JP7027865B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクを噴出する複数のノズルを有するインクジェット記録装置に関する。
インクジェット方式でシートに画像を形成するインクジェット記録装置は、それぞれインクを噴出する複数のノズルを備える。前記ノズル各々は、印刷処理中にインクを噴出しない無噴出状態が継続する場合がある。
前記無噴出状態が所定時間以上継続した前記ノズルにおいては、インクが乾燥し、インクの粘性が増す。その結果、前記ノズルが、前記無噴出状態の後にインクを噴出する際に、インクの噴出不良が生じやすい。
前記噴出不良は、インクが噴出されない、または、インクの噴出量が不足するという不良である。通常、比較的少ないインク量に相当する制御値が設定される場合に、前記噴出不良の問題が生じやすい。
例えば、前記インクの噴出不良の問題を解消するために、前記ノズル各々にインクの予備噴出をさせることが知られている(例えば、特許文献1参照)。前記予備噴出は、前記無噴出状態が所定時間以上継続した場合などに、画像データに基づく描画に寄与しないタイミングで前記ノズルからインクを噴出させることである。
特開2011-177898号公報
ところで、前記ノズルに前記予備噴出をさせると、インクが用紙における空白となるべき領域へ噴出される。その結果、印刷品質が悪化するおそれがある。
本発明の目的は、良好な印刷品質を維持しつつ複数のノズルにおけるインクの噴出不良を防止できるインクジェット記録装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係るインクジェット記録装置は、複数のノズルと、複数の加圧部と、時間導出部と、加圧制御部と、を備える。前記複数の加圧部は、前記複数のノズルに対応し、インクを加圧することによって前記複数のノズルから前記インクを噴出させる。前記時間導出部は、前記ノズル各々について、前記インクが噴出されない無噴出状態の継続時間であり、前記インクが噴出されるごとに初期化される無噴出時間を導出する。前記加圧制御部は、前記ノズル各々から前記インクを噴出させるときの前記加圧部各々の制御値である噴出制御値を、印刷対象の画像データの画素値および前記無噴出時間に応じて設定する。前記加圧制御部は、前記無噴出時間が予め定められた第1時間範囲に属する場合に、前記噴出制御値を前記画素値に相当する標準値に設定し、前記無噴出時間が前記第1時間範囲よりも長い時間の範囲である予め定められた第2時間範囲に属する場合に、前記噴出制御値を前記標準値よりも大きな値に設定する。
本発明によれば、良好な印刷品質を維持しつつ複数のノズルにおけるインクの噴出不良を防止できるインクジェット記録装置を提供することが可能になる。
図1は、実施形態に係るインクジェット記録装置の構成図である。 図2は、実施形態に係るインクジェット記録装置におけるインクジェット部の構成図である。 図3は、実施形態に係るインクジェット記録装置における制御装置のブロック図である。 図4は、実施形態に係るインクジェット記録装置におけるインク噴出制御の手順の一例を示すフローチャートである。 図5は、インク噴出制御において設定される無噴出時間および予振動時間と描画画素との関係を模式的に示す図である。 図6は、実施形態に係るインクジェット記録装置における制御値ルックアップテーブルのデータ構成の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るインクジェット記録装置におけるテーブル選択データの構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[インクジェット記録装置10の構成]
インクジェット記録装置10は、インクジェット方式で印刷処理を実行可能なプリンターである。前記印刷処理は、シート9に画像を形成する処理である。シート9は、紙または樹脂フィルムなどのシート状の画像形成媒体である。
なお、インクジェット記録装置10が、インクジェット方式で前記印刷処理を実行可能なファクシミリ装置、コピー機および複合機などであることも考えられる。
図1に示されるように、インクジェット記録装置10は、シート収容部1、シート供給機構2、インクジェット部3、インク補給部4、搬送装置5、シート排出機構6および制御装置7などを備える。
シート収容部1は、複数枚のシート9を収容可能である。シート供給機構2は、シート収容部1に収容されているシート9を1枚ずつ搬送装置5へ搬送する。
搬送装置5は、シート9の表面をインクジェット部3に対向させつつ、予め定められた搬送方向D0へ搬送する。搬送方向D0に直交する方向が主走査方向D1であり、搬送方向D0の反対方向が副走査方向D2である(図1,2参照)。
インクジェット部3は、搬送装置5によって搬送されているシート9に向けて4色のインクを噴出することにより、シート9に画像を形成する。
搬送装置5は、インクジェット部3の下方に配置されている。搬送装置5において、張架ローラー52~54が、搬送ベルト51を支持しつつ回転させる。搬送ベルト51は、シート9を載せて搬送方向D0へ搬送する。さらに、搬送ベルト51は、画像が形成されたシート9をシート排出機構6へ送り出す。
シート排出機構6は、搬送装置5よりも搬送方向D0の下流側に設けられている。シート排出機構6において、排出ローラー61が、画像が形成されたシート9を排出トレイ62へ排出する。
[インクジェット部3]
インクジェット部3は、搬送装置5によって搬送されるシート9にインクを噴出することにより、シート9に画像を形成する。インクジェット部3は、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応するラインヘッド31,32,33,34を備える。
4つのラインヘッド31,32,33,34は、それぞれブラック、シアン、マゼンタおよびイエローのインクに対応している。即ち、4つのラインヘッド31,32,33,34は、それぞれ異なる色のインクに対応している。
4つのラインヘッド31,32,33,34は、副走査方向D2において並んで配置され、予め定められた位置関係で固定されている(図1,2参照)。なお、インクジェット部3が備える前記ラインヘッドの数が3つまたは5つ以上であることも考えられる。
4つのラインヘッド31,32,33,34は、それらのインク出力面30Aと搬送ベルト51上のシート9の上面との間に1ミリメートル程度の隙間が形成される位置に配置されている。
図2に示されるように、ラインヘッド31~34は、それぞれ長手方向が主走査方向D1に沿う状態で配置されている。ラインヘッド31~34各々は、シート収容部1が収容可能な最大サイズのシート9における主走査方向D1の有効領域全体に亘る範囲に配列された複数のノズル30Bを有する。
ラインヘッド31~34各々において、複数のノズル30Bは、搬送方向D0へ搬送されるシート9に対してそれぞれ主走査方向D1の1ラインにおける複数の画素位置へインクを噴出する。
シート9の前記有効領域は、シート9における主走査方向D1の全範囲から、主走査方向D1の両端における予め定められた幅の最小余白領域を除いた残りの領域である。なお、前記最小余白領域の幅がゼロである場合、シート9における主走査方向D1の全範囲が前記有効領域である。
図2に示される例では、ラインヘッド31~34各々は、複数のインクジェットヘッド30を有する。複数のインクジェットヘッド30は、それぞれ複数のノズル30Bを有する。
ラインヘッド31~34各々において、複数のノズル30Bは、それぞれ主走査方向D1の前記有効領域の一部ずつに対してインクを噴出する。そして、全てのラインヘッド31~34における全てのノズル30Bが、前記有効領域における主走査方向D1の1ライン分の全画素位置と1対1で対応している。
即ち、ラインヘッド31~34各々において、複数のノズル30Bは、それぞれ主走査方向D1の前記有効領域における異なる画素位置に対して1画素分ずつインクを噴出する。
また、インクジェットヘッド30各々は、複数のノズル30Bに対応する複数の圧電素子30Cを備える(図3参照)。複数の圧電素子30Cは、複数のノズル30Bと1対1で対応している。
圧電素子30C各々は、制御装置7から供給される駆動信号Sd0によって振動することにより、インクを加圧する。駆動信号Sd0は、パルス幅変調された連続パルス信号である。圧電素子30C各々は、インクを加圧することにより、ノズル30B各々からインクを噴出させる。
なお、圧電素子30C各々は、インクを加圧することによってノズル30B各々からインクを噴出させる加圧部の一例である。
具体的には、インクジェットヘッド30各々は、複数のノズル30Bに対応する複数の加圧室を備える(不図示)。圧電素子30C各々は、駆動信号Sd0により駆動されることによって前記加圧室各々に収容されているインクを加圧する。これにより、前記加圧室内の前記インクは、ノズル30Bへ流れ込み、さらにノズル30Bの開口からシート9へ向けて噴出する。
[制御装置7]
図3に示されるように、制御装置7は、主制御装置71、駆動回路72および温湿度センサー73を備える。主制御装置71は、CPU(Central Processing Unit)711、RAM(Random Access Memory)712および二次記憶装置713などを備える。
CPU711は、予め二次記憶装置713に記憶されたプログラムを実行するプロセッサーである。CPU711は、各種の演算、データ処理およびインクジェット記録装置10が備える各種の電気機器の制御を実行する。
RAM712は、CPU711が実行する前記プログラムおよびCPU711が前記プログラムを実行する過程で出力および参照するデータを一次記憶する主記憶装置である。
二次記憶装置713は、コンピューター読み取り可能な不揮発性のデータ記憶装置である。二次記憶装置713は、プログラムおよび各種のデータを記憶可能である。例えば、フラッシュメモリーまたはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)が、二次記憶装置713として採用されることが考えられる。
本実施形態において、CPU711は、前記プログラムを実行することにより、搬送制御部711aおよび加圧制御部711bとして動作する。
搬送制御部711aは、シート供給機構2、搬送装置5およびシート排出機構6を制御する。即ち、搬送制御部711aは、シート9の搬送を制御する。
加圧制御部711bは、圧電素子30C各々の制御値を設定することにより、各々のインクの噴出量を制御する。加圧制御部711bは、印刷対象の画像データに含まれる複数の画素値に応じて複数の圧電素子30Cの前記制御値を設定する。
圧電素子30Cは、前記制御値が大きいほど前記加圧室内のインクに大きな圧力を加える。従って、粘性などのインクの性状が一定であれば、前記制御値が大きいほど多くのインクがノズル30Bから噴出する。
加圧制御部711bは、CPU711のI/Oポート711xを通じて、前記制御値に対応するレベルの制御信号Sc0を駆動回路72へ出力する。I/Oポート711xは、信号の入出力インターフェイスデバイスである。
駆動回路72は、制御信号Sc0に従って、複数の圧電素子30Cに対して複数の駆動信号Sd0を出力する。その際、駆動回路72は、制御信号Sc0のレベル応じて、複数の駆動信号Sd0のPWM(Pulse Width Modulation)制御を行う。これにより、駆動回路72は、前記PWM制御によって複数のノズル30Bに噴出させるインクの量を制御する。
温湿度センサー73は、インクジェット記録装置10が設置された環境の温度および湿度を検出する。CPU711は、I/Oポート711xを通じて、温湿度センサー73の検出結果を取得する。
ノズル30B各々は、連続印刷処理中にインクを噴出しない無噴出状態が継続する場合がある。前記連続印刷処理は、複数枚のシート9に対する連続した前記印刷処理である。ノズル30B各々において、前記無噴出状態が所定時間以上継続した後にインクが噴出される際に、インクの噴出不良が生じやすい。
前記噴出不良は、インクが噴出されない、または、インクの噴出量が不足するという不良である。通常、比較的少ないインク量に相当する前記制御値が設定される場合に、前記噴出不良の問題が生じやすい。
ところで、ノズル30B各々にインクの予備噴出をさせると、インクがシート9における空白となるべき領域へ噴出される。その結果、印刷品質が悪化するおそれがある。
前記予備噴出は、ノズル30Bの無噴出状態が所定時間以上継続した場合などに、前記画像データに基づく描画に寄与しないタイミングでノズル30B各々からインクを噴出させることである。前記無噴出状態は、印刷処理中にノズル30Bがインクを噴出しない状態である。
インクジェット記録装置10において、加圧制御部711bおよび後述する時間導出部711cは、後述するインク噴出制御を実行する。これにより、インクジェット記録装置10は、良好な印刷品質を維持しつつ複数のノズル30Bにおけるインクの噴出不良を防止することができる。
CPU711は、予め二次記憶装置713に記憶されたプログラムを実行することにより、時間導出部711cとしても動作する。前記インク噴出制御において、時間導出部711cは、無噴出時間TX0(i)および予振動時間TY0(i)を導出する。
無噴出時間TX0(i)は、ノズル30B各々における、前記インクが噴出されない前記無噴出状態の継続時間であり、かつ、前記インクが噴出されるごとに初期化される時間である。
換言すれば、無噴出時間TX0(i)は、圧電素子30C各々における、対応するノズル30Bから前記インクを噴出させない状態の継続時間であり、かつ、対応する前記インクから前記インクを噴出させる振動が生じるごとに初期化される時間である。
本実施形態において、前記画像データに基づく描画に寄与しない前記予備噴出は行われない。そのため、前記無噴出時間は、前記画像データにおいて濃度ゼロの画素値が副走査方向D2において連続する数に応じて定まる。
無噴出時間TX0(i)における添字である素子番号iは、圧電素子30C各々の識別番号である。素子番号iは、ノズル30B各々の識別番号でもある。
図5に示される例は、素子番号iが、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのうちの1色のインクに対応する複数の圧電素子30Cごとに、主走査方向D1における画素位置に対応して連続している場合を示す。
図5は、前記画像データの最初のページにおけるjライン目の画像が印刷されるときに、主走査方向D1の0番目の圧電素子30Cと、i番目の圧電素子30Cと、i+1番目の圧電素子30Cとが、インク噴出の動作を実行する状況を示す。
図5において、0番目の圧電素子30Cが、最初のページのj番目のラインにおいて初めてインク噴出の動作を実行する。この場合、最初のページの印刷が開始してからj番目のラインの画像が印刷されるまでの時間が、0番目の圧電素子30Cによるj番目のラインでのインク噴出動作に対応する無噴出時間TX0(0)である。
図5において、i番目の圧電素子30Cは、最初のページのk1番目のラインでのインク噴出の動作を実行してからj番目のラインでのインク噴出の動作を行うまで、インク噴出の動作を行わない。この場合、最初のページのk1番目のラインの画像が印刷されてからj番目のラインの画像が印刷されるまでの時間が、i番目の圧電素子30Cによるj番目のラインでのインク噴出動作に対応する無噴出時間TX0(i)である。
同様に図5において、(i+1)番目の圧電素子30Cは、最初のページのk2番目のラインでのインク噴出の動作を実行してからj番目のラインでのインク噴出の動作を行うまで、インク噴出の動作を行わない。この場合、最初のページのk2番目のラインの画像が印刷されてからj番目のラインの画像が印刷されるまでの時間が、(i+1)番目の圧電素子30Cによるj番目のラインでのインク噴出動作に対応する無噴出時間TX0(i+1)である。なお、図5において、k2>k1である。
また、本実施形態において、前記インク噴出制御において用いられる複数のルックアップテーブルD10およびテーブル選択データD20が、二次記憶装置713に予め記憶されている。これらデータの内容については後述する。
[インク噴出制御]
以下、図4に示されるフローチャートを参照しつつ、前記インク噴出制御の手順の一例について説明する。
加圧制御部711bおよび時間導出部711cは、前記連続印刷処理が行われるときに、前記インク噴出制御を実行する。以下の説明において、S1,S2,…は、前記インク噴出制御における複数の工程の識別符号を表す。
図4は、1ページ分の前記印刷処理における素子番号iについての前記インク噴出制御の手順を示す。即ち、図4は、1ページ分の前記印刷処理におけるi番目の圧電素子30Cについての前記インク噴出制御の手順を示す。
加圧制御部711bおよび時間導出部711cは、印刷対象の前記画像データにおけるページごとに、全ての圧電素子30Cそれぞれについて、図4に示される手順で前記インク噴出制御を実行する。
<工程S1>
前記連続印刷処理において、時間導出部711cが、ライン番号jを初期化する。ライン番号jは、前記連続印刷処理におけるページ毎の副走査方向D2における位置を特定する変数である。
<工程S2>
次に、時間導出部711cが、無噴出時間TX0(i)を導出する。無噴出時間TX0(i)は、i番目の圧電素子30Cが次にインク噴出の動作を行うまでの時間である。
時間導出部711cは、前記画像データにおいて濃度ゼロの画素値が副走査方向D2において連続する数に改行時間T00を乗算することにより、無噴出時間TX0(i)を導出する。
改行時間T00は、シート9が副走査方向D2に沿って画像のラインピッチ分だけ進むのに要する時間である。前記ラインピッチは、画像におけるあるラインと次のラインとの間隔である。
<工程S3>
さらに、時間導出部711cは、無噴出時間TX0(i)に基づいて予振動時間TY0(i)を導出する。予振動時間TY0(i)は、圧電素子30Cをメニスカス振動させる時間である。前記メニスカス振動は、インクがノズル30Bから噴出しない程度に圧電素子30Cを振動させることである。
加圧制御部711bは、圧電素子30Cにインク噴出の動作させる前に、予振動時間TY0(i)分だけ圧電素子30Cに前記メニスカス振動させる。
無噴出時間TX0(i)と予振動時間TY0(i)との対応関係は予め定められている。時間導出部711cは、その対応関係に従って、無噴出時間TX0(i)から予振動時間TY0(i)を導出する。
例えば、無噴出時間TX0(i)が予め定められた下限時間以上である場合に、時間導出部711cが、無噴出時間TX0(i)に予め定められた1未満の係数を乗算することにより予振動時間TY0(i)を導出することが考えられる。さらに、無噴出時間TX0(i)が前記下限時間未満である場合に、時間導出部711cが予振動時間TY0(i)として0を導出することが考えられる。
無噴出時間TX0(i)と予振動時間TY0(i)との対応関係を表すルックアップテーブルが予め設定されていることも考えられる。この場合、時間導出部711cは、無噴出時間TX0(i)をそのルックアップテーブルに適用することによって予振動時間TY0(i)を導出する。
図5は、ライン番号jのラインでインク噴出の動作を行う0番目、i番目および(i+1)番目の圧電素子30Cについて導出される無噴出時間TX0(0)、無噴出時間TX0(i)および無噴出時間TX0(i+1)を模式的に示す。
さらに、図5は、無噴出時間TX0(0)が無噴出時間TX0(i+1)よりも長いために、予振動時間TY0(0)が予振動時間TY0(i+1)よりも長い時間に設定される例を示す。
さらに、図5は、無噴出時間TX0(i)が前記下限時間未満であるために、予振動時間TY0(i)が0に設定される例を示す。
<工程S4>
次に、加圧制御部711bが、ノズル30Bから前記インクを噴出させるときの圧電素子30Cの前記制御値である噴出制御値CV0(i)を、前記画像データの画素値および無噴出時間TX0(i)に応じて設定する。
具体的には、まず、加圧制御部711bは、テーブル選択データD20に基づいて、複数のルックアップテーブルD10から、温湿度センサー73の検出結果に対応する1つを選択する。前述したように、複数のルックアップテーブルD10およびテーブル選択データD20は、予め二次記憶装置713に記憶されている。
図6に示されるように、複数のルックアップテーブルD10は、それぞれテーブル番号D14に対応付けられている。また、図7に示されるように、テーブル選択データD20は、温度範囲D21および湿度範囲D22の複数の組合せと、複数のテーブル番号D14との対応関係を示す。
加圧制御部711bは、まず、温湿度センサー73により検出される温度および湿度の組合せに該当する温度範囲D21および湿度範囲D22の組合せを特定し、特定した温度範囲D21および湿度範囲D22の組合せに対応する1つのテーブル番号D14を選択する。
そして、加圧制御部711bは、複数のルックアップテーブルD10のうち、選択したテーブル番号D14に対応する1つを選択する。
図6に示されるように、ルックアップテーブルD10各々は、無噴出時間TX0(i)の範囲を表す時間範囲情報D11と、前記画素値の候補を表す画素値情報D12と、前記噴出制御値の候補を表す設定値情報D13との対応関係を表す。
図6のルックアップテーブルD10各々は、無噴出時間TX0(i)が予め定められた下限値MM1未満の第1時間範囲に属する場合に、前記画素値と同じ前記設定値が前記噴出制御値に設定され、無噴出時間TX0(i)が下限値MM1から中間値MM2までの第2時間範囲に属する場合に、前記画素値よりも大きな前記設定値が前記噴出制御値に設定されることを示す。
なお、本実施形態において、前記画素値と同じ値が、前記画素値に相当する標準値である。
加圧制御部711bは、選択したルックアップテーブルD10に無噴出時間TX0(i)および前記画素値を適用することにより、前記制御値を導出する。
即ち、ルックアップテーブルD10各々は、無噴出時間TX0(i)と前記画素値との組合せから前記噴出制御値を導出する導出ルールを表す。加圧制御部711bは、選択したルックアップテーブルD10が表す前記導出ルールに従って、噴出制御値CV0(i)を導出する。
なお、前記制御値は、画素の複数の濃度レベルに対応する複数の階調値から選択される。前記複数の階調値は、ゼロ値、予振動値CV1および複数種類の噴出値を含む。前記ゼロ値は、前記画像データにおける濃度ゼロの前記画素値に相当し、圧電素子30Cを停止させるレベルを表す。前記予振動値は、圧電素子30Cをメニスカス振動させるレベルを表す。
前記複数の噴出値は、それぞれ異なる量のインクがノズル30Bから噴出する程度に圧電素子30Cを振動させるレベルを表す。前記複数の噴出値のいずれかが、前記噴出制御値として導出される。
<工程S5>
次に、加圧制御部711bは、時間変数TP0(i)に無噴出時間TX0(i)を設定する。
<工程S6>
そして、加圧制御部711bは、時間変数TP0(i)が0より大きく、予振動時間TY0(i)以下である場合に処理を工程S7へ移行させ、そうでない場合に処理を工程S8へ移行させる。
<工程S7>
工程S7において、加圧制御部711bは、i番目の圧電素子30Cの前記設定値に予振動値CV1を設定する。これにより、i番目の圧電素子30Cがメニスカス振動する。
圧電素子30Cがメニスカス振動することにより、インクが解れる。これにより、次に前記設定値に前記噴出値が設定されたときに、インクがノズル30Bから正常に噴出しやすくなる。
図5において、予振動時間TY0(0)に対応する矢印線は、ライン番号jのラインの画像の印刷までに0番目の圧電素子30Cがメニスカス振動する期間を示す。同様に、図5において、予振動時間TY0(i+1)に対応する矢印線は、ライン番号jのラインの画像の印刷までに(i+1)番目の圧電素子30Cがメニスカス振動する期間を示す。
<工程S8~S10>
工程S8において、加圧制御部711bは、時間変数TP0(i)が0であるか否かを判定する。
そして、加圧制御部711bは、時間変数TP0(i)が0であると判定した場合、i番目の圧電素子30Cの前記設定値に、噴出制御値CV0(i)を設定する(S9)。これにより、i番目の圧電素子30Cは、工程S4で設定された噴出制御値CV0(i)に相当する圧力をインクに加える。
即ち、工程S9において、加圧制御部711bは、i番目のノズル30Bからインクを噴出させる処理を、i番目の圧電素子30Cに実行させる。これにより、インクがi番目のノズル30Bから噴出する。
前述したように、加圧制御部711bは、無噴出時間TX0(i)が比較的長い場合、前記画像データの前記画素値に相当する圧力よりもより大きな圧力がインクに加わるような前記制御値を設定する(図6参照)。
従って、前記無噴出状態が長く継続したノズル30Bにおいて、インクの粘性が高くなっている場合でも、前記画素値に相当する量のインクを噴出させることができる。その結果、ノズル30Bの前記無噴出状態が長く継続する場合でも、良好な印刷品質を維持することができる。
さらに、加圧制御部711bは、i番目の圧電素子30Cの前記設定値に噴出制御値CV0(i)を設定した後に、i番目の圧電素子30Cの前記設定値をゼロ値に戻す(S10)。なお、前記制御値の初期値は前記ゼロ値である。これにより、i番目の圧電素子30Cは停止する。
一方、加圧制御部711bは、時間変数TP0(i)が0ではない判定した場合、i番目の圧電素子30Cの前記設定値を前記ゼロ値のまま維持する(S8からS11へ)。これにより、i番目の圧電素子30Cは動作しない。
<工程S11>
次に、加圧制御部711bは、ライン番号jが前記画像データにおける各ページの印刷途中を表す場合に、処理を工程S12へ移行させる。また、加圧制御部711bは、ライン番号jが、前記画像データにおける各ページの印刷終了を表す場合に、処理を工程S13へ移行させる。また、加圧制御部711bは、前記画像データにおける全ページの印刷が終了した場合に、前記インク噴出制御を終了させる。
<工程S12>
工程S12において、時間導出部711cは、ライン番号jをカウントアップする。さらに、時間導出部711cは、時間変数TP0(i)をシート9の搬送速度に応じて予め定められた改行時間T00を減算した値に更新する。その後、時間導出部711cは、処理を工程S14へ移行させる。
改行時間T00は、副走査方向D2に沿うあるラインの画像を印刷してから次のラインの画像を印刷するまでに要する時間である。なお、シート9の搬送速度は、一般に線速度と称される。
<工程S13>
工程S13において、時間導出部711cは、ライン番号jを初期化する。さらに、時間導出部711cは、時間変数TP0(i)をシート9の搬送速度に応じて予め定められた改ページ時間T01を減算した値に更新する。その後、時間導出部711cは、処理を工程S14へ移行させる。
改ページ時間T01は、前記画像データにおけるあるページの画像の最終ラインの画像を印刷してから次のページの画像の最初のラインの画像を印刷するまでに要する時間である。
<工程S14>
工程S14において、加圧制御部711bは、ライン番号jのラインの印刷処理に関し、i番目の圧電素子30Cにインク噴出の動作をさせる工程S9を経てこの工程S14に至った場合、処理を工程S2へ移行させる。これにより、工程S2からの処理が繰り返される。
一方、加圧制御部711bは、ライン番号jのラインの印刷処理に関し、工程S9を経ずにこの工程S14に至った場合、処理を工程S6へ移行させる。これにより、工程S6からの処理が繰り返される。
本実施形態によれば、良好な印刷品質を維持しつつ複数のノズル30Bにおけるインクの噴出不良を防止することができる。
また、本実施形態において、複数のルックアップテーブルD10は、前記画像データにおける前記画素値および無噴出時間TX0(i)から噴出制御値CV0(i)を導出する導出ルールの複数の候補である。
複数のルックアップテーブルD10は、温度および湿度の組み合わせの複数の候補に対応して予め設定されている。
そして、工程S4において、加圧制御部711bは、温湿度センサー73の検出結果に対応するルックアップテーブルD10に前記画素値および無噴出時間TX0(i)を適用することにより噴出制御値CV0(i)を導出する。
従って、インクの粘性が温度および湿度に応じて変動する場合でも、温度および湿度の状況に対応して適切な噴出制御値CV0(i)を導出することができる。
一般に、周囲環境が低温低湿である場合よりも高温多湿である場合の方がインクの粘性が高くなりやすい。そのため、高い温度および高い湿度に対応するルックアップテーブルD10は、相対的に低い温度および低い湿度に対応するルックアップテーブルD10よりも、同じ画素値に対してより大きな噴出制御値CV0(i)を導出するルールを表す。
また、工程S6,S7において、加圧制御部711bは、ノズル30B各々からインクを噴出させる前の圧電素子30C各々の前記制御値を予振動値CV1に設定可能である。これにより、次に前記設定値に噴出制御値CV0(i)が設定されたときに、インクがノズル30Bから正常に噴出しやすくなる。
さらに、工程S3において、時間導出部711cは、予振動時間TY0(i)を無噴出時間TX0(i)に応じて決定する。前述したように、予振動時間TY0(i)は、ノズル30B各々からインクを噴出させる前に前記制御値を予振動値CV1に設定する時間である。これにより、インクの粘性が高くなりすぎることを防止できる。
[第1応用例]
以上に示された実施形態において、予振動時間TY0(i)を設定する工程S3が省略され、前記制御値を予振動値CV1に設定する時間が一定であることも考えられる。
[第2応用例]
また、以上に示された実施形態において、予振動時間TY0(i)を設定する工程S3および前記制御値を予振動値CV1に設定する工程S6,S7が省略されることも考えられる。
1 :シート収容部
2 :シート供給機構
3 :インクジェット部
4 :インク補給部
5 :搬送装置
6 :シート排出機構
7 :制御装置
9 :シート
10 :インクジェット記録装置
30 :インクジェットヘッド
30A :インク出力面
30B :ノズル
30C :圧電素子
31~34:ラインヘッド
51 :搬送ベルト
52~54:張架ローラー
61 :排出ローラー
62 :排出トレイ
71 :主制御装置
72 :駆動回路
73 :温湿度センサー
711 :CPU
711a :搬送制御部
711b :加圧制御部
711c :時間導出部
711x :I/Oポート
712 :RAM
713 :二次記憶装置
CV0 :噴出制御値
CV1 :予振動値
D0 :搬送方向
D1 :主走査方向
D10 :ルックアップテーブル
D11 :時間範囲情報
D12 :画素値情報
D13 :設定値情報
D14 :テーブル番号
D2 :副走査方向
D20 :テーブル選択データ
D21 :温度範囲
D22 :湿度範囲
Sc0 :制御信号
Sd0 :駆動信号

Claims (2)

  1. 複数のノズルと、
    前記複数のノズルに対応し、インクを加圧することによって前記複数のノズルから前記インクを噴出させる複数の圧電素子と、
    前記ノズル各々について、前記インクが噴出されない無噴出状態の継続時間であり、前記インクが噴出されるごとに初期化される無噴出時間を導出する時間導出部と、
    前記ノズル各々から前記インクを噴出させるときの前記圧電素子各々の制御値である噴出制御値を、印刷対象の画像データの画素値および前記無噴出時間に応じて設定する加圧制御部と、を備え
    前記圧電素子各々は、前記制御値に対応する駆動信号によって振動し、
    前記時間導出部は、前記画像データにおいて濃度ゼロの前記画素値が副走査方向において連続する数に画像のラインピッチに対応する改行時間を乗算することにより前記無噴出時間を導出し、
    さらに前記時間導出部は、前記無噴出時間が予め定められた下限時間以上である場合に、前記無噴出時間に1未満の係数を乗算することにより予振動時間を導出し、
    さらに前記時間導出部は、前記無噴出時間が前記下限時間未満である場合に、前記予振動時間としてゼロを導出し、
    前記加圧制御部は、前記ノズル各々から前記インクを噴出させる前に、前記予振動時間分だけ、前記圧電素子各々の前記制御値を、前記ノズルから前記インクが噴出しない程度に前記圧電素子を振動させる予振動値に設定し、
    さらに前記加圧制御部は、前記無噴出時間が予め定められた第1時間範囲に属する場合に、前記噴出制御値を前記画素値に相当する標準値に設定し、前記無噴出時間が前記第1時間範囲よりも長い時間の範囲である予め定められた第2時間範囲に属する場合に、予め設定された前記画像データの前記画素値の候補と前記噴出制御値の候補との対応関係に従って、前記噴出制御値を前記標準値よりも大きな値に設定する、インクジェット記録装置。
  2. 温度および湿度を検出する温湿度センサーと、
    前記画素値および前記無噴出時間から前記噴出制御値を導出する導出ルールの複数の候補が、温度および湿度の組み合わせの複数の候補に対応して予め設定されており、
    前記加圧制御部は、前記温湿度センサーの検出結果に対応する前記導出ルールに前記画素値および前記無噴出時間を適用することにより前記噴出制御値を導出する、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
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