JP2015074522A - エレベータ乗りかご内監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録装置からの記録媒体の不正な取出しを適確に検知できて保守管理上の安全性及び信頼性を向上し得るエレベータ乗りかご内監視装置を提供する。
【解決手段】この監視装置の要部となるかご内操作盤内に収容される記録装置50に備えられ、監視カメラ40に接続される制御装置60では、イジェクトボタンスイッチ52の押圧操作をイジェクト操作検知部63により検知した後、コネクタ51へのカード未装着を装着判定部61が判定した状態でタイマ65による計時が終了した場合のコネクタ51に対するカードの装着し忘れの旨、スイッチ52の押圧操作が検知されずにコネクタ51からのカードの不正な取出しが不正取出し検知部66で検知された後、カード未装着を装着判定部61により判定した状態で不正判定用タイマ67による計時が終了した時点での不正取り出しが行われた旨を通信処理部68により監視端末装置70を経由して監視センタへ通報する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータの乗りかご内の様子を監視用に撮像した映像を記録媒体に記録する記録装置を備え、記録媒体が記録装置に対して着脱可能なエレベータ乗りかご内監視装置に関する。
従来、この種のエレベータ乗りかご内監視装置に関連する周知技術として、専用のエレベータ保守員の出動を依頼することなく、収録体の取外しを行うことができるようにした「エレベータ乗りかご内防犯装置」(特許文献1参照)が挙げられる。
特開平10−310347号公報
上述した特許文献1に係る技術は、乗りかご内にビデオカメラ(監視カメラ)を備え、このビデオカメラで撮影した映像(撮影データ)をビデオテープ等の収録体(記録媒体)に収録するようにしたエレベータ乗りかご内防犯装置において、乗りかごの運転盤内に収録体への映像収録を行わせるビデオデッキ(記録装置)を収納したものであるが、こうした構成であれば、保守点検作業時に作業者が記録装置から記録媒体を取出し易いという利点がある反面、他の第三者によっても窃盗等で不正な取出しを行い易いため、保守管理上の安全性及び信頼性において問題がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、記録装置からの記録媒体の不正な取出しを適確に検知できて保守管理上の安全性及び信頼性を向上し得るエレベータ乗りかご内監視装置を提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明は、建物に設けられたエレベータの乗りかご内の様子を撮像する撮影する監視カメラと、監視カメラにより撮影された映像を記録媒体に記録する記録装置と、を備え、当該記録装置は当該記録媒体を着脱可能に装着する装着部を備えたエレベータ乗りかご内監視装置において、記録装置は、乗りかご内のかご内操作盤に収容されると共に、通信回線を介してエレベータの異常を監視する監視センタとの通信を行う監視端末装置と監視カメラとに接続された制御装置を備え、制御装置は、装着部への記録媒体の装着の有無を判定する装着判定部と、予め設定された不正取出し判定時間の計時を行う不正判定用タイマと、装着部からの記録媒体の不正な取出しを検知する不正取出し検知部と、監視センタとの通信内容を監視端末装置へ指令する通信処理部と、を備えて構成され、通信処理部では、不正取出し検知部で不正な取出しが検知された後、装着判定部による判定結果の未装着が継続した状態で不正判定用タイマによる不正取出し判定時間の計時が終了した時点で通信内容として不正取り出しが行われた旨を監視端末装置及び通信回線を経由して監視センタへ通報することを特徴とする。
本発明のエレベータ乗りかご内監視装置によれば、記録装置からの記録媒体の不正な取出しを記録装置内の制御装置で識別して監視端末装置を経由してエレベータを監視する監視センタ側へ通報する機能が持たされ、通報を受けた監視者が記録媒体の不正な取出しに対して迅速に対応することが可能となるため、記録装置からの記録媒体の不正な取出しを適確に検知できて保守管理上の安全性及び信頼性が向上し、結果として記録媒体の記録装置への未装着状態で監視カメラで撮影される映像が記録(録画)されない時間を極力短くし得るようになる。
本発明の実施例1に係るエレベータ乗りかご内監視装置を含むエレベータ監視システムの全体を示した概略図である。 図1に示すエレベータ乗りかご内監視装置に備えられる記録装置の外観構成を斜め上方向から示した斜視図である。 図2で説明した記録装置の細部構成を周辺装置を含めて示したブロック図である。 図3で説明した記録装置に備えられる制御装置に係るカード装着検知処理に係る動作処理を示したフローチャートである。 図4で説明した動作処理を受ける不正取出し検知処理に係る他の動作処理を示したフローチャートである。
以下に、本発明のエレベータ乗りかご内監視装置について、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るエレベータ乗りかご内監視装置30を含むエレベータ監視システムの全体を示した概略図である。このエレベータ監視システムは、建物に設けられたエレベータの乗りかご1内の様子を撮像する撮影するために乗りかご1の上方の天井1aの所定箇所に設けられた監視カメラ40、並びに乗りかご1内の図示されない出入口の側方の壁に設けられたかご内操作盤10に収容されて監視カメラ40により撮影された映像(撮影データ)を記録媒体に記録する記録装置50を備えたエレベータ乗りかご内監視装置30と、エレベータの異常を監視する監視センタ72と、記録装置50に接続されると共に、通信回線71を介して監視センタ72との通信を行う監視端末装置70と、を備えて構成される。
かご内操作盤10は、乗りかご1内において利用者(乗客)用の操作に供される各種ボタンスイッチが設けられた乗客用操作領域10aと、この乗客用操作領域10aの下方に位置されて保守点検の作業者や管理者等の乗客以外の関係業者の操作に供される各種ボタンスイッチが設けられた関係業者用操作領域10bと、この関係業者用操作領域10bを覆い隠す施錠可能な扉20と、を有している。乗客用操作領域10aに設けられた各種ボタンスイッチは、複数の行先階登録ボタンスイッチ11、ドア開ボタンスイッチ12、ドア閉ボタンスイッチ13等であり、これらは何れもノンロック形式の押ボタンスイッチである。行先階登録ボタンスイッチ11は、押圧操作されることでかご呼び登録を行う。ドア開ボタンスイッチ12は、押圧操作されることでかごドア及び乗場ドアを開くことを指令するドア開指令信号を出力する。ドア閉ボタンスイッチ13は、押圧操作されることでかごドア及び乗場ドアを閉じることを指令するドア閉指令信号を出力する。関係業者用操作領域10bに設けられた各種ボタンスイッチは、低速走行スイッチ21、空調スイッチ22等であり、これらは何れもシーソ状に可動な操作ボタンを有するロッカースイッチ(シーソスイッチ)である。低速走行スイッチ21及び空調スイッチ22は、操作ボタンの一端側を押圧操作することでオン状態となり、他端側を押圧操作することでオフ状態となる。低速走行スイッチ21は、オン状態で乗りかご1の走行速度が通常よりも低速に設定される状態となり、オフ状態では通常の速度状態に設定される。空調スイッチ22は、オン状態で図示されない換気扇及び空調装置を作動させる状態となり、オフ状態では換気扇及び空調装置を作動させない状態となる。
図2は、エレベータ乗りかご内監視装置30に備えられる記録装置50の外観構成を斜め上方向から示した斜視図である。また、図3は、記録装置50の細部構成を周辺装置を含めて示したブロック図である。図2及び図3を参照すれば、エレベータ乗りかご内監視装置30は、上述した監視カメラ40と監視端末装置70に接続される記録装置50とを備えるもので、記録装置50は記録媒体としてのSDカード54を着脱可能に装着する装着部としてのカードコネクタ51と、カードコネクタ51からのSDカード54の取出しの際に押圧操作に供されるイジェクトボタンスイッチ52と、LED(発光ダイオード)ランプから成る表示灯53と、監視端末装置70と監視カメラ40とに接続された制御装置60と、を備えて構成される。
制御装置60は、データ処理用の演算処理機能を持つCPUやRAM、ROM等の各種メモリを備え、ROMに書き込まれたコンピュータ用プログラムをCPUで読み込んで実行することで記録装置50の処理機能に係る制御を行う他、通信ケーブルが接続される図示されない通信ポートを備え、図1中に示されるようにエレベータの保守点検の作業者が携帯する保守端末装置(情報機器)80が通信ケーブルを介して接続され、この状態で記録装置50と保守端末装置80との通信が可能になる。保守点検の作業員は、保守端末装置80を操作することで付設される表示部80aの表示画面上でSDカード54に記録された映像の再生、SDカード54の空き容量の確認、SDカード54に記録された映像の自装置への移動(転送)、記録装置50への各種設定の変更等を行うことができる。
制御装置60の上述したコンピュータ用プログラムにより設定される機能部は、カードコネクタ51へのSDカード54の装着の有無を判定する装着判定部61と、監視カメラ40からの映像を記録(録画)する録画処理部62と、イジェクトボタンスイッチ52の押下操作を検知するイジェクト操作検知部63と、イジェクトボタンスイッチ52が押下操作されている場合に所定時間の第1時間を計時する第1のタイマ64と、第1時間経過後に装着判定部61によりカードコネクタ51へのSDカード54の装着状態から非装着状態への移行が判定されたタイミングで所定時間の第2時間を計時する第2のタイマ65と、カードコネクタ51からのSDカード54の不正な取出しを検知する不正取出し検知部66と、不正取出し検知部66によりカードコネクタ51からSDカード54の不正な取出しが検知されたタイミングで予め設定された不正取出し判定時間となる所定時間の第3時間を計時する不正判定用タイマとしての第3のタイマ67と、監視センタ72との通信内容を監視端末装置70へ指令する通信処理部68と、表示灯53の点灯・消灯を制御する表示処理部69と、を備えて構成される。
各部の処理機能を具体的に説明すれば、装着判定部61は、カードコネクタ51にSDカード54が装着された状態であるか否かの判定を行うものであり、制御装置60に装着信号が入力されている状態をカードコネクタ51にSDカード54が装着された状態であると判定し、制御装置60に装着信号が入力されていない状態をカードコネクタ51にSDカード54が装着されていない状態であると判定する。録画処理部62は、監視カメラ40で撮影された乗りかご1内の撮影データを示す監視カメラ40からの映像信号をSDカード54に記録(録画)する。イジェクト操作検知部63は、イジェクトボタンスイッチ52からの操作信号が制御装置60に入力された状態をイジェクトボタンスイッチ52が押下操作された状態であると検知する。第1のタイマ64は、予め設定された第1時間(例えば30秒)の計時を行うもので、イジェクト操作検知部63によりイジェクトボタンスイッチ52の押下操作が検知されたタイミングで第1時間の計時を開始する。
第2のタイマ65は、予め設定された第2時間(例えば2時間)の計時を行うもので、第1のタイマ64による第1時間(30秒)の計時後、カードコネクタ51にSDカード54が装着された状態であると装着判定部61により判定された状態からカードコネクタ51にSDカード54が装着された状態でないと装着判定部61により判定された状態に移行したタイミングで第2時間(2時間)の計時を開始する。不正取出し検知部66は、カードコネクタ51からSDカード54が不正な取出しされた状態を検知するもので、イジェクトボタンスイッチ52の押下操作がイジェクト操作検知部63により検知されることを経ることなく、カードコネクタ51にSDカード54が装着された状態でないと判定された状態をカードコネクタ51からのSDカード54の不正な取出しとして扱う。第3のタイマ67は、予め設定された第3時間(例えば1分)の計時を行うもので、カードコネクタ51からのSDカード54の不正な取出しが不正取出し検知部66により検知されたタイミングで第3時間(1分)の計時を開始する。
通信処理部68は、監視端末装置70に監視センタ72との通信を行わせるもので、SDカード54がカードコネクタ51に装着された状態でないと装着判定部61により判定された状態で第2のタイマ65による第2時間(2時間)の計時が終了した場合に、カードコネクタ51に対するSDカード54の装着し忘れを監視端末装置70及び通信回線71を経由して監視センタ72に通報する機能と、カードコネクタ51からSDカード54の不正な取出しが不正取出し検知部66により検知された後、カードコネクタ51にSDカード54が装着された状態でないと装着判定部61により判定された状態で第3のタイマ67による第3時間(1分)の計時が終了した場合に、カードコネクタ51からのSDカード54に不正な取出しを監視端末装置70及び通信回線71を経由して監視センタ72に通報する機能と、を有する。
表示処理部69は、表示灯53の点灯を制御するもので、第1のタイマ64により第1時間(30秒)の計時が行われている場合を除き、SDカード54がカードコネクタ51に装着された状態であると装着判定部61により判定されている間、表示灯53を点灯した状態に維持し、第1のタイマ64による第1時間(30秒)の計時の開始から終了までの間は表示灯53を点滅した状態に維持し、SDカード54がカードコネクタ51に装着された状態でないと装着判定部61により判定されている間は表示灯53を消灯した状態に維持する。
図4は、記録装置50に備えられる制御装置60に係るカード装着検知処理に係る動作処理を示したフローチャートである。また、図5は、図4の動作処理を受ける不正取出し検知処理に係る他の動作処理を示したフローチャートである。このカード装着検知処理に係る動作処理は、記録装置50に電源が投入される時点で制御装置60が起動することにより開始されるもので、最初に装着判定部61がカードコネクタ51からの装着信号が入力されているか否かにより、カードコネクタ51にSDカード54が装着されているか否かの判定(ステップS1)を行う。この判定の結果、SDカード54が装着されていなければこの判定(ステップS1)の前に戻って処理を繰り返すが、SDカード54が装着されていれば表示処理部69が表示灯53の点灯開始(ステップS2)を行うと共に、録画処理部62が監視カメラ40からの映像信号をSDカード54に記録(録画)させる録画開始(ステップS3)を実行する。
次に、イジェクト操作検知部63がイジェクトボタンスイッチ52からの操作信号が制御装置60に入力されているか否かにより、イジェクトボタンスイッチ52の押下操作を検知したか否かの判定(ステップS4)を行う。この判定の結果、イジェクトボタンスイッチ52の押下操作が検知されていれば録画処理部62がSDカード54への記録(録画)を中止させる録画停止(ステップS5)を行うと共に、表示処理部69が表示灯53の点滅開始(ステップS6)を行い、更に第1のタイマ64が第1時間(30秒)の計時開始(ステップS7)を行う。
この後、装着判定部61がカードコネクタ51からの装着信号が入力されているか否かにより、再度カードコネクタ51にSDカード54が装着されているか否かの判定(ステップS8)を行う。この判定の結果、SDカード54が装着されていれば第1のタイマ64による第1時間(30秒)の計時が終了したか否かの判定(ステップS9)を行い、計時が終了していなければ先の判定(ステップS8)の前に戻って処理を繰り返すが、計時が終了していれば先の表示灯53の点灯開始(ステップS2)及び録画開始(ステップS3)の前に戻って表示処理部69による表示灯53の点灯を再開させると共に、録画処理部62による監視カメラ40からの映像信号のSDカード54に対する記録(録画)を再開させる。
即ち、上述した処理では、イジェクトボタンスイッチ52の押下操作の時点から第1時間(30秒)が経過するまでカードコネクタ51からSDカード54が取出されない場合には、ステップS8、S9において装着判定部61がカードコネクタ51にSDカード54が装着された状態であるという判定を第1のタイマ64による第1時間(30秒)の計時が終了するまで繰り返す(ステップS8でのYES→ステップS9でのNOを繰り返す)処理を行った後、SDカード54がカードコネクタ51に装着された状態であると装着判定部61により判定された状態で第1のタイマ64による第1時間(30秒)の計時が終了したタイミング(ステップS9でのYES)でステップS2、S3に戻り、表示処理部69による表示灯53の点灯を再開させると共に、録画処理部62による監視カメラ40からの映像信号のSDカード54に対する記録(録画)を再開させる。
また、先のカードコネクタ51にSDカード54が装着されているか否かの判定(ステップS8)の結果、SDカード54が装着されていなければイジェクトボタンスイッチ52の押下操作の時点から第1時間(30秒)以内にカードコネクタ51からSDカード54が取出された場合に該当するため、第1のタイマ64による第1時間(30秒)の計時が終了する前に装着判定部61がカードコネクタ51にSDカード54が装着された状態でないと判定するので、引き続いて表示処理部69が表示灯53の消灯(ステップS10)を行うと共に、第2のタイマ65が第2時間(2時間)の計時開始(ステップS11)を行う。
この後、装着判定部61がカードコネクタ51からの装着信号が入力されているか否かにより、再度カードコネクタ51にSDカード54が装着されているか否かの判定(ステップS12)を行う。この判定の結果、SDカード54が装着されていれば先の表示灯53の点灯開始(ステップS2)及び録画開始(ステップS3)の前に戻って表示処理部69による表示灯53の点灯を再開させると共に、録画処理部62による監視カメラ40からの映像信号のSDカード54に対する記録(録画)を再開させるが、SDカード54が装着されていなければ第2のタイマ65による第2時間(2時間)の計時が終了したか否かの判定(ステップS13)を行い、計時が終了していなければ先の判定(ステップS12)の前に戻って処理を繰り返すが、計時が終了していれば通信処理部68がカードコネクタ51に対するSDカード54の装着忘れの通報(ステップS14)を監視端末装置70及び通信回線71を経由して監視センタ72に行うようにしてから制御装置60の動作処理を終了する。
即ち、上述した処理では、カードコネクタ51からSDカード54が取出された時点から第2時間(2時間)以内にカードコネクタ51にSDカード54が再び装着されたり、SDカード54の替わりのSDカードが装着されたりする場合に、ステップS12、S13において装着判定部61が第2のタイマ65による第2時間(2時間)の計時が終了する前(ステップS13のNO)にカードコネクタ51にSDカード54が装着された状態であると判定(ステップS12のYES)してステップS2、S3に戻り、表示処理部69による表示灯53の点灯を再開させると共に、録画処理部62による監視カメラ40からの映像信号のSDカード54に対する記録(録画)を再開させる。また、カードコネクタ51にSDカード54や替わりのSDカードが装着されない場合に、ステップS12、S13において装着判定部61がカードコネクタ51にSDカード54が装着された状態でないという判定を第2のタイマ65による第2時間(2時間)の計時が終了するまで繰り返す(ステップS12でのNO→ステップS13でのNOを繰り返す)処理を行った後、SDカード54がカードコネクタ51に装着された状態でないと装着判定部61により判定された状態で第2のタイマ65による第2時間(2時間)の計時が終了したタイミング(ステップS13でのYES)でステップS14に移行する。
ところで、先のイジェクトボタンスイッチ52の押下操作を検知したか否かの判定(ステップS4)の結果、イジェクトボタンスイッチ52の押下操作が検知されていなければ装着判定部61がカードコネクタ51からの装着信号が入力されているか否かにより、再度カードコネクタ51にSDカード54が装着されているか否かの判定(ステップS15)を行う。この判定の結果、SDカード54が装着されていれば先のジェクトボタンスイッチ52の押下操作を検知したか否かの判定(ステップS4)の前に戻って処理を繰り返すが、SDカード54が装着されていなければ表示処理部68が表示灯53を消灯(ステップS16)すると共に、第3のタイマ67が第3時間(1分)の計数開始(ステップS17)を行う。
即ち、上述した処理では、イジェクトボタンスイッチ52の押下操作が検知されない状態でカードコネクタ51にSDカード54が装着されている状態でないと装着判定部61に判定された場合(ステップS4でのNO→ステップS15でのNOの場合)、ステップ16において表示処理部69が表示灯53を消灯させ、ステップS17において第3のタイマ67が第3時間(1分)の計時を開始する。
この後、装着判定部61がカードコネクタ51からの装着信号が入力されているか否かにより、再度カードコネクタ51にSDカード54が装着されているか否かの判定(ステップS18)を行う。この判定の結果、SDカード54が装着されていれば先の表示灯53の点灯開始(ステップS2)及び録画開始(ステップS3)の前に戻って表示処理部69による表示灯53の点灯を再開させると共に、録画処理部62による監視カメラ40からの映像信号のSDカード54に対する記録(録画)を再開させるが、SDカード54が装着されていなければ第3のタイマ67による第3時間(1分)の計時が終了したか否かを判定(ステップS19)し、計時が終了していなければ先の判定(ステップS18)の前に戻って処理を繰り返すが、計時が終了していれば通信処理部68がカードコネクタ51に対するSDカード54の不正な取出しの通報(ステップS20)を監視端末装置70及び通信回線71を経由して監視センタ72に行うようにしてから制御装置60の動作処理を終了する。
即ち、上述した処理では、カードコネクタ51からSDカード54が取出された時点から第3時間(1分)以内にカードコネクタ51にSDカード54が再び装着されたり、或いはSDカード54の替わりのSDカードが装着されたりする場合には、ステップS18、S19において装着判定部61が第3のタイマ67による第3時間(1分)の計時が終了する前(ステップS19でのNO)にカードコネクタ51にSDカード54が装着された状態であると判定(ステップS18でのYES)してステップS2、S3に戻り、表示処理部69による表示灯53の点灯を再開させると共に、録画処理部62による監視カメラ40からの映像信号のSDカード54に対する記録(録画)を再開させる。カードコネクタ51からSDカード54が取出された時点から第3時間(1分)が経過するまでカードコネクタ51にSDカード54や替わりのSDカードが装着されない場合には、ステップS18、S19において装着判定部61がカードコネクタ51にSDカード54が装着された状態でないという判定を第3のタイマ67による第3時間(1分)の計時が終了するまで繰り返す(ステップS18でのNO→ステップS19でのNOを繰り返す)処理を行った後、SDカード54がカードコネクタ51に装着された状態でないと装着判定部61により判定された状態で第3のタイマ67による第3時間(1分)の計時が終了したタイミング(ステップS19でのYES)でステップS20に移行する。
このように、実施例1に係るエレベータ乗りかご内監視装置30では、イジェクトボタンスイッチ52の押圧操作をイジェクト操作検知部63により検知した後、カードコネクタ51にSDカード54が装着された状態でないと装着判定部61が判定した状態で第2のタイマ65による第2時間(2時間)の計時が終了した場合に、カードコネクタ51に対するSDカード54の装着し忘れを通信処理部68により監視端末装置70及び通信回線71を経由して監視センタ72へ通報するため、カードコネクタ51に対するSDカード54の装着し忘れを監視センタ72側の監視者が適確に把握することができ、作業ミスを適確に対処することができる。
また、実施例1に係るエレベータ乗りかご内監視装置30では、イジェクトボタンスイッチ52の押圧操作がイジェクト操作検知部63により検知されずにカードコネクタ51からのSDカード54の不正な取出しが不正取出し検知部66で検知された後、カードコネクタ51にSDカード54が装着された状態でないと装着判定部61により判定した状態(未装着が継続した状態)で不正判定用タイマである第3のタイマ67による不正取出し判定時間の第3時間(1分)の計時が終了した時点で通信処理部68により不正取り出しが行われた旨を監視端末装置70及び通信回線71を経由して監視センタ72へ通報するため、カードコネクタ51からのSDカード54の不正な取出しが悪意を伴わない単なる操作ミスによる場合の対処を配慮し、操作ミスした者がその時点から第3時間(1分)が経過するまでの間にSDカード54をカードコネクタ51に戻すことで不正な取出しが通報されてしまうことを回避することができ、しかも操作ミスに対処せずに第3時間(1分)を経過した場合には通報を受けた監視センタ72の監視者がSDカード54の不正な取出しに対して迅速に対応することが可能となる。これにより、記録装置50からのSDカード54の不正な取出しを適確に検知できて保守管理上の安全性及び信頼性が向上し、結果としてSDカード54の記録装置50への未装着状態で監視カメラ40の映像がSDカード54に記録(録画)されない時間を極力短くし得るようになる。
尚、実施例1に係るエレベータ乗りかご内監視装置30では、記録装置50の構成として、SDカード54が装着されるカードコネクタ51を装着部として備えるものとしたが、係る装着部はSDカード54が装着されるカードコネクタ51に限定されるものでなく、SDカード54以外の記録媒体が装着される場合にも適用することができる。また、記録装置50が本体にイジェクトボタンスイッチ52を備え、制御装置60内にはその押下操作を検知するイジェクト操作検知部63を備える構成としたが、これらの各部を備えなくても同等な機能を構築することが可能である。この場合、通信処理部68は装着部に記録媒体が装着された状態であると装着判定部61により判定された状態から装着部に記録媒体が装着された状態でないと装着判定部61により判定された状態に移行した後、この状態が例えば予め設定された第2時間(2時間)と同等な所定時間継続された場合に、装着部に対する記録媒体の装着し忘れを監視端末装置70及び通信回線71を経由して監視センタ72に通報させるものであれば良い。更に、実施例1の図4及び図5を参照して説明したカード装着検知処理に係る動作処理で例示した第1時間の30秒、第2時間の2時間、並びに第3時間の1分はあくまでも一例であって、適宜変更することが可能である。従って、本発明のエレベータ乗りかご内監視装置は、実施例1で説明した構成及び機能のものに限定されない。
1 乗りかご
1a 天井
10 かご内操作盤
10a 乗客用操作領域
10b 関係業者用操作領域
11 行先階登録ボタン
12 ドア開ボタンスイッチ
13 ドア閉ボタンスイッチ
20 扉
21 低速走行スイッチ
22 空調スイッチ
30 エレベータ乗りかご内監視装置
40 監視カメラ
50 記録装置
51 カードコネクタ
52 イジェクトボタンスイッチ
53 表示灯
54 SDカード(記録媒体)
60 制御装置
61 装着判定部
62 録画処理部
63 イジェクト操作検知部
64 第1のタイマ
65 第2のタイマ
66 不正取出し検知部
67 第3のタイマ
68 通信処理部
69 表示処理部
70 監視端末装置
71 通信回線
72 監視センタ
80 保守端末装置(情報機器)
80a 表示部

Claims (3)

  1. 建物に設けられたエレベータの乗りかご内の様子を撮像する撮影する監視カメラと、前記監視カメラにより撮影された映像を記録媒体に記録する記録装置と、を備え、当該記録装置は当該記録媒体を着脱可能に装着する装着部を備えたエレベータ乗りかご内監視装置において、
    前記記録装置は、前記乗りかご内のかご内操作盤に収容されると共に、通信回線を介してエレベータの異常を監視する監視センタとの通信を行う監視端末装置と前記監視カメラとに接続された制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記装着部への前記記録媒体の装着の有無を判定する装着判定部と、予め設定された不正取出し判定時間の計時を行う不正判定用タイマと、前記装着部からの前記記録媒体の不正な取出しを検知する不正取出し検知部と、前記監視センタとの通信内容を前記監視端末装置へ指令する通信処理部と、を備えて構成され、
    前記通信処理部では、前記不正取出し検知部で前記不正な取出しが検知された後、前記装着判定部による判定結果の未装着が継続した状態で前記不正判定用タイマによる前記不正取出し判定時間の計時が終了した時点で前記通信内容として不正取り出しが行われた旨を前記監視端末装置及び前記通信回線を経由して前記監視センタへ通報することを特徴とするエレベータ乗りかご内監視装置。
  2. 請求項1記載のエレベータ乗りかご内監視装置において、前記記録装置は、前記装着部から前記記録媒体を取り出す際の押圧操作に供されるイジェクトボタンスイッチを備え、前記制御装置は、前記イジェクトボタンスイッチの押下操作を検知するイジェクト操作検知部を備え、前記不正取出し検知部は、前記装着部からの前記記録媒体の取出し時に前記イジェクト操作検知部の検知結果が押圧操作に該当せず、前記装着判定部による判定結果が未装着である場合に不正な取出しを検知することを特徴とするエレベータ乗りかご内監視装置。
  3. 請求項2記載のエレベータ乗りかご内監視装置において、前記不正判定用タイマは、前記不正取出し判定時間の計時を前記不正取出し検知部により前記不正な取出しが検知されたタイミングで行うことを特徴とするエレベータ乗りかご内監視装置。
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