JP2015081031A5 - - Google Patents
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Description
上記の課題を解決するため、請求項1に係る動力伝達装置の発明は、車両のエンジンの駆動力を入力する入力軸と、入力軸への入力回転を複数のギヤ比で変速して出力する複数の変速段と、変速されたエンジンの駆動力を駆動輪側に出力する出力軸と、を備えている変速機と、変速機の変速段を変更する変速機駆動機構と、エンジンの出力軸と変速機の入力軸との係合または解放をするクラッチと、クラッチを駆動するクラッチ駆動機構と、クラッチのストロークとクラッチの伝達トルクとの関係を示すクラッチストローク−クラッチ伝達トルク特性を記憶する記憶部と、エンジンの回転速度を検出するエンジン回転速度センサと、変速機駆動機構とクラッチ駆動機構を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、車両の走行中において、クラッチを完全解放した後、エンジンを停止させたときのエンジンの回転加速度である第1エンジン回転加速度を、エンジン回転速度センサによって検出されたエンジン回転速度から算出する第1エンジン回転加速度算出部と、第1エンジン回転加速度算出部によって第1エンジン回転加速度を算出した後、クラッチを所定ストロークにて係合させたときのエンジンの回転加速度である第2エンジン回転加速度を、エンジン回転速度センサによって検出されたエンジン回転速度から算出する第2エンジン回転加速度算出部と、エンジンの慣性モーメント、第1エンジン回転加速度算出部によって算出された第1エンジン回転加速度、および第2エンジン回転加速度算出部によって算出された第2エンジン回転加速度から、実際のクラッチ伝達トルクである実クラッチ伝達トルクを算出する実クラッチ伝達トルク算出部と、実クラッチ伝達トルク算出部によって算出された実クラッチ伝達トルクと、第2エンジン回転加速度算出部における所定ストロークに相当する所定クラッチ伝達トルクとの差である差トルクを補正量として算出する補正量算出部と、記憶部に記憶されているクラッチストローク−クラッチ伝達トルク特性を補正量算出部によって算出された補正量により更新して記憶する学習部と、を備えたものである。
請求項7に係る動力伝達装置の制御装置の発明は、車両のエンジンの駆動力を入力する入力軸と、入力軸への入力回転を複数のギヤ比で変速して出力する複数の変速段と、変速されたエンジンの駆動力を駆動輪側に出力する出力軸と、を備えている変速機と、変速機の変速段を変更する変速機駆動機構と、エンジンの出力軸と変速機の入力軸との係合または解放をするクラッチと、クラッチを駆動するクラッチ駆動機構と、クラッチのストロークとクラッチの伝達トルクとの関係を示すクラッチストローク−クラッチ伝達トルク特性を記憶する記憶部と、エンジンの回転速度を検出するエンジン回転速度センサと、変速機駆動機構とクラッチ駆動機構を制御する制御装置と、を備えた動力伝達装置に適用され、制御装置は、車両の走行中において、クラッチを完全解放した後、エンジンを停止させたときのエンジンの回転加速度である第1エンジン回転加速度を、エンジン回転速度センサによって検出されたエンジン回転速度から算出する第1エンジン回転加速度算出部と、第1エンジン回転加速度算出部によって第1エンジン回転加速度を算出した後、クラッチを所定ストロークにて係合させたときのエンジンの回転加速度である第2エンジン回転加速度を、エンジン回転速度センサによって検出されたエンジン回転速度から算出する第2エンジン回転加速度算出部と、エンジンの慣性モーメント、第1エンジン回転加速度算出部によって算出された第1エンジン回転加速度、および第2エンジン回転加速度算出部によって算出された第2エンジン回転加速度から、実際のクラッチ伝達トルクである実クラッチ伝達トルクを算出する実クラッチ伝達トルク算出部と、実クラッチ伝達トルク算出部によって算出された実クラッチ伝達トルクと、第2エンジン回転加速度算出部における所定ストロークに相当する所定クラッチ伝達トルクとの差である差トルクを補正量として算出する補正量算出部と、記憶部に記憶されているクラッチストローク−クラッチ伝達トルク特性を補正量により更新して記憶する学習部と、を備えたことである。
これによれば、上述した請求項1に係る発明と同様な作用・効果を得ることができる。
これによれば、上述した請求項1に係る発明と同様な作用・効果を得ることができる。
クラッチECU33は、ステップS112において、エンジン11(エンジンECU31)に対して停止を要求する。燃料の供給が停止されて、エンジン11が停止される。これと同時に、クラッチECU33は、車両Mの走行中において、クラッチ21を完全解放した後、エンジン11を停止させたときのエンジン11の回転加速度である第1エンジン回転加速度α1を検出(算出)する(第1エンジン回転加速度算出部)。エンジン回転加速度はエンジン回転速度の時間変化率である。
クラッチECU33は、回転速度センサ11e(エンジン回転速度センサ)によって検出されたエンジン回転速度ωから第1エンジン回転加速度α1を算出する。例えば、所定時間ΔT1隔てた二点のエンジン回転速度ωの差Δω1を、所定時間ΔT1で除算することにより、第1エンジン回転加速度α1(=Δω1/ΔT1)を算出すればよい。また、所定時間ΔT1内において、制御サイクルΔt毎に第1エンジン回転加速度Δα1(=(前回のエンジン回転速度−今回のエンジン回転速度)/Δt)を算出し、それらを平均して算出するようにしてもよい。
上述した説明から明らかなように、本実施形態による動力伝達装置は、車両Mのエンジン11の駆動力を入力する入力軸12aと、入力軸12aへの入力回転を複数のギヤ比で変速して出力する複数の変速段と、変速されたエンジン11の駆動力を駆動輪側に出力する出力軸12cと、を備えている変速機12と、変速機12の変速段を変更する変速機駆動機構12dと、エンジン11の出力軸11fと変速機12の入力軸12aとの係合または解放をするクラッチ21と、クラッチ21を駆動するクラッチ駆動機構22と、クラッチ21のストロークとクラッチ21の伝達トルクとの関係を示すクラッチストローク−クラッチ伝達トルク特性を記憶する記憶部33aと、エンジン11の回転速度を検出する回転速度センサ11e(エンジン回転速度センサ)と、変速機駆動機構12dとクラッチ駆動機構22を制御するクラッチECU33(制御装置)と、を備え、クラッチECU33は、車両Mの走行中において、クラッチ21を完全解放した後、エンジン11を停止させたときのエンジン11の回転加速度である第1エンジン回転加速度α1を、回転速度センサ11eによって検出されたエンジン回転速度から算出する第1エンジン回転加速度算出部(ステップS112)と、第1エンジン回転加速度算出部によって第1エンジン回転加速度α1を算出した後、クラッチ21を所定ストロークST_reqにて係合させたときのエンジン11の回転加速度である第2エンジン回転加速度α2を、回転速度センサ11eによって検出されたエンジン回転速度から算出する第2エンジン回転加速度算出部(ステップS116)と、エンジン11の慣性モーメントIe、第1エンジン回転加速度算出部によって算出された第1エンジン回転加速度α1、および第2エンジン回転加速度算出部によって算出された第2エンジン回転加速度α2から、実際のクラッチ伝達トルクである実クラッチ伝達トルクT_realを算出する実クラッチ伝達トルク算出部(ステップS120)と、実クラッチ伝達トルク算出部によって算出された実クラッチ伝達トルクT_realと、第2エンジン回転加速度算出部における所定ストロークST_reqに相当する所定クラッチ伝達トルクT_reqとの差である差トルクΔTRを補正量として算出する補正量算出部(ステップS122)と、記憶部33aに記憶されているクラッチストローク−クラッチ伝達トルク特性を補正量算出部によって算出された補正量により更新して記憶する学習部(ステップS124)と、を備えたものである。
11…エンジン、11b…スロットルバルブ、11e…回転速度センサ(エンジン回転速度センサ)、12…変速機、12d…変速機駆動機構、13…プロペラシャフト、14…ディファレンシャル装置、15…アクセルペダル、15a…アクセル開度センサ、21…クラッチ、22…クラッチ駆動機構、22a…ストロークセンサ、23…モータジェネレータ、31…エンジンECU、32…自動変速機ECU、33…クラッチECU(制御装置、第1および第2エンジン回転加速度算出部、実クラッチ伝達トルク算出部、補正量算出部、学習部、補填部)、33a…記憶部、M…車両、Wrl,Wrr…駆動輪(左右後輪)、Wfl,Wfr…従動輪(左右前輪)。
Claims (2)
- 車両のエンジンの駆動力を入力する入力軸と、前記入力軸への入力回転を複数のギヤ比で変速して出力する複数の変速段と、変速された前記エンジンの駆動力を駆動輪側に出力する出力軸と、を備えている変速機と、
前記変速機の前記変速段を変更する変速機駆動機構と、
前記エンジンの出力軸と前記変速機の前記入力軸との係合または解放をするクラッチと、
前記クラッチを駆動するクラッチ駆動機構と、
前記クラッチのストロークと前記クラッチの伝達トルクとの関係を示すクラッチストローク−クラッチ伝達トルク特性を記憶する記憶部と、
前記エンジンの回転速度を検出するエンジン回転速度センサと、
前記変速機駆動機構と前記クラッチ駆動機構を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記車両の走行中において、前記クラッチを完全解放した後、前記エンジンを停止させたときの前記エンジンの回転加速度である第1エンジン回転加速度を、前記エンジン回転速度センサによって検出されたエンジン回転速度から算出する第1エンジン回転加速度算出部と、
第1エンジン回転加速度算出部によって前記第1エンジン回転加速度を算出した後、前記クラッチを所定ストロークにて係合させたときの前記エンジンの回転加速度である第2エンジン回転加速度を、前記エンジン回転速度センサによって検出されたエンジン回転速度から算出する第2エンジン回転加速度算出部と、
前記エンジンの慣性モーメント、前記第1エンジン回転加速度算出部によって算出された前記第1エンジン回転加速度、および前記第2エンジン回転加速度算出部によって算出された前記第2エンジン回転加速度から、実際のクラッチ伝達トルクである実クラッチ伝達トルクを算出する実クラッチ伝達トルク算出部と、
前記実クラッチ伝達トルク算出部によって算出された前記実クラッチ伝達トルクと、前記第2エンジン回転加速度算出部における前記所定ストロークに相当する所定クラッチ伝達トルクとの差である差トルクを補正量として算出する補正量算出部と、
前記記憶部に記憶されている前記クラッチストローク−クラッチ伝達トルク特性を前記補正量算出部によって算出された前記補正量により更新して記憶する学習部と、
を備えた動力伝達装置。 - 車両のエンジンの駆動力を入力する入力軸と、前記入力軸への入力回転を複数のギヤ比で変速して出力する複数の変速段と、変速された前記エンジンの駆動力を駆動輪側に出力する出力軸と、を備えている変速機と、
前記変速機の前記変速段を変更する変速機駆動機構と、
前記エンジンの出力軸と前記変速機の前記入力軸との係合または解放をするクラッチと、
前記クラッチを駆動するクラッチ駆動機構と、
前記クラッチのストロークと前記クラッチの伝達トルクとの関係を示すクラッチストローク−クラッチ伝達トルク特性を記憶する記憶部と、
前記エンジンの回転速度を検出するエンジン回転速度センサと、
前記変速機駆動機構と前記クラッチ駆動機構を制御する制御装置と、を備えた動力伝達装置に適用され、
前記制御装置は、
前記車両の走行中において、前記クラッチを完全解放した後、前記エンジンを停止させたときの前記エンジンの回転加速度である第1エンジン回転加速度を、前記エンジン回転速度センサによって検出されたエンジン回転速度から算出する第1エンジン回転加速度算出部と、
第1エンジン回転加速度算出部によって前記第1エンジン回転加速度を算出した後、前記クラッチを所定ストロークにて係合させたときの前記エンジンの回転加速度である第2エンジン回転加速度を、前記エンジン回転速度センサによって検出されたエンジン回転速度から算出する第2エンジン回転加速度算出部と、
前記エンジンの慣性モーメント、前記第1エンジン回転加速度算出部によって算出された前記第1エンジン回転加速度、および前記第2エンジン回転加速度算出部によって算出された前記第2エンジン回転加速度から、実際のクラッチ伝達トルクである実クラッチ伝達トルクを算出する実クラッチ伝達トルク算出部と、
前記実クラッチ伝達トルク算出部によって算出された前記実クラッチ伝達トルクと、前記第2エンジン回転加速度算出部における前記所定ストロークに相当する所定クラッチ伝達トルクとの差である差トルクを補正量として算出する補正量算出部と、
前記記憶部に記憶されている前記クラッチストローク−クラッチ伝達トルク特性を補正量により更新して記憶する学習部と、
を備えた動力伝達装置の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013220339A JP2015081031A (ja) | 2013-10-23 | 2013-10-23 | 動力伝達装置および動力伝達装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013220339A JP2015081031A (ja) | 2013-10-23 | 2013-10-23 | 動力伝達装置および動力伝達装置の制御装置 |
Publications (2)
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ID=53011873
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JP2013220339A Pending JP2015081031A (ja) | 2013-10-23 | 2013-10-23 | 動力伝達装置および動力伝達装置の制御装置 |
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JP2013079707A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-02 | Aisin Ai Co Ltd | 動力伝達装置及びクラッチトルク学習方法 |
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