JP2015082184A - 入力装置 - Google Patents

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貴博 白井
Takahiro Shirai
貴博 白井
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Abstract

【課題】利用者の操作に対する反力を制御するとともに、利用者に触覚を呈示する入力装置を提供する。【解決手段】入力装置1は、第1の方向に移動する移動ピン31と、移動ピン31に第1の方向に力を付与するリニアアクチュエータ3と、第2の方向に移動する可動パネル2と、可動パネル2に設けられたガイド溝20とを有し、ガイド溝20は可動パネル2が中立する場合に第2の方向に略直行するとともに移動ピン31の周面下端側と接する壁と、可動パネル2が中立する場合及び可動パネル2が押し込み操作される場合に第1の方向及び第2の方向のいずれとも平行でなく移動ピン31のロッド後退側周面かつ上端側と接する壁と、壁と異なる角度の壁と、フィードバック操作時に第1の方向及び第2の方向のいずれとも平行でなく移動ピン31の進出側周面かつ上端側と接する壁とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、入力装置に係り、特に、プッシュ操作機能及び触覚呈示機能を有する入力装置に関する。
従来の技術として、可動パネルを上下動する入力装置があり、その従来の入力装置の一例としては、触覚を用いて利用者に方向を呈示する方向呈示装置がある(例えば、特許文献1参照)。
この入力装置は、タッチパネルでありパネル面の法線方向に移動可能な可動パネルと、可動パネルのパネル面の裏面側から突出して設けられる棒状部材と、棒状部材の先端部が差し込まれるギアボックスと、ギアボックス内において棒状部材の先端部と接するカムと、カムを回転させるモータとを有し、モータを回転制御することで可動パネルを上下動する。
特開2010−204741号公報
しかし、特許文献1に示す入力装置は、可動パネルを上下動して触覚を呈示するものの、可動パネルが利用者によって押し込まれる場合に、反力を提示することができず、反力を提示できたとしても反力の強さを制御することが難しいという問題があった。
従って、本発明の目的は、利用者の操作に対する反力を制御するとともに、利用者に触覚を呈示する入力装置を提供することにある。
本発明の一態様は、第1の方向に移動する移動ピンと、
前記移動ピンに前記第1の方向に力を付与する力付与部と、
前記第1の方向と異なる第2の方向に移動する操作部と、
前記操作部に設けられ、前記操作部が操作されていない場合に前記操作部を中立位置に維持するとともに、前記操作部が前記第2の方向に操作される場合に、前記移動ピンから前記第1の方向に付与された力を前記操作に対する反力とする第1溝部と、前記操作部に触覚を呈示する場合に、前記移動ピンから前記第1の方向に付与された力を前記第2の方向に触覚として呈示する第2溝部とを備えるガイド溝とを有する入力装置を提供する。
上記ガイド溝の第1溝部は、操作部が第2の方向に操作される場合に、移動ピンから第1の方向に付与された力のうち第2の方向の分力が操作に対する反力となるよう移動ピンに接触する第1の壁と、操作部を中立位置に維持する場合に、移動ピンから第1の壁に付与される第1の方向に付与された力のうち第2の方向の分力とともに当該第2の方向の分力と反対方向に力を付与するために移動ピンに接触する第2の壁とを備え、
上記ガイド溝の第2溝部は、操作部に触覚を呈示する場合に、操作部が第2の方向に操作される場合と逆向きに移動ピンから第1の方向に付与された力のうち第2の方向の分力を操作部に触覚として呈示する第3の壁とを備えるものであってもよい。
上記入力装置のガイド溝の第1の壁は、互いに非平行な2面の壁を備えてもよい。
上記入力装置の力付与部は、第1の方向にピンに付与する力を当該入力装置によって操作される装置の状態に基づいて変更するものであってもよい。
本発明によれば、利用者の操作に対する反力を制御するとともに、利用者に触覚を呈示することができる。
図1は、第1の実施の形態に係る入力装置の構成の一例を示す一部断面図である。 図2は、可動パネルのガイド溝の形状の一例を示す概略図である。 図3は、入力装置を制御するための構成の一例を示すブロック図である。 図4(a)−(c)は入力装置の動作例を説明するための断面図である。 図5(a)及び(b)は入力装置の動作例を説明するための断面図である。 図6は、ピンが可動パネルに付与する分力と可動パネルの位置との関係を示すグラフ図である。 図7は、第2の実施の形態に係る入力装置の構成の一例を示す平面図である。 図8は、可動パネルのガイド溝の形状の一例を示す概略図である。 図9は、ピンが可動パネルに付与する分力と可動パネルの位置との関係を示すグラフ図である。
[第1の実施の形態]
(入力装置の構成)
図1は、第1の実施の形態に係る入力装置の構成の一例を示す一部断面図である。
図1において、全体を示す符号1は、第1の実施の形態における典型的な入力装置を模式的に例示している。この入力装置1は、特に限定されるものではないが、例えば空調装置、オーディオ装置やナビゲーション装置等の車載機器の作動を制御するための入力信号を出力する入力手段であるタッチパッドに好適に用いられる。
図示例による入力装置1は、例えば、センターコンソールなどの運転席周辺部に配置されており、ディスプレイ7(図3)に配線を介して接続される。この入力装置1は、利用者の手指で操作面22に該当するタッチパッド2a(図3)をタッチ操作すると、例えばタッチパッド2aの表面上の位置がタッチセンサにより検出され、この位置に対応した位置検出信号がディスプレイ7上の項目ボタンを選択決定する遠隔操作式の入力装置として構成されている。
この入力装置1の外観は、図1に示すように、対向接点4を介してプッシュ操作可能な樹脂製の操作部である可動パネル2と、図示しない支持部材を介して可動パネル2をプッシュ操作方向(第2の方向)に移動可能に支持する樹脂製の筐体5とにより構成されている。この可動パネル2には、例えば静電容量式などのタッチパッドが設けられている。
対向接点4は、可動パネル2の操作面22の裏面に設けられた可動接点40と、筐体5の上面であって可動接点40と対向する位置に設けられた固定接点対41とを有し、可動接点40と固定接点対41とが接触しない状態で遮断し、接触した状態で通電の状態となるスイッチである。
(駆動伝達機構の構成)
この筐体5の内部には、図1に示すように、可動パネル2に反力を付与するための反力発生機構が組み込まれている。この反力発生機構は、入力電圧に応じて一定の力を付与する力付与部の一例としてのリニアアクチュエータ3と、このリニアアクチュエータ3の駆動力を可動パネル2に伝達する駆動伝達機構とを備えている。
この駆動伝達機構は、可動パネル2の一構成部材である連結部材21と、リニアアクチュエータ3の駆動に連動するスライダ30とを連動可能に連結することにより構成されている。
可動パネル2は、上面を操作面22とし、下面から下方に向けて突出する板状の連結部材21を有する。連結部材21には、リニアアクチュエータ3の駆動力を可動パネル2に伝達するガイド溝20が貫通して形成されている。
リニアアクチュエータ3には、進退動自在のロッド32を介してスライダ30が連結されている。スライダ30の一側面には、連結部材21のガイド溝20内を移動する移動ピン31が突出して形成されている。
筐体5の内面には、リニアアクチュエータ3のロッド32が進退動する際にスライダ30及び移動ピン31を移動させる移動空間を形成するガイド50が形成されている。ガイド50には、ロッド32を移動可能に支持する支持孔51が移動空間に連通して形成されている。スライダ30はガイド50によりロッド32の進退動方向(第1の方向)に移動する。
なお、外部制御によってロッド32の進出方向への押し付け力又は退避方向への引っ張り力を可変とするものであれば、リニアアクチュエータ3に替えてモータ及びモータの回転力を直線運動へ変換する機構を用いてもよい。
図2は、可動パネル2のガイド溝20の形状の一例を示す概略図である。
このガイド溝20は、図2に示すように、屈曲した形態で連続する2つの第1及び第2溝部20A、20Bからなるカム形状に形成されている。この第1溝部20Aは、利用者のプッシュ操作に対する反力を可動パネル2に付与する機能を有しており、相対的に連結部材21の基部寄りの上方に配された上端からロッド後退方向下斜めに延びている。一方の第2溝部20Bは、利用者の指に触覚を呈示する機能(以下、「フィードバック」ともいう。)を有しており、第1溝部20Aからロッド進出方向下斜めに延びている。
ガイド溝20の反力付与側の第1溝部20Aは、図2に示すように、可動パネル2の移動方向に交差する壁20aと、壁20aのロッド後退側の面から鋭角方向に傾斜する壁20bと、壁20bの面から鈍角方向に傾斜する壁20cと、壁20cに対向する壁20dと、壁20c及び壁20dの上端を互いに連結する壁20eとを有する。
反力付与側の壁20aは、図2及び図4(a)−(c)に示すように、移動ピン31の周面下端側と接する。壁20bは、可動パネル2の移動方向及び移動ピン31のロッド進退方向のいずれとも平行でなく移動ピン31のロッド後退側周面の上端側と接する。壁20cは、可動パネル2の移動方向及び移動ピン31のロッド進退方向に平行でなく移動ピン31のロッド後退側周面の上端側と接する。
一方、ガイド溝20のフィードバック呈示側の第2溝部20Bは、図2に示すように、第1溝部20Aの壁20aの面に対して鋭角方向に傾斜する壁20fと、壁20fに対向する壁20gと、壁20f及び壁20gの下端を互いに連結する壁20hとを有する。
フィードバック呈示側の壁20fは、図2及び図4(a)−(c)に示すように、可動パネル2の移動方向及び移動ピン31のロッド進退方向のいずれとも平行でなく移動ピン31のロッド後退側周面の下端側と接する。壁20gは、可動パネル2の移動方向及び移動ピン31のロッド進退方向のいずれとも平行でなく移動ピン31のロッド進出側周面の上端側と接する。
上記した壁20aは第2の壁の一例であり、壁20b及び壁20cは第1の壁の一例であり、壁20f及び壁20gは第3の壁の一例である。
(制御ブロック構成)
図3は、入力装置1を制御するための構成の一例を示すブロック図である。
入力装置1の可動パネル2のタッチパッド2a、リニアアクチュエータ3及び対向接点4はECU6に接続されている。ECU6は、タッチパッド2aから座標情報を受け付け、リニアアクチュエータ3に供給する電流値を制御することで発生する力Fを制御し、対向接点4の遮断又は通電の状態を監視する。また、ECU6はディスプレイ7に接続されており、例えば、空調装置、オーディオ装置やナビゲーション装置等の車載機器の作動を制御するための項目ボタン等をディスプレイ7に表示制御する。
(第1の実施の形態の動作)
以下に、入力装置1の動作を図1−図6を参照しつつ、(1)操作時の動作、(2)フィードバック呈示時の動作に分けて説明する。
(1)操作時の動作
図4(a)−(c)は入力装置1の動作例を説明するための断面図である。
通常時、図4(a)に示すように、入力装置1のリニアアクチュエータ3は、ロッド32に常に一定の引っ張り力Fを付与しており、力Fの方向はロッド後退方向である。ロッド32に付与される力Fは、スライダ30を介して移動ピン31に付与される。
移動ピン31にロッド後退方向への引っ張り力Fが付与されると移動ピン31がそれぞれ反力付与側の壁20a及び20bに接触し、移動ピン31の周面下端側及びロッド後退側周面の上端側が2点支持されることで可動パネル2がプッシュ操作方向である上下方向に移動することなく、可動パネル2の初期の停止位置である中立位置に留まる。
可動パネル2が中立位置にある状態において、入力装置1の利用者は、座標入力のため操作面22に指先等を接触させ、選択や決定のため指先等で操作面22を下方向に押し下げて対向接点4を通電の状態とする。
可動パネル2が押し下げられ始めた初期の状態において、図4(b)に示すように、移動ピン31の周面下端側が反力付与側の壁20aから離れるが、移動ピン31のロッド後退側周面の上端側は依然として反力付与側の壁20bに引っ張り力Fを付与する。この壁20bへ付与される力Fのうち、上方向の分力F=fが利用者の指に対して反力として伝達される。
次に、可動パネル2がさらに押し下げられて、図4(c)に示すように、移動ピン31のロッド後退側周面の上端側は反力付与側の壁20cに引っ張り力Fを付与する。この壁20cへ付与される力Fのうち、上方向の分力F=f’が利用者の指に対して負荷として伝達されるとともに、分力fから分力f’への変化を利用者に操作感(クリック感)として伝達する。なお、分力f’は分力fより小さくなるが、反力付与側の壁20bと壁20cの角度の関係を逆転させて分力f’を分力fより大きくしてもよい。
図6は、ピン31が可動パネル2に付与する分力Fと可動パネル2の位置との関係を示すグラフ図である。
上記した例において、移動ピン31が力Fを付与する壁が、反力付与側の壁20bから反力付与側の壁20cへと変わる可動パネル2の上下方向の位置をzとすると、ピン31が可動パネル2に付与する分力Fは、0≦z≦zにおいてF=fであり、z<zにおいてF=f’である。
また、ECU6からリニアアクチュエータ3に供給する電流をI、I、Iと徐々に大きくなるよう変更することで、リニアアクチュエータ3が移動ピン31に付与する力Fを変更してもよい。リニアアクチュエータ3が移動ピン31に付与する力Fを変更することで、利用者の指に対して反力として伝達される分力がf、f、fと大きくなる。また、分力fより小さい分力を伝達してもよい。
上記力Fの変更は、入力装置1によって操作される装置の状態に基づいて行ってもよい。例えば、図3に示すように、ディスプレイ7に重要度の異なる複数の項目ボタンが表示されている場合、重要な項目ボタンを決定操作する場合は力Fを大きく、そうでない項目ボタンを操作する場合は力Fを小さくする等、操作対象の重要度に基づいて力Fを変更するようECU6によってリニアアクチュエータ3に供給する電流値を制御してもよい。
また、入力装置1が車両に接続されており当該車両を操作するためのものである場合、車両の走行速度に応じて力Fを大きくしたり、天候が悪化した場合に力を大きくしたりする等、当該車両の走行状態や車両外環境等に基づいて力Fを変更してもよい。
(2)フィードバック呈示時の動作
図5(a)及び(b)は入力装置1の動作例を説明するための断面図である。
次に、図5(a)に示す中立位置から、図5(b)に示すように可動パネル2を上方向又は下方向に移動させて、操作面22に触れている利用者の指に触覚を呈示する場合について説明する。なお、ここで、触覚又はフィードバックの呈示とは、利用者が操作面22を押し込んだときに伝達される反力と異なり、利用者が操作面22を押し込んでいない場合であっても伝達される動き及び力並びにこれらを利用した振動を指すものとする。
図5(b)に示す状態において、入力装置1のリニアアクチュエータ3は、ロッド32に押し込み力Fを付与し、力Fの方向は図面右方向である。
ピン31に図面右方向への押し込み力Fが付与されると移動ピン31がフィードバック呈示側の壁20gに接触し、移動ピン31のロッド進出側周面の上端側が壁20gに押し込み力Fを付与する。壁20gへ付与される力Fのうち、上方向の分力F=fが可動パネル2を押し上げるとともに、利用者の指に対してフィードバックとして呈示される。また、同様に移動ピン31に図面左方向への引っ張り力Fが付与されると移動ピン31がフィードバック呈示側の壁20fに接触し、移動ピン31のロッド進出側周面の下端側が壁20fに引っ張り力Fを付与する。壁20fへ付与される力Fのうち、下方向の分力F=fが可動パネル2を押し下げるとともに、利用者の指に対してフィードバックとして呈示される。また、これらの上下方向の分力F=fを交互に周期的に発生させることで振動が利用者の指に対してフィードバックとして呈示される。
利用者の指に対して呈示されるフィードバックは、リニアアクチュエータの押し込み力Fを変えることで異なる値とすることができる。
(第1の実施の形態の効果)
上記した第1の実施の形態によると、操作時にはリニアアクチュエータ3により常に一定の力で利用者の操作に対して反力を伝達し、当該反力の大きさはリニアアクチュエータ3が加える力により変更できるようにしたため、利用者の操作に対する反力を制御することができる。例えば、慎重さを要する操作内容である場合には反力を大きくし、それ以外は小さくするといった制御が可能になる。
また、反力の伝達に壁20b及び20cを用いたため、反力の変化により利用者に操作感を伝達することができる。また、壁20bと壁20cの角度を調整することで操作感を変更することができる。
また、フィードバック時には、ガイド溝20の壁20f及び20gを用いることで、操作時と同様にリニアアクチュエータ3により利用者にフィードバックを呈示することができる。
[第2の実施の形態]
図7は、第2の実施の形態に係る入力装置の構成の一例を示す平面図である。
第2の実施の形態の入力装置1Aは、第1の実施の形態の入力装置1と比べて対向接点4をタクティカルスイッチ4Aに変更した点、可動パネル2のガイド溝20をガイド溝23へと変更した点で異なる。
タクティカルスイッチ4Aは、押し込むことで利用者に操作感(クリック感)を伝達するスイッチである。
図8は、可動パネル2のガイド溝23の形状の一例を示す概略図である。
このガイド溝23は、図8に示すように、屈曲した形態で連続する2つの第1及び第2溝部23A、23Bからなるカム形状に形成されている。この第1溝部23Aは、利用者のプッシュ操作に対する反力を可動パネル2に付与する機能を有しており、相対的に連結部材21の基部寄りの上方に配された上端からロッド後退方向下斜めに延びている。一方の第2溝部23Bは、利用者の指にフィードバックを呈示する機能を有しており、第1溝部23Aからロッド進出方向下斜めに延びている。
ガイド溝23の反力付与側の第1溝部23Aは、図8に示すように、可動パネル2の移動方向に交差する壁23aと、壁23aのロッド後退側の面から鋭角方向に傾斜する壁23bと、壁23bに対向する壁23dと、壁23b及び壁23dの上端を互いに連結する壁23eとを有する。
反力付与側の壁23aは、図8に示すように、移動ピン31の周面下端側と接する。壁23bは、可動パネル2の移動方向及び移動ピン31のロッド進退方向のいずれとも平行でなく移動ピン31のロッド後退側周面の上端側と接する。
一方、ガイド溝23のフィードバック呈示側の第2溝部23Bは、図8に示すように、第1溝部23Aの壁23aの面に対して鋭角方向に傾斜する壁23fと、壁23fに対向する壁23gと、壁23f及び壁23gの下端を互いに連結する壁23hとを有する。
フィードバック呈示側の壁23fは、図8に示すように、可動パネル2の移動方向及び移動ピン31のロッド進退方向のいずれとも平行でなく移動ピン31のロッド後退側周面の下端側と接する。壁23gは、可動パネル2の移動方向及び移動ピン31のロッド進退方向のいずれとも平行でなく移動ピン31のロッド進出側周面の上端側と接する。
上記した壁23aは第2の壁の一例であり、壁23bは第1の壁の一例であり、壁23f及び壁23gは第3の壁の一例である。
(第2の実施の形態の動作)
以下に、入力装置1の動作を図7−図9を参照しつつ、操作時の動作について説明する。なお、フィードバック時の動作は第1の実施の形態と同様であるため省略する。
通常時、図7に示すように、入力装置1Aのリニアアクチュエータ3は、ロッド32に常に一定の引っ張り力Fを付与しており、力Fの方向はロッド後退方向である。ロッド32に付与される力Fは、スライダ30を介して移動ピン31に付与される。
移動ピン31にロッド後退方向への引っ張り力Fが付与されると移動ピン31がそれぞれ反力付与側の壁23a及び23bに接触し、移動ピン31の周面下端側及びロッド後退側周面の上端側が2点支持されることで可動パネル2がプッシュ操作方向である上下方向に移動することなく、可動パネル2の初期の停止位置である中立位置に留まる。
可動パネル2が中立位置にある状態において、入力装置1Aの利用者は、座標入力のため操作面22に指先等を接触させ、選択や決定のため指先等で操作面22を図面下方向に押し下げてタクティカルスイッチ4Aを通電の状態とする。
可動パネル2が押し下げられ始めた状態において、移動ピン31の周面下端側が反力付与側の壁23aから離れるが、移動ピン31のロッド後退側周面の上端側は依然として壁23bに引っ張り力Fを付与する。この壁23bへ付与される力Fのうち、図面上方向の分力F=fが利用者の指に対して負荷として伝達される。
次に、可動パネル2がさらに押し下げられて、可動パネル2の下面がタクティカルスイッチ4Aを押し込むと、タクティカルスイッチが操作感を可動パネル2へと伝達させ、可動パネル2から利用者に伝達する。
図9は、移動ピン31が可動パネル2に付与する分力Fと可動パネル2の位置との関係を示すグラフ図である。
上記した例において、移動ピン31が力Fを付与する壁は常に反力付与側の壁23bであるため、移動ピン31が可動パネル2に付与する分力Fは、常にF=fである。
また、リニアアクチュエータ3が移動ピン31に付与する力Fを変更することで、利用者の指に対して負荷として伝達される分力fを、f、fと大きくしてもよい。また、分力をfより小さい分力を伝達してもよい。
(第2の実施の形態の効果)
上記した第2の実施の形態によると、第1の実施の形態と同様に、操作時にはリニアアクチュエータ3により常に一定の力で利用者の操作に対して反力を伝達し、当該反力の大きさはリニアアクチュエータ3が加える力により変更できるようにしたため、利用者の操作に対する反力を制御することができ、タクティカルスイッチ4Aを用いたため、利用者に操作感を伝達することができる。
また、第1の実施の形態と同様に、フィードバックを呈示することができる。
[変形例]
以上より、本発明における入力装置1の代表的な構成例を上記各実施の形態、変形例及び図示例を挙げて説明したが、次に示すような変形例も可能である。
(1)上記入力装置1は、車載機器に限らず、各種の電子・電気機器に適用することができる。
(2)タッチパッドを備えていない各種の入力装置、例えばマウス装置や操作ノブなどにも適用することができる。
(3)上記入力装置1は、例えば使用目的などに応じて配置個数、配置位置や配置形態などを適宜に選択すればよい。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは調整しない範囲内で種々の変形が可能である。
1、1A 入力装置
2 可動パネル
2a タッチパッド
3 リニアアクチュエータ
4 対向接点
4A タクティカルスイッチ
5 筐体
6 ECU
7 ディスプレイ
20 ガイド溝
20A 第1溝部
20B 第2溝部
20a−20h 壁
21 連結部材
22 操作面
23 ガイド溝
23A 第1溝部
23B 第2溝部
23a−23h 壁
30 スライダ
31 ピン
32 ロッド
40 可動接点
41 固定接点対
50 ガイド
51 支持孔

Claims (4)

  1. 第1の方向に移動する移動ピンと、
    前記移動ピンに前記第1の方向に力を付与する力付与部と、
    前記第1の方向と異なる第2の方向に移動する操作部と、
    前記操作部に設けられ、前記操作部が操作されていない場合に前記操作部を中立位置に維持するとともに、前記操作部が前記第2の方向に操作される場合に、前記移動ピンから前記第1の方向に付与された力を前記操作に対する反力とする第1溝部と、前記操作部に触覚を呈示する場合に、前記移動ピンから前記第1の方向に付与された力を前記第2の方向に触覚として呈示する第2溝部とを備えるガイド溝とを有する入力装置。
  2. 前記ガイド溝の前記第1溝部は、前記操作部が前記第2の方向に操作される場合に、前記移動ピンから前記第1の方向に付与された力のうち前記第2の方向の分力が前記操作に対する反力となるよう前記移動ピンに接触する第1の壁と、前記操作部を中立位置に維持する場合に、前記移動ピンから前記第1の壁に付与される前記第1の方向に付与された力のうち前記第2の方向の分力とともに当該第2の方向の分力と反対方向に力を付与するために前記移動ピンに接触する第2の壁とを備え、
    前記ガイド溝の前記第2溝部は、前記操作部に触覚を呈示する場合に、前記操作部が前記第2の方向に操作される場合と逆向きに前記移動ピンから前記第1の方向に付与された力のうち前記第2の方向の分力を前記操作部に触覚として呈示する第3の壁とを備える請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記ガイド溝の前記第1の壁は、互いに非平行な複数の壁を備える請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記力付与部は、前記第1の方向に前記移動ピンに付与する力を当該入力装置によって操作される装置の状態に基づいて変更する請求項1から3のいずれか1項に記載の入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017117370A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 富士通テン株式会社 入力装置および入力装置の制御方法
US11385756B2 (en) 2019-03-26 2022-07-12 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Input device

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