JP2015082867A - 高電圧電源回路の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高電圧電源であるバッテリーモジュールは、複数の電池スタックが、コネクタによって直列接続されている。またこれとは並列に、電池スタックを監視する監視回路や監視回路の保護回路が設けられている。コネクタの接続忘れ等により、電池スタック間の直列接続が途切れているときに、システムメインリレーによる高電圧回路の接続が行われると、接続が切断された電池スタック間を保護回路で繋ぐような電流経路が形成され、保護回路に大電流が流れて破損に至るおそれがある。【解決手段】監視回路14は、コネクタ24を介して直列接続される複数の電池スタック22A,22Bから電源電圧が印加される。制御部18は、リレー16の接続指令受信時に、監視回路14の電源電圧に応じて、リレー16の接続可否を判定する。【選択図】図1
Description
本発明は、高電圧電源を備えた回路の制御装置に関する。
従来から、車両等を駆動する回転電機に対する電源や、工場等の大規模施設の非常用電源として、バッテリーモジュールが用いられている。バッテリーモジュールは、複数の電池スタックを、コネクタ等の接続部品を用いて直列接続することで構成される。個々の電池スタックは、複数の電池セルを直列接続して構成される。電池セルを複数直列接続させた電池スタックを複数直列接続することで、バッテリーモジュールは高電圧電源として機能する。
バッテリーモジュールは、システムメインリレーとも呼ばれるリレーを介して、回転電機等の負荷に接続される。リレーは、バッテリーモジュールと負荷とを含む高電圧回路の遮断/接続を行う。例えば制御ユニットからの指令により、リレーの遮断/接続が行われる。
上記のようなバッテリーモジュールに対して、それぞれの電池スタック、または電池セルの電圧を測定する手段が従来から知られている。例えば特許文献1、2では、個々の電池スタックの電圧を検知する電圧センサが設けられている。また、特許文献3では、個々の電池セルの電圧を検知するセル電圧検出回路が設けられている。
バッテリーモジュールと検出回路や電圧センサとの間には、電池セルからの過電流の流入や過電圧の印加から検出回路やセンサを保護するための保護回路が設けられている。例えば、バッテリーモジュールと検出回路を結ぶ検出線に、過電流防止のためのヒューズが設けられる。また、電池セルと検出回路の間に、これらとは並列に、過電圧防止のためのツェナーダイオードが設けられる。
ところで、電池スタックの交換時等に、コネクタの接続を忘れるなど、電池スタック間の直列接続が途切れる場合がある。このようなときにリレーを接続状態にすると、図5のハッチングにて示すように、接続が切断された電池スタック間100A,100Bを保護回路102で繋ぐような電流経路(閉回路)が形成される。保護回路102のヒューズ104やツェナーダイオード106は、個々の電池セル108からの過電流や過電圧に耐えられる仕様になっているものの、複数の電池スタック100が直列に接続された場合の大電流や高電圧には耐えられないような仕様になっている場合がある。そのような場合に、上記のような電流経路の形成によって、ヒューズ104やツェナーダイオード106の破損に至るおそれがある。そこで、本発明は、電池スタック間の接続が途切れた場合に、リレーによる回路接続を確実に防止することの可能な、バッテリーモジュールの制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、高電圧電源回路の制御装置に関するものである。当該制御装置は、複数の電池セルが直列接続された電池スタックを複数備えるとともに、前記電池スタック同士を直列接続するコネクタと、を備えるバッテリーモジュールと、前記コネクタを介して直列接続される複数の前記電池スタックに対して並列に接続され前記複数の電池スタックから電源電圧が印加されるとともに、前記複数の電池スタックの前記電池セルの状態を監視する監視回路と、前記バッテリーモジュールと負荷とを含む高電圧回路の接続及び遮断を行うリレーと、遮断時の前記リレーに対する接続指令を受信可能であって、前記監視回路の電源電圧に応じて、前記接続指令受信時の、前記リレーの接続可否を判定する制御部と、を備える。
本発明によれば、電池スタック間の接続が途切れた場合に、リレーによる回路接続を確実に防止することが可能となる。
図1に、本実施形態に係る、高電圧電源回路の制御装置10を例示する。制御装置10は、バッテリーモジュール12、監視回路14、リレー16、制御部18、及び保護回路20を備える。また、制御装置10は、例えば、電気自動車やいわゆるハイブリッド車両に搭載されて良い。
バッテリーモジュール12は、高電圧の直流電源として機能する。バッテリーモジュール12は、複数の電池スタック22及びコネクタ24を備える。
電池スタック22は、複数の電池セル26が直列接続されて構成されている。個々の電池セル26は、例えば1.0Vから2.0V程度のリチウムイオン電池であってよい。これらの電池セル26は、ケース28に収容されていてよい。
コネクタ24は、電池スタック22同士を直列接続する。電池スタック22の交換時などには、コネクタ24を一旦外して古い電池スタック22を取り出した後、新しい電池スタック22をバッテリーモジュール12に取り付けて、隣接する電池スタック22にコネクタ24を接続する。
監視回路14は、電池スタック22の個々の電池セル26の状態を監視する監視手段である。監視回路14は、例えば集積回路から構成されてよい。監視回路14は、個々の電池セル26に対する電圧検出手段29を備えている。例えば、個々の電池セル26から延設された検出線30が、監視回路14の入力端子にそれぞれ接続される。電圧検出手段29は、各入力端子から、個々の電池セル26の電圧測定を行う。例えば、電池セル26の両端に接続されている検出線30間の電圧をアナログ/デジタル(A/D)変換してデジタルデータとして、電池セル電圧を検出する。また、監視回路14内では、各入力端子からの導線32が、電圧検出手段29を経由して、プラス側電源端子Vccに接続(合流)されるように構成されてよい。このとき、プラス側電源端子Vccへの過電流の流入を防ぐために、導線32には、保護ダイオード34が設けられていることが好適である。保護ダイオード34は、例えば定電流ダイオードであってよい。
監視回路14は、複数の電池スタック22A,22Bの電池セル26の状態監視が可能となっている。例えば、監視回路14の入力端子の数は、電池スタック22Aの電池セル26の数よりも多くなるように構成され、複数の電池スタック22A,22Bを1台の監視回路14にて監視可能となっている。
また、監視回路14は、コネクタ24を介して直列接続される複数の電池スタック22A,22Bに対して並列に接続され、これら電池スタック22A,22Bから電源電圧(駆動電圧)が印加される。具体的には、一方の電池スタック22Aの負極側端部と監視回路14のマイナス側電源端子Vssとを接続する。また、他方の電池スタック22Bの正極側端子と監視回路14のプラス側電源端子Vccとを接続する。これにより、監視回路14には、電池スタック22Aの電圧と電池スタック22Bの電圧の和からなる電圧が電源電圧として印加される。なお、監視回路14は、マイナス側電源端子Vssとプラス側電源端子Vcc間の電源電圧についても、例えばA/D変換してデジタルデータとして検出する。
なお、上述したように、本実施形態では、個々の電池セル26から延設された検出線30が、最終的に監視回路14のプラス側電源端子Vccに合流する。したがって、電池スタック22A,22Bが接続されていない場合であっても、図2に示すように、一方の電池スタック22Aから監視回路14に電源電圧が印加されるような構成となっている。
図1に戻り、保護回路20は、電池セル26からの過電流や過電圧から監視回路14を保護する。保護回路20は、例えば、検出線30上に設けられたヒューズ36と、隣り合うヒューズ36間を繋ぐようにして設けられたツェナーダイオード38を備えていて良い。ツェナーダイオード38は、電池スタック22の負極から正極に向かう方向を順方向とするように設けられていてよい。
リレー16は、システムメインリレーとも呼ばれ、バッテリーモジュール12と図示しない負荷とを含む高電圧回路40の接続及び遮断を行う。リレー16は、例えば有接点リレーであってよく、可動接点を駆動させるコイル42を備えてよい。
制御部18は、リレー16の接続/遮断を行う。制御部18は、リレー16に対する接続/遮断指令を受信可能となっている。例えば、車両に設けられたスタートボタンのオン/オフ状態を示す信号が制御部18に送信される。また、制御部18は、リレー16の操作が可能となっており、例えばリレー16のコイル42に電流を供給できるようになっている。さらに、制御部18は、監視回路14の電源電圧を監視可能となっている。
制御部18は、監視回路14の電源電圧値(プラス側電源端子Vccとマイナス側電源端子Vssの電位差)を取得する。例えば、監視回路14において検出した(デジタルデータに変換された)電源電圧値を取得する。制御部18は、取得した監視回路14の電源電圧値に応じて、リレー16に対する接続指令受信時の接続可否を判定する。
具体的には、制御部18は、監視回路14の電源電圧が低下しているとき、リレー16の接続を許可しない制御を行う。監視回路14の電源電圧が低い場合とは、図2に示すように、コネクタ24が外れて電池スタック22A,22Bの接続が切断され、電池スタック22Aのみから電圧が印加されている場合が考えられる。このような場合にリレー16を接続状態にすると、電池スタック22Aから保護回路20を経由して電池スタック22Bに至る電流経路が形成され、その結果、保護回路20の破損に繋がるおそれがある。そこでこのような場合に、制御部18は、リレー16の接続を許可しない保護制御を実行する。
例えば制御部18は、監視回路14の電源電圧値を所定の閾値と比較し、電源電圧値が当該閾値未満である場合に、リレー16の接続を許可しない。ここで、閾値は、要するに単独の電池スタック22からのみ電圧が印加されていることが分かる値であればよい。例えば、電池スタック22Aと電池スタック22Bの放電終止電圧の和を閾値としてよい。
制御部18は、監視回路14と統合して1つの半導体集積回路(IC)で構成してもよい。
制御部18は、監視回路14と統合して1つの半導体集積回路(IC)で構成してもよい。
図3には、制御部18の制御フローが例示されている。まず、スタートボタンが押されるなどによって、遮断時のリレー16に対する接続指令(Readyオン指令)が制御部18に送られる(S10)。制御部18では、接続指令受信時であっても、リレー16の接続(高電圧回路40の接続)を待機する(S12)。さらに制御部18は、監視回路14の電源電圧(電圧値VccとVssの差)を参照して、これら電源電圧と閾値とを比較する(S14)。電源電圧が閾値未満である場合には、制御部18はリレー16の回路接続を禁止する(S16)。一方、電源電圧が閾値以上である場合には、制御部18は、接続指令に応じて、リレー16のコイル42に電流を供給して、リレー16を接続状態にする(S18)。
なお、リレー16の回路接続を禁止する(S16)場合、スタートボタンを押した操作者の意図に反して、高電圧回路40が起動しないことから、ステップS16の実行時には、操作者への説明が併せて行われるようにしても良い。例えば、操作者に対して、電池スタック22の接続状態を確認する旨や、修理機関に問い合わせる旨の、音声案内や文字表示を行うようにしてもよい。
図4には、図3とは異なる制御フローが例示されている。このフローでは、監視回路14の電源電圧のチェックを、監視回路14の起動有無や通信有無等によって行う。図4では、図3のステップS14がステップS20に置き換えられている。監視回路14が起動する定格電圧が、電池スタック22A及び22Bを直列接続させたときの電圧値となっている場合、一つの電池スタック22Aから電圧が印加されるのみでは、監視回路14が起動しない場合がある。そこで、制御部18は、監視回路14が起動されていないことや、監視回路14から応答がない等の通信異常があるか否かを判定する(S20)。制御部18は、監視回路14が起動されていない、または、通信異常があった場合は、リレー16の接続を禁止する(S16)。一方、監視回路14との通信が正常に行われるか、または、監視回路14の起動を確認した場合には、制御部18は、リレー16のコイル42に電流を供給して、リレー16を接続状態にする(S18)。
10 制御装置、12 バッテリーモジュール、14 監視回路、16 リレー、18制御部、20 保護回路、22 電池スタック、24 コネクタ、26 電池セル、40 高電圧回路。
Claims (1)
- 複数の電池セルが直列接続された電池スタックを複数備えるとともに、前記電池スタック同士を直列接続するコネクタと、を備えるバッテリーモジュールと、
前記コネクタを介して直列接続される複数の前記電池スタックに対して並列に接続され前記コネクタを介して直列接続される前記複数の電池スタックから電源電圧が印加されるとともに、前記複数の電池スタックの前記電池セルの状態を監視する監視回路と、
前記バッテリーモジュールと負荷とを含む高電圧回路の接続及び遮断を行うリレーと、
遮断時の前記リレーに対する接続指令を受信可能であって、前記監視回路の電源電圧に応じて、前記接続指令受信時の、前記リレーの接続可否を判定する制御部と、
を備えることを特徴とする、高電圧回路の制御装置。
Priority Applications (1)
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JP2013218564A JP2015082867A (ja) | 2013-10-21 | 2013-10-21 | 高電圧電源回路の制御装置 |
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JP2013218564A JP2015082867A (ja) | 2013-10-21 | 2013-10-21 | 高電圧電源回路の制御装置 |
Publications (1)
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JP2015082867A true JP2015082867A (ja) | 2015-04-27 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016163410A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 富士通テン株式会社 | 電圧検出装置、電圧検出方法および組電池システム |
-
2013
- 2013-10-21 JP JP2013218564A patent/JP2015082867A/ja active Pending
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JP2016163410A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 富士通テン株式会社 | 電圧検出装置、電圧検出方法および組電池システム |
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