JP2015081144A - 断熱カップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開口部11が形成された樹脂製のインナーカップ10と、インナーカップの胴部に被装するスリーブ50とを備えている。インナーカップの胴部外周にエンボス部13を形成し、エンボス部を、凸状菱形部14を構成単位面とする複数個の同一形状の凸状菱形部を連続することによりインナーカップ胴部外周に隆起したパターンとして形成する。スリーブをインナーカップに被装した状態でインナーカップの胴部外周とスリーブの胴部内周との間に空隙部16を形成する。
【選択図】図2
Description
(1)ポリスチレンペーパー(PSP)製カップ
(2)紙製カップ
(3)ポリプロピレン(PP)製シート成形カップ
等が提案されている。
(1)PP系シートにより成形したインナーカップの形状を簡易なコップ形状とすることができ、金型代が安価、成型速度の向上、及び原材料使用量の削減などで廉価に生産できる断熱カップが得られる。
(2)容器の断熱性が高い断熱カップが得られる。
(3)圧縮強度(座屈強度)が高く、例えば、倉庫保管時のパレット段積みによるカップの変形を生じにくい断熱カップが得られる。
(4)断熱カップの外周面への印刷による表現の制約がなく、販売者、内容物などの食品表示や商品のアピールなどの点で優れた断熱カップが得られる。
(5)利用者がカップの胴部、糸尻のいずれを持っても触れる手に熱さを感じさせない断熱カップが得られる。
(6)カップ全体が外装シュリンクフィルムにより被着される場合に、外装シュリンクフィルムを破り取ることが容易な開封性に優れた断熱カップが得られる。
(1)インナーカップ110と、蓋材130と、インナーカップの胴部に被装される紙製のスリーブ150から構成されている点;
(2)インナーカップ110は、PPとPEのブレンドの熱可塑性樹脂シートにより成形されている点;
(3)インナーカップ110は、開口部111を備えるとともに該開口部周縁にフランジ部112が形成されている点;
(4)スリーブ150をインナーカップ110に被装した状態でインナーカップ110の胴部外周110Aとスリーブ150の胴部内周150Aとの間に空隙部116,116・・・が形成されている点;
(5)インナーカップ110とスリーブ150とは接着している点;
(6)蓋体130は、フランジ部112においてヒートシールされてインナーカップ110を密閉している点;
(7)インナーカップ110の外側には、スリーブ150が被装され、スリーブはインナーカップ110に板紙層を巻装することにより形成されている点;
(8)スリーブ150の下端部を内側に折り込み接着剤170を配して一体化させてスリーブに折込み部157を形成し、折込み部の内周にインナーカップの側面下端外周を当接係合させ、折込み部の内周とインナーカップの側面下端外周が当接係合した状態で折込み部により断熱カップに糸尻160が形成されている点;
(9)断熱カップ101は透明な外装シュリンクフィルム180により被着されている点;
は第1の実施例と同じであるが、
(10)インナーカップ110の胴部外周110Aにはエンボス部が形成されていない点;
が第1の実施例と異なる。
本発明に係る断熱カップ1,101と比較例1、比較例2の各断熱カップについて、次の試験方法により、圧縮強度試験(座屈強度試験)および断熱性試験を行った。
断熱カップ201は、合成樹脂シートを成形してなるインナーカップ210と内側にエンボス加工を施したスリーブ(紙ラベル)250から構成され、インナーカップにスリーブを装着して二重容器とした断熱カップとして形成されている。インナーカップ210の底部周縁に糸尻260を形成し、糸尻260の内側に上向き傾斜部290を介して略平坦な凹陥部291が形成されている(特許文献2の図4参照)
断熱カップ301は、PSにより成形されたインナーカップ310とアウターカップ350を嵌合させた、PS2重構造のカップとして形成されている。インナーカップの胴部中央外周に深い溝を有する縦リブ318が形成されている。紙製の外筒は具備していない。
断熱カップを圧縮強度測定機に縦置きにセットし、クロスヘッドスピードを50mm/minに設定して縦荷重を加え、断熱カップが座屈したときの荷重を測定した。
断熱カップを治具に固定した状態で、断熱カップに一定量(320ミリリットル程度)の沸騰水を入れて蓋体を被せた。フォースゲージを用いて5Nの力で断熱カップを押さえた状態で温度計を起動させ測定を開始した。表面温度センサを一定の圧力で断熱カップの外筒の中央部に押し付け断熱カップの表面温度を測定した。測定開始から3分間のピーク値を測定し、3回同様の試験を行い、3回の平均値をカップ表面温度の測定値とした。
10 インナーカップ
11 開口部
12 フランジ部
13 エンボス部
14 凸状菱形部
15 頂部
16 空隙部
30 蓋体
50 スリーブ
57 折込み部
60 糸尻
70 接着剤
80 シュリンクフィルム
101 断熱カップ
110 インナーカップ
111 開口部
112 フランジ部
116 空隙部
130 蓋体
150 スリーブ
157 折込み部
160 糸尻
170 接着剤
180 シュリンクフィルム
Claims (6)
- 開口部が形成された樹脂製のインナーカップと、該インナーカップの胴部に被装するスリーブとを備えた断熱カップであって、
前記インナーカップの胴部外周にエンボス部を形成し、該エンボス部を、凸状菱形部を構成単位面とする複数個の同一形状の凸状菱形部を連続することにより前記インナーカップ胴部外周に隆起したパターンとして形成し、
前記スリーブを前記インナーカップに被装した状態で前記インナーカップの胴部外周と前記スリーブの胴部内周との間に空隙部を形成したことを特徴とする断熱カップ。 - 開口部が形成された樹脂製のインナーカップと、該インナーカップの胴部に被装するスリーブとを備えた断熱カップであって、
前記スリーブは前記インナーカップに板紙層を巻装することにより形成され、
前記スリーブの下端部を内側に折り込み接着剤を配して一体化させて前記スリーブに折込み部を形成し、
該折込み部の内周に前記インナーカップの側面下端外周を当接係合させ、
前記折込み部の内周と前記インナーカップの側面下端外周が当接係合した状態で前記折込み部によりカップの糸尻が形成され、
前記スリーブを前記インナーカップに被装した状態で前記インナーカップの胴部外周と前記スリーブの胴部内周との間に空隙部を形成したことを特徴とする断熱カップ。 - 前記スリーブは前記インナーカップに板紙層を巻装することにより形成され、
前記スリーブの下端部を内側に折り込み接着剤を配して一体化させて前記スリーブに折込み部を形成し、
該折込み部の内周に前記インナーカップの側面下端外周を当接係合させ、
前記折込み部の内周と前記インナーカップの側面下端外周が当接係合した状態で前記折込み部によりカップの糸尻が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の断熱カップ。 - さらに、外装シュリンクフィルムによりカップ全体が被着されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一項に記載の断熱カップ。
- 前記凸状菱形部が、中央に頂部を備えていることを特徴とする請求項1,3,4いずれか一項に記載の断熱カップ。
- 前記インナーカップが、単層ないし2層以上の熱可塑性樹脂シートにより成形されていることを特徴とする請求項1ないし5いずれか一項に記載の断熱カップ。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013233468A Pending JP2015081144A (ja) | 2013-10-23 | 2013-10-23 | 断熱カップ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020175961A (ja) * | 2020-07-27 | 2020-10-29 | 株式会社吉野工業所 | インモールドラベル付き容器およびインモールドラベル付き容器の製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0286442U (ja) * | 1988-12-21 | 1990-07-09 | ||
JP2003034369A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-04 | Fuji Seal Inc | 断熱容器及びその製法 |
JP2003312635A (ja) * | 2002-04-23 | 2003-11-06 | Toppan Printing Co Ltd | 紙製断熱カップ |
-
2013
- 2013-10-23 JP JP2013233468A patent/JP2015081144A/ja active Pending
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JP7046125B2 (ja) | 2020-07-27 | 2022-04-01 | 株式会社吉野工業所 | インモールドラベル付き容器およびインモールドラベル付き容器の製造方法 |
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