JP2015080374A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015080374A
JP2015080374A JP2013217522A JP2013217522A JP2015080374A JP 2015080374 A JP2015080374 A JP 2015080374A JP 2013217522 A JP2013217522 A JP 2013217522A JP 2013217522 A JP2013217522 A JP 2013217522A JP 2015080374 A JP2015080374 A JP 2015080374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power conversion
power
conversion unit
plate
heat sink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013217522A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6218071B2 (ja
Inventor
篤志 中本
Atsushi Nakamoto
篤志 中本
晃 吉武
Akira Yoshitake
晃 吉武
康弘 松田
Yasuhiro Matsuda
康弘 松田
昂洋 吉松
Takahiro Yoshimatsu
昂洋 吉松
佐野 嘉彦
Yoshihiko Sano
嘉彦 佐野
恵太 北出
Keita Kitade
恵太 北出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013217522A priority Critical patent/JP6218071B2/ja
Publication of JP2015080374A publication Critical patent/JP2015080374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6218071B2 publication Critical patent/JP6218071B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】組み立て時の作業性を向上させることができる電力変換装置を提供する。
【解決手段】電力変換装置1は、第1の電力変換部5と第2の電力変換部6とヒートシンク71〜73と本体2(筐体)とを備える。第1の電力変換部5は、電力供給装置応じた個数の変換部を有し、変換部毎に直流と直流との間で電力変換を行う。具体的には、第1の電力変換部5は、太陽電池に接続される第1の変換部51と、2台(2系統)の蓄電池それぞれに接続される2つの第2の変換部52とで構成される。第2の電力変換部6は、第1の電力変換部5と系統電源との間に設けられ、直流と交流との間で電力変換を行う。そして、第1の変換部51にはヒートシンク71が設けられ、2つの第2の変換部52それぞれにはヒートシンク72が設けられ、第2の電力変換部6にはヒートシンク73が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換装置に関するものである。
従来、太陽電池や蓄電池などの電力供給装置と系統電源との間で電力変換する電力変換ユニットを筐体に収納した電力変換装置がある(例えば、特許文献1参照)。電力変換ユニットは、電力供給装置に接続され直流と直流との間で電力変換する第1の電力変換部と、第1の電力供給部と系統電源との間に接続され、直流と交流との間で電力変換する第2の電力変換部を備える。
特開2013−090456号公報
しかし、従来では、第1の電力変換部と第2の電力変換部とが一体に構成され、1つのヒートシンクが設けられていた。そのため、一体に構成された電力変換部のサイズが大きくなり、組み立て時の作業性が低下していた。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、組み立て時の作業性を向上させることができる電力変換装置を提供することにある。
本発明の電力変換装置は、電力供給装置に応じた個数の変換部を有し、前記変換部毎に直流と直流との間で電力変換を行う第1の電力変換部と、前記第1の電力変換部と系統電源との間に設けられ、直流と交流との間で電力変換を行う第2の電力変換部と、前記第1の電力変換部および前記第2の電力変換部それぞれに設けられ、前記電力供給装置の種類毎または前記変換部毎に独立したヒートシンクと、前記第1の電力変換部および前記第2の電力変換部が並べて設けられる筐体とを備えることを特徴とする。
この電力変換装置において、前記電力供給装置は、太陽電池と蓄電池であり、前記第1の電力変換部は、前記太陽電池に接続される第1の変換部と、前記蓄電池に接続される第2の変換部とで構成されることが好ましい。
この電力変換装置において、前記第1の変換部と前記第2の変換部と前記第2の電力変換部とが上下方向に並べて設けられ、前記第1の変換部が最も上に設けられることが好ましい。
以上説明したように、本発明では、第1の電力変換部と第2の電力変換部それぞれに別体のヒートシンクが設けられ、さらに電力供給装置の種類毎または変換部毎にヒートシンクが独立している。したがって、第1,第2の電力変換部を一体に構成する場合に比べて個々のサイズが小さくなり、個々の質量も小さくなる。したがって、組み立て時の作業性を向上させることができるという効果がある。
実施形態において、第1,第2の電力変換部の配置を示す本体の正面図である。 実施形態において、第1,第2の電力変換部の配置示すを本体の断面図である。 実施形態において、カバーを外した状態を示す本体の正面図である。 実施形態の全体を示す電力変換装置の正面図である。 実施形態において、カバーを外した状態を示す電力変換装置の正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
本実施形態の電力変換装置1(図4参照)は、屋外に設置され、太陽電池と蓄電池との少なくとも一方が出力する直流電力を交流電力に変換して、電気負荷(例えば照明器具など)に電力を供給する。太陽電池と蓄電池とに由来する電力は、系統電源から受電しているときは系統に連系し、系統電源が停電しているときには自立端子から電気負荷に出力される。さらに、系統電源,太陽電池に由来する電力は、蓄電池の充電に用いることも可能である。
本実施形態の電力変換装置1の外観正面図を図4、カバー22,カバー32を外した状態の正面図を図5に示す。なお、図4における上下左右を上下左右方向、上下左右に直交する図の手前方向を前方向、上下左右に直交する図の奥方向を後方向と規定して、以下説明する。
本実施形態の電力変換装置1の外郭は、本体2(筐体)と、本体2が上に載せられるベース3とで構成されている。本体2は、前面に開口23を有する矩形箱状のボディ21と、開口23を塞ぐカバー22とで構成されている。ベース3は、前面に開口33を有する矩形箱状のボディ31と、開口33を塞ぐカバー32とで構成されている。
図3に示すように、ボディ21は、矩形状の背板211と、背板211の各端(上端,下端,左端,右端)から前方向に突出した矩形状の側板(上板212,下板213,左板214,右板215)とを有し、前面に矩形状の開口23が形成されている。このボディ21の内部に、電力変換ユニット4が収納されている。電力変換ユニット4は、電力変換装置1の外部に設けられた太陽電池(図示なし)と蓄電池(図示なし)との少なくとも一方が接続される。また、電力変換ユニット4は、屋内に設置された分電盤のブレーカ(図示なし)または、ベース3に収納された切替ユニット34に設けられたブレーカ35を介して、電気負荷に接続される。そして、電力変換ユニット4は、太陽電池,蓄電池に由来する直流電力を交流電力に変換し、変換した交流電力を電気負荷に供給する。さらに電力変換ユニット4は、太陽電池の発電電力および系統電源(商用電源)からの供給電力を用いて蓄電池を充電する機能および、太陽電池の発電電力を系統電源に逆潮流させて売電する機能も有する。
ベース3には、切替ユニット34と、トランス36が収納されている。切替ユニット34は、停電時において、ブレーカ35を介して接続された電気負荷に対して太陽電池,蓄電池の発電電力を供給する自立運転モードに切り替える機能を有する。トランス36は、太陽電池,蓄電池に由来する電力から生成された交流電圧を2線式から3線式に変換する。これにより、切替ユニット34は、片側100Vの単相三線出力することができ、停電時において、200V対応の電気負荷を自立運転モードで駆動させることができる。
次に、電力変換ユニット4の構成について図3を用いて説明する。電力変換ユニット4は、ボディ21の背板211に固定されている。電力変換ユニット4は、太陽電池に接続される太陽電池接続端子411と、蓄電池に接続される蓄電池接続端子412と、系統電源に接続される系統電源接続端子413と、切替ユニット34に接続される自立出力端子414とを備える。太陽電池接続端子411は、電力変換ユニット4の左端の上部において上下方向1列に設けられており、1〜5モジュールの太陽電池が接続可能となる。蓄電池接続端子412は、電力変換ユニット4の左端の上下方向中央部において上下方向に並んで2組設けられており、1〜2台の蓄電池が接続可能となる。系統電源接続端子413と自立出力端子414とは一体に構成され、電力変換ユニット4の左端の下部において上下方向1列に設けられている。
また、電力変換ユニット4は、屋内に設けられたリモコン(図示なし)に接続される通信端子415を備える。通信端子415は、電力変換ユニット4の右下の隅に設けられている。リモコンは、電力変換ユニット4の設定や、太陽電池の発電電力、蓄電池の残容量の確認などを行うことができる。各端子(太陽電池接続端子411,蓄電池接続端子412,系統電源接続端子413,自立出力端子414,通信端子415)に接続される配線は、ボディ21の下板213に形成された孔を介してベース3から導入される。そのため、電力変換ユニット4とボディ21の下板213との間および、電力変換ユニット4とボディ21の左板214との間には、配線スペースとして空間が設けられている。
そして、電力変換ユニット4は、電力供給装置である太陽電池,蓄電池と系統電源との間で電力変換する第1の電力変換部5と第2の電力変換部6を備える。第1の電力変換部5は、第1の変換部51と第2の変換部52を備える。第1の変換部51は、太陽電池接続端子411を介して太陽電池に接続され、太陽電池が発電する直流電力を所望の直流電力に変換するDC−DC変換回路で構成される。第2の変換部52は、蓄電池接続端子412を介して蓄電池に接続され、直流と直流との間で双方向の電力変換を行うことで蓄電池を充放電する双方向DC−DC変換回路で構成される。第2の電力変換部6は、第1の電力変換部5(第1,第2の変換部51,52)と系統電源との間に設けられ、直流と交流との間で双方向の電力変換を行う双方向インバータ回路で構成される。図1,図2に、電力変換ユニット4のカバー416,417等を外して、第1,第2の電力変換部5,6を露出させた状態を図示し、第1,第2の電力変換部5,6の配置・構成について説明する。
ボディ21の背板211には、第1の基台42と第2の基台43とが取り付けられている。第1の基台42に第1,第2の電力変換部5,6が取り付けられる。第2の基台43に、太陽電池接続端子411,蓄電池接続端子412,系統電源接続端子413,自立出力端子414が取り付けられる。
第1の基台42は、前面が開口し上下方向に連続する溝を形成している。そして、第1の基台42は、後述する第2の基台43の右側において、ボディ21の上板212,下板213,右板215から離れた位置に配置され、ボディ21の背板211に固定されている。第1の基台42は、上下方向に長く形成された矩形状の背板421と、背板421の左右両端から前方向に突出した左板422,右板423と、左板422の前端から左方向に突出した鍔部424と、右板423の前端から右方向に突出した鍔部425とを備える。また、背板421の下端には、2台のファン44が左右方向に並べて配置されている。
そして、第1の基台42の前面の開口を塞ぐように4つのヒートシンク71〜73が上下方向に並べて鍔部424,425に取り付けられる。各ヒートシンク71〜73は、第1の基台42の背板421と対向し後述する実装基板が取り付けられる板部74と、板部74の後面から突出した複数の板で構成され、上下方向に形成された複数のスリットを有する放熱部75を有する(図2参照)。
より具体的に説明すると、一番上側に配置されたヒートシンク71の板部74の前面には、第1の変換部51を構成する3枚の実装基板511が上下方向に並べて設けられている。各実装基板511に実装される部品(スイッチングモジュール512,コンデンサ等)によって、DC−DC変換回路を構成している。なお、比較的発熱量が大きいスイッチングモジュール512は、実装基板511の後面においてヒートシンク71に接触するように実装されている。スイッチングモジュール512がヒートシンク71に接触することで、スイッチングモジュール512の放熱性を確保することができる。また、1枚の実装基板511でDC−DCコンバータ回路を2回路構成可能であり、2台の太陽電池の出力を直流−直流変換することができる。したがって、3枚の実装基板511を用いて1〜5台の太陽電池に対応することができる。このように、第1の変換部51は、5回路のDC−DC変換回路を有しており、ヒートシンク71が設けられている。
また、ヒートシンク71の下側には2枚のヒートシンク72が上下方向に並べて配置されている。各ヒートシンク72の板部74の前面には、第2の変換部52を構成する実装基板521が設けられている。実装基板521に実装される部品(スイッチングモジュール522,コンデンサ等)によって、双方向DC−DC変換回路を構成している。なお、比較的発熱量が大きい4つのスイッチングモジュール522は、実装基板521の後面においてヒートシンク72に接触するように実装されている。スイッチングモジュール522がヒートシンク72に接触することで、スイッチングモジュール522の放熱性を確保することができる。また、実装基板521を2枚備えることで、双方向DC−DCコンバータ回路を2回路構成可能であり、2台(2系統)の蓄電池を充放電することができる。このように、双方向DC−DCコンバータ回路を有する第2の変換部52を2つ備え、それぞれにヒートシンク72が設けられている。
また、一番下側に配置されたヒートシンク73の板部74の前面には、第2の電力変換部6を構成する2枚の実装基板61,62が左右方向に並べて設けられている。そして、実装基板61,62に実装される部品(スイッチングモジュール611,コンデンサ等)によって、双方向インバータ回路を構成している。なお、比較的発熱量が大きい2つのスイッチングモジュール611は、実装基板61の後面においてヒートシンク73に接触するように実装されている。スイッチングモジュール611がヒートシンク73に接触することで、スイッチングモジュール611の放熱性を確保することができる。このように、双方向インバータ回路を有する第2の電力変換部6には、ヒートシンク73が設けられている。
また、第1の基台42の下端に設けられたファン44によって、各ヒートシンク71〜73の放熱部75のスリットに沿った空気が流れることで、ヒートシンク71〜73による部品の放熱性がより向上する。
このように、第1の電力変換部5は、太陽電池に接続される第1の変換部51と、2台(2系統)の蓄電池それぞれに接続される2つの第2の変換部52とで構成される。そして、第1の変換部51を構成する3枚の実装基板511にはヒートシンク71が設けられ、2つの第2の変換部52を構成する実装基板521それぞれにはヒートシンク72が設けられる。また、第2の電力変換部6を構成する実装基板61,62にはヒートシンク73が設けられる。すなわち、第1の電力変換部5(第1の変換部51,第2の変換部52)と第2の電力変換部6とは、それぞれが独立した別体のヒートシンクが設けられ、本体2のボディ21に並べて設けられる。
また、第2の基台43は、後台431と第1〜第3の取付板432〜434とで構成される。後台431は、上下方向に長い矩形板状に形成されおり、第1の基台42の左側において、ボディ21の上板212,下板213,左板214から離れた位置に配置され、ボディ21の背板211に固定されている。後台431には、第1の取付板432と第2の取付板433と第3の取付板434が上下方向に並んで設けられる。また、後台431の下端には、2台のファン44が左右方向に並べて配置されている。
第1の取付板432は、矩形状の前板4321と、前板4321の左端から後方向に突出した側板4322と、側板4322の後端から左方向に突出し後台431に固定される鍔部4323とで構成されている。前板4321は、後台431と前後方向に離れており、後台431の前方を覆っている。また、前板4321の左端に太陽電池接続端子411(図3参照)が取り付けられる。
第2の取付板433は、矩形状の前板4331と、前板4331の左端から後方向に突出した側板4332と、側板4332の後端から左方向に突出し後台431に固定される鍔部4333とで構成されている。前板4331は、後台431と前後方向に離れており、後台431の前方を覆っている。また、前板4331の左端に蓄電池接続端子412(図3参照)が取り付けられる。
第3の取付板434は、矩形状の前板4341と、前板4341の左端から後方向に突出した側板4342と、側板4342の後端から左方向に突出し後台431に固定される鍔部4343とで構成されている。前板4341は、後台431と前後方向に離れており、後台431の前方を覆っている。なお、前板4341の左右方向の寸法は、後台431の左右方向の寸法よりも短く形成されており、前板4341は、後台431の下部における左端付近のみを覆っている。そして、前板4341は、左端に系統電源接続端子413,自立出力端子414(図3参照)が取り付けられる。
また、後台431には、第1,第2の電力変換部5,6を構成する回路部品のうち、比較的発熱量が大きい発熱部品の1つであるコイルが設けられている。後台431における、第1の取付板432の前板4321と対向する位置には、太陽電池接続端子411に接続されるフィルタ回路のコイル(図示なし)や、DC−DCコンバータ回路のコイル(図示なし)が配置されている。また、後台431における、第2の取付板433の前板4331と対向する位置には、蓄電池接続端子412に接続されるフィルタ回路のコイル(図示なし)や、双方向DC−DCコンバータ回路のコイル(図示なし)が配置されている。また、後台431における、第3の取付板434の側板4342の右側の位置には、双方向インバータ回路と系統電源接続端子413,自立出力端子414との間に接続される出力用リアクトル45が配置されている。すなわち、後台431には、電力変換ユニット4を構成する部品のうち、比較的発熱量およびサイズが大きい大型コイル(出力用リアクトル45を含む)が配置されている。なお、後台431には、大型コイル以外の部品も配置されている。そして、後台431の下端に設けられたファン44によって、後台431に沿った空気が流れることで、大型コイル(出力用リアクトル45を含む)の放熱性を確保することができる。
このように、本実施形態の電力変換装置1は、第1の電力変換部5と第2の電力変換部6とヒートシンク71〜73と本体2(筐体)とを備える。第1の電力変換部5は、電力供給装置に応じた個数の変換部を有し、変換部毎に直流と直流との間で電力変換を行う。具体的には、第1の電力変換部5は、太陽電池に接続される第1の変換部51と、2台(2系統)の蓄電池それぞれに接続される2つの第2の変換部52とで構成される。第2の電力変換部6は、第1の電力変換部5と系統電源との間に設けられ、直流と交流との間で電力変換を行う。そして、第1の変換部51にはヒートシンク71が設けられ、2つの第2の変換部52それぞれにはヒートシンク72が設けられ、第2の電力変換部6にはヒートシンク73が設けられる。すなわち、ヒートシンク(ヒートシンク71〜73)は、第1の電力変換部5および第2の電力変換部6それぞれに設けられ、さらに電力供給装置の種類(太陽電池,蓄電池)毎または変換部(第1,第2の変換部51,52)毎に独立している。
したがって、第1の変換部51とヒートシンク71とが一体に構成され、第2の変換部52とヒートシンク72とが一体に構成され、第2の電力変換部6とヒートシンク73とが一体に構成されている。すなわち、第1の電力変換部5(第1,第2の変換部51,52)および第2の電力変換部6は、それぞれが別体に構成されているので、一体に構成する場合に比べてサイズが小型化し、かつ質量が軽減する。これにより、電力変換装置1を組み立てる際における作業性が向上する。また、第1の電力変換部5(第1,第2の変換部51,52)および第2の電力変換部6のいずれかが故障した場合、故障した変換部のみを交換することができ、さらに交換する変換部のサイズも小さいので、作業効率が向上する。
また、第1の電力変換部5は、電力供給装置の種類(太陽電池,蓄電池)に応じて第1の変換部51と第2の変換部52とに分けられ、さらに蓄電池の系統(台数)に応じて第2の変換部52が2つ設けられている。そして、第1,第2の変換部51,52それぞれに、独立した別体のヒートシンク(ヒートシンク71,72)が設けられている。したがって、第1,第2の変換部51,52それぞれの電力容量に応じたサイズのヒートシンク71,72を採用することができる。したがって、太陽電池は1モジュール当たりの電力容量が比較的小さいので、太陽電池5モジュール分のDC−DCコンバータ回路がまとめてヒートシンク71に取り付けられている。また、蓄電池は1台当たりの電力容量が比較的大きいので、1つの双方向DC−DCコンバータ回路ごとにヒートシンク72が取り付けられている。
なお、本実施形態では、各変換部(第1,第2の変換部51,52,第2の電力変換部6)それぞれに1つのヒートシンクが設けられているが、複数のヒートシンクが設けられていてもよい。
また、電力変換ユニット4を収納する本体2は、ベース3を台として兼用しているので、地面から電力変換ユニット4までの距離が確保され、電力変換ユニット4が水没する可能性が低減する。
さらに、上下方向に並べて設けられた第1の電力変換部5(第1,第2の変換部51,52),第2の電力変換部6のうち、太陽電池に接続される第1の変換部51が最も上に配置されている。また、上下方向に並べて設けられた太陽電池接続端子411,蓄電池接続端子412,系統電源接続端子413,自立出力端子414のうち、太陽電池接続端子411が最も上に配置されている。一般的に、太陽電池は発電を停止する機能を有していないので、太陽電池に接続される第1の変換部51および太陽電池接続端子411が水没した場合、太陽電池が故障するおそれがある。しかし、本実施形態では、第1の変換部51および太陽電池接続端子411が最も上に配置されているので、これらが水没する可能性がより低減し太陽電池の故障を防止することができる。
また、電力変換装置1は、本体2とベース3とで構成されているので、本体2,ベース3それぞれの重量は、本体2とベース3とを一体に構成する場合に比べて軽くなるので、設置する際の作業性が向上する。
1 電力変換装置
2 本体(筐体)
21 ボディ
4 電力変換ユニット
5 第1の電力変換部
51 第1の変換部
52 第2の変換部
6 第2の電力変換部
71〜73 ヒートシンク

Claims (3)

  1. 電力供給装置に応じた個数の変換部を有し、前記変換部毎に直流と直流との間で電力変換を行う第1の電力変換部と、
    前記第1の電力変換部と系統電源との間に設けられ、直流と交流との間で電力変換を行う第2の電力変換部と、
    前記第1の電力変換部および前記第2の電力変換部それぞれに設けられ、前記電力供給装置の種類毎または前記変換部毎に独立したヒートシンクと、
    前記第1の電力変換部および前記第2の電力変換部が並べて設けられる筐体とを備える
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記電力供給装置は、太陽電池と蓄電池であり、
    前記第1の電力変換部は、
    前記太陽電池に接続される第1の変換部と、
    前記蓄電池に接続される第2の変換部とで構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記第1の変換部と前記第2の変換部と前記第2の電力変換部とが上下方向に並べて設けられ、前記第1の変換部が最も上に設けられる
    ことを特徴する請求項2記載の電力変換装置。
JP2013217522A 2013-10-18 2013-10-18 電力変換装置 Active JP6218071B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013217522A JP6218071B2 (ja) 2013-10-18 2013-10-18 電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013217522A JP6218071B2 (ja) 2013-10-18 2013-10-18 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015080374A true JP2015080374A (ja) 2015-04-23
JP6218071B2 JP6218071B2 (ja) 2017-10-25

Family

ID=53011340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013217522A Active JP6218071B2 (ja) 2013-10-18 2013-10-18 電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6218071B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102064110B1 (ko) * 2019-04-12 2020-01-08 한전케이피에스 주식회사 구조 변경이 가능한 인버터 스택

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004087711A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Toshiba Corp 強制風冷式電力変換装置
JP2006304522A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Mitsubishi Electric Corp パワーユニット装置及び電力変換装置
JP2009060779A (ja) * 2007-08-08 2009-03-19 Panasonic Corp 燃料電池の電力変換装置
JP2012222908A (ja) * 2011-04-06 2012-11-12 Kyocera Corp 電力変換装置、電力制御システム、及び電力制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004087711A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Toshiba Corp 強制風冷式電力変換装置
JP2006304522A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Mitsubishi Electric Corp パワーユニット装置及び電力変換装置
JP2009060779A (ja) * 2007-08-08 2009-03-19 Panasonic Corp 燃料電池の電力変換装置
JP2012222908A (ja) * 2011-04-06 2012-11-12 Kyocera Corp 電力変換装置、電力制御システム、及び電力制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102064110B1 (ko) * 2019-04-12 2020-01-08 한전케이피에스 주식회사 구조 변경이 가능한 인버터 스택

Also Published As

Publication number Publication date
JP6218071B2 (ja) 2017-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5141815B1 (ja) 電力変換装置
EP3592122B1 (en) Inverter device
JP5999308B2 (ja) パワーコンディショナ
JP6019991B2 (ja) 電力変換装置
JP6032460B2 (ja) パワーコンディショナ
KR101557415B1 (ko) 휴대용 충방전 장치
JP6218071B2 (ja) 電力変換装置
JP2015012094A (ja) 電気機器
JP2014103807A (ja) 電力変換装置
US10524393B2 (en) Multi-module electrical system containing with an integral air duct
JP2012244769A (ja) 集電箱
JP2017005027A (ja) 収納箱及び蓄電装置
JP2019176534A (ja) 蓄電池システム
KR101906704B1 (ko) 전력변환장치
JP2018174611A (ja) 電力変換装置
JP2018174610A (ja) 電力変換装置
JP6964217B2 (ja) 電力変換装置
KR101892817B1 (ko) 전력변환장치
JP6501172B2 (ja) 電力変換装置
JP6448402B2 (ja) 太陽光発電用接続箱
JP2022179369A (ja) 電力変換装置
JP6441427B2 (ja) 電力変換装置
JP2003333864A (ja) 電源装置
JP2016192899A (ja) パワーコンディショナ
JP6846597B2 (ja) コンバータ装置および電力変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170530

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170731

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170915

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6218071

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151