JP2015080603A - 遊技者数管理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本明細書で開示する管理システム2では、管理装置70は、所定の期間決定条件に従って、複数個の遊技期間を特定し、所定の判定条件に従って、複数個の遊技期間のうちの少なくとも2個の遊技期間に対象遊技機で遊技を行なった遊技者が同一であるのか否かを判定し、判定の結果を利用して、対象遊技機で所定の期間内に遊技を行った遊技者数を算出する。
【選択図】図1
Description
(システムの概要;図1)
図1に示す管理システム2は、パチンコ店等の遊技店において、遊技機毎の遊技状況を管理するためのシステムである。図1に示すように、本実施例の管理システム2は、管理装置70と、複数の島ユニット(図1の「SU」)202と、複数の台ユニット(図1の「DU」)204と、遊技店内に設けられている複数の遊技機10と、カードユニット20と、計数機30と、景品POS40と、を備えている。図1に示すように、各遊技機10には、アウトメータ11と、呼出ランプ14と、サンド18と、が併設されている。各デバイス70、202、40、30、18は、LAN50に接続されており、LAN50を介して互いに通信可能である。
各遊技機10は、パチンコ玉を遊技媒体とするパチンコ機である。変形例では、各遊技機10は、メダルを遊技媒体とするスロットマシンであってもよい。各遊技機10には、遊技機ID(例えば「001」)が付与されている。各遊技機10は、自機に付与されている遊技機IDと、自機の遊技状態を示す各種信号(即ち、セーフ信号、特賞信号、高確率信号、図柄変動信号、扉開閉信号等)を、対応する台ユニット204に送信する。
各アウトメータ11は、各遊技機10の下部に備えられている装置である。本実施例では、各アウトメータ11には、対応する遊技機10の遊技機IDと同じ遊技機ID(例えば「001」)が付与されている。
呼出ランプ14は、各遊技機10の上部に備えられている装置である。本実施例では、各呼出ランプ14には、対応する遊技機10の遊技機IDと同じ遊技機ID(例えば「001」)が付与されている。
サンド18は、各遊技機10の間に備えられている装置である。サンド18は、遊技媒体(例えばパチンコ玉)の貸出し、会員カード処理、ビジターカード処理等、遊技者に様々なサービスを提供するための端末装置である。なお、サンド18は、台ユニット204及び島ユニット202を介さずにLAN50に直接接続されている。各サンド18にも、対応する遊技機10の遊技機IDと同じ遊技機ID(例えば「001」)が付与されている。なお、以下では、遊技機10と、当該遊技機10に対応するアウトメータ11と、呼出ランプ14と、サンド18と、の組合せを「遊技機類80」と呼んで説明する場合がある。
カードユニット20は、遊技媒体の貸出しに用いるためのビジターカードを販売するための装置である。計数機30は、遊技媒体を計数するための装置である。景品POS40は、遊技媒体と交換可能な景品を管理するための端末装置である。景品POS40は、遊技店内の景品カウンタに設置され、主に遊技店内の係員によって操作される。
台ユニット204は、複数台の遊技機10に対して1台ずつ設けられている情報処理装置である。台ユニット204は、対応する遊技機10と、遊技機10に対応するアウトメータ11、呼出ランプ14、及び、サンド18と通信可能に接続されている。台ユニット204は、対応する遊技機10、アウトメータ11及びサンド18から出力される各種信号(例えば、アウト信号、セーフ信号、特賞信号、入金信号、玉貸し信号、等)を受信し、対応する島ユニット202に転送する。
本実施例の島ユニット202は、対応する島に設けられている情報処理装置である。島ユニット202は、複数の台ユニット204から各種信号を受信し、受信された各種信号を管理装置70に送信する。
管理装置70は、遊技店に設置される管理用サーバである。上述の通り、管理装置70は、遊技店内の各種情報を管理する。図1では図示しないが、管理装置70は、ホールコンピュータ、会員サーバ、貯玉サーバ、及び、持玉サーバの各装置に分かれて構成されている。ホールコンピュータ、会員サーバ、貯玉サーバ、及び、持玉サーバは、互いに通信可能である。本明細書では、ホールコンピュータ、会員サーバ、貯玉サーバ、及び、持玉サーバの各装置の構成の詳しい説明は省略する。図1に示すように、管理装置70は、制御部72と、操作部74と、表示部76と、メモリ78と、を備える。制御部72は、メモリ78に記憶されたプログラム110に従って様々な処理を実行する。操作部74は、キーボード及びマウスを備える。管理装置70のユーザ(例えば、遊技店の管理者)は、操作部74を操作して様々な指示を管理装置70に与えることができる。表示部76は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。メモリ78内のプログラム110は、各遊技機で遊技を行った遊技者の数を算出するためのアプリケーションプログラムを含む。メモリ78は、さらに、遊技店内の複数の遊技機類80のそれぞれについて、当該遊技機類80の稼働履歴を示す履歴情報100a、100b等を格納する。以下では、履歴情報100a、100b等をまとめて「履歴情報100」と呼ぶ場合がある。メモリ78は、少なくとも過去1か月分の履歴情報100を格納することができる。
図2に示すように、遊技機10は、遊技機10で行われる遊技の進行に応じて、自機の遊技機IDに対応付けて、各種信号(即ち、セーフ信号、特賞信号、高確率信号、図柄変動信号、扉開閉信号等)を台ユニット204に送信する。
1日分の履歴情報100が管理装置70のメモリ78に記憶された後に、ユーザは、操作部74を操作して、所望の遊技機10の遊技機ID(例えば、「001」)を指定して、当該遊技機10で遊技した1日分の遊技者数を算出するための算出指示を入力することができる。以下では、ユーザによって遊技機IDが指定された遊技機10のことを「対象遊技機」と呼ぶ場合がある。また、ユーザによって指定された遊技機IDのことを「対象遊技機ID」と呼ぶ場合がある。以下では、対象遊技機IDが「001」である場合を例として説明する。算出指示が入力されると、制御部72は、図3の特定処理と、図4の算出処理と、を順次行い、1日の間に対象遊技機で遊技した遊技者数を算出する。算出された遊技者数は、表示部76に表示される。変形例では、1日分の履歴情報100が管理装置70のメモリ78に記憶された後、制御部72が、ユーザによる算出指示の入力の有無にかかわらず、自動的に、各遊技機IDについて特定処理と算出処理を実行するようにしてもよい。
図3を参照して、管理装置70の制御部72によって実行される特定処理について説明する。図3の例では、制御部72が、対象遊技機(即ち、対象遊技機ID:001)についての履歴情報100a(図1参照)に基づいて、対象遊技機で遊技が行われた複数個の遊技期間を特定する場合について説明する。上記の通り、1日分の履歴情報100が管理装置70のメモリ78に記憶された後に、ユーザが、対象遊技機ID「001」を指定して算出指示を入力すると、制御部72は、図3の特定処理を開始する。
開始条件とは、1個の遊技期間が開始されるための条件である。本実施例では、開始条件は、以下の各条件(A)〜(D)のいずれかが成立することによって成立する。
(A)対象遊技機に対応するサンド18(以下では「対象サンド」と呼ぶ)に対して入金が行われること、
(B)対象サンドに、会員カードが挿入されること、
(C)対象サンドに、ビジターカードが挿入されること、及び、
(D)対象遊技機に遊技媒体が投入されること。
終了条件とは、1個の遊技期間が終了するための条件である。本実施例では、終了条件は、以下の各条件(a)〜(e)のいずれかが成立することによって場合に成立する。
(a)対象サンドに挿入されている会員カードが、対象サンドから排出されること、
(b)対象サンドに挿入されているビジターカードが、対象サンドから排出されること、
(c)対象サンドに挿入されている会員カード又はビジターカードに記憶されている金額が0になること、
(d)投入可能数が0になること、及び、
(e)対象遊技機とは異なる他の遊技機に対応するサンド18、計数機30、又は、カードユニット20等に、対象遊技機に挿入されていたビジターカード又は会員カードが挿入されること。
図4を参照して、管理装置70の制御部72によって実行される算出処理について説明する。上記の通り、特定処理(図3)が実行され、対象遊技機で遊技が行われた複数個の遊技期間が特定されると、制御部72は、図4の算出処理を開始する。
続いて、図5〜図12を参照して、判定条件が成立(即ち、図4のS36でYESと判断)する場合の具体的なケースを説明する。
図5に示すケース1では、第1の遊技期間A1と、第1の遊技期間A1の次の第2の遊技期間A2とが特定されている。第1の遊技期間A1は、対象サンドに会員カードが挿入されることによって開始され、持玉が残っている状態(即ち、投入可能数が1以上の状態)で会員カードが排出されたことによって終了している。第2の遊技期間A2は、第1の遊技期間A1の終了後(即ち、会員カードが排出された後)、持玉を用いた遊技が継続された結果、対象遊技機に遊技媒体が投入されたことによって開始されている。第2の遊技期間A2は、持玉がなくなる(即ち、投入可能数が0になる)ことによって終了している。
図6に示すケース2では、2個の遊技期間B1、B2が特定されている。第1の遊技期間B1は、対象サンドに会員カードが挿入されることによって開始され、遊技機10が特賞状態中又は高確率状態中の間に会員カードが排出されたことによって終了している。通常、特賞状態中又は高確率状態中の間は持玉が残っている。第2の遊技期間B2は、第1の遊技期間B1の終了後(即ち、会員カードが排出された後)、残った持玉を用いた遊技(即ち、特賞遊技又は高確率遊技)が継続された結果、対象遊技機に遊技媒体が投入されたことによって開始されている。ケース2では、第2の遊技期間B2の終了条件は任意である。
図7に示すケース3では、2個の遊技期間C1、C2が特定されている。第1の遊技期間C1は、対象サンドから会員カードが排出された後に、残った持玉で遊技が行われ、対象遊技機に遊技媒体が投入されたことによって開始されている。第1の遊技期間C1は、持玉がなくなる(即ち0になる)ことによって終了している。第2の遊技期間C2は、第1の遊技期間C1の終了後1分間以内に対象サンドに入金が行われることによって開始されている。第2の遊技期間C2の終了条件は任意である。
図8に示すケース4では、2個の遊技期間D1、D2が特定されている。第1の遊技期間D1は、対象サンドに会員カードが挿入されたことによって開始される。ケース4では、その後、遊技者によって貯玉引落しが行われている。第1の遊技期間D1は、引落玉が残っている状態(即ち、投入可能数が1以上の状態)で会員カードが排出されたことによって終了している。第2の遊技期間D2は、第1の遊技期間D1の終了後(即ち、会員カードが排出された後)、引落玉を用いた遊技が継続された結果、対象遊技機に遊技媒体が投入されたことによって開始されている。第2の遊技期間D2は、持玉が0になることによって終了している。
図9に示すケース5では、2個の遊技期間E1、E2が特定されている。第1の遊技期間E1は、対象サンドに会員カードが挿入されたことによって開始され、会員カードが排出されたことによって終了している。第2の遊技期間E2は、第1の遊技期間E1の終了後、遊技機10の非稼働状態が最大60分間継続し、かつ、排出された会員カードや他のビジターカードが挿入されることなく、第1の遊技期間E1において挿入されていた会員カードと同一の会員カードが挿入されることによって開始される。図9では、第2の遊技期間E2は、その後会員カードが排出されることによって終了しているが、第2の遊技期間E2の終了条件は任意である。
図10に示すケース6では、2個の遊技期間F1、F2が特定されている。第1の遊技期間F1は、対象サンドにビジターカードが挿入された状態(即ち、会員カードが挿入されていない状態)で、対象サンドに入金が行われることによって開始される。第1の遊技期間F1は、その後、持玉が残っている状態で、残金の残ったビジターカードが排出されたことによって終了している。第2の遊技期間F2は、第1の遊技期間F1の終了後(即ち、ビジターカードが排出された後)、持玉を用いた遊技が継続された結果、対象遊技機に遊技媒体が投入されたことによって開始されている。第2の遊技期間F2は、持玉が0になることによって終了している。
図11に示すケース7では、2個の遊技期間G1、G2が特定されている。第1の遊技期間G1は、対象サンドにビジターカードが挿入された状態(即ち、会員カードが挿入されていない状態)で、対象サンドに入金が行われることによって開始される。第1の遊技期間G1は、その後、残金がなくなり、さらに、持玉がなくなることによって終了している。第2の遊技期間G2は、第1の遊技期間G1の終了後、1分間以内に、対象サンドに入金が行われることによって開始されている。第2の遊技期間G2の終了条件は任意である。
図12に示すケース8では、2個の遊技期間H1、H2とが特定されている。第1の遊技期間G1は、対象サンドにビジターカードが挿入された状態(即ち、会員カードが挿入されていない状態)で、対象サンドに入金が行われることによって開始される。第1の遊技期間H1は、その後、残金がなくなり、さらに、持玉がなくなることによって終了している。第2の遊技期間H2は、第1の遊技期間H1の終了後、1分間以内に、対象サンドに会員カードが挿入されることによって開始されている。第2の遊技期間H2の終了条件は任意である。
また、1日分の履歴情報100が管理装置70のメモリ78に記憶された後に、ユーザは、操作部74を操作して、期間決定条件(開始条件、終了条件)を変更することができる。ユーザは、期間決定条件の変更後に、上記の算出指示を行うことができる。上記の通り、算出指示が入力されると、制御部72は、対象遊技機についての履歴情報100aと、変更後の期間決定条件を用いて図3の特定処理を行い、複数個の遊技期間を特定する。制御部72は、その後、変更後の期間決定条件を用いて特定された複数個の遊技期間について図4の算出処理を行い、1日の間に対象遊技機で遊技を行った遊技者数を算出する。
図13、図14を参照して、期間変更条件が変更された場合において、判定条件が成立(図4のS36でYES)する場合の具体例を説明する。なお、この具体例では、ユーザが、上述の開始条件に含まれる各条件(A)〜(D)のうちから、条件(D)(即ち、対象遊技機に遊技媒体が投入されること)を除外する変更を行っている。即ち、この具体例では、制御部72は、対象遊技機に遊技媒体が投入された場合であっても、開始条件が成立したとは判断しない(即ち、図3のS12でNOと判断する)。
図13に示すケース9では、2個の遊技期間I1、I2とが特定されている。第1の遊技期間I1は、対象サンドにビジターカードが挿入された状態(即ち、会員カードが挿入されていない状態)で、対象サンドに入金が行われることによって開始される。第1の遊技期間I1は、その後、残金が記録されたビジターカードが排出されることによって終了している。なお、この時点では持玉が残っている。第2の遊技期間I2は、その後、残った持玉を用いた遊技が継続している間に、対象サンドに追い入金が行われることによって開始されている。第2の遊技期間I2の終了条件は任意である。上記の通り、ユーザによって期間変更条件が変更されたことにより、ビジターカードの排出後、持玉遊技が継続して行われ、対象遊技機に遊技媒体が投入された場合であっても、第2の遊技期間I2は開始されない。そのため、ケース9では、遊技期間I1とI2との間に、継続して持玉遊技が行われている期間が存在する。
図14に示すケース10では、2個の遊技期間J1、J2が特定されている。第1の遊技期間J1は、対象サンドに会員カードが挿入されることによって開始され、その後、持玉が残った状態で会員カードが排出されることによって終了する。第2の遊技期間J2は、その後、残った持玉を用いた遊技が継続している間に、対象サンドに追い入金が行われることによって開始されている。第2の遊技期間J2の終了条件は任意である。この場合も、ユーザによって期間変更条件が変更されたことにより、会員カードの排出後、持玉遊技が継続して行われ、対象遊技機に遊技媒体が投入された場合であっても、第2の遊技期間J2は開始されない。
また、1日分の履歴情報100が管理装置70のメモリ78に記憶された後に、ユーザは、操作部74を操作して、判定条件を変更することもできる。ユーザは、判定条件の変更後に、上記の算出指示を行うことができる。上記の通り、算出指示が入力されると、制御部72は、図3の特定処理を行い、複数個の遊技期間を特定する。制御部72は、その後、複数個の遊技期間について、変更後の判定条件を用いて図4の算出処理を行い、1日の間に対象遊技機で遊技を行った遊技者数を算出する。
以上、本実施例の管理システム2について説明した。上記の通り、本実施例の管理装置70は、所定の期間決定条件に従って、複数個の遊技期間を特定し(図3参照)、所定の判定条件に従って、N個の遊技期間のうちの少なくとも2個の遊技期間に遊技機で遊技を行なった遊技者が同一であるのか否かを判定し、判定の結果を利用して、対象遊技機で1日の間に遊技を行った遊技者数を算出する(図4参照)。即ち、少なくとも2個の遊技期間に対象遊技機で遊技を行なった遊技者が同一であると判定される場合には、少なくとも2個の遊技期間に対象遊技機で遊技を行なった遊技者を1人として算出できる。これにより、対象遊技機で実際に遊技を行った遊技者の数を正確に算出し得る。
本実施例と請求項の記載の対応関係を説明しておく。管理装置70が「遊技者数管理装置」の一例である。図3の特定処理が「特定手段」によって行われる処理の一例である。図4の算出処理が「算出手段」によって行われる処理の一例である。会員カード、ビジターカードが「会員用記録媒体」、「非会員用記録媒体」の一例である。
第2実施例について、第1実施例と異なる点を中心に説明する。本実施例では、サンド18(図1参照)が、図示しないカメラをさらに備えている。カメラは、遊技機10の前に着座している遊技者の顔を定期的に撮影し、その遊技者の顔形情報を取得する。本実施例では、取得した遊技者の顔形情報を「遊技者情報」と呼ぶ。本実施例では、遊技者の顔形情報が、遊技者を示す遊技者情報として利用される。
図15に示すケース11では、2個の遊技期間K1、K2が特定されている。第1の遊技期間K1は、対象サンドにビジターカードが挿入された状態(即ち、会員カードが挿入されていない状態)で、対象サンドに入金が行われることによって開始される。第1の遊技期間K1は、その後、残金が0になり、さらに、持玉が0になることによって終了している。第2の遊技期間K2は、第1の遊技期間K1の終了後、対象サンドに入金が行われることによって開始されている。第2の遊技期間K2の終了条件は任意である。また、ケース11では、第1の遊技期間K1と第2の遊技期間K2との間隔も任意である。
10:遊技機
11:アウトメータ
14:呼出ランプ
14a:呼出ボタン
18:サンド
18a:タッチパネル
18b:カード処理部
18c:紙幣投入口
20:カードユニット
30:計数機
40:景品POS
50:LAN
70:管理装置
72:制御部
74:操作部
76:表示部
78:メモリ
80:遊技機類
100a、100b:履歴情報
110:プログラム
202:島ユニット
204:台ユニット
Claims (11)
- 遊技機で遊技を行った遊技者の数を管理する遊技者数管理装置であって、
前記遊技機で遊技が行われたN個(前記Nは2以上の整数)の遊技期間を特定する特定手段であって、前記N個の遊技期間のそれぞれは、所定の開始条件と所定の終了条件とを含む所定の期間決定条件に従って決定される期間である、前記特定手段と、
前記N個の遊技期間に前記遊技機で遊技を行なった遊技者の数である第1の遊技者数を算出する算出手段と、を備え、
前記算出手段は、
所定の判定条件に従って、前記N個の遊技期間のうちの少なくとも2個の遊技期間に前記遊技機で遊技を行なった遊技者が同一であるのか否かを判定する判定手段を備え、
前記算出手段は、前記所定の判定条件に従った前記判定の結果を利用して、前記第1の遊技者数を算出する、
遊技者数管理装置。 - 前記所定の開始条件は、
(A)前記遊技機に関連する関連機器に対して入金が行われること、
(B)前記関連機器に、前記遊技機が設置されている遊技店の会員によって所持される会員用記憶媒体が挿入されること、
(C)前記関連機器に、前記会員と前記遊技店の会員でない非会員とのいずれによっても所持され得る非会員用記憶媒体が挿入されること、及び、
(D)前記遊技機に遊技媒体が投入されること、
のうちのいずれかを含む、
請求項1の遊技者数管理装置。 - 前記少なくとも2個の遊技期間は、1日のうちの最初に前記所定の開始条件が成立することによって開始される第1の遊技期間と、前記第1の遊技期間の次の第2の遊技期間と、を含む、
請求項1又は2の遊技者数管理装置。 - 前記所定の終了条件は、
(a)前記遊技機が設置されている遊技店の会員によって所持される会員用記憶媒体が、前記遊技機に関連する関連機器から排出されること、
(b)前記会員と前記遊技店の会員でない非会員とのいずれによっても所持され得る非会員用記憶媒体が、前記関連機器から排出されること、
(c)前記会員用記憶媒体又は前記非会員用記憶媒体に関連付けられている金額が0になること、
(d)遊技者が前記遊技機に投入可能な状態の遊技媒体の数である投入可能数が0になること、及び、
(e)前記関連機器とは異なる他の機器に、前記会員用記録媒体又は前記非会員用記録媒体が挿入されること、
のうちのいずれかを含む、
請求項1から3のいずれか1項の遊技者数管理装置。 - 前記所定の判定条件は、
前記少なくとも2個の遊技期間のうちの第1の遊技期間が、前記投入可能数が0になることによって終了し、
前記少なくとも2個の遊技期間のうち、前記第1の遊技期間の次の第2の遊技期間が、前記第1の遊技期間の終了から所定の時間内に、前記会員用記憶媒体が前記関連機器に挿入されることによって開始される場合には、
遊技者が同一であると判定するための条件を含む、
請求項4の遊技者数管理装置。 - 前記所定の判定条件は、
前記少なくとも2個の遊技期間のうちの第1の遊技期間が、前記関連機器に挿入されている前記非会員用記憶媒体に関連付けられている金額が0になることによって終了し、
前記少なくとも2個の遊技期間のうち、前記第1の遊技期間の次の第2の遊技期間が、前記投入可能数が0になる前に、前記会員用記憶媒体が前記関連機器に挿入されることによって開始される場合には、
遊技者が同一であると判定するための条件を含む、
請求項4の遊技者数管理装置。 - 前記所定の判定条件は、
前記少なくとも2個の遊技期間のうちの第1の遊技期間が、前記投入可能数が1以上である間に、前記関連機器に挿入されている前記会員用記憶媒体が前記関連機器から排出されることによって終了し、
前記少なくとも2個の遊技期間のうち、前記第1の遊技期間の次の第2の遊技期間が、前記投入可能数が0になる前に、前記関連機器に対して入金が行われることによって開始される場合には、
遊技者が同一であると判定するための条件を含む、
請求項4の遊技者数管理装置。 - 前記遊技者数管理装置は、さらに、
前記遊技機に関連する関連機器の所定期間の稼働履歴を示す履歴情報を収集する収集手段を備えており、
前記特定手段は、前記所定期間の前記履歴情報が収集された後に、前記所定期間の前記履歴情報と、前記所定の期間決定条件と、を利用して、前記N個の遊技期間を特定する、
請求項1から7のいずれか1項の遊技者数管理装置。 - 前記遊技者数管理装置は、さらに、
前記遊技者数管理装置のユーザに、前記所定の期間決定条件を変更することを許容する第1の変更許容手段を備え、
前記特定手段は、さらに、前記所定期間の前記履歴情報と、変更後の期間決定条件と、を利用して、M個(前記Mは2以上の整数)の遊技期間を特定し、
前記算出手段は、さらに、前記M個の遊技期間に前記遊技機で遊技を行なった遊技者の数である第2の遊技者数を算出する、
請求項8の遊技者数管理装置。 - 前記遊技者数管理装置は、さらに、
前記遊技者数管理装置のユーザに、前記所定の判定条件を変更することを許容する第2の変更許容手段を備え、
前記判定手段は、さらに、変更後の判定条件に従って、前記N個の遊技期間のうちの少なくとも2個の遊技期間に前記遊技機で遊技を行なった遊技者が同一であるのか否かを判定し、
前記算出手段は、さらに、前記変更後の判定条件に従った前記判定の結果を利用して、前記N個の遊技期間に前記遊技機で遊技を行なった遊技者の数である第3の遊技者数を算出する、
請求項8又は9の遊技者数管理装置。 - 遊技機で遊技を行った遊技者の数を管理する遊技者数管理装置のためのコンピュータプログラムであって、
遊技者数管理装置に搭載されるコンピュータに、以下の各ステップ、即ち、
前記遊技機で遊技が行われたN個(前記Nは2以上の整数)の遊技期間を特定する特定ステップであって、前記N個の遊技期間のそれぞれは、所定の開始条件と所定の終了条件とを含む所定の期間決定条件に従って決定される期間である、前記特定ステップと、
前記N個の遊技期間に前記遊技機で遊技を行なった遊技者の数である第1の遊技者数を算出する算出ステップと、を実行させ、
前記算出ステップでは、
所定の判定条件に従って、前記N個の遊技期間のうちの少なくとも2個の遊技期間に前記遊技機で遊技を行なった遊技者が同一であるのか否かを判定する判定ステップを実行し、
前記算出ステップでは、前記所定の判定条件に従った前記判定の結果を利用して、前記第1の遊技者数を算出する、
コンピュータプログラム。
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