JP2015081701A - 燃焼炉及び燃焼炉で流動性固体燃料を燃焼させる方法 - Google Patents

燃焼炉及び燃焼炉で流動性固体燃料を燃焼させる方法 Download PDF

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Abstract

【課題】流動性固体燃料を燃料として使用し、流動性固体燃料の含水率が比較的高くても自燃させることができる燃焼炉において、ロストルでクリンカが生成されにくいようにし、クリンカの蓄積に起因する燃焼効率の低下を防止できる燃焼炉を提供する。【解決手段】燃焼炉は、排気部を有する炉本体(1)と、炉本体(1)の内部下側に配され、外径がそれぞれ異なる上下方向に配された複数のロストル板を有し、各ロストル板が下側のロストル板の外径が順次径大となるように配されることで各ロストル板上面で形成された複数の段部を有しており、各ロストル板の間に通気部を有するロストル装置(12)と、ロストル装置(12)の下側に設けられ、通気部(130)に通じる空気旋回室(11)と、空気旋回室(11)にその内部で空気が水平方向に旋回するように空気を供給する空気供給装置(3)と、流動性固体燃料をロストル装置(12)上に供給する燃料供給装置(4)とを備えている。【選択図】図6

Description

本発明は、燃焼炉及び燃焼炉で流動性固体燃料を燃焼させる方法に関するものである。更に詳しくは、流動性固体燃料を燃料として使用し、流動性固体燃料の含水率が比較的高くても自燃させることができる燃焼炉において、ロストルでクリンカが生成されにくいようにし、クリンカの蓄積に起因する燃焼効率の低下を防止したものに関する。
近年、建築物の木廃材や森林の保全作業において生じる間伐材を加工した木質チップ又は木質ペレット等が再生可能エネルギーとして注目されており、この流動性固体燃料を燃料とする燃焼炉が普及してきている。ボイラーや温風発生機等の熱源として利用可能な、このような燃焼炉の一例としては、例えば本願出願人が提案した特許文献1に記載の「燃焼炉」がある。
上記従来の燃焼炉は、炉本体とその内部に配されているロストルを備え、ロストルは穴の内径がそれぞれ異なる上下方向に配された複数のロストル板を有し、各ロストル板は下側のロストル板の穴の内径が順次径小となるように、或いは径大となるように配されることで各ロストル板上面に複数の段部が形成され、各ロストル板の間には全周にわたり間隙で形成された通気部を有しており、ロストルにおける流動性固体燃料の燃焼効率をより向上させて、含水率が比較的高い流動性固体燃料でも自燃させることができるようにした、というものである。
特開2013−108665号公報
上記従来の燃焼炉は、流動性固体燃料の燃焼効率をより向上させて、含水率が比較的高い流動性固体燃料でも自燃させることができる、という点においては充分に有用である。
しかしながら、燃焼炉及び温風発生機の使用に伴い、次の点で改良の余地があることが分かってきた。すなわち、燃焼灰の粒子が高温により溶融固化し、塊状の多孔質な灰となったものをクリンカというが、従来の燃焼炉においては、ロストル(火格子)において各通気部を通る空気量が平均化しているため、このクリンカがロストルで生成されやすく、ロストルの各部に蓄積してしまう課題があった。クリンカが多く蓄積すると、ロストルの通気部を塞いでしまったり、ロストル上で燃焼中の流動性固体燃料の瓦解を邪魔して燃焼しにくくするので、クリンカの蓄積は、燃焼効率を低下させる要因となっていた。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、流動性固体燃料を燃料として使用し、流動性固体燃料の含水率が比較的高くても自燃させることができる燃焼炉において、ロストルでクリンカが生成されにくいようにし、クリンカの蓄積に起因する燃焼効率の低下を防止できる燃焼炉及び流動性固体燃料を燃焼させる方法を提供することを目的とする。
(1)本発明は、排気部を有する炉本体と、該炉本体の内部下側に配され、外径がそれぞれ異なり下側の外径が順次径大となるように上下方向に配された複数のロストル板を有し、該各ロストル板上面で形成された複数の段部を有しており、前記各ロストル板の間に通気部を有するロストル装置と、該ロストル装置の下側に設けられ、前記通気部に通じる空気旋回室と、該空気旋回室に空気旋回室内部で空気が水平方向に旋回するように空気を供給する空気供給装置と、流動性固体燃料を前記ロストル装置上に供給する燃料供給装置とを備える燃焼炉である。
(2)本発明は、前記燃料供給装置が、流動性固体燃料を運ぶ金属製のスクリューコンベヤを有し、該スクリューコンベヤの先部側は、前記炉本体の内部に導入されている構成とすることもできる。
この場合、流動性固体燃料の燃焼に伴い、炉本体内部の温度が高温になることにより、金属製のスクリューコンベヤも高温になる。これにより、スクリューコンベヤで運ばれる流動性固体燃料が加熱されて水分が蒸発するので、仮にスクリューコンベヤで運ばれる前の流動性固体燃料の含水率が高くても、ロストル装置上に供給される時点では含水率が低下しているので、当初の含水率のままで供給するより燃焼しやすくなる。
(3)本発明は、前記炉本体の排気部につながるサイクロン式の集塵器を備える構造とすることもできる。
この場合、空気旋回室の空気の旋回流が通気部を通り吹き出すことで灰を巻き上げても、この灰を含む排気ガスから、集塵器によって灰を効率よく分離して集めることができるので、排気ガスを浄化することができる。
(4)本発明は、前記空気旋回室の側板が多角筒形状である構成とすることもできる。
この場合、多角筒形状の側板内面に沿って旋回する空気は、例えば円筒形状である場合と比較して、空気旋回室内部での空気の流れに乱れが生じやすく、ロストル装置下側の各ロストル板の間の通気部を通るときにも乱流を含むような流れとなり、ロストル板の各部に蓄積するクリンカの基となる灰を吹き飛ばす上で、より効果的である。
(5)本発明は、前記ロストル装置を構成する前記各ロストル板が輪状で、外径が円形又は正多角形状であり、最上部のロストル板の中心の穴は塞がれている構成とすることもできる。
この場合、ロストル装置の最上部のロストル板の中心部から各ロストル板の外周縁部までは、放射方向の各方向へ向けてほぼ同じ距離である。これにより、最上部のロストル板の中心の塞がった部分に流動性固体燃料を供給し、ロストル板上で燃焼させたときに、燃焼中の流動性固体燃料の燃焼が進んで脆くなり、山なりの燃料外面が安息角を越え瓦解するときには、ロストル板の放射方向の各方向にほぼ均等に広がる。これにより、瓦解した燃焼中の流動性固体燃料は、ロストル板上にムラなく広がった状態で、充分な空気の供給を受けながら効率よく燃焼する。
(6)本発明は、炉本体と、該炉本体の内部下側に配され、上下方向に配された複数のロストル板を有し、前記各ロストル板の間に通気部を有するロストル装置と、該ロストル装置の下側に設けられ、前記通気部に通じる空気旋回室と、該空気旋回室に空気旋回室内部で空気が水平方向に旋回するように空気を供給する空気供給装置と、流動性固体燃料を前記ロストル装置上に供給する燃料供給装置とを備える燃焼炉である。
(7)本発明は、排気部を有する炉本体の下部側にある空気旋回室の上に配置され、外径がそれぞれ異なる上下方向に配された複数のロストル板を有し、該各ロストル板が下側のロストル板の外径が順次径大となるように配されることで前記各ロストル板上面で形成された複数の段部を有しており、前記各ロストル板の間に空気旋回室に通じる通気部を有するロストル装置上に流動性固体燃料を供給する工程と、前記空気旋回室に空気を供給して前記空気旋回室内部で水平方向に旋回させた空気を、前記ロストル装置の上記通気部に通して、燃焼している流動性固体燃料に供給して自燃を促すと共に、少なくとも下側の前記各ロストル板上にある灰を前記炉本体内において吹き飛ばして前記各ロストル板と分離させる工程とを備える燃焼炉で流動性固体燃料を燃焼させる方法である。
(作用)
本発明の燃焼炉の作用を説明する。
燃焼炉の炉本体内部のロストル装置の上には、燃料供給装置から木質チップ等の流動性固体燃料が供給され、ロストル装置上で、各ロストル板の各段部に沿うようにして溜まる。次に、流動性固体燃料にバーナ又はヒータ等で点火し、燃焼が安定してきたところで空気供給装置により空気旋回室に空気を供給する。空気は、例えば空気旋回室の内壁に沿うように供給されて水平方向に旋回する。
空気の旋回流は、空気旋回室の内壁に近いところでは比較的速く、中心部に近くなるほど遅くなる。空気旋回室の内部で旋回した空気は、ロストル装置の各ロストル板の間の各通気部を通り抜け、各ロストル板上の燃焼している流動性固体燃料に継続的に供給され、燃料の自燃を促すことができる。また、特に空気旋回室に近い下側の各通気部を通る空気の流れは、空気旋回室の内壁に近いこととも相俟って、比較的速くなっている。
更に、流動性固体燃料の供給は、炉本体内部のロストル装置上の燃焼の状況に対応して、燃焼中の燃料の上に連続的に、又は間欠的に行われる。これにより燃料の自燃が更に継続される。そして、流動性固体燃料の燃焼に伴い生じる灰は、新たに供給される流動性固体燃料により押され、或いは瓦解に伴い徐々に各ロストル板の各段部に沿って下に落ち、この灰の一部は、ロストル装置の下方側に溜まり、適宜取り出される。
各ロストル板の各段部に沿って下に落ち、空気旋回室に近い下側で燃焼している燃料は、上記したように、空気の速い流れを以て充分な空気の供給を受け、高い温度で効率よく燃焼する。これにより、通常であれば、この部分ではクリンカが生成されやすいが、クリンカの基となる灰の大部分は、下側の各ロストル板間の通気部を通り外方向へ噴出する旋回空気により吹き飛ばされて巻き上げられ、排気部から炉本体の外部へ排出される。
なお、ロストル装置の上側のロストル板は径小となるので、上側のロストル板の通気部はロストル装置の中心部に近付くために、上記したように旋回する空気の流れは遅くなり、通気量も少ない。このため、上側のロストル板上にある灰が晒される温度はそれほど高くないため、この部分ではクリンカは生成されにくい。したがって、結果的に、ロストル装置上でのクリンカの生成を防止又は低減できる。
また、本発明の燃焼炉で流動性固体燃料を燃焼させる方法によれば、空気旋回室に近い下側のロストル板の間の通気部からの通気量がより多く、その周辺での流動性固体燃料の燃焼温度がより高くなり、クリンカが生じやすい下地がある。しかし、反面、この部分では空気流の流速が速く、通気量も多いため、より多くの灰が吹き飛ばされて巻き上げられるので、結果的にクリンカの基となる灰が少なくなりクリンカは生成されにくくなる。
本発明は、流動性固体燃料を燃料として使用する燃焼炉において、ロストルにクリンカが生成されにくいようにし、クリンカの蓄積に起因する燃焼効率の低下を防止できる燃焼炉及び燃焼炉で流動性固体燃料を燃焼させる方法を提供することができる。
本発明の燃焼炉の一実施の形態を示す斜視説明図である。 図1に示す燃焼炉の正面視説明図である。 図1に示す燃焼炉の平面視説明図である。 図2におけるA−A断面説明図である。 図2におけるB−B断面説明図である。 図3におけるC−C断面説明図である。 燃焼炉が有するロストル装置の構造を示し、(a)は斜視図、(b)はロストル板の略直径線に沿って切断した縦断面図である。 点火ヒータの取り付け構造を示す断面説明図である。 集塵器の構造を示す断面説明図である。
本発明を図面に示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1ないし図9を参照する。
燃焼炉Aは、内部にロストル装置12を有する炉本体1と、集塵器2、空気供給装置3及び燃料供給装置4を備えている。燃焼炉Aは、例えば栽培用ハウス等の温室の暖房用又はシイタケ等の野菜を乾燥させる乾燥室の加温用等として使用されるが、用途はこれらに限定されるものではなく、様々な分野で使用することが可能である。
(炉本体1)
炉本体1は、直方体形状の炉ケース5の内部に固定されている。炉ケース5は、フレームに金属板を張設した構造で、正面板50の下側には四角形の開口部51が形成されている。開口部51は、後述する正面蓋16の挿脱によって開閉される。また、炉ケース5の外側面板52の片側には、横開きの作業用扉520が設けられ、内部の清掃等のメンテナンスがしやすいようにしてある。炉ケース5は、その他の面に内側面板53、背面板54及び天面板55を有している。
炉本体1は、炉ケース5の外側面板52及び内側面板53の底部内側にある底フレーム56、56aの前部寄りに固定されて立設されている(図6参照)。炉本体1は、正八角筒体である炉筒10を有し、炉筒10の上部開口部(符号省略)を正八角形の上板100で塞ぐと共に、底部を灰受け部となる底板101で塞いだ構造である。底板101に溜まった灰は、後述する正面蓋16を取り外すことにより外部へ取り出すことができる。炉筒10の高さは、上板100と上記天面板55との間に若干の隙間が形成される高さに設定されている。
炉筒10は、正面側に上記炉ケース5の開口部51と、正面視でほぼ同じ口径で四角形の開口部14(図2、図5参照)を有している。炉筒10の正面側の側板と炉ケース5の正面板50の間には、開口部14と開口部51をつなぐ、四角筒状のフード13が形成されている。フード13の内側には、正面蓋16が挿脱自在に収容されている。
正面蓋16は、フード13内部にほぼ隙間なくスライド可能に収まる中実体であり、ほぼ全体が軽量な耐火材で形成されている。正面蓋16の外面側(開口部51側)は、一部が金属部材(符号省略)で形成され、そのほぼ中央には取手162が形成されている。正面蓋16の内面側(開口部14側)は、炉筒10の側面形状(八角筒状)に倣う形状(三面で凹部を形成する形状)に形成されている(図5参照)。なお、正面蓋16は、フード13内部に収容した状態で、両側の止め金具163によって正面板50に固定できる。
正面蓋16には、金属製の円管161が外面と内面を貫通して水平に埋設されている(図3、図4参照)。正面蓋16の円管161の外部側に対応する位置には、覗き窓160が形成されている。覗き窓160は、透明な耐熱ガラス(石英ガラス)で密閉されている。覗き窓160からは、円管161を通して、後述するロストル装置12上の燃焼部が見えるようになっている。
炉筒10の内部の下部側には、空気旋回室11が形成されている。空気旋回室11は、炉筒10の内面の各内角部に固定された受具109(図6、図8参照)に、後で説明するロストル装置12を載置することで、ロストル装置12の下側に形成されている。空気旋回室11には、後で説明するように空気供給装置3の空気供給管31、32が接続されている。
上記ロストル装置12は、座板120を有している。座板120は、外形が炉筒10の内部に収まるほぼ正八角形状を有する輪状であり、内側に円形の穴(符号省略)を有している。座板120の各辺部には、装着時、炉筒10の内面との間で灰を落とす灰落とし口121(図4参照)を形成する凹部122が形成されている。また、灰落とし口121は、空気旋回室11から送られる燃焼用空気の通気部ともなる。なお、座板120の八箇所の角部は、受具109に載置する載置部123となる。
座板120の上面には、五枚の円形で輪状のロストル板124、125、126、127、128が取り付けられている。上記各ロストル板は、上下方向に一定の間隔を設けて、スペーサ129を介し固着して一体化されている。上記各ロストル板は、一体化された状態において、同心円状態で、且つ互いに平行に配置されている。
また、上下に隣接する各ロストル板において、上側のロストル板の外径は、下側のロストル板の内径よりやや径大に形成され、最下段のロストル板124については、外径が座板120の内径よりやや径大となっている。この構造により、各ロストル板及び座板120の間には、通気部130が形成され、各ロストル板及び座板120の各上面(符号省略)により、複数の段部131が形成されている。
最上段のロストル板128の上面側の中心には、ロストル板128の穴を塞ぐようにして天部材132が固定されている。天部材132は、図7に示すように椀を伏せたような形状を有しており、上部には円形の平坦部133を有している。
なお、各ロストル板の外形の形状を正八角形でなく、例えば正六角形等の他の多角形状又は円形状とすることもできる。
また、炉筒10の上記内側面板53に近い側の側板107には、上記ロストル装置12の座板120よりやや高い位置に円形の点火口108(図8参照)が形成されている。点火口108の外面側の口縁には、円筒形の受筒15が水平方向に固定されている。受筒15には、上記内側面板53を貫通して炉ケース5内部に導入された空気供給管34の先部側が接続されている。空気供給管34の基端は、上記ブロワ30の吐出側に接続されている。
空気供給管34の先端部には、境界に窄小部340を設けて径小部341が形成されている。径小部341は、窄小部340を受筒15の口縁に当てた状態で受筒15に挿入され、径小部340の先端部は、点火口108を貫通してロストル板24近傍に開口している。そして、空気供給管34の先端側内部には、電気式の点火ヒータ35がヒータ部350を径小部340に挿入して装着されている。ヒータ部350の外径は、径小部340の内径より径小であり、ヒータ部350と径小部340の間の隙間342には空気を通すことができる。上記受筒15、空気供給管34、径小部341及び点火ヒータ35は、点火装置を構成する。
点火装置による点火の方法は次の通りである。
点火ヒータ35の電源スイッチを入れると、ヒータ部350の温度は800℃程度まで上昇する。空気供給管34には、ブロワ30から空気(微風)が送られており、この空気はヒータ部350と径小部340の間の隙間342を通る。空気が隙間342を通る際、ヒータ部350で加熱されて、500℃程度まで上昇し、この加熱空気により流動性固体燃料に点火することができる。なお、点火後は点火ヒータ35の電源は切られるが、その後も空気供給管34への空気供給は継続され、点火ヒータ35の加熱を防止し、保護するようにしている。
(集塵器2)
炉本体1の後部側には、炉本体1と、炉本体1の排気部である通気管19で接続されたサイクロン式の集塵器2が設置されている。集塵器2は、円筒形状の本体20を有している。本体20の上端には天板21が設けられ、天板21には円筒形状の排気筒22が接続されている。天板21の高さは、上記天面板55との間に若干の隙間が形成される高さに設定されており、排気筒22は天面板55を貫通し、炉ケース5の外部へ出されている。また、本体20の底部には、スライドさせることで開閉が可能であり、灰受け部となる底蓋23が設けられている。
上記通気管19は、四角筒状であり、炉本体20と上記炉筒10を通気できるようにしてつないでいる。通気管19は、炉本体20の内周面に対する接線方向に接続されている。なお、通気管19は、集塵器2の重さを支えることができる充分な強度を有しており、集塵器2は通気管19を介し炉本体20に取り付けられている。
また、排気筒22のほぼ中間部には、基端がブロワ30の吐出側に接続されている空気供給管33の先端側が筒壁を貫通し内部に導入されている。空気供給管33は排気筒22より径小であり、その先端側は先端口を上(排気筒22の排出側)に向けて、排気筒22と平行に設けられている。この構造によれば、空気供給管33の先端口から空気を噴出し、その周囲に生じる負圧を利用して排気筒22から排出される排気ガスの速い流れをつくり、より多くの排気ガスを排出することができる(図9参照)。これにより、燃焼炉Aのロストル装置12上の燃焼部に空気を円滑に供給できるようになるので、燃焼効率をより向上させることが可能になる。
(空気供給装置3)
上記空気旋回室11には、空気供給装置3によって空気が供給される。空気供給装置3は、上記架台40に固定されているブロワ30を有している。ブロワ30の吐出側には、二本の空気供給管31、32の基端が接続されている。空気供給管31、32は、空気旋回室11へ向けて水平方向に延長され、先端が上記炉筒10の空気旋回室11に対応する部分の側板に接続されている。
一方の空気供給管31は、炉筒10の背面側の側板103の内面と平行方向に空気を導入できるように、隣の側板104を貫通して接続されている(図4参照)。また、他方の空気供給管32は、炉ケース5の上記外側面板52に近い側の側面105と平行方向に空気を導入できるように、隣の側板106を貫通して接続されている。この構造によれば、空気供給管31、32から空気旋回室11に空気が供給されると、空気旋回室11内部で空気がほぼ水平方向に旋回する空気流が発生する。
(燃料供給装置4)
燃料供給装置4は、燃焼炉Aに木質チップや木質ペレット等の流動性固体燃料を供給するものである。燃料供給装置4は、アングル材で枠組みされた架台40を備えている。架台40の上部には、流動性固体燃料を一時貯留するホッパー41が取り付けられている。ホッパー41の下部排出口410には、スクリューコンベヤ42が接続されている。スクリューコンベヤ42は、搬送スクリュー420を全長にわたり内蔵した燃料供給管421を有する。搬送スクリュー420の基部側の約1/2は、ホッパー41の底部側の内部に露出している。燃料供給管421と搬送スクリュー420は耐熱性に優れる金属製(本実施の形態では鉄製)である。
燃料供給管421の先部側は、炉筒10の側板を貫通し、先端部の排出口422が上記ロストル装置12の天部材132の上方に位置するようにしてある。燃料供給管421は、内部で送られる流動性固体燃料を伝う延焼を防止するため、先端方向へ向けて上り傾斜させてあるが、これに限定するものではなく、水平に設けてもよいし、逆に下り傾斜させることもできる。また、搬送スクリュー420は、ホッパー41の下方の架台40に固定され回転軸が高トルクで低速回転するギヤードモータ44によりチェーン45を介し駆動される。
(作用)
図1ないし図9を参照して、燃焼炉Aの作用について説明する。
燃焼炉Aの運転に当たっては、まず、燃料供給装置4が駆動され、炉本体1内部のロストル装置12の上に、スクリューコンベヤ42から木質チップ等の流動性固体燃料6(図6、図8参照)が供給される。流動性固体燃料6は、ロストル装置12上で、各ロストル板124〜128の各段部131に沿うようにして溜まる。
次に、ロストル装置12上の流動性固体燃料6に点火ヒータ35により点火し、燃焼が安定してきたところで空気供給装置3により空気旋回室11内部に空気を供給する。空気は、空気供給管31、32から空気旋回室11の内壁に沿うように供給されて水平方向に旋回する(図5参照)。
空気旋回室11の内部で旋回した空気は、ロストル装置12の各ロストル板124〜128の間の各通気部130を通り抜け、各ロストル板124〜128上の燃焼している流動性固体燃料6に継続的に供給され、燃料の自燃を促すことができる。また、特に空気旋回室11に近い下側の各ロストル板124、125等の間の通気部130を通る空気の流れは、空気旋回室11の内壁に近いこととも相俟って、比較的速くなっている。
更に、流動性固体燃料6の供給は、炉本体1内部のロストル装置12上の燃焼の状況に対応して、燃焼中の燃料の上に連続的に、又は間欠的に行われる。これにより燃料の自燃が更に継続され、燃焼は安定的に行われる。なお、ロストル装置12では、最上部のロストル板128の中心(天部材132の中心)から各ロストル板124〜128の外周縁部までは、放射方向の各方向へ向けてほぼ同じ距離である。
これにより、天部材132上に流動性固体燃料6を供給し、ロストル板124〜128上で燃焼させたときに、燃焼中の流動性固体燃料6の燃焼が進んで脆くなり、山なりとなっている燃料外面が安息角を越え瓦解するときには、各ロストル板124〜128の放射方向の各方向にほぼ均等に広がる。これにより、瓦解した燃焼中の燃料は、各ロストル板124〜128上にムラなく広がった状態で、充分な空気の供給を受けながら効率よく燃焼することができる。
このようにして、流動性固体燃料6の燃焼に伴い生じる灰は、新たに供給される流動性固体燃料6により押され、或いは瓦解に伴い徐々に各ロストル板124〜128の各段部131に沿って下に落ち、この灰の一部は、通気部130、或いは各灰落とし口121を通り、ロストル装置12の下方側の底板101上に溜まり、正面蓋16を取り外すことにより適宜外部へ取り出すことができる。なお、正面蓋16を取り外すことにより、炉筒10内部にあるロストル装置12の交換等のメンテナンスが可能である。また、各灰落とし口121からは、ロストル装置12上の燃焼部側へ空気の供給も行われる。
各ロストル板124〜128の各段部131に沿って下に落ち、空気旋回室11に近い下側で燃焼している燃料は、流れの速い空気によって充分な空気(酸素)の供給を受け、高い温度で効率よく燃焼する。これにより、通常であれば、この部分ではクリンカが生成されやすいが、クリンカの基となる灰の大部分は、下側の各ロストル板124、125等の間の通気部130を通り外方向へ噴出する旋回空気により吹き飛ばされて、炉本体1内で巻き上げられる。
なお、空気旋回室11は側板が正八角筒体であるため、側板内面に沿って旋回する空気は、空気旋回室11内部において乱れが生じやすく、ロストル装置12下側の各ロストル板124〜128の間の通気部を通るときにも乱流を含むような流れとなり、ロストル板の各部に蓄積するクリンカの基となる灰を吹き飛ばす上で、より効果的である。
また、ロストル装置12の上側の各ロストル板126、127、128等は徐々に径小となるので、上側の各ロストル板の通気部130はロストル装置12の中心部に近付くために、旋回する空気の流れは遅くなり、通気量も少ない。このため、上側のロストル板上にある灰が晒される温度はそれほど高くないため、この部分ではクリンカは生成されにくい。したがって、結果的に、ロストル装置12上でのクリンカの生成を防止又は低減できる。
そして、灰を含む排気ガスは、通気管19を通り炉本体1の外部へ排出され、サイクロン式の集塵器2に導入される。排気ガスは、上記空気供給管33の先端口から排気筒22内に空気を噴出することによって排出方向の流れが速くなり、より多くの排気ガスを排出することができる。これにより、燃焼炉Aのロストル装置12上の燃焼部に空気を円滑に供給できるようになるので、燃焼効率をより向上させることが可能になる。そして、排気ガスに含まれている灰、その他の塵埃がガス分と分離され、本体20の底蓋23上に溜まり、溜まった灰、塵埃は、底蓋23を開けて容器に入れる等して処分することができる。
なお、流動性固体燃料6の燃焼に伴い、炉本体1の温度が高温になることにより、先端側の一部が炉本体1内部に導入されている金属製のスクリューコンベヤ42も高温になる。これにより、スクリューコンベヤ42で運ばれる流動性固体燃料6が加熱されて水分が蒸発するので、仮にスクリューコンベヤ42で運ばれる前にホッパー41で貯留されている流動性固体燃料6の含水率が高くても、ロストル装置12上に供給される時点では含水率が低下しているので、当初の含水率のままで供給するより燃焼しやすくなる。
本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形が可能であるということは言うまでもない。
A 燃焼炉
1 炉本体
10 炉筒
100 上板
101 底板
103、104 側板
105 側面
106、107 側板
108 点火口
109 受具
11 空気旋回室
12 ロストル装置
120 座板
121 灰落とし口
122 凹部
123 載置部
124、125、126、127、128 ロストル板
129 スペーサ
130 通気部
131 段部
132 天部材
133 平坦部
13 フード
14 開口部
15 受筒
16 正面蓋
160 覗き窓
161 管体
162 取手
163 止め金具
2 集塵器
19 通気管
20 本体
21 天板
22 排気筒
23 底蓋
3 空気供給装置
30 ブロワ
31、32 空気供給管
33 空気供給管
34 空気供給管
340 窄小部
341 径小部
342 隙間
35 点火ヒータ
350 ヒータ部
4 燃料供給装置
40 架台
41 ホッパー
410 下部排出口
42 スクリューコンベヤ
420 搬送スクリュー
421 燃料供給管
422 排出口
44 ギヤードモータ
45 チェーン
5 炉ケース
50 正面板
51 開口部
52 外側面板
520 作業用扉
53 内側面板
54 背面板
55 天面板
56、56a 底フレーム
6 流動性固体燃料

Claims (7)

  1. 排気部を有する炉本体と、
    該炉本体の内部下側に配され、外径がそれぞれ異なり下側の外径が順次径大となるように上下方向に配された複数のロストル板を有し、該各ロストル板上面で形成された複数の段部を有しており、前記各ロストル板の間に通気部を有するロストル装置と、
    該ロストル装置の下側に設けられ、前記通気部に通じる空気旋回室と、
    該空気旋回室に空気旋回室内部で空気が水平方向に旋回するように空気を供給する空気供給装置と、
    流動性固体燃料を前記ロストル装置上に供給する燃料供給装置とを備える
    燃焼炉。
  2. 前記燃料供給装置が、流動性固体燃料を運ぶ金属製のスクリューコンベヤを有し、該スクリューコンベヤの先部側は、前記炉本体の内部に導入されている
    請求項1の燃焼炉。
  3. 前記炉本体の排気部につながるサイクロン式の集塵器を備える
    請求項1又は2の燃焼炉。
  4. 前記空気旋回室の側板が多角筒形状である
    請求項1、2又は3の燃焼炉。
  5. 前記ロストル装置を構成する前記各ロストル板が輪状で、外径が円形又は正多角形状であり、最上部のロストル板の中心の穴は塞がれている
    請求項1、2、3又は4の燃焼炉。
  6. 炉本体と、
    該炉本体の内部下側に配され、上下方向に配された複数のロストル板を有し、前記各ロストル板の間に通気部を有するロストル装置と、
    該ロストル装置の下側に設けられ、前記通気部に通じる空気旋回室と、
    該空気旋回室に空気旋回室内部で空気が水平方向に旋回するように空気を供給する空気供給装置と、
    流動性固体燃料を前記ロストル装置上に供給する燃料供給装置とを備える
    燃焼炉。
  7. 排気部を有する炉本体の下部側にある空気旋回室の上に配置され、外径がそれぞれ異なる上下方向に配された複数のロストル板を有し、該各ロストル板が下側のロストル板の外径が順次径大となるように配されることで前記各ロストル板上面で形成された複数の段部を有しており、前記各ロストル板の間に空気旋回室に通じる通気部を有するロストル装置上に流動性固体燃料を供給する工程と、
    前記空気旋回室に空気を供給して前記空気旋回室内部で水平方向に旋回させた空気を、前記ロストル装置の上記通気部に通して、燃焼している流動性固体燃料に供給して自燃を促すと共に、少なくとも下側の前記各ロストル板上にある灰を前記炉本体内において吹き飛ばして前記各ロストル板と分離させる工程とを備える
    燃焼炉で流動性固体燃料を燃焼させる方法。
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