JP2015081387A - 付け睫毛保持部材および付け睫毛の装着方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】付け睫毛を装着する際の作業効率性に優れ、安全性および衛生面の向上を図ることが可能な付け睫毛保持部材および付け睫毛の装着方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る付け睫毛保持部材1は、支持基材2と、少なくとも一種の付け睫毛7を、前記支持基材上に保持するための付け睫毛保持部14と、前記付け睫毛7を睫毛に接着するための接着剤9を、前記支持基材2上に保持するための接着剤保持部4とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明に係る付け睫毛保持部材1は、支持基材2と、少なくとも一種の付け睫毛7を、前記支持基材上に保持するための付け睫毛保持部14と、前記付け睫毛7を睫毛に接着するための接着剤9を、前記支持基材2上に保持するための接着剤保持部4とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、付け睫毛保持部材および付け睫毛の装着方法に関し、より詳細には付け睫毛を睫毛に装着する作業を効率的に行うことが可能な付け睫毛保持部材および付け睫毛の装着方法に関する。
一般に、付け睫毛においては、睫毛の1本1本に独立して付け睫毛を装着する独立型(エクステンション型)の付け睫毛と、複数の付け睫毛から構成された毛束を瞼の表面上に接着剤を介して直接取り付ける集合型の付け睫毛がある。
前者の独立型の付け睫毛については、例えば特許文献1に開示されている。当該特許文献によると、前者の独立型の付け睫毛は、被施術者の睫毛に似せた形態の付け睫毛を用いて、この付け睫毛を1本1本個別に睫毛に接着して装着するものである。従って、独立型の付け睫毛は、集合型の付け睫毛と比較して、外観上自然な印象を与えることができる。また、接着剤が皮膚に直接触れることがないので、接着剤による皮膚のかぶれも防止することができる。
独立型の付け睫毛の装着に用いられる接着剤としては、睫毛に対する迅速な接着を可能にするものが求められている。しかしながら、付け睫毛の装着においては、プレート等に仮置きされた接着剤に、付け睫毛の一部を1本ごとに浸した後に接着するという緻密な作業が行われる上、その装着作業は睫毛の本数に相当する回数(具体的には数十回〜百回以上)を繰り返すものである。そのため、仮置きされた接着剤が、仮置きされた場所で硬化してしまうおそれがある。また、作業を終えた後には、仮置きされた場所から硬化した接着剤を削り取る、あるいは仮置きされた場所とされた物を廃棄するなどの不便を強いられている。従って、付け睫毛の装着作業には熟練を要すると共に、作業効率の向上が求められている。
また、独立型の付け睫毛においても、集合型の付け睫毛と同様、付け睫毛を睫毛に接着する際に、被施術者のまぶたに接着剤がこびりついたり、付け睫毛が角膜を傷つけたりする場合がある。また、隣り合う付け睫毛や睫毛に接着剤が付着してしまったり、接着剤が目の中に入り込んでしまうおそれもあり、安全面および衛生面において不十分な点がある。
本発明は前記問題点を考慮してなされたものであり、その目的は、付け睫毛を装着する際の作業効率性に優れ、安全性および衛生面の向上を図ることが可能な付け睫毛保持部材および付け睫毛の装着方法を提供することにある。
本発明に係る付け睫毛保持部材は、前記の課題を解決する為に、支持基材と、少なくとも一種の付け睫毛を、前記支持基材上に保持するための付け睫毛保持部と、前記付け睫毛を睫毛に接着するための接着剤を、前記支持基材上に保持するための接着剤保持部とを備えることを特徴とする。
前記構成を有する付け睫毛保持部材は、付け睫毛を睫毛に接着するための接着剤、および付け睫毛を同時に保持できるものである。付け睫毛を睫毛に装着する工程においては、施術者は先ず前処理剤等を用いて睫毛の汚れ等を落とした後に、付け睫毛に接着剤を付着させ、当該接着剤を介して睫毛に付け睫毛を接着させる。しかし、付け睫毛と接着剤が各々異なる場所に保持された状態で前記の工程を行うと、作業効率性が低いだけでなく、施術者の目移りにより被施術者に対して安全かつ衛生的に付け睫毛を装着することが困難になる。しかし、本発明の付け睫毛保持部材は、支持基材上に、付け睫毛および接着剤を同時に保持するので、付け睫毛の装着という極めて緻密な作業を効率的に行うことができる。また、本発明の付け睫毛保持部材を被施術者の顔の近傍に配置することで、付け睫毛の装着作業中、被施術者と、付け睫毛保持部材上に保持された付け睫毛および接着剤とを、常に施術者の視界の範囲内に納めることが可能になる。その結果、安全に付け睫毛の装着作業を行うことが可能になる。
前記構成に於いて、前記付け睫毛保持部は、複数の両面粘着テープが相互に平行となる様に支持基材上に貼着されたものであり、前記付け睫毛はその一端が前記両面テープ上に貼着されることにより保持されており、さらに、前記付け睫毛が複数種である場合には、各種類毎に、各々の両面粘着テープに貼着して配列させるものであることが好ましい。これにより、多種多様な付け睫毛を接着剤と共に付け睫毛保持部材上に保持させることができる。また、例えば、同じ長さのもの同士など、同種の付け睫毛毎に配列させて保持することができるので、複数種の付け睫毛を装着する場合にも、作業効率性や安全性の向上が図れる。また、多種多様な付け睫毛の装着を可能にするので、美容効果の向上も可能になる。
また、前記構成に於いて、前記接着剤保持部は、前記支持基材に設けられた貫通孔若しくは溝部の上に、凹状となるようにフィルムで被覆して形成されたもの、又は前記貫通孔若しくは溝部に容器が嵌挿されたものであることが好ましい。接着剤を凹状のフィルム上、又は容器内に保持させることにより、使用後においては、不要になった接着剤をフィルムや容器と共に廃棄することができる。その結果、支持基材が接着剤により汚染されるのを防止することができる。また、支持基材から硬化した接着剤を削り取ったり、あるいは支持基材と共に廃棄するのを回避することもできる。
また、本発明に係る付け睫毛の装着方法は、前記の課題を解決する為に、前記に記載の付け睫毛保持部材を用いて、被施術者の睫毛に付け睫毛を装着する付け睫毛の装着方法であって、前記付け睫毛保持部に保持されている任意の付け睫毛を取り出した後、当該付け睫毛に、前記接着剤保持部に保持されている接着剤を付着させる工程と、前記接着剤が付着した付け睫毛を、当該接着剤を介して前記被施術者の睫毛に接着させる工程とを含むことを特徴とする。
前記の方法によれば、付け睫毛および当該付け睫毛を睫毛に接着するための接着剤を同時に保持することが可能な付け睫毛保持部材を用いるので、付け睫毛の装着という極めて緻密な作業を効率的に行うことができる。また、前記方法で用いる付け睫毛保持部材は、被施術者の顔の近傍に配置することが可能であるので、付け睫毛の装着作業中、被施術者と、付け睫毛保持部材上に保持された付け睫毛および接着剤とを、常に施術者の視界の範囲内に納めることが可能になる。その結果、安全に付け睫毛の装着作業を行うことができる。
本発明は、前記に説明した構成により、以下に述べるような効果を奏する。
即ち、本発明の付け睫毛保持部材および付け睫毛の装着方法によれば、付け睫毛を睫毛に接着するための接着剤、および付け睫毛を支持基材上に同時に保持するので、付け睫毛の装着という極めて緻密な作業を、安全かつ効率的に行うことができるという効果を奏する。
即ち、本発明の付け睫毛保持部材および付け睫毛の装着方法によれば、付け睫毛を睫毛に接着するための接着剤、および付け睫毛を支持基材上に同時に保持するので、付け睫毛の装着という極めて緻密な作業を、安全かつ効率的に行うことができるという効果を奏する。
(付け睫毛保持部材)
本実施の形態の付け睫毛保持部材について、図1〜図3を参照しながら以下に説明する。但し、説明に不要な部分は省略し、また説明を容易にするために拡大又は縮小等して図示した部分がある。図1は、前記付け睫毛保持部材を模式的に表す平面図である。図2は、前記付け睫毛保持部材を模式的に表す分解斜視図である。図3は、前記付け睫毛保持部材における接着剤保持部を模式的に表す断面図であって、同図(a)は貫通孔上にフィルムが被覆されている態様を表し、同図(b)は貫通孔に容器が嵌挿された態様を表す。
本実施の形態の付け睫毛保持部材について、図1〜図3を参照しながら以下に説明する。但し、説明に不要な部分は省略し、また説明を容易にするために拡大又は縮小等して図示した部分がある。図1は、前記付け睫毛保持部材を模式的に表す平面図である。図2は、前記付け睫毛保持部材を模式的に表す分解斜視図である。図3は、前記付け睫毛保持部材における接着剤保持部を模式的に表す断面図であって、同図(a)は貫通孔上にフィルムが被覆されている態様を表し、同図(b)は貫通孔に容器が嵌挿された態様を表す。
図1に示すように、本実施の形態の付け睫毛保持部材1は、支持基材2と、処理剤8を保持するための処理剤保持部3と、接着剤9を保持するための接着剤保持部4と、付け睫毛7を保持するための付け睫毛保持部5とを備える。
前記支持基材2としては、例えば透明性を有するアクリル樹脂からなるプレート等が挙げられる。支持基材2の大きさや厚さは特に限定されず、適宜必要に応じて設定することができる。また、支持基材2の平面視における形状は、図1に示す矩形状の他、円形状等にしてもよい。
前記支持基材2の裏面側は、特定の色で印刷されているのが好ましい。これにより、付け睫毛保持部5に保持されている付け睫毛7の視認性を確保ないし向上することができる。印刷される色については特に限定されず、例えば、シルバーやゴールド、白などを適宜採用することができる。また、付け睫毛7の視認性向上の観点からは、所定の色のシール等を裏面側に貼着させる態様も可能である。但し、耐久性や付け睫毛保持部材1の水等を用いた洗浄を考慮すると、印刷の方が好ましい。尚、支持基材2の裏面とは、接着剤保持部4などが設けられている面とは反対側の面を意味する。
また、前記支持基材2の裏面側の四隅には、高分子樹脂製など摩擦抵抗の大きい材料からなる脚部23が設けられていることが好ましい。これにより、付け睫毛保持部材を任意の角度で傾斜させて保持させる場合にも、滑り落ちるのを防止することができる。
前記処理剤保持部3は、支持基材2上に処理剤8を保持するためのものである。処理剤保持部3の具体的な態様としては、例えば、図2および図3(a)に示すようなものが挙げられる。すなわち、支持基材2に貫通孔10を設け、少なくとも当該貫通孔10の上側を被覆する様に支持基材2にフィルム6を貼り合わせたものが挙げられる。この場合、処理剤8の液だれを防止するとの観点から、フィルム6は少なくとも貫通孔10の上に凹状となる様に被覆させるのがよい。これにより、液だれさせることなく処理剤8をフィルム6の凹状の部分で保持させることができる。また、処理剤8をフィルム6上で保持することにより、使用後に不要になった処理剤8をフィルム6と共に廃棄することができる。その結果、支持基材2が処理剤8により汚染されるのを防止することができる。また、支持基材2が廃棄されるのを回避することもできる。
前記貫通孔10の形状は平面視において円形状となっている。しかし、本発明はこれに限定されず、例えば矩形状のものや楕円形状のものなどを用いることもできる。
前記フィルム6としては透明性を有するものであれば特に限定されず、例えば、ポリプロピレンフィルム等が挙げられる。また、フィルム6の平面視における形状については、貫通孔10を被覆できるものであれば特に限定されるものではない。尚、フィルム6を貫通孔10の上で凹状にする方法としては特に限定されず、例えばフィルム6における貫通孔10の上の部分を押圧するなどにより簡易に形成することができる。
前記処理剤8としては特に限定されず、各種の液剤が挙げられる。具体的には、例えば、睫毛に付着している脂質や化粧品等の汚れを落とし、睫毛を清浄にするための前処理剤、消毒剤、下地剤、接着剤9の接着力を向上させるためのプライマー処理剤、精製水、付け睫毛7を睫毛から剥がすための剥離剤(リムーバー)、コーティング剤等が挙げられる。
また、処理剤保持部3は、図3(b)に示すように、貫通孔10に容器11を嵌挿させた態様のものであってもよい。これにより、粘性が低く流動性の高い処理剤12を用いる場合にも液だれの発生を防止することができる。また、使用後に不要になった処理剤12を容器11と共に廃棄することもできる。その結果、支持基材2が処理剤12により汚染されるのを防止することができ、また支持基材2が廃棄されるのも回避することができる。容器11の形状や大きさは、貫通孔10に嵌挿可能なものであれば特に限定されない。容器の材料についても特に限定されず、プラスチック製のものなどを採用することができる。
前記接着剤保持部4は、支持基材2上に接着剤9を保持するためのものである。接着剤保持部4は前記処理剤保持部3の場合と同様、支持基材2に貫通孔10を設け、少なくとも当該貫通孔10の上側を被覆する様に支持基材2にフィルム6を貼り合わせたものが挙げられる。この場合においても、フィルム6は貫通孔10の上で凹状となるように被覆しているのがよい。これにより、使用後に、不要になった接着剤9をフィルム6と共に廃棄することができ、支持基材2が接着剤9により汚染されるのを防止することができる。また、支持基材2から硬化した接着剤9を削り取ったり、支持基材2と共に廃棄するのを回避することもできる。また接着剤保持部4は、図3(b)に示すように、貫通孔10に容器11を嵌挿させた態様のものであってもよい。但し、接着剤9を付け睫毛7に付着させる作業の効率性や容易性を考慮すると、フィルム6を用いた接着剤保持部4の態様の方が好ましい。
前記接着剤9としては特に限定されず、従来公知のものを採用することができる。具体的には、例えばシアノアクリレート系の接着剤等が挙げられる。
処理剤保持部3と接着剤保持部4は、それぞれ複数設けられていてもよいが、相互に離隔して支持基材2上に設けられているのが好ましい。例えば、本実施の形態に於いては、処理剤保持部3は支持基材2の上部に設けられ、接着剤保持部4は支持基材2の下部に設けられている。この様な配置にすることにより、付け睫毛の装着の作業効率が向上すると共に、処理剤8と接着剤9の誤認等に基づく装着ミスを低減することが可能になる。
前記付け睫毛保持部5は、複数の両面粘着テープが相互に平行となる様に支持基材2上に複数貼着されたものである。両面粘着テープとしては特に限定されず、従来公知のものを採用することができる。例えば、公知の粘着剤層の単層のみからなるものや、紙等の基材の両面に同種又は異種の粘着剤層がそれぞれ設けられた粘着シート等が挙げられる。付け睫毛7の支持基材2への保持は、当該付け睫毛7の一端を両面粘着テープの一方の面に貼着すると共に、他方の面を支持基材2に貼り付けることにより行う。尚、支持基材2の表面には、付け睫毛保持部5の位置決めを容易にするために、線状のガイド部14が設けられていてもよい。
また、それぞれの付け睫毛保持部5には、例えば、異なる長さの付け睫毛毎に分けて保持することができる。これにより、多種多様の付け睫毛を装着させる場合にも、効率的に付け睫毛の装着を行うことができる。また、付け睫毛の異なる種類毎に付け睫毛保持部5にそれぞれ保持させる場合は、図1等に示すように、付け睫毛の長さ等が印字されたシール13を付け睫毛保持部5の近傍に貼り付けておくのが好ましい。これにより、作業効率の向上が一層図れる。
前記付け睫毛7としては特に限定されず、例えば、動物毛(人毛を含む)、ナイロン(登録商標)、シルク、ガラス、ポリカーボネート、プラスチック、アクリル等からなるものを採用することができる。付け睫毛7の長さは特に限定されず、適宜必要に応じて設定されたものを用いることができる。通常は、5〜18mmの範囲内である。また、付け睫毛の形状も特に限定されず、例えば、円弧状のものや、いわゆるJカール、Cカールなどの公知の形状のものを制限なく適用することができる。さらに、付け睫毛の断面形状についても特に限定されず、円形状、角形状、扁平状又はこれらの組合せのものなどを用いることができる。
(付け睫毛の装着方法)
次に、本実施の形態の付け睫毛保持部材1を用いた、付け睫毛の装着方法について、以下に説明する。図4は、前記付け睫毛保持部材1を用いて、付け睫毛を装着する工程を説明するための説明図である。
次に、本実施の形態の付け睫毛保持部材1を用いた、付け睫毛の装着方法について、以下に説明する。図4は、前記付け睫毛保持部材1を用いて、付け睫毛を装着する工程を説明するための説明図である。
先ず、処理剤保持部3に保持されている処理剤8が前処理剤の場合は、当該前処理剤を用いて被施術者の睫毛のクリーニングを行う。これにより、睫毛に付着している脂質や化粧品等の汚れを落とすことができ、付け睫毛7を装着するための接着剤9の接着強度が低下するのを防止することができる。また、処理剤保持部3に消毒剤や下地剤、プライマー処理剤、精製水、剥離剤などが保持されており、これらの薬剤を用いた処理を行う場合も本工程で実施される。
次に、付け睫毛7を、ピンセット等を用いて付け睫毛保持部5からピックアップし、付け睫毛7の一端に接着剤保持部4に保持されている接着剤9を付着させる。さらに、接着剤9が付着した付け睫毛7を、当該接着剤9を介して被施術者の睫毛に接着させる。その後、接着剤9を乾燥させ、付け睫毛7の装着を終了する。
尚、本実施の形態に於いては、後処理として、付け睫毛7の装着後に当該付け睫毛7にコーティング剤を塗り、睫毛とともにビューラー(登録商標)で形を整え、さらに付け睫毛7および睫毛の表面にマスカラを塗って色彩や光沢を施すこともできる。この場合、コーティング剤は前記処理剤保持部3において保持されている。
(その他の事項)
本実施の形態に於いては、処理剤保持部3および接着剤保持部4として、支持基材2に貫通孔10が設けられている態様について説明した。しかしながら、本発明はこの態様に限定されるものではなく、貫通孔10に代えて溝部を設けてもよい。この場合、溝部の深さは適宜必要に応じて設定することができる。
本実施の形態に於いては、処理剤保持部3および接着剤保持部4として、支持基材2に貫通孔10が設けられている態様について説明した。しかしながら、本発明はこの態様に限定されるものではなく、貫通孔10に代えて溝部を設けてもよい。この場合、溝部の深さは適宜必要に応じて設定することができる。
また、本実施の形態の付け睫毛保持部材1は、例えば、図5に示すようなアーム状のスタンド15に載置して、付け睫毛7の装着作業に用いるのが好ましい。これにより、付け睫毛保持部材1を被施術者の顔の近傍に配置することが容易になり、付け睫毛7の装着作業中、被施術者と、付け睫毛保持部材1上に保持された処理剤8、付け睫毛7および接着剤9とを、常に施術者の視界の範囲内に納めることが可能になる。
前記アーム状のスタンド15は、例えば、付け睫毛保持部材1を載置するための載置部16と、当該載置部16を支持するための揺動アーム部17と、スタンド15を机等に固定するためのクランプ部18とを少なくとも備える。
前記載置部16には、本実施の形態の付け睫毛保持部材1が当該載置部16から滑り落ちるのを防止するための滑り止め部22が設けられていることが好ましい。また、揺動アーム部17は、図5(a)の矢印Aで示す方向に回動可能な構成である。さらに、載置部16を、図5(a)の矢印Bで示す上下方向に揺動することが可能な構成である。前記クランプ部18は、略コ字形状の機枠19と、先端部に押圧プレート20を有するネジ部材21とにより構成されている。机等の縁部に該機枠19を挿入してネジ部材21を螺締することにより固定することができる。
1 睫毛保持部材
2 支持基材
3 処理剤保持部
4 接着剤保持部
5 付け睫毛保持部
6 フィルム
7 睫毛
8 処理剤
9 接着剤
10 貫通孔
11 容器
12 処理剤
15 スタンド
16 載置部
17 揺動アーム部
18 クランプ部
2 支持基材
3 処理剤保持部
4 接着剤保持部
5 付け睫毛保持部
6 フィルム
7 睫毛
8 処理剤
9 接着剤
10 貫通孔
11 容器
12 処理剤
15 スタンド
16 載置部
17 揺動アーム部
18 クランプ部
Claims (4)
- 支持基材と、
少なくとも一種の付け睫毛を、前記支持基材上に保持するための付け睫毛保持部と、
前記付け睫毛を睫毛に接着するための接着剤を、前記支持基材上に保持するための接着剤保持部とを備える付け睫毛保持部材。 - 前記付け睫毛保持部は、複数の両面粘着テープが相互に平行となる様に支持基材上に貼着されたものであり、前記付け睫毛はその一端が前記両面テープ上に貼着されることにより保持されており、
さらに、前記付け睫毛が複数種である場合には、各種類毎に、各々の両面粘着テープに貼着して配列させるものである請求項1に記載の付け睫毛保持部材。 - 前記接着剤保持部は、前記支持基材に設けられた貫通孔若しくは溝部の上に、凹状となるようにフィルムで被覆して形成されたもの、又は前記貫通孔若しくは溝部に容器が嵌挿されたものである請求項1又は2に記載の付け睫毛保持部材。
- 請求項1〜3の何れか1項に記載の付け睫毛保持部材を用いて、被施術者の睫毛に付け睫毛を装着する付け睫毛の装着方法であって、
前記付け睫毛保持部に保持されている任意の付け睫毛を取り出した後、当該付け睫毛に、前記接着剤保持部に保持されている接着剤を付着させる工程と、
前記接着剤が付着した付け睫毛を、当該接着剤を介して前記被施術者の睫毛に接着させる工程とを含む付け睫毛の装着方法。
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Legal Events
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