JP2015078454A - 繊維機械の設定比較装置、設定比較方法及び表示装置、並びに、自動糸巻取機及び紡績機 - Google Patents

繊維機械の設定比較装置、設定比較方法及び表示装置、並びに、自動糸巻取機及び紡績機 Download PDF

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    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Abstract

【課題】繊維機械に関し、設定内容を容易に比較可能とする。
【解決手段】機台制御装置11は、取得部35と、比較部36と、タッチスクリーン13と、を備えている。取得部35は、糸処理に関する複数の設定項目の各設定内容をひとまとめにして名称(ロット名)を付けた設定セットを取得する。比較部36は、取得部35が取得した複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較する。タッチスクリーン13は、比較部36が比較した結果を報知する。
【選択図】図3

Description

本発明は、繊維機械において、糸処理に関する設定を管理するための構成に関する。
紡績機や自動ワインダなどの繊維機械は、通常、多数の糸処理ユニットを並べて備えた機台を備えている。各糸処理ユニットは、糸を巻取ボビンに巻き取って、パッケージ(糸をボビンに巻き取った状態のもの)を作成するように構成されている。また、前記機台は、前記糸処理ユニットを集中的に管理・制御するための機台制御装置を備えている。繊維機械のオペレータは、機台制御装置を適宜操作することにより、糸処理ユニットにおいて糸を巻き取る際の各種の設定項目を設定できる。各設定項目を適切に設定することにより、所望のパッケージを生産することができる。このような繊維機械は、例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1は、異なる機台間で、設定ファイルを転送できるようにした構成を開示している。さて、オペレータは、複数の設定ファイル同士で、設定内容の相違点を確認したい場合がある。このような場合、従来、オペレータは、比較したい複数の設定ファイルの各設定項目の設定内容を表示画面(ディスプレイ)に並べて表示させ、相違点を目視で確認していた。なお、設定内容を一覧表示する構成は、例えば特許文献2に記載されている。
特開2006−143338号公報 特開2002−87703号公報
しかしながら、設定項目は多数(例えば100以上)用意されるようになっており、画面に並べて表示された設定内容をオペレータが見比べて相違点を確認する手法は、手間がかかるだけでなく、オペレータが相違点を見落すおそれもある。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、設定内容を容易に比較可能な繊維機械の設定比較装置、設定比較方法及び表示装置、並びに、自動糸巻取機及び紡績機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本願発明の第1の観点によれば、繊維機械の設定比較装置が以下のとおり提供される。即ち、この設定比較装置は、取得部と、比較部と、報知部と、を備える。前記取得部は、糸処理に関する複数の設定項目の各設定内容をひとまとめにして名称を付けた設定セットを取得する。前記比較部は、前記取得部が取得した複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較する。前記報知部は、前記比較部が比較した結果を報知する。
以上の構成によれば、比較部が各設定内容同士を比較して、報知部がその結果を報知するので、オペレータは設定内容を比較する負担が軽減され、設定内容の一致・不一致を容易に確認することができる。なお、本願明細書でいう設定セットの「名称」とは、文字列に限らず、記号、数値、その他の識別子など、設定セットに対して付与される何らかの情報であれば良い。
上記の繊維機械の設定比較装置において、前記報知部は、前記比較部が比較した結果を画面に表示する表示部を有していることが好ましい。
これにより、オペレータは、比較結果を視認できる。
上記の繊維機械の設定比較装置において、前記比較部が比較した結果、設定内容が一致していない設定項目があった場合、前記表示部は、前記一致していない設定項目を表示することが好ましい。
これにより、オペレータは、設定内容が一致していない設定項目を容易に把握できる。
上記の繊維機械の設定比較装置において、前記比較部が比較した結果、設定内容が一致していない設定項目が複数あった場合、前記表示部は、前記一致していない複数の設定項目を一覧表示することが好ましい。
これにより、オペレータは、設定内容が一致していない複数の設定項目を容易に把握できる。
上記の繊維機械の設定比較装置において、前記報知部は、前記比較部が比較した結果を音声で報知する音声出力部を有していても良い。
これにより、オペレータは、比較結果を音声で確認できる。
上記の繊維機械の設定比較装置であって、前記比較部が比較する前記設定セットを指定する操作が可能に構成された操作入力部を更に備えることが好ましい。
オペレータは、操作入力部を操作することにより、比較したい設定セットを自由に指定できる。
上記の繊維機械の設定比較装置は、以下のように構成されることが好ましい。即ち、当該設定比較装置は、前記操作入力部の操作を行う操作者(オペレータ)のアクセス権限を判別するアクセス権限判別部を備える。前記報知部は、前記比較部が比較した結果を、前記操作者のアクセス権限に応じて選択的に報知する。
これにより、オペレータのアクセス権限に応じて、当該オペレータに必要な情報のみを報知することができる。
上記の繊維機械の設定比較装置は、以下のように構成することができる。即ち、前記繊維機械は、少なくとも1つの機台を備える。前記比較部は、所定の機台において、異なる名称が付された複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較する。
このように、同一の機台において、設定セット同士を比較できる。
上記の繊維機械の設定比較装置は、以下のように構成することもできる。即ち、前記繊維機械は、複数の機台を備える。前記比較部は、異なる機台間で、前記設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較する。
このように、異なる機台間で設定セットを比較することもできる。
上記の繊維機械の設定比較装置において、前記比較部は、異なる機台間で、同一の名称が付された複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較することが好ましい。
異なる機台間で、同一の名称が付いた複数の設定セット同士を比較するので、同一の名称が付いているにもかかわらず設定内容が異なる場合を確実に検出できる。これにより、機台間で設定内容が異なっていることに気付かずに意図とは異なるパッケージが作成されてしまうことを防止できる。
上記の繊維機械の設定比較装置は、以下のように構成されることが好ましい。即ち、前記繊維機械は、複数の機台を備え、各機台は互いに通信可能に構成される。前記報知部は、各機台に設けられている。
このように、報知部を機台ごとに設けることにより、何れの機台においても比較結果を確認できる。
上記の繊維機械の設定比較装置は、以下のように構成することもできる。即ち、前記繊維機械は、複数の機台と、各機台と通信可能に構成された統括制御装置と、を備える。前記報知部は、前記統括制御装置に設けられている。
これにより、比較結果を統括制御装置において確認できる。
本願発明の第2の観点によれば、上記の繊維機械の設定比較装置と、並んで設置された複数の糸巻取ユニットを有する少なくとも1つの機台と、を備える自動糸巻取機が提供される。
これにより、自動糸巻取機において、設定内容を比較し、その比較結果を把握できる。
本願発明の第3の観点によれば、上記の繊維機械の設定比較装置と、並んで設置された複数の紡績ユニットを有する少なくとも1つの機台と、を備える紡績機が提供される。
これにより、紡績機において、設定内容を比較し、その比較結果を把握できる。
本願発明の第4の観点によれば、繊維機械の設定比較方法が以下のとおり提供される。即ち、この設定比較方法は、取得工程と、比較工程と、報知工程と、を含む。前記取得工程では、糸処理に関する複数の設定項目の各設定内容をひとまとめにして名称を付けた設定セットを取得する。前記比較工程では、前記取得工程で取得した複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較する。前記報知工程では、前記比較工程での前記比較の結果を報知する。
以上の方法によれば、比較工程で各設定内容同士を比較して、報知工程でその結果を報知するので、オペレータは設定内容を比較する負担が軽減され、設定内容の一致・不一致を容易に確認することができる。
本願発明の第5の観点によれば、繊維機械の表示装置の以下の構成が提供される。即ち、この表示装置は、表示部と、比較部と、を備える。前記表示部は、互いに通信可能に構成された複数の機台毎に設けられ、糸処理に関する複数の設定項目の各設定内容をひとまとめにした設定セットの前記設定内容を表示可能である。前記比較部は、異なる機台間で、任意の設定セットの設定内容同士が互いに一致しているか否かを設定項目ごとに比較する。そして、前記表示部は、前記比較部が比較した結果を表示する。
比較部が設定セットの設定内容を比較し、設定内容に不一致がある場合には、表示部にその結果を表示するので、オペレータは設定内容を比較する負担が軽減され、設定内容の一致・不一致を容易に確認することができる。
本発明の一実施形態に係る自動ワインダの全体的な構成を示す図。 自動ワインダの機台を示す図。 機台制御装置の機能を示すブロック図。 設定セット比較画面を例示する図。 全ての設定項目が一致していた場合の報知例を示す図。 不一致の設定項目があった場合の報知例を示す図。 第4実施形態の自動ワインダの構成を示す図。
次に、本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る繊維機械としての自動ワインダ(自動糸巻取機)10の概略的な構成を示している。
図1に示すように、本実施形態の自動ワインダ10は、複数の機台60を備えている。各機台60は略同一の構成となっているので、1つの機台を代表させて、その構成を図2に示す。図2に示すように、機台60は、機台制御装置11と、並べて配置された複数の糸巻取ユニット(糸処理ユニット)16,16……と、給糸ボビン供給装置52と、自動玉揚装置51と、を備えている。
それぞれの糸巻取ユニット16は、給糸ボビン21から解舒された糸20を巻取部41において綾振りしながら巻取ボビンに巻き取り、パッケージ30を作成できるように構成されている。また、糸巻取ユニット16は、走行する糸20の太さ等を監視するクリアラ(糸品質測定器)42を備え、クリアラ42が糸20の欠陥を検出したときはそれを除去できるように構成されている。
給糸ボビン供給装置52は、各糸巻取ユニット16,16……に対し、給糸ボビン21を図略の供給経路に沿って搬送して供給するように構成されている。自動玉揚装置51は、糸巻取ユニット16においてパッケージ30が満巻(規定の長さの糸が巻き取られた状態)となった際に、当該糸巻取ユニット16の位置まで走行して満巻パッケージを回収するとともに、新しい空の巻取ボビンを供給することができるように構成されている。
機台制御装置11は、並べて配置された糸巻取ユニット16の端部(図2では左側端部)に配置されている。この機台制御装置11は、図3のブロック図に示すように、タッチスクリーン13と、制御部14と、外部接続部19と、記憶部18と、を備えている。
制御部14は、CPU、ROM、RAM等のハードウェアと、前記ROM等に記憶されたプログラム等のソフトウェアと、から成るコンピュータからなり、前記ハードウェアとソフトウェアが協働することで、機台60の各構成(各糸巻取ユニット16、自動玉揚装置51、給糸ボビン供給装置52など)の動作を管理及び制御するように構成されている。
タッチスクリーン13は、表示画面をタッチすることにより入力操作を行うことができる公知の構成である。オペレータは、タッチスクリーン13の画面に触れることにより、各種の操作を行うことができる。このように、タッチスクリーン13は、操作入力部としての機能を有する。また、制御部14は、タッチスクリーン13の画面に、各種の情報を表示させることができる。このように、タッチスクリーン13は、表示部としての機能も有している。なお、機台制御装置11は、タッチスクリーン13に各種の情報を表示することができるので、当該機台制御装置11自体を「表示装置」と呼ぶこともできる。
オペレータは、機台制御装置11(のタッチスクリーン13)を操作することで、様々な操作を行うことができる。ただし、全ての操作を無条件でオペレータに許可してしまうと、セキュリティ上の観点から好ましくない場合がある。そこで本実施形態の自動ワインダ10では、各オペレータに対してアクセス権限を設定しており、機台制御装置11においてオペレータが可能な操作をアクセス権限に応じて異ならせる構成としている。なお本実施形態では、各オペレータに対して、管理者、保守者、一般作業者、の3段階のアクセス権限の何れかが付与されているものとする。
機台制御装置11の制御部14は、アクセス権限判別部17としての機能を有している。アクセス権限判別部17は、機台制御装置11のタッチスクリーン13を操作するオペレータのアクセス権限を判別するように構成されている。オペレータのアクセス権限を判別する方法は特に限定されないが、例えば本実施形態のアクセス権限判別部17は、オペレータに対してパスワードの入力を求めるパスワード入力画面(図略)をタッチスクリーン13に表示するように構成されている。パスワード入力画面が表示された場合、オペレータは、タッチスクリーン13を操作することによってパスワードを入力する。アクセス権限判別部17は、入力されたパスワードに基づいて、そのオペレータのアクセス権限が3段階(管理者、保守者、及び一般作業者)の何れであるかを判別する。
機台制御装置11の制御部14は、アクセス権限判別部17が判別したオペレータのアクセス権限に応じて、当該オペレータに対して許可する操作を異ならせる。例えば、オペレータのアクセス権限が「管理者」と判別された場合、当該オペレータには、機台制御装置11において全ての操作を行う権限が与えられる。オペレータのアクセス権限が「保守者」と判別された場合、当該オペレータには、機台制御装置11において重要な設定を変更する権限は与えられないが、その他の操作を行う権限は与えられる。オペレータのアクセス権限が「一般作業者」と判別された場合、当該オペレータには、機台制御装置11において設定を変更する権限が与えられない。つまり、「一般作業者」は、機台制御装置11において、既に設定されている設定内容を閲覧する権限のみを有する。
なお、説明を簡略化するため、以下の説明では、特に断わらない限り、オペレータが「管理者」であるという前提(つまり、オペレータは全ての操作が可能であるという前提)で説明する。
前述のように、機台制御装置11は、記憶部18を有している。記憶部18は、糸処理に関する設定項目の設定内容を記憶するように構成されている。ここで、糸処理に関する設定項目とは、所望のパッケージ30を作成するために機台制御装置11に対して設定される設定項目を言う。自動ワインダに関してこのような設定項目の一例を挙げれば、糸の走行速度(糸速)、パッケージ30の直径などである。オペレータは、機台制御装置11のタッチスクリーン13を適宜操作することにより、各設定項目を設定できる。
記憶部18は、設定された各設定項目の設定内容をひとまとめにして、名称を付して記憶できるように構成されている。このように、複数の設定項目の設定内容をひとまとめにして記憶したものを、本明細書では「設定セット」と呼ぶ。また、設定セットに付された名称のことを、「ロット名」と呼ぶ。
制御部14は、記憶部18に記憶されている設定セットの設定内容に基づいて、機台60の各構成(各糸巻取ユニット16、自動玉揚装置51、給糸ボビン供給装置52など)を制御する。これにより、機台60は、オペレータが設定した設定内容に基づいてパッケージ30を作成できる。
なお、記憶部18には、複数の設定セットを記憶できるように構成されている。オペレータは、機台制御装置11を適宜操作することにより、記憶部18に記憶された複数の設定セットのうち何れの設定セットを用いてパッケージを生産するかを、機台制御装置11に対して指定できる。当該機台制御装置11の制御部14は、指定された設定セットの設定内容に基づいて、機台60の各構成を制御する。
機台制御装置11は、オペレータに対して、設定セットの各設定項目の設定内容を変更/閲覧するための手段を提供している。例えば、オペレータは、機台制御装置11のタッチスクリーン13を適宜操作することにより、記憶部18に記憶されている設定セットの各設定項目の設定内容をタッチスクリーン13の画面に表示させることができる。これにより、オペレータは、各設定セットの設定内容を確認できる。また、オペレータは、タッチスクリーン13を適宜操作することにより、設定セットの各設定項目の設定内容を変更できる。また、オペレータは、機台制御装置11のタッチスクリーン13を適宜操作することにより、記憶部18に記憶されている既存の設定セットをコピー(複製)して、新しい設定セットを作成することもできる。
外部接続部19は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)22などのネットワークに接続可能に構成されている。これにより、図1に示すように、各機台60の機台制御装置11同士を、LAN22で相互に接続できる。制御部14は、LAN22に接続された他の機台60の機台制御装置11との間で、外部接続部19を介してデータの送受信が可能である。例えば、機台制御装置11は、LAN22及び外部接続部19を介した通信により、他の機台の機台制御装置11の記憶部18に記憶されている設定セットを、自身の(ローカルの)記憶部18にコピーすることができる。なお、本実施形態の自動ワインダ10において構成されているLAN22は、いわゆるピア・ツー・ピア型のネットワークとなっており、統括制御装置(ホストコンピュータ)を持たない構成となっている。また、LAN22は、有線LAN及び無線LANの何れであっても良い。
続いて、本実施形態の特徴的な構成について説明する。
上記のように、本実施形態の機台制御装置11においては、他の機台60の記憶部18に記憶されている設定セットを、自身のローカルの記憶部18にコピーできる。また、機台制御装置11は、自身のローカルの記憶部18に記憶されている既存の設定セットをコピーすることで、新しい設定セットを作成できる。また、設定セットの設定内容は、オペレータが適宜変更できる。このため、オペレータは、変更を加えた設定セットの設定内容と、コピー元の(オリジナルの状態の)設定セットの設定内容と、を比較して、両者の相違点を確認したい場合がある。
この場合、オペレータは、設定セット間の相違点を目視で確認することも可能である。具体的には、比較する2つの設定セットの設定内容をタッチスクリーン13の画面に表示させ、当該2つの設定セットの間で設定内容が一致しているか否かを設定項目ごとに目視で確認する。しかしながら、設定内容を設定項目ごとに目視で確認していくことはオペレータにとって負担が大きいうえ、設定内容が一致していない設定項目をオペレータが見落してしまう可能性もある。
そこで本実施形態の自動ワインダ10においては、機台制御装置11が、設定セット同士の比較を自動的に行うことができるように構成されている。以下、具体的に説明する。
本実施形態の自動ワインダ10においては、オペレータが機台制御装置11を操作することにより、比較される複数の設定セットを指定できるように構成している。具体的には、機台制御装置11の制御部14は、図4に示すような「設定セット比較画面」を、タッチスクリーン13の画面に表示する。オペレータは、設定セット比較画面が表示されたタッチスクリーン13を適宜操作することにより、比較される複数の設定セットを指定する。
図4に示した設定セット比較画面は一例であり、これに限定されるわけではない。しかしながら、以下では図4に即して説明する。即ち、図4の設定セット比較画面は、第1一覧表示部31と、第2一覧表示部32と、比較ボタン(比較指示部)33と、を主な構成要素として有している。
第1一覧表示部31と第2一覧表示部32には、それぞれ、機台の記憶部18に記憶されている1つ又は複数の設定セットのロット名を一覧表示できるように構成されている。オペレータは、一覧表示された設定セットのロット名の中から、比較される設定セットのロット名を指定することができる。
なお、本実施形態において、第1一覧表示部31には、機台制御装置11の(ローカルの)記憶部18に記憶されている設定セットのロット名が表示される。
一方、第2一覧表示部32は、機台指定部34を備えている。機台指定部34は、自動ワインダ10を構成する複数の機台60(図1参照)のうちの何れか1つを指定できるように構成されている。オペレータは、機台制御装置11を適宜操作することにより、何れか1つの機台を機台指定部34で指定する。なお、図4では、機台番号が「123」番の機台が機台指定部34で指定されている状態を示している。制御部14は、機台指定部34で指定された機台(図4の場合は123番の機台)とのあいだで外部接続部19を介した通信を行うことにより、当該機台の記憶部18に記憶されている設定セットのロット名を取得し、第2一覧表示部32に一覧表示する。
以上のように、第1一覧表示部31には、その機台の(ローカルの)記憶部18に記憶されている設定セットのロット名が一覧表示され、第2一覧表示部32には、オペレータが指定した任意の機台の記憶部18に記憶されている設定セットのロット名が一覧表示される。オペレータは、適宜の操作を行うことにより、第1一覧表示部31に一覧表示された設定セットの中から何れか1つを選択できる。なお、図4では、第1一覧表示部31において、「Lot1」というロット名の設定セットが選択された状態を示している。また、オペレータは、適宜の操作を行うことにより、第2一覧表示部32に一覧表示された設定セットの中から何れか1つを選択できる。なお、図4では、第2一覧表示部32において、「Lot2」というロット名の設定セットが選択された状態を示している。この図4では、第1一覧表示部31と第2一覧表示部32とで異なるロット名の設定セットが選択されているが、同一のロット名の設定セットを選択することももちろん可能である。すなわち、異なる機台間で同一のロット名が付された設定セット同士が比較されるように指定しても良いし、異なるロット名が付された設定セット同士が比較されるように指定しても良い。
比較ボタン33は、第1一覧表示部31及び第2一覧表示部32で選択された設定セット同士を比較するように指示するためのボタンである。オペレータは、第1一覧表示部31及び第2一覧表示部32のそれぞれにおいて設定セットを選択した状態で、比較ボタン33を操作することにより、選択した設定セット同士を比較するように機台制御装置11に対して指示することができる。
続いて、比較ボタン33が操作されたときの制御部14の動作について説明する。本実施形態の制御部14は、取得部35と、比較部36と、としての機能を有している。
取得部35は、比較部36で比較される設定セットを取得するように構成されている。例えば本実施形態の場合、比較される設定セットは、設定セット比較画面(図4)においてオペレータによって選択されている。従って、本実施形態の取得部35は、設定セット比較画面においてオペレータによって選択された設定セットを取得する。
例えば図4の場合、第1一覧表示部31では「Lot1」というロット名の設定セットが選択されているので、取得部35は、自身の(ローカルの)記憶部18から、「Lot1」というロット名の設定セットを取得する(第1の取得工程)。また例えば図4の場合、機台指定部34において「123」番の機台が指定され、第2一覧表示部32では「Lot2」というロット名の設定セットが選択されているので、取得部は、「123」番の機台と通信することにより、当該機台の記憶部18に記憶されている「Lot2」というロット名の設定セットを取得する(第2の取得工程)。
比較部36は、取得部35が取得した2つの設定セットの設定内容同士を、設定項目ごとに比較する(比較工程)。
以上のように、本実施形態の構成によれば、機台60の(ローカルの)記憶部18に記憶されている任意の設定セットと、任意の他の機台の記憶部18に記憶されている任意の設定セットと、を比較部36によって比較することができる。このように、本実施形態の比較部36は、異なる機台間で、設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較する。
機台制御装置11の制御部14は、比較部36による比較の結果(以下、単に比較結果と呼ぶ)を、オペレータに報知するように構成されている(報知工程)。比較結果を報知する方法は特に限定されないが、本実施形態では、当該比較結果を、タッチスクリーン13の画面に表示するように構成されている。従って、本実施形態のタッチスクリーン13は、報知部であると言うことができる。このように、比較結果をタッチスクリーン13に表示することで、オペレータは、比較結果を視認することができる。
次に、比較結果の報知について、以下に具体的に説明する。
比較部36による比較の結果、全ての設定項目の設定内容が一致していた場合、制御部14は、設定内容が一致していたことをオペレータに報知する。例えば図5のように、「全ての設定項目が一致しています」というメッセージを、タッチスクリーン13の画面に表示する。これにより、比較した設定セットの設定内容が一致していることを確認できる。
一方、比較部36による比較の結果、1つ以上の設定項目の設定内容が一致していない場合、制御部14は、不一致の設定内容が存在することをオペレータに報知する。例えば図6のように、「一致しない設定項目が見つかりました」というメッセージを、タッチスクリーン13の画面に表示する。これにより、オペレータは、比較した設定セットの設定内容が一致していないことを確認できる。
更に、本実施形態では、設定内容が不一致の設定項目をオペレータに報知するように構成されている。具体的には、本実施形態の場合、設定内容が不一致の設定項目名を、タッチスクリーン13に表示する。なお、設定内容が不一致の設定項目が複数存在する場合は、当該複数の設定項目を一覧表示すれば好適である。例えば図6では、設定内容が不一致の複数の設定項目名(パッケージ直径など)を、上下に並べて一覧表示している。これにより、オペレータは、どの設定項目の設定内容が一致していないのかを容易に把握できる。
また、本実施形態では、設定内容が不一致の設定項目は、その設定内容も報知するように構成されている。具体的には、本実施形態の場合、図6に示すように、設定内容が不一致の各設定項目名(パッケージ直径など)を上下に並べて、その設定内容を、比較された設定セット(「Lot1」と「Lot2」)それぞれについて表示している。これにより、オペレータは、どの設定項目がどのように異なっているのかを、容易に把握できる。
また、図6の場合、設定内容が不一致の設定項目名のみが表示されている。即ち、設定内容が一致していた設定項目名は、表示されない構成である。従って、オペレータは、設定内容が不一致の設定項目を、素早く把握できる。これにより、設定セット間の相違点を確認したい、というニーズに適切に応えることができる。
なお、以上の説明においては、2つの設定セット(「Lot1」と「Lot2」)を比較するようにしているが、3つ以上の設定セットを相互に比較することも可能である。このように、本実施形態の機台制御装置11において、複数の設定セット同士を比較することができる。従って、本実施形態の機台制御装置11は、「設定比較装置」であると言うことができる。
以上で説明したように、本実施形態の機台制御装置(設定比較装置)11は、取得部35と、比較部36と、タッチスクリーン13と、を備えている。取得部35は、糸処理に関する複数の設定項目の各設定内容をひとまとめにして名称(ロット名)を付けた設定セットを取得する。比較部36は、取得部35が取得した複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較する。タッチスクリーン13は、比較部36が比較した結果を報知する。
以上の構成によれば、比較部36が各設定内容同士を比較して、タッチスクリーン13がその結果を報知するので、オペレータは設定内容を比較する負担が軽減され、設定内容の一致・不一致を容易に確認することができる。また、上記の機台制御装置11において、比較部36が比較した結果をタッチスクリーン13の画面に表示しているので、オペレータは、比較結果を視認できる。
また、以上で説明したように、本実施形態の機台制御装置11において、比較部36が比較した結果、設定内容が一致していない設定項目があった場合、タッチスクリーン13は、前記一致していない設定項目を表示している。設定内容が一致していない設定項目が複数あった場合、タッチスクリーン13は、一致していない複数の設定項目を一覧表示している。
これにより、オペレータは、設定内容が一致していない設定項目を容易に把握できる。
また、以上で説明したように、本実施形態の機台制御装置11では、タッチスクリーン13を操作することにより、比較部36が比較する設定セットを指定することができる(図4の設定セット比較画面)。
このように、オペレータは、タッチスクリーン13を操作することにより、比較したい設定セットを自由に指定できる。
また、以上で説明したように、本実施形態の自動ワインダ10は、複数の機台60を備えている。比較部36は、異なる機台間で、設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較する。また、各機台60は互いに通信可能に構成される。そして、タッチスクリーン13は、各機台60に設けられている。
このように、異なる機台間で設定セットを比較することができる。そして、タッチスクリーン13を機台60ごとに設けることにより、何れの機台においても比較結果を確認できる。
また、以上で説明したように、本実施形態の機台制御装置(表示装置)11は、タッチスクリーン13と、比較部36と、を備えている。タッチスクリーン13は、互いに通信可能に構成された複数の機台60毎に設けられ、糸処理に関する複数の設定項目の各設定内容をひとまとめにした設定セットの前記設定内容を表示可能である。比較部36は、異なる機台間で、任意の設定セットの設定内容同士が互いに一致しているか否かを設定項目ごとに比較する。そして、タッチスクリーン13は、比較部36が比較した結果を表示している。
比較部36が設定セットの設定内容を比較し、設定内容に不一致がある場合には、タッチスクリーン13にその結果を表示するので、オペレータは設定内容を比較する負担が軽減され、設定内容の一致・不一致を容易に確認することができる。
また、上記の機台制御装置11における設定比較方法は以下のとおりである。この設定比較方法は、取得工程と、比較工程と、報知工程と、を含む。取得工程では、糸処理に関する複数の設定項目の各設定内容をひとまとめにして名称を付けた設定セットを取得する。比較工程では、取得工程で取得した複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較する。前記報知工程では、前記比較工程での比較の結果を報知する。
以上の方法によれば、比較工程で各設定内容同士を比較して、報知工程でその結果を報知するので、オペレータは設定内容を比較する負担が軽減され、設定内容の一致・不一致を容易に確認することができる。
続いて、本願発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の説明において、上記第1実施形態と同一又は類似の構成については、要素名に同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
この第2実施形態の機台制御装置11では、比較部36による比較結果をタッチスクリーン13の画面に表示する際に、表示される比較結果を、アクセス権限判別部17が判別したオペレータのアクセス権限に応じて異ならせるように構成されている。
具体的には、本実施形態の制御部14は、オペレータが設定内容を変更できる権限を有している設定項目についてのみ、比較結果を表示するように構成している。言い換えると、本実施形態の制御部14は、オペレータが設定内容を変更できない設定項目については、比較結果を表示しない。
例えば、前述のようにオペレータのアクセス権限が「管理者」の場合は、当該オペレータは全ての設定項目を変更できる。従って、オペレータのアクセス権限が「管理者」であると判別されている場合、タッチスクリーン13は、比較部36による比較結果を、全て表示する。
一方で前述のように、オペレータのアクセス権限が「保守者」の場合は、当該オペレータは、重要な設定項目を変更することができず、それ以外の設定項目についてのみ変更できる。従って、オペレータのアクセス権限が「保守者」であると判別されている場合、タッチスクリーン13は、比較部36による比較結果のうち、重要な設定項目についての比較結果は表示せず、その他の設定項目についてのみ比較結果を表示する。このように、本実施形態のタッチスクリーン13は、比較部36による比較結果を、オペレータのアクセス権限に応じて選択的に報知する。
なお、前述のように、オペレータのアクセス権限が「一般作業者」の場合は、当該オペレータは、いかなる設定項目も変更できない。そこで本実施形態では、オペレータのアクセス権限が「一般作業者」であると判別されている場合、機台制御装置11は、設定セット同士を比較する操作そのものをオペレータに対して許可しないように構成されている。
以上で説明したように、第2実施形態の機台制御装置11は、タッチスクリーン13の操作を行うオペレータのアクセス権限を判別するアクセス権限判別部17を備えている。タッチスクリーン13は、比較部36が比較した結果を、オペレータのアクセス権限に応じて選択的に表示する。
これにより、オペレータのアクセス権限に応じて、当該オペレータに必要な情報のみを報知することができる。
なお、オペレータのアクセス権限が「一般作業者」の場合、オペレータは設定セット同士を比較する操作そのものが禁止される構成について説明したが、このような構成に限らず、例えば、「一般作業者」のアクセス権限で閲覧可能な設定項目については比較操作が可能な構成としても良い。また、比較する操作自体は「一般作業者」にも許可した上で、当該操作に応じて比較部36による比較を行った後、結果を表示する代わりに「結果を閲覧する権限がありません」等のメッセージを表示しても良い。
続いて、本願発明の第3実施形態について説明する。なお、以下の説明において、上記実施形態と同一又は類似の構成については、要素名に同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
まず、この第3実施形態の前提について簡単に説明する。
前述のように、機台制御装置11は、外部接続部19を介して他の機台の機台制御装置11と通信を行うことにより、当該他の機台の記憶部18に記憶されている設定セットを、コピーして自身の(ローカルの)記憶部18に記憶できる。このとき、ローカルにコピーした設定セットのロット名は、コピー元の(オリジナルの)設定セットのロット名と同一のままにしておくことが多い。例えば、他の機台の記憶部18に記憶されている「Lot1」というロット名の設定セットをローカルの記憶部18にコピーした場合、当該ローカルの設定セットのロット名も「Lot1」とする。
このように、他の機台からコピーしてきた設定セットを、コピー元の設定セットと同一のロット名としておくことにより、両者がもともと同一の内容であったことが分かり易くなる。このため、オペレータとしては、異なる機台に同一のロット名の設定セットが存在していた場合、各設定セットの設定内容は同一になっていることを期待する。しかしながら、他の機台からコピーしてきた設定セットの設定内容は、オペレータによって変更される可能性があるので、実際には、同一のロット名が付された設定セットが同一の設定内容であるとは限らない。このため、他の機台と同一の設定内容のつもりが、実際には設定内容が異なるということがあり得る。
以上の事情に鑑み、この第3実施形態では、異なる機台間で、同一のロット名が付された複数の設定セット同士を積極的に比較するように構成されている。
具体的には以下のとおりである。機台制御装置11の制御部14は、外部接続部19を介して他の各機台の機台制御装置11と通信を行うことにより、当該他の機台の記憶部18に、自身の(ローカルの)記憶部18に記憶されている設定セットと同一のロット名が付された設定セットが存在しないか検索する。なお、当該検索は、オペレータの操作を契機として実行されても良いし、定期的又は不定期に自動的に実行されても良い。
ローカルの設定セットと同一のロット名が付された設定セットが他の機台で見つからなかった場合、制御部14は、適宜のメッセージを表示するなどして処理を終了する。
同一のロット名が付された設定セットが見つかった場合、取得部35は、当該ロット名の設定セットを、自身の(ローカルの)記憶部18と、他の機台の記憶部18と、からそれぞれ取得する。そして、比較部36は、取得部35が取得した同一のロット名の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較し、その比較結果をタッチスクリーン13に表示する。
以上で説明したように、この第3実施形態の機台制御装置11において、比較部36は、異なる機台間で、同一のロット名が付された複数の設定セットの設定内容同士を、設定内容ごとに積極的に比較するように構成されている。即ち、第1実施形態では、オペレータが指定した設定セットを比較部36で比較していたが、第3実施形態では、比較する設定セットを機台制御装置11(設定比較装置)が自動的に(オペレータの操作によらずに)抽出し、比較部36による比較が行われるように構成されている。
このように、異なる機台間で、同一のロット名が付いた複数の設定セット同士を比較するので、同一のロット名が付いているにもかかわらず設定内容が異なる場合を確実に検出できる。これにより、機台間で設定内容が異なっていることにオペレータが気付かずに意図とは異なるパッケージが作成されてしまうことを防止できる。
続いて、本願発明の第4実施形態について説明する。なお、以下の説明において、上記実施形態と同一又は類似の構成については、要素名に同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
上記第1実施形態のLAN22は統括制御装置(ホストコンピュータ)を持たない構成としていたが、この第4実施形態では、図7に示すように、LAN22に統括制御装置(ホストコンピュータ)45を設けた。この統括制御装置45は、LAN22を介して、各機台60の機台制御装置11と通信可能に構成されている。
統括制御装置45は、各機台60の機台制御装置11を統括する装置であり、この意味で、全ての機台制御装置11の上位にある。オペレータは、統括制御装置45を適宜操作することにより、各機台60を一括して制御及び管理することができる。
統括制御装置45は、図略の制御部を備えている。本実施形態の統括制御装置45の制御部は、上記第1実施形態における取得部35及び比較部36と同様の機能を発揮できるように構成されている。即ち、統括制御装置45の制御部は、任意の機台60の機台制御装置11と通信することにより、当該機台の記憶部18に記憶されている設定セットを取得する取得部としての機能を有している。また、統括制御装置45の制御部は、取得した複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較する比較部としての機能を有している。
また、統括制御装置45は、タッチスクリーン46を備えている。統括制御装置45のタッチスクリーン46は、機台制御装置11のタッチスクリーン13と同様に、操作入力部としての機能と、表示部としての機能を兼ねている。即ち、オペレータは、統括制御装置45のタッチスクリーン46を適宜操作することにより、比較される設定セットを指定することができる。また、指定された設定セットを比較した結果は、統括制御装置45のタッチスクリーン46に表示される。
以上のように、本実施形態の統括制御装置45は、第1実施形態における機台制御装置11と同様に、設定セット同士を比較して、その比較結果を報知する機能を有する。従って、本実施形態において、統括制御装置45は「設定比較装置」であると言える。また、統括制御装置45のタッチスクリーン46は、当該統括制御装置45において設定セット同士を比較した結果を報知するものであるから、「報知部」であると言うことができる。
以上で説明したように、第4実施形態の自動ワインダ10は、複数の機台60と、各機台60と通信可能に構成された統括制御装置45と、を備えている。そして、設定セット同士を比較した結果は、統括制御装置45に設けられたタッチスクリーン46によって報知される。
これにより、比較結果を統括制御装置45において確認できる。なお、統括制御装置45は、タッチスクリーン46を備える構成に限らず、タッチスクリーン46に替えて、単なるディスプレイ(表示部)とキーボードやマウス等の操作入力部とを備える構成(いわゆるパーソナルコンピュータ)であっても良い。この場合、比較結果は、ディスプレイに表示されることが好ましい。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明の構成は上記実施形態に限定されず、上記の構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば以下のように変更することができる。
上記実施形態では、図4に示すような設定セット比較画面において、オペレータは一覧表示された設定セットのロット名の中から比較したいロット名を選択するように構成したが、ロット名を直接入力するような構成であっても良い。
上記実施形態では、アクセス権限として、管理者、保守者、一般作業者の3つが用意される構成としたが、アクセス権限の種類・内容・数はこれに限らず、様々に設定可能である。例えば、管理者よりも上位の「サービス員」というメーカーの作業者用のアクセス権限を更に用意しても良い。
また、本願発明の自動ワインダの構成は、図1及び図2に示す構成に限らない。例えば給糸ボビン供給装置に関し、図2に示す公知のトレイ式の構成に限らず、公知のマガジン式の構成であっても良い。また、巻取部41の構成に関し、図2に示すような、パッケージに接触して従動回転する接触ローラ(溝なしローラ)と、当該接触ローラとは独立した綾振り機構(トラバースガイド)とを備える構成に替えて、綾振り溝付きドラムを備える構成としても良い。綾振り溝付きドラムは、綾振溝によって綾振しながらパッケージに接触してパッケージを従動回転させるものである。
本願発明の構成は、自動ワインダに限らず、他の種類の繊維機械に適用することができる。自動ワインダ以外の繊維機械の一例として、紡績機を挙げることができる。紡績機の構成は公知であるから詳細な説明は省略するが、この紡績機は、複数の紡績ユニットを並べて有した機台を、少なくとも1つ有する。この機台は、各紡績ユニットの動作を制御する機台制御装置を備える。この機台制御装置には、糸処理に関する複数の設定項目の設定内容をひとまとめにして、名称(ロット名)を付けて記憶させることが可能である。従って、このような紡績機において、設定セットを取得する取得部と、取得部が取得した複数の設定セット同士を比較する比較部と、比較結果を報知する報知部と、を備えた比較設定装置を設けることが可能である。そして、これにより、上記実施形態と同等の効果を得ることができる。なお、紡績機に関して、糸処理に関する設定項目の一例を挙げると、パッケージ定長、パッケージ重量などである。
上記実施形態では、比較部36で比較した結果、設定内容が不一致だった設定項目名のみ表示している(図5参照)。即ち、設定内容が一致していた設定項目名は、表示しない構成である。しかしながらこれに限らず、例えば、設定セットの全ての設定項目を一覧表示するとともに、不一致の設定項目だけを強調表示するようにしても良い。又は、不一致の設定項目を一覧表示のリストの上位に表示するようにしても良い。要は、設定内容が一致していない設定項目を、何らかのかたちでオペレータに報知できれば良い。
もっとも、本願発明は、設定セット同士の比較を自動的に行い、その比較結果を報知できることを最大の特徴としている。従って、不一致だった設定項目を報知する構成は必須ではなく、単に、比較した設定セット同士が一致していたか否かを報知するだけであっても良い。
上記実施形態では、比較部36による比較結果を報知する報知部の一例として、比較結果をタッチスクリーンの画面に表示する構成を説明した。しかしながら、報知部の構成はこれに限定されず、比較部36による比較結果を、何らかの手段によってオペレータに報知し得るものであれば良い。例えば、報知部は、比較部36による比較結果を、音声によって報知する音声報知部を備えていても良い。この場合、音声報知部は、例えば「一致しない設定項目が見つかりました」のように、比較結果を音声によって報知することが考えられる。もっとも、例えば、一致しない設定項目が見つかったときにブザー音を鳴らすだけでも良い。これにより、オペレータは、比較結果を音声で確認できる。また、報知部は、比較部36による比較結果をファイルに出力する構成や、他の端末に転送(例えばメール送信等)する構成であっても良い。ファイルに出力する構成は、例えば、機台制御装置に設けたUSBポートにUSBメモリを接続し、USBメモリに比較結果のデータファイルを書き込むようにすると良い。他の端末に転送する構成は、例えば、機台制御装置に自動メール送信機能を付加し、比較部36が比較したら自動的に比較結果を他の端末(例えば遠隔地にあるPC等)にメール送信するようにすると良い。このような構成であれば、自動ワインダ等の繊維機械が置かれた現場に加えて、現場から遠く離れた場所においても、比較結果を確認するのに便利である。
上記実施形態では、異なる機台間で設定セットの比較を行うように説明したが、必ずしもこれに限らず、1つの機台60の中で設定セットの比較を行うこともできる。即ち、機台制御装置11の比較部36は、自身の(ローカルの)記憶部18に記憶されている複数の設定セット同士を比較しても良い。なお、本実施形態の繊維機械においては、1つの機台60の中に、同一のロット名を有する設定セットが複数存在することが無いように構成されている。従って、1つの機台60の中で、同一のロット名を有する設定セット同士を比較することはできない。このため、1つの機台の中で設定セットの比較を行う場合、比較部36は、異なるロット名が付された複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較することになる。
なお、上記実施形態では、繊維機械が複数の機台60を備えていることを前提としているが、これに限らず、少なくとも1つの機台60があれば本願発明を実施することが可能である。即ち、繊維機械が少なくとも1つの機台を備えていれば、比較部36は、その1つの機台60の中で、異なる名称が付された複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較することができる。このように、同一の機台において、設定セット同士を比較できる。
10 自動ワインダ(繊維機械)
11 機台制御装置(設定比較装置)
13 タッチスクリーン(報知部)
35 取得部
36 比較部
60 機台

Claims (16)

  1. 糸処理に関する複数の設定項目の各設定内容をひとまとめにして名称を付けた設定セットを取得する取得部と、
    前記取得部が取得した複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較する比較部と、
    前記比較部が比較した結果を報知する報知部と、
    を備えることを特徴とする、繊維機械の設定比較装置。
  2. 請求項1に記載の繊維機械の設定比較装置であって、
    前記報知部は、前記比較部が比較した結果を画面に表示する表示部を有している
    ことを特徴とする、繊維機械の設定比較装置。
  3. 請求項2に記載の繊維機械の設定比較装置であって、
    前記比較部が比較した結果、設定内容が一致していない設定項目があった場合、前記表示部は、前記一致していない設定項目を表示することを特徴とする、繊維機械の設定比較装置。
  4. 請求項3に記載の繊維機械の設定比較装置であって、
    前記比較部が比較した結果、設定内容が一致していない設定項目が複数あった場合、前記表示部は、前記一致していない複数の設定項目を一覧表示することを特徴とする、繊維機械の設定比較装置。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の繊維機械の設定比較装置であって、
    前記報知部は、前記比較部が比較した結果を音声で報知する音声出力部を有していることを特徴とする、繊維機械の設定比較装置。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載の繊維機械の設定比較装置であって、
    前記比較部が比較する前記複数の設定セットを指定する操作が可能に構成された操作入力部を更に備えることを特徴とする、繊維機械の設定比較装置。
  7. 請求項6に記載の繊維機械の設定比較装置であって、
    前記操作入力部の操作を行う操作者のアクセス権限を判別するアクセス権限判別部を備え、
    前記報知部は、前記比較部が比較した結果を、前記操作者のアクセス権限に応じて選択的に報知することを特徴とする、繊維機械の設定比較装置。
  8. 請求項1から7までの何れか一項に記載の繊維機械の設定比較装置であって、
    前記繊維機械は、少なくとも1つの機台を備え、
    前記比較部は、所定の機台において、異なる名称が付された複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較することを特徴とする、繊維機械の設定比較装置。
  9. 請求項1から7までの何れか一項に記載の繊維機械の設定比較装置であって、
    前記繊維機械は、複数の機台を備え、
    前記比較部は、異なる機台間で、前記設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較することを特徴とする、繊維機械の設定比較装置。
  10. 請求項9に記載の繊維機械の設定比較装置であって、
    前記比較部は、異なる機台間で、同一の名称が付された複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較することを特徴とする、繊維機械の設定比較装置。
  11. 請求項1から10までの何れか一項に記載の繊維機械の設定比較装置であって、
    前記繊維機械は、複数の機台を備え、
    各機台は互いに通信可能に構成され、
    前記報知部は、各機台に設けられていることを特徴とする、繊維機械の設定比較装置。
  12. 請求項1から10までの何れか一項に記載の繊維機械の設定比較装置であって、
    前記繊維機械は、複数の機台と、各機台と通信可能に構成された統括制御装置と、を備え、
    前記報知部は、前記統括制御装置に設けられていることを特徴とする、繊維機械の設定比較装置。
  13. 請求項1から10までの何れか一項に記載の繊維機械の設定比較装置と、
    並んで設置された複数の糸巻取ユニットを有する、少なくとも1つの機台と、
    を備えることを特徴とする、自動糸巻取機。
  14. 請求項1から10までの何れか一項に記載の繊維機械の設定比較装置と、
    並んで設置された複数の紡績ユニットを有する、少なくとも1つの機台と、
    を備えることを特徴とする、紡績機。
  15. 糸処理に関する複数の設定項目の各設定内容をひとまとめにして名称を付けた設定セットを取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した複数の設定セットの設定内容同士を設定項目ごとに比較する比較工程と、
    前記比較工程での前記比較の結果を報知する報知工程と、
    を含むことを特徴とする、繊維機械の設定比較方法。
  16. 繊維機械の表示装置であって、
    互いに通信可能に構成された複数の機台毎に設けられ、糸処理に関する複数の設定項目の各設定内容をひとまとめにした設定セットの前記設定内容を表示可能な表示部と、
    異なる機台間で、任意の設定セットの設定内容同士が互いに一致しているか否かを設定項目ごとに比較する比較部と、
    を備え、
    前記表示部は、前記比較部が比較した結果を表示することを特徴とする、繊維機械の表示装置。
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CN107010474A (zh) * 2016-01-28 2017-08-04 村田机械株式会社 纱线监视装置、纱线卷取机、以及自动络纱机

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