JP2005199447A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリント速度とプリント品質のトレードオフを生産性良く達成するインクジェットプリンタを実現する。
【解決手段】 プリントヘッド(2)と、プリントヘッドのもとへの記録媒体の供給およびプリントヘッドのもとでの記録媒体の搬送を行う媒体搬送手段(6)と、プリントヘッドにインク吐出を行わせるヘッド駆動手段(4)と、プリント速度を設定する速度設定手段(18)と、設定されたプリント速度に基づいてプリントヘッドのもとでの記録媒体の搬送速度を決定し、この搬送速度での記録媒体の搬送を前記媒体搬送手段に行わせるとともに、プリント中に前記速度設定手段により設定速度が変更されたとき、それに対応する新たな搬送速度を次のページ以降について適用する制御手段(8)とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インクジェットプリンタに関し、さらに詳しくは、位置が固定された長尺のプリントヘッドを用いるインクジェットプリンタに関する。
インクジェットプリンタの一種として、長尺のプリントヘッドを用いるものが知られている。この種のプリンタでは、プリントヘッドは記録媒体の全幅に相当する長さを持つ固定ヘッドとなっており、それに対面してその長手方向とは垂直な方向に搬送される記録媒体にインクジェットにより文書等をプリントするようになっている(例えば、特許文献1参照)。
この種のインクジェットプリンタは、長尺のプリントヘッドで記録媒体の全幅にわたって一挙にプリントするので、可動のプリントヘッドを記録媒体に沿ってスイープさせながらプリントするいわゆるシャトルタイプのプリンタよりも、はるかに高速なプリントを行うことができる。
特開2003−200563号公報(第3ページ、図1−2)
上記のようなプリンタは、その高速性により、比較的分量の多い文書等のプリントを行う業務に適している。プリント業務に使用する場合は能率向上のためにプリント速度の高速化が要求される。
プリント速度の高速化には、記録媒体の搬送速度の高速化およびそれに伴うプリントヘッド駆動の高周波化が必要であるが、プリントヘッドの駆動周波数を高くすると吐出されるインクの液滴量、飛翔角度、飛翔速度等のばらつきが大きくなり、記録媒体の搬送速度の高速化とあいまってインク滴の着弾位置誤差が増大しプリントの品質が低下する。また、プリントヘッドの温度上昇によるインクの物性変化に由来する品質低下や、記録媒体へのインクの定着・乾燥不良によるインクあふれや汚染等の不具合も生じやすい。
このような性質を持つインクジェットプリンタを、業務用プリンタとして便利に使用できるようにするには、その特質をふまえつつプリントの生産性をできるだけ高くする工夫が必要である。そこで、本発明の課題は、プリント速度とプリント品質のトレードオフを生産性良く達成するインクジェットプリンタを実現することである。また、同一ページ内のプリント品質を一定に保つことができるインクジェットプリンタを実現することを課題とする。
上記の課題を解決する手段としての本発明は以下に記すようなものである。
(1)請求項1記載の発明は、搬送方向に垂直な方向における記録媒体の寸法に相当する長さにわたってインク吐出用の複数のノズルを有するプリントヘッドと、前記プリントヘッドのもとへの記録媒体の供給および前記プリントヘッドのもとでの記録媒体の搬送を行う媒体搬送手段と、前記プリントヘッドに記録媒体の搬送に同期したインク吐出を行わせるヘッド駆動手段と、ユーザーの指示に基づいてプリント速度を設定する速度設定手段と、前記速度設定手段で設定されたプリント速度に基づいて前記プリントヘッドのもとでの記録媒体の搬送速度を決定し、この搬送速度での記録媒体の搬送を前記媒体搬送手段に行わせるとともに、プリント中に前記速度設定手段により設定速度が変更されたとき、それに対応する新たな搬送速度を次のページ以降について適用する制御手段と、を有することを特徴とするインクジェットプリンタである。
(2)請求項2記載の発明は、前記制御手段で決定される搬送速度は予め定められた速度を除いた速度である、ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタである。
(3)請求項3記載の発明は、前記予め定められた速度は、前記プリントヘッドを安定的に駆動できない周波数に対応する速度である、ことを特徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタである。
(4)請求項4記載の発明は、前記予め定められた速度は、記録媒体を安定的に搬送できない速度である、ことを特徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタである。
(5)請求項5記載の発明は、前記制御手段は、プリントすべき文書の特性値、記録媒体の種類、環境温度およびプリントヘッド温度のうちの少なくともひとつに基づいて搬送速度の最大値を制限するとともに、ユーザーが設定可能なプリント速度の最大値を表示または制限する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のインクジェットプリンタである。
(6)請求項6記載の発明は、前記特性値を文書のプリントに要するインク吐出回数である、ことを特徴とする請求項5に記載のインクジェットプリンタである。
(7)請求項7記載の発明は、前記特性値は文書のプリントに要する単位面積当たりのインク吐出量の最大値である、ことを特徴とする請求項5に記載のインクジェットプリンタである。
(8)請求項8記載の発明は、前記制御手段は、前記プリントヘッドの温度を監視し温度変化が予め定めた限度を超えたとき警告を発する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のインクジェットプリンタである。
(9)請求項9記載の発明は、前記制御手段は、前記プリントヘッドの温度を監視し温度が予め定めた限度を超えたときプリントを停止させる、ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のインクジェットプリンタである。
(10)請求項10記載の発明は、前記ヘッド駆動手段は、搬送速度に対応した波形を持つ駆動信号で前記プリントヘッドを駆動する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のインクジェットプリンタである。
(11)請求項11記載の発明は、前記速度設定手段により設定可能なプリント速度は無段階である、ことを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のインクジェットプリンタである。
本発明によれば、以下のように、プリント速度とプリント品質のトレードオフを生産性良く達成するインクジェットプリンタを実現することができる。
(1)請求項1記載の発明では、制御手段により、速度設定手段で設定されたプリント速度に基づいてプリントヘッドのもとでの記録媒体の搬送速度を決定し、この搬送速度での記録媒体の搬送を前記媒体搬送手段に行わせるとともに、プリント中に前記速度設定手段により設定速度が変更されたとき、それに対応する新たな搬送速度を次のページ以降について適用する。
このため、プリント速度とプリント品質のトレードオフを生産性良く達成するインクジェットプリンタを実現することができる。また、それに加えて、同一ページ内のプリント品質を一定に保つことができる。
(2)請求項2記載の発明では、制御手段で決定される搬送速度を、予め定められた速度を除いた速度としている。このため、上記に加えて、安定なプリントを行うことができる。
(3)請求項3記載の発明では、予め定められた速度を、プリントヘッドを安定的に駆動できない周波数に対応する速度としている。このため、プリントヘッドの動作不安定によるプリント品質の低下を防止することができる。
(4)請求項4記載の発明では、予め定められた速度を、記録媒体を安定的に搬送できない速度としている。このため、上記に加えて、搬送の不安定によるプリント品質の低下を防止することができる。
(5)請求項5記載の発明では、制御手段は、プリントすべき文書の特性値、記録媒体の種類、環境温度およびプリントヘッド温度のうちの少なくともひとつに基づいて搬送速度の最大値を制限するとともに、ユーザーが設定可能なプリント速度の最大値を表示または制限する。このため、上記に加えて、プリントヘッドの負荷条件、記録媒体の種類、環境温度およびプリントヘッド温度等の影響によるプリント品質低下を防止することができる。
(6)請求項6記載の発明では、特性値を、文書のプリントに要するインク吐出回数としている。このため、上記に加えて、プリントヘッドの損傷、クリーニングを要するインク不吐出現象等を防止することができる。
(7)請求項7記載の発明では、特性値を、文書のプリントに要する単位面積当たりのインク吐出量の最大値としている。このため、上記に加えて、記録媒体上のインクあふれによる汚染等を防止することができる。
(8)請求項8記載の発明では、制御手段は、プリントヘッドの温度を監視し温度変化が予め定めた限度を超えたとき警告を発する。このため、上記に加えて、温度上昇に伴う液滴量変化や飛翔速度変化によるプリント品質低下を警告することができる。
(9)請求項9記載の発明では、制御手段は、プリントヘッドの温度を監視し温度が予め定めた限度を超えたときプリントを停止させる。このため、上記に加えて、温度上昇によるヘッドの損傷やクリーニングを要する不吐出現象を防止することができる。
(10)請求項10記載の発明では、ヘッド駆動手段は、搬送速度に対応した波形を持つ駆動信号でプリントヘッドを駆動する。このため、上記に加えて、搬送速度に対応した駆動周波数の変化に関わらずプリントヘッドを最適に駆動することができる。
(11)請求項11記載の発明では、速度設定手段により設定可能なプリント速度は無段階となっている。このため、上記に加えて、プリント速度とプリント品質のトレードオフを連続的に調節することができる。
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、発明を実施するための最良の形態に限定されるものではない。図1に、インクジェットプリンタのブロック図を示す。本装置は発明を実施するための最良の形態の一例である。本装置の構成によって、インクジェットプリンタに関する本発明を実施するための最良の形態の一例が示される。
同図に示すように、本装置はプリントヘッド2を有し、このプリントヘッド2で記録媒体Pにインクジェットによりプリントを行う。インクは図示しないインクタンクから供給される。
プリントヘッド2は長尺のプリントヘッドであり、記録媒体Pの大きさが例えばA4サイズであるとき、その長辺に相当する長さ(297mm)を有する。プリントヘッド2は位置が固定されている。記録媒体Pはプリントヘッド2のもとで、矢印で示すようにプリントヘッド2の長手方向に垂直な方向すなわち記録媒体Pの短辺方向に搬送される。なお、プリントヘッド2の長さを記録媒体Pの短辺の長さに合わせ、記録媒体Pを長辺方向に搬送するような構成としても良い。
プリントヘッド2は記録媒体Pと対向する面に多数のインク吐出用のノズルを有し、それらノズルからインクを吐出してプリントを行う。例えば、ドット密度が600ドット/25.4mmのプリントを行うものとすると、プリントヘッド2は長さ方向に7016個のノズルを有する。これらのノズルにより、記録媒体Pの搬送に伴って短辺方向の長さ(210mm)の範囲に総数4961ドットのプリントを行う。
プリントヘッド2は図2に示すように単体のヘッドとして構成しても良いが、図3に示すように複数のユニットの組合せで構成しても良い。フルカラーのプリントに対応する場合は、このようなプリントヘッドが例えばYMCK等の複数の原色に対応してそれぞれ設けられる。以下、プリントヘッド2が単一である例で説明するが、複数ヘッドの場合も同様である。プリントヘッド2は、本発明におけるプリントヘッドの一例である。
プリントヘッド2はヘッド駆動部4によって駆動される。記録媒体Pは媒体搬送部6によって搬送される。プリントヘッド2のもとへの記録媒体Pの供給も媒体搬送部6によって行われる。ヘッド駆動部4は、本発明におけるヘッド駆動手段の一例である。媒体搬送部6は、本発明における媒体搬送手段の一例である。
媒体搬送部6としては、例えば図4に示すように、搬送用のベルト61を一対のプーリ62,63に掛け回したものが用いられる。一対のプーリ62,63は、一方が主動側、他方が従動側であり、同一方向に回転してベルト61に載置された記録媒体Pを矢印方向に搬送する。ベルト61は例えば通気性を有し、図示しない吸引手段により記録媒体Pを吸着保持できるものとなっている。
記録媒体Pは、給紙ローラ64により出し側のスタッカ65から繰り出されてベルト61上に供給される。プリント済の記録媒体Pは受け側のスタッカ66に排出される。なお、記録媒体Pがロール紙等の連続的な媒体であるときは、例えば図5に示すように、記録媒体Pは給紙ロール65’から繰り出され、プリント後に巻取ロール66’に巻き取られる。
ヘッド駆動部4によるプリントヘッド2の駆動および媒体搬送部6による記録媒体Pの搬送は、制御部8による制御の下で行われる。制御部8には、エンコーダ10で検出した搬送同期信号が入力される。エンコーダ10としては例えばロータリエンコーダやリニアエンコーダ等が用いられる。搬送同期信号は必要に応じてPLL等により逓倍される。制御部8は搬送同期信号に基づいてヘッド駆動部4を制御し、搬送に同期したインク吐出を行わせる。制御部8は、本発明における制御手段の一例である。このようなインク吐出制御により、プリントヘッド2の駆動周波数は記録媒体Pの搬送速度に比例したものとなる。以下、プリントヘッド2の駆動周波数を吐出周波数ともいう。
制御部8には、また、温度センサ12,14で検出したヘッド温度および環境温度がそれぞれ入力される。制御部8はこれら温度検出信号をもプリント制御に利用する。
制御部8には表示部16および操作部18が接続されている。これらはユーザーのためのインターフェースである。ユーザーは表示部16に表示された情報に基づいて本装置の状態を把握するとともに、操作部18を通じて適宜の指令を入力することにより、本装置に所望のプリント業務を行わせる。プリント速度の設定も操作部18を通じて行われる。操作部18は、本発明における速度設定手段の一例である。
制御部8は、文書データメモリ20および制御データメモリ22を有する。文書データメモリ20にはプリントすべき文書のデータが記憶されている。この文書データが制御部8によって読み出され、その内容が記録媒体P上にハードコピーとしてプリントされる。制御データメモリ22にはプリント制御に関わるデータが記憶されている。制御部8はこの制御データを利用してプリント制御を行う。
制御部8によるプリント制御について説明する。プリント制御の目的は、ユーザーが許容できるプリント品質の範囲内で生産性をできるだけ高めることにある。生産性はプリント速度に比例するので生産性を上げるにはプリント速度を上げればよいが、プリント速度の増加にはプリント品質の低下が伴うのでトレードオフが必要になる。トレードオフはユーザー決めることであが、微妙なトレードオフを可能にするためには、ユーザーが設定するプリント速度は無段階に調節できることが望ましい。
一方、インクジェットプリンタの装置条件すなわち記録媒体搬送系やプリントヘッドの機械的ないし電気的条件等により、プリントが不安定になる速度帯が生じることがあるので、ユーザーによる速度設定をそのまま記録媒体の搬送速度に反映させることは適当でない。
そこで、そのような事情に対応できるように制御部8は、搬送速度とプリント間隔の制御、不安定な速度帯を回避する制御、搬送速度変更のタイミングの制御およびプリントヘッドの温度に基づく制御を行う。以下、これらについて順次説明する。
(1)搬送速度とプリント間隔の制御および不安定な速度帯を回避する制御
文書のプリント速度を決めるものは第一義的には記録媒体の搬送速度であるが、その他に、ひとつのページのプリント終了から次のページのプリント開始までの時間間隔もプリント速度に関係する。したがって、それらをそれぞれ制御することにより、実効的なプリント速度をユーザーが設定したプリント速度に合わせることが可能である。以下、記録媒体の搬送速度を単に搬送速度ともいい、ひとつのページのプリント終了から次のページのプリント開始までの時間間隔を単に時間間隔あるいはプリント間隔ともいう。
プリント速度の設定は操作部18を通じて行われる。操作部18はプリント速度を無段階に設定できるようになっている。このような操作部18を通じてユーザーは任意のプリント速度を設定する。プリント速度は単位時間当たりのプリント枚数例えば毎分のプリントページ数として設定される。
制御部8は、設定されたプリント速度に基づいて、このプリント速度を達成するための搬送速度と時間間隔の組合せを求める。その際、搬送速度は、装置条件によりプリントが不安定になる速度帯を除外して求められる。そして、そのような搬送速度の下での実効的なプリント速度がユーザー設定のプリント速度に一致するように時間間隔が求められる。
プリント速度を高速化したときの品質低下は、その原因によって、例えば「プリントヘッドの温度上昇によるインクの物性変化に由来する品質の低下」のように、搬送速度(およびそれに比例した吐出周波数)を下げることと、プリント間隔を大きくすることの少なくともどちらか一方によりプリント速度を下げて、単位時間のプリントページ数を少なくすれば改善するものもあるが、例えば「プリントヘッドの駆動周波数を高くすると吐出されるインクの液適量、飛翔角度、飛翔速度等のばらつきが大きくなり、記録媒体の搬送速度の高速化とあいまってインク滴の着弾位置誤差が増大することに起因する粒状性の劣化やバンディング発生などによるプリント品質の低下」のように、プリント間隔を大きくしても改善できず、搬送速度(およびそれに比例した吐出周波数)を下げなくては改善できないものもある。
この点に鑑みて、プリント品質の低下を避けるために単位時間のプリントページ数を少なくするためには、プリント間隔を最小値に保ったまま搬送速度(およびそれに比例した吐出周波数)を下げることを優先することもある。
しかし、搬送速度や吐出周波数には搬送装置やプリントヘッドの特性に応じて、不安定な速度領域や吐出周波数領域が存在する。なお、不安定となる搬送速度とは、例えば搬送系の共振周波数での振動が大きくなり、記録媒体が振動して着弾の乱れが起こってプリント品質の劣化が起こることをいう。また、不安定となる吐出周波数とは、例えばヘッド内のインクに発生する音響振動と駆動との相互作用により、インクを吐出しなくなったり吐出液量が不安定になったりして、プリント品質の劣化が起こることをいう。
そこで、プリント間隔が最小値の状態で搬送速度(およびそれに比例した吐出周波数)が不安定な速度範囲(または吐出周波数範囲)となる場合には、搬送速度(およびそれに比例した吐出周波数)を不安定領域よりも高い範囲の最低値に固定し、プリント間隔を大きくしていく。
最大プリント速度を始点としてプリント速度を下げる方法を説明すると、まずプリント間隔を最小値に保ったまま搬送速度(およびそれに比例した吐出周波数)を下げることによりプリント速度を下げる。
搬送速度(およびそれに比例した吐出周波数)を下げていって、搬送速度またはそれに比例した吐出周波数が不安定領域に入ってしまう場合は、不安定領域よりも高い範囲の最低値に固定し、プリント間隔を大きくしていく。
プリント速度をさらに下げていって最小のプリント間隔でも不安定領域よりも低い搬送速度(およびそれに比例した吐出周波数)となるプリント速度以下になったら、再びプリント間隔を最小値とし、それを保ったまま搬送速度(およびそれに比例した吐出周波数)を下げることによりプリント速度を下げる。
このような搬送速度および時間間隔の決定の一例を以下に示す。本装置の装置条件は例えば次のように与えられるとする。この装置条件は制御データメモリ22に予め記憶されている。
・ページ長さ:210mm(A4短辺、なお長辺は297mm)
・ページ長さ方向のドット数:4961(600ドット/25.4mm)
・搬送速度の最大値:1000mm/秒
・時間間隔の最小値:0.1秒
・プリントヘッドの最大駆動周波数:23.6kHz
・プリントが不安定になる駆動周波数範囲:19.2kHz−20.9kHz
(搬送速度換算で813mm/秒−880mm/秒)
・プリントが不安定になる搬送速度範囲:780mm/秒−850mm/秒
・プリント速度の最大値:194ページ/分
このような装置条件の下で制御部8により決定された搬送速度と時間間隔の組合せを図6に示す。同図に示すように、ユーザー設定のプリント速度194ページ/分に対して、搬送速度および時間間隔がそれぞれ1000mm/秒および0.1秒と求められる。これは最高プリント速度を実現するものである。プリント速度178→194ページ/分に対して、搬送速度および時間間隔がそれぞれ885→1000mm/秒および0.1秒と求められる。すなわち、時間間隔を最小値にしたままで、プリント速度設定値の変化に対応して搬送速度が変えられる。
プリント速度161→178ページ/分に対して、搬送速度および時間間隔がそれぞれ885mm/秒および0.1→0.135秒と求められる。すなわち、プリント速度設定値の変化に関わらず搬送速度を一定にして時間間隔の変更により実効的なプリント速度を達成する。一定の搬送速度はプリントが不安定になる速度範囲の上限から外れたものとなっている。すなわち、プリントが不安定になる駆動周波数範囲に対応する搬送速度の上限およびプリントが不安定になる搬送速度範囲の上限をいずれも外れている。
プリント速度161ページ/分に対して、搬送速度および時間間隔がそれぞれ770mm/秒および0.1秒と求められる。このとき搬送速度はプリントが不安定になる速度範囲の下限から外れている。すなわち、プリントが不安定になる駆動周波数範囲に対応する搬送速度の下限およびプリントが不安定になる搬送速度範囲の下限をいずれも外れている。
プリント速度0→161ページ/分に対して、搬送速度および時間間隔がそれぞれ0→770mm/秒および0.1秒と求められる。すなわち、時間間隔を最小値にしたままでプリント速度設定値の変化に対応して搬送速度が変えられる。この搬送速度はプリントが不安定になる速度範囲の下限から外れたものとなっている。すなわち、プリントが不安定になる駆動周波数範囲に対応する搬送速度の下限およびプリントが不安定になる搬送速度範囲の下限をいずれも外れている。
図6に示した例では、プリント間隔を可変としているが、プリントが不安定になる搬送速度がない場合はプリント間隔を常に固定にして搬送速度の調節によって所望のプリント速度を実現するようにしてもよい。すなわち、プリント間隔は可変あるいは固定のいずれであってもよい。また、可変の場合は、連続的な可変または段階的な可変のいずれでもよい。
制御部8は、このように求められた搬送速度および時間間隔の組合せによって媒体搬送部6に記録媒体Pの搬送を行わせ、かつ、それに同期したインク吐出をヘッド駆動部4に行わせる。これによって、プリントが不安定になる搬送速度を避けつつユーザー設定に合致する実効速度でのプリントを行うことができる。
制御部8による制御の下で、ヘッド駆動部4は駆動周波数に対応した波形を持つ駆動信号によってプリントヘッド2を駆動する。駆動信号の波形は、周波数に応じて例えば電圧を変化させる、パルス幅を変化させる、パルスの立ち上がり立ち下がりの傾斜を変化させる、などによりその駆動周波数での最適な駆動波形を予め決めておき、搬送速度を変化させた場合はそれに同期した駆動周波数を予測し、それに対応する最適な駆動波形で駆動する。これによって、搬送速度の全範囲にわたって安定なインク吐出を行うことができ、プリント品質が搬送速度の如何に関わらず一定となる。
なお、ユーザーによるプリント速度の設定は搬送速度のみを設定するようにしてもよいし、搬送速度と時間間隔の組合せとして設定するようにしてもよい。これによって、きめ細かなプリント速度設定を行うことができる。その際プリントが不安定になる搬送速度範囲を予め表示部16に表示し、ユーザー設定はそれを避けつつ行えるようにするのが便利である。あるいは設定可能な範囲をガイドラインとして表示したり、不安定となる搬送速度範囲を設定できないようにしてもよい。
また、ページの最後に余白がある場合は、文書データを解析してページ最後の余白を検知し、この部分はプリント時の搬送速度よりも大きい速度で搬送してプリント速度を上げるように制御することもできる。
(2)搬送速度変更のタイミングの制御
ユーザーは必要に応じてプリントの途中でプリント速度の設定を変更してよい。このような設定変更に対応して制御部8により新たな搬送速度と時間間隔の組合せが求められるが、この新たな組合せの搬送への適用はタイミングを選んで行われる。すなわち、新たな組合せによる搬送速度の変更は、ひとつのページのプリントが済んだ後に行われる。このため、新たな組合せでの搬送は次ページ以降について行われる。このようにすることにより、ページのプリントの途中で搬送速度が変わりプリントの画質に段差を生じることが防止される。ただし、ページ間では画質の変化があり得るが、同一ページ内の変化ではないので目立たない。
(3)プリントヘッドの温度に基づく制御
プリントヘッド2はピエゾ素子や電熱変換素子を利用してインク吐出を行うので、ピエゾ素子や電熱変換素子における電力の消費、配線パターンの電気抵抗での電力の消費、ヘッドやヘッド近傍に設けられた駆動ICでの電力の消費、などによる発熱で温度が上昇する。
ヘッドの単位時間当たりの発熱は、同じ文書データなら駆動周波数が高いほど大きくなるので、温度上昇はプリント速度が速いほど大きい。プリント速度が同じなら、ページにおけるインク吐出回数が多いほど温度上昇が大きく、また、単位面積当たりのインク吐出量が多いところでは部分的な温度上昇が起こる。温度上昇は発熱と放熱のバランスなので、環境温度の影響も受ける。
プリントヘッド2の温度が上昇するとヘッド内のインク温度が上昇してインクの物性が変わり、インク物性が変化すると例えば吐出されるインクの液適量や飛翔速度が変化してプリントの色や濃度が変わる。高速プリンタでは同一の文書や、ほぼ同一だがごく一部だけ異なる文書を多数枚プリントする場合が多いが、その場合プリント間で色や濃度が変化することは好ましくない。
プリントヘッド2の温度が許容範囲を超えて上昇すると、インクの物性変化が大きくなって吐出が不安定になり、ちぎれた液滴でプリントヘッド2のノズル面が汚れたり、ヘッド内に気泡が混入してインクが吐出できなくなる。そのような場合は、ノズルから強制的にインクを吸引したり、ノズル面をブレードで拭うようなヘッドクリーニングを行わないと、再度安定な吐出ができなるなるという不具合が生じる。
そこで、制御部8は、温度センサ12,14で検出されたヘッド温度および環境温度を監視し、プリント品質の低下やヘッドクリーニングが必要となる不具合を防止するための制御を行う。ヘッド温度についてはその絶対値に加えて変化の早さが監視される。
温度の変化とは単位時間例えば1秒間に何°C温度が変化したかであって、温度変化が所定の限度を超えた場合は、インクの液適量や飛翔速度が変化してプリントの色や濃度が変わることが予測されるために、この旨を表示部16によってユーザーに警告し、プラス方向の温度変化の場合はプリント速度設定を下げる(または、マイナス方向の温度変化の場合はプリント速度設定を上げる)ことを勧告する。このとき、所定の限度を複数設けて段階的に強く勧告ないし警告を行ってもよい。
勧告ないし警告に基づいてユーザーがプリント速度設定を下げれば、プリント品質の変化を防止することができる。プリント品質の変化を許容する場合は、ユーザーは警告に拘わらず当初の設定でプリントを続行させてよい。
また、温度の変化が所定の限度を超えた場合には、自動的にプリント速度設定を、プラス方向の温度変化に対しては下げ、マイナス方向の温度変化に対しては上げるようにしてもよい。これによって、ユーザーの不注意によるプリント品質の変化を防止することができる。
制御部8は、ヘッド温度とヘッドの温度変化から、ヘッド温度が所定の限度を超えるおそれがあると判断したときには、自動的にプリント速度を低下させる。このとき、その旨を表示部16を通じてユーザーに報知するようにしてもよい。
さらに、ヘッド温度の絶対値が所定の限度を超え、ヘッドクリーニングなどの復帰作業をしないと再度安定な吐出ができなくなるおそれがあるときには、制御部8は自動的にプリントを停止させる。このようにして、ヘッド温度上昇によるプリント変質の変化やヘッドの重大な障害を未然に回避することができる。
ヘッド温度の上昇は文書の内容から予測することが可能である。すなわち、フルカラーのページを多く含む文書は、それをプリントするためのインク吐出の総回数が多いので温度上昇が大きいと予測することができる。これに対して、余白の多い文字だけの文書はインク吐出の総回数が少ないので温度上昇は小さいと予測することができる。すなわち、インク吐出総回数を温度上昇予測のための文書の特性値としてに利用することができる。
また、インク吐出の総回数が必ずしも多くなくても、インク吐出が集中的に行われる個所が何箇所かある文書はヘッド温度上昇が大きいと予測できる。また、定着・乾燥不良が生じやすいと予測できる。このような個所は単位面積当たりのインク吐出量の最大値から予測できる。すなわち、単位面積当たりのインク吐出量を温度上昇予測ないしプリント品質予測のための文書の特性値として利用することができる。
そこで、制御部8は、文書データメモリ20に記憶されたプリントすべき文書データを分析して、文書の特性値から、標準的なプリント速度でプリントするとしたときのヘッド温度の上昇ないしプリント品質を予測する。そして、予測温度が所定の限度を超えるときは、そのような特性値のもとでもヘッド温度ないしプリント品質を許容範囲におさめることが可能なプリント速度の最大値を求める。プリント速度の最大値は、搬送速度の最大値と時間間隔の最小値の組合せとして求められる。このような、プリント速度の最大値が表示部16に表示される。
これによって、ユーザーは設定可能なプリント速度の上限を事前に知ることができる。したがって、その範囲内でのプリント速度設定を行うことが可能となる。あるいは、上限を超えるプリント速度の設定を禁止するようにしてもよい。これによって、ヘッド温度上昇による品質低下のないプリントを行わせることができる。
なお、ヘッド温度の予測にプリント開始前のヘッド温度の現在値および環境温度も利用し、予測の確実性を高めるようにしてもよい。また、記録媒体が普通紙、上質紙、コート紙等のいずれであるかによってインクの定着・乾燥の速度が異なるので、記録媒体の種類に関する情報も、ヘッド温度予測ないしプリント品質予測に基づくプリント速度制限に利用するのが好ましい。
文書の特性値、記録媒体の種類、ヘッド温度および環境温度とプリント速度上限値の関係は予め実験やシミュレーションによって求められ、制御データテーブルとして制御データメモリ22に記憶されている。制御部8はこの制御データテーブルの参照によってプリント速度上限値を求める。
インクジェットプリンタのブロック図である。 プリントヘッドの模式図である。 プリントヘッドの模式図である。 媒体搬送部の模式図である。 媒体搬送部の模式図である。 プリント速度と搬送速度および時間間隔の対応の一例を示す図である。
符号の説明
P 記録媒体
2 プリントヘッド
4 ヘッド駆動部
6 媒体搬送部
8 制御部
10 エンコーダ
12,14 温度センサ
16 表示部
18 操作部
20 文書データメモリ
22 制御データメモリ
61 ベルト
62,63 プーリ
64 給紙ローラ
65,66 スタッカ

Claims (11)

  1. 搬送方向に垂直な方向における記録媒体の寸法に相当する長さにわたってインク吐出用の複数のノズルを有するプリントヘッドと、
    前記プリントヘッドのもとへの記録媒体の供給および前記プリントヘッドのもとでの記録媒体の搬送を行う媒体搬送手段と、
    前記プリントヘッドに記録媒体の搬送に同期したインク吐出を行わせるヘッド駆動手段と、
    ユーザーの指示に基づいてプリント速度を設定する速度設定手段と、
    前記速度設定手段で設定されたプリント速度に基づいて前記プリントヘッドのもとでの記録媒体の搬送速度を決定し、この搬送速度での記録媒体の搬送を前記媒体搬送手段に行わせるとともに、プリント中に前記速度設定手段により設定速度が変更されたとき、それに対応する新たな搬送速度を次のページ以降について適用する制御手段と、
    を有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記制御手段で決定される搬送速度は予め定められた速度を除いた速度である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記予め定められた速度は、前記プリントヘッドを安定的に駆動できない周波数に対応する速度である、
    ことを特徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記予め定められた速度は、記録媒体を安定的に搬送できない速度である、
    ことを特徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記制御手段は、プリントすべき文書の特性値、記録媒体の種類、環境温度およびプリントヘッド温度のうちの少なくともひとつに基づいて搬送速度の最大値を制限するとともに、ユーザーが設定可能なプリント速度の最大値を表示または制限する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記特性値は文書のプリントに要するインク吐出回数である、
    ことを特徴とする請求項5に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記特性値は文書のプリントに要する単位面積当たりのインク吐出量の最大値である、
    ことを特徴とする請求項5に記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記制御手段は、前記プリントヘッドの温度を監視し温度変化が予め定めた限度を超えたとき警告を発する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  9. 前記制御手段は、前記プリントヘッドの温度を監視し温度が予め定めた限度を超えたときプリントを停止させる、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  10. 前記ヘッド駆動手段は、搬送速度に対応した波形を持つ駆動信号で前記プリントヘッドを駆動する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  11. 前記速度設定手段により設定可能なプリント速度は無段階である、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
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