JP2015080839A - センター出し治具 - Google Patents

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【課題】軸物の端面に形成される凹穴が浅い場合であっても、センター出しが可能なセンター出し治具を提供する。【解決手段】軸物2のセンター出しを行うセンター出し治具1は、ハウジング11と、ハウジング11内にスライド可能に収容される可動部12と、スプリング13を備える。ハウジング11は軸物2側に、開口11oと、開口11oの縁部に接続する第1の傾斜面11tとを有する。可動部12は軸物2側に、第2の傾斜面12tを有する円錐形状または円錐台形状を有し、ハウジング11の開口11oから第2の傾斜面12tを露出させた状態では第1の傾斜面11tと第2の傾斜面12tとが連続した一つの傾斜面を形成する。スプリング13は、可動部12にハウジング11に押し込む方向の力が作用した時に反力を発生させる。【選択図】図1

Description

本発明は、軸物の加工に用いられるセンター出し治具に関する。
軸物(中心軸を有する軸、ギヤ、プーリ等の部品全般)を回転させて研削、切削等の加工をする場合、回転中心と軸物の中心とを一致させるために、センター出し治具が用いられる。
センター出し治具は、先端側が円錐形状または円錐台形状になっている治具である。軸物の端面に形成された凹穴にセンター出し治具を挿入し、円錐形状または円錐台形状の傾斜面に軸物の端面を接触させると、軸物の中心が回転中心からずれている場合には軸物の端面が治具の傾斜面に沿って摺動して軸物全体が回転中心側に寄せられので、回転中心と軸物の中心とのずれが解消される(センター出し)。
特開平2−116459号公報
上記センター出し治具を利用するには、軸物の端部に十分な深さの凹穴が形成されていることが必要である。これは、凹穴の深さが十分でないと、センター出し治具の傾斜面が軸物の端面に接触する前にセンター出し治具の先端が凹穴の底に接触してしまい、傾斜面を利用した上記センター出しを行うことができなくなるからである。その一方で、軸物の端部に十分な深さの凹穴を形成すると、その分、軸物の軸方向長さが長くなってしまい、好ましくない。
そこで、センター出し治具の先端をカットし、センター出し治具の先端が凹穴の底に接触しないようにすることが考えられる。
しかしながら、先端がカットされたセンター出し治具は大きな平坦面を先端に有するため、修正可能な回転中心と軸物の中心とのずれが小さくなってしまうという問題がある。すなわち、回転中心と軸物の中心とのずれが大きいと、センター出し治具の先端と凹穴との間の隙間が小さいためにセンター出し治具を凹穴に挿入する時に平坦面が軸物の端面に接触してしまい、上記センター出しを行うことができない。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、軸物の端面に形成される凹穴が浅い場合であってもセンター出しが可能なセンター出し治具を提供することを目的とする。
本発明のある態様によれば、軸物の端面に形成された凹穴に挿入されて前記軸物のセンター出しを行うセンター出し治具であって、前記軸物側に開口と、該開口の縁部に接続する第1の傾斜面と有するハウジングと、第2の傾斜面を有する円錐形状または円錐台形状を前記軸物側に有し、前記ハウジング内にスライド可能に収容され、前記開口から前記第2の傾斜面を露出させた状態では前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面とが連続した一つの傾斜面を形成する可動部と、前記可動部に前記ハウジングに押し込む方向の力が作用した時に反力を発生させる反力発生手段と、を備えたことを特徴とするセンター出し治具が提供される。
上記態様によれば、可動部が凹穴の底に接触すると可動部がハウジング内に押し込まれるので、軸物の端面に形成される凹穴が浅い場合であっても、軸物のセンター出しを行うことができる。また、凹穴の深さに合わせてセンター出し治具の先端をカットする必要がないので、センター出し治具の先端(可動部)と凹穴との間の隙間を大きくとることができ、センター出し治具の中心軸と軸物の中心軸とのずれが大きくても、確実に可動部を凹穴に挿入し、軸物のセンター出しを行うことができる。
本発明の実施形態に係るセンター出し治具及びこれによってセンター出しが行われる軸物の概略図である。 センター出し治具によってセンター出しが行われる様子を示した図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るセンター出し治具1及びこれによってセンター出しが行われる軸物2の概略構成を示している。センター出し治具1は、ハウジング11、可動部12、及びスプリング13を備える。軸物2は、例えば、変速機に用いられるリダクションギヤであり、センター出し治具1が挿入される凹穴21が端面22に形成されている。
ハウジング11は、軸物2側に軸物2の端面22の外径よりも小さな開口11oと、開口11oの縁部に接続する傾斜面11tとを有する。傾斜面11tは、センター出し治具1を軸物2の凹穴21に挿入することでセンター出しされた軸物2を最終的に支持する支持面として機能する。また、ハウジング11は、図示しない油圧シリンダに接続されており、油圧シリンダによって軸方向に変位することができる。
可動部12は、傾斜面12tを有する円錐台形状を軸物2側に有し、ハウジング11内にスライド可能に収容される。
スプリング13は、ハウジング11と可動部12とによって形成される空間14内に配置される。スプリング13が自由長の状態では、傾斜面12tが開口11oから露出するように可動部12の円錐台形状の部分のみが開口12oから突出し、傾斜面12tとハウジング11の傾斜面11tとが連続した一つの傾斜面を形成する。
図2は、上記センター出し治具1によって軸物2のセンター出しが行われる様子を示している。
図2(A)は初期状態を示しており、軸物2の中心軸O2は、センター出し治具1の中心軸O1、すなわち加工時の回転中心とずれている。
図2(A)の状態から、油圧シリンダによってセンター出し治具1を軸物2に近づけていくと、軸物2の端面22が可動部12の傾斜面12tに接触する(図2(B))。軸物2の中心軸O2に直交する方向の動きは拘束されていないので、軸物2の端面22が可動部12の傾斜面12tに接すると、軸物2の端面22が可動部12の傾斜面12t上を摺動し、軸物2がセンター出し治具1の中心軸O1に寄せられる(図2(C))。
このとき、軸物2から可動部12に対して可動部12をハウジング11内に押し込む方向の力が作用するが、軸物2が中心軸O2に直交する方向に変位して軸物2と可動部12との間に作用する力を逃がすので、その力は十分小さく、スプリング13の反力に抗して可動部12がハウジング11内に押し込まれることはない。
センター出し治具1をさらに軸物2側に変位させると、軸物2の端面22がハウジング11の傾斜面11tに乗り移り、さらに、可動部12の先端が凹穴21の底21bに接触すると、可動部12がスプリング13の反力に抗してハウジング11内に押し込まれる。
ハウジング11の傾斜面11tに乗り移った軸物2の端面22は、ハウジング11の傾斜面11t上をさらに摺動し、これによってセンター出し治具1の中心軸O1と軸物2の中心軸O2とのずれが完全に解消される。そして、最終的にハウジング11の傾斜面11tが軸物2の端面22に押し付けられ、ハウジング11の傾斜面11tによって軸物2が支持される(図2(D))。
したがって、上記センター出し治具1によれば、可動部12が凹穴21の底21bに接触すると可動部12がハウジング11内に押し込まれるので、軸物2の端面22に形成される凹穴21が浅い場合であっても、軸物2のセンター出しを行うことができる(請求項1、2に対応する効果)。これにより、凹穴21の深さが異なる複数種類の軸物を同一ラインで流す場合であってもセンター出し治具1を交換する必要がなく、装置の稼働率を向上させることができる。
また、凹穴21の深さに合わせてセンター出し治具1の先端をカットする必要がないので、センター出し治具1の先端(可動部12)と凹穴21との間の隙間を大きくとることができ、センター出し治具1の中心軸O1と軸物2の中心軸O2とのずれが大きくても、確実に可動部12を凹穴21に挿入し、軸物2のセンター出しを行うことができる(請求項1、2に対応する効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、可動部12の軸物2側の形状を円錐台形状としたが、円錐形状としてもよい。
また、上記実施形態では、可動部12がハウジング11内に押し込まれる時の反力をスプリング13によって発生させているが、油圧、空気圧等、他の手段で発生させる様にしてもよい。
1 センター出し治具
11 ハウジング
11t 傾斜面(第1の傾斜面)
11o 開口
12 可動部
12t 傾斜面(第2の傾斜面)
13 スプリング(反力発生手段)
2 軸物
21 凹穴
22 端面

Claims (2)

  1. 軸物の端面に形成された凹穴に挿入されて前記軸物のセンター出しを行うセンター出し治具であって、
    前記軸物側に開口と、該開口の縁部に接続する第1の傾斜面と有するハウジングと、
    第2の傾斜面を有する円錐形状または円錐台形状を前記軸物側に有し、前記ハウジング内にスライド可能に収容され、前記開口から前記第2の傾斜面を露出させた状態では前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面とが連続した一つの傾斜面を形成する可動部と、
    前記可動部に前記ハウジングに押し込む方向の力が作用した時に反力を発生させる反力発生手段と、
    を備えたことを特徴とするセンター出し治具。
  2. 請求項1に記載のセンター出し治具であって、
    前記反力発生手段は、前記ハウジングと前記可動部との間の空間に配置されたスプリングである、
    ことを特徴とするセンター出し治具。
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