JP2015074685A - プライマー組成物 - Google Patents

プライマー組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2015074685A
JP2015074685A JP2013210459A JP2013210459A JP2015074685A JP 2015074685 A JP2015074685 A JP 2015074685A JP 2013210459 A JP2013210459 A JP 2013210459A JP 2013210459 A JP2013210459 A JP 2013210459A JP 2015074685 A JP2015074685 A JP 2015074685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
primer composition
weight
acrylic
polyol
reaction product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013210459A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6129049B2 (ja
Inventor
杉山 徹
Toru Sugiyama
徹 杉山
伸也 牛尼
Shinya Ushiama
伸也 牛尼
正比呂 伊藤
Masahiro Ito
正比呂 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunstar Engineering Inc
Original Assignee
Sunstar Engineering Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sunstar Engineering Inc filed Critical Sunstar Engineering Inc
Priority to JP2013210459A priority Critical patent/JP6129049B2/ja
Publication of JP2015074685A publication Critical patent/JP2015074685A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6129049B2 publication Critical patent/JP6129049B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、バリヤ性、接着耐久性、湿潤面接着性、作業性および貯蔵安定性に優れた建築用シーリング材用のプライマー組成物であって、特に窯業系または木質系のサイディングボード等の多孔質建材のための建築用シーリング材に有用なプライマー組成物を提供することを課題とする。【解決手段】アクリル系樹脂(A)と、ウレタン系樹脂(B)とを含む、建築用シーリング材用のプライマー組成物であって、ウレタン系樹脂(B)は、(B1)アクリルポリオールとポリイソシアネート化合物との反応物と、(B2)ブタジエンポリオールとポリイソシアネート化合物との反応物とを含むプライマー組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、プライマー組成物、詳しくは、バリヤ性、接着耐久性、湿潤面接着性、作業性および貯蔵安定性に優れ、建築用シーリング材に有用なプライマー組成物に関する。
従来、住宅建築において、プライマーがシーリング材の施工前に外壁材被着面に塗布されている。プライマーを外壁材等の被着面に塗布することにより、被着体とシーリング材との接着性を向上させ、表面強度の脆弱な被着面を強化することができる。近年、住宅の長寿命化、メンテナンスフリー等の要求により、高耐久性能を有する外壁材およびシーリング材が開発され、これに合わせて、建築用シーリング材用のプライマーにも高耐久性能が要求されている。
また、木造住宅の外壁材としては、窯業系または木質系のサイディングボードが多く使用されているが、これらは多孔質であるため水分の影響を受けやすく、またプライマーが浸透しやすい。そのため、外壁材被着面において、プライマーの造膜性が低下する等の理由により、必ずしも良好な接着耐久性、特に湿潤条件における接着耐久性が得られないという問題があった。
そこで、長期の接着性が改善されたプライマー組成物が提案されている(特許文献1)。しかし、これはガラスや金属に対するものであって、多孔質建材に対しては十分な効果を発揮できなかった。また、多孔質面用プライマー組成物について提案されているものの、必ずしも接着耐久性については満足のいくものではなかった(特許文献2)。
特開平11−343429号公報 特開2000−86990号公報
本発明は、バリヤ性、接着耐久性、湿潤面接着性、作業性および貯蔵安定性に優れた建築用シーリング材用のプライマー組成物であって、特に窯業系または木質系のサイディングボード等の多孔質建材のための建築用シーリング材に有用なプライマー組成物を提供することを課題とする。
本発明者らは、アクリル系樹脂とウレタン系樹脂とを含有する、建築用シーリング材用のプライマー組成物によって、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明には、以下の好適な実施態様が含まれる。
〔1〕(A)アクリル系樹脂と、
(B)ウレタン系樹脂と
を含む、建築用シーリング材用のプライマー組成物であって、
ウレタン系樹脂(B)は、
(B1)アクリルポリオールとポリイソシアネート化合物との反応物と、
(B2)ブタジエンポリオールとポリイソシアネート化合物との反応物と
を含むプライマー組成物。
〔2〕(A)アクリル系樹脂の重量平均分子量Mwは、80,000〜200,000である、上記〔1〕に記載のプライマー組成物。
〔3〕アクリルポリオールは、重量平均分子量Mwが5,000〜50,000であり、および水酸基価が20〜120である、上記〔1〕または〔2〕に記載のプライマー組成物。
〔4〕ブタジエンポリオールは、数平均分子量Mnが800〜2,000であり、および水酸基価が50〜150である、上記〔1〕乃至〔3〕のいずれかに記載のプライマー組成物。
〔5〕(C)密着剤として、イソシアネート化合物、シランカップリング剤、およびイソシアネート化合物とシランカップリング剤との反応物からなる群から選択された少なくとも1つを更に含む、上記〔1〕乃至〔4〕のいずれかに記載のプライマー組成物。
〔6〕プライマー組成物の全重量を基準として、1〜15重量%のアクリル系樹脂(A)と、5〜35重量%のウレタン系樹脂(B)とを含む、上記〔1〕乃至〔5〕のいずれかに記載のプライマー組成物。
本発明のプライマー組成物は、バリヤ性に優れているため、被着体またはシーリング材からの可塑剤等の移行を防止することができる。また、本発明のプライマー組成物は、接着耐久性、湿潤面接着性および作業性に優れ、特に窯業系または木質系のサイディングボード等の多孔質建材に塗布することができ、長期にわたり多孔質の外壁材内部からのシーリング材接着面への水・アルカリの滲出を防止し、高い接着力を発揮することができる。さらに、本発明のプライマー組成物は、長期間貯蔵後においても大きな粘度の増加が見られず、貯蔵安定性にも優れる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明のプライマー組成物は、アクリル系樹脂(A)とウレタン系樹脂(B)とを含んでなる。
本発明に用い得るアクリル系樹脂(A)としては特に限定されず、従来公知の各種アクリル系樹脂、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸s−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸ネオペンチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソデシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸トリデシルおよび(メタ)アクリル酸ステアリル等の(メタ)アクリル酸アルキル;トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリル酸エステル等の多価アクリル酸エステル;(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸トリシクロデシニルおよび(メタ)アクリル酸テトラヒドロフルフリル等の(メタ)アクリル酸脂環式アルキル;(メタ)アクリル酸2−メトキシエチル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸クロロエチル、(メタ)アクリル酸トリフルオロエチル等のヘテロ原子含有(メタ)アクリル酸エステルおよびこれらの重合体、共重合体等が挙げられる。また、これらのアクリル系モノマーと酢酸ビニル、スチレン等の共重合性モノマーとの共重合体も挙げられる。本発明において、これらの1種または2種以上を使用することができる。
上記アクリル系樹脂(A)は、重量平均分子量Mwが、通常、80,000以上、好ましくは100,000以上、より好ましくは120,000以上である。また、本発明に用い得るアクリル系樹脂(A)は、重量平均分子量Mwが、通常、200,000以下、好ましくは180,000以下、より好ましくは160,000以下である。上記アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量Mwが80,000以上であると、プライマー組成物のバリヤ性、接着耐久性、貯蔵安定性、多孔質面および湿潤面への接着性が増加し、重量平均分子量Mwが200,000以下であると、プライマー組成物の良好な接着耐久性、作業性、多孔質面および湿潤面への接着性が得られる。
本発明における数平均分子量Mnおよび重量平均分子量Mwは、THFを溶媒としてGPCを用い、ポリスチレン換算により測定する。
上記アクリル系樹脂(A)は、その製造について特に限定されず、例えば、従来公知の方法により製造できる。上記アクリル系樹脂(A)の代表的市販品としては、例えば三菱レイヨン社製ダイヤナールシリーズ等が挙げられる。
本発明のプライマー組成物は、上記アクリル系樹脂(A)を、プライマー組成物の全重量を基準として、通常、1重量%以上、好ましくは2重量%以上、より好ましくは4重量%以上含んでなる。また、本発明のプライマー組成物は、本発明に用い得るアクリル系樹脂(A)を、プライマー組成物の全重量を基準として、通常、15重量%以下、好ましくは12重量%以下、より好ましくは10重量%以下含んでなる。本発明のプライマー組成物に含まれるアクリル系樹脂(A)の量が、1重量%以上であると、プライマー組成物のバリヤ性、接着耐久性、多孔質面および湿潤面への接着性が良好である。また、本発明のプライマー組成物に含まれる上記アクリル系樹脂(A)の量が、15重量%以下であると、プライマー組成物の作業性、多孔質面および湿潤面への接着性が良好である。
本発明に用い得るウレタン系樹脂(B)は、アクリルポリオールとポリイソシアネート化合物との反応物(B1)と、ブタジエンポリオールとポリイソシアネート化合物との反応物(B2)とを含んでなる。
上記反応物(B1)を製造するためのアクリルポリオールとしては、例えば、一つの分子内に1個以上の活性水素を有する重合性アクリルモノマーを、これと共重合可能なその他のモノマーとを共重合させることによって得ることができるアクリルポリオールが挙げられる。一つの分子内に1個以上の活性水素を有する前記アクリルモノマーとしては、活性水素を有するアクリル酸エステル、例えば2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレートおよび2−ヒドロキシブチルアクリレート、活性水素を有するメタクリル酸エステル、例えば2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレートおよび2−ヒドロキシブチルメタクリレート、ならびに多価活性水素を有する(メタ)アクリル酸エステル、例えばグリセリンのアクリル酸モノエステルまたはメタクリル酸モノエステルおよびトリメチロールプロパンのアクリル酸モノエステルまたはメタクリル酸モノエステルからなる群より選択される単一のまたは混合モノマーが挙げられる。前記モノマーと共重合可能なその他のモノマーの例としては、アクリル酸エステル、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチルおよびアクリル酸2−エチルヘキシル、ならびにメタクリル酸エステル、例えばメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−ヘキシル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ラウリル、およびメタクリル酸グリシジル等が挙げられる。必要ならば、他の重合性モノマー、例えば、不飽和カルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸およびイタコン酸、不飽和アミド、例えばアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミドおよびジアセトンアクリルアミド、スチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、ならびにアクリロニトリルの一つまたは混合物を、共重合に更に使用し得る。本発明において、上記アクリルモノマーと、これと共重合可能なモノマーとを共重合させることにより得られるアクリルポリオールの1種または2種以上を使用することができる。
上記アクリルポリオールは、重量平均分子量Mwが、通常、5,000以上、好ましくは8,000以上、より好ましくは10,000以上である。また、本発明に用い得るアクリルポリオールは、重量平均分子量Mwが、通常、50,000以下、好ましくは40,000以下、より好ましくは30,000以下である。上記アクリルポリオールの重量平均分子量Mwが5,000以上であると、プライマー組成物の貯蔵安定性、多孔質面および湿潤面への接着性が良好であり、重量平均分子量Mwが50,000以下であると、プライマー組成物の多孔質面および湿潤面への接着性が良好である。
上記アクリルポリオールは、水酸基価が、通常、20以上、好ましくは30以上、より好ましくは50以上である。また、本発明に用い得るアクリルポリオールは、水酸基価が、通常、120以下、好ましくは110以下、より好ましくは100以下である。上記アクリルポリオールの水酸基価が20以上であると、ポリイソシアネート化合物との反応性およびプライマー組成物の多孔質面への接着性が良好であり、水酸基価が120以下であると、プライマー組成物の作業性および貯蔵安定性が良好である。
本発明における水酸基価は、試料1gをアセチル化させたとき,水酸基と結合した酢酸を中和するのに必要とする水酸化カリウムのmg数とした。
上記アクリルポリオールは、その製造について特に限定されず、例えば、従来公知の方法により製造できる。上記アクリルポリオールの代表的市販品としては、例えば東亞合成株式会社製アルフォン等が挙げられる。
また、上記反応物(B1)を製造するためのポリイソシアネート化合物としては特に限定されず、従来公知の各種ポリイソシアネート、例えば、芳香族系、脂環族系、脂肪族系のポリイソシアネート、およびそれらのウレタン変性体、アロファネート変性体、ウレトジオン変性体、イソシアヌレート変性体、カルボジイミド変性体、ウレトンイミン変性体、ウレア変性体、ビウレット変性体等が挙げられる。本発明において、これらの1種または2種以上を使用することができる。
上記ポリイソシアネート化合物の代表的市販品としては、例えば住化バイエルウレタン社製品デスモジュール、三井化学社製品タケネート、旭化成ケミカルズ社製品デュラネート等が挙げられる。
上記アクリルポリオールとポリイソシアネート化合物との反応物(B1)は、酢酸エチル等の溶媒中でNCO/OH比を1.8〜2.4の範囲に設定し、60℃〜70℃条件下でジブチル錫ジラウレート等を触媒として3時間以上反応させることにより製造することができる。
上記ウレタン系樹脂(B)は、上記反応物(B1)を、ウレタン系樹脂(B)の全重量を基準として、好ましくは、65重量%以上、より好ましくは75重量%以上、さらにより好ましくは80重量%以上含んでなる。また、本発明に用い得るウレタン系樹脂(B)は、上記反応物(B1)を、ウレタン系樹脂(B)の全重量を基準として、好ましくは、99重量%以下含んでなる。ウレタン系樹脂(B)に含まれる上記反応物(B1)の量が、65重量%以上であると、プライマー組成物の多孔質面への接着性が良好である。また、ウレタン系樹脂(B)に含まれる上記反応物(B1)の量が、99重量%以下であると、プライマー組成物の貯蔵安定性および作業性が良好である。
上記反応物(B2)を製造するためのブタジエンポリオールとしては、ヒドロキシ基を2個以上有するポリブタジエンが挙げられる。ポリブタジエンとしては、例えば、ブタジエン単独重合体、ブタジエンと他のモノマー成分との共重合体等が挙げられる。ここで、ブタジエンと共重合させるモノマー成分としては、例えば、スチレン、アクリロニトリルが挙げられる。モノマー成分は単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。本発明において、これらの1種または2種以上を使用することができる。
本発明においては、上記ブタジエンポリオールにおけるヒドロキシ基が結合する位置は特に限定されないが、ヒドロキシ基がポリブタジエンの末端に結合するのが好ましい。
また、本発明においては、上記ブタジエンポリオールは、数平均分子量Mnが、通常、800以上、好ましくは900以上、より好ましくは1,000以上である。また、本発明に用い得るブタジエンポリオールは、数平均分子量Mnが、通常、2,000以下、好ましくは1,800以下、より好ましくは1,500以下である。上記ブタジエンポリオールの数平均分子量Mnが800以上であると、プライマー組成物の耐水接着性が良好であり、数平均分子量Mnが2,000以下であると、プライマー組成物の作業性および貯蔵安定性が良好である。
上記ブタジエンポリオールは、水酸基価が、通常、50以上、好ましくは70以上、より好ましくは80以上である。また、本発明に用い得るブタジエンポリオールは、水酸基価が、通常、150以下、好ましくは140以下、より好ましくは130以下である。上記ブタジエンポリオールの水酸基価が50以上であると、ポリイソシアネート化合物との反応性およびプライマー組成物の耐水接着性が良好であり、水酸基価が150以下であると、プライマー組成物の貯蔵安定性が良好である。
上記ブタジエンポリオールは、その製造について特に限定されず、例えば、従来公知の方法により製造できる。また、上記ブタジエンポリオールの代表的市販品としては、例えば、Poly bd R45HT、R15HT(いずれも出光興産社製)等が挙げられる。
ブタジエンポリオールと反応させるポリイソシアネート化合物としては、上記反応物(B1)の製造に用いるポリイソシアネート化合物等を用いることができる。
上記ブタジエンポリオールとポリイソシアネート化合物との反応物(B2)は、酢酸エチル等の溶媒中でNCO/OH比を1.8〜2.4の範囲に設定し、60℃〜70℃条件下でジブチル錫ジラウレート等を触媒として3時間以上反応させることにより製造することができる。
上記ウレタン系樹脂(B)は、上記反応物(B2)を、ウレタン系樹脂(B)の全重量を基準として、好ましくは、1重量%以上、より好ましくは2重量%以上、さらにより好ましくは3重量%以上含んでなる。また、本発明に用い得るウレタン系樹脂(B)は、上記反応物(B2)を、ウレタン系樹脂(B)の全重量を基準として、好ましくは、35重量%以下、より好ましくは25重量%以下、さらにより好ましくは20重量%以下含んでなる。ウレタン系樹脂(B)に含まれる上記反応物(B2)の量が、1重量%以上であると、プライマー組成物の耐水接着性が良好である。また、ウレタン系樹脂(B)に含まれる上記反応物(B2)の量が、35重量%以下であると、プライマー組成物の貯蔵安定性に良い影響を与える。
本発明のプライマー組成物は、上記ウレタン系樹脂(B)を、プライマー組成物の全重量を基準として、通常、5重量%以上、好ましくは7重量%以上、より好ましくは10重量%以上含んでなる。また、本発明に用い得るウレタン系樹脂(B)は、プライマー組成物の全重量を基準として、通常、35重量%以下、好ましくは30重量%以下、より好ましくは25重量%以下含んでなる。本発明のプライマー組成物に含まれるウレタン系樹脂(B)の量が、5重量%以上であると、プライマー組成物の多孔質面への接着性が良好である。また、本発明のプライマー組成物に含まれる上記ウレタン系樹脂(B)の量が、35重量%以下であると、プライマー組成物の作業性および貯蔵安定性が良好である。
本発明のプライマー組成物は、必要に応じて、上記成分(A)および(B)に加えて、密着剤(C)として、イソシアネート化合物、シランカップリング剤、イソシアネート化合物とシランカップリング剤との反応物、シリケート化合物およびシロキサン化合物からなる群から選択された少なくとも1つを更に含んでもよい。好ましくは、本発明のプライマー組成物は、密着剤(C)として、イソシアネート化合物、シランカップリング剤、およびイソシアネート化合物とシランカップリング剤との反応物からなる群から選択された少なくとも1つを更に含む。
本発明においては、密着剤として、イソシアネート化合物および/またはシランカップリング剤を相溶性、反応性、安定性を考慮しながら用いることができる。上記イソシアネート化合物としては特に限定されず、従来公知の各種ポリイソシアネート、例えば、芳香族系、脂環族系、脂肪族系のポリイソシアネート、およびそれらのウレタン変性体、アロファネート変性体、ウレトジオン変性体、イソシアヌレート変性体、カルボジイミド変性体、ウレトンイミン変性体、ウレア変性体、ビウレット変性体等が挙げられる。本発明において、これらの1種または2種以上を使用することができる。上記イソシアネートの代表的市販品としては、例えば住化バイエルウレタン社製品デスモジュール、三井化学社製品タケネート、旭化成ケミカルズ社製品デュラネート等が挙げられる。
本発明のプライマー組成物は、上記イソシアネート化合物を、プライマー組成物の全重量を基準として、好ましくは、1〜15重量%、より好ましくは1〜12重量%含み得る。本発明のプライマー組成物に含まれるイソシアネート化合物の量が、1〜15重量%であると、プライマー組成物の作業性および貯蔵後安定性の観点から有利である。
上記シランカップリング剤としては、例えばγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン等のエポキシシラン類;γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジエトキシシラン、メルカプトメチルトリエトキシシラン、メルカプトメチルジメトキシメチルシラン、メルカプトメチルジエトキシメチルシラン等のメルカプトシラン類;γ−イソシアネートプロピルトリメトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルメチルジエトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルメチルジメトキシシラン、(イソシアネートメチル)トリメトキシシラン、(イソシアネートメチル)ジメトキシメチルシラン等のイソシアネートシラン類;γ−(α−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−フェニルアミノプロピルトリメトキシシラン、ビス(トリメトキシシリルプロピル)アミン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、ウレイドプロピルトリエトキシシラン、N−(n−ブチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(シクロヘキシル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−メチルアミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノアルコキシシラン類およびこれらのケトンブロック体が挙げられる。本発明では、これらの1種または2種以上を使用することができる。
本発明のプライマー組成物は、上記シランカップリング剤を、プライマー組成物の全重量を基準として、好ましくは、1〜15重量%、より好ましくは1〜10重量%含み得る。
また、上記イソシアネート化合物の1種または2種以上とシランカップリング剤の1種または2種以上との反応物を密着剤として使用することは、製造工程上の安定性および安全性、プライマー組成物の安定性の観点から特に好ましい。イソシアネート化合物とメルカプトシランとの反応物が、湿潤面接着性、耐久接着性の観点から、より好ましい。イソシアネート化合物とシランカップリング剤との反応物は、NCO/(シランカップリング剤反応基)比を0.5〜3.0に調整して製造することができ、例えばイソシアネート化合物とメルカプトシランとの反応物は、酢酸エチル等の溶媒中で、NCO/SH比を0.5〜3.0に調整し撹拌しながら60℃〜70℃条件下で3時間以上反応させることにより製造することができる。
本発明のプライマー組成物は、上記イソシアネート化合物とシランカップリング剤との反応物を、プライマー組成物の全重量を基準として、好ましくは、3重量%以上、より好ましくは5重量%以上、さらにより好ましくは7重量%以上含んでなる。また、本発明のプライマー組成物は、上記イソシアネート化合物とシランカップリング剤との反応物を、プライマー組成物の全重量を基準として、好ましくは、15重量%以下、より好ましくは13重量%以下、さらにより好ましくは11重量%以下含んでなる。本発明のプライマー組成物に含まれるイソシアネート化合物とシランカップリング剤との反応物の量が、3重量%以上であると、プライマー組成物の耐久接着性、多孔質面および湿潤面への接着性が良好である。また、本発明のプライマー組成物に含まれる上記イソシアネート化合物とシランカップリング剤との反応物の量が、15重量%以下であると、プライマー組成物の貯蔵安定性が良好である。
また、上記シリケート化合物としては、例えばテトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン;およびエチルポリシリケート、プロピルポリシリケート、ブチルポリシリケート、メチルセロソルブオルソシリケート、n−プロピルオルソシリケート、テトラメチルシリケート等のシリケート類が挙げられ、上記シロキサン化合物としては、例えばドデカメチルペンタシロキサン等の低分子シロキサンが挙げられる。本発明では、これらの1種または2種以上を併用することができ、本発明のプライマー組成物に適量添加することができる。
本発明のプライマー組成物は、必要に応じて、上記成分に加えて、添加剤(D)を含んでもよい。
上記添加剤(D)としては、例えば脱水剤、着色剤および/または溶剤等が挙げられる。
上記脱水剤としては、例えばアルミノケイ酸塩、シリカ、アルミナ等の無機系固体吸着剤や単官能イソシアネート等が挙げられ、これらを併用することも可能である。上記脱水剤の代表的市販品としては、例えば和光純薬工業(株)製モレキュラーシーブ3A等が挙げられる。
上記着色剤としては特に限定されず、染料および顔料が含まれ、例えばクルクミン色素、紅麹色素、クロロフィル、トウガラシ色素、マリーゴールド色素等が挙げられ、本発明のプライマー組成物に適量添加することができる。
上記溶剤としては特に限定されず、例えば脂肪族化合物(n−ヘキサン、ヘプタン等)、芳香族化合物(トルエン、キシレン等)、アルコール(メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール等)、ケトン(アセトン、メチルエチルケトン等)、エステル(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、エーテル(テトラヒドロフラン、ブチルセロソルブ等)、リグロイン等の有機溶剤が挙げられる。本発明において、これらの1種または2種以上を使用することができ、本発明のプライマー組成物に適量添加することができる。
上記溶剤は、各成分を混合する際に添加してもよく、および/または各成分中に含まれていてもよい。
本発明のプライマー組成物は、液体を均一に混合できる混合機であれば製造でき、例えば1軸、2軸のシャフト付の攪拌機、または底部にパルセーター等を持つタンクを用いて混合することによって製造できる。特に、ジャケットを備え、材料温度を可変できる設備が望ましい。
プライマー組成物を、例えば刷毛、筆等を用いて、持ち上げて液が落ちないよう液切りした後、50〜400ml/mの塗布量で被着面へ均一に塗布する。塗布後30分〜8時間経過した後、シーリング材を施工する。なお、雨天時の施工および被着体面に水滴等が残る環境下での使用は避け、好ましくは5℃〜35℃の条件下での施工とする。
本発明のプライマー組成物は、高いバリヤ性を有するため、被着体またはシーリング材から可塑剤等が移行するのを防止でき、また長期間にわたって高い接着耐久性を発揮することができる。さらに、本発明のプライマー組成物は、湿潤面に対しても高い接着性を発揮することができる。
また、本発明のプライマー組成物は、その性状により、多孔質建材に適用してもプライマーが多孔質建材に浸透し難いため、高い造膜性を発揮することができ、一方で刷毛等によって塗布し易く、高い作業性を発揮することもできる。従って、本発明のプライマー組成物は、窯業系または木質系のサイディングボード等の外壁材、特にシーラーや塗料等が塗布された外壁材等にも施工することができる。
さらに、本発明のプライマー組成物は、長期間貯蔵後においても粘度の大きな増加が見られず、貯蔵安定性に優れる。
以下、実施例および比較例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるものではない。
〔調製例1〕成分(B1)の調製
表1に記載された成分(B1)の各配合試料および酢酸エチル16.5gをそれぞれフラスコに投入し、65℃に加温し撹拌しながら3時間反応させ、成分(B1)をそれぞれ得た。この際、還流器、窒素置換装置を併用するのが好ましい。
Figure 2015074685
(注1)住化バイエルウレタン(株)製デスモジュールZ−4470SN
(注2)東亞合成(株)製アルフォンUH−2170;Mw14,000、OH価88mgKOH/g
(注3)東亞合成(株)製アルフォンUH−2041;Mw2,500、OH価120mgKOH/g
〔調製例2〕成分(B2)の調製
表2に記載された成分(B2)の各配合試料および酢酸エチル15gをそれぞれフラスコに投入し、65℃に加温し撹拌しながら3時間反応させ、成分(B2)をそれぞれ得た。この際、還流器、窒素置換装置を併用するのが好ましい。
Figure 2015074685
(注4)住化バイエルウレタン(株)製デスモジュールZ−4470SN
(注5)出光興産(株)製Poly bd R−15HT;Mn1,200、OH価102.7mgKOH/g
(注6)出光興産(株)製Poly bd R−45HT;Mn2,800、OH価46.6mgKOH/g
(注7)出光興産(株)製エポール;Mn2,500、OH価50.5mgKOH/g
〔調製例3〕成分(C)の調製
表3に記載された成分(C)の配合試料および酢酸エチル2.5gをフラスコに投入し、65℃に加温し撹拌しながら3時間反応させ、成分(C)を得た。この際、還流器、窒素置換装置を併用するのが好ましい。
Figure 2015074685
(注8)旭化成ケミカルズ(株)製デュラネート24A−100
(注9)信越化学工業(株)製KBM−803
〔実施例および比較例〕
成分(A)、(B1)、(B2)、(C)、および酢酸エチル22.5gを攪拌機に投入し、40℃以下に保ちながら20分間撹拌しそれぞれのプライマー組成物を得た。この際、還流器、窒素置換装置を併用するのが好ましい。生成したプライマー組成物の重量比率を表4に示す。
Figure 2015074685
(注10)三菱レイヨン(株)製ダイヤナールBR−84;Mw120,000、OH価1.9mgKOH/g
(注11)三菱レイヨン(株)製ダイヤナールBR−77;Mw65,000、OH価18.5mgKOH/g
(注12)三菱レイヨン(株)製ダイヤナールBR−85;Mw240,000、OH価0mgKOH/g
上記のように調製した各プライマー組成物について以下の試験を行った。その結果を表5に示す。
[試験方法]
1.バリヤ性
スレート板に常乾性アクリル塗料(ニチハ(株);下塗TC115E、上塗アクライトNo.1)をその塗装仕様に従い塗布し、常温で1週間乾燥させた。その後、プライマー組成物を200mg/m塗布し、常温で1時間乾燥させた。次に、その表面にDINPおよびアルキルベンゼン系可塑剤を0.3g/9cm塗布した。それぞれ、60℃×2日放置後、硬度2Hの鉛筆で引っ掻き、塗装に傷が付くか否か確認した。
塗装に傷がない場合は○、塗装まで傷付く場合は×とした。
2.接着耐久性
窯業系サイディングボード(KMEW(株)製ネオロック光セラ16)を被着体とし、JIS A1439「建築用シーリング材の試験方法」の5.20引張接着性試験項目に準じ、一成分形変成シリコーン系シーリング材(サンスター技研(株)製ペンギンシール2550LM)にてISO形試験体を作製した。耐温水(23℃7日間+35℃90%7日間+50℃温水7日間)養生後、50mm/分の引張速度にて引張接着性試験を行い、最大荷重時の伸び(Emax)、最大引張応力(Tmax)を測定するとともに破壊状態を確認した。
(1)破壊状態AF(界面破壊)がないこと、(2)最大荷重時の伸び(Emax):250%以上、(3)最大引張応力(Tmax):0.2N/mm以上、を判定項目とし、3項目全て満たす場合は○、2項目満たす場合は△、1項目しか満たさない場合および1項目も満たさない場合は×とした。
3.作業性
JIS K 5600 2−2第2部「塗料の性状・安定性」第2節 粘度3項に準じ、フォードカップNo.4にて各プライマー組成物の粘度(秒)を測定した。
作業性に支障を与えない14秒以内であれば○、14秒を超え18秒未満を△、18秒以上または均一に流動性を保てないものを×とした。
4.貯蔵安定性
密封容器にて50℃×1ヶ月貯蔵後、目視にてゲル化がないことおよびフォードカップ粘度の増加が+3秒以内であることによって評価した。
ゲル化せず粘度の増加が+3秒以内の場合は○、粘度の増加が+3秒を超える場合は△、ゲル化した場合は×とした。
5.湿潤面接着性
被着体(KMEW(株)製ネオロック光セラ16)を予め水浸漬後、23℃・50%RH雰囲気中にて含水率55〜65%(含水率計MC−160SA)に調製したものを被着体とし、JIS A 1439「建築用シーリング材の試験方法」の5.20引張接着性試験項目に準じ、一成分形変成シリコーン系シーリング材(サンスター技研(株)製ペンギンシール2550LM)にてISO形試験体を作製した。常態(23℃7日間+35℃90%7日間)養生後、50mm/分の引張速度にて引張接着性試験を行い、破壊状態を確認した。
破壊状態が、AF(界面破壊)部分がない場合は○、AF部分が20%以下である場合は△、AF部分が20%を超える場合は×とした。
Figure 2015074685
以上の結果から、作業性および貯蔵後の安定性に影響を与えない範囲で、高いバリヤ性を保持し、特に多孔質面に対して優れた接着耐久性かつ湿潤面への接着性が向上していることがわかる。

Claims (6)

  1. (A)アクリル系樹脂と、
    (B)ウレタン系樹脂と
    を含む、建築用シーリング材用のプライマー組成物であって、
    ウレタン系樹脂(B)は、
    (B1)アクリルポリオールとポリイソシアネート化合物との反応物と、
    (B2)ブタジエンポリオールとポリイソシアネート化合物との反応物と
    を含むプライマー組成物。
  2. (A)アクリル系樹脂の重量平均分子量Mwは、80,000〜200,000である、請求項1に記載のプライマー組成物。
  3. アクリルポリオールは、重量平均分子量Mwが5,000〜50,000であり、および水酸基価が20〜120である、請求項1または2に記載のプライマー組成物。
  4. ブタジエンポリオールは、数平均分子量Mnが800〜2,000であり、および水酸基価が50〜150である、請求項1乃至3のいずれかに記載のプライマー組成物。
  5. (C)密着剤として、イソシアネート化合物、シランカップリング剤、およびイソシアネート化合物とシランカップリング剤との反応物からなる群から選択された少なくとも1つを更に含む、請求項1乃至4のいずれかに記載のプライマー組成物。
  6. プライマー組成物の全重量を基準として、1〜15重量%のアクリル系樹脂(A)と、5〜35重量%のウレタン系樹脂(B)とを含む、請求項1乃至5のいずれかに記載のプライマー組成物。
JP2013210459A 2013-10-07 2013-10-07 プライマー組成物 Active JP6129049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013210459A JP6129049B2 (ja) 2013-10-07 2013-10-07 プライマー組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013210459A JP6129049B2 (ja) 2013-10-07 2013-10-07 プライマー組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015074685A true JP2015074685A (ja) 2015-04-20
JP6129049B2 JP6129049B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=52999811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013210459A Active JP6129049B2 (ja) 2013-10-07 2013-10-07 プライマー組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6129049B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021147468A (ja) * 2020-03-18 2021-09-27 横浜ゴム株式会社 プライマー組成物
CN113692430A (zh) * 2019-02-18 2021-11-23 思美定株式会社 底漆组合物
KR102361460B1 (ko) * 2021-03-10 2022-02-14 가미소재 (주) 습윤면에 코팅 가능한 수성 프라이머 조성물 및 이의 제조방법
EP3950873A4 (en) * 2019-04-05 2022-04-06 Showa Denko Materials Co., Ltd. SET OF ADHESIVE AGENTS AND METHOD FOR MAKING A STRUCTURAL BODY

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000063768A (ja) * 1998-08-21 2000-02-29 Sunstar Eng Inc ポリオレフィン材料の接着方法
JP2006083372A (ja) * 2004-08-19 2006-03-30 Dainippon Ink & Chem Inc 水性プライマー組成物、それを用いた下地処理方法および積層構造体
JP2006096912A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Yokohama Rubber Co Ltd:The 2液硬化型ポリウレタン樹脂組成物

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000063768A (ja) * 1998-08-21 2000-02-29 Sunstar Eng Inc ポリオレフィン材料の接着方法
JP2006083372A (ja) * 2004-08-19 2006-03-30 Dainippon Ink & Chem Inc 水性プライマー組成物、それを用いた下地処理方法および積層構造体
JP2006096912A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Yokohama Rubber Co Ltd:The 2液硬化型ポリウレタン樹脂組成物

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113692430A (zh) * 2019-02-18 2021-11-23 思美定株式会社 底漆组合物
CN113692430B (zh) * 2019-02-18 2023-06-09 思美定株式会社 底漆组合物
EP3950873A4 (en) * 2019-04-05 2022-04-06 Showa Denko Materials Co., Ltd. SET OF ADHESIVE AGENTS AND METHOD FOR MAKING A STRUCTURAL BODY
JP2021147468A (ja) * 2020-03-18 2021-09-27 横浜ゴム株式会社 プライマー組成物
JP7395087B2 (ja) 2020-03-18 2023-12-11 シーカ テクノロジー アクチェンゲゼルシャフト プライマー組成物
KR102361460B1 (ko) * 2021-03-10 2022-02-14 가미소재 (주) 습윤면에 코팅 가능한 수성 프라이머 조성물 및 이의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP6129049B2 (ja) 2017-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8808805B2 (en) Coating agent with high scratch resistance and weathering resistance
CN101583643B (zh) 具有高耐刮性和气候稳定性的涂料组合物
CN111117376B (zh) 一种用于硅烷改性类建筑密封胶的底涂剂
JP2006306994A (ja) 水性塗料組成物及び該水性塗料組成物の塗装方法
JP6129049B2 (ja) プライマー組成物
CN105176439A (zh) 一种胶黏剂用粘接促进剂、合成方法及应用
JP4940142B2 (ja) アルコキシシラン官能性の成分をベースとする耐引掻性が高く、かつ高弾性の被覆剤
CN104583261A (zh) 用于层合片的粘合剂
JP2015232077A (ja) 二液混合型塗料組成物
CN111117410B (zh) 一种用于硅烷改性类建筑密封胶的高耐水性底涂剂
EP2222803B1 (en) Moisture cure alpha-silane modified acrylic coatings
JP2012057125A (ja) プライマー組成物およびこれを用いる積層体
CN113396195A (zh) 底漆组合物
TWI807773B (zh) 噴墨用液態光學膠
JP2004292541A (ja) 水性樹脂組成物
CN113692430B (zh) 底漆组合物
JP4577818B2 (ja) 水性塗料組成物
JP2005105111A (ja) 水性硬化性組成物、該水性硬化性組成物を含んでなる塗料及び接着剤
JP4865307B2 (ja) 硬化性組成物及びシーリング材組成物
KR20130048913A (ko) 유전율이 높은 전자종이용 점착 조성물
JP7395087B2 (ja) プライマー組成物
JP2012062378A (ja) 塗料組成物
JP2000345135A (ja) シーリング材組成物
JP2001049169A (ja) 塗料用硬化性樹脂組成物
JP4294944B2 (ja) 床用塗料硬化性組成物および床用塗膜の形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6129049

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250