JP2015079249A - デュアル・エンド光ファイバ経路 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバ・ターンアラウンドを提供する。【解決手段】光ファイバ・ターンアラウンド10において、第1及び第2の光ファイバ・コア21、22が、それら第1及び第2の光ファイバ・コア21、22の近位端24と遠位端25との間の透過軸に沿って光を双方向的に透過させるように構成される。リフレクタ30が、第1及び第2の光ファイバ・コア21、22の遠位端25に位置決めされる。第1のコア21と、第2のコア22と、リフレクタ30とは、双方向ルーティング経路を提供するように構成されており、光エネルギが、第1及び第2のコア21、22の一方の近位端24からリフレクタ30に向かう方向に移動し、リフレクタ30から第1及び第2のコア21、22の他方に沿って戻る方向に移動する。【選択図】図3

Description

<関連出願の相互参照>
本出願は、2013年10月17日に出願された米国仮特許出願第61/891,948号の優先権の利益を主張するものであり、この米国仮特許出願は、本出願の譲受人が有しており、その全体が参照によって本明細書に組み入れられる。
本発明は、一般に、光ファイバの分野に関し、特に、ファイバ・ベースのセンサ及び類似のデバイスで用いられる光ファイバ・ターンアラウンド・リフレクタに関する。
分布型温度センサ(DTS)は、長い距離にわたって温度、音響効果もしくは歪みの検出が求められる掘削孔(well bore)の長さに沿った選択された位置における温度、音響効果もしくは歪みを正確に検出及び測定するため、又は他の応用例において、シングル・エンド及びデュアル・エンドの光ファイバをセンサとして用いる、光ファイバ感知デバイスである。デュアル・エンドのインタロゲーション(interrogation)(すなわち、光信号を光ファイバ経路の両端の中に入力し、透過後の結果的な光信号を検出する能力)は、精度改善を含む複数の理由により、そして、露出、時間に依存する水素拡散、及びセンサ・ファイバにおけるスプライシング及びコネクタに関連する誤差の結果として生じる測定誤差の補償に役立てるために、好まれることが多い。
伝統的には、掘削孔の温度感知の応用例では、感知要素は、現在使用中の掘削孔の内部に配置されている直径が小さなステンレス・スチール製の管(典型的には約1/4インチ)の内部に2つの独立な光透過ファイバを設置することによって、実装される。2つの独立なファイバは、2つの透過ファイバの遠位端のそれぞれの間に連続的な光経路を提供する光ファイバを含むターンアラウンド・デバイスによって、センサの遠位端において相互に接続されているそれぞれの光経路を提供する。2つの光ファイバとターンアラウンド・デバイスとは、2つの入力ファイバのいずれかからの光を用いて、刺激されインタロゲーションがなされることが可能な単一の光経路を提供する。
従来技術のターンアラウンド・デバイスは、大型で、扱いにくく、脆弱であるのが典型的である。従来技術のターンアラウンドのために達成可能な最小の直径は、ターンアラウンド・ファイバの光学的及び力学的性質によって制約されている。そのような性質には、例えば、ターンアラウンドの力学的寿命を延長するために制限されている最小の曲げ半径だけでなく、曲げ損失も含まれる。
このように、これらのデバイスを掘削孔の内部に設置することは、問題を含み、致命的であり得る。更に、従来型のターンアラウンド・デバイスの直径は、掘削孔のオペレータに深刻な設置上の制約を課し、掘削孔の感知システムのための技術を進歩させることに対する障害を生じさせる。
米国特許出願第13/045,064号
本発明による光ファイバ・ターンアラウンドでは、第1及び第2の光ファイバ・コアが、それらの第1及び第2の光ファイバ・コアの近位端と遠位端との間の透過軸に沿って光を双方向的に透過させるように構成されている。リフレクタ・コンポーネントが、第1及び第2の光ファイバ・コアの遠位端に配置されている。第1のコアと、第2のコアと、リフレクタ・コンポーネントとは、双方向ルーティング経路を提供するように構成されており、光エネルギが、第1及び第2のコアの一方の近位端からリフレクタ・コンポーネントに向かう方向に移動し、リフレクタ・コンポーネントから第1及び第2のコアの他方に沿って戻る方向に移動する。このアプローチの説明では2つのコア(第1のコア、第2のコア)が用いられているが、本発明の更なる実施形態は、光ファイバの内部に空間的に配列されている2の整数倍の個数のコアを用いることもあり得る。そのようなコアは、リフレクタ・コンポーネントと符合し、その結果として、光の透過のための複数の双方向の経路を生じ、光をシステムの中に透過させるための、及びシステムの中から外へ透過させるための複数の双方向経路が可能になる。
本発明の一実施形態では、リフレクタ・コンポーネントは、マルチコア・ファイバ・セグメントのたがね状の端部として実装され、そこに反射コーティングが適用される。あるいは、リフレクタ・コンポーネントは、2又はそれよりも多くの光ファイバを相互に溶融することによって作成されるマルチコア・ボディの端部に形成されることもあり得る。
本発明の更なる実施形態では、リフレクタ・コンポーネントは、2次屈折率プロファイルを有するグレーデッド・インデックス(GRIN)ファイバ・セグメントの遠位端に反射面を提供することによって、実装される。GRINファイバ・セグメントは、ファイバのピッチの4分の1に等しい長さを有するように構成されていることにより、第1及び第2のコアの一方の遠位端から出る光は、ピッチの半分を移動し、第1及び第2のコアの他方の遠位端の中に合焦される。
本発明の第1の実施形態による光ファイバ・ターンアラウンドの透視図である。 本発明の第1の実施形態による光ファイバ・ターンアラウンドの正面図である。 本発明の第1の実施形態による光ファイバ・ターンアラウンドの側面図である。 本発明の第1の実施形態による光ファイバ・ターンアラウンドの分解側面図である。 本発明の更なる態様による光ファイバ・ターンアラウンドの正面図であって、2つの別個な双方向経路を提供するように構成された4つのファイバ・コアを備えている。 コアが対角方向にペアになっている、4コアのターンアラウンドの図である。 第1及び第2の光ファイバ・コアが第1及び第2のシングルコア・ファイバによって提供されている、本発明の更なる実施形態によるターンアラウンド・デバイスの図である。 図7のターンアラウンド・デバイスの構成の図解である。 図7のターンアラウンド・デバイスの構成の図解である。 図7のターンアラウンド・デバイスの構成の図解である。 MCFセグメントと、2次屈折率プロファイルを有するグレーデッド・インデックス(GRIN)ファイバのセグメントを用いて実装されているリフレクタ要素とを備えている、本発明の更なる態様によるターンアラウンド・デバイスの側面図である。 MCFセグメントと、2次屈折率プロファイルを有するグレーデッド・インデックス(GRIN)ファイバのセグメントを用いて実装されているリフレクタ要素とを備えている、本発明の更なる態様によるターンアラウンド・デバイスの分解側面図である。
本発明は、光ファイバ・センサ又は他の応用例で用いられる、デュアル・エンド光ファイバ経路に関する。本発明のいくつかの態様は、従来技術の寸法的及び構造的な制約を克服する頑丈で小型化されたターンアラウンドを備えたデュアル・エンド光ファイバ経路の構成を提供する。
本発明の一実施形態では、マルチコア・センサ・ファイバの遠位端に、たがね状のリフレクタが提供される。本発明の更なる実施形態では、マルチコア・ファイバに、溶融されたリフレクタが提供される。リフレクタの役割は、光エネルギのために1つのコアから別のコアに至る効率的で双方向のルーティング経路をセンサ・ファイバの遠位端に提供しながら、センサ全体の断面積を最小化することである。単一のファイバに複数のコアを提供し、ターンアラウンド・リフレクタに小さな断面積(例えば、従来技術によるターンアラウンド・デバイスに対する約2.2mmと比較して、約250μm)を提供することにより、センサの遠位端においてファイバの曲げ半径を収容する必要性を完全に排除すると共に、センサのパッケージ・サイズが著しく縮小される。
図1〜図4は、本発明の第1の実施形態による光ファイバ・ターンアラウンド10の
一連の図を示している。図1は透視図を示し、図2〜図4は、正面図、側面図及び分解側面図をそれぞれ示している。
ターンアラウンド10は、共通のクラディング23を通過して延びる第1のコア21と第2のコア22とを有する2コアのマルチコア・ファイバ(MCF)20のセグメントから形成されている。コア21及び22とクラディング23とのそれぞれの屈折率は、その近位端24とその遠位端25との間をMCFセグメント20の長さに沿って光が透過するための第1及び第2の導波管を提供するように構成されている。
MCF20は、この技術分野で既知の技術を用いて製造される。例えば、7コアのMCFの構成は米国特許出願第13/045,064号に記載があるが、この米国特許出願は、本出願の譲受人が有しており、その全体が参照により本明細書に組み入れられる。この米国出願に記載されているMCFは、スタック・アンド・ドロー過程を用いて、1組のコア・ロッドから製造される。完成したMCFは、外側のクラディングの直径が約125μmである。アクリレート(acrylate)・デュアル・コーティング層でコーティングされるときには、MCFは、約250μmの外径を有する。これらの直径は、シングルコア・ファイバの直径と互換性を有する。
図1〜図4に戻ると、経路10において、ターンアラウンド機能が、小型のたがね状のリフレクタ30によって提供されるのであるが、リフレクタ30は、第1のMCFコア21の遠位端に配置されている第1の反射面31と、第2のMCFコア22の遠位端に配置されている第2の反射面32とを備えている。反射面31及び32は、第1及び第2のMCFコア21及び22との関係で、コアの遠位端の間に双方向の反射経路を生じさせるように配置され角度が決められている。
図1〜図4に示されている本発明の実施形態では、反射面31及び32は、平面261(図4)に対して±45°の角度を有し、ファイバ軸26に対して(すなわち、入射光の透過方向に対して)垂直であり、相互に対しては90°の角度を有する。第1及び第2のコア21及び22と、反射面31及び32とは、ファイバの直径27に関して対象な位置を有するように構成されている。他の角度を有する方式及びコア構成も用い得るということに注意すべきである。
リフレクタ30は、この技術分野で既知である複数の方法で構成され得る。例えば、リフレクタは、選択されたMCFセグメントの遠位端を、適切な角度をなす表面28及び29(図4)を提供するように研削及び研磨することによって、形成することが可能である。角度をなす表面28及び29がいったん作製されると、次に、それらは既知の技術を用いて適切な反射性材料でコーティングされる。
ターンアラウンド10において、光は、MCFセグメント20の近位端の中に入力される。第1のMCFコア21に沿って移動する光は、MCF21の遠位端まで透過され、そこで反射面31及び反射面32によって、第2のコア22の遠位端の中へ反射される。反射された光は、次に、検出のために利用可能となる第2のコア22の近位端まで、誘導されて戻る。MCF20の近位端の中に入力される光は、また、第2のコア22に沿って移動できるのであるが、同じ経路に沿って逆方向に移動する。反射された光は、次に、第1のMCFコア21の近位端において、検出のために利用可能である。
リフレクタ30は、MCFセグメント20の端部において、形成されている。従って、その外直径は、MCFセグメントの外直径であり、すなわち、コーティングされた状態で約250μmである。このようにして、本発明は、典型的な直径が約2.2mm程度である従来技術のターンアラウンド・デバイスの寸法的な制限を克服する。
説明している構造は、追加的なコア対と追加的なそれぞれの双方向経路とを収容するように拡張可能である。図5は、2つの別個の双方向経路を提供するように構成されている4つのファイバ・コア41〜44を備えている、本発明の更なる態様による光ファイバ・ターンアラウンド40の正面図を示している。
第1の経路は、コア41及び43を備えている第1のコア対から形成されている。第2の経路は、コア42及び44を備えている第2のコア対から形成されている。リフレクタ・コンポーネントは、コア41及び43の遠位端における第1の反射面51と、コア42及び44の遠位端における第2の反射面52とから形成される。
反射面51及び52は、コア41とコア43との間の第1の反射経路61と、コア42とコア44との間の第2の反射経路62とを提供するように、角度が決められている。反射面51及び52は、ターンアラウンド軸に対して±45°の角度をなしている。更に、コア41及び43と、コア42及び44と、反射面51及び52とは、直径45の周囲に対称的な位置を有するように構成されている。
図6は、4コアのターンアラウンド70を示しており、コア71〜74は、対角方向に対になることにより、コア71及び74で構成される第1の経路91と、コア72及び73からの第2の経路92とを形成している。リフレクタは、第1のコア対71及び74のための第1の対の角度付きの反射面81及び84と、第2のコア対72及び73のための第2の対の角度付きの反射面82及び83とを含む。コア71及び74と、反射面81及び84とは、直径85に関して対称である。コア72及び73と、反射面82及び83とは、直径86に関して対称である。
更に、図6に示されている4コアのターンアラウンド70は、グレーデッド・インデックス(GRIN)ファイバのセグメントを備えたリフレクタを用いて実装され得る。このようなリフレクタについては、図9及び図10との関係で、後述される。
図7は、本発明の更なる実施形態によるターンアラウンド・デバイス100の図面を示しており、第1及び第2の光ファイバ・コアが、第1及び第2のシングルコア・ファイバ110及び120によって提供されている。図8A〜図8Cは、ターンアラウンド・デバイス100の構成を図解している一連の図面である。
図8Aは、各ファイバがそれぞれのコア111及び121を有している、1対のシングルコア・ファイバ110及び120を示している。図8Bでは、ファイバ110及び120の遠位端が相互に溶融され、溶融されたマルチコア・ボディ130を形成している。マルチコア・ボディ130が形成された後では、次に、リフレクタ140が、溶融されたマルチコア・ボディ130を破線131及び132において研削及び研磨することによって、マルチコア・ボディ130の遠位端に形成される。そして、図8Cに示されているように、適切な反射コーティング141が、次に、溶融されたマルチコア・ボディ130の形状が生成された遠位端に適用される。
図8A〜図8Cに図解されているマルチファイバ・アプローチは、例えば上述した図5及び図6に示されているように、各ファイバ対が別個のそれぞれの双方向経路を提供する2つ又はそれよりも多くの対のファイバを含むように、拡張することが可能である。
図9及び図10は、MCFセグメント160と、2次屈折率プロファイルを有するグレーデッド・インデックス(GRIN)ファイバ171のセグメントを用いて実装されたリフレクタ要素170とを備えている、本発明の更なる態様によるターンアラウンド・デバイス150の側面図及び分解側面図をそれぞれ示している。
一般的に言って、図9及び図10に示されているタイプのGRINファイバ・セグメントの長さに沿って移動する光は、既知の周期又は「ピッチ」を有する正弦経路に沿って移動する。光が、GRINファイバを通過してピッチの半分又はその奇数倍に等しい距離を移動すると、光の横断方向の分布(traverse distribution)は180°だけ反転される。
よって、光がGRINファイバ軸からずれた横断方向の位置で(at a transverse location)GRINファイバ・セグメント171に入力される場合であって、かつ、光がGRINファイバ・セグメント171を通過してファイバのピッチの半分又はその奇数倍に等しい距離を移動する場合には、光の横断方向の位置は、GRINファイバ・セグメント171の軸心を通過して反射された元の軸からずれた位置の鏡像である。
ターンアラウンド・デバイス150では、GRINファイバ・セグメント171は、MCFファイバ・セグメントの外直径に等しい外直径を有する。GRINファイバ・セグメント171は、MCFファイバ・セグメントの遠位端面に接続された近位端面172を有する。GRINファイバ・セグメント171は、更に、MCFファイバ・セグメント160とGRINファイバ・セグメント171との透過軸に垂直である平坦な遠位端面173を備えている。GRINファイバの遠位端面173は、適切な反射材料174を用いてコーティングされている。
ターンアラウンド・デバイス150では、MCFセグメント160の第1及び第2のコア161及び162は、半径方向に対称な軸からずれた横断方向位置においてGRINファイバ・セグメント171の中に光を入力するように、構成されている。GRINファイバ・セグメント171は、GRINファイバ・セグメントのピッチの4分の1又はその奇数倍に等しい長さを有するように構成されている。
よって、入力光は、第1又は第2のMCFコア161及び162の一方の遠位端からGRINファイバ・セグメント171に入ると、GRINファイバのピッチの半分又はその奇数倍に等しい距離を反射面174まで移動して戻り、光の横断方向位置を反転させる。反射された光は、第1又は第2のMCFコアの他方の遠位端上で元のサイズに戻り合焦される。以上で説明された構成の全体的な結果は、第1のMCFコア161と第2のMCFコア162との間に双方向経路を生成するということである。
図9及び図10に図解され、上で論じられた溶融されたリフレクタのアプローチは、上で論じられたマルチ経路及びマルチファイバ・アプローチと共に用いることが可能である。
以上の説明は当業者が本発明を実施することを可能にする詳細を含むが、その説明は本質的に例証のためのものであり、これらの教示の利益を有する当業者にはその多くの修正及び変更が明らかであることを認識すべきである。従って、本出願では、本出願に添付されている特許請求の範囲のみによって本発明が定義されること、そして、特許請求の範囲は従来技術によって許容されるのと同程度に広く解釈されるべきであることが意図されている。

Claims (11)

  1. 第1及び第2の光ファイバ・コアであって、前記第1及び第2の光ファイバ・コアの近位端と遠位端との間の透過軸に沿って、光を双方向的に透過させるための第1及び第2の光ファイバ・コアと、
    前記第1及び第2の光ファイバ・コアの前記遠位端に位置決めされたリフレクタ・コンポーネントと、
    を備えており、前記第1のコアと、前記第2のコアと、前記リフレクタ・コンポーネントとは、双方向ルーティング経路を提供するように構成され、光エネルギが、前記第1及び第2のコアの一方の前記近位端から前記リフレクタ・コンポーネントに向かう方向に移動し、前記リフレクタ・コンポーネントから前記第1及び第2のコアの他方に沿って戻る方向に移動する、光ファイバ・ターンアラウンド。
  2. 前記第1及び第2の光ファイバ・コアが、マルチコア・ファイバ・セグメントのそれぞれのコアである、請求項1に記載の光ファイバ・ターンアラウンド。
  3. 前記第1及び第2の光ファイバ・コアが、第1及び第2の光ファイバ・セグメントのそれぞれのコアである、請求項1に記載の光ファイバ・ターンアラウンド。
  4. 前記第1及び第2の光ファイバ・セグメントの前記遠位端が、マルチコア・ボディを形成するように相互に溶融されており、前記リフレクタが、前記マルチコア・ボディの前記遠位端に形成されている、請求項3に記載の光ファイバ・ターンアラウンド。
  5. 各一致コア対がそれぞれの第1のコアとそれぞれの第2のコアとを備えている複数の一致コア対を備えており、
    前記複数の一致コア対と前記リフレクタとは、複数の双方向ルーティング経路を提供するように構成され、前記複数の双方向ルーティング経路は、それぞれが、それぞれの一致コア対に対応している、請求項1に記載の光ファイバ・ターンアラウンド。
  6. 前記ターンアラウンド・コンポーネントは、前記第1のコアの前記遠位端における第1の反射面と前記第2のコアの前記遠位端における第2の反射面とを備えており、
    前記第1及び第2の反射面は、前記第1のコアと前記第2のコアとの間に双方向経路を形成するように、前記第1及び第2のコアに対して、及び、前記第1及び第2の反射面の相互に対して、角度をなしている、請求項1に記載の光ファイバ・ターンアラウンド。
  7. 前記第1及び第2の反射面は、それぞれ、前記光ファイバ・セグメントの透過軸に対してプラスマイナス45度の角度をなしている、請求項6に記載の光ファイバ・ターンアラウンド。
  8. 前記第1及び第2の反射面が、反射性材料を用いてコーティングされているそれぞれの外側面を有するそれぞれの第1及び第2の角度付きファセットを、前記光ファイバ・セグメントの前記遠位端に備えている、請求項6に記載の光ファイバ・ターンアラウンド。
  9. 前記第1及び第2の反射性の角度付きファセットが、前記ファイバ・セグメントの前記遠位端のたがね状部分の平坦な部分を備えている、請求項8に記載の光ファイバ・ターンアラウンド。
  10. 前記ターンアラウンド・リフレクタが、前記ファイバの・セグメントの前記遠位端に接続されたグレーデッド・インデックス・ファイバ・セグメントを備えており、
    前記グレーデッド・インデックス・ファイバ・セグメントは、反射性端面を有し、
    グレーデッド・インデックス・ファイバの屈折率プロファイルと前記内部的反射性の端面の位置とは、前記第1及び第2の導波管の一方から出る光が前記第1及び第2の導波管の他方の中へ導かれ合焦されるように構成されている、請求項1に記載の光ファイバ・ターンアラウンド。
  11. 前記グレーデッド・インデックス・ファイバは、選択されたピッチを有する2次屈折率分布を有し、
    前記グレーデッド・インデックス・ファイバは、その4分の1ピッチの奇数倍に等しい長さを有し、
    前記グレーデッド・インデックス・ファイバ・セグメントの前記端面は、前記透過軸に垂直な平坦で反射性の面を有し、
    前記第1及び第2のコアの前記遠位端は、前記グレーデッド・インデックス・ファイバ・セグメントの直径に沿って位置合わせがなされ、前記第1及び第2のコアのいずれかの前記遠位端から出る光が前記反射性コーティングによって反射されるように位置決めされていることにより、前記光が、前記グレーデッド・インデックス・ファイバ・セグメントのピッチの半分の奇数倍に等しい長さを有する光学経路の全体を移動して、前記第1及び第2のコアの他方の前記遠位端上に合焦される、請求項10に記載の光ファイバ・ターンアラウンド。
JP2014210886A 2013-10-17 2014-10-15 デュアル・エンド光ファイバ経路 Pending JP2015079249A (ja)

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