JP2004536928A - 毛髪等を貼り付ける接着材及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
毛髪を貼り付けるための接着材は、ユーザーにとって貼り付けが非常に容易で、非常に心地よく、アレルギーが生じず、蒸発性を有し、毛髪が取り付けられる第1の側と皮膚に直接貼り付ける第2の側とを含む、接着剤の薄い支持体を含む。関連する製造方法は、アレルギーを生じず、蒸発性を有し、接着性を備えた薄い支持体を用意する工程と、各々が、薄い支持体に取り付けられる端部を有し、この薄い支持体に近接して大量の毛髪を用意する工程と、薄い支持体に対して端部を位置決めするように薄い支持体に静電界を負荷し、端部を薄い支持体に取り付ける工程とを含む。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、例えば、禿頭の問題を解決するための毛髪またはそれと同様な用途の分野に関し、特に、毛髪又はそれと同様の用途のための接着剤及びそれに関する製造工程に関する。
【背景技術】
【0002】
美容の分野において、かつら、又は、表面から突出している毛髪を有するシート形状の基材を皮膚又は頭皮に貼り付けるもののような毛髪用のいくつかの装置がある。
【0003】
基材は種々の性質を有する。それは、例えば、組織又はプラスチックからつくることができる。この基材を皮膚又は頭皮に固定するために、異なる形状を有する接着剤を使用する必要があるが、とにかく、それは、皮膚に直接接触するので、アレルギーを起こさず、蒸発し、毛髪が成長することができるようにしなければならない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
基本的には、接着剤は、皮膚上に及び/又は基材の内側部分に所定の量で直接拡げられるか、又は両面接着剤テープとして提供することができる。
【0005】
基材及び接着剤の存在は、往々にして皮膚へ重みが加えられるために心地よいものではなく、それ故、通常、皮膚の広範な部分をカバーし、いくつかの点で張り付けられる全体の支持体は、かゆみや他の問題を生じる。
【0006】
これらの用途に関する他の問題は、均一に毛が挿入されているこれらの基材を製造する苦労と労力である。
【0007】
事実、基材に各毛を挿入するために、時間的に厳しく又は、のりに毛が貼り付く危険性に関して良くない結果につながる製縫技術を使用する必要がある。
【0008】
本発明の根幹にある技術的な問題は、先行技術に関して述べた全ての欠点を克服する毛髪用の接着材(ステッカー)を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この問題は、アレルギーを生じず、蒸発性を有し、複数の毛髪が取り付けられる第1の側と皮膚に直接貼り付ける第2の側とを含む接着性の薄い支持体によってつくられた毛髪用の接着材によって解決される。
【0010】
好ましい実施形態によれば、本発明による接着剤は、使用する前に取り除かれる第2の側に取り付けられる取り外し可能な、例えば、自己接着型ラベルを保護するために使用されるもののようなシリコン製のフィルムを有する。
【0011】
本発明による接着材の主な利点は、上述した支持体なしで毛髪が皮膚に直接張りつけられることである。
【0012】
本発明は、アレルギーを生ぜず、蒸発性を有し、接着性を備えた薄い支持体を用意する工程と、各々が、前記薄い支持体に取り付けられる端部を有し、この薄い支持体に近接して大量の毛髪を用意する工程と、前記薄い支持体に対して前記端部を位置決めするように前記薄い支持体に静電界を負荷し、前記端部を薄い支持体に取り付ける工程とを含む上述した接着材の製造方法に関する。
【0013】
本発明による製造方法の利点は、支持体へ手で毛髪を取り付けることを解消することである。
【実施例】
【0014】
本発明は、次の実施例及び添付図面を参照して例示として非制限的な目的でいくつかの好ましい実施例を説明する。
【0015】
本発明による接着材のいくつかの異なる製造態様をよく説明するために、いくつかの工程が異なる実施例を説明するが、この方法も、同じ革新的な概念に関する。
【0016】
製造工程の第1の実施例である図1A及び図1Bを参照すると、接着性材料でつくられる薄い支持体1は、例えば、自己接着ラベルを保護するために使用する種のシリコンをベースとした紙、又は等価材料で得ることができる取り外し可能なフィルム2でつくられた支持平面上に設けられる。
【0017】
接着材料は、アレルギーを生じず、蒸発性を有する。
薄い支持体1及び取り外し可能なフィルム2は、図1及び図2で概略的に示されるフロッキング(植毛)装置で実行されるビロード処理と称されるフロッキング工程によって処理される。
【0018】
フィルム2は、ここでは開示しない公知の技術、電荷、特に負の電荷が付加された第1の静電プレート4上に配置される。
【0019】
プレート4の上には、ケース5によって包囲された閉鎖スペースがあり、この中に所定量の毛髪6が入っているが、好ましくは、しかしながら限定するものではないが、自然の毛髪6であり、長さが一定である必要はないが、平均の長さとあまり異ならない、数ミリメーターから数センチメートルの長さのセグメント形状で入っている。
【0020】
毛髪と共に、シャモア製の組織及びビロードの製造用である量の柔らかいフロッキング繊維がこのスペースに入れられている。
【0021】
したがって、毛髪は、2つの端部を有し、これらのうちの一方の端部は、処理中に接着性を有する薄い支持体に取り付けられる。毛髪は、例えば、励起され、空気流を通して支持される。ケース5は、さらに、前述したものと共に、薄い支持体1で電界を発生し、薄い支持体1に前記端部を位置決めし、前記端部を薄い支持体1自身に取り付ける第2の電極プレート7を有する。
【0022】
フロッキング処理によれば、前記毛髪は、静電的に荷電され、薄い支持体1上に放出される。電界及び毛髪の電荷は、毛髪の一端が薄い支持体1に入り込むように毛髪を垂直位置になるようにする。
【0023】
同じ処理は、毛髪がない空のスペース全体を充填するフロッキング用繊維に作用し、毛髪の方が、大きい。この方法において、薄い支持体1の処理面は、柔らかい緻密性を備える。
【0024】
毛髪が取り付けられるこの工程の最後に、毛髪に一定の方向性を与え、全ての余分な毛髪や不完全に挿入された毛髪をなくすためにくしを入れてすくことができる(図2参照)。
【0025】
さらに好ましい実施例は、毛髪に模式的な方向性及び髪に分け目(parting)等を与えるためにカレンダー処理、好ましくは高温型のカレンダー処理が好ましい。
【0026】
この工程の最後に、ほぼ、接着材10が使用する状態となる。そのように処理された層状の支持体1は、毛髪が取り付けられる第1の側面11と、皮膚に接着される第2の側面13とによって形成される。
【0027】
薄い支持体1及び取り外し可能なフィルム2は、矩形の紙又はロールであり得る。この場合、上述した装置は、当業者によく知られた技術によって連続的に作動することができる。
【0028】
毛髪が薄い支持体1に十分に張りつけられるとき、皮膚に張りつけられることが適している薄い支持体1及び取り外し可能なフィルム2から接着材を得ることができる。
【0029】
これらの接着材(図9A及び図9B参照)は、接着中にしわになることを防止するために小さい寸法を有する接着材が好ましい。
【0030】
それらは、ストライプ形、アーチ形、半円形、卵形状及び楕円形を有することができる。それらは、簡単に直接皮膚に貼り付けられ、取り外し可能なフィルムを簡単にはがすことができ、薄い支持体の開放側を接着することができる。
【0031】
全ての形状は、予め形成することができるが、また、それらは、本発明の接着材シートを好ましい形状に従って、その都度形成することもできる(図7参照)。
【0032】
都合のよいことに、薄い支持体1は、厚さが薄く、例えば、0.02mm〜100mmであるが、好ましくは0.05mm〜0.50mmである。接着剤を取り外し可能なフィルムに貼り付けるための貼付技術は、例えば、オフセット印刷技術及びシルクスクリーン処理であり得る。
【0033】
製造技術の変化によって、接着材の構造が直接影響を受け、接着剤は、アクリル材料及び水の材料であり得る。
【0034】
さらに、接着性材料は、小さい泡で分散した空気と混合することができる。薄い支持体が取り外し可能なフィルムの上に置かれたとき、それらの小さい泡又は一部分は、破裂し、薄い支持体1の上の接着剤に多数のくぼみ15及び接着材料の不連続な位置を形成する。
【0035】
この構成は、接着剤の蒸発及びその厚さを通る毛髪の成長の能力を増大する。
【0036】
本方法の他の変形例及び上述したフロッキング処理によれば、薄い基材は、接着剤の形状が切断によって決定されないが、毛髪を貼り付ける前に予め形成されるように取り外し可能なフィルム2の画成部分16に貼り付けられる。
【0037】
この点について、薄い支持体の部分を取り外し可能なフィルムに印刷するためにシルクスクリーン処理又は等価方法を使用することが可能である。これらの技術を通して接着剤の量を大幅に減少するテーパリング17を各部分の境界に付与し、次の効果を提供する。すなわち、一方で、部分の境界に接近した部分で細い毛髪をつくり、毛髪のある部分の境界で毛髪が細いことに似せ、他方、この構成によって触覚及び視覚においても境界がはっきりしないようにすることができる。
【0038】
テーパリングは、境界での接着剤の量の減少を意味する。なぜならば、シルクスクリーン処理は、相当な量を表面に放出し、これは、小さい水滴状でプリントされた接着剤を変化させうるからである。
【0039】
都合のよいことに、テーパリング17は、毛髪の範囲に正に配置された曲がった境界にのみ適用することができる。
【0040】
それは、シルクスクリーン処理によるこの効果を得るために、境界に近いシルクスクリーン処理の多孔性を低減するのに十分である。
【0041】
43〜120ヤーンの可変密度のシルクスクリーン処理用織機を使用することが可能である。
【0042】
この技術によれば、パッドの有孔性の適宜な変化を通して空気のないクレーターによって薄い支持体を形成する接着剤の構成を得ることが可能である。
【0043】
また、上述した接着材は、単一のシート又はロールで得ることができる。この単一の部品又は部品の群は、毛髪を有する層状の支持体を保護するラッピング又はエンベロープ(包み)によってパックされ、カバーされることができる。
【0044】
図3、図4A及び図4Bを参照すると、本発明の接着材を得ることができる製造方法の異なる実施例が示されている。
【0045】
この第2の実施例によれば、第1の静電プレート20が、束の端部がプレートに連結されている、同じ長さを有する毛髪の束21を備えており、束の端部は、例えば、プレート20の表面に規則的に配分された凹所22に挿入されることができる。
【0046】
静電プレート20には、全ての単一の束21の毛髪を直ぐに上昇させる電荷が付与される。事実、毛髪の遠位端23は、これらの端部が全て毛髪の長さに対応してプレートの表面からある距離を置いて位置されるように互いから離れるように移動する同じ電荷を有する。
【0047】
この方法において、発生した電界は、例えば、前記静電プレートに対向して配置された薄い支持体1にこれらの遠位端を向けることができ、その表面には、取り外し可能なフィルム2がなく、その結果、毛髪は、薄い支持体1自身に取り付けられることができる。
【0048】
この接着材10を完成するために、この時点で、静電プレートの水準で全ての束21を切断し、得られた毛髪の堆積物にくしを入れてすくことが好ましい。
【0049】
この方法は、全ての実施例において、薄い支持体を均一に連続して配置し、部分的に配置する上述したあらゆる種類の接着剤に適用することができる。
【0050】
説明した方法は、異なる長さの毛髪に応用することができ、例えば、接着材の境界部分に短い毛髪を配置することができる。
【0051】
また、それは、その接着材が、静電装置を含まない製造方法を通して製造することができる。毛髪は、直角な位置に置かれ、特別なくしを備えた機械的な方法を介して、又は手で薄い支持体に取り付けられることができることを意味する(図6参照)。
【0052】
この場合、薄い支持体は、固定された表面プレート上に配置された取り外し可能なフィルム上に配置される。薄い支持体に取り付けられる毛髪の長さは、それを貼り付ける前後に調整することができる。
【0053】
上述した接着材の貼り付けについて、ユーザーの皮膚に小さい部分を並べて配置して提供し、ある種のモザイクを形成することができ、したがって、貼り付けは、迅速で容易であり、他の物や工具を使用する必要はない。
【0054】
薄い支持体に取り付けられた毛髪の端部は、皮膚に実質的に接触するように配置され、薄い支持体自身の厚さのみが最小限加えられる。
【0055】
その結果は、この貼り付けに関する容易性を除いて、経皮的な移植と非常に類似している。
【0056】
この接着材は薄く、軽く、蒸発するので、不便であったり、重すぎたりせず、かゆみは生じない。触覚の効果は、ほとんどわずかである。利点は、薄い支持体の接着材が、皮膚の色を有することができるように透明か、ほとんど透明であることである。
【0057】
上述した接着材は、貼り付けが持続するが、取り除くこともでき、皮膚から接着剤を剥がすだけで容易に代えることができる。
【0058】
この理由から接着剤は取り外し可能である。上述した方法によって、手の使用を最小限にする、毛の貼り付けのための接着材の連続的な製造が可能になる。
1つの解決方法において、所望の形状の接着材をそれらが、互いに異なる場合でも、単一のユーザーによって使用されるのに適している単一のキットで製造することが可能になる。
【0059】
フロッキング工程中、異なる色の毛髪が混合される場合、自動的に模様入り効果を得ることができる。
【0060】
毛髪の貼り付けのための上述した接着材と関連する製造方法について、当業者は、異なる経験的な必要性を達成するために変形及び改造することができるが、いかなる場合でも、全て添付した特許請求の範囲に定義された範囲内に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1A】図1Aは、本発明による目的で使用されるフロッキング装置の概略的な部分断面図である。
【図1B】図1Bは、図1の装置を異なる作業工程で示す図面である。
【図2】図2は、前の工程の次の工程における本発明による接着材の斜視図である。
【図3】本発明による工程の他の実施例を示す詳細な斜視図である。
【図4A】他の実施例の第1の工程を示す図である。
【図4B】他の実施例の第2の工程を示す図である。
【図5】他の実施例を通して得られる接着材の斜視図である。
【図6】本発明による工程の他の実施例を示す図である。
【図7】本発明による工程の次の工程を示す図である。
【図8A】第1の実施例の工程の他の手順の斜視図である。
【図8B】前記手順を通して製造される接着材の断面図である。
【図9A】接着材を貼り付ける2つの工程を示す図である。
【図9B】接着材を貼り付ける2つの工程を示す図である。
【0001】
本発明は、一般に、例えば、禿頭の問題を解決するための毛髪またはそれと同様な用途の分野に関し、特に、毛髪又はそれと同様の用途のための接着剤及びそれに関する製造工程に関する。
【背景技術】
【0002】
美容の分野において、かつら、又は、表面から突出している毛髪を有するシート形状の基材を皮膚又は頭皮に貼り付けるもののような毛髪用のいくつかの装置がある。
【0003】
基材は種々の性質を有する。それは、例えば、組織又はプラスチックからつくることができる。この基材を皮膚又は頭皮に固定するために、異なる形状を有する接着剤を使用する必要があるが、とにかく、それは、皮膚に直接接触するので、アレルギーを起こさず、蒸発し、毛髪が成長することができるようにしなければならない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
基本的には、接着剤は、皮膚上に及び/又は基材の内側部分に所定の量で直接拡げられるか、又は両面接着剤テープとして提供することができる。
【0005】
基材及び接着剤の存在は、往々にして皮膚へ重みが加えられるために心地よいものではなく、それ故、通常、皮膚の広範な部分をカバーし、いくつかの点で張り付けられる全体の支持体は、かゆみや他の問題を生じる。
【0006】
これらの用途に関する他の問題は、均一に毛が挿入されているこれらの基材を製造する苦労と労力である。
【0007】
事実、基材に各毛を挿入するために、時間的に厳しく又は、のりに毛が貼り付く危険性に関して良くない結果につながる製縫技術を使用する必要がある。
【0008】
本発明の根幹にある技術的な問題は、先行技術に関して述べた全ての欠点を克服する毛髪用の接着材(ステッカー)を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この問題は、アレルギーを生じず、蒸発性を有し、複数の毛髪が取り付けられる第1の側と皮膚に直接貼り付ける第2の側とを含む接着性の薄い支持体によってつくられた毛髪用の接着材によって解決される。
【0010】
好ましい実施形態によれば、本発明による接着剤は、使用する前に取り除かれる第2の側に取り付けられる取り外し可能な、例えば、自己接着型ラベルを保護するために使用されるもののようなシリコン製のフィルムを有する。
【0011】
本発明による接着材の主な利点は、上述した支持体なしで毛髪が皮膚に直接張りつけられることである。
【0012】
本発明は、アレルギーを生ぜず、蒸発性を有し、接着性を備えた薄い支持体を用意する工程と、各々が、前記薄い支持体に取り付けられる端部を有し、この薄い支持体に近接して大量の毛髪を用意する工程と、前記薄い支持体に対して前記端部を位置決めするように前記薄い支持体に静電界を負荷し、前記端部を薄い支持体に取り付ける工程とを含む上述した接着材の製造方法に関する。
【0013】
本発明による製造方法の利点は、支持体へ手で毛髪を取り付けることを解消することである。
【実施例】
【0014】
本発明は、次の実施例及び添付図面を参照して例示として非制限的な目的でいくつかの好ましい実施例を説明する。
【0015】
本発明による接着材のいくつかの異なる製造態様をよく説明するために、いくつかの工程が異なる実施例を説明するが、この方法も、同じ革新的な概念に関する。
【0016】
製造工程の第1の実施例である図1A及び図1Bを参照すると、接着性材料でつくられる薄い支持体1は、例えば、自己接着ラベルを保護するために使用する種のシリコンをベースとした紙、又は等価材料で得ることができる取り外し可能なフィルム2でつくられた支持平面上に設けられる。
【0017】
接着材料は、アレルギーを生じず、蒸発性を有する。
薄い支持体1及び取り外し可能なフィルム2は、図1及び図2で概略的に示されるフロッキング(植毛)装置で実行されるビロード処理と称されるフロッキング工程によって処理される。
【0018】
フィルム2は、ここでは開示しない公知の技術、電荷、特に負の電荷が付加された第1の静電プレート4上に配置される。
【0019】
プレート4の上には、ケース5によって包囲された閉鎖スペースがあり、この中に所定量の毛髪6が入っているが、好ましくは、しかしながら限定するものではないが、自然の毛髪6であり、長さが一定である必要はないが、平均の長さとあまり異ならない、数ミリメーターから数センチメートルの長さのセグメント形状で入っている。
【0020】
毛髪と共に、シャモア製の組織及びビロードの製造用である量の柔らかいフロッキング繊維がこのスペースに入れられている。
【0021】
したがって、毛髪は、2つの端部を有し、これらのうちの一方の端部は、処理中に接着性を有する薄い支持体に取り付けられる。毛髪は、例えば、励起され、空気流を通して支持される。ケース5は、さらに、前述したものと共に、薄い支持体1で電界を発生し、薄い支持体1に前記端部を位置決めし、前記端部を薄い支持体1自身に取り付ける第2の電極プレート7を有する。
【0022】
フロッキング処理によれば、前記毛髪は、静電的に荷電され、薄い支持体1上に放出される。電界及び毛髪の電荷は、毛髪の一端が薄い支持体1に入り込むように毛髪を垂直位置になるようにする。
【0023】
同じ処理は、毛髪がない空のスペース全体を充填するフロッキング用繊維に作用し、毛髪の方が、大きい。この方法において、薄い支持体1の処理面は、柔らかい緻密性を備える。
【0024】
毛髪が取り付けられるこの工程の最後に、毛髪に一定の方向性を与え、全ての余分な毛髪や不完全に挿入された毛髪をなくすためにくしを入れてすくことができる(図2参照)。
【0025】
さらに好ましい実施例は、毛髪に模式的な方向性及び髪に分け目(parting)等を与えるためにカレンダー処理、好ましくは高温型のカレンダー処理が好ましい。
【0026】
この工程の最後に、ほぼ、接着材10が使用する状態となる。そのように処理された層状の支持体1は、毛髪が取り付けられる第1の側面11と、皮膚に接着される第2の側面13とによって形成される。
【0027】
薄い支持体1及び取り外し可能なフィルム2は、矩形の紙又はロールであり得る。この場合、上述した装置は、当業者によく知られた技術によって連続的に作動することができる。
【0028】
毛髪が薄い支持体1に十分に張りつけられるとき、皮膚に張りつけられることが適している薄い支持体1及び取り外し可能なフィルム2から接着材を得ることができる。
【0029】
これらの接着材(図9A及び図9B参照)は、接着中にしわになることを防止するために小さい寸法を有する接着材が好ましい。
【0030】
それらは、ストライプ形、アーチ形、半円形、卵形状及び楕円形を有することができる。それらは、簡単に直接皮膚に貼り付けられ、取り外し可能なフィルムを簡単にはがすことができ、薄い支持体の開放側を接着することができる。
【0031】
全ての形状は、予め形成することができるが、また、それらは、本発明の接着材シートを好ましい形状に従って、その都度形成することもできる(図7参照)。
【0032】
都合のよいことに、薄い支持体1は、厚さが薄く、例えば、0.02mm〜100mmであるが、好ましくは0.05mm〜0.50mmである。接着剤を取り外し可能なフィルムに貼り付けるための貼付技術は、例えば、オフセット印刷技術及びシルクスクリーン処理であり得る。
【0033】
製造技術の変化によって、接着材の構造が直接影響を受け、接着剤は、アクリル材料及び水の材料であり得る。
【0034】
さらに、接着性材料は、小さい泡で分散した空気と混合することができる。薄い支持体が取り外し可能なフィルムの上に置かれたとき、それらの小さい泡又は一部分は、破裂し、薄い支持体1の上の接着剤に多数のくぼみ15及び接着材料の不連続な位置を形成する。
【0035】
この構成は、接着剤の蒸発及びその厚さを通る毛髪の成長の能力を増大する。
【0036】
本方法の他の変形例及び上述したフロッキング処理によれば、薄い基材は、接着剤の形状が切断によって決定されないが、毛髪を貼り付ける前に予め形成されるように取り外し可能なフィルム2の画成部分16に貼り付けられる。
【0037】
この点について、薄い支持体の部分を取り外し可能なフィルムに印刷するためにシルクスクリーン処理又は等価方法を使用することが可能である。これらの技術を通して接着剤の量を大幅に減少するテーパリング17を各部分の境界に付与し、次の効果を提供する。すなわち、一方で、部分の境界に接近した部分で細い毛髪をつくり、毛髪のある部分の境界で毛髪が細いことに似せ、他方、この構成によって触覚及び視覚においても境界がはっきりしないようにすることができる。
【0038】
テーパリングは、境界での接着剤の量の減少を意味する。なぜならば、シルクスクリーン処理は、相当な量を表面に放出し、これは、小さい水滴状でプリントされた接着剤を変化させうるからである。
【0039】
都合のよいことに、テーパリング17は、毛髪の範囲に正に配置された曲がった境界にのみ適用することができる。
【0040】
それは、シルクスクリーン処理によるこの効果を得るために、境界に近いシルクスクリーン処理の多孔性を低減するのに十分である。
【0041】
43〜120ヤーンの可変密度のシルクスクリーン処理用織機を使用することが可能である。
【0042】
この技術によれば、パッドの有孔性の適宜な変化を通して空気のないクレーターによって薄い支持体を形成する接着剤の構成を得ることが可能である。
【0043】
また、上述した接着材は、単一のシート又はロールで得ることができる。この単一の部品又は部品の群は、毛髪を有する層状の支持体を保護するラッピング又はエンベロープ(包み)によってパックされ、カバーされることができる。
【0044】
図3、図4A及び図4Bを参照すると、本発明の接着材を得ることができる製造方法の異なる実施例が示されている。
【0045】
この第2の実施例によれば、第1の静電プレート20が、束の端部がプレートに連結されている、同じ長さを有する毛髪の束21を備えており、束の端部は、例えば、プレート20の表面に規則的に配分された凹所22に挿入されることができる。
【0046】
静電プレート20には、全ての単一の束21の毛髪を直ぐに上昇させる電荷が付与される。事実、毛髪の遠位端23は、これらの端部が全て毛髪の長さに対応してプレートの表面からある距離を置いて位置されるように互いから離れるように移動する同じ電荷を有する。
【0047】
この方法において、発生した電界は、例えば、前記静電プレートに対向して配置された薄い支持体1にこれらの遠位端を向けることができ、その表面には、取り外し可能なフィルム2がなく、その結果、毛髪は、薄い支持体1自身に取り付けられることができる。
【0048】
この接着材10を完成するために、この時点で、静電プレートの水準で全ての束21を切断し、得られた毛髪の堆積物にくしを入れてすくことが好ましい。
【0049】
この方法は、全ての実施例において、薄い支持体を均一に連続して配置し、部分的に配置する上述したあらゆる種類の接着剤に適用することができる。
【0050】
説明した方法は、異なる長さの毛髪に応用することができ、例えば、接着材の境界部分に短い毛髪を配置することができる。
【0051】
また、それは、その接着材が、静電装置を含まない製造方法を通して製造することができる。毛髪は、直角な位置に置かれ、特別なくしを備えた機械的な方法を介して、又は手で薄い支持体に取り付けられることができることを意味する(図6参照)。
【0052】
この場合、薄い支持体は、固定された表面プレート上に配置された取り外し可能なフィルム上に配置される。薄い支持体に取り付けられる毛髪の長さは、それを貼り付ける前後に調整することができる。
【0053】
上述した接着材の貼り付けについて、ユーザーの皮膚に小さい部分を並べて配置して提供し、ある種のモザイクを形成することができ、したがって、貼り付けは、迅速で容易であり、他の物や工具を使用する必要はない。
【0054】
薄い支持体に取り付けられた毛髪の端部は、皮膚に実質的に接触するように配置され、薄い支持体自身の厚さのみが最小限加えられる。
【0055】
その結果は、この貼り付けに関する容易性を除いて、経皮的な移植と非常に類似している。
【0056】
この接着材は薄く、軽く、蒸発するので、不便であったり、重すぎたりせず、かゆみは生じない。触覚の効果は、ほとんどわずかである。利点は、薄い支持体の接着材が、皮膚の色を有することができるように透明か、ほとんど透明であることである。
【0057】
上述した接着材は、貼り付けが持続するが、取り除くこともでき、皮膚から接着剤を剥がすだけで容易に代えることができる。
【0058】
この理由から接着剤は取り外し可能である。上述した方法によって、手の使用を最小限にする、毛の貼り付けのための接着材の連続的な製造が可能になる。
1つの解決方法において、所望の形状の接着材をそれらが、互いに異なる場合でも、単一のユーザーによって使用されるのに適している単一のキットで製造することが可能になる。
【0059】
フロッキング工程中、異なる色の毛髪が混合される場合、自動的に模様入り効果を得ることができる。
【0060】
毛髪の貼り付けのための上述した接着材と関連する製造方法について、当業者は、異なる経験的な必要性を達成するために変形及び改造することができるが、いかなる場合でも、全て添付した特許請求の範囲に定義された範囲内に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1A】図1Aは、本発明による目的で使用されるフロッキング装置の概略的な部分断面図である。
【図1B】図1Bは、図1の装置を異なる作業工程で示す図面である。
【図2】図2は、前の工程の次の工程における本発明による接着材の斜視図である。
【図3】本発明による工程の他の実施例を示す詳細な斜視図である。
【図4A】他の実施例の第1の工程を示す図である。
【図4B】他の実施例の第2の工程を示す図である。
【図5】他の実施例を通して得られる接着材の斜視図である。
【図6】本発明による工程の他の実施例を示す図である。
【図7】本発明による工程の次の工程を示す図である。
【図8A】第1の実施例の工程の他の手順の斜視図である。
【図8B】前記手順を通して製造される接着材の断面図である。
【図9A】接着材を貼り付ける2つの工程を示す図である。
【図9B】接着材を貼り付ける2つの工程を示す図である。
Claims (29)
- アレルギーを生じず、蒸発性を有し、複数の毛髪(12)が取り付けられる第1の側と皮膚に直接貼り付ける第2の側とを含む接着性を有する薄い支持体(1)によってつくられる毛髪用の接着材(10)。
- 貼り付けの前に取り除かれる前記第2の側に貼り付けられる取り外し可能なフィルム(2)を備えた請求項1に記載の接着材(10)。
- 前記取り外し可能なフィルムは、シリコン製の紙でつくられている請求項2に記載の接着材(10)。
- 前記薄い支持体は、0.02mm〜1.00mmの厚さを有する請求項1に記載の接着材(10)。
- 前記厚さは0.05mm〜0.5mmである請求項4に記載の接着材(10)。
- 前記接着性材料は、水をベースとしたアクリル材料である請求項1に記載の接着材(10)。
- 前記接着材は、薄い支持体が非連続的な配置で複数の凹所(15)を有するように小さい泡で分散された空気と混合されている請求項1に記載の接着材(10)。
- 前記薄い支持体は、その境界部にテーパーリング(17)を有する請求項1に記載の接着材(10)。
- 前記テーパー境界部は、湾曲している請求項8に記載の接着材(10)。
- 前記薄い支持体は、多数の凹所(15)を有する請求項1に記載の接着材(10)。
- 前記薄い支持体は、柔らかいフロック繊維である請求項1に記載の接着材(10)。
- アレルギーを生ぜず、蒸発性を有する接着性を備えた薄い支持体を用意する工程と、
各々が、前記薄い支持体に取り付けられる端部を有し、この薄い支持体に近接した大量の毛髪を用意する工程と、
前記薄い支持体に対して前記端部を位置決めするように前記薄い支持体に静電界を負荷し、前記端部を薄い支持体に取り付ける工程とを含む接着材を製造する製造方法。 - 前記静電界の発生工程は、フロッキング処理からなる請求項12に記載の方法。
- 前記フロッキング処理は、フロッキング装置によって実行される請求項13に記載の方法。
- 前記相当量の毛髪は、相当量の柔らかいフロッキング繊維と混合される請求項13に記載の方法。
- 連続したコーミング及び/又はカーディング工程を含む請求項12に記載の方法。
- カレンダー工程を含む請求項12に記載の方法。
- 前記支持体の平面は、貼り付ける前に取り外されるように前記第2の側に接着された取り外し可能なフィルムからつくられている請求項12に記載の方法。
- 前記取り外し可能なフィルムは、シリコン製の紙からつくられている請求項18に記載の方法。
- 前記取り外し可能なフィルム及び前記薄い支持体は、皮膚に貼り付けられるのに適した接着材に切断される請求項18に記載の方法。
- 前記薄い支持体は、0.02mm〜1.00mmの厚さを有する請求項12に記載の方法。
- 前記厚さは、0.05mm〜0.5mmである請求項21に記載の方法。
- 前記接着性材料は、水をベースとしたアクリル材料である請求項12に記載の方法。
- 前記接着性材料は、小さい泡で分散されている空気と混合される請求項12に記載の方法。
- 前記薄い支持体は、取り外し可能なフィルムの部分に貼り付けられている請求項12に記載の方法。
- 前記薄い支持体は、一部にテーパリングを前記部品に付与する部分に接着されている請求項25に記載の方法。
- 前記薄い支持体は、シルクスクリーン印刷処理によって得られる請求項18に記載の方法。
- 前記シルクスクリーン印刷は、43〜120ヤーンのシルク密度を有するシルクスクリーンパッドで実行される請求項27に記載の方法。
- 前記シルクスクリーン印刷処理は、前記薄い支持体に複数の凹所を形成する請求項27に記載の方法。
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