JP2015079254A5

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Publication number: JP2015079254A5
Application number: JP2014225988A
Authority: JP
Filing date: 2014-11-06
Publication date: 2015-06-25
Anticipated expiration: 2032-05-11

Claims

偏光フィルムと、当該偏光フィルムに設けられた粘着剤層を有する粘着剤層付偏光フィルムの製造方法であって、
二色性物質を配向させたポリビニルアルコール系樹脂からなる連続ウェブの偏光膜であって、熱可塑性樹脂基材に製膜されたポリビニルアルコール系樹脂層を含む積層体を空中補助延伸とホウ酸水中延伸とからなる２段延伸工程で延伸することにより得られた厚みが１０μｍ以下の偏光子を準備する工程、
前記厚みが１０μｍ以下の偏光子の片側または両側に透明保護フィルムを貼合わせる工程により偏光フィルムを得る工程、並びに
前記偏光フィルムの少なくとも片面に、（メタ）アクリル系ポリマー（Ａ）およびイオン性化合物（Ｂ）を含有する粘着剤組成物によって粘着剤層を形成する工程を含むことを特徴とする粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
イオン性化合物（Ｂ）が、アルカリ金属塩及び／または有機カチオン−アニオン塩であることを特徴とする請求項１記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
（メタ）アクリル系ポリマー（Ａ）１００重量部に対して、イオン性化合物（Ｂ）を０．０００１〜５重量部含有することを特徴とする請求項１または２記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
（メタ）アクリル系ポリマー（Ａ）が、モノマー単位として、アルキル（メタ）アクリレートおよびヒドロキシル基含有モノマーを含有することを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
（メタ）アクリル系ポリマー（Ａ）が、モノマー単位として、アルキル（メタ）アクリレートおよびカルボキシル基含有モノマーを含有することを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
前記粘着剤組成物が、さらに、架橋剤を含有することを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
架橋剤（Ｃ）は、（メタ）アクリル系ポリマー（Ａ）１００重量部に対して、０．０１〜２０重量部含有することを特徴とする請求項６記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
架橋剤（Ｃ）が、イソシアネート系化合物および過酸化物から選ばれるいずれか少なくとも１種であることを特徴とする請求項６または７記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
（メタ）アクリル系ポリマー（Ａ）１００重量部に対して、さらに、シランカップリング剤（Ｄ）を０．００１〜５重量部含有することを特徴とする請求項１〜８のいずれかに記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
（メタ）アクリル系ポリマー（Ａ）の重量平均分子量が、５０万〜３００万であることを特徴とする請求項１〜９のいずれかに記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
偏光フィルムと、粘着剤層の間に、易接着層を有することを特徴とする請求項１〜１０のいずれかに記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
熱可塑性樹脂基材が、非晶性エステル系熱可塑性樹脂基材であることを特徴とする請求項１〜１１のいずれかに記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
偏光子が、単量体透過率をＴ、偏光度をＰとしたとき、Ｐ＞−（１０ ^{０．９２９Ｔ−４２．４} −１）×１００（ただし、Ｔ＜４２．３）、およびＰ≧９９．９（ただし、Ｔ≧４２．３）の条件を満足する光学特性を有することを特徴とする請求項１〜１２のいずれかに記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
粘着剤層を形成する工程が、セパレータフィルム上に形成した粘着剤層を、偏光フィルムに転写することより行うことを特徴とする請求項１〜１３のいずれかに記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。
厚みが１０μｍ以下の偏光子を準備する工程後に、前記厚みが１０μｍ以下の偏光子から熱可塑性樹脂基材を剥離する工程を含むことを特徴とする請求項１〜１４のいずれかに記載の粘着剤層付偏光フィルムの製造方法。