエプソン株式会社 | 記録システム |
JP2020124839A (ja) * | 2019-02-04 | 2020-08-20 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体処理装置の制御方法、記録システムの制御方法、媒体処理装置及び記録システム |
-
2013
- 2013-10-25 JP JP2013222097A patent/JP2015083346A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017100871A (ja) * | 2015-12-04 | 2017-06-08 | セイコーエプソン株式会社 | 記録システム |
US10471708B2 (en) | 2015-12-04 | 2019-11-12 | Seiko Epson Corporation | Recording system, post-processing apparatus, and transport apparatus |
US11001055B2 (en) | 2015-12-04 | 2021-05-11 | Seiko Epson Corporation | Recording system, post-processing apparatus, and transport apparatus |
US11400702B2 (en) | 2015-12-04 | 2022-08-02 | Seiko Epson Corporation | Recording system, post-processing apparatus, and transport apparatus |
US11964477B2 (en) | 2015-12-04 | 2024-04-23 | Seiko Epson Corporation | Recording system, post-processing apparatus, and transport apparatus |
JP2020124839A (ja) * | 2019-02-04 | 2020-08-20 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体処理装置の制御方法、記録システムの制御方法、媒体処理装置及び記録システム |
JP7268376B2 (ja) | 2019-02-04 | 2023-05-08 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体処理装置の制御方法、記録システムの制御方法、媒体処理装置及び記録システム |
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