JP2015075200A - リニアアクチュエータ - Google Patents
リニアアクチュエータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015075200A JP2015075200A JP2013212884A JP2013212884A JP2015075200A JP 2015075200 A JP2015075200 A JP 2015075200A JP 2013212884 A JP2013212884 A JP 2013212884A JP 2013212884 A JP2013212884 A JP 2013212884A JP 2015075200 A JP2015075200 A JP 2015075200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary shaft
- nut member
- hollow rotary
- hollow
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】 円筒状に形成した中空状回転軸3を有するモータ部1と、前記中空状回転軸3の軸線上に挿通した出力用ねじ軸13と、前記中空状回転軸3内に設けられた駆動用ナット部材15と、前記中空状回転軸3を前記一方の開口端側において支持するベアリング9とを備え、前記ベアリング9を前記中空状回転軸3の一方の開口端側の外周面に螺合する締結具11の締着力によって固定するとともに、前記駆動用ナット部材15を前記中空状回転軸3の中空部内に全長に亘って収納して設け、前記モータ部1の中空状回転軸3の回転を前記駆動用ナット部材15に伝達して前記出力用ねじ軸13を直線運動させることにある。
【選択図】 図1
Description
引用文献3には、モータ部のロータが固定されるロータ固定部と、スラストラジアルベアリングが外周に嵌合され、且つ、ねじナットが固定されるベアリング嵌合部とが少なくとも組み合わされて中空状回転軸が構成されている。また、ロータ固定部とベアリング嵌合部とは、中空状回転軸の一端側から中空状回転軸の内部に挿入されてベアリング嵌合部及びロータ固定部内を軸線方向に延びる1以上のねじ部材により締結されている。ベアリング嵌合部は、スラストラジアルベアリングの内輪の一端側の端面と当接する当接部を一体に有するように構成されている。そして、ねじナットのフランジ部は当接部に固定されている、ロックナットを用いることなく中空状回転軸の軸線方向の一端側にスラストラジアルベアリングを固定することができるリニアアクチュエータが開示されている。
特許文献3においては、中空状回転軸が、モータ部のロータが固定されるロータ固定部と、スラストラジアルベアリングが外周に嵌合され且つねじナットが固定されるベアリング嵌合部とが少なくとも組み合わされて構成されている。中空状回転軸のベアリング嵌合部は、スラストラジアルベアリングの内輪の一端側の端面と当接する当接部を一体に有するように構成されていて、ねじナットのフランジ部は中空状回転軸の当接部に固定されているので、ロックナットを用いることなく中空状回転軸の軸線方向の一端側にスラストラジアルベアリングを固定することができるような構成になっている。しかしながら、中空状回転軸のベアリング嵌合部の当接部がロックナットの代わりとなるもので、この当接部とねじナットのフランジ部とをボルト等により固定するものであり、ねじナットのフランジ部は必要なので、リニアアクチュエータの全長は、特許文献1、2と同様に長くなる。さらに、中空状回転軸として、ロータ固定部とベアリング嵌合部とを締結するスペースが必要となり、さらに全長が長くなることに加え、部品が増えるため精度が悪くなるという問題点があった。
また、本発明は、前記駆動用ナット部材が収納される前記中空状回転軸の開口端側の内周面に雌ねじ加工を施し、前記駆動用ナット部材の外周面に雄ねじ加工を施し、両者を螺合することによって固定したことにある。
さらに、本発明は、前記駆動用ナット部材が収納される前記中空状回転軸の開口端側の内周面に前記駆動用ナット部材外面を接着、または溶接によって固定したことにある。
またさらに、本発明は、前記駆動用ナット部材が収納される前記中空状回転軸の開口端側と前記駆動用ナット部材とをピンで固定したことにある。
また、本発明は、前記駆動用ナット部材がボールねじナットまたはすべりねじナットであり、前記出力用ねじ軸がボールねじ軸またはすべりねじ軸であることにある。
さらに、本発明は、前記中空状回転軸を前記一方の開口端側において支持するベアリングにスラストラジアルベアリングを用いたことにある。
モータ部1は、上記のような構成を有するので、通電に伴って中空状回転軸3が回転する。この中空状回転軸3の中空部軸線上には、出力用ねじ軸13が挿通されている。この出力用ねじ軸13の外周側には、中空状回転軸3の大径部3bの内周面側に螺合した筒状のボールねじナット(駆動用ナット部材)15が配置されている。
出力用ねじ軸13は、適宜な回り止め手段によりその軸線を中心とする回転が防止されているので、ボールねじナット15の回転に伴って直線運動する。すなわち、このアクチュエータによれば、中空状回転軸3の回転運動が出力用ボールねじ軸13の直線運動に変換される。
また、前記中空状回転軸3の開口端側の内周面に雌ねじ加工を施して雌ねじ部3cを設け、ボールねじナット15の外周面に雄ねじ加工を施して雄ねじ部15aを設け、両者を螺合することによって固定したので、確実に動力を伝達することができる。
図2(a)(b)の実施形態では、ボールねじナット(駆動用ナット部材)15部と中空状回転軸3の大径部3bの内周面とを接着剤20によって接着固定、または溶接固定して締結したものである。これによって、前記第1の実施の形態と同様な効果を奏することができるとともに、ボールねじナット15が収納される前記中空状回転軸3の開口端側の内周面にボールねじナット15を接着、または溶接によって固定したので、確実に動力を伝達することができる。
また、図3(a)(b)の実施形態では、ピン21によってボールねじナット15と中空状回転軸3の大径部3bとを締結固定したものである。
この実施の形態の場合も中空状回転軸3とボールねじナット15は一体で回転し、ボールねじナット15の回転に伴って出力用ねじ軸13を直線運動させる。これによって、前記第1の実施の形態と同様な効果を奏することができるとともに、ボールねじナット15が収納される前記中空状回転軸3の開口端側と前記ボールねじナット15とをピン21で固定したので、確実に動力を伝達することができる。
また、前記の実施の形態では、出力用ねじ軸13とボールねじナット15で説明したが、すべりねじ軸、すべりねじナットなども適用できる。
さらに、前記の実施の形態で用いた中空状回転軸は、両端とも開口部でなくても良く、少なくとも一端に開口部があれば良い。中空状回転軸は、必ずしも小径部と大径部の構成でなくても良い。
3 中空状回転軸
3a 小径部
3b 大径部
4 ベアリング
5 回転子
7 固定子
9 スラストラジアルベアリング
11 ロックナット
13 ボールねじ軸
15 ボールねじナット
16 第1のエンドカバー
17 第2のエンドカバー
18 ベアリングホルダ
19 ベアリングカバー
20 接着部
21 ピン
Claims (6)
- 円筒状に形成した中空状回転軸を有するモータ部と、前記中空状回転軸の軸線上に挿通した出力用ねじ軸と、前記中空状回転軸内に設けられた駆動用ナット部材と、前記中空状回転軸を前記一方の開口端側において支持するベアリングとを備え、前記ベアリングを前記中空状回転軸の一方の開口端側の外周面に螺合する締結具の締着力によって固定するとともに、前記駆動用ナット部材を前記中空状回転軸の中空部内に全長に亘って収納して設け、前記モータの中空状回転軸の回転を前記駆動用ナット部材に伝達して前記出力用ねじ軸を直線運動させることを特徴とするリニアアクチュエータ。
- 前記駆動用ナット部材が収納される前記中空状回転軸の開口端側の内周面に雌ねじ加工を施し、前記駆動用ナット部材の外周面に雄ねじ加工を施し、両者を螺合することによって固定したことを特徴とする請求項1に記載のリニアアクチュエータ。
- 前記駆動用ナット部材が収納される前記中空状回転軸の開口端側の内周面に前記駆動用ナット部材外面を接着、または溶接によって固定したことを特徴とする請求項1に記載のリニアアクチュエータ。
- 前記駆動用ナット部材が収納される前記中空状回転軸の開口端側と前記駆動用ナット部材とをピンで固定したことを特徴とする請求項1に記載のリニアアクチュエータ。
- 前記駆動用ナット部材がボールねじナットまたはすべりねじナットであり、前記出力用ねじ軸がボールねじ軸またはすべりねじ軸であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のリニアアクチュエータ。
- 前記中空状回転軸を前記一方の開口端側において支持するベアリングにスラストラジアルベアリングを用いたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のリニアアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013212884A JP2015075200A (ja) | 2013-10-10 | 2013-10-10 | リニアアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013212884A JP2015075200A (ja) | 2013-10-10 | 2013-10-10 | リニアアクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015075200A true JP2015075200A (ja) | 2015-04-20 |
Family
ID=53000203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013212884A Pending JP2015075200A (ja) | 2013-10-10 | 2013-10-10 | リニアアクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015075200A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61127966A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-16 | Canon Inc | 静圧送りネジ装置 |
JP2001097232A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-10 | Toyoda Mach Works Ltd | 電動式パワーステアリング装置 |
JP2002372117A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Oriental Motor Co Ltd | リニアアクチュエータ |
JP2010115111A (ja) * | 2010-02-08 | 2010-05-20 | Oriental Motor Co Ltd | リニアアクチュエータ |
JP2013147073A (ja) * | 2012-01-17 | 2013-08-01 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
-
2013
- 2013-10-10 JP JP2013212884A patent/JP2015075200A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61127966A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-16 | Canon Inc | 静圧送りネジ装置 |
JP2001097232A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-10 | Toyoda Mach Works Ltd | 電動式パワーステアリング装置 |
JP2002372117A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Oriental Motor Co Ltd | リニアアクチュエータ |
JP2010115111A (ja) * | 2010-02-08 | 2010-05-20 | Oriental Motor Co Ltd | リニアアクチュエータ |
JP2013147073A (ja) * | 2012-01-17 | 2013-08-01 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5955309B2 (ja) | 電動リニアアクチュエータ及びその電動モータ | |
US9644727B2 (en) | Wave gear device and hollow rotating actuator | |
CN109891723B (zh) | 电动致动器 | |
JP2012105483A (ja) | 回転電機、ロボット、回転電機の製造方法、中空軸 | |
KR101927490B1 (ko) | 중공 파동 기어 유닛 | |
JP2016084918A (ja) | トラクション動力伝達装置 | |
WO2016006545A1 (ja) | 関節駆動装置 | |
KR20110066860A (ko) | 리니어 액추에이터 | |
JP2015086931A (ja) | リニアアクチュエータ | |
JP2016063627A (ja) | 回転電機 | |
JPWO2006126243A1 (ja) | モータ軸にボールネジ軸を連結固定する方法 | |
JP3174891U (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
JP2015075200A (ja) | リニアアクチュエータ | |
JP2007154944A (ja) | アクチュエータ構造 | |
JP5597043B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP6565476B2 (ja) | 回転直動変換装置、これを備える電動パワーステアリング装置および車両並びに機械装置 | |
JPWO2018055682A1 (ja) | ロボット、モーターユニット、カップリングユニット | |
JP6570464B2 (ja) | ユニットタイプの波動歯車装置 | |
JP2011051387A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2018128117A (ja) | アクチュエータ | |
JP4506455B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2009066654A (ja) | 溶接ガンの加圧駆動装置 | |
JP2017040343A (ja) | 回転直動変換装置、これを備える電動パワーステアリング装置および車両並びに機械装置 | |
JP2017082864A (ja) | 回転直動変換装置、これを備える電動パワーステアリング装置および車両並びに機械装置 | |
JP2007097240A (ja) | 回転電機におけるエンコーダの回転ディスクの固定方法および固定構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161004 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170613 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170616 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170807 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170926 |